JP2014177066A - 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置 - Google Patents

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隆文 佐々木
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剛史 宮▲崎▼
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Abstract

【課題】ノズルに連通した液室への液体を供給する機能と液室内の圧力変動を抑制するダンパーの機能とを確保しつつ低コスト化を図ることができる液滴吐出ヘッド及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】共通液室形成部材の液室基板側とは反対側に設けられたダンパーと、ダンパーの共通液室形成部材とは反対側からダンパーを保持するダンパー保持部材とを備える。ダンパー保持部材は、ダンパーを介して共通液室に対応する位置に、共通液室に液体を供給するための液体供給口203を有する仕切部201aを備える。また、ダンパー保持部材107は、液体供給口203を間に挟んで互いに対向する第1のダンパー室200a、200c及び第2のダンパー室200b、200dを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッド、及び、その液滴吐出ヘッドを備えたプリンタ、ファクシミリ、複写装置及びこれらの複数の機能を備えた複合機等の画像形成装置に関するものである。
従来、この種の画像形成装置として、インク等の記録液の液滴をノズルから吐出する液滴吐出ヘッド(記録ヘッド)を用いて、紙等の記録媒体上に記録液を付着させて画像形成を行うものがある。この液滴吐出ヘッドとして、ノズルに連通する液室内の圧力変動を抑制するための圧力変動抑制部材としてのダンパーを備えたものが知られている(特許文献1参照)。このダンパーが液室内の圧力変動を抑制する機能を発揮するには、ダンパーが微動するためのスペースが必要となるため、そのスペースを形成しつつダンパーを保持するダンパーフレームが設けられている。
上記ダンパーフレームを低コスト化のため成形品として構成した場合、ダンパーが微動するためのスペースを形成している隔壁の厚さを、成形品を型から離す離型時にダンパーフレームが変形しないようにある程度厚くする必要がある。ところが、ダンパーフレームの隔壁の厚さが厚くなると液滴吐出ヘッドの幅が拡大してしまう。それに伴い、液滴吐出ヘッドを構成する各部品もサイズアップする。そのため、液滴吐出ヘッドのコストが高くなってしまう。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、ノズルに連通した液室への液体を供給する機能と液室内の圧力変動を抑制するダンパーの機能とを確保しつつ低コスト化を図ることができる液滴吐出ヘッド及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ノズル孔に連通する加圧液室と該加圧液室に液体を導入する液体導入路が形成された液室基板と、前記液体導入路を介して前記加圧液室に連通する共通液室が形成されている共通液室形成部材と、を備えた液滴吐出ヘッドであって、前記共通液室内の液体の圧力を吸収するように前記共通液室形成部材の前記液室基板側とは反対側に設けられたダンパーと、前記ダンパーの前記共通液室形成部材とは反対側から該ダンパーを保持するダンパー保持部材と、を備え、前記ダンパー保持部材は、前記ダンパーを介して前記共通液室に対応する位置に、該共通液室に液体を供給するための液体供給口を有する仕切部と、該液体供給口を間に挟んで互いに対向する第1のダンパー室及び第2のダンパー室と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、ノズルに連通した液室内の圧力変動を抑制するダンパーの機能を確保しつつ低コスト化を図ることができる。
本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の内部の概略構成を示す透視斜視図。 本発明の実施形態に係る液滴吐出ヘッドの中心断面の左半分を図示した部分断面図。 本発明の実施形態に係るダンパーフレームの一構成例を示す斜視図。 ダンパーフレーム、ダンパー、樹脂基板及び共通液室基板の分解斜視図。 (A)〜(C)はそれぞれ、ダンパーフレームの構成例を示す平面図。 (A)及び(B)はそれぞれ、図5(A)に示したダンパーフレームの破断面における構成例を示す断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置としてのインクジェット記録装置10の内部の概略構成を示す透視斜視図である。このインクジェット記録装置10の装置本体11の内部には、液滴吐出方式(インクジェット方式)の画像形成手段としての印字機構部12などが収納されている。この印字機構部12は、走査方向に移動可能な可動保持部としてのキャリッジ13に、液滴吐出装置としてのインクカートリッジ14が搭載されている。このインクカートリッジ14の下部に、液滴吐出ヘッドが搭載されている。
図2は、本発明の実施形態に係る液滴吐出ヘッド100の中心断面の左半分を図示した部分断面図である。図2の液滴吐出ヘッド100は、ヘッド本体120と上部構造体であるハウジング130とを備えている。ヘッド本体120は、図中下から上に順に各種基板などが積層されている。図示の構成例では、液滴吐出ヘッド100は、図中の下から、ノズル基板102、液室基板103、振動板111、圧電素子112、駆動回路部材113、液体供給基板104、共通液室基板105及び樹脂基板108を備えている。更に、液滴吐出ヘッド100は、樹脂基板108上に、ダンパー106とダンパー保持部材としてのダンパーフレーム107とを備えている。
ノズル基板102には、複数のノズル孔102aが形成されている。また、液室基板103は、ノズル基板102の上面に配置されている。この液室基板103には、複数の加圧液室103aが形成されている。各加圧液室103aは、各ノズル孔102aと連通しており、その上壁は振動板111で形成されている。また、各加圧液室103aのノズル孔102aとは反対側の端部は、流体抵抗103bが配置され、液体導入路としての液体供給口103cと連通している。
振動板111の中央には、電気機械変換素子としての圧電素子112が設置されている。圧電素子112の上下の表面には、図示しない上部電極と下部電極とが形成されている。その電極に接続された図示しない電極パターン上に、圧電素子112に所定の駆動電圧を供給する駆動手段としての駆動回路部材113がフリップチップボンディングされている。
液体供給基板104は、液室基板103の上面に配置されている。この液体供給基板104には、振動板111に対応する位置に凹部104aが形成されている。この凹部104aは圧電素子112を囲うように配置されている。
共通液室基板105は、液体供給基板104の上面に配置されている。また、共通液室基板105の上面に、樹脂基板108が配置されている。共通液室基板105と樹脂基板108とで、共通液室形成部材としての共通液室形成基板121を形成している。この共通液室形成基板121の内部には共通液室105dが形成されている。この共通液室105dは、液体供給基板104の液体供給口としての各インク供給口104cと連通し、更に、液体導入路としての液体供給口103cを介して加圧液室103aに連通している。
図3は、本発明の実施形態に係るダンパーフレーム107の一構成例を示す斜視図である。ダンパーフレーム107は、ダンパー106を介して複数の共通液室105dそれぞれに対応する複数の位置に、複数の仕切部210aと、第1のダンパー室200a、200c及び第2のダンパー室200b、200dとを備えている。
複数の仕切部210aはそれぞれ、共通液室105dに液体(インク)を供給するための液体供給口203を有している。この液体供給口203を有する仕切部201aと第1のダンパー室200a、200cと第2のダンパー室200b、200dとが、複数組並べるように設けられている。具体的には、第1のダンパー室と第2のダンパー室とが互いに対向している長手方向(図中A方向)と交差する短手方向(図中B方向)に、複数組(図示の例では4組)並べるように、各ダンパー室が設けられている。
液体供給口203を有する複数の仕切部210aは、千鳥状に配置されている。具体的には、ダンパーフレーム107の短手方向(図中B方向)にいくにしたがってダンパーフレーム107の長手方向(図中A方向)の位置が互い違いにずれるように、複数の仕切部210aが配置されている。この液体供給口203を有する仕切部210aを間に挟んで、第1のダンパー室200a、200cと第2のダンパー室200b、200dとが互いに対向している。
図4は、ダンパーフレーム107、ダンパー106、樹脂基板108及び共通液室基板105の分解斜視図である。図4に示すように、共通液室基板105の上部に、樹脂基板108、ダンパー106、ダンパーフレーム107の順で積層されている。ダンパー106及びダンパーフレーム107は、熱可塑性樹脂(例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂)で形成されている。また、ダンパー106及びダンパーフレーム107は、成形品として射出成形法で一体成形されている。また、ダンパー106は、ダンパーフレーム107の液体供給口203に対応する位置に、液体供給口106aが形成されている。
図5(A)〜(C)はそれぞれダンパーフレーム107の構成例を示す平面図である。
図5(A)のダンパーフレーム107の構成例では、仕切部201Aa、201Abを千鳥状に配列している。そして、この仕切部201Aa、201Abを間に挟んで互いに対向するように、第1のダンパー室200Aa、200Abと第2のダンパー室200Ac、200Adとを配置している。また、仕切部201Aa、201Abを介して互いに対向している第1のダンパー室200Aa、200Acと第2のダンパー室200Ab、200Adとは、互いに異なる面積の開口を有している。更に、ダンパーフレーム107の短手方向(図中B方向)において互いに隣接している第1のダンパー室200Aa、200Acは、その隣接している側壁面の面積すなわち、長手方向(A方向)における長さが互いに異なるように形成されている。また、ダンパーフレーム107の短手方向(図中B方向)において互いに隣接している第2のダンパー室200Ab、200Adは、その隣接している側壁面の面積すなわち長手方向(A方向)における長さが互いに異なるように形成されている。
図5(A)の構成例の場合は、ダンパー室の開口面積を確保しながら、中央の隔壁204Aa及び隔壁204Abそれぞれの隔壁厚さの薄い箇所をできるだけ短くすることができ、成形品を型から離す離型時の変形を防止することができる。
図5(B)のダンパーフレーム107の構成例では、仕切部201Ba、201Bbを、ダンパーフレーム107の短手方向(図中の上下方向)に線状に並ぶように同列に配置している。そして、この仕切部201Aa、201Abを間に挟んで互いに対向するように、第1のダンパー室200Aa、200Abと第2のダンパー室200Ac、200Adとを配置している。また、各ダンパー室200Aa、200Ab、ダンパー室200Ac、200Adの開口面積は、互いに同じになっている。
図5(B)の構成例の場合は、ダンパー室の開口面積は確保できるが、隔壁204Ba及び隔壁204Bbの隔壁厚さの薄いところが長くなってしまう。そのため、成形品を型から離す離型時の離型抵抗によって隔壁204Ba及び204Bbが変形してしまうおそれがある。
図5(C)のダンパーフレーム107の構成例では、仕切部201Ba、201Bbを、ダンパーフレーム107の短手方向(図中の上下方向)に線状に並ぶように同列に配置している。そして、仕切部201Ba、201Bbに有する液体供給口203を千鳥状に配列している。また、この液体供給口203を有する仕切部201Aa、201Abを間に挟んで互いに対向するように、第1のダンパー室200Aa、200Abと第2のダンパー室200Ac、200Adとを配置している。また、各ダンパー室200Aa、200Ab、ダンパー室200Ac、200Adの開口面積は、互いに同じになっている。
図5(C)の構成例の場合は、隔壁204Ca及び隔壁204Cbの隔壁厚さの薄いところを短くすることができ、成形品を型から離す離型時の変形を防止できる。しかしながら、ダンパー室の開口面積が狭くなるため、ダンパー機能が不十分となってしまうおそれがある。
図6(A)及び(B)はそれぞれ、図5(A)に示したダンパーフレーム107の破断面における構成例を示す断面図である。図中の矢印Cの方向は、ダンパーフレーム107及びダンパー106の成形品を型から離す方向であり、ダンパーフレーム107及びダンパー106の下面に垂直な方向である。離型時における隔壁204Aaの変形を防止する方法として、図5(A)の構成例では、隔壁204Aaの面方向の長さを短くする方法をとっている。この方法以外の他の方法として、図6(B)に示すようにダンパーフレーム107のダンパー室200Aa、200Acの内壁面107aの抜き勾配を変えてもよい。すなわち、成形品の抜き方向Cに対するダンパー室200Aa、200Acの内壁面107aの傾き角度θを図6(B)のように大きくしてもよい。このようにダンパー室200Aa、200Acの内壁面107aの抜き勾配(傾き角度θ)を大きくすることで離型時の抵抗が減少し変形はなくなるが、ダンパーフレーム107のダンパー106側の開口幅Wが狭くなってしまう。そのため、ダンパー機能が低下してしまうおそれがある。これに対し、図6(A)の構成例の場合は、ダンパーフレーム107のダンパー106側の開口幅Wが狭くならないため、ダンパー機能が低下しない。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
ノズル孔102aに連通する加圧液室103aと加圧液室103aに液体を導入する液体供給口103cなどの液体導入路が形成された液室基板103と、前記液体導入路を介して加圧液室103aに連通する共通液室105dが形成されている共通液室構成基板121などの共通液室形成部材と、を備えた液滴吐出ヘッド100などの液滴吐出ヘッドであって、共通液室105d内の液体の圧力を吸収するように共通液室形成部材の液室基板103側とは反対側に設けられたダンパー106と、ダンパー106の共通液室形成部材とは反対側からダンパー106を保持するダンパーフレーム107などのダンパー保持部材と、を備え、前記ダンパー保持部材は、ダンパー106を介して共通液室105dに対応する位置に、共通液室105dに液体を供給するための液体供給口203を有する仕切部210aと、液体供給口203を間に挟んで互いに対向する第1のダンパー室200a、200c及び第2のダンパー室200b、200dと、を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、ダンパー保持部材のダンパー106を介して共通液室105dに対応する位置に設けた液体供給口203を有する仕切部210aにより、ダンパー保持部材の隔壁を補強できる。従って、液滴吐出ヘッドの小型化のためにダンパー保持部材の隔壁の厚さを薄くしても、低コストの射出成形法等の型を用いた製法を用いて液滴吐出ヘッドを作製するとき、離型時に変形することがない。しかも、仕切部210aの液体供給口203を間に挟んで互いに対向する第1のダンパー室200a、200c及び第2のダンパー室200b、200dにより、ノズルに連通した液室への液体を供給する機能と液室内の圧力変動を抑制するダンパーの機能とを確保することができる。よって、ノズルに連通した液室への液体を供給する機能と液室内の圧力変動を抑制するダンパーの機能とを確保しつつ低コスト化を図ることができる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、液体供給口203を有する仕切部210aと第1のダンパー室200a、200cと第2のダンパー室200b、200dとを、第1のダンパー室200a、200cと第2のダンパー室200b、200dとが互いに対向している方向と交差する方向に、複数組並べるように設けられている。これによれば、上記実施形態について説明したように、ダンパー保持部材に、仕切部210aと第1のダンパー室200a、200cと第2のダンパー室200b、200dとが複数組設けれている。従って、単一のダンパー保持部材で、複数の共通液室105dに対応できる。
(態様C)
上記態様Bにおいて、液体供給口203を有する複数の仕切部210aは、前記交差する方向にいくにしたがって第1のダンパー室200a、200cと第2のダンパー室200b、200dとが互いに対向している方向の位置が互い違いにずれた千鳥状に配置されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、複数の仕切部210aが千鳥状に配置されているため、ダンパー保持部材の複数の仕切部210aが設けられている部分の強度を高めることができる。従って、上記ダンパー保持部材の離型時における変形をより確実に防止できる。
(態様D)
上記態様B又はCにおいて、前記複数組の第1のダンパー室200a、200c及び第2のダンパー室200b、200dのうち前記交差する方向において互いに隣接しているダンパー室は、その隣接している側壁面の面積が互いに異なる。これによれば、上記実施形態について説明したように、互いに隣接しているダンパー室の間にある隔壁の部分が小さくなるので、小型化のために隔壁を薄くしても、上記ダンパー保持部材の離型時における変形をより確実に防止できる。
(態様E)
上記態様A乃至Dのいずれかにおいて、仕切部210aを介して互いに対向している第1のダンパー室200a、200c及び第2のダンパー室200b、200dは、互いに異なる面積の開口を有している。これによれば、上記実施形態について説明したように、第1のダンパー室200a、200c及び第2のダンパー室200b、200dによるダンパー機能をより確実に確保できる。
(態様F)
上記態様A乃至Eのいずれかにおいて、前記ダンパー保持部材及び/又はダンパー106は、熱可塑性樹脂で形成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、ダンパー保持部材及び/又はダンパー106のコスト削減を図ることができる。
(態様G)
上記態様Fにおいて、前記ダンパー保持部材及び前記ダンパー106は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂で形成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、射出成形法によるダンパー保持部材及びダンパー106の一体化が可能となる。
(態様H)
上記態様F又はGにおいて、前記ダンパー保持部材及び/又は前記ダンパー106は、射出成形法で一体成形されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、液滴吐出ヘッドの組立工程を簡素化できる。
(態様I)
上記態様A乃至Hのいずれかの液滴吐出ヘッドを備えたインクジェット記録装置10などの画像形成装置である。これによれば、上記実施形態について説明したように、安定した液滴吐出の特性を確保しつつ画像形成装置の低コスト化を図ることができる。
10 インクジェット記録装置
11 装置本体
12 印字機構部
13 キャリッジ
14 インクカートリッジ
100 液滴吐出ヘッド
102 ノズル基板
102a ノズル孔
103 液室基板
103a 加圧液室
103b 流体抵抗
103c 液体供給口
104 液体供給基板
105 共通液室基板
105d 共通液室
106 ダンパー
107 ダンパーフレーム
108 樹脂基板
111 振動板
112 圧電素子
113 駆動回路部材
120 ヘッド本体
121 共通液室形成基板
130 ハウジング
200a、200c 第1のダンパー室
200b、200d 第2のダンパー室
200Aa、200Ac 第1のダンパー室
200Ab、200Ad 第2のダンパー室
203 液体供給口
210a 仕切部
特開2012−125959号公報

Claims (9)

  1. ノズル孔に連通する加圧液室と該加圧液室に液体を導入する液体導入路が形成された液室基板と、
    前記液体導入路を介して前記加圧液室に連通する共通液室が形成されている共通液室形成部材と、
    を備えた液滴吐出ヘッドであって、
    前記共通液室内の液体の圧力を吸収するように前記共通液室形成部材の前記液室基板側とは反対側に設けられたダンパーと、
    前記ダンパーの前記共通液室形成部材とは反対側から該ダンパーを保持するダンパー保持部材と、を備え、
    前記ダンパー保持部材は、前記ダンパーを介して前記共通液室に対応する位置に、該共通液室に液体を供給するための液体供給口を有する仕切部と、該液体供給口を間に挟んで互いに対向する第1のダンパー室及び第2のダンパー室と、を備えたことを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  2. 請求項1の液滴吐出ヘッドにおいて、
    前記液体供給口を有する仕切部と第1のダンパー室と第2のダンパー室とを、第1のダンパー室と第2のダンパー室とが互いに対向している方向と交差する方向に、複数組並べるように設けられていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  3. 請求項2の液滴吐出ヘッドにおいて、
    前記液体供給口を有する複数の仕切部は、前記交差する方向にいくにしたがって前記第1のダンパー室と第2のダンパー室とが互いに対向している方向の位置が互い違いにずれた千鳥状に配置されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  4. 請求項2又は3の液滴吐出ヘッドにおいて、
    前記複数組の第1のダンパー室及び第2のダンパー室のうち前記交差する方向において互いに隣接しているダンパー室は、その隣接している側壁面の面積が互いに異なることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの液滴吐出ヘッドにおいて、
    前記仕切部を介して互いに対向している第1のダンパー室及び第2のダンパー室は、互いに異なる面積の開口を有していることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの液滴吐出ヘッドにおいて、
    前記ダンパー保持部材及び/又はダンパーは、熱可塑性樹脂で形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  7. (発明届出書の請求項7)
    請求項6の液滴吐出ヘッドにおいて、
    前記ダンパー保持部材及び前記ダンパーは、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂で形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  8. 請求項6又は7の液滴吐出ヘッドにおいて、
    前記ダンパー保持部材及び/又は前記ダンパーは、射出成形法で一体成形されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  9. 請求項1乃至8のいずれかの液滴吐出ヘッドを備えた画像形成装置。
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