JP2014176045A - 半導体リレーの駆動装置及びそれを用いた半導体リレー - Google Patents

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卓也 砂田
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保司 小西
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優 分木
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Abstract

【課題】静電気が印加された場合でも誤動作しにくい小型の半導体リレーを提供する。
【解決手段】半導体リレー1は、駆動装置2と、駆動装置2によってオン/オフされる半導体スイッチ5とを備える。駆動装置2は、ドライブ回路3と、双方向ESD回路4を備える。ドライブ回路3は、入力端子T1,T2と出力端子T3,T4との間を絶縁する絶縁部31と、エネルギー伝送回路32と、エネルギー受動回路33とを有し、制御信号に応じて半導体スイッチ5をオン/オフさせる。双方向ESD回路4は、絶縁部31に対して入力端子側の回路と、絶縁部31に対して出力端子側の回路との間を接続し、両端間の電位差が所定の閾値を超えると導通することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体リレーの駆動装置及びそれを用いた半導体リレーに関するものである。
従来、絶縁キャパシタを用いて入力端子と出力端子とを絶縁する容量絶縁方式の半導体リレーが考えられていた(例えば特許文献1参照)。
半導体リレーは、入力端子と出力端子とを絶縁することにより、絶縁機能を持つスイッチとして知られている。半導体リレーは、入力端子に入力された制御信号に応じて半導体スイッチをオン/オフすることで、出力端子に接続された回路をオン/オフする。
特開2012−124806号公報
半導体リレーに要求される絶縁保証耐圧は半導体リレーの使用用途に応じて異なり、例えば産業機械や自動車に使用する場合では1500V〜5000V程度であるが、計測機器や携帯端末等では、数十V〜数百V程度でも使用可能な場合がある。
計測機器や携帯端末等に使用される半導体リレーは、産業機械等に使用される半導体リレーよりも要求される絶縁保証耐圧が低いので、絶縁部分の省スペース化を行うことにより産業機械等に使用される半導体リレーよりも小型化できる。
ところで、上記の絶縁保証耐圧は比較的安定した使用環境下で要求される絶縁保証耐圧であり、実際の使用時には突発的に発生する静電気等のノイズが半導体リレーに印加される可能性がある。人体から静電気が放電されるときの電位差は1000V以上であり、計測機器や携帯端末等に使用される半導体リレーの絶縁保証耐圧を超えているため、絶縁部の絶縁状態が保たれなくなり、半導体リレーが誤動作する問題があった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、静電気が印加された場合でも誤動作しにくい小型の半導体リレーを提供することにある。
第1の発明は、入力端子に入力される制御信号に応じて、出力端子間に接続された半導体スイッチがオン/オフする半導体リレーに用いられ、制御信号に応じて半導体スイッチをオン/オフさせる半導体リレーの駆動装置である。駆動装置は、ドライブ回路と、双方向極性の静電気保護回路とを備える。ドライブ回路は、入力端子と出力端子との間を絶縁する絶縁部を有し、制御信号に応じて半導体スイッチをオン/オフさせる。双方向極性の静電気保護回路は、絶縁部に対して入力端子側の回路と、絶縁部に対して出力端子側の回路との間を接続し、両端間の電位差が所定の閾値を超えると導通することを特徴とする。
第2の発明は、入力端子に入力される制御信号に応じて、出力端子間に接続された半導体スイッチがオン/オフする半導体リレーに用いられ、制御信号に応じて半導体スイッチをオン/オフさせる半導体リレーの駆動装置である。駆動装置は、ドライブ回路と、双方向極性の静電気保護回路とを備える。ドライブ回路は、入力端子と出力端子との間を絶縁する絶縁部、絶縁部に対して入力端子側の第1回路、及び絶縁部に対して出力端子側の第2回路を有する。双方向極性の静電気保護回路は、第1回路と第2回路との間を接続し、両端間の電位差が所定の閾値を超えると導通することを特徴とする。
上記の駆動装置において、閾値が、絶縁部の絶縁保証耐圧を超える所定の電圧であることも好ましい。
上記の駆動装置において、静電気保護回路は、複数の保護回路を直列接続させて構成されることも好ましい。
上記の駆動装置において、静電気保護回路は、同一定格の保護回路を複数個直列接続させて構成されることも好ましい。
上記の駆動装置において、絶縁部は、容量結合型の回路であることも好ましい。
第3の発明は、半導体リレーの発明であり、上記の駆動装置と、上記の駆動装置によってオン/オフされる半導体スイッチとを備えることを特徴とする。
第1の発明によれば、半導体リレーの入出力端子間に所定の閾値を超える電位差が発生した場合でも、双方向極性の静電気保護回路が半導体リレーの入出力端子間を導通させるので、半導体スイッチが誤動作しにくくなる。
第2の発明によれば、半導体リレーの入出力端子間に所定の閾値を超える電位差が発生した場合でも、双方向極性の静電気保護回路がドライブ回路の第1回路と第2回路との間を導通させるので、半導体スイッチが誤動作しにくくなる。また、双方向極性の静電気保護回路がドライブ回路の第1回路と第2回路との間を接続しているので、ドライブ回路と静電気保護回路とを1チップに納めることができる。そのため、ドライブ回路と静電気保護回路とを別々にチップ化する場合に比べて、より小型の半導体リレーを作ることができる。
第3の発明によれば、静電気が印加された場合でも誤動作しにくい半導体リレーを実現することができる。
実施形態1の半導体リレーのブロック図である。 同上の静電気保護回路を複数個備えた場合の回路図である。 同上の静電気保護回路をダイオードで構成した場合の回路図である。 双方向ESD回路4A,4Bが動作する電位差の閾値の特徴を説明する概念図である。 実施形態2の半導体リレーのブロック図である。 同上の具体的な回路図である。 同上の静電気保護回路をダイオードで構成した場合の回路図である。 (a)、(b)は半導体リレー1の内部構造を模式的に示した図である。
(実施形態1)
本発明の技術思想を容量結合型半導体リレーに適用した実施形態について図1〜図4を参照して説明する。尚、半導体リレーの種類は容量結合型半導体リレーに限定されず、光結合型半導体リレーや磁気結合型半導体リレー等であってもよい。
図1を参照して半導体リレー1の構成を説明する。
半導体リレー1は、入力端子T1,T2と、出力端子T3,T4と、駆動装置2と、半導体スイッチ5とを備える。
入力端子T1,T2には外部の制御回路(図示せず)が接続されている。入力端子T2は、制御回路のグランドレベルに電気的に接続されている。出力端子T3,T4には、制御対象となる外部の主回路(図示せず)が接続されている。
制御回路は、半導体スイッチ5をオン/オフするための制御信号を駆動装置2に出力する。半導体スイッチ5は、出力端子T3,T4間に直列に接続され、主回路をオン/オフする。
駆動装置2は、ドライブ回路3と双方向ESD回路4とを備える。
ドライブ回路3は、絶縁部31と、エネルギー伝送回路32と、エネルギー受動回路33とを備える。絶縁部31は、半導体リレー1の入出力端子間、具体的にはエネルギー伝送回路32とエネルギー受動回路33との間を絶縁する。エネルギー伝送回路32は、絶縁部31に対して入力端子側に設けられ、入力端子T1,T2に接続する。エネルギー受動回路33は、絶縁部31に対して出力端子側に設けられ、半導体スイッチ5に接続する。
双方向ESD(Electro Static Discharge)回路4は、両端間の電位差が所定の閾値を超えると導通する静電気保護回路であり、双方向ESD回路4は入力端子T2と出力端子T4との間を接続する。
制御回路が、エネルギー伝送回路32に制御信号を出力すると、エネルギー伝送回路32は、絶縁部31を介してエネルギー受動回路33に電気エネルギーを供給する。エネルギー受動回路33は、絶縁部31を介してエネルギー伝送回路32から供給された電気エネルギーにより動作し、半導体スイッチ5に電圧もしくは電流を印加して、半導体スイッチ5をオンさせ、半導体リレー1がオン状態となる。半導体リレー1がオン状態になることで出力端子T3,T4間が導通するので、出力端子T3,T4に接続されている主回路がオン状態となる。
制御回路が、エネルギー伝送回路32に制御信号の出力を停止すると、エネルギー伝送回路32は、エネルギー受動回路33に電気エネルギーの供給を停止する。エネルギー受動回路33は、エネルギー伝送回路32から電気エネルギーが供給されなくなるので、半導体スイッチ5に電圧もしくは電流の印加を停止する。半導体スイッチ5は、エネルギー受動回路33から電圧もしくは電流が印加されなくなると、半導体リレー1をオフ状態にする。半導体リレー1がオフ状態になることで出力端子T3,T4間が遮断されるので、出力端子T3,T4に接続されている主回路がオフ状態となる。
尚、上記の動作は常開型であるが、半導体リレー1は常開型に限定されず、常閉型であってもよい。常閉型の半導体リレーの場合、エネルギー受動回路33はエネルギー伝送回路32から電気エネルギーが供給されると、半導体スイッチ5をオフさせ、半導体リレー1がオフ状態となる。また、エネルギー受動回路33は、エネルギー伝送回路32から電気エネルギーの供給が停止されると、半導体スイッチ5をオンさせ、半導体リレー1がオン状態となる。
双方向ESD回路4は、例えば静電気等によって半導体リレー1の入出力端子間に、所定の閾値を超える電位差が発生したとき、半導体リレー1の入力端子T2と出力端子T4との間を瞬間的に導通させて電荷を逃す。
図2は、半導体リレー1の具体回路を示す回路図であり、図2を参照して各部の構成をより詳細に説明する。
半導体スイッチ5は、2つのMOSFET5a,5bからなる。MOSFET5a,5bのゲート電極は、後述する充放電回路33aの一方の出力端に共通接続され、MOSFET5a,5bのソース電極は充放電回路33aの他方の出力端に共通接続されている。MOSFET5aのドレイン電極は出力端子T3に接続され、MOSFET5bのドレイン電極は出力端子T4に接続されている。MOSFET5a,5bは寄生ダイオードを有しており、MOSFET5a,5bのソース電極同士が電気的に接続されているので、半導体スイッチ5は双方向の電流をオン/オフすることができる。尚、半導体スイッチ5は2つのMOSFETで構成されることに限定されず、1つのMOSEFETで構成されていてもよい。また、半導体スイッチ5はMOSFETで構成されることに限定されず、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やバイポーラトランジスタなど、スイッチ機能を有する適宜の半導体素子で構成されていてもよい。
エネルギー伝送回路32は、発振回路32aで構成される。発振回路32aは、例えば所定周波数のパルス電圧を発生するRC発振回路(図示せず)とインバータ(図示せず)とで構成される。発振回路32aは、RC発振回路のパルス電圧(正位相)を一方の出力端から出力し、RC発振回路のパルス電圧をインバータで反転させたパルス電圧(逆位相)を他方の出力端から出力する。
絶縁部31は、発振回路32aの一方の出力端に一端が接続された絶縁キャパシタ31aと、発振回路32aの他方の出力端に一端が接続された絶縁キャパシタ31bとで構成される。絶縁キャパシタ31aは、発振回路32aの一方の出力端から出力された正位相のパルス電圧の交流成分のみをエネルギー受動回路33側へ伝え、直流成分を遮断する。絶縁キャパシタ31bは、発振回路32aの他方の出力端から出力された逆位相のパルス電圧の交流成分のみをエネルギー受動回路33側へ伝え、直流成分を遮断する。
エネルギー受動回路33は、絶縁キャパシタ31a,31b間に接続されたダイオードD1、平滑キャパシタC1、ダイオードD2の直列回路と、絶縁キャパシタ31a,31b間に接続されたダイオードD3と、充放電回路33aとを備える。ダイオードD1,D2は、絶縁キャパシタ31aから絶縁キャパシタ31bに電流を流す向きに接続され、ダイオードD3は絶縁キャパシタ31bから絶縁キャパシタ31aに電流を流す向きに接続されている。ここで、絶縁キャパシタ31a,31bと、ダイオードD1〜D3と、平滑キャパシタC1とで倍電圧回路(ディクソン型チャージポンプ回路)が構成される。この倍電圧回路は、発振回路32aから位相の異なる2つのパルス電圧が入力されることで、入力電圧を昇圧した電圧を発生する。
充放電回路33aの入力端は平滑キャパシタC1の両端間に接続している。充放電回路33aの一方の出力端は、MOSFET5a,5bのゲート電極に共通接続する。充放電回路33aの他方の出力端は、MOSFET5a,5bのソース電極に共通接続する。充放電回路33aは、入力端間の電圧(すなわち、平滑キャパシタC1の両端電圧)が所定の閾値レベルを超えると、MOSFET5a,5bのゲート・ソース間に所定の電圧を印加する。充放電回路33aは、入力端間の電圧が閾値レベル以下になると、MOSFET5a,5bのゲート・ソース間を短絡する。
この半導体リレー1のオン/オフ動作を説明する。
発振回路32aは、入力端子T1,T2から制御信号が入力されると、絶縁キャパシタ31a,31bに逆位相のパルス電圧を印加し、倍電圧回路が昇圧動作を行う。充放電回路33aは、入力電圧が所定の閾値レベルを超えると、MOSFET5a,5bのゲート・ソース間に所定の電圧を印加する。MOSFET5a,5bのゲート・ソース間に所定の電圧が印加されると、MOSFET5a,5bのドレイン・ソース間がオン状態になり、半導体スイッチ5は出力端子T3,T4間を導通させるので、半導体リレー1はオン状態となる。
一方、制御回路が発振回路32aに制御信号の入力を停止すると、発振回路32aはパルス電圧の発振を停止し、倍電圧回路は昇圧動作を停止する。充放電回路33aの入力端間の電圧が所定の閾値レベル以下になると、充放電回路33aはMOSFET5a,5bのゲート・ソース間を短絡する。MOSFET5a,5bのゲート・ソース間が短絡すると、MOSFET5a,5bのドレイン・ソース間がオフ状態になり、半導体スイッチ5は出力端子T3,T4間を遮断するので、半導体リレー1はオフ状態となる。
次に、双方向ESD回路4A,4Bの具体構成について説明する。図2の具体回路では、出力端子T3と入力端子T2との間に双方向ESD回路4Aが接続され、出力端子T4と入力端子T2との間に双方向ESD回路4Bが接続されている。双方向ESD回路4Aと双方向ESD回路4Bは同様の構成を有しているので、双方向ESD回路4Bについて説明し、双方向ESD回路4Aの説明は省略する。
双方向ESD回路4Bは、直列接続された2つのESD回路40a,40bで構成される。
ESD回路40aは、ggNMOS(grounded gate N channel MOSFET)41,42で構成される。ggNMOSは、ゲート電極をソース電極に接続したNチャネル型MOSFETであり、ドレイン電極に一定以上の電圧が印加されると、ドレイン側からソース側に電荷を逃すよう動作する。ESD回路40aは、ggNMOS41のドレイン電極とggNMOS42のソース電極とを接続(つまり2つのggNMOS41,42を直列接続)して構成される。同様に、双方向ESD回路40bは直列接続した2つのggNMOS43,44で構成される。
双方向ESD回路4Bは、ESD回路40a,40bのドレイン電極を共通接続して形成される。そのため、双方向ESD回路4Bは、両端のいずれが高電位であっても両端間を導通させる双方向極性を有する。尚、双方向ESD回路4Bは、ESD回路40a,40bのドレイン端子を共通接続させて構成されることに限定されず、ESD回路40a,40bのソース端子を共通接続させて構成されていてもよい。
双方向ESD回路4Bは入力端子T2と出力端子T4との間を接続し、双方向ESD回路4Aは入力端子T2と出力端子T3との間を接続する。このため、入力端子T2と出力端子T3との間に所定の閾値V2を超える電位差が発生しても、双方向ESD回路4Aが半導体リレー1の入出力端子間を瞬間的に導通させて電荷を逃すことにより、半導体スイッチ5が誤動作しにくくなる。同様に、入力端子T2と出力端子T4との間に所定の閾値V2を超える電位差が発生しても、双方向ESD回路4Bが半導体リレー1の入出力端子間を瞬間的に導通させて電荷を逃すことにより、半導体スイッチ5が誤動作しにくくなる。
ここで、図4を用いて双方向ESD回路4Bが動作する電位差の閾値V2について説明する。絶縁部31が半導体リレー1の入出力端子間の絶縁性を保証している電圧の最大値を絶縁保証耐圧V1、絶縁部31の絶縁機能が保たれなくなる電圧を絶縁領域実力耐圧V3とする。上記の閾値V2は、絶縁保証耐圧V1より高く、且つ絶縁領域実力耐圧V3より低い電圧に設定される。このため、双方向ESD回路4Bが半導体リレー1の入出力端子間に接続されていても、半導体リレー1の入出力端子間の電圧が絶縁保証耐圧V1以下では、双方向ESD回路4Bが導通することはない。すなわち、半導体リレー1は絶縁保証耐圧V1を確保しながら静電気保護が可能となる。
双方向ESD回路4Bが導通する電位差の閾値V2は、双方向ESD回路4Bを構成するggNMOS41〜44の動作電圧によって定まる。双方向ESD回路4Bは、ggNMOS41,42を直列接続したESD回路40aと、ggNMOS43,44を直列接続したESD回路40bとで構成されていて、本実施形態では、ggNMOS41〜44として同一定格のggNMOSを使用している。そのため、例えば動作電圧が30VのggNMOS41〜44を使用して双方向ESD回路4Bを構成することにより、動作電圧が60Vの双方向ESD回路4Bを構成することが可能である。尚、ESD回路40a及びESD回路40bは各々、2つのggNMOSで構成されることに限定されず、任意の個数のggNMOSで構成されていてもよい。
図2の回路では、静電気保護回路としてggNMOSを例に説明したが、静電気保護回路はggNMOSに限定されず、ggPMOS、ツェナーダイオード、サイリスタ等でもよい。例えば図3は、ダイオードを用いて双方向ESD回路4A,4Bを構成した場合の回路図である。双方向ESD回路4Bは、4つのダイオードで構成される。4つのダイオードのうち2つは、半導体リレー1の出力側から入力側に電流が流れる向きに接続され、他の2つは、半導体リレー1の入力側から出力側に電流が流れる向きに接続される。そのため、双方向ESD回路4Bは、両端のいずれが高電位であっても両端間を導通させる双方向極性を有する。尚、図3では、2つのダイオードのカソード電極が共通接続されているが、2つのダイオードのアノード電極が共通接続されていてもよい。
また、図2の回路では、双方向ESD回路4A,4Bの他にも静電気対策として、入力端子T1,T2間にESD回路6を備え、出力端子T3,T4間に双方向ESD回路7を備えている。ESD回路6は、入力端子T1にドレイン電極を接続し、入力端子T2にソース電極を接続したggNMOSからなる。双方向ESD回路7は、ドレイン電極が共通接続された2つのggNMOSからなり、一方のggNMOSのソース電極は出力端子T3に接続し、他方のggNMOSのソース電極は出力端子T4に接続している。出力端子T3,T4間に接続される静電気保護回路は、半導体スイッチ5が双方向スイッチである場合には、双方向極性の静電気保護回路でなくてはならない。尚、半導体スイッチ5が双方向スイッチでない場合には、静電気保護回路は双方向極性を備えていなくてもよい。また、静電気保護回路はggNMOSに限定されず、ggPMOS、ツェナーダイオード、サイリスタ等でもよい。図3は、ダイオードを用いてESD回路6、双方向ESD回路7を構成した場合の回路図を示している。ESD回路6は、入力端子T1にカソード電極を接続し、入力端子T2にアノード電極を接続したダイオードからなる。双方向ESD回路7は、カソード電極が共通接続された2つのダイオードからなり、一方のダイオードのアノード電極は出力端子T3に接続し、他方のダイオードのアノード電極は出力端子T4に接続している。尚、双方向ESD回路7は、2つのダイオードのカソード電極を共通接続して構成されているが、2つのダイオードのアノード電極を共通接続して構成されていてもよい。ESD回路6と双方向ESD回路7の動作電圧は、半導体リレー1の回路構成に応じて適宜設定することができる。入力端子T1,T2間に定格電圧を超える過大な電位差が発生した場合にはESD回路6が動作し、出力端子T3,T4間に定格電圧を超える過大な電位差が発生した場合には双方向ESD回路7が動作するので、半導体スイッチ5が誤動作しにくくなる。
以上説明したように、本発明の駆動装置2は、入力端子に入力される制御信号に応じて、半導体スイッチ5が出力端子間をオン/オフする半導体リレー1に用いられる。駆動装置2は、ドライブ回路3と、双方向ESD回路4A,4Bとを備える。ドライブ回路3は、入力端子と出力端子との間を絶縁する絶縁部31を有し、制御信号に応じて半導体スイッチ5をオン/オフさせる。双方向ESD回路4A,4Bは、絶縁部31に対して入力端子側の回路と、絶縁部31に対して出力端子側の回路との間を接続し、両端間の電位差が所定の閾値を超えると導通することを特徴とする。
双方向ESD回路4A,4Bが導通する電位差の閾値V2は、絶縁部31の絶縁保証耐圧V1を超える電圧であることも好ましい。
このため半導体リレー1は、双方向ESD回路4A,4Bが入出力端子間に接続されていても、絶縁保証耐圧V1以下では双方向ESD回路4A,4Bが導通しないため、絶縁保証耐圧V1を保つことができる。
双方向ESD回路4A,4Bは、複数個の静電気保護回路(例えばggNMOS)を直列接続させて構成されることも好ましい。
双方向ESD回路4A,4Bの動作電圧は、直列接続させる静電気保護回路の定格及び個数に応じて設定することができるので、所望の電圧で動作する双方向ESD回路を新たに設計するよりも、双方向ESD回路4A,4Bの設計を簡易に行うことができる。
双方向ESD回路4A,4Bは、同一定格の静電気保護回路を複数個直列接続させて構成されることも好ましい。
同一定格の静電気保護回路を使用することにより、双方向ESD回路4A,4Bの動作電圧は、直列接続させる静電気保護回路の個数に応じて設定することができるので、双方向ESD回路4A,4Bの動作電圧の設計がより簡易になる。また、複数個の静電気保護回路の定格を同じにすることで、複数個の静電気保護回路の形状や大きさを同じにできるから、駆動装置2のレイアウト設計がより簡易となる。
また、本実施形態では、絶縁部31が容量結合型の回路で構成されている。
容量結合型半導体リレーを一般的な半導体プロセスのみで製造した場合は、その絶縁保証耐圧は数十V〜数百V程度となり、サイズも小型で、静電気の影響を受けやすい。半導体リレー1の入出力端子間を双方向ESD回路4A,4Bで接続することで、容量結合型半導体リレーであっても、半導体リレー1は静電気の影響を受けにくくなる。
本実施形態の半導体リレー1は、上記の駆動装置2と、駆動装置2によってオン/オフされる半導体スイッチ5とを備えている。したがって、半導体リレー1の入出力端子間に所定の閾値を越える電位差が発生しても、誤動作しにくい半導体リレーを提供することができる。
尚、ESD回路40a及びESD回路40bは各々、1種類の静電気保護回路を複数個直列接続して構成されることに限定されず、例えばダイオードとggNMOSとの直列接続のように、2種類以上の静電気保護回路を複数個直列接続して構成されていてもよい。
本実施形態において半導体リレー1は、双方向ESD回路4A,4B,7とESD回路6とを備えているが、図1のように、入出力端子間を接続する双方向ESD回路を少なくとも1つ備えている半導体リレーであってもよい。
尚、本発明の駆動装置2は、半導体リレー1の半導体スイッチ5を駆動させるために用いられることに限定されず、例えばカプラなどの通信用デバイスの絶縁デバイスとして用いることも可能である。
(実施形態2)
本発明の技術思想を容量結合型半導体リレーに適用した実施形態について図5〜図8を参照して説明する。尚、半導体リレーの種類は容量結合型半導体リレーに限定されず、光結合型半導体リレーや磁気結合型半導体リレー等であってもよい。
図5を参照して半導体リレー1の構成を説明する。尚、実施形態1と同一の構成には、同一符号を付して説明は省略する。
半導体リレー1は、入力端子T1,T2と、出力端子T3,T4と、駆動装置2と、半導体スイッチ5とを備える。半導体スイッチ5は、出力端子T3,T4間に直列に接続され、主回路をオン/オフする。
駆動装置2は、ドライブ回路3と、双方向ESD回路4A,4Bと、ESD回路6,8とを備える。
ドライブ回路3は、絶縁部31と、エネルギー伝送回路32と、エネルギー受動回路33とを備える。絶縁部31は、半導体リレー1の入出力端子間、具体的にはエネルギー伝送回路32とエネルギー受動回路33との間を絶縁する。エネルギー伝送回路32は、絶縁部31に対して入力端子側に設けられ、入力端子T1,T2に接続する。エネルギー受動回路33は、絶縁部31に対して出力端子側に設けられる。エネルギー受動回路33の入力端は絶縁部31に接続し、エネルギー受動回路33の出力端は半導体スイッチ5に接続する。
双方向ESD回路4A,4Bは、両端間の電位差が所定の閾値を超えると導通する静電気保護回路である。双方向ESD回路4Aは、エネルギー受動回路33の一方の出力端と入力端子T2との間を接続し、双方向ESD回路4Bは、エネルギー受動回路33の他方の出力端と入力端子T2との間を接続する。
双方向ESD回路4A,4Bは、例えば静電気等によってエネルギー受動回路33の出力端と入力端子T2との間に所定の閾値を超える電位差が発生したとき、エネルギー受動回路33の出力端と入力端子T2との間を短絡して電荷を逃す。
半導体リレー1は、双方向ESD回路4A,4Bの他にも静電気対策として、入力端子T1,T2間にESD回路6を備え、エネルギー受動回路33の出力端間にESD回路8を備えている。尚、本実施形態における半導体リレー1は、双方向ESD回路4A,4Bと、ESD回路6,8とを備えているが、ESD回路6,8は省略することも可能である。
図6は、半導体リレー1の具体回路を示す回路図であり、図6を参照して各部の構成をより詳細に説明する。尚、実施形態1と同一の構成には、同一符号を付して説明は省略する。また、半導体リレー1のリレー動作は、実施形態1のリレー動作と同一であるため、リレー動作の説明を省略する。
半導体スイッチ5は、2つのMOSFET5a,5bからなる。尚、半導体スイッチ5は2つのMOSFETで構成されることに限定されず、1つのMOSEFETで構成されていてもよい。また、半導体スイッチ5はMOSFETで構成されることに限定されず、例えばIGBTやバイポーラトランジスタなど、スイッチ機能を有する適宜の半導体素子で構成されていてもよい。
エネルギー伝送回路32は、発振回路32aで構成される。
絶縁部31は、発振回路32aの一方の出力端に一端が接続された絶縁キャパシタ31aと、発振回路32aの他方の出力端に一端が接続された絶縁キャパシタ31bとで構成される。
エネルギー受動回路33は、絶縁キャパシタ31a,31b間に接続されたダイオードD1、平滑キャパシタC1、ダイオードD2の直列回路と、絶縁キャパシタ31a,31b間に接続されたダイオードD3と、充放電回路33aとを備える。
充放電回路33aの入力端は平滑キャパシタC1の両端間に接続している。充放電回路33aの一方の出力端は、MOSFET5a,5bのゲート電極に共通接続する。充放電回路33aの他方の出力端は、MOSFET5a,5bのソース電極に共通接続する。
双方向ESD回路4Aは、充放電回路33aの一方の出力端と、入力端子T2との間を接続している。双方向ESD回路4Bは、充放電回路33aの他方の出力端と、入力端子T2との間を接続している。そのため、半導体リレー1の出力端子に印加された静電気の電荷が、半導体スイッチ5を通って充放電回路33aに至っても、双方向ESD回路4A,4Bが静電気の電荷を入力端子T2に逃すことができるので、半導体スイッチ5が誤動作しにくくなる。
双方向ESD回路4A,4Bは、実施形態1で説明したものと同様の構成を有しているので、構成の詳細な説明は省略する。双方向ESD回路4A,4Bが動作する電位差の閾値V2は、実施形態1と同様に、絶縁保証耐圧V1より高く且つ絶縁領域実力耐圧V3より低い電圧に設定される。このため、双方向ESD回路4A,4Bが発振回路32aと充放電回路33aとの間に接続されていても、半導体リレー1の入出力端子間の電圧が絶縁保証耐圧V1以下では、双方向ESD回路4A,4Bが導通することはない。すなわち、半導体リレー1は絶縁保証耐圧V1を確保しながら静電気保護が可能となる。
双方向ESD回路4A,4Bは各々、複数のggNMOS41〜44を直列接続して構成されているので、閾値V2を自由に設定できる。また、ggNMOS41〜44に同一定格のggNMOSを使用すれば、レイアウト設計が容易である。尚、ESD回路40a及びESD回路40bは各々、2つのggNMOSで構成されることに限定されず、任意の個数のggNMOSで構成されていてもよい。また、ESD回路40a及びESD回路40bは各々、ggNMOSによる構成に限定されず、例えばggPMOS、ツェナーダイオード、サイリスタ等で構成されていてもよく、更には、2種類以上の静電気保護回路を複数個直列接続して構成されていてもよい。図7は、ダイオードを用いて双方向ESD回路4A,4Bを構成した半導体リレー1の回路図を示している。
半導体リレー1は、双方向ESD回路4A,4Bの他にも静電気対策として、入力端子T1,T2間にESD回路6を備え、充放電回路33aの出力端間にESD回路8を備えている。ESD回路6は、入力端子T1にドレイン電極を接続し、入力端子T2にソース電極を接続したggNMOSからなる。ESD回路8は、ドレイン電極を充放電回路33aの一方の出力端に接続し、ソース電極を充放電回路33aの他方の出力端に接続したggNMOSからなる。ESD回路6,8の動作電圧は、半導体リレー1の回路構成に応じて適宜設定することができる。入力端子T1,T2間に定格電圧を超える過大な電位差が発生した場合にはESD回路6が動作し、充放電回路33aの出力端間に定格電圧を超える過大な電位差が発生した場合にはESD回路8が動作するため、半導体スイッチ5が誤動作しにくくなる。尚、ESD回路6,8は、ggNMOSによる構成に限定されず、例えばggPMOS、ツェナーダイオード、サイリスタ等で構成されていてもよい。図7は、ダイオードを用いてESD回路6,8を構成した半導体リレー1の回路図を示している。
以上のように、双方向ESD回路4A,4Bは、発振回路32aと充放電回路33aとの間を接続している。半導体リレー1の入出力端子間に所定の閾値V2を超える電位差が発生した場合でも、双方向ESD回路4A,4Bによって半導体リレー1の入出力端子間が短絡するので、半導体スイッチ5が誤動作しにくくなる。双方向ESD回路4A,4Bはドライブ回路3の入出力端間を接続しているので、ドライブ回路3と双方向ESD回路4A,4Bとを1チップで作ることができる。また、ESD回路6は半導体リレー1の入力端子間すなわちドライブ回路3の入力端間を接続し、ESD回路8は充放電回路33aの出力端間すなわちドライブ回路3の出力端間を接続している。そのため、ESD回路6,8も、上述と同様にドライブ回路3と同一のチップで作ることができる。ゆえに、ドライブ回路3とESD回路(双方向ESD回路4A,4BとESD回路6,8)とを1チップで作ることが可能である。
図8(a)は、実施形態1のように、入出力端子間を双方向ESD回路4が接続している半導体リレー1の模式図である。双方向ESD回路4は、入出力端子間に接続されるため、ドライブ回路3と双方向ESD回路4とが別々のチップで構成されている。ドライブ回路3は、例えばボンディングワイヤ10を用いて入力端子T1,T2,MOSFET5a,5bに接続している。双方向ESD回路4は、ボンディングワイヤ10を用いて入力端子T2と出力端子T4との間を接続している。
それに対して本実施形態では、双方向ESD回路4A,4Bが、図3におけるエネルギー伝送回路32とエネルギー受動回路33との間に接続されているので、図8(b)に示すように、ドライブ回路3とESD回路とを1チップで構成することができる。したがって、ドライブ回路3とESD回路との間をボンディングワイヤで接続する必要がなくなり、図8(a)に比べて小型化が図れる。
以上説明したように、本発明の駆動装置2は、入力端子に入力される制御信号に応じて、半導体スイッチ5が出力端子間をオン/オフする半導体リレー1に用いられる。駆動装置は、ドライブ回路3と、双方向ESD回路4A,4Bとを備える。ドライブ回路3は、入力端子と出力端子との間を絶縁する絶縁部31、絶縁部31に対して入力端子側のエネルギー伝送回路32、及び絶縁部31に対して出力端子側のエネルギー受動回路33を有し、制御信号に応じて半導体スイッチ5をオン/オフさせる。双方向ESD回路4A,4Bは、エネルギー伝送回路32とエネルギー受動回路33との間を接続し、両端間の電位差が所定の閾値V2を超えると導通することを特徴とする。
これにより、半導体リレー1の入出力端子間に所定の閾値V2を超える電位差が発生した場合でも、双方向ESD回路4A,4Bによってエネルギー伝送回路32とエネルギー受動回路33との間が短絡するので、半導体スイッチが誤動作しにくくなる。また、双方向ESD回路4A,4Bがエネルギー伝送回路32とエネルギー受動回路33との間を接続しているので、ドライブ回路3と双方向ESD回路4A,4Bとを1チップに納めることができる。そのため、ドライブ回路3と双方向ESD回路4A,4Bとを別々にチップ化する場合に比べて、より小型の半導体リレーを作ることができる。
本実施形態において半導体リレー1は、双方向ESD回路4A,4BとESD回路6,8とを備えているが、エネルギー伝送回路32とエネルギー受動回路33との間を接続する双方向ESD回路を少なくとも1つ備えている半導体リレーであってもよい。
尚、本発明の駆動装置2は、半導体リレー1の半導体スイッチ5を駆動させるために用いられることに限定されず、例えばカプラなどの通信用デバイスの絶縁デバイスとして用いることも可能である。
1 半導体リレー
2 駆動装置
3 ドライブ回路
31 絶縁部
32 エネルギー伝送回路(ドライブ回路)
33 エネルギー受動回路(ドライブ回路)
4 双方向ESD回路(双方向極性の静電気保護回路)
5 半導体スイッチ
T1,T2 入力端子
T3,T4 出力端子
V2 閾値

Claims (7)

  1. 入力端子に入力される制御信号に応じて、出力端子間に接続された半導体スイッチがオン/オフする半導体リレーに用いられ、前記制御信号に応じて前記半導体スイッチをオン/オフさせる前記半導体リレーの駆動装置であって、
    前記入力端子と前記出力端子との間を絶縁する絶縁部を有し、前記制御信号に応じて前記半導体スイッチをオン/オフさせるドライブ回路と、
    前記絶縁部に対して前記入力端子側の回路と、前記絶縁部に対して前記出力端子側の回路との間を接続し、両端間の電位差が所定の閾値を超えると導通する双方向極性の静電気保護回路と
    を備えることを特徴とする半導体リレーの駆動装置。
  2. 入力端子に入力される制御信号に応じて、出力端子間に接続された半導体スイッチがオン/オフする半導体リレーに用いられ、前記制御信号に応じて前記半導体スイッチをオン/オフさせる前記半導体リレーの駆動装置であって、
    前記入力端子と前記出力端子との間を絶縁する絶縁部、前記絶縁部に対して前記入力端子側の第1回路、及び前記絶縁部に対して前記出力端子側の第2回路を有するドライブ回路と、
    前記第1回路と前記第2回路との間を接続し、両端間の電位差が所定の閾値を超えると導通する双方向極性の静電気保護回路と
    を備えることを特徴とする半導体リレーの駆動装置。
  3. 前記閾値が、前記絶縁部の絶縁保証耐圧を超える所定の電圧であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体リレーの駆動装置。
  4. 前記静電気保護回路は、複数個の保護回路を直列接続させて構成されることを特徴とする請求項3に記載の半導体リレーの駆動装置。
  5. 前記静電気保護回路は、同一定格の保護回路を複数個直列接続させて構成されることを特徴とする請求項3に記載の半導体リレーの駆動装置。
  6. 前記絶縁部は、容量結合型の回路で構成されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の半導体リレーの駆動装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の駆動装置と、前記駆動装置によってオン/オフされる半導体スイッチとを備えることを特徴とする半導体リレー。
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KR20190037793A (ko) * 2017-09-29 2019-04-08 현대오트론 주식회사 고장 신호 전달 장치 및 그것을 갖는 배터리 관리 시스템

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