JP2014175634A - Method for manufacturing laminate - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンデンサ回路を内蔵した回路基板や薄膜キャパシタ等の積層体を製造する方法に関する。 The present invention relates to a method of manufacturing a laminated body such as a circuit board having a capacitor circuit and a thin film capacitor.
従来より、この種の積層体は、金属箔と誘電体層と電極層とを有して形成されている。誘電体層は金属箔の片面に積層して形成されている。電極層は誘電体層の片面(金属箔と反対側の面)に積層して形成されている(特許文献1参照)。 Conventionally, this type of laminate has been formed having a metal foil, a dielectric layer, and an electrode layer. The dielectric layer is formed by laminating on one side of the metal foil. The electrode layer is formed by laminating on one surface of the dielectric layer (surface opposite to the metal foil) (see Patent Document 1).
このように熱膨張率の異なる複数の層が積層された積層体では、各層の熱による伸縮挙動の違いから反りが発生することがあった。そこで、このような反りを低減することが試みられている。 Thus, in a laminated body in which a plurality of layers having different thermal expansion coefficients are laminated, warpage may occur due to a difference in expansion and contraction behavior due to heat of each layer. Therefore, attempts have been made to reduce such warpage.
例えば、特許文献2には、収縮挙動の異なる数種類の絶縁層が混在することにより発生する配線基板の反りを、積層体の表裏面に積層する拘束シートに含まれるガラス量を調整することにより抑制することが記載されている。この場合、低温焼結セラミックと配線材料である金属配線(金属粉や金属箔)からなるセラミック金属配線基板を焼成する際に、そのまま焼成すると熱膨張率の違いから反りが発生する。そこで、この対策として、表裏面に積層する拘束シートのガラス量の調整によって反りの発生を抑制している。
For example,
また、特許文献3には、金属箔の上に誘電体のパターンを形成し、誘電体の上に電極を形成し、誘電体及び電極を同時に焼成することによって、コンデンサ構造を作製することが記載されている。誘電体及び電極の同時焼成は、電極と誘電体との間の熱膨張率(TCE)の差によって引き起こされるひび割れを改善するものである。この場合、金属箔上の誘電体に対して電極を形成し、同時焼成を行った際に、誘電体と電極間に熱膨張率に差があるため、電極に応力がかかり、電極にひび割れが生じてしまう。そこで、誘電体を金属箔に対して形成し、その上にインクやペーストで電極を形成して同時焼成を行うことで、電極に発生する応力を緩和できるようにしたものである。
しかし、特許文献2に記載の発明では、拘束シートを設けて反り自体を押さえつけるようにしているため、拘束シートによって生じる応力が薄膜キャパシタ等の積層体の性能(誘電率や静電容量等)に影響を与える可能性がある。
However, in the invention described in
また、特許文献3に記載の発明では、誘電体と電極との間の熱膨張率の差によって生じる応力を低減することは記載されているが、金属箔と誘電体とを積層して焼成した際に発生する反りに関しては記載されていない。
In addition, in the invention described in
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、金属製の基材とその表面に形成される誘電体層とからなる積層体を製造するにあたって、反りの発生を低減することができる積層体の製造方法を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the above points, and in producing a laminate comprising a metal substrate and a dielectric layer formed on the surface thereof, a laminate capable of reducing the occurrence of warpage. It aims at providing the manufacturing method of a body.
本発明に係る積層体の製造方法は、金属製の基材の一表面に誘電体層を形成する積層体の製造方法であって、層形成工程と、アニール工程と、プレス工程とを備え、前記層形成工程は、前記基材の一表面に粉末噴射コーティング法により前記誘電体層を形成するものであり、前記アニール工程は、前記層形成工程の後に前記誘電体層にアニール処理を施すものであり、前記プレス工程は、前記アニール工程の後に前記基材と前記誘電体層との積層物をその積層方向にプレスすることを特徴とするものである。 A method for manufacturing a laminate according to the present invention is a method for manufacturing a laminate in which a dielectric layer is formed on one surface of a metal substrate, and includes a layer forming step, an annealing step, and a pressing step. In the layer forming step, the dielectric layer is formed on one surface of the base material by a powder spray coating method, and in the annealing step, the dielectric layer is annealed after the layer forming step. The pressing step is characterized by pressing the laminate of the base material and the dielectric layer in the stacking direction after the annealing step.
本発明にあって、前記層形成工程では、前記誘電体層を前記基材の外縁から離れた位置に形成することが好ましい。 In the present invention, in the layer forming step, the dielectric layer is preferably formed at a position away from the outer edge of the substrate.
本発明にあって、前記プレス工程では、前記基材の軟化点以上の温度でプレスすることが好ましい。 In the present invention, in the pressing step, pressing is preferably performed at a temperature equal to or higher than the softening point of the base material.
本発明にあって、前記層形成工程では、前記誘電体層に複数の厚肉部を互いに離間させて形成することが好ましい。 In the present invention, in the layer forming step, it is preferable that a plurality of thick portions are formed in the dielectric layer so as to be separated from each other.
本発明にあって、前記厚肉部をキャパシタ部として形成するのが好ましい。 In the present invention, the thick part is preferably formed as a capacitor part.
本発明では、アニール工程で生じた積層物の反りをプレス工程でのプレスで矯正することができ、反りの発生が少ない積層体を得ることができるものである。 In the present invention, it is possible to correct the warpage of the laminate produced in the annealing step by pressing in the press step, and to obtain a laminate with less warpage.
以下、本発明を実施するための形態を説明する。 Hereinafter, modes for carrying out the present invention will be described.
本実施の形態は、金属製の基材1と、誘電体材料を含む誘電体層2とが積層された積層体Aの製造方法に関するものである。
The present embodiment relates to a method of manufacturing a laminated body A in which a
基材1としては、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、アルミニウム(Al)、白金(Pt)などの導電性を有する金属材料で形成されることが好ましい。基材1の平面視形状は任意に形成することができ、例えば、平面視で矩形状に形成することができる。基材1としては金属箔を用いることができる。基材1の厚みは10〜100μm、好ましくは15〜35μmとすることができる。
The
誘電体層2に含有される誘電体材料としては、チタン酸バリウム(BaTiO3)、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、ホウ酸リチウム(Li2B4O7)、チタン酸ジルコン酸鉛(PbZrTiO3)、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)、チタン酸ジルコン酸ランタン鉛(PbLaZrTiO3)、タンタル酸リチウム(LiTaO3)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化タンタル(Ta2O5)等を主成分とする種々の誘電体材料を用いることができる。尚、誘電体材料には、誘電体層2の誘電特性、絶縁特性、及び強度等の物性を向上させるべく、種々の添加物が含まれていてもよい。また、誘電体層2には上記の誘電体材料が二種以上含まれていても良い。
As dielectric materials contained in the
本実施の形態では、層形成工程と、アニール工程と、プレス工程とを備える。 In the present embodiment, a layer forming process, an annealing process, and a pressing process are provided.
層形成工程は、図1(a)に示すように、基材1の一表面(一主面)に誘電体層2を成層して形成する工程である。この工程では、粉末噴射コーティング法により誘電体層2を形成することができる。粉末噴射コーティング法としては、PJD(Powder Jet Deposition)法やAD(Aerosol Deposition)法等を例示することができる。粉末噴射コーティング法を用いることにより、焼成の温度を低くしても誘電率を向上させることが出来る。粉末噴射コーティング法の条件は特に限定されず、粉末の上記誘電体材料の平均粒径や噴射圧などは公知の条件を用いることができる。この工程で形成される誘電体層2の厚みは1〜5μm、好ましくは2〜3μmとすることができる。
The layer forming step is a step of forming a
図2に示すように、誘電体層2は平面視において基材1と同形状(相似形状)に形成することができる。誘電体層2は基材1の外縁から離れた位置に形成することが好ましい。すなわち、誘電体層2の外縁20を基材1の外縁10よりも控えて内側に形成するのが好ましい。このように誘電体層2を基材1よりも小さく形成して基材1の全面に形成しないことにより、基材1に対する誘電体層2の収縮力の影響を少なくすることができ、後述のアリール工程での反りの発生を低減することができる。このような効果を得るためには、基材1が平面視で矩形形状の場合、基材1の外縁10とこれに平行な誘電体層2の外縁20との間の寸法Lは5〜50mm、好ましくは10〜20mmとすることができる。
As shown in FIG. 2, the
アニール工程は、層形成工程後に、基材1と誘電体層2の積層物Bを熱処理(焼成処理)する工程である。アニール工程により誘電体層2を結晶化して焼結する。アニール工程の条件は温度850〜1000℃で5〜12時間とすることができ、好ましくは温度850〜900℃で10〜11時間とすることができる。このとき、金属製の基材1と誘電体層2とが同時に焼成されるために、図1(b)に示すように、これらの熱膨張率の違いにより、積層物Bに反りが生じることがある。例えば、銅(Cu)は線膨張率が17×10−6/℃、チタン酸バリウム(BTO)は線膨張率が15.7×10−6/℃であるので、これらの材料で基材1と誘電体層2を形成した場合には、誘電体層2側が凹曲するように積層物Bに反りが発生することがある。このような反った状態の積層物Bを例えばキャパシタとして配線基板に内蔵させると、配線基板の電極パターンとの合致性等に不具合が生じてしまい、接続不良などが生じるおそれがある。そこで、本実施の形態では、アニール工程後にプレス工程を行なう。
An annealing process is a process of heat-processing (baking process) the laminated body B of the
プレス工程は、アニール工程により反った状態となった積層物Bをプレス(加圧)する工程である。積層物Bをプレスする方向は基材1と誘電体層2の積層方向(厚み方向)である。例えば、図1(c)に示すように、一対のプレス盤Pで積層物Bを挟持してプレスすることができる。プレス工程により積層物Bの反りを矯正して反りのほとんどない平坦な積層体Aを得ることができる。プレス工程では積層物Bを真空下で加熱しながら加圧する真空熱プレスを採用することができる。これにより、基材1の酸化を防止しながら、加熱により積層物Bの平坦化が行い易くなる。プレス工程の条件は、圧力1〜3MPa、温度200〜240℃、時間20〜50分間とするのが好ましい。プレス工程のより好ましい条件は、圧力1〜1.5MPa、温度200〜220℃、時間25〜35分間とすることができる。また加熱する際の昇温速度は10〜25℃/分、好ましくは10〜15℃/分とする。昇温速度を上記所定の範囲内にすると、積層物Bの反りがより矯正しやすくなる。
The pressing step is a step of pressing (pressing) the laminate B that has been warped by the annealing step. The direction in which the laminate B is pressed is the lamination direction (thickness direction) of the
プレス工程は、基材1の軟化点以上の温度で行うのが好ましい。これにより、基材1を軟化した状態で加圧することができ、積層物Bの反りがより矯正しやすくなる。基材1の軟化点未満の温度で加圧を行うと、基材1が十分に伸ばされずに皺が発生しやすくなり、積層体に皺が残存するおそれがある。このような皺は積層体を例えばキャパシタとして配線基板に内蔵させる場合に、所定位置からの寸法ずれ要因の一因となるおそれがある。尚、基材1が銅(Cu)の場合は約200℃が軟化点であるので、これ以上の温度でプレス工程を行うことができる。
The pressing step is preferably performed at a temperature equal to or higher than the softening point of the
そして、上記の各工程を経て得られる積層体Aは、アニール工程で生じた反りがプレス工程でのプレスで矯正されるものであり、反りの発生を少なくすることができる。従って、積層体Aを配線基板等に内蔵する際のプロセスを簡易化し、反りや皺による所定位置からの寸法ずれが生じにくくなる。 And the laminated body A obtained through each said process correct | amends the curvature which arose in the annealing process by the press in a press process, and can reduce generation | occurrence | production of a curvature. Therefore, the process for incorporating the laminate A into a wiring board or the like is simplified, and dimensional deviation from a predetermined position due to warpage or wrinkles is less likely to occur.
図3に他の実施の形態を示す。この積層体Aでは誘電体層2に複数の厚肉部21と複数の薄肉部22とが形成されている。厚肉部21は薄肉部22よりも厚く形成されている。厚肉部21の厚みは1〜5μm、好ましくは2〜3μmとすることができる。薄肉部22の厚みは厚肉部21の厚みの60〜80%とすることができる。薄肉部22は隣り合う厚肉部21、21の間に形成されている。従って、隣り合う厚肉部21、21は薄肉部22を介して互いに離間して形成されている。基材1の金属材料及び誘電体層2の誘電体材料は上記と同様のものを用いることができる。
FIG. 3 shows another embodiment. In this laminate A, a plurality of
誘電体層2に複数の厚肉部21と薄肉部22とを有する積層体Aを製造するにあたっても、層形成工程とアニール工程とプレス工程とを行うことができる。
In manufacturing the laminated body A having a plurality of
層形成工程は上記と同様に行うことができるが、粉末噴射コーティング法により誘電体層2を形成する際に、例えば、基材1に対する誘電体材料の付着量を増減させることで、厚肉部21と薄肉部22とを区別して形成することができる。
The layer formation step can be performed in the same manner as described above, but when forming the
アニール工程は上記と同様に行うことができる。このとき、誘電体層2に厚肉部21と薄肉部22が形成されていても、上記と同様の反りが積層物Bに生じることになる。
The annealing step can be performed in the same manner as described above. At this time, even if the
プレス工程は上記と同様に行うことができる。このとき、誘電体層2に厚肉部21と薄肉部22が形成されていても、これらに影響されることがほとんどなく、上記と同様に反りを矯正して積層物Bを平坦化することができる。
The pressing step can be performed in the same manner as described above. At this time, even if the
そして、上記の各工程を経て得られる積層体Aは、アニール工程で生じた反りがプレス工程でのプレスで矯正されるものであり、反りの発生を少なくすることができる。 And the laminated body A obtained through each said process correct | amends the curvature which arose in the annealing process by the press in a press process, and can reduce generation | occurrence | production of a curvature.
誘電体層2に複数の厚肉部21と薄肉部22とを有する積層体Aは、個片化して複数の薄膜キャパシタCを形成することができる。この場合、まず、積層体Aの誘電体層2側の表面に導電体層3を形成する。この導電体層3はスパッタリングやめっきや導電ペーストなどで形成することができる。導電体層3で用いられる金属材料としては基材1の金属材料と同等のものを用いることができる。導電体層3は誘電体層2の全体を被覆するように形成することができる。導電体層3の表面(外面)は平坦に形成することができる。導電体層3の厚みは上記の基材1の厚みの範囲と同等に形成することができる。
The multilayer body A having a plurality of
次に、積層体Aの基材1及び導電体層3にパターニングを施す。このパターニングは、基材1及び導電体層3を所望の形状に加工するものである。パターニングは、例えば、レーザ加工やエッチング等により行うことができる。パターニングにより、基材1から第一電極4を形成し、導電体層3から第二電極5を形成する。第一電極4と第二電極5とは厚肉部21を挟んで対向配置されている。また、パターニングにより、基材1と導電体層3は薄肉部22を覆う部分が除去されて薄肉部22が露出する。また、平面視において、第一電極4と第二電極5は厚肉部21よりも小さく形成されており、厚肉部21の周端縁部が露出している。
Next, patterning is performed on the
次に、厚肉部21と薄肉部22の境界部分(図3(c)に破線で示す)を切断する。これにより、第一電極4と第二電極5と厚肉部21とからなる薄膜キャパシタCを形成することができる。薄膜キャパシタCは厚肉部21がキャパシタ部(誘電体部に導電体層を形成し、誘電体部が導電体層(電極)に挟まれた状態の部分)として形成されている。
Next, a boundary portion (shown by a broken line in FIG. 3C) between the
そして、上記の各工程を経て得られる薄膜キャパシタCは、アニール工程で生じた反りがプレス工程でのプレスで矯正された積層体Aを用いられるものである。従って、薄膜キャパシタCの反りの発生を少なくすることができ、平坦性を確保することができる。よって、薄膜キャパシタCを配線基板等に内蔵する際のプロセスを簡易化し、反りや皺による所定位置からの寸法ずれが生じにくくなる。 And the thin film capacitor C obtained through each said process uses the laminated body A by which the curvature produced in the annealing process was corrected by the press in a press process. Therefore, the occurrence of warpage of the thin film capacitor C can be reduced, and flatness can be ensured. Therefore, the process when the thin film capacitor C is built in the wiring board or the like is simplified, and dimensional deviation from a predetermined position due to warpage or wrinkles is less likely to occur.
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。 Hereinafter, the present invention will be specifically described by way of examples.
(実施例1)
基材1としては、大きさ120mm×120mmで厚み35μmの銅箔を用いる。層形成工程で基材1の片面(一表面)に誘電体層2を形成する。この際、誘電体材料としてはチタン酸バリウムを用いる。誘電体層2の大きさは100mm×100mmで厚み3μmとする。従って、基材1の外縁10とこれに平行な誘電体層2の外縁20とは、10mm離間している。粉末噴射コーティング法としてはPJD法を用いる。
Example 1
As the
アニール工程では、層形成工程で得た積層物Bに熱処理を施す。この際の条件は、温度850℃で10時間とする。 In the annealing step, heat treatment is performed on the laminate B obtained in the layer forming step. The condition at this time is 10 hours at a temperature of 850 ° C.
プレス工程では、アニール工程で熱処理した積層物Bにプレス(真空熱プレス)を施す。この際の条件は、圧力1MPa、温度200℃(基材1の軟化点以上の温度)、時間30分間、昇温速度10℃/分とする。 In the pressing step, pressing (vacuum hot pressing) is performed on the laminate B heat-treated in the annealing step. The conditions at this time are a pressure of 1 MPa, a temperature of 200 ° C. (a temperature equal to or higher than the softening point of the substrate 1), a time of 30 minutes, and a temperature rising rate of 10 ° C./min.
このようにして積層体Aを作製する。 In this way, the laminate A is produced.
(実施例2)
層形成工程において、基材1と誘電体層2の大きさを同じにし、基材1の外縁10と誘電体層2の外縁20とを一致させて誘電体層2を形成する。この構成以外は実施例1と同様にして積層体Aを作製する。
(Example 2)
In the layer forming step, the
(実施例3)
プレス工程において、温度を150℃(基材1の軟化点未満の温度)にしてプレスを行う。この構成以外は実施例1と同様にして積層体Aを作製する。
(Example 3)
In the pressing step, pressing is performed at a temperature of 150 ° C. (temperature lower than the softening point of the substrate 1). Except for this configuration, the laminate A is manufactured in the same manner as in Example 1.
(実施例4)
層形成工程において、厚肉部21と薄肉部22とを有する誘電体層2を形成する。厚肉部21は、大きさ25mm×100mmで厚み3μmとする。薄肉部22は、大きさ5mm×100mmで厚み2μmとする。この構成以外は実施例1と同様にして積層体Aを作製する。
Example 4
In the layer forming step, the
(比較例)
プレス工程を行わなかったこと以外は実施例1と同様にして積層体Aを作製する。
(Comparative example)
A laminate A is produced in the same manner as in Example 1 except that the pressing step is not performed.
上記で得られる実施例及び比較例の積層板Aについて、プレス工程後の反りと、プレス工程後の基材1の皺の発生とを評価する。反り量の測定は、積層板Aを平坦な台上に置き、反りの最高点の高さを測定した。。そして、反り量が0.5mm未満の場合を「良好」と評価し、反り量が0.5〜3mmの場合を「実用上問題なし」と評価し、反り量が3mmを超える場合を「不良」と評価する。皺の発生は、基材1の表面を目視で確認し、皺の発生がほとんど無いものを「良好」と評価し、実用上問題がない程度の皺が発生するものを「実用上問題なし」と評価し、実用上問題がある皺が発生するものを「不良」と評価する。結果を表1に示す。
About the laminated board A of the Example and comparative example obtained above, the curvature after a press process and generation | occurrence | production of the wrinkle of the
A 積層体
B 積層物
1 基材
10 基材の外縁
2 誘電体層
20 誘電体層の外縁
21 厚肉部
A
Claims (5)
The method for manufacturing a laminate according to any one of claims 1 to 4, wherein the thick portion is formed as a capacitor portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013049906A JP2014175634A (en) | 2013-03-13 | 2013-03-13 | Method for manufacturing laminate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014175634A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017079255A (en) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | Tdk株式会社 | Film capacitor |
-
2013
- 2013-03-13 JP JP2013049906A patent/JP2014175634A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017079255A (en) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | Tdk株式会社 | Film capacitor |
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