JP2014174512A - 導電性ローラ、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
導電性ローラ、現像装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014174512A JP2014174512A JP2013050093A JP2013050093A JP2014174512A JP 2014174512 A JP2014174512 A JP 2014174512A JP 2013050093 A JP2013050093 A JP 2013050093A JP 2013050093 A JP2013050093 A JP 2013050093A JP 2014174512 A JP2014174512 A JP 2014174512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- average particle
- image
- conductive roller
- particle size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】軸体の外周面に形成された弾性層と前記弾性層の外周面に形成されたウレタンコート層とを備えてなる導電性ローラであって、前記ウレタンコート層は、ウレタン樹脂と、前記ウレタン樹脂100質量部に対して5〜35質量部の、平均粒径の異なる同一種の粒子とを含有していることを特徴とする導電性ローラ、現像装置及び画像形成装置。
【選択図】図1
Description
温高湿下でも現像剤担持体上の現像剤に安定且つ適正な電荷を付与することができ、濃度低下、スリーブゴースト等の発生がなく、均一で濃度ムラのない高品位な画像を得ることができる」という技術的効果を奏する(特許文献2の段落番号0114参照)。この特許文献2に開示された現像剤担持体は、個数平均粒径が1〜30μmの範囲内にある単一の粒度分布を有する球状粒子を使用すると考えられる。
(1) 軸体の外周面に形成された弾性層と前記弾性層の外周面に形成されたウレタンコート層とを備えてなる導電性ローラであって、
前記ウレタンコート層は、ウレタン樹脂と、前記ウレタン樹脂100質量部に対して5〜35質量部の、平均粒径の異なる同一種の粒子とを含有していることを特徴とする導電性ローラであり、
(2) 前記平均粒子の異なる同一種の粒子が、平均粒径が0.5〜2μmである粒子と平均粒子が2.5〜15μmである粒子とである前記(1)に記載の導電性ローラであり、
(3) 平均粒径が0.5〜2μmである粒子(小径粒子)と平均粒子が2.5〜15μmである粒子(大径粒子)との配合比率(小径粒子:大径粒子)が25〜75:75〜25である前記(2)に記載の導電性ローラであり、
(4) 前記平均粒子の異なる同一種の粒子が、シリカである前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の導電性ローラであり、
(5) (1)〜(4)のいずれか一項に記載の導電性ローラを備えて成ることを特徴とする現像装置であり、
(6) (5)に記載の現像装置を備えて成ることを特徴とする画像形成装置である。
無電解ニッケルメッキ処理が施された軸体(SUM22製、直径10mm、長さ275mm)をエタノールで洗浄し、その表面にシリコーン系プライマー(商品名「プライマーNo.16」、信越化学工業株式会社製)を塗布した。プライマー処理した軸体を、ギヤオーブンを用いて、150℃の温度にて10分焼成処理した後、常温にて30分以上冷却し、軸体の表面にプライマー層を形成した。
・ポリイソシアネート(ヘキサメチレンジイソシアネート):14質量部
・縮合系ポリエステルポリオール(1,6−ヘキサンジオールとアジピン酸との混合モル比[COOH/OH]=12/13、前記測定方法で測定された数平均分子量は前記範囲内にあった。):28質量部(ポリイソシアネートと縮合系ポリエステルポリオールとのモル比[NCO/OH]=1.1/1)
・表1に示される平均粒子径を有する二種のシリカ:ウレタン樹脂に対して20質量部(大粒子と小粒子との割合(質量%)は表1に記載した。またシリカの製造メーカー及び商品名を表2に示した。)
このようにして調製したウレタン樹脂組成物を弾性層3の外周面にスプレーコーティング法によって塗布し、160℃で30分間加熱して、層厚22μmのウレタンコート層4を形成した。このようにして実施例1の導電性ローラを製造した。
(実施例2〜6)
表1に示される大粒子と小粒子との配合割合であり、表1に示される平均粒径を有する小粒子及び大粒子を使用した他は前記実施例1と同様に実施した。
(比較例1〜2)
表1に示される大粒子と小粒子との配合割合であり、表1に示される平均粒径を有する小粒子及び大粒子を使用した他は前記実施例1と同様に実施した。
(画質評価1)
画質評価1として、現像ローラ表面粗さの増大による濃淡ムラについて評価した。具体的には製造した各導電性ローラを現像ローラとして非磁性一成分電子写真方式のプリンター(商品名「HL−4040CN」、ブラザー工業株式会社製)に装着し、その周辺環境を23.0℃、相対湿度50%)に設定して5日間稼動することなく静置した。その後、前記プリンターから像担持体を取り出して目視で確認したところ像担持体の汚染は確認できなかった。この像担持体を前記プリンターに装着し直して、前記プリンターの用紙設定を「普通紙厚め」、印字品質を「標準」、カラー設定を「カラーモード」に設定して、カラー画像1枚印刷した。このカラー画像中の白筋の有無を目視にて評価した。評価は、カラー画像に白筋が皆無であった場合を「◎」、カラー画像に実用上問題がない程度にわずかに白筋が認められた場合を「○」、カラー画像に実用上問題がない程度に多少の白筋が認められた場合を「△」、カラー画像に実用上許容できないほど白筋が認められた場合を「×」とした。
(画質評価2)
画質評価2として、現像ローラ上のトナーフィルミングによる濃度低下について評価した。具体的には製造した各導電性ローラを現像ローラとして非磁性一成分電子写真方式のプリンター(商品名「HL−4040CN」、ブラザー工業株式会社製)に装着し、その周辺環境を32.5℃の高湿度環境下(相対湿度80%)に設定し、A4用紙(JIS)にべた画像を一枚印刷した。引き続いて同環境下において印字濃度2%でハーフトーン画像を10,000枚印刷後に再度べた画像を一枚印刷した。ハーフトーン画像を印刷する前と後とに印刷された2枚のべた画像の印字濃度差を測定した。評価は、測定された印字濃度差が0.1以下であった場合を「◎」、測定された印字濃度差が0.1を超え0.2以下であった場合を「○」、測定された印字濃度差が0.2を超え0.3以下であった場合を「○×」、測定された印字濃度差が0.3を超えていた場合を「×」とした。
(総合評価)
濃度低下が◎及び○と評価される場合には濃度ムラの評価結果を総合評価とし、濃度低下が△と評価される場合には濃度ムラの評価結果の一段下を総合評価とし、濃度ムラ及び濃度低下のいずれかが×と評価されるときには総合評価を×とした。
2 軸体
3 弾性層
4 ウレタンコート層
6 転写搬送ベルト
10 画像形成装置
11B、11C、11M、11Y 像担持体
12B、12C、12M、12Y 帯電手段
13B、13C、13M、13Y 露光手段
14B、14C、14M、14Y 転写手段
15B、15C、15M、15Y クリーニング手段
16 記録体
20 現像装置
21B、21C、21M、21Y、34 筐体
22B、22C、22M、22Y 現像剤
23B、23C、23M、23Y 現像剤担持体
24B、24C、24M、24Y 現像剤規制部材
30 定着手段
31 定着ローラ
32 加圧ローラ
33 無端ベルト支持ローラ
35 開口部
36 無端ベルト
41 カセット
42 支持ローラ
B、C、M、Y 現像ユニット
Claims (6)
- 軸体の外周面に形成された弾性層と前記弾性層の外周面に形成されたウレタンコート層とを備えてなる導電性ローラであって、
前記ウレタンコート層は、ウレタン樹脂と、前記ウレタン樹脂100質量部に対して5〜35質量部の、平均粒径の異なる同一種の粒子とを含有していることを特徴とする導電性ローラ。 - 前記平均粒子の異なる同一種の粒子が、平均粒径が0.5〜2μmである粒子と平均粒子が2.5〜15μmである粒子とである前記請求項1に記載の導電性ローラ。
- 平均粒径が0.5〜2μmである粒子(平均粒径小粒子)と平均粒子が2.5〜15μmである粒子(平均粒径大粒子)との配合比率(平均粒径小粒子:平均粒径大粒子)が25〜75:75〜25である前記請求項2に記載の導電性ローラ。
- 前記平均粒子の異なる同一種の粒子が、シリカである前記請求項1〜3のいずれか一項に記載の導電性ローラ。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の導電性ローラを備えて成ることを特徴とする現像装置。
- 請求項5に記載の現像装置を備えて成ることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013050093A JP6095424B2 (ja) | 2013-03-13 | 2013-03-13 | 導電性ローラ、現像装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013050093A JP6095424B2 (ja) | 2013-03-13 | 2013-03-13 | 導電性ローラ、現像装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014174512A true JP2014174512A (ja) | 2014-09-22 |
JP6095424B2 JP6095424B2 (ja) | 2017-03-15 |
Family
ID=51695739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013050093A Active JP6095424B2 (ja) | 2013-03-13 | 2013-03-13 | 導電性ローラ、現像装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6095424B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019066186A1 (en) | 2017-09-29 | 2019-04-04 | Hp Printing Korea Co., Ltd. | LOAD ROLL FOR IMAGE FORMATION |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001132732A (ja) * | 1999-11-04 | 2001-05-18 | Tokai Rubber Ind Ltd | 導電ロールの製造方法およびそれにより得られる導電ロール |
JP2003228231A (ja) * | 2002-02-05 | 2003-08-15 | Tokai Rubber Ind Ltd | 現像ロール |
JP2003316111A (ja) * | 2002-04-19 | 2003-11-06 | Canon Inc | 帯電部材及び帯電装置 |
JP2009237042A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Tokai Rubber Ind Ltd | 電子写真機器用現像ロール |
-
2013
- 2013-03-13 JP JP2013050093A patent/JP6095424B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001132732A (ja) * | 1999-11-04 | 2001-05-18 | Tokai Rubber Ind Ltd | 導電ロールの製造方法およびそれにより得られる導電ロール |
JP2003228231A (ja) * | 2002-02-05 | 2003-08-15 | Tokai Rubber Ind Ltd | 現像ロール |
JP2003316111A (ja) * | 2002-04-19 | 2003-11-06 | Canon Inc | 帯電部材及び帯電装置 |
JP2009237042A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Tokai Rubber Ind Ltd | 電子写真機器用現像ロール |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019066186A1 (en) | 2017-09-29 | 2019-04-04 | Hp Printing Korea Co., Ltd. | LOAD ROLL FOR IMAGE FORMATION |
KR20190038072A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 에이치피프린팅코리아 유한회사 | 화상형성장치용 대전롤러 |
CN111095118A (zh) * | 2017-09-29 | 2020-05-01 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 用于成像的充电辊 |
US10816911B2 (en) | 2017-09-29 | 2020-10-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Charging roller for image forming |
KR102276920B1 (ko) * | 2017-09-29 | 2021-07-14 | 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. | 화상형성장치용 대전롤러 |
CN111095118B (zh) * | 2017-09-29 | 2022-07-08 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 用于成像的充电辊 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6095424B2 (ja) | 2017-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5623067B2 (ja) | 導電性ローラ及び画像形成装置 | |
WO2011016099A1 (ja) | 導電性ローラ及び画像形成装置 | |
JP5931846B2 (ja) | 導電性ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
WO2012098590A1 (ja) | 現像ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP5498842B2 (ja) | 導電性ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP5593161B2 (ja) | 現像ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP2010276698A (ja) | 導電性ローラ及び画像形成装置 | |
JP5645691B2 (ja) | 導電性ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP6095424B2 (ja) | 導電性ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP4803771B1 (ja) | 現像ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP2012027122A (ja) | 導電性ローラ及び画像形成装置 | |
JP7207632B2 (ja) | 現像ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP7444675B2 (ja) | 現像ローラ及び画像形成装置 | |
JP5729866B2 (ja) | 導電性ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP7261091B2 (ja) | 現像ローラ及び画像形成装置 | |
JP6926375B2 (ja) | 現像ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP7010537B2 (ja) | 現像ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP2021189235A (ja) | 現像ローラ及び画像形成装置 | |
JP2012159554A (ja) | 導電性ローラ及び画像形成装置 | |
JP5577207B2 (ja) | 導電性ローラ、その製造方法、現像装置及び画像形成装置 | |
JP2020060750A (ja) | 現像ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP2010271532A (ja) | 導電性ローラ及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150910 |
|
RD13 | Notification of appointment of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433 Effective date: 20160615 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161012 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20161101 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170119 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20170127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6095424 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |