JP2014174032A - 安全経路探索システム - Google Patents

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博雅 谷
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Abstract

【課題】 道路上で事故に遭うリスクを定量的に評価して、安全経路の提示を行う安全経路探索システムを提供する。
【解決手段】
本発明に係る安全経路探索システム1は、道路ネットワーク情報を保持する地図DB11と、道路上で発生した事故の重大性を評価した評価値を事故毎に保持する事故評価DB12と、地図DB11及び事故評価DB12を参照し、道路上の各区間及び各交差点において事故に遭う危険性を示す危険度を当該区間及び当該交差点で発生した事故の評価値を参照して算出する危険度算出部14と、危険度算出部14により算出された危険度に基づき、出発地から目的地までの経路に属する区間及び交差点の危険度の総和が最適化される安全経路を探索する安全経路探索部13と、を備え、区間の危険度が、当該区間で発生した事故の評価値の合計と、当該区間で発生した事故の集中度合いとの関数で与えられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、出発地から目的地までの安全な経路を探索する安全経路探索システムに関する。
最近のカーナビシステムでは、燃料消費が最小となる省エネルートや、時間的に最短となるルートを提示するサービスがある。また、事故多発地点を表示する機能により、安全運転をサポートするサービスがある。
下記の特許文献1には、指定された出発地から指定された目的地までの経路を探索するに際して、道路の事故件数データからカーネル密度推計値を求め、カーネル密度推計値を経路に沿って累算することにより道路毎の事故危険度を算出し、事故危険度が最小となる経路を安全な経路として報知する安全経路探索装置が開示されている。
特開2008−82796号公報
しかし、事故多発地域であっても、その地域がどの程度危険かを定量的に評価することは困難である。また、事故の程度によってもその危険度合いは異なると考えられ、事故件数が多いというだけでは高危険度ということには必ずしもならない。
上記の状況を鑑み、本発明は、道路の安全性を定量的に評価できる仕組みを提示し、その仕組みにより、安全経路の提示を行うことができる安全経路探索システムを提供することをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る安全経路探索システムは、
道路上の交差点、及び、前記交差点間を結ぶ区間同士の接続関係を示す道路ネットワーク情報を保持する地図DBと、
前記道路上で発生した事故の重大性を評価した評価値を、事故毎に、当該事故が発生した前記区間又は前記交差点、及び、前記区間で発生した事故の場合その区間内の事故の発生地点と関連付けて保持する事故評価DBと、
前記地図DB、及び、前記事故評価DBを参照し、前記出発地から前記目的地までの経路に属する前記区間及び前記交差点において事故に遭う危険性を示す危険度を、当該区間毎、及び、当該交差点毎に、所定期間内において当該区間及び当該交差点で発生した事故の前記評価値を参照して算出する危険度算出部と、
前記危険度算出部により算出された前記危険度に基づき、指定された出発地から指定された目的地までの安全経路を探索する安全経路探索部と、を備え、
前記安全経路探索部は、
前記出発地から前記目的地までの経路に属する前記区間及び前記交差点の前記危険度の総和が最適化される経路を前記安全経路として求め、
前記区間の前記危険度が、当該区間で発生した事故に係る前記評価値の合計と、当該区間で発生した事故の前記発生地点間の相対距離に基づいて算出される事故の集中度合いとの関数で与えられることを第1の特徴とする。
上記第1の特徴の本発明に係る安全経路探索システムは、更に、前記事故評価DBに保持される事故毎の前記評価値が、当該事故に係る損害賠償金額に比例した値であることを第2の特徴とする。
上記第1又は第2の特徴の本発明に係る安全経路探索システムに依れば、事故評価DBが、道路上で発生した事故の重大性を評価した評価値を保持しており、かかる評価値に基づいて出発地から目的値までの区間及び交差点における危険度(事故に遭うリスク)を算出し、危険度が最適化される経路を安全経路として求めるため、道路の安全性を定量的に評価し、安全経路の提示を行うことができる。
ここで、区間内で複数の事故が発生している場合、各事故の発生地点に基づき、発生地点間の相対距離に基づいて事故の集中度合いを求め、かかる事故の集中度合いが考慮された危険度を算出する。これにより、どの程度事故が多発する区間であるかを定量的に評価することが可能であり、事故多発地帯を避けるように、安全経路を求めることができる。
さらに、事故評価DBに保持される事故毎の評価値は、事故に係る損害賠償金額に比例した値とすることにより、かかる損害賠償金額には事故の重大度の情報が定量的に反映されていることより、定量的に出発地から目的値までの危険度を評価することができる。
上記第1又は第2の特徴の本発明に係る安全経路探索システムは、更に、
前記事故評価DB及び前記危険度算出部と併せて、又は、前記事故評価DB及び前記危険度算出部の少なくとも何れか一方に代えて、道路上の前記危険度を少なくとも前記区間毎に保持する危険度DBを備え、
前記安全経路探索部は、
前記危険度算出部に前記区間及び前記交差点の前記危険度を算出させる代わりに、前記危険度DBに保持された前記危険度を参照して、前記出発地から前記目的地までの経路に属する前記区間及び前記交差点の前記危険度の総和が最適化される経路を安全経路として求めることを第3の特徴とする。
上記第3の特徴の本発明に係る安全経路探索システムに依れば、道路上の危険度を予め算出して危険度DBに保持しておくことで、危険度DBを参照して出発地から目的地までの全体の危険度を算出することができるため、安全経路の導出に要する処理時間を短縮できる。
上記第1乃至第3の何れかの特徴の本発明に係る安全経路探索システムは、更に、
前記安全経路探索部は、
前記出発地から前記目的地の間の第1地点である前記区間又は前記交差点から出発し、前記第1地点から所定数の前記区間及び前記交差点を経由して前記目的地に近づく複数の途中経路の中から、当該途中経路における前記危険度の総和が最適化される一の経路を選択し、前記選択された経路の経路途中に位置するか又は終点である前記区間又は前記交差点を第2地点とする途中経路選択ステップを実行し、
前記出発地を前記第1地点に設定して前記途中経路選択ステップを実行後、前記第2地点を前記第1地点に設定して、前記選択された経路が前記目的地を含むまで、前記途中経路選択ステップを繰り返し実行する探索ステップを実行することを第4の特徴とする。
上記第4の特徴の本発明に係る安全経路探索システムに依れば、出発地から目的地までの距離が遠く、間に多数の区間及び交差点が介在する場合であっても、安全経路の探索を所定数の区間及び交差点からなる途中経路毎に分けて行うことで、現実的な処理時間で安全経路を求めることができる。
また、運転者が車両の運転途中で目的地を変更した場合や、システムが提示した安全経路から外れた経路を運転者が選択した場合であっても、その時点の車両位置から安全経路を短時間で求めることができる。
なお、上記の場合、出発地側から目的地に向かって途中経路の選択を繰り返し、安全経路を探索しているが、これを逆にして、目的地側から出発地に向かって途中経路の選択を繰り返すものであってもよい。
つまり、前記安全経路探索部は、
所定数の前記区間及び前記交差点を経由して前記出発地から前記目的地の間の第1地点である前記区間又は前記交差点に至り、前記目的地に近づく複数の途中経路の中から、当該途中経路における前記危険度の総和が最適化される一の経路を選択し、前記選択された経路の経路途中に位置するか又は始点である前記区間又は前記交差点を第2地点とする途中経路選択ステップを実行し、
前記目的地を前記第1地点に設定して前記途中経路選択ステップを実行後、前記第2地点を前記第1地点に設定して、前記選択された経路が前記出発地を含むまで、前記途中経路選択ステップを繰り返し実行する探索ステップを実行する構成としても好ましい。
上記第4の特徴の本発明に係る安全経路探索システムは、更に、
前記安全経路探索部は、前記途中経路選択ステップにおいて、前記複数の途中経路の中から、当該途中経路における前記危険度の総和に、当該途中経路と前記目的地又は前記出発地との間の直線距離の関数で与えられる到達度を加算した値が最小となる一の経路を選択し、
前記到達度が、前記直線距離の増加に対して単調に増加する関数であることを特徴とすることが好ましい。
途中経路の危険度に、当該途中経路と前記目的地間の直線距離の関数で与えられる補正項(到達度)を加えたものが最小となる経路を探索することで、目的地又は出発地を迂回する経路を探索するのを避け、出発地から目的地に至る安全経路を求めることができる。
以上、本発明の安全経路探索システムに依れば、道路の安全性をその危険度に基づき定量的に評価し、安全経路の提示を行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る安全経路探索システムの一例を示す構成ブロック図 本発明の安全経路探索システムにおける安全経路の探索方法の一例を示すフローチャート 本発明の安全経路探索システムにおいて、探索対象となる経路を模式的に示すグラフ 本発明の一実施形態に係る安全経路探索システムの一例を示す構成ブロック図 本発明の安全経路探索システムにおける安全経路の探索方法の一例を説明するためのグラフ
〈第1実施形態〉
以下に、本発明の一実施形態に係る安全経路探索システム(以降、適宜「本発明システム1」と称す)につき、図面を参照して説明する。図1は、本発明システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、本発明システム1は、地図DB(データベース)11、事故評価DB(データベース)12、安全経路探索部13、及び、危険度算出部14を備えてなる。
ここで、地図DB11、自己評価DB12の各データベースは、コンピュータ内に設けられた、或いはローカルネットワークを介してアクセス可能な所定の記憶装置の所定の記憶領域に夫々構築されている。また、安全経路探索部13、危険度算出部14は、コンピュータのハードウェア資源(CPUや各種記憶装置等)及びソフトウェア資源(OS、各種ドライバ、データベース管理ソフト等)を使用して演算処理を行う機能的手段であり、当該演算処理の実行が、CPUによりその実行が制御されるプログラムを実行することによりソフトウェア的に実現される。また、当該演算処理を行うに際して必要な情報を一時的に保持するための記憶手段を適宜備えている。
地図DB11は、道路上の交差点、及び、交差点間を結ぶ区間同士の接続関係を示す道路ネットワーク情報を保持している。ここで、「交差点」とは、道路ネットワークにおける交差点間の区間の始点と終点を代表するものであり、必ずしも現実の交差点である必要はない。例えば、高速道路の合流地点や、車両の出入りの多いスーパーマーケット等の駐車場出入口を「交差点」と扱っても構わない。地図DB11には、各区間及び各交差点の座標、交差点間を結ぶ各区間の道路に沿った距離などが併せて保持されている。
事故評価DB12は、道路上で発生した事故の重大性を評価した評価値を、事故毎に、事故が発生した場所(交差点の間の区間、又は交差点)及びその発生日時と関連付けて保持している。さらに、事故評価DB12は、区間で発生した事故については、その区間内の事故の発生地点を、その事故の評価値とともに保持している。評価値は、例えば、人身事故であれば、軽度のけがであれば1、重度のけがであれば5、後遺症が残る場合は40、死亡事故であれば100を人数に応じて加算した値とすることができ、物損事故であれば、損害の程度に応じて、評価値を割り当てることができる。
より好ましくは、評価値は、発生した事故に係る損害賠償金額に比例した値とするのが好適である。損害賠償金額により、事故の重大度の情報が定量的に反映されていると考えられる。本実施形態では、保険会社を介して取得した事故に係る損害賠償金額(単位:千円)が、発生した事故毎に、事故が発生した区間又は交差点の情報(区間で発生した事故の場合は、更にその区間内の事故発生地点)、及び日時とともに、事故評価DB12に保持されている。
また、区間については、車両の進行方向に応じて異なる区間として扱うことが好ましい。つまり、同じ交差点間を結ぶ区間であっても、「上り」方向と「下り」方向で別区間として扱うことが好ましい。道路上で起きた車両同士の正面衝突のような場合には、双方の区間において、発生した事故を事故評価DB12に登録する。一方、追突事故や、コンビニエンスストアの駐車場等から合流してきた車両との衝突事故のような場合には、該当する方向の区間において、発生した事故を事故評価DB12に登録すればよい。
安全経路探索部13は、地図DB11を参照しながら、後述する前記危険度算出部14により算出された危険度に基づき、指定された出発地から指定された目的地までの安全経路を探索する。具体的には、安全経路探索部13は、出発地から目的地までの経路に属する区間及び交差点の危険度の総和が最適化される経路を安全経路として求める。
危険度算出部14は、地図DB11、及び、事故評価DB12を参照し、出発地から目的地までの経路に属する区間及び交差点において事故に遭う危険性(リスク)を示す危険度を、当該区間毎、及び、当該交差点毎に、当該区間及び当該交差点で発生した事故の評価値を参照して算出する。ここで、区間の危険度については、当該区間で発生した事故に係る評価値の合計と、当該区間で発生した事故の発生場所間の相対距離に基づいて算出される事故の集中度合いとの関数として与えられている。かかる集中度合いの導出方法については、後述する。
以下に、安全経路探索部13による安全経路探索方法について、図2を参照して説明する。図2は、安全経路探索部13による安全経路探索方法の一例を示すフローチャートである。
まず、安全経路探索の対象となる出発地と目的地の座標が、安全経路探索部13に入力され、出発地と目的地が設定される(ステップS101)。
すると、安全経路探索部13は、地図DB11を参照し、出発地から目的地までの複数の経路Li(i=1〜N1、N1は経路の総数)を抽出し、抽出された夫々の経路Liについて、地図DB11、及び、事故評価DB12を参照し経路の危険度R(Li)を求める。夫々の経路Liは、区間Pj(j=1〜N2)、及び交差点Qk(k=1〜N3)で構成されているとする。但し、N2、N3は夫々、経路Liに属する区間及び交差点の数である。抽出された経路Liの一例を、図3に模式的に示す。
危険度R(Li)を求めるに際し、安全経路探索部13は、経路Liに属する区間Pj及び交差点Qkの夫々について、危険度R(Pj)及びR(Qk)を算出するように危険度算出部14に指示する(ステップS102)。
危険度算出部14は、所定期間内(例えば、探索時から1年前まで)において、当該区間Pj又は当該交差点Qkで発生した事故の評価情報を事故評価DB12から検索し、当該区間又は当該交差点の危険度を求める。本実施形態では、区間Pjの危険度R(Pj)を求める場合、区間Pjにおいて所定期間内に発生した事故の評価値(損害賠償金額)に基づき、該当する事故が複数ある場合は合計して損害賠償金額の総額C(Pj)を求め、且つ、複数の事故の発生場所の相対距離から事故の集中度合いD(Pj)を求め、C(Pj)とD(Pj)の関数として、危険度R(Pj)を求める。好適には、下記の数1に示すように、C(Pj)に、D(Pj)を定数α倍したものを加算し、区間Pjにおける危険度R(Pj)を求める。一方、交差点Qkの危険度R(Qk)を求める場合、下記の数2に示すように、交差点Qkにおいて所定期間内に発生した事故の評価値(損害賠償金額)に基づき、該当する事故が複数ある場合は合計して損害賠償金額の総額C(Qk)を求め、当該交差点の危険度R(Qk)とする。したがって、危険度R(Pj)、R(Qk)は、下記の数1で表される。
[数1]
R(Pj)=C(Pj) + αD(Pj)
[数2]
R(Qk)=C(Qk)
ここで、事故の集中度合いD(Pj)の算出方法としては、例えば以下に示す方法が挙げられる。
区間Pjにおいて、複数(N件)の事故が事故評価DB12に登録されているとし、夫々の事故の発生地点の道路に沿った区間内の座標をX(n=1〜N)とする。座標Xnで発生した事故の評価値(損害賠償金額)をZとする。C(Pj)とD(Pj)は、例えば、下記の数3及び数4により表すことができる。数3において、<Z>は評価値の区間における平均値を表す。
数4において、分布関数f(|X−X|)は、事故発生地点間の相対距離|X−X|がゼロのとき最大値をとり、相対距離が大きくなるに従って単調に減少する関数とする。例えば、数5に示すガウス分布関数を想定することができる。
[数5]
f(X)=exp[−X/2σ
数4及び数5により、事故が集中して発生している場合、事故同士の相対距離が近いほど、数5の分布関数の寄与により、集中度合いD(Pj)は大きくなる。さらに、数4において評価値と分布関数の積を足し合わせて集中度合いD(Pj)を算出していることにより、近接して発生した事故同士の評価値が高ければ高いほど、集中度合いD(Pj)は大きくなる。結果として、D(Pj)により、事故の集中度合いを定量的に評価することができる。
また別の例として、数4の代わりに、集中度合いD(Pj)として下記の数6を用いることも好ましい。数6は、区間Pjで発生した複数(N件)の事故のうち、事故の発生地点間の相対距離が所定の標準距離σ以下となる2つの事故からなる組み合わせを抽出し、かかる組み合わせ毎に、その評価値同士の積をとり、抽出された全ての組み合わせについて、その積の総和をとって事故の集中度合いD(Pj)とすることを意味する。
安全経路探索部13は、このようにして算出された区間Pjと交差点Qkの危険度R(Pj)及びR(Qk)を危険度算出部14から取得し、経路Liに属する全ての区間Pj及び交差点Qkについて危険度を合計し、経路Li全体の危険度を算出する(ステップS103)。
これを抽出された全ての経路{Li}に対して行い、最も危険度が最小となる経路を、安全経路として選択する(ステップS104)。
〈第2実施形態〉
以下に、本発明の一実施形態に係る安全経路探索システム(以降、適宜「本発明システム2」と称す)につき、図面を参照して説明する。図4は、本発明システム2の構成の一例を示す図である。図4に示すように、本発明システム2は、本発明システム1の構成に加え、危険度DB(データベース)15を備えたものである。危険度DB15は、コンピュータ内に設けられた所定の記憶装置の所定の記憶領域に構築されている。地図DB11、事故評価DB12、安全経路探索部13、及び、危険度算出部14の処理動作については、以下に説明する点を除き、本発明システム1と同様である。地図DB11、安全経路探索部13、及び、危険度DB15で構成された安全経路探索装置20が、本発明システム2の主要部を構成する。
危険度DB15は、道路上の交差点及び区間における危険度を保持している。つまり、本発明システム2は、地図DB11上にある区間Pj及び交差点Qkに対し、その危険度R(Pj)及びR(Qk)を予め危険度算出部14に算出させておき、その算出結果を危険度DB15に保持しておく構成である。
このように構成することで、安全経路探索部13は、上述した図2のステップS102を行う代わりに、経路Liに属する全ての区間Pjと交差点Qkの危険度R(Pj)及びR(Qk)を危険度DB15から取得し、ステップS103において経路Li全体の危険度を算出すればよく、安全経路探索に要する計算量を低減し、短時間で安全経路を求めることができる。
したがって、本発明システム2において、事故評価DB12及び危険度算出部14は不要であり、なくても本発明の目的を達成することは可能である。しかしながら、事故評価DB12が更新された場合に危険度DB15を更新できるように、事故評価DB12及び危険度算出部14が、安全経路探索装置20と必要に応じてネットワーク等で接続可能に構成されているのがより好ましい構成である。
さらに、危険度DB15は、区間の危険度R(Pj)と交差点の危険度R(Qk)を別々に保持する代わりに、交差点の危険度を区間の危険度に取り込んだ下記の数7で示される危険度R’(Pj)を、区間P毎に保持する構成としても構わない。ここで、当該区間Pjの始点及び終点を構成する交差点を夫々Qa、Qbとする。
[数7]
R’(Pj)=R(Pj)+R(Qa)/2+R(Qb)/2
経路Liを構成する各区間Pjについて、数2のR’(Pj)を合計したものは、経路Liの始点と終点である出発地と目的地の交差点の危険度を足して2で割った値がオフセットとして加算されていることを除き、経路Liに属する全ての区間Pj及び交差点Qkの危険度を合計した値と一致する。したがって、このように構成することで、交差点の危険度R(Qk)を危険度DB15に保持しておく必要がないため、危険度DB15で必要とする記憶領域を削減し、且つ安全経路探索に要する計算量を低減し、短時間で安全経路を求めることができる。
〈第3実施形態〉
上述の本発明システム1及び2では、安全経路探索部13が、出発地から目的地までの複数の経路{Li}の中から、経路全体の危険度が最少となる経路を安全経路として求める構成である。しかしながら、このような構成の場合、出発地から目的地までの距離が遠く、間に多数の区間及び交差点が介在する場合には、探索すべき経路Liの総数N1が指数関数的に増大し、計算機の処理能力を超え、安全経路を求めるのが現実的に困難となる場合がある。
本発明システム1又は2において、このような場合であっても安全経路を求めることが可能な安全経路探索の方法を以下に示す。
本実施形態において、安全経路探索部13は、出発地から目的地までの経路Liを探索対象とする代わりに、第1地点である区間又は交差点から出発し、第1地点から所定数の区間及び交差点を経由して目的地に近づく複数の途中経路Siの中から、途中経路における危険度が最小となる経路を選択する。そして、選択された経路の経路途中に位置するか又は終点(ここでは、終点)である区間又は交差点を第2地点に設定する(途中経路探索ステップ)。これを図5のグラフを用いて説明する。
まず、安全経路探索部13は、図5の例では、出発地の交差点Q1を第1地点に設定し、出発地から所定数の区間、及び、所定数の交差点を経由して途中の交差点に至る、目的地に近づく複数の途中経路S1〜S4を抽出し、かかる途中経路の中から危険度が最少となる経路を選択する。このようにして選択された経路の終点となる交差点を第2地点に設定する。
図5において、第1地点Q1から、2つの区間、1つの交差点を経由して目的地に向かう4つの途中経路S1〜S4が示されている。途中経路S1は、第1地点Q1から、区間P1、交差点Q2、区間P3を経由して交差点Q4に向かう。途中経路S2は、第1地点Q1から、区間P1、交差点Q2、区間P4を経由して交差点Q5に向かう。途中経路S3は、第1地点Q1から、区間P2、交差点Q3、区間P5を経由して交差点Q6に向かう。途中経路S4は、第1地点Q1から、区間P2、交差点Q3、区間P6を経由して交差点Q7に向かう。
この場合、安全経路探索部13は、かかる途中経路S1〜S4における危険度R(S1)、R(S2)、R(S3)、R(S4)を算出する。図5の例では、R(S1)、R(S2)、R(S3)、R(S4)は、下記の数8で表すことができる。
[数8]
R(S1)=R(P1)+R(Q2)+R(P3)+R(Q4)
R(S2)=R(P1)+R(Q2)+R(P4)+R(Q5)
R(S1)=R(P2)+R(Q3)+R(P5)+R(Q6)
R(S1)=R(P2)+R(Q3)+R(P6)+R(Q7)
安全経路探索部13は、危険度算出部14又は危険度DB15を介してR(P1)〜R(P6)、R(Q2)〜R(Q7)を取得し、R(S1)、R(S2)、R(S3)、R(S4)を算出する。そして、S1〜S4のうち、対応する危険度R(S1)〜R(S4)の値が最小のものを途中経路として選択する。ここでは、R(S3)が最小であり、途中経路S3が選択されたとする。このとき、安全経路探索部13は、途中経路S3の終点Q6を第2地点に設定し、途中経路の選択を完了する。
その後、安全経路探索部13は、交差点Q6を第1地点として、再度、目的地に近づく複数の途中経路S5〜S8を抽出し、途中経路S5〜S8の中から危険度が最小となる経路を選択する。そして、危険度が最小となる途中経路の終点を第2地点に設定し、途中経路の選択を完了する。このようにして、途中経路の選択処理を、選択された途中経路に目的地が含まれるまで繰り返すことで、出発地から目的地までの経路全体における危険度が最適化される安全経路を求めることができる。
なお、上述した危険度R(S1)〜R(S4)の算出において、途中経路の始点(第1地点)と終点の間の区間又は交差点が目的地となる場合は、目的地より後方(終点側)に位置する区間及び交差点の危険度は考慮しなくてよい。
本実施形態の安全経路探索方法では、経路探索を所定数の区間及び交差点からなる途中経路毎に分割して行うことで、探索すべき途中経路Siの総数を制限し、現実的な処理時間内で、且つ、現実的なコンピュータの必要記憶領域で、安全経路を求めることができる。なお、上記の例では、途中経路を2つの区間からなる経路としたが、本発明はこれに限られるものではない。途中経路に含まれる区間及び交差点を増やすことにより、処理に要する計算量は増加するが、安全経路の精度は高くなる。
さらに、運転者が車両の運転途中で目的地を変更した場合や、システムが提示した安全経路から外れた経路を運転者が選択した場合であっても、その時点の車両位置から安全経路を短時間で求めることができる。
ただし、本実施形態の安全経路探索方法では、危険度R(Si)が最小となる途中経路を選択し続けることで、求められた経路が目的地を迂回してしまい、目的地に到達しない場合がありえる。これを訂正し、強制的に目的地に到達させる方法として、例えば、下記の数9に示すように、途中経路における危険度R(Si)に補正項V(Si)を加えた補正された危険度R’’(Si)を考え、R’’(Si)が最少となる途中経路を選択する方法が挙げられる。ここで、U(Si)は途中経路Siから目的地までの直線距離、U0は出発地から目的地までの直線距離とする。
[数9]
R’’(Si)=R(Si)+V(Si)
V(Si)=A(U(Si)/U0)1+β
V(Si)は、途中経路Siと目的地間の直線距離U(Si)の増加に対して単調に増加する関数である。つまり、V(Si)は、途中経路が目的地から外れるほどその値が増加する関数であり、目的地到達度を表しているといえる。数9の例では、V(Si)をべき関数としたが、これに限られるものではない。例えば指数関数であってもよい。
U(Si)としては、途中経路Siに属する区間及び交差点のうち、何れか一つから目的地までの直線距離、或いは、平均した直線距離であってもよいが、途中経路Siに属する区間及び交差点と目的地までの直線距離のうち最短の距離を設定するとよい。途中経路Siに目的地が含まれるとき、U(Si)=0、V(Si)=0となる。
数9において、A及びβは、どの程度まで目的地から外れた途中経路を許容するかに応じて適宜調整されるパラメータである。V(Si)を下に凸の単調増加関数とするため、β>0が好ましい。
このように構成することで、途中経路Siが目的地から離れるにしたがって、補正された危険度R’’(Si)が増大するため、目的地に離れる方向の途中経路は選択されにくくなり、目的地に到達する安全経路を得ることができる。
以上、本発明システム1、2に依れば、道路の安全性をその危険度に基づき定量的に評価し、安全経路の提示を行うことが可能となる。
〈別実施形態〉
以下に、別実施形態について説明する。
〈1〉上記実施形態の本発明システム1及び2では、出発地から目的地までの安全経路を求めるにあたって、出発地及び目的地を共に交差点で代表させているが、本発明はこれに限られるものではない。例えばある区間から出発し、目的地に至る安全経路を求めることもできるし、出発地からある区間までの安全経路を求めることもできる。
〈2〉上記実施形態では、交差点の危険度については、探索経路に依らず、当該交差点で発生した事故につき、事故評価DBに保持されている一定の当該事故の評価値(損害賠償金額)を合計して危険度を算出している。これを、探索経路における当該交差点での区間と区間の接続のされ方に応じて、評価値を危険度に加算すべきかを、当該交差点で発生した事故毎に判断してもよい。例えば、危険度算出部14が、当該交差点における事故が右折車と直進車の衝突事故であれば、当該交差点に隣接する区間の探索経路がかかる右折車の進行経路と一致するか、かかる直進車の進行経路と一致する場合に限り、当該事故の評価値を加算するものとし、左折巻き込み事故であれば、当該交差点に隣接する区間の探索経路がかかる左折車の進行経路と一致する場合に限り、当該事故の評価値を加算するものとしてよい。危険度DB15を用いる場合は、交差点の危険度を、当該交差点に隣接する区間別(つまり、車両の進入方向及び退出方向別)に保持する構成とすればよい。これにより、安全経路探索の精度を高めることができる。
〈3〉上記実施形態では、危険度算出部14が、所定期間内に区間又は交差点で発生した事故の評価値を加算して危険度を算出しているが、さらに、時間帯別に危険度を算出することも可能である。この場合、危険度算出部14は、事故評価DB12を参照して、所定期間内であって、経路探索時に該当する時間帯において区間又は交差点で発生した事故の評価値を加算して危険度を算出する。例えば、朝の通勤時間帯(7:00〜9:00)、午前(9:00〜12:00)、昼休み(12:00〜13:00)、午後(13:00〜17:00)、夕方の帰宅時間帯(17:00〜19:00)、夜間から早朝まで(19:00〜翌日の7:00)に時間帯を分け、時間帯別に危険度を算出することで、安全経路探索の精度を高めることができる。危険度DB15を用いる場合は、時間帯毎に危険度を保持する構成とすればよい。
〈4〉上記実施形態において、事故の集中度合いD(Pj)を求める方法として、上述した数4及び数5に基づく方法、及び数6に基づく方法を例示したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、数4及び数6では、事故の集中度合いD(Pj)は、事故の発生地点間の相対距離のほか、事故の評価値にも依存している。しかしながら、D(Pj)として、事故の評価値に依存せず、事故の発生地点間の相対距離のみに依存数する関数形とすることも可能である。
〈5〉上記第3実施形態では、安全経路探索部13は、出発地側から目的地に向かって途中経路の選択処理を繰り返し行い、安全経路を求めているが、これを逆にして、目的地側から出発地に向かって途中経路の選択処理を繰り返して、安全経路を求めても構わない。その場合、数9のU(Si)は、途中経路Siから出発地までの直線距離を用いる。
本発明は、カーナビゲーションシステムにおいて、事故に遭う危険性の少ない安全経路を探索する安全経路探索システムとしての利用が可能である。
1、2: 本発明に係る安全経路探索システム(本発明システム)
11: 地図DB
12: 事故評価DB
13: 安全経路探索部
14: 危険度算出部
15: 危険度DB
20: 安全経路探索装置
P1〜P8、PN2−1、PN2: 区間
Q1〜Q8、QN3−2、QN3−1、QN3: 交差点
S1〜S8: 途中経路

Claims (6)

  1. 道路上の交差点、及び、前記交差点間を結ぶ区間同士の接続関係を示す道路ネットワーク情報を保持する地図DBと、
    前記道路上で発生した事故の重大性を評価した評価値を、事故毎に、当該事故が発生した前記区間又は前記交差点、及び、前記区間で発生した事故の場合その区間内の事故の発生地点と関連付けて保持する事故評価DBと、
    前記地図DB、及び、前記事故評価DBを参照し、前記出発地から前記目的地までの経路に属する前記区間及び前記交差点において事故に遭う危険性を示す危険度を、当該区間毎、及び、当該交差点毎に、所定期間内において当該区間及び当該交差点で発生した事故の前記評価値を参照して算出する危険度算出部と、
    前記危険度算出部により算出された前記危険度に基づき、指定された出発地から指定された目的地までの安全経路を探索する安全経路探索部と、を備え、
    前記安全経路探索部は、
    前記出発地から前記目的地までの経路に属する前記区間及び前記交差点の前記危険度の総和が最適化される経路を前記安全経路として求め、
    前記区間の前記危険度が、当該区間で発生した事故に係る前記評価値の合計と、当該区間で発生した事故の前記発生地点間の相対距離に基づいて算出される事故の集中度合いとの関数で与えられることを特徴とする安全経路探索システム。
  2. 前記事故評価DBに保持される事故毎の前記評価値が、当該事故に係る損害賠償金額に比例した値であることを特徴とする請求項1に記載の安全経路探索システム。
  3. 前記事故評価DB及び前記危険度算出部と併せて、又は、前記事故評価DB及び前記危険度算出部の少なくとも何れか一方に代えて、道路上の前記危険度を少なくとも前記区間毎に保持する危険度DBを備え、
    前記安全経路探索部は、
    前記危険度算出部に前記区間及び前記交差点の前記危険度を算出させる代わりに、前記危険度DBに保持された前記危険度を参照して、前記出発地から前記目的地までの経路に属する前記区間及び前記交差点の前記危険度の総和が最適化される経路を安全経路として求めることを特徴とする請求項1又は2に記載の安全経路探索システム。
  4. 前記安全経路探索部は、
    前記出発地から前記目的地の間の第1地点である前記区間又は前記交差点から出発し、前記第1地点から所定数の前記区間及び前記交差点を経由して前記目的地に近づく複数の途中経路の中から、当該途中経路における前記危険度の総和が最適化される一の経路を選択し、前記選択された経路の経路途中に位置するか又は終点である前記区間又は前記交差点を第2地点とする途中経路選択ステップを実行し、
    前記出発地を前記第1地点に設定して前記途中経路選択ステップを実行後、前記第2地点を前記第1地点に設定して、前記選択された経路が前記目的地を含むまで、前記途中経路選択ステップを繰り返し実行する探索ステップを実行することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の安全経路探索システム。
  5. 前記安全経路探索部は、
    所定数の前記区間及び前記交差点を経由して前記出発地から前記目的地の間の第1地点である前記区間又は前記交差点に至り、前記目的地に近づく複数の途中経路の中から、当該途中経路における前記危険度の総和が最適化される一の経路を選択し、前記選択された経路の経路途中に位置するか又は始点である前記区間又は前記交差点を第2地点とする途中経路選択ステップを実行し、
    前記目的地を前記第1地点に設定して前記途中経路選択ステップを実行後、前記第2地点を前記第1地点に設定して、前記選択された経路が前記出発地を含むまで、前記途中経路選択ステップを繰り返し実行する探索ステップを実行することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の安全経路探索システム。
  6. 前記安全経路探索部は、
    前記途中経路選択ステップにおいて、前記複数の途中経路の中から、当該途中経路における前記危険度の総和に、当該途中経路と前記目的地又は前記出発地との間の直線距離の関数で与えられる到達度を加算した値が最小となる一の経路を選択し、
    前記到達度が、前記直線距離の増加に対して単調に増加する関数であることを特徴とする請求項4又は5に記載の安全経路探索システム。
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