JP2014173832A - パススルー式の貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】スライド棚が庫外へ大きく引き出された前端位置および後端位置において、スライド棚を安定的に保持して、スライド棚に対する食品の出し入れを的確に行えるパススルー式の貯蔵庫を提供する。
【解決手段】スライド棚13を左右一対の支持レール14・14で前後スライド自在に支持する。スライド棚13に可動ストッパ55A・55Bを設け、スライド棚13の移動軌跡に臨む貯蔵室2内の固定壁に、可動ストッパ55A・55Bを受け止める固定ストッパ54A・54Bを設ける。前端位置と後端位置のそれぞれにおいて、スライド棚13に同行する可動ストッパ55A・55Bを固定ストッパ54A・54Bで受け止めて、スライド棚13の庫外方向への突出を規制した状態で、スライド棚13に対して食品を出し入れできるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】スライド棚13を左右一対の支持レール14・14で前後スライド自在に支持する。スライド棚13に可動ストッパ55A・55Bを設け、スライド棚13の移動軌跡に臨む貯蔵室2内の固定壁に、可動ストッパ55A・55Bを受け止める固定ストッパ54A・54Bを設ける。前端位置と後端位置のそれぞれにおいて、スライド棚13に同行する可動ストッパ55A・55Bを固定ストッパ54A・54Bで受け止めて、スライド棚13の庫外方向への突出を規制した状態で、スライド棚13に対して食品を出し入れできるようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、前後両面が開口された貯蔵室を備えるパススルー式の貯蔵庫に関する。本発明における貯蔵庫とは、冷蔵庫、冷凍庫、保冷庫、保温庫、温蔵庫を含む概念である。
前後両面から食品を出し入れできるパススルー式の貯蔵庫は、主に業務用として飲食店等で多く用いられている。例えば、レストランの厨房と客席の間にパススルー式の貯蔵庫を設置すると、料理人が厨房側から貯蔵庫に入れた料理を、給仕人が客席側から取り出して客に提供することができる。そのため、完成した料理を客に提供する直前まで貯蔵庫内で適温に保持することができ、また、料理人と給仕人の動線が交差せず双方にとって作業しやすい空間を構築できる。
パススルー式の貯蔵庫の公知文献としては、例えば特許文献1を挙げることができる。そこでは、前後両面が開口された貯蔵室内に、食品を載置するための棚が上下複数段にわたって設置されている。貯蔵室の四隅には上下に長い棚支柱が設置されており、各棚は棚支柱に差し込まれた棚受けに係止されている。棚は下向きに開口する中空ケース状に形成してあり、その周囲壁には冷気の出入りを許す長穴が形成され、上面には球形ローラーの一群が配置してある。食品はトレーに収容された状態で棚に出し入れされ、その際にトレーの底面が球形ローラーで支持されるので、食品の出し入れを簡単に行える。
また特許文献2には、食品の貯蔵容器を貯蔵室から前後両方向へ引き出し可能とした貯蔵庫が開示されている。そこでは、貯蔵容器の左右縁部が中間レールで支持されており、この中間レールは、貯蔵室の両側壁に取り付けた略コ字状の固定レールで前後スライド可能に支持されている。貯蔵室を開閉する前後の各扉の内面には、前後方向に伸びる左右一対の支持腕が固定されて、固定レールおよび中間レールの内側へ挿入されている。各支持腕の先端にはL字型のストッパが軸支されており、このストッパが固定レールに設けた山部に係合することにより、支持腕の前後移動が阻止されて、扉の不用意な開放が規制される。閉じ状態の扉を開放操作すると、ストッパが回動しながら山部を乗り越えて、中間レールに設けた突部に係合する。これにより、中間レールを支持腕と共に貯蔵室外へ引き出して、中間レールに支持される貯蔵容器に対して食品を出し入れできる。
特許文献1に係る貯蔵庫では、食品を収容したトレーの底面を球形ローラーで支持するので、食品の出し入れを小さな力で軽快に行える。しかし、複数のトレーを棚の前後方向に並べて載置する場合には、開口から見て奥のトレーを取り出す際に手前のトレーが邪魔になる。この場合に奥のトレーを取り出すには、一旦手前のトレーを取り出して奥のトレーを取り出し、さらに手前のトレーを庫内へ戻さねばならず、トレーの出し入れに手間が掛るのを避けられない。また、食品を出し入れするには庫内に手を差し込む必要があるため、衣服の袖口に塵埃などが付着していた場合、手を差し込んだときに塵埃が庫内に落下するおそれがある。
また、例えば、前面側からトレーを力任せに収容すると、勢い余ってトレーが後扉に衝突して後扉が開くおそれもある。そのため、前後の扉のそれぞれに衝撃を吸収する裏板とばねを余分に設ける必要があり、コストが嵩むのを避けられない。さらに、棚に載置したトレーは、球形ローラーで前後左右へ移動自在に支持されているため、例えば、冷凍機のコンプレッサーの振動等を受けて自由に遊動するおそれがあり、とくに調理済み食品を収納する際に盛付けが乱れたり、汁などの調理液がこぼれるおそれがある。食品はトレー以外に、網棚や網籠、受枠で支持されるホテルパン等に収容されるが、これらの食品容器はトレーとは異なり底面が面一ではないため球形ローラーに引っ掛かりやすく、トレー以外の食品容器を使用して食品を収容することができない不利もある。
特許文献2に係る貯蔵庫では、貯蔵容器を庫外へ引き出すことにより、貯蔵容器に対して側方からアクセスできる。従って、開口から見て奥に載置された食品を、手前の食品に邪魔されることなく容易に取り出すことができる。また、食品の出し入れの際に庫内に手を差し込む必要が無いため、衣服の袖口に付着した塵埃などが庫内に落下することもない。しかし、特許文献2の貯蔵庫では、固定レールの山部に係合するストッパが、山部を乗り越えて中間レールの突部に係合して初めて、中間レールと貯蔵容器が扉と共に引き出される。つまり、閉じ状態の扉を引き出し始めてから、中間レールと貯蔵容器が動き出すまでの間にタイムラグがある。そのため、貯蔵容器を庫外へ引き出すとき、あるいは庫内へ収納するときの扉の開閉ストロークが、先のタイムラグの分だけ大きくなり、貯蔵容器の前後に余分な空きスペースを確保する必要がある。また、固定レールおよび中間レールとは別に、中間レールを同行操作するための支持腕を扉に設ける必要があり、貯蔵容器の支持構造が複雑になる不利がある。
さらに、貯蔵容器が庫外へ大きく引き出された状態では、貯蔵容器およびその内部に収納された食品の重みで、片持ち支持された中間レールが庫外へ向かって下り傾斜する傾向がある。そのため、貯蔵容器に対して食品を出し入れする際には、貯蔵容器を抜け出し不能に保持する必要があり、家庭用の貯蔵庫として使用するのには問題がないとしても、パススルー式の貯蔵庫として使用することは難しい。パススルー式の貯蔵庫では、各収納棚に載置された大型のトレー等を両手で出し入れしなければならず、貯蔵容器を抜け出し不能に保持できないからである。
本発明の目的は、スライド棚が庫外へ大きく引き出された前端位置および後端位置において、スライド棚を安定的に保持して、スライド棚に対する食品の出し入れを的確に行えるパススルー式の貯蔵庫を提供することにある。
本発明の目的は、食品の違いに応じてトレー以外の食品容器を適用して庫内に簡便に出し入れでき、しかも、庫内に収容した食品容器が揺れ動くのを規制して、盛付けの乱れや、調理液がこぼれるのを確実に防止できるパススルー式の貯蔵庫を提供することにある。
本発明の目的は、食品の違いに応じてトレー以外の食品容器を適用して庫内に簡便に出し入れでき、しかも、庫内に収容した食品容器が揺れ動くのを規制して、盛付けの乱れや、調理液がこぼれるのを確実に防止できるパススルー式の貯蔵庫を提供することにある。
本発明に係るパススルー式の貯蔵庫は、前後両面が開口された貯蔵室2と、貯蔵室2の各開口部3を開閉するドア4と、貯蔵室2の内部に設けた支持レール14・14で前後スライド自在に支持されるスライド棚13とを備える。スライド棚13は、貯蔵室2内に収納される収納位置と、スライド棚13の大半が前側の開口部3から前方へ突出する前端位置と、スライド棚13の大半が後側の開口部3から後方へ突出する後端位置との間を往復移動できる状態で、左右一対の支持レール14・14でスライド自在に支持される。スライド棚13に可動ストッパ55A・55Bを設け、スライド棚13の移動軌跡に臨む貯蔵室2内の固定壁に、可動ストッパ55A・55Bを受け止める固定ストッパ54A・54Bを設ける。前端位置と後端位置のそれぞれにおいて、スライド棚13に同行する可動ストッパ55A・55Bを固定ストッパ54A・54Bで受け止めて、スライド棚13の庫外方向への突出を規制した状態で、スライド棚13に対して食品を出し入れできることを特徴とする。
スライド棚13の前端位置を規定する固定ストッパ54Aを、支持レール14の前端部寄りに配置し、可動ストッパ55Aをスライド棚13の後端部寄りに配置する。スライド棚13の後端位置を規定する固定ストッパ54Bを、支持レール14の後端部寄りに配置し、可動ストッパ55Bをスライド棚13の前端部寄りに配置する。
スライド棚13は、左右一対の支持レール14・14で前後スライド自在に支持されるスライド枠15と、スライド枠15で支持される食品載置部16とを備える。スライド枠15を四角枠状に形成し、その内面に食品載置部16を支持する枠受壁21を張り出す。各食品載置部16を、載置される食品の違いに応じて、トレー、網棚16A、網籠16B、或いはホテルパン18用の受枠16Cで構成し、各食品載置部16の周縁部を枠受壁21で支持できるように構成する。
スライド棚13の両側端部に、支持レール14で走行案内される走行ローラ23と、貯蔵室2内に設けた支持ローラ37で案内支持される前後に長い走行レール24とを設ける。支持レール14の前端部寄りおよび後端部寄りのそれぞれに、支持ローラ37を配置する。収納位置において、走行ローラ23を係止保持するローラ受部50を支持レール14に設け、支持ローラ37を係止保持するローラ受部51を走行レール24に設ける。走行ローラ23とローラ受部50、および支持ローラ37とローラ受部51とを、互いに係合してスライド棚13を収納位置に位置保持する。
支持レール14を、貯蔵室2内に立設された前後一対の棚支柱17に固定する。前後の各棚支柱17の側面に、支持ローラ37を回転自在に軸支する。
支持レール14の下側に走行ローラ23を走行案内するガイド壁35を設け、支持レール14の上側に規制壁36を設ける。スライド棚13が庫外へ突出し、庫外へ向かって下り傾斜した状態において、庫内側に位置する走行ローラ23を規制壁36で受け止めて転動案内する。
本発明では、貯蔵室2に出し入れできるスライド棚13を設け、スライド棚13を前端位置あるいは後端位置まで引き出した状態において、スライド棚13側の可動ストッパ55A・55Bを、貯蔵室2側の固定ストッパ54A・54Bで受け止めるようにした。このように、対応するストッパ55A・55B・54A・54Bで、スライド棚13が前端位置あるいは後端位置を越えて庫外方向へ突出するのを規制すると、前記の各位置においてスライド棚13を安定的に位置保持できる。従って、スライド棚13に対して食品の出し入れを行う際に、スライド棚13を抜け出し不能に位置保持しておく必要がなく、食品をスライド棚13に対して的確にしかも簡便に出し入れできる。
庫内側の固定ストッパ54Aを支持レール14の前端部寄りに配置し、可動ストッパ55Aをスライド棚13の後端部寄りに配置すると、前端位置におけるスライド棚13を、前方へさらに大きく突出させることができる。同様に、固定ストッパ54Bを支持レール14の後端部寄りに配置し、可動ストッパ55Bをスライド棚13の前端部寄りに配置すると、後端位置におけるスライド棚13を、後方へさらに大きく突出させることができる。このように、スライド棚13を庫外へ大きく突出させると、スライド棚13の上面の殆どの部分を自由空間に臨ませることができるので、スライド棚13に対する食品の出し入れをさらに簡便に行える。
スライド枠15と食品載置部16とでスライド棚13を構成し、各食品載置部16を、トレー、網棚16A、網籠16B、或いはホテルパン18用の受枠16Cで構成すると、食品の違いに応じて最適の食品載置部16を使用して食品を収納できるので、貯蔵庫の使い勝手を向上できる。不必要に大きな食品載置部16に食品が収納されるのを解消して、庫内により多くの食品載置部16を収容できる利点もある。また、食品載置部16の周縁部を枠受壁21で支持すると、底面が面一でない食品載置部16であっても、スライド枠15に対して問題無く装着し、しかも安定した姿勢で支持することができる。
スライド棚13に、支持レール14で走行案内される走行ローラ23と、貯蔵室2側に設けた支持ローラ37で案内支持される走行レール24とを設けると、スライド棚13を常に前後一対のローラ23・37で移行案内できるので、スライド棚13をスムーズに出し入れ操作できる。また、収納位置において、走行ローラ23を支持レール14のローラ受部50で係止保持し、支持ローラ37を走行レール24のローラ受部51で係止保持すると、庫内に収納されたスライド棚13が前後あるいは左右に遊動するのを規制できる。従って、冷凍機のコンプレッサーの振動やドア4を閉じた際の衝撃等によるスライド棚13の不用意な遊動を規制して、庫内に収納した調理済み食品の盛付けが乱れたり、調理液がこぼれるのを確実に防止できる。走行ローラ23および支持ローラ37は、それぞれローラ受部50・51で係止保持されているが、スライド棚13を前後いずれかへ引き出し操作すると、前記各ローラ23・37はローラ受部50・51を乗り越えて、回転自在な状態になる。従って、スライド棚13を引き出す初期状態においてのみ、先の乗り越えに要する力をスライド棚13に加えればよく、以後は軽快にスライド棚13を出し入れできる。
貯蔵室2に立設した前後一対の棚支柱17に支持レール14を固定し、各棚支柱17の側面に支持ローラ37を回転自在に軸支すると、スライド棚13とこれに載置した食品の重量を、支持レール14と支持ローラ37で分散して支持できる。さらに、支持レール14および支持ローラ37に作用する重量を、最終的に、庫内の骨格部材となる棚支柱17に負担させることができる。従って、スライド棚13に対する食品の積載量が多い場合にも、その重量に十分に耐え得るスライド棚13の支持構造を構成できる。
スライド棚13を引き出す過程で、スライド棚13の重心が前端または後端の支持ローラ37の真上を通過すると、スライド棚13は重力のモーメントを受けて庫外へ向かって下り傾斜する。同時に、庫内側に位置する走行ローラ23はガイド壁35から浮き離れてしまう。こうした状態であっても、傾斜しているスライド棚13を安定した状態で支持し、軽快に引き出し操作するために、支持レール14の上側に規制壁36を設け、ガイド壁35から浮き離れた走行ローラ23を、規制壁36で受け止めて転動案内している。つまり、スライド棚13が庫外へ向かって下り傾斜した状態において、庫内側に位置する走行ローラ23を規制壁36で転動案内することにより、スライド棚13を安定した状態で軽快に出し入れできる。
図1ないし図10は、本発明に係る貯蔵庫を冷蔵庫に適用した実施形態を示している。本発明における前後、左右、上下とは、各図に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。
図2において符号1は、上下2段の冷蔵室(貯蔵室)2を備えるケース本体である。各冷蔵室2は前後両面に開口部3を有しており(図1参照)、各開口部3は観音開き構造の一対のドア4・4で開閉される。各ドア4は、その上下に配置したドアヒンジ5で揺動自在に支持されており、各ドア4の外面(庫外側)には把手6が設けられている。各ドア4の内面(庫内側)には、その上下辺部および吊元側の辺部に沿うコ字状のドアパッキン7と、揺動先端側の辺部に沿う縦長のドアパッキン8とが設けられており、各ドアパッキン7・8の内部には棒状の磁石が配置されている。コ字状のドアパッキン7がケース本体1の前面あるいは後面に吸着し、左右に隣接する縦長のドアパッキン8・8どうしが吸着することにより、左右一対のドア4・4が閉じ状態に保持されて、開口部3が封止される。
各冷蔵室2の内部には、前後両方向へ引き出し可能なスライド棚13が、左右方向に2列、上下方向に複数段配置されている。図3および図4において各スライド棚13は、左右一対の支持レール14・14で前後スライド自在に支持されるスライド枠15と、スライド枠15で支持される食品載置部16とを備える。左右方向中央側の支持レール14は、冷蔵室2の左右方向中央に立設した前後一対の棚支柱17・17に固定されており、左右方向両端側の支持レール14は、冷蔵室2の左右壁面に沿って立設した前後一対の棚支柱17・17に固定されている(図1参照)。全てのスライド棚13に食品が収納された状態では、スライド棚13や食品などの重量は、最終的に庫内の骨格部材である棚支柱17が支持することになる。そのため、棚支柱17は充分な強度を備えていて、全重量に十分に耐え得る枠体で構成してあり、この実施例ではステンレス製の枠体で棚支柱17を構成した。
食品載置部16には、調理済みの料理や下処理済みの食材などが、直にまたはホテルパン18などの容器に入れた状態で載置される。食品載置部16としては、トレー、網棚16Aや網籠16B、ホテルパン18用の受枠16Cなど、各種形態のものを食品の違いに応じて使用可能である。本実施形態では、網棚16Aを備えるスライド棚13Aと、受枠16Cを備えるスライド棚13Cとを上側の冷蔵室2に配置し、網籠16Bを備えるスライド棚13Bを下側の冷蔵室2に配置した例を示している(図2参照)。
スライド枠15は、前後壁および左右壁を有する四角枠状に形成されており、各壁の下縁には、食品載置部16を支持するための水平な枠受壁21が、スライド枠15の内方へ張り出し形成されている。食品載置部16をスライド枠15に上方から載置すると、食品載置部16の周縁部が枠受壁21に受け止められて、食品載置部16がスライド枠15に装着される(図5参照)。装着状態における食品載置部16の周縁部は、スライド枠15の前後壁および左右壁によって四方を囲まれており、これにより食品載置部16が不必要に前後遊動および左右遊動するのを規制している。装着した食品載置部16は、必要に応じてスライド枠15にビス等で分離不能に固定してもよい。本実施形態では、網棚16Aおよびホテルパン18用の受枠16Cをスライド枠15に分離不能に固定した。また、網籠16Bは、スライド枠15の枠受壁21上に載置して着脱自在とし、網籠16Bに載置された食品ごと庫外へ持ち出せるようにした。
トレー、網棚16A、網籠16Bおよび受枠16Cは、周縁部の前後寸法が同一に設定され、その左右寸法も同一に設定されているので、各食品載置部16の構造の違いとは無関係に、スライド枠15の枠受壁21上に載置できる。具体的には、トレー、網棚16A、網籠16B、および受枠16Cの平面視における周縁部の形状を、枠受壁21と同形でひとまわり小さな四角形にしている。なお、各食品載置部16の周縁部の形状は四角形である必要はなく、周縁部の複数個所に、枠受壁21で受止められる載置枠あるいは載置板が突設してあってもよい。
スライド枠15の前後壁の上縁には、外向きに突出する操作部22が形成されており、この操作部22を摘んだ状態でスライド枠15を前後にスライド操作できる。スライド枠15の左右外側面の前後端部には、支持レール14で前後に走行案内される走行ローラ23が軸支されており、前後の走行ローラ23の間に走行レール24が固定されている。
図8に示すように支持レール14は、上壁と側壁と下壁を有する断面コ字状の前後に長い枠体からなり、側壁が棚支柱17の側面にボルト30とナット31で締結固定されている。支持レール14の側壁と棚支柱17にはそれぞれボルト30用の通孔が形成され、棚支柱17の通孔の内面側にはナット31が固定されており、ボルト30が支持レール14と棚支柱17の両通孔を介してナット31にねじ込まれている。
支持レール14の下壁は、走行ローラ23を走行案内するガイド壁35として機能しており、支持レール14の上壁は、走行ローラ23の上周面を受け止める規制壁36として機能している。ガイド壁35と規制壁36の上下対向寸法は、走行ローラ23の最大直径寸法よりも僅かに大きく設定されている。
支持レール14の前端部寄りおよび後端部寄りに、走行レール24を支持する支持ローラ37が配置されて、棚支柱17の側面に固定した左右方向の回転軸で回転自在に軸支されている。支持ローラ37に臨む支持レール14のガイド壁35(下壁)には、窓孔38が形成されており、この窓孔38を介して支持ローラ37の上周面がガイド壁35の上方へ突出している(図8参照)。支持ローラ37の回転軸は、棚支柱17に締結されるボルト40およびナット41で、棚支柱17の側面に締結固定されている。
走行レール24は、支持レール14と平行に伸びる前後に長い枠体からなり、スライド枠15の左右壁および枠受壁21の下面に固定されている。走行レール24の下部には、支持ローラ37で前後動自在に案内される走行壁45が水平に設けられている。スライド棚13のスライド操作に伴って、走行壁45が支持ローラ37で移動案内され、さらに走行ローラ23がガイド壁35に沿って走行するので、スライド棚13を支持レール14に対してスムーズにスライド操作できる。走行レール24の外側端は支持レール14と左右に近接しており、走行レール24と支持レール14が接当することにより、スライド棚13の蛇行が規制され、さらに、スライド枠15の左右方向のずれ動きに起因する走行ローラ23と支持ローラ37の衝突が防止される。
図1に示すようにスライド棚13は、冷蔵室2内に収納される収納位置と、スライド棚13の大部分(大半)が前側の開口部3から前方へ突出する前端位置と、スライド棚13の大部分(大半)が後側の開口部3から後方へ突出する後端位置との間を往復移動できる状態で、左右一対の支持レール14・14でスライド自在に支持される。図5および図6に示すように、収納位置における走行ローラ23は、支持レール14の前後端寄りに設けたローラ受部50で係止保持され、さらに支持ローラ37が、走行レール24の前後端寄りに設けたローラ受部51で係止保持される。ローラ受部50・51は、凹部や突起などの凹凸構造で構成できるが、本実施形態では、支持レール14のローラ受部50を、ガイド壁35に貫通形成された角孔で構成し、走行レール24のローラ受部51を、走行壁45に貫通形成された角孔で構成した。
各走行ローラ23をローラ受部50で係止保持し、さらに、各支持ローラ37をローラ受部51で係止保持することにより、スライド棚13の不用意な前後移動を規制して、スライド棚13を収納位置に保持できる。このように、スライド棚13の保持構造をローラ23・37とローラ受部50・51で構成すると、スライド棚13の保持構造を簡素化して製造コストを削減できる。走行ローラ23および支持ローラ37は、それぞれローラ受部50・51で係止保持されているが、スライド棚13を前後いずれかへ引き出し操作すると、前記各ローラ23・37はローラ受部50・51を乗り越えて、回転自在な状態になる。従って、スライド棚13を引き出す初期状態においてのみ、先の乗り越えに要する力をスライド棚13に加えればよく、以後は軽快にスライド棚13を出し入れできる。
上記の収納位置からスライド棚13を前方へ移動させると、図9に示すように、後側の走行ローラ23のみが支持レール14で支持され、走行レール24は前側の支持ローラ37のみで支持される。図9に示す位置からスライド棚13をさらに前方へ移動させると、載置物を含めたスライド棚13の重心が前側の支持ローラ37を通過した時点で、重量モーメントによって、スライド棚13の全体が僅かに前方下向きに傾斜した状態になる(図10参照)。この傾斜状態では、後側の走行ローラ23がガイド壁35から浮き離れて規制壁36に受け止められた状態で転動する。また、スライド棚13を前端位置まで引き出した状態では、後述する可動ストッパ55Aが固定ストッパ54Aで受け止められる。この状態では、スライド棚13が僅かに前方下向きに傾斜しているので、スライド棚13の後方すなわち庫内方向への遊動が規制される。
スライド棚13を収納位置から後方へ移動させた場合も同様に、前側の走行ローラ23のみが支持レール14で支持され、走行レール24は後側の支持ローラ37のみで支持される。スライド棚13の重心が後側の支持ローラ37を通過すると、スライド棚13の全体が僅かに後方下向きに傾斜し、前側の走行ローラ23が規制壁36に受け止められる。この状態では、スライド棚13が僅かに後方下向きに傾斜するので、スライド棚13の前方すなわち庫内方向への遊動が規制される。
スライド棚13の前端位置は、図8および図10に示すように、支持レール14の前端部寄りに配置した固定ストッパ54Aと、スライド棚13の後端部寄りに設けた可動ストッパ55Aとによって規定される。同様に、スライド棚13の後端位置は、支持レール14の後端部寄りに配置した固定ストッパ54Bと、スライド棚13の前端部寄りに設けた可動ストッパ55Bとによって規定される。なお以下では、前後の固定ストッパ54A・54Bを区別せずに説明する場合には、単に固定ストッパ54と記す。可動ストッパ55(55A・55B)についても同様とする。
固定ストッパ54は、スライド棚13の移動方向(前後方向)と直交する受壁56と、受壁56と直交する締結壁57とを有するL字型の金具からなり、締結壁57が後述するボルト58とナット59によって棚支柱17の側面に締結固定されている。可動ストッパ55は、上壁と側壁と下壁を有するコ字型の金具からなり、走行レール24の上面および下面に固定されている。
スライド棚13の前端位置を規定する固定ストッパ54Aは、支持レール14の上方において前側の棚支柱17に固定されている。可動ストッパ55Aは、走行レール24の上面に固定されており、スライド棚13が前後移動するときの可動ストッパ55Aの上壁の移動軌跡が、固定ストッパ54Aの受壁56と交差させてある。スライド棚13が前端位置に至ると、固定ストッパ54Aの受壁56の後面で可動ストッパ55Aが受け止められて、スライド棚13のそれ以上の前方への移動が規制される。
スライド棚13の後端位置を規定する固定ストッパ54Bは、支持レール14の下方において後側の棚支柱17に固定されている。可動ストッパ55Bは、走行レール24の下面に固定されており、スライド棚13が前後移動するときの可動ストッパ55Bの下壁の移動軌跡が、固定ストッパ54Bの受壁56と交差させてある。スライド棚13が後端位置に至ると、固定ストッパ54Bの受壁56の前面で可動ストッパ55Bが受け止められて、スライド棚13のそれ以上の後方への移動が規制される。
図8に示すように、固定ストッパ54の締結壁57と棚支柱17の側面とには、ボルト58用の上下一対の通孔がそれぞれ形成されており、棚支柱17の通孔の内面側にはナット59が固定されている。締結壁57と棚支柱17の両通孔を介してボルト58をナット59にねじ込むことにより、締結壁57が棚支柱17に締結固定されている。なお図7に示すように、棚支柱17には、スライド棚13の段数よりも多くのナット31・41・59が上下方向に列設されている。これは、スライド枠15に装着される食品載置部16の上下寸法などに対応して、スライド棚13の上下間隔を小刻みに設定できるようにするためである。また、多数のナット31・41・59を用意しておくと、後からスライド棚13を追加することが容易であり、さらに、食品載置部16を上下寸法が異なる別のものに変更する場合に、支持レール14等の固定位置を変更して対応できる。
冷蔵室2に対するスライド棚13の取り付け手順の一例を説明すると、まず支持レール14、支持ローラ37、および後側の固定ストッパ54Bを、棚支柱17にボルト30・40・58とナット31・41・59で固定する。次いで、スライド枠15の走行ローラ23および走行レール24を支持レール14の上下壁の間に挿入する。最後に、前側の固定ストッパ54Aを棚支柱17に固定する。食品載置部16は、スライド枠15を支持レール14で支持する前に装着してもよく、支持レール14に支持された状態のスライド枠15に対して装着してもよい。
以上のように、本実施形態では、スライド棚13を前端位置あるいは後端位置まで引き出した状態において、可動ストッパ55を固定ストッパ54で受け止めて、それ以上の庫外方向への突出を規制することにより、スライド棚13を前端位置あるいは後端位置で安定的に位置保持した。従って、網棚16Aと網籠16Bに対する食品の出し入れや、受枠16Cに対するホテルパン18の着脱、および、スライド枠15に対する網籠16Bの着脱を、的確にしかも簡便に行える。
上記の実施形態では、固定ストッパ54を棚支柱17に固定した金具で構成し、可動ストッパ55を走行レール24に固定した金具で構成したが、本発明はこれに限られない。例えば固定ストッパ54は、支持レール14や貯蔵室2の壁面などに固定してもよく、可動ストッパ55はスライド枠15の左右壁などに固定してもよい。また各ストッパ54・55は、棚支柱17や走行レール24などの壁面に対して直接形成することができ、例えば、壁面の一部を切り起こした突片や、壁面に凹み形成した溝などでストッパ54・55を構成することができる。さらに、固定ストッパ54で可動ストッパ55を単に受け止めるだけでなく、受け止めた状態で保持できるようにしてもよい。例えば、固定ストッパ54を一対の弾性腕で構成し、一対の弾性腕に捕捉される突起で可動ストッパ55を構成することができる。
上記の実施形態では、スライド棚13の前端位置を規定する一対のストッパ54A・55Aを支持レール14の上側に配置し、後端位置を規定する一対のストッパ54B・55Bを支持レール14の下側に配置したが、これらの位置関係は逆であってもよい。要は、前端位置を規定する一対のストッパ54A・55Aが接当する過程で、可動ストッパ55Aが後端位置を規定する固定ストッパ54Bと接当干渉しない位置関係であればよい。後端位置を規定する可動ストッパ55Bと、前端位置を規定する固定ストッパ54Aも、同様の位置関係であればよい。
走行レール23を係止保持するローラ受部50は、支持レール14のガイド壁35に貫通形成した角孔以外に、ガイド壁35の上面に凹み形成した凹部や、ガイド壁35の上面に突設した前後一対の突条などで構成できる。支持ローラ37を係止保持するローラ受部51も、走行レール24の走行壁45の下面に凹み形成した凹部や、走行壁45の下面に突設した前後一対の突条などで構成できる。また、全ての走行ローラ23および支持ローラ37に対してローラ受部50・51を形成する必要は無く、一部のローラ23・37のみに対してローラ受部50・51を形成してもよい。この場合のローラ受部50・51は、前後一対の突条などの突起で構成することが好ましい。
支持レール14のガイド壁35を下壁の他の部分よりも一段低く形成して、垂直な段差面で走行ローラ23を側方から受け止めることにより、走行ローラ23の左右方向の遊動を規制することができる。段差に代えて、ガイド壁35の側縁にリブを上向きに突設してもよい。規制壁36を備える上壁にも、同様の段差やリブを設けることができる。支持ローラ37は、棚支柱17以外に支持レール14や貯蔵室2の壁面などに軸支することができる。上記の実施形態では、支持ローラ37を走行ローラ23よりも棚支柱17寄りに配置したが、両ローラ23・37の位置関係は逆であってもよい。
1個のスライド枠15に対して複数個の食品載置部16を前後ないし左右に並べて装着することができる。枠受壁21は、スライド枠15の前後壁および左右壁の長手方向に沿って形成する以外に、例えばスライド枠15の四隅に配置することができる。ドア4は観音開き構造である必要は無く、例えば1枚の揺動ドアで開口部3を開閉する構造としてもよい。本発明は、実施形態で示した冷蔵庫以外に、料理を保温する温蔵庫などにも適用することができる。本発明は、全ての棚が前後にスライドする貯蔵庫だけでなく、一部の棚のみが前後にスライドする貯蔵庫にも適用することができる。
2 貯蔵室(冷蔵室)
3 開口部
4 ドア
13 スライド棚
14 支持レール
15 スライド枠
16 食品載置部
17 棚支柱
21 枠受壁
23 走行ローラ
24 走行レール
35 ガイド壁
36 規制壁
37 支持ローラ
50・51 ローラ受部
54A・54B 固定ストッパ
55A・55B 可動ストッパ
3 開口部
4 ドア
13 スライド棚
14 支持レール
15 スライド枠
16 食品載置部
17 棚支柱
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23 走行ローラ
24 走行レール
35 ガイド壁
36 規制壁
37 支持ローラ
50・51 ローラ受部
54A・54B 固定ストッパ
55A・55B 可動ストッパ
Claims (6)
- 前後両面が開口された貯蔵室(2)と、貯蔵室(2)の各開口部(3)を開閉するドア(4)と、貯蔵室(2)の内部に設けた支持レール(14・14)で前後スライド自在に支持されるスライド棚(13)とを備えており、
スライド棚(13)は、貯蔵室(2)内に収納される収納位置と、スライド棚(13)の大半が前側の開口部(3)から前方へ突出する前端位置と、スライド棚(13)の大半が後側の開口部(3)から後方へ突出する後端位置との間を往復移動できる状態で、左右一対の支持レール(14・14)でスライド自在に支持されており、
スライド棚(13)に可動ストッパ(55A・55B)が設けられ、スライド棚(13)の移動軌跡に臨む貯蔵室(2)内の固定壁に、前記可動ストッパ(55A・55B)を受け止める固定ストッパ(54A・54B)が設けられており、
前端位置と後端位置のそれぞれにおいて、スライド棚(13)に同行する可動ストッパ(55A・55B)を固定ストッパ(54A・54B)で受け止めて、スライド棚(13)の庫外方向への突出を規制した状態で、スライド棚(13)に対して食品を出し入れできることを特徴とするパススルー式の貯蔵庫。 - スライド棚(13)の前端位置を規定する固定ストッパ(54A)が、支持レール(14)の前端部寄りに配置され、可動ストッパ(55A)がスライド棚(13)の後端部寄りに配置されており、
スライド棚(13)の後端位置を規定する固定ストッパ(54B)が、支持レール(14)の後端部寄りに配置され、可動ストッパ(55B)がスライド棚(13)の前端部寄りに配置されている請求項1に記載のパススルー式の貯蔵庫。 - スライド棚(13)が、左右一対の支持レール(14・14)で前後スライド自在に支持されるスライド枠(15)と、スライド枠(15)で支持される食品載置部(16)とを備えており、
スライド枠(15)は四角枠状に形成されて、その内面に食品載置部(16)を支持する枠受壁(21)が張り出されており、
各食品載置部(16)が、載置される食品の違いに応じて、トレー、網棚(16A)、網籠(16B)、或いはホテルパン(18)用の受枠(16C)で構成されて、各食品載置部(16)の周縁部が枠受壁(21)で支持できるように構成されている請求項1または2に記載のパススルー式の貯蔵庫。 - スライド棚(13)の両側端部に、支持レール(14)で走行案内される走行ローラ(23)と、貯蔵室(2)内に設けた支持ローラ(37)で案内支持される前後に長い走行レール(24)とが設けられており、
支持レール(14)の前端部寄りおよび後端部寄りのそれぞれに、支持ローラ(37)が配置されており、
収納位置において、走行ローラ(23)を係止保持するローラ受部(50)が支持レール(14)に設けられ、支持ローラ(37)を係止保持するローラ受部(51)が走行レール(24)に設けられており、
走行ローラ(23)とローラ受部(50)、および支持ローラ(37)とローラ受部(51)とが、互いに係合してスライド棚(13)が収納位置に位置保持してある請求項1から3のいずれかひとつに記載のパススルー式の貯蔵庫。 - 支持レール(14)が、貯蔵室(2)内に立設された前後一対の棚支柱(17)に固定されており、
前後の各棚支柱(17)の側面に、支持ローラ(37)が回転自在に軸支されている請求項4に記載のパススルー式の貯蔵庫。 - 支持レール(14)の下側に走行ローラ(23)を走行案内するガイド壁(35)が設けられ、支持レール(14)の上側に規制壁(36)が設けられており、
スライド棚(13)が庫外へ突出し、庫外へ向かって下り傾斜した状態において、庫内側に位置する走行ローラ(23)が規制壁(36)で受け止められて転動案内される請求項4または5に記載のパススルー式の貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013050221A JP2014173832A (ja) | 2013-03-13 | 2013-03-13 | パススルー式の貯蔵庫 |
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JP2014173832A true JP2014173832A (ja) | 2014-09-22 |
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2013
- 2013-03-13 JP JP2013050221A patent/JP2014173832A/ja active Pending
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