JP2014172034A - 機能膜形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】機能膜の所望の形状に応じた濡れ性条件を設定する濡れ性条件設定手段10を備えており、この濡れ性条件設定手段10は、データ読み込み部11と、データ変換部13と、濡れ性条件生成部15と、濡れ性条件選択部17と、膜の様態推定部19と、平坦度評価部21と、平坦度判定部23と、濡れ性条件出力部25とを備えている。これらを備えた濡れ性条件設定手段10によって設定された、特定の濡れ性条件に従って、機能膜の形成を行う。
【選択図】図1
Description
図1は、第一の実施の形態の機能膜形成装置の動作に係る機能ブロック図を兼ねたフロー図である。本実施形態の機能膜形成装置は、液滴を基板上に吐出して所望の形状の機能膜を形成する機能膜形成装置(1)であって、機能膜の所望の形状に応じた濡れ性条件を設定する濡れ性条件設定手段(10)を備えており、この濡れ性条件設定手段(10)は、以下に示す1−8を備えている。
1)液滴を吐出する位置及び量を設定した吐出条件データ(d1)と、機能膜の所望の形状のデータ(描画レイアウト、d2)と、機能膜の膜厚の不均一さを示す値の許容範囲の境目の値である閾値のデータ(d3)と、を少なくとも読み込むデータ読み込み部(11)。
2)データ読み込み部(11)により読み込まれたデータ(D1)を処理できる形に変換し、この変換されたデータ(D2)を出力するデータ変換部(13)。
3)変換されたデータ(D2)をもとに、機能膜の形成における濡れ性条件の候補を1つ又は2つ以上生成する、濡れ性条件生成部(15)。
4)濡れ性条件の候補の中から特定の濡れ性条件を選択する濡れ性条件選択部(17)。
5)変換されたデータ(D2)の中の吐出条件データ(d1)及び所望の形状のデータ(d2)と、上述の特定の濡れ性条件とをもとに、基板上に形成される機能膜の様態を推定する膜の様態推定部(19)。
6)推定された膜の様態をもとに、この推定された膜における膜の均一性を評価する平坦度評価部(21)。
7)推定された膜における膜厚の均一性を評価した結果をもとに、推定された膜における平坦度を判定する平坦度判定部(23)。
8)上述の平坦度の値が閾値よりも小さい値である場合、推定された膜の均一性は良好であると判定され、上述の特定の濡れ性条件のデータ(D3)を出力する濡れ性条件出力部(データ出力部、25)。
出力することになる。よって、出力されるデータ濡れ性条件と平坦度のデータ(D3’)は図13(a)のようになる。
出力することになる。よって、出力されるデータ濡れ性条件と平坦度のデータ(D3’)は図13(b)のようになる。
この時、算出された濡れ性条件と平坦度のデータ(D4’)は、過去のデータ(D5)と書式をそろえるために、図12とは異なるが、吐出条件(d1)と描画レイアウト(d2)の列を増やした。
算出された濡れ性条件と平坦度のデータ(D4’)が更新された図20と、更新される前の図C3を比較すると、確かに図20のNO4に、平坦度評価部21(S106)にて算出された濡れ性条件と平坦度のデータ(D4’)が追加されている様子が確認できる。図14のフローでは、この更新されたデータを用いて濡れ性条件リストの生成や、濡れ性条件の選択を行うこととなる。
10 濡れ性条件設定手段
11 データ読み込み部
13 データ変換部
15 濡れ性条件生成部
17 濡れ性条件選択部
19 膜の様態推定部
21 平坦度算出部
23 平坦度判定部
25 データ出力部(濡れ性条件出力部)
30 描画レイアウト(所望の形状)
31 基板
33 パターン
40 濡れ性レイアウトの基本図
D1 入力データ
D2 変換されたデータ
D3,D3’ 特定の濡れ性条件のデータ
D4,D4’ 算出された濡れ性条件と平坦度のデータ
D5 過去のデータ
d1 吐出条件データ
d2 描画レイアウト(所望の形状のデータ)
d3 閾値のデータ
R1,R2,R3,R4 濡れ性レイアウト
Claims (8)
- 機能膜の所望の形状に応じた濡れ性条件を設定する濡れ性条件設定手段を備え、
前記濡れ性条件設定手段によって設定された前記濡れ性条件に従って、液滴を基板上に吐出して所望の形状の機能膜を形成する機能膜形成装置であって、
前記濡れ性条件設定手段は、
前記液滴を吐出する位置及び量を設定した吐出条件データと、前記機能膜の所望の形状のデータと、前記機能膜の膜厚の不均一さを示す値の許容範囲の境目の値である閾値のデータと、を少なくとも読み込むデータ読み込み部と、
前記データ読み込み部により読み込まれたデータを変換し、該変換されたデータを出力するデータ変換部と、
前記変換されたデータをもとに、前記機能膜の形成における濡れ性条件の候補を少なくとも1つ生成する濡れ性条件生成部と、
前記濡れ性条件の候補の中から特定の濡れ性条件を選択する濡れ性条件選択部と、
前記変換されたデータの中の前記吐出条件データ及び前記所望の形状のデータと、前記特定の濡れ性条件とをもとに、前記基板上に形成される前記機能膜の様態を推定する膜の様態推定部と、
前記推定された膜の様態をもとに、当該推定された膜における膜の均一性を評価する平坦度評価部と、
前記推定された膜における膜厚の均一性を評価した結果をもとに、前記推定された膜における平坦度を判定する平坦度判定部と、
前記平坦度の値が前記閾値よりも小さい値である場合、推定された膜の均一性は良好であると判定され、前記特定の濡れ性条件のデータを出力する濡れ性条件出力部と、
を備えることを特徴とする機能膜形成装置。 - 前記濡れ性条件生成部は、
前記変換されたデータのうち、前記所望の形状のデータをもとに、
前記基板の、前記所望の形状のデータが示す前記機能膜の形成予定領域を除く領域である領域1と、
前記機能膜の形成予定領域のうち、前記液滴の吐出により形成されるウエット膜の形成予定領域である領域を除く領域である領域2と、
前記ウエット膜の形成予定領域である領域3と、
のそれぞれの領域毎に応じた濡れ性条件を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の機能膜形成装置。 - 前記濡れ性条件選択部は、
前記特定の濡れ性条件を選択する際に、
前記平坦度評価部において過去に評価された前記膜厚の均一性の評価結果をもとに、前記濡れ性条件の候補の中から、前記所望の形状の機能膜に適した濡れ性条件を優先して選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の機能膜形成装置。 - 前記膜の様態推定部は、流体シミュレーションにより前記機能膜の形状を算出することで、前記推定を行うことを特徴とする請求項1に記載の機能膜形成装置。
- 前記膜の様態推定部は、過去に行われた前記推定の結果のデータから、前記所望の形状の機能膜に適していると推定されるデータを用いて、前記推定を行うことを特徴とする請求項1または請求項4に記載の機能膜形成装置。
- 前記平坦度評価部は、前記膜の様態推定部で推定された前記機能膜の様態において、前記膜厚の最大値と最小値との比を用いて、前記膜の均一性を評価することを特徴とする請求項1に記載の機能膜形成装置。
- 前記平坦度判定部は、前記変換されたデータの中の前記閾値のデータを用いて、前記膜厚の平坦度を判定することを特徴とする請求項1に記載の機能膜形成装置。
- 前記平坦度判定部は、前記閾値を、前記平坦度がより高くなると思われる値に変更可能であることを特徴とする請求項7に記載の機能膜形成装置。
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CN111993265B (zh) * | 2020-08-28 | 2021-11-26 | 上海华力微电子有限公司 | 判断研磨头的胶膜是否扭曲的方法 |
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