JP2014170652A - アルカリ電池用亜鉛合金粉末とそれを用いたアルカリ電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス発生を抑制しつつハイレートパルス放電性能を向上させたアルカリ電池用亜鉛合金粉末とそれを用いたアルカリ電池を提供する。
【解決手段】170〜230ppmのAlと、121〜225ppmのBiと、150〜250ppmのInとを含み、10ppm以下のMg、鉄、銅、鉛、ニッケル、コバルト、マンガンのうちより選ばれた少なくとも1つ以上の不可避不純物を含み、残りが亜鉛である亜鉛合金粉末であって、200,150,100,50,40メッシュにて粉体の質量比率を制御することで、優れたアルカリ電池用亜鉛合金粉およびその電池を提供可能となった。
【選択図】なし

Description

本発明は、亜鉛合金粉末の合金組成と粒度分布を最適化することによって、重負荷(ハイレートともいう。)パルス放電性能に優れ、かつガス発生が抑制されたアルカリマンガン電池などのアルカリ電池用の亜鉛合金粉末とそれを用いたアルカリ電池に関するものである。
近年、携帯用電子機器の大電流化に伴い、アルカリマンガン電池の重負荷パルス放電性能の向上要求が高まっている。重負荷パルス放電領域では負極材である亜鉛合金粉末の特性の寄与が大きいとされ、それに伴い亜鉛合金粉末の特性向上が望まれていた。従来の方法としては亜鉛合金粉末の反応面積を増加するために、−200メッシュ(200メッシュ以下)またはそれよりも微細な亜鉛粉を増加して負極活物質に使用する技術が知られている。すなわち、−200メッシュの亜鉛微粉あるいは−325メッシュの亜鉛ダストなどの微細粉を負極活物質に含ませることにより、表面積を増加させて、連続負荷、高電流パルス試験などの放電性能を向上させるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、−200メッシュの微細亜鉛粉を20〜30質量%、35〜200メッシュを70〜80質量%とすることにより放電特性に優れたものとするものがある(例えば、特許文献2参照。)。これらは、粗粉の部分での効果が見えなくなっており、微細粉増=表面積増=反応面積増の関係での発明である。粗粉の含有率を調整して、粒度分布曲線が2山の(すなわち、粒度分布曲線において2つのピークが存在する)亜鉛合金粉末を得ることによって、ガス発生が抑制されハイレートパルス放電性能が向上したアルカリ電池用亜鉛合金粉末を得る方法が開示されている(特許文献3)。
しかしながら、微細粉とガス発生量は比例する関係が確認されており、単なる混合による方法では、放電性能向上効果が不十分であり、電池の安全性の指標であるガス発生量の抑制との両立が困難であった。
特表2001−512284号公報 特開2002−270164号公報 特開2004−253276号公報
従って本発明の目的は、従来以上にハイレートパルス放電性能を向上させ、かつガス発生抑制も両立させたアルカリ電池用亜鉛合金粉末とそれを用いたアルカ電池を提供することにある。
本発明者らは上記課題の解決にむけて鋭意検討を重ねた結果、次の発明に至った。170〜230ppmのAlと、121〜225ppmのBiと、150〜250ppmのInとを含み、10ppm以下のMg、鉄、銅、鉛、ニッケル、コバルト、マンガンの少なくともいずれかの1種以上の不可避不純物を含み、残りが亜鉛である亜鉛合金粉末であって、200メッシュ以下の粉体の比率が10質量%以上、200〜150メッシュの粉体の比率が 9〜20質量%、150〜100メッシュの粉体の比率が18〜40質量%、100〜50メッシュの粉体の比率が20〜41質量%、50〜40メッシュの粉体の比率が3〜17質量%、40メッシュ以上の粉体の比率が7質量%未満、であって、前記粉体の比率の総計が100%質量となる、ことを特徴とするアルカリ電池用亜鉛合金粉末。
さらには、200メッシュ以下の粉体の比率が10〜23質量%であることを特徴とするアルカリ電池用亜鉛合金粉末。
さらには、 前記亜鉛合金粉末が、球状、針状、扁平状、棒状の少なくとも2種以上の形状の粒子を含む、前記電池用亜鉛合金粉末である。さらには、
前記亜鉛合金粉末が、ガスアトマイズ法により製造されたことを特徴とするアルカリ電池用亜鉛合金粉末である。さらには、亜鉛合金粉末がBET 0.001〜
0.1m/gのアルカリ電池用亜鉛合金粉末である。
また、 前記亜鉛合金粉末が負極活物質として含有されていることを特徴とするアルカリ電池である。
なお、ここで、200メッシュ以下とは、200メッシュフルイのフルイ目を通過する粒径のもの、すなわち0.075mm以下の粒径のものをいう。200メッシュ以下を−200メッシュとも言う。200〜150メッシュとあるのは、150メッシュフルイのフルイ目を通過するが、200メッシュフルイのフルイ目を通過しない粒径のものを言う。100〜50メッシュ、50〜40メッシュについても同様である。40メッシュ以上とは、40メッシュフルイのフルイ目を通過しない粒径の亜鉛合金粉を言う。
これらの結果から明らかなように、本発明に係る亜鉛合金粉末は、微粒子と粗粒部分の最適範囲を適正化することにより、アルカリ電池においてガス発生を抑制しつつ、ハイレートパルス放電性能を飛躍的に向上することができる。
亜鉛合金粉は、電池の特性を向上するため、アルミニウム(Al)、ビスマス(Bi)、インジウム(In)、鉛(Pb)、カドミニウム(Cd)など種々の元素を亜鉛(Zn)に調合されている。亜鉛合金粉の組成は、粉末全体としての組成として元素毎に含有量を表している。個々の粒子において、所定の組成の比率を有していることが殆どである。しかし、製造段階での種々のばらつきは、完全には抑制できないため、粒子間での組成差のばらつきも若干生じてしまう。ただし、亜鉛合金を溶融して調合した場合は、ばらつきが1%以下(相対差)であり、誤差程度である。もっとも、その組成差のばらつきは20%程度あっても良いとされている。すなわち、亜鉛合金粉全体として所定の組成となっていれば粉体の組成として分析し、評価できる。組成の分析は、粉末全体から50g程度を分取して分析サンプルとし、ICP、化学分析法により組成値(質量%、ppm)を求める。なお、本発明において、特に記載がない場合での分析値の単位は、質量ppm、質量%である。
本発明における亜鉛合金組成は、Al、Bi及びInを含有する亜鉛合金が特に好ましい。さらには、170〜230のAlと、121〜225ppmのBiと、150〜250ppmのInとを含み、10ppm以下のマグネシウム、鉄、銅、鉛、ニッケル、コバルト、マンガンの少なくともいずれか1つ以上の不可避不純物を含み、残部が亜鉛である亜鉛合金粉末である。この組成らは、厳密なものではなく、Biの代わりに鉛の含有量を増やしても本発明と同等の効果が得られる可能性はある。不純物は他では、ガリウム、タリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、カドミウム、錫および鉛からなる群より選ばれた少なくとも1種以上の元素を0.1〜1ppm含有してもよい。微量に含まれる元素の影響は殆どないためである。かさ密度が2.8g/cm以上、好ましくは2.9g/cm以上であることを特徴とする。かさ密度が低すぎると電池寿命が短くなるおそれがある。
亜鉛合金粉末の粒度分布は、フルイによって求めた。好ましい粒度分布としては、200メッシュ以下の粉体の比率が10質量%以上、200〜150メッシュの粉体の比率が 9〜20質量%、150〜100メッシュの粉体の比率が18〜40質量%、100〜50メッシュの粉体の比率が20〜41質量%、50〜40メッシュの粉体の比率が3〜17質量%、40メッシュ以上の粉体の比率が7質量%未満、さらには1質量%以下でも良い。であって、前記粉体の比率の総計が100%質量となる亜鉛合金粉末である。−200メッシュの微細粉は、さらに−350メッシュより細かい粉が含む。粒度分布は、組成との組み合わせにもより決まる。主に、放電特性に影響を与える。それぞれの粒度の区間における粉体の比率は、上限、下限を厳密に限定するものではない。上下限値を超えても、超えた値が5%以内であれば、全体として影響も少ない場合もあり、本範囲はより好ましい範囲としている。粒度分布と組成を調整することにより特性が得られる範囲である。粒度分布の測定間隔をより複数にすることにより、粒度分布の形状の調整と制御を可能とし、従来以上にハイレートパルス放電性能を向上させ、かつガス発生抑制も両立させたアルカリ電池用亜鉛合金粉末となり、それを用いた特性の良いアルカ電池が得られる。
200メッシュ以下の微粒子粉では表面積の増加とともに電解液との反応面積が増加するので放電特性は向上する。但し、放電性能は200メッシュ以下の微粒子粉の比率が10質量%以上必要であるが、23質量%以上では放電性能の効果は飽和してしまう。これは粒子間の電解液が不足し反応が進まなくなるためと考えられる。さらに100〜35メッシュの粗大粒子を適正量含むことにより、粒子間の隙間が増大し、物質拡散に有利な状態となって反応がスムーズに進むようになる。それとともに粗大粒子同士が接触してネットワークを形成し内部抵抗が低減される。このような機構で放電性能が向上すると考えられる。
一方、微粉は増加するが、粗大粒子も含まれているため、微粉量に比例したガス発生量とはならず、粗大粒子の分で緩和される。
電池用の亜鉛合金粉末は、ガスアトマイズ法等により製造されると、粉末を形成する1つ1つの粒子は、多形状種となる。粒子形状は球状、針状、扁平状、棒状、他不定形である。球状は、粒子の長軸長と短軸長との軸比を長軸長/短軸長として2以下のものである、軸比が2以上のものを棒状とし、さらに粒子のいずれかの箇所に突起があるものを針状とする。扁平状は、棒状のものであり、粒子の断面において軸比が2以上のものである。これら球状、針状、扁平状、棒状の形状が複合された形状を不定形としてある。軸比の測定は、亜鉛合金粉末を電子顕微鏡(SEM)で100倍以上にて拡大した画像により測定する。画像にある個々の粒子を平行な2線により粒子外縁を挟み、最長距離となる箇所の平行2線間の垂直距離(最短距離)を長軸長(μm)とし、この平行2線に垂直に交差する2線から、同様に粒子の外縁を挟み最長距離にて得た長さを短軸長(μm)とする。
アルカリ電池に組み込まれた亜鉛合金粉は、アルカリ溶液、分散液等と混合された状態である。アルカリ電池の電位を得るため、化学反応が起きるような状態となっている。
以下に実施例および比較例を記載し本発明をさらに具体的に示すが、本発明の技術的範囲はこれらの記載に限定されるものではない。
亜鉛粉についての評価法を先に述べる。
亜鉛合金粉末のかさ密度はJIS Z2504により測定した。
各亜鉛合金粉末を5gとり、40%KOH水溶液に3質量%の酸化亜鉛を溶解した液に浸し、図1に示す装置を用いて60℃で3日間保持して発生したガス量から、ガス発生速度(μl/g・day)を求めた。重負荷放電性能(ハイレートパルス放電性能)は、次のように評価した。各亜鉛合金粉末、ポリアクリル酸1質量%、酸化亜鉛を3質量%溶解させた40%KOH水溶液を混合してゲル状負極活物質とした。正極を二酸化マンガンとしてLR6型試作電池を作製した。この試作電池の重負荷放電(ハイレートパルス放電)性能を1.2A3秒間放電、7秒間休止で測定した。この電池を当初1.6Vであったところ、上記のとおり連続して繰り返し放電させて1.0
Vまでの放電時間を測定し、後述する比較例1の放電時間を100とした場合の相対値で表した。
亜鉛合金粉末のBET(比表面積、単位 m/g)は、窒素ガス置換法による、BET1点法による。
(実施例1)アルミニウム200ppm、ビスマス200ppmおよびインジウム200ppmと残部が亜鉛からなる組成の亜鉛合金を、500℃の温度で溶解した後、セラミックスノズルを用いて2〜4mmに細流化して滴下し、これに空気ガスにて圧縮空気を噴射させて噴霧を行い、亜鉛合金粉末を得た。なお、この亜鉛合金には、鉄が0.1ppm含まれていた。この亜鉛合金粉末を200メッシュ、150メッシュ、100メッシュ、50メッシュ、40メッシュでふるい分けを行い、それぞれ秤量し、200メッシュ以下の比率は14質量%、200〜150メッシュでは12質量%、150〜100メッシュでは24質量%、100〜50メッシュでは39質量%、50〜40メッシュでは10質量%、40メッシュ以上では1.0質量%となる亜鉛合金粉末を作製した。
また、かさ密度が2.89g/cmであった。BETは、0.03m/gであった。粒子形状は球状、針状、扁平状、棒状、他不定形の形状粉がそれぞれ含まれていた。
(実施例2)アルミニウム200ppm、ビスマス150ppmおよびインジウム200ppmと残部が亜鉛からなる組成の亜鉛合金を、500℃の温度で溶解した後、セラミックスノズルを用いて2〜4mmに細流化して滴下し、これに空気ガスにて圧縮空気を噴射させて噴霧を行い、亜鉛合金粉末を得た。なお、この亜鉛合金には、鉄が0.1ppm含まれていた。この亜鉛合金粉末を200メッシュ、150メッシュ、100メッシュ、50メッシュ、40メッシュでふるい分けを行い、それぞれ秤量し、200メッシュ以下の比率は17質量%、200〜150メッシュでは15質量%、150〜100メッシュでは24質量%、100〜50メッシュでは36質量%、50〜40メッシュでは7質量%、40メッシュ以上では1.0質量%となる亜鉛合金粉末を作製した。
かさ密度は2.93g/cmであった。BETは0.03m/gであった。粒子形状は球状、針状、扁平状、棒状、他不定形の形状粉がそれぞれ含まれていた。
(比較例1)アルミニウム30ppm、ビスマス200ppmおよびインジウム200ppmと残部が亜鉛からなる組成の亜鉛合金とし、残部が実質的に亜鉛として他は実施例1と同様に亜鉛粉を製造した。
この亜鉛合金粉末を200メッシュ、150メッシュ、100メッシュ、50メッシュ、40メッシュでふるい分けを行い、それぞれ秤量し、200メッシュ以下等の比率は9質量%、200〜150メッシュでは8質量%、150〜100メッシュでは17質量%、100〜50メッシュでは41質量%、50〜40メッシュでは18質量%、40メッシュ以上では7.0質量%となる亜鉛合金粉末を作製した。かさ密度が2.73g/cmであった。
ここで、実施例1、比較例1により得た亜鉛合金粉末について、各特性評価を比較する。ハイレートパルス放電性能は、比較例1の亜鉛合金粉末の放電特性値を100とした場合、実施例1で120であった。また、同様に初期ガス発生量は比較例1を100として実施例1では、70となった。このことにより、放電特性に優れ、ガス発生量を抑制した。亜鉛合金粉末が得られることが分かった。実施例2では、同様にハイレートパルス放電性能は、110であった。また、ガス発生量は80となった。このことにより、放電特性に優れ、初期ガス発生量を抑制した亜鉛合金粉末が得られることが分かった。本発明による亜鉛合金粉末を用いれば、優れた亜鉛電池が得られることも分かった。
(参考例)アルミニウム300ppm、ビスマス50ppmおよびインジウム200ppmと残部が亜鉛からなる組成の亜鉛合金を、500℃の温度で溶解した後、セラミックスノズルを用いて2〜4mmに細流化して滴下し、これに空気ガスにて圧縮空気を噴射させて噴霧を行い、亜鉛合金粉末を得た。なお、この亜鉛合金には、鉄が0.1ppm含まれていた。この亜鉛合金粉末を200メッシュ、150メッシュ、100メッシュ、50メッシュ、40メッシュでふるい分けを行い、それぞれ秤量し、200メッシュ以下の比率をそれぞれ20質量%、200〜150メッシュでは16質量%、150〜100メッシュでは24質量%、100〜50メッシュでは34質量%、50〜40メッシュでは5.5質量%、40メッシュ以上では0.5質量%となる亜鉛合金粉末を作製した。
かさ密度が3.0g/cmであった。BETは、0.03m/gであった。比較例1により得た亜鉛合金粉末について、各特性評価を比較する。放電特性をハイレートパルス放電性能は、比較例1の亜鉛合金粉末の放電特性値を100とした場合、参考例で115であった。また、同様にガス発生量は比較例1を100として参考例では、70となった。



Claims (6)

  1. 170〜230ppmのAlと、121〜225ppm以下のBiと、150〜250ppm以下のInとを含み、10ppm以下のマグネシウム、鉄、銅、鉛、ニッケル、コバルト、マンガンの少なくともいずれか1種以上の不可避不純物を含み、残部が亜鉛である亜鉛合金粉末であって、200メッシュ以下の粉体の比率が10質量%以上、200〜150メッシュの粉体の比率が9〜20質量%、150〜100メッシュの粉体の比率が18〜40質量%、100〜50メッシュの粉体の比率が20〜40質量%、50〜40メッシュの粉体の比率が3〜17質量%、40メッシュ以上の粉体の比率が7質量%未満、であって、前記粉体の比率の総計が100%質量となる、ことを特徴とするアルカリ電池用亜鉛合金粉末。
  2. 200メッシュ以下の粉体の比率が10〜23質量%であることを特徴とする、請求項1に記載のアルカリ電池用亜鉛合金粉末。
  3. 前記亜鉛合金粉末が、球状、棒状、針状、扁平状の少なくとも2種以上の形状の粒子を含む、請求項1または2に記載の電池用亜鉛合金粉末。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の亜鉛合金粉末が、ガスアトマイズ法により製造されたことを特徴とするアルカリ電池用亜鉛合金粉末。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の亜鉛合金粉末がBET 0.001〜 0.1m/gであることを特徴とするアルカリ電池用亜鉛合金粉末。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の亜鉛合金粉末が負極活物質として含有されていることを特徴とするアルカリ電池。

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