JP2014170626A - コンセントの刃受構造 - Google Patents

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【課題】本発明は、コンセントの刃受構造において、適切な電気導通と接触圧を確保した上で刃受金属材料の使用量を削減して製造コスト低減を実現する。
【解決手段】この刃受構造の刃受1は一対の板バネ部11とそれらを繋ぐ接続部12とを有し、導電性の板バネ材からプレス成形される。刃受1は挿入方向xに沿って挿入される栓刃9を板バネ部11によって挟持して導通する。各板バネ部11は挟持する栓刃9に対して凹状とされ、挿入方向xに沿う谷線aを有する湾曲構造を有する。挿入方向xに沿う板バネ部11の左右側面の縁部が栓刃9に接触する部位となり、栓刃9に局所的に食い込む食込部2となる。板バネ部11のガイド部11a、接圧部11b、および基部11cは同じ方向に湾曲して共通の谷線aを有し、この湾曲構造で強度が向上する。より低い接触圧であっても、食込部2で電気導通が確保でき、強度向上で板バネ材を薄くでき、コストを低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラグの栓刃が挿入されるコンセントの刃受構造に関する。
従来から、コンセントの刃受は、プラグの栓刃に接触して保持する接触圧を確保し、栓刃との間の電気的な接触抵抗を減らして導通を確保するためにばね性と高導電率性とを有する銅合金の板材を用いて構成され、かつ、種々のコスト低減が図られている。例えば、異種規格のプラグに対する部品の共通化を実現してコスト低減を図った引掛コンセント用の刃受構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。引掛コンセントは、プラグの栓刃をコンセントに挿入した後にプラグ全体を挿入方向軸回りに回転することにより逆回転をしなければ抜けないようにするロック機構を有し、ロック機構に対応する栓刃は、ロック時に回転可能とするために湾曲した構造を有している。そこで、特許文献1の刃受は、栓刃を挟持する一対のばね片を同方向に湾曲させ、内側ばね片の外径と外側ばね片の内径とを、それぞれ複数種類の規格化された栓刃の最小径の内径と最大径の外径とに一致させ、異種規格のプラグに対して部品を共通化している。
また、同様の引掛コンセント用の刃受構造において、従来分離していた一対のばね片を一体化して組立コストを低減し、ロック時回転中心側の刃受を栓刃の湾曲凹面に沿うように湾曲させて接触面積を増やした刃受構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2の刃受構造は、回転中心側の刃受の湾曲によって、栓刃挿入が円滑になり、また、刃受のばね強度と接触圧力を増大できるので電気接続の信頼性が向上できる、とされている。
特開平6−52916号公報 実開昭63−152181号公報
しかしながら、上述した特許文献1や特許文献2に示されるようなコンセントの刃受構造においては、依然としてコスト低減が不十分であり、例えば、近年とみに高騰する銅合金等の刃受金属材料の使用量を削減して製造コストを低減するという観念はない。また、引掛コンセント用の刃受に限らず、通常のコンセント用の刃受構造においても、コスト低減が望まれている。
本発明は、上記課題を解消するものであって、簡単な構成により、適切な電気導通と接触圧を確保した上で刃受金属材料の使用量を削減して製造コストを低減することができるコンセントの刃受構造を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、本発明のコンセントの刃受構造は、プラグの栓刃が挿入されるコンセントの刃受構造において、挿入される栓刃を挟持し、該栓刃と導通する導電性の刃受を備え、刃受は、互いに対向する一対の板バネ部とそれらを繋ぐ接続部とを有し、一対の板バネ部の少なくとも一方は、栓刃の挿入方向に沿う尾根線または谷線を有する湾曲構造を有し、その湾曲構造における栓刃に接触する部位が栓刃に食い込む食込部とされていることを特徴とする。
このコンセントの刃受構造おいて、食込部は、凹凸粗面とされていてもよい。
このコンセントの刃受構造において、食込部は、板バネ部の栓刃の挿入方向に沿った縁部にあることができる。
このコンセントの刃受構造において、湾曲構造は、挟持する栓刃に対して凹状とされていてもよい。
このコンセントの刃受構造において、湾曲構造は、挟持する栓刃に対して凸状とされていてもよい。
このコンセントの刃受構造において、湾曲構造は、挟持する栓刃に対し、一対の板バネ部の一方は凸状、他方は凹状とされていてもよい。
このコンセントの刃受構造において、一対の板バネ部は、一方の板バネ部に対して他方の板バネ部が直交する姿勢にあってもよい。
本発明のコンセントの刃受構造によれば、湾曲構造によって強度を確保して板材を薄くでき、食込部によって電気導通を確保できるので、刃受の金属使用量を削減して製造コストを低減することができる。
(a)は本発明の第1の実施形態に係るコンセントの刃受構造の刃受の斜視図、(b)は同刃受に栓刃を挿入した状態の斜視図、(c)は同刃受の平面図、(d)は(c)のI−I線断面図。 (a)は同刃受の食込部の斜視図、(b)は同刃受の食込部の他の例を示す斜視図。 (a)は同刃受の変形例の斜視図、(b)は同変形例に栓刃を挿入した状態の斜視図、(c)は同変形例の平面図。 (a)は第2の実施形態に係るコンセントの刃受構造の刃受の斜視図、(b)は同刃受に栓刃を挿入した状態の斜視図、(c)は同刃受の平面図、(d)は(c)のJ−J線断面図。 同刃受の食込部の斜視図。 (a)は同刃受の変形例の斜視図、(b)は同変形例に栓刃を挿入した状態の斜視図、(c)は同変形例の平面図。 (a)は第3の実施形態に係るコンセントの刃受構造の刃受の斜視図、(b)は同刃受に栓刃を挿入した状態の斜視図、(c)は同刃受の平面図。 (a)〜(l)は他の種々の実施形態に係るコンセントの刃受構造の刃受の概念図。 (a)〜(c)はさらに他の種々の実施形態に係るコンセントの刃受構造の刃受の概念図。 (a)〜(f)はさらに他の種々の実施形態に係るコンセントの刃受構造の刃受の概念図。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態に係るコンセントの刃受構造について、図面を参照して説明する。図1、図2は、第1の実施形態に係るコンセントの刃受構造の刃受を示す。図1(a)〜(d)に示すように、この刃受構造の刃受1は、互いに対向する一対の板バネ部11とそれらを繋ぐ接続部12とを有し、例えば、長方形の導電性の板バネ材からプレス加工によって成形される。導電性の板バネ材は、例えば、銅や銅合金の板金部材である。接続部12は、両板バネ部11を接続する機能の他に、刃受1を電力線に接続するための端子部としての機能を有する。刃受1は、コンセント(不図示)に備えられ、挿入方向xに沿って挿入される平刃形状の栓刃9を、一対の板バネ部11によって挟持し、栓刃9と導通する。一対の板バネ部11は、それぞれ、湾曲した矢印Aで示すように、挟持する栓刃9に対して凹状とされ、栓刃9の挿入方向xに沿う谷線aを有する湾曲構造を有している。各板バネ部11の幅が挿入される栓刃9の幅よりも広く、かつ、板バネ部11が湾曲構造を有することにより、挿入方向xに沿う板バネ部11の左右側面の縁部が栓刃9に接触する部位となる。その接触部位は、栓刃9に食い込む食込部2となる。板バネ部11は、刃受1に挿入される栓刃9に対して食込部2を押圧する付勢力を発生する。栓刃9が、板バネ部11の付勢力に抗して挿入されると、食込部2は栓刃9の表面に摺動痕9aを形成し、板バネ部11と栓刃9とは、食込部2によって導通し電気的に接続される。
一対の板バネ部11は、それぞれ、その自由端部から接続部12に向けて、例えば、ガイド部11a、接圧部11b、および基部11cに区分される。両板バネ部11に属する各ガイド部11aは、互いに先端を外方に向けて離間させ、挿入方向xに対して傾斜面を形成し、栓刃9が挿入容易となるように挿入口を構成している。また、各接圧部11bは、ガイド部11aの近くでは栓刃9の厚みよりも狭い間隔で互いに対向配置され、その間隔は接続部12に近づくほど広くなる。各基部11cは、接圧部11bを接続部12に繋いでいる。一つの板バネ部11に属するガイド部11a、接圧部11b、および基部11cは、それぞれ、同じ方向に湾曲した湾曲構造を有し、共通の谷線aを有している。板バネ部11は、このような湾曲構造によって強度が向上する。このような谷線aは、接続部12の一部まで設けることにより、すなわち、接続部12の一部に湾曲構造を形成することにより、板バネ部11の強度をより向上させ、刃受1による接圧をより向上できる。
図2(a)に示すように、板バネ部11は、ガイド部11aと接圧部11bとの繋ぎ部分に屈曲部を有し、板バネ部11の栓刃9の挿入方向xに沿った縁部が、その屈曲部において突出し、その突出した縁部が栓刃9に食い込む食込部2となる。また、図2(b)に示すように、突出した縁部とその近傍の表面に凹凸粗面を形成し、その凹凸粗面、または、その凹凸粗面および縁部によって、栓刃9に食い込む食込部2を形成してもよい。板バネ部11は、栓刃9に対し、このような食込部2によって局所的に接触するので、板バネ部11の付勢力を狭い範囲に集中することができ、従って、高い接圧(接触圧力)を実現することができる。
このような刃受構造の刃受1によれば、板バネ部11の湾曲構造によって板バネ部11の強度を確保できるので、湾曲構造を有しない場合に比べて板材を薄くできる。すなわち、一般に、接触抵抗の低減は接触圧の増加によって行われる。また、コンセントの刃受の板バネは、銅や銅合金の板金部材により構成されており、銅材料の使用量削減を目的として板材料を薄肉化していくと、バネ性が低下して適切な接圧および低い接触抵抗を得ることが難しくなる。これに対し、本発明では、刃受1の板バネ部11を湾曲した曲面にする板材の立体構造によって機械的強度を補強し、断面2次モーメントを増大することで板バネ部11の剛性を高め、薄肉の板金部材を用いてもバネ性を維持して接圧を維持できる。これにより、薄肉の板金部材を用いても、接触抵抗の増加を防止でき適切な接圧と低い接触抵抗を実現でき、コンセントの使用時の接触抵抗による発熱を抑えることができる。
また、食込部2によって局所的に高い接圧を実現して、電気的な接触抵抗をより低くすることができるので、食込部2を用いない場合に比べて板材を薄くできる。すなわち、板バネ部11の縁部に形成された加工端部(エッジ)を挿入方向に配された食込部2とする構成によって、板バネ部11を栓刃9に線接触、または点接触させて、より低い接触抵抗を実現できる。従って、本発明の刃受1によれば、簡単な構成により、適切な電気導通と接触圧を確保した上で刃受金属材料の使用量を削減して製造コストを低減することができる。なお、挿入方向に沿った線状の形状からなる食込部2を有する板バネ部11による刃受1は、プラグを回転させないでプラグを直進挿入した状態で用いる通常のコンセント用として、好適に用いることができる。
図3(a)(b)(c)は、刃受1の変形例を示す。この変形例の刃受1は、上述の図1に示した刃受1における一対の板バネ部11のうち、一方の板バネ部11のみが湾曲構造を有し、他方の板バネ部11が、矢印Bで示すように、非湾曲構造とされているものである。このような刃受1においても、食込部2を備えていることにより、適切な電気導通と接触圧を確保した上で刃受金属材料の使用量を削減して製造コストを低減することができる。
(第2の実施形態)
図4、図5は、第2の実施形態に係る刃受1を示す。この実施形態の刃受1は、図4(a)〜(d)に示すように、上述の第1の実施形態の刃受1における一対の板バネ部11の一方が、湾曲した矢印Cで示すように、挟持する栓刃9に対して凸状とされたものである。栓刃9に対して凸状となる板バネ部11は、栓刃9の挿入方向xに沿う尾根線bを有する湾曲構造を有している。板バネ部11が湾曲構造を有することにより、挿入方向xに沿う板バネ部11の尾根線bに沿った突出部が栓刃9に接触する部位となり、その接触部位が、栓刃9に食い込む食込部3となる。すなわち、この刃受1の湾曲構造は、挟持する栓刃9に対し、一対の板バネ部11の一方は凸状、他方は凹状とされている。従って、この刃受1は、栓刃9の中央部に食い込む食込部3と、栓刃9の端に近い側に食い込む2箇所の食込部2と、を有して3点で栓刃9に接触する。
尾根線bを有する板バネ部11は、その自由端部から接続部12に向けて、ガイド部11a、接圧部11b、および基部11cに区分され、これらの各部は、それぞれ、同じ方向に湾曲した湾曲構造を有し、共通の尾根線bを有する。尾根線bを有する板バネ部11は、このような湾曲構造によって、谷線aを有する板バネ部11と同様に、強度が向上する。このような尾根線bは、接続部12の一部まで設けることにより、すなわち、接続部12の一部に湾曲構造を形成することにより、板バネ部11の強度を向上させ、刃受1による挟持力を向上させることができる。
図5に示すように、板バネ部11は、ガイド部11aと接圧部11bとの繋ぎ部分に屈曲部を有し、食込部3は、その屈曲部と尾根線bが交差した突出部分に位置している。食込部3は、屈曲による突出部分をそのまま用いてもよく、その突出部分と突出部分の周辺の表面に凹凸粗面を形成し、その凹凸粗面を用いるようにしてもよい。凹凸粗面は、例えば、ローレット加工や星打ち等によって形成すればよい。ローレット加工は、例えば、刃受1を板バネ材からプレス加工によって成形する際に、専用のローレット金型や工具を被加工物の表面に強く押し当てて表面を塑性変形させて行えばよい。そのローレット目は、筋状の平目や綾目の他に、菱形、四角形、三角形などの突出部を2次元的に分布させたものとしてもよい。後者の場合、例えば、突出部の高さを0.005〜0.2mm、突出部の一辺の寸法を0.1〜0.3mm程度とすればよい。食込部3を多点構造にすることにより、より低い接触抵抗を実現できる。また、例えば、平目を用いる場合、その平目の筋の方向が挿入方向xに沿う方向となるようにすると、栓刃9の挿入時に、ローレット目が栓刃9の表面に食い込み易くなる。塑性変形によるローレット加工によって、より硬度の高い食込部3が形成される。
図6(a)(b)(c)は、刃受1の変形例を示す。この刃受1は、上述の第1の実施形態の刃受1における一対の板バネ部11の両方が、湾曲した矢印Cで示すように、挟持する栓刃9に対して凸状とされたものである。この刃受1は、栓刃9の中央部に、両面から食い込む2箇所の食込部3を有して2点で栓刃9に接触する。
(第3の実施形態)
図7(a)(b)(c)は、第3の実施形態に係る刃受1を示す。この実施形態の刃受1は、上述の第1の実施形態の刃受1において、一方の板バネ部11に対して他方の板バネ部11が直交する姿勢にあるように、互いに対向する一対の板バネ部11の配置を構成したものである。すなわち、刃受1は、湾曲した矢印Aで示すように挟持する栓刃9に対して凹状とされ湾曲構造を有する板バネ部11と、湾曲した板バネ部11に直交するように対向配置された平板状の板バネ部11と、これらの板バネ部11を繋ぐ接続部12と、を有している。平板状の板バネ部11は、挟持する栓刃9に対向し、かつ、挿入方向xに沿う方向の直線状の縁辺を有し、その縁辺が栓刃9に線状に接触して食い込む食込部4を構成する。この食込部4は、直線状とせずに、挟持する栓刃9に向けて突出する突出形状とすることができる。食込部4を突出形状とすることにより、栓刃9に対する板バネ部11からの接圧を局所的に集中して、刃受1を栓刃9に、より効果的に接触させることができる。食込部4を構成する板バネ部11は、その主たる面を栓刃9に対して直交配置されることにより、接圧発生に関わる断面2次モーメントが増加されており、板材を薄くしても、適切な接圧が維持され、低い接触抵抗が維持される。
(他の実施形態)
図8、図9、図10は、種々の実施形態に係るコンセントの刃受構造の概念を示す。図8(a)〜(l)に示すように、本発明のコンセントの刃受構造の刃受は、上述した実施形態および変形例に加え、板バネ部11の湾曲形状を他の形状として、各板バネ部11を組み合わせたものとすることができる。各板バネ部11の湾曲形状は、例えば図8(a)の単一湾曲されたU形状湾曲やV形状湾曲に加え、例えば図8(d)の二重湾曲されたW形状湾曲とすることができる。W形状湾曲の板バネ部11は、図8(d)に示すように、2つの食込部2と1つの食込部3とを用いる構成、または、図8(e)に示すように、2つの食込部を用いる構成、とすることができる。
また、図9(a)〜(c)に示すように、本発明のコンセントの刃受構造の刃受は、上述した平刃形状の栓刃9に対する場合と同様に、丸刃形状の栓刃9に対しても適用することができる。また、さらに、図10(a)〜(f)に示すように、本発明のコンセントの刃受構造の刃受は、上述した平刃形状の栓刃9に対する場合と同様に、断面円弧形状の栓刃9に対しても適用することができる。なお、本発明の刃受1は、断面円弧形状の栓刃9をコンセントに挿入した後にプラグ全体を挿入方向軸回りに回転する引掛コンセント用に用いることもでき、その場合、食込部2や食込部3を、栓刃9の回転時に栓刃9に食い込む形状の構成とすればより好適である。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、上述した各実施形態および各変形例の構成を互いに組み合わせた構成とすることができる。板バネ部11の湾曲形状は、断面2次モーメントが向上する形状であれば任意に設定することできる。また、刃受1の製造方法は、板バネ部11の湾曲形状を形成する加工を行い、その後、板バネ部11が互いに対向するように、底辺が平らなU字形状とするU字曲げ加工を行う製造方法としてもよく、これらの加工の順番を逆に行う製造方法としてもよい。
1 刃受(コンセントの刃受構造)
11 板バネ部
12 接続部
2 食込部
3 食込部
4 食込部
a 谷線
b 尾根線

Claims (7)

  1. プラグの栓刃が挿入されるコンセントの刃受構造において、
    挿入される栓刃を挟持し、該栓刃と導通する導電性の刃受を備え、
    前記刃受は、互いに対向する一対の板バネ部とそれらを繋ぐ接続部とを有し、前記一対の板バネ部の少なくとも一方は、栓刃の挿入方向に沿う尾根線または谷線を有する湾曲構造を有し、その湾曲構造における栓刃に接触する部位が栓刃に食い込む食込部とされていることを特徴とするコンセントの刃受構造。
  2. 前記食込部は、凹凸粗面とされていることを特徴とする請求項1に記載のコンセントの刃受構造。
  3. 前記食込部は、前記板バネ部の栓刃の挿入方向に沿った縁部にあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンセントの刃受構造。
  4. 前記湾曲構造は、挟持する栓刃に対して凹状とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のコンセントの刃受構造。
  5. 前記湾曲構造は、挟持する栓刃に対して凸状とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のコンセントの刃受構造。
  6. 前記湾曲構造は、挟持する栓刃に対し、前記一対の板バネ部の一方は凸状、他方は凹状とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のコンセントの刃受構造。
  7. 前記一対の板バネ部は、一方の板バネ部に対して他方の板バネ部が直交する姿勢にあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンセントの刃受構造。
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