JP2014170488A - 推定顔生成装置、顔照合装置、推定顔生成方法及び推定顔生成プログラム - Google Patents

推定顔生成装置、顔照合装置、推定顔生成方法及び推定顔生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ある時点の顔画像から他の時点の顔画像を推定した推定顔を生成すること。
【解決手段】平均顔生成処理部14cは、年齢層別の平均顔データ13aを生成する。年齢差ベクトル算出部14dは、年齢層の異なる平均顔データ13aから、年齢による顔の変化を示す年齢差ベクトル13bを算出する。推定顔生成処理部14eは、加工前後の年齢層に対応する年齢差ベクトル13bを用いて顔画像データを加工することで、ある時点の顔画像データから他の時点の顔画像を推定した推定顔データ13cを生成する。照合処理部14fは、この推定顔データ13cを参照データとして顔照合を実行する。
【選択図】図2

Description

この発明は、特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成装置、顔照合装置、推定顔生成方法及び推定顔生成プログラムに関する。
従来、照合対象者の顔画像データと比較するための顔画像データを参照データとして登録しておき、照合対象者の顔画像データを入力データとして参照データと照合処理する顔照合技術が知られている(例えば特許文献1参照。)。
このような顔照合技術では、照合対象者の顔が加齢などにより変化すると照合精度が低下する。そこで、指名手配犯を捜索する場合のように、照合対象者の顔画像データの取得時点と入力データの取得時点との間に時間的な開きがあるケースでは、その時間の差に応じた加工を参照データに施す必要がある。
顔画像に加工を施す技術として、特許文献2は、撮像した人物の顔画像に対して、輪郭、髪型、生え際、毛髪の色等を変更することで、性別や年齢が異なって見える画像を生成し、出力する遊技用の画像出力装置を開示している。また、特許文献3は、2つの顔画像をモーフィングにより合成し、年代や性別による特徴と、任意に選択された好みの特徴とを付加して架空の子供の顔画像を生成する遊技用の画像合成装置を開示している。
特開2007−158421号公報 特開平11−164196号公報 特開2004−5265号公報
しかしながら、上述の特許文献1及び2は、照合を行なうことを想定した技術ではないため、元の顔画像の特徴を十分に残すことができない。また、加齢に対応した加工や、年代を指定した加工を行なう場合であっても、加工前後の年齢差を考慮していない。従って、上述の特許文献1及び2に代表される従来技術を照合に適用したとしても、照合精度の向上を期待することはできない。
これらのことから、照合対象者の顔画像データの取得時点と入力データの取得時点との間に時間的な開きがある場合に、その時間の差に応じた加工を参照データに施して推定顔を生成し、もって顔画像の照合精度の向上に寄与することのできる技術をいかにして実現するかが重要な課題となっている。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、ある時点の顔画像から他の時点の顔画像を推定した推定顔を生成することのできる推定顔生成装置、顔照合装置、推定顔生成方法及び推定顔生成プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成装置であって、人物の年齢による顔の変化を示す年齢変化データを生成する年齢変化データ生成手段と、顔画像データの入力を受け付ける顔画像データ入力受付手段と、前記顔画像データ入力受付手段により受け付けた前記顔画像データに対し、前記年齢変化データを適用して前記特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記年齢変化データ生成手段は、顔の特徴点の位置を特定し、前記特徴点の位置変化を示すデータを前記年齢変化データとして生成することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記年齢変化データ生成手段は、年齢層の異なる複数の平均顔データを比較し、年齢層の組合せ毎に年齢変化データをそれぞれ生成することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記推定顔生成手段は、前記顔画像データ入力受付手段により受け付けた前記顔画像データの年齢に関する情報と、生成すべき推定顔データの年齢に関する情報とを受け付けて、適用する年齢変化データを決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記顔画像データ入力受付手段により受け付けた前記顔画像データを、該顔画像データの年齢に対応する年齢層の平均顔データと比較し、前記顔画像データの個人特徴を抽出する個人特徴抽出手段をさらに備え、前記推定顔生成手段は、前記個人特徴抽出手段により抽出した個人特徴に基づいて前記年齢変化データを補正して適用し、前記推定顔データを生成することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記顔画像データ入力受付手段が複数の顔画像データの入力を受け付けた場合に、前記複数の顔画像データを合成する合成顔データ生成手段をさらに備え、前記推定顔生成手段は、前記顔画像データ入力受付手段が複数の顔画像データの入力を受け付けた場合に、前記合成顔データ生成手段により合成された合成顔データに対し、前記年齢変化データを適用して前記特定の時点の推定顔データを生成することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記合成顔データ生成手段は、前記複数の顔画像データを合成する際に、指定された条件に基づいて重み付けを行なうことを特徴とする。
また、本発明は、顔画像の照合を行なう顔照合装置であって、人物の年齢による顔の変化を示す年齢変化データを生成する年齢変化データ生成手段と、参照用の顔画像データに対し、前記年齢変化データを適用して特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成手段と、照合用の顔画像データと、推定顔生成手段により生成された前記推定顔データとを照合する照合手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成方法であって、人物の年齢による顔の変化を示す年齢変化データを生成する年齢変化データ生成ステップと、顔画像データの入力を受け付ける顔画像データ入力受付ステップと、前記顔画像データ入力受付ステップにより受け付けた前記顔画像データに対し、前記年齢変化データを適用して前記特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成ステップとを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成プログラムであって、人物の年齢による顔の変化を示す年齢変化データを生成する年齢変化データ生成手順と、顔画像データの入力を受け付ける顔画像データ入力受付手順と、前記顔画像データ入力受付手順により受け付けた前記顔画像データに対し、前記年齢変化データを適用して前記特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、人物の年齢による顔の変化を示す年齢変化データを生成し、画像データ入力受付手段により受け付けた顔画像データに対し、年齢変化データを適用して、特定の時点の推定顔データを生成するように構成したので、ある時点の顔画像から他の時点の顔画像を推定した推定顔を生成することが可能となる。
図1は、実施例1に係る推定顔の生成について説明するための説明図である。 図2は、実施例1に係る顔照合装置の構成を示すブロック図である。 図3は、図2に示した平均顔データについて説明するための説明図である。 図4は、図2に示した年齢差ベクトルについて説明するための説明図である。 図5は、図2に示した推定顔データについて説明するための説明図である。 図6は、年齢差ベクトル算出部の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、推定顔生成モードにおける処理手順を示すフローチャートである。 図8は、照合モードにおける処理手順を示すフローチャートである。 図9は、実施例2に係る推定顔の生成について説明するための説明図である。 図10は、実施例2に係る顔照合装置の構成を示すブロック図である。 図11は、実施例2における推定顔生成モードの処理手順を示すフローチャートである。 図12は、実施例3に係る顔照合装置による推定顔の生成について説明するための説明図である。 図13は、実施例3に係る顔照合装置の構成を示すブロック図である。 図14は、生成した推定顔を外部出力する推定顔生成装置の構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る推定顔生成装置、顔照合装置、推定顔生成方法及び推定顔生成プログラムの実施例を詳細に説明する。
本実施例1では、平均顔から推定顔を生成する推定顔生成装置を含む顔照合装置について説明を行う。まず、本実施例1に係る顔照合装置による推定顔の生成について説明する。
図1は、実施例1に係る推定顔の生成について説明するための説明図である。顔照合装置は、年齢層別の平均顔データを生成し、年齢層別の平均顔データから年齢による顔の変化を示す年齢差ベクトルを算出する。そして、加工のベースとなる顔画像データと、該顔画像データの年齢層と、加工後の年齢層とを受け付けたならば、加工前後の年齢層に対応する年齢差ベクトルを用いて顔画像データを加工し、推定顔データを生成する。
年齢層別の平均顔データの生成には、当該年齢層に該当する人物の複数の顔画像データを用いる。例えば、20代の平均顔データを生成する場合には、20歳から29歳までの複数の人物の顔画像について、両目、鼻、口等の位置が重なるようにして正規化し、各画素の濃淡値を平均する。同様に、40代の平均顔データを生成する場合には、40歳から49歳までの複数の人物の顔画像について、両目、鼻、口等の位置が重なるようにして正規化し、各画素の濃淡値を平均する。平均顔データの作成には、特許第4187494号公報や特開2005−346654号公報に記載の技術を適用可能である。なお、年齢層は、必ずしも10歳毎に区切る必要はなく、5歳毎など任意の範囲で設定可能である。
年齢層別の平均顔データは、該年齢層の人物の顔画像が共通して有する特徴を示す。例えば、40代の平均顔データは、20代の平均顔データと比較すると、目尻が下がり、頬がたるんでいる。
顔照合装置は、年齢層別の平均顔データから特徴点の位置を検出し、各特徴点の位置変化を年齢差ベクトルとして算出する。特徴点は、年齢の変化による位置の変化が大きい箇所を含むことが好適であり、特徴点の数は適宜設定可能である。また、年齢差ベクトルは、年齢層の組合せ毎に算出することが好適である。
図1では、左目の目尻を特徴点P1、右の頬を特徴点P2、顎を特徴点P3とし、20代の平均顔データと40代の平均顔データの年齢差ベクトルを生成している。特徴点P1は、20代から40代への年齢変化によって下がり、特徴点P2は、20代から40代への年齢変化によって画像内における左下方向にたるんでいる。また、特徴点P3の位置には変化がない。
このため、20代から40代への年齢差ベクトルは、特徴点P1の変化量dP1が(0,−β1)となり、特徴点P2の変化量dP2が(−α2,−β2)となり、特徴点P3の変化量dP3が(0,0)となっている。
顔照合装置は、年齢差ベクトルを算出した後、加工のベースとなる顔画像データと、該顔画像データの年齢層と、加工後の年齢層とを受け付けた場合に、推定顔データを生成する。
具体的には、顔照合装置は、加工のベースとなる顔画像データについて特徴点の位置を検出し、加工前後の年齢層に対応する年齢差ベクトルを用いて特徴点の位置を移動処理することで推定顔データを生成する。
図1では、20代の顔画像データについて特徴点P1〜P3を検出し、20代から40代への年齢差ベクトルを用いて特徴点P1〜P3を移動処理することで、40代の推定顔データを生成した場合を示している。このため、40代の推定顔データでは、20代の顔画像データにおける特徴点P1の位置がdP1(0,−β1)移動し、20代の顔画像データにおける特徴点P2の位置がdP2(−α2,−β2)移動している。20代の顔画像データにおける特徴点P3の位置は、dP3が(0,0)であるため、同一の位置となる。
このように、顔照合装置は、指定された時間の差に応じた加工を顔画像データに対して行なって、推定顔データを生成する。この推定顔データを参照データとして顔照合を実行することにより、顔照合装置は、顔画像の照合精度を向上することができるのである。
次に、本実施例1に係る顔照合装置の構成について説明する。図2は、実施例1に係る顔照合装置10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、実施例1に係る顔照合装置10は、画像入力インタフェース11、入力部12、記憶部13及び制御部14を有する。
画像入力インタフェース11はカメラ21及びスキャナ22と接続され、カメラ21及びスキャナ22から入力顔画像データを受け付けるインタフェースである。
入力部12は、キーボードやマウス等である。入力部12は、顔照合装置10の動作モードを切替えるモード切替操作を受け付ける。顔照合装置10の動作モードには、平均顔データを生成して年齢差ベクトルを算出する年齢差ベクトル算出モードと、推定顔データを生成する推定顔生成モードと、照合処理を行なう照合モードとがある。また、入力部12は、年齢差ベクトル算出モードにおいて、入力顔画像データの年齢層の入力を受け付ける。同様に、入力部12は、推定顔生成モードにおいて、加工前の年齢層及び加工後の年齢層の入力を受け付ける。
記憶部13は、フラッシュメモリやハードディスク装置等からなる記憶デバイスであり、平均顔データ13aと、年齢差ベクトル13bと推定顔データ13cとを記憶する。
平均顔データ13a及び年齢差ベクトル13bは、年齢差ベクトル算出モードにおいて生成され、記憶部13に格納される。平均顔データ13aは、年齢層と、平均顔画像と、各特徴点の座標及び特徴量とを関連付けたデータである。年齢差ベクトル13bは、年齢差ベクトルを識別する名称と、年齢層の組合せである年齢差と、各特徴点の座標の変化量とを関連付けたデータである。
推定顔データ13cは、推定顔生成モードにおいて生成され、記憶部13に格納される。推定顔データ13cは、生成した推定顔を一意に特定する推定顔IDと、氏名と、推定顔画像と、各特徴点の座標及び特徴量とを関連付けたデータである。
制御部14は、顔照合装置10を全体制御する制御部である。制御部14は、特徴抽出部14a、モード切替部14b、平均顔生成処理部14c、年齢差ベクトル算出部14d、推定顔生成処理部14e及び照合処理部14fを有する。
特徴抽出部14aは、画像入力インタフェース11が受け付けた入力顔画像データから特徴を抽出する処理部であり、座標検出部14a1及び特徴量算出部14a2を有する。座標検出部14a1は、入力顔画像データから特徴点の座標を検出する処理を行なう。特徴量算出部14a2は、座標検出部14a1により検出された各特徴点について、特徴量の算出処理を行なう。特徴抽出部14aは、特徴点の座標及び特徴量をモード切替部14bに出力する。
モード切替部14bは、入力部12が受け付けたモード切替操作に応じて、顔照合装置10の動作モードを切替える処理部である。モード切替部14bは、年齢差ベクトル算出モードにおいては、特徴抽出部14aにより出力された特徴点の座標及び特徴量を平均顔生成処理部14cに出力する。このため、年齢差ベクトル算出モードでは、入力顔画像データは、平均顔データ13aの生成に使用されることとなる。
また、モード切替部14bは、推定顔生成モードにおいては、特徴抽出部14aにより出力された特徴点の座標及び特徴量を推定顔生成処理部14eに出力する。このため、推定顔生成モードでは、入力顔画像データは、推定顔データ13cを生成するためのベースとして使用されることとなる。また、モード切替部14bは、照合モードにおいては、特徴抽出部14aにより出力された特徴点の座標及び特徴量を照合処理部14fに出力する。このため、照合モードでは、入力顔画像データは、照合対象データとして使用されることとなる。
平均顔生成処理部14cは、特徴抽出部14aにより出力された特徴点の座標及び特徴量と、入力部12が受け付けた入力顔画像データの年齢層とを用い、年齢層ごとの平均顔データ13aを生成する処理部である。具体的には、同一の年齢層に属する複数の入力顔画像データについて、特徴点の座標の平均値と、特徴点毎の特徴量の平均値とを算出することで、平均顔データ13aを生成し、記憶部13に格納する。
年齢差ベクトル算出部14dは、平均顔データ13aが記憶部13に格納された場合に、年齢層の異なる平均顔データ13aの組合せから年齢差ベクトル13bを算出する処理部である。具体的には、年齢差ベクトル算出部14dは、年齢層の異なる平均顔データ13aの組合せについて、特徴点の座標の差を特徴点毎に算出し、年齢差ベクトル13bとして記憶部13に格納する。
推定顔生成処理部14eは、特徴抽出部14aにより出力された特徴点の座標及び特徴量と、入力部12が受け付けた入力顔画像データの加工前の年齢層及び加工後の年齢層とを用い、推定顔データ13cを生成する処理部である。具体的には、推定顔生成処理部14eは、まず、入力部12が受け付けた加工前後の年齢層に対応する年齢差ベクトル13bを記憶部13から読み出す。そして、読み出した年齢差ベクトル13bに従って入力顔画像データの各特徴点の座標を移動処理し、推定顔を特定するための推定顔IDを付して推定顔データ13cを生成し、記憶部13に格納する。この時、入力部12が入力顔画像データの氏名の入力を受け付けていたならば、該氏名も推定顔データ13cに含める。なお、氏名に限らず、入力顔画像データに関連する情報を推定顔データ13cに含めることも可能である。
照合処理部14fは、推定顔データ13cを参照データとし、入力顔画像データを照合対象データとして照合処理を行う処理部である。具体的には、照合処理部14fは、参照データと照合対象データの特徴点の座標及び特徴量について類似度を求め、類似度が閾値以上ならば同一人物と判定し、参照データとして用いた推定顔データ13cに関する情報を照合結果として出力する。推定顔データ13cが複数存在する場合には、照合処理部14fは、複数の推定顔データ13cを順次参照データとして選択し、照合処理を繰り返す。類似度が閾値以上となる推定顔データ13cが存在しなければ、照合処理部14fは、該当者無しを照合結果として出力する。なお、照合処理については公知の技術が利用できる。
次に、図2に示した平均顔データ13aの詳細について説明する。図3は、図2に示した平均顔データ13aについて説明するための説明図である。図3に示すように、平均顔データ13aは、年齢層と、平均顔画像と、各特徴点の座標及び特徴量とを関連付けたデータである。
具体的には、年齢層「20代」には、平均顔画像「av20.jpg」と、特徴点P1の座標「(x21,y21)」と、特徴点P1の特徴量「F1(av20)」と、特徴点P2の座標「(x22,y22)」と、特徴点P2の特徴量「F2(av20)」と、特徴点Pnの座標「(x2n,y2n)」と、特徴点Pnの特徴量「Fn(av20)」とが関連付けられている。
また、年齢層「30代」には、平均顔画像「av30.jpg」と、特徴点P1の座標「(x31,y31)」と、特徴点P1の特徴量「F1(av30)」と、特徴点P2の座標「(x32,y32)」と、特徴点P2の特徴量「F2(av30)」と、特徴点Pnの座標「(x3n,y3n)」と、特徴点Pnの特徴量「Fn(av30)」とが関連付けられている。
同様に、年齢層「40代」には、平均顔画像「av40.jpg」と、特徴点P1の座標「(x41,y41)」と、特徴点P1の特徴量「F1(av40)」と、特徴点P2の座標「(x42,y42)」と、特徴点P2の特徴量「F2(av40)」と、特徴点Pnの座標「(x4n,y4n)」と、特徴点Pnの特徴量「Fn(av40)」とが関連付けられている。
次に、図2に示した年齢差ベクトル13bの詳細について説明する。図4は、図2に示した年齢差ベクトル13bについて説明するための説明図である。図4に示すように、年齢差ベクトル13bは、年齢差ベクトル13bを識別する名称と、年齢層の組合せである年齢差と、各特徴点の座標の変化量とを関連付けたデータである。
具体的には、名称「V23」が付された年齢差ベクトル13bは、20代から30代となった場合の変化を示している。そして、名称「V23」が付された年齢差ベクトル13bは、特徴点P1の変化量が「(d23x1、d23y1)であり、特徴点P2の変化量が「(d23x2、d23y2)であり、特徴点Pnの変化量が「(d23xn、d23yn)であることを示している。
また、名称「V24」が付された年齢差ベクトル13bは、20代から40代となった場合の変化を示している。そして、名称「V24」が付された年齢差ベクトル13bは、特徴点P1の変化量が「(d24x1、d24y1)であり、特徴点P2の変化量が「(d24x2、d24y2)であり、特徴点Pnの変化量が「(d24xn、d24yn)であることを示している。
同様に、名称「V25」が付された年齢差ベクトル13bは、20代から50代となった場合の変化を示している。そして、名称「V25」が付された年齢差ベクトル13bは、特徴点P1の変化量が「(d25x1、d25y1)であり、特徴点P2の変化量が「(d25x2、d25y2)であり、特徴点Pnの変化量が「(d25xn、d25yn)であることを示している。
次に、図2に示した推定顔データ13cの詳細について説明する。図5は、図2に示した推定顔データ13cについて説明するための説明図である。図5に示すように、推定顔データ13cは、推定顔を一意に特定する推定顔IDと、氏名と、推定顔画像と、各特徴点の座標及び特徴量とを関連付けたデータである。
具体的には、推定顔ID「s1」には、氏名「A B」と、推定顔画像「s1.jpg」と、特徴点P1の座標「(s1x1,s1y1)」と、特徴点P1の特徴量「F1(s1)」と、特徴点P2の座標「(s1x2,s1y2)」と、特徴点P2の特徴量「F2(s1)」と、特徴点Pnの座標「(s1xn,s1yn)」と、特徴点Pnの特徴量「Fn(s1)」とが関連付けられている。
また、推定顔ID「s2」には、氏名「C D」と、推定顔画像「s2.jpg」と、特徴点P1の座標「(s2x1,s2y1)」と、特徴点P1の特徴量「F1(s2)」と、特徴点P2の座標「(s2x2,s2y2)」と、特徴点P2の特徴量「F2(s2)」と、特徴点Pnの座標「(s2xn,s2yn)」と、特徴点Pnの特徴量「Fn(s2)」とが関連付けられている。
次に、年齢差ベクトル算出部14dの処理手順について説明する。図6は、年齢差ベクトル算出部14dの処理手順を示すフローチャートである。まず、年齢差ベクトル算出部14dは、年齢層の異なる2つの平均顔データ13aを記憶部13から読み出す(ステップS101)。
ステップS101の後、年齢差ベクトル算出部14dは、特徴点を1つ選択し(ステップS102)、読み出した2つの平均画像データについて、選択した特徴点の座標の変化量を算出する(ステップS103)。
ステップS103の後、年齢差ベクトル算出部14dは、全ての特徴点を選択済であるか否かを判定する(ステップS104)。未選択の特徴点が残っているならば(ステップS104;No)、年齢差ベクトル算出部14dは、ステップS102に移行し、未選択の特徴点のいずれかを選択する。全ての特徴点を選択済であるならば(ステップS104;Yes)、年齢差ベクトル算出部14dは、各特徴点について算出した座標の変化量を、読み出した2つの平均顔データ13aに対応する年齢層の年齢差ベクトル13bとして記憶部13に格納する(ステップS105)。
ステップS105の後、年齢差ベクトル算出部14dは、全ての年齢層の組合せについて年齢差ベクトル13bを算出済であるか否かを判定する(ステップS106)。年齢差ベクトル13bを算出していない年齢層の組合せが残っているならば(ステップS106;No)、年齢差ベクトル算出部14dは、ステップS101に移行し、年齢層の異なる2つの平均顔データ13aを記憶部13から読み出す。そして、全ての年齢層の組合せについて年齢差ベクトル13bを算出した場合に(ステップS106;Yes)、年齢差ベクトル算出部14dは処理を終了する。
次に、推定顔生成モードにおける処理手順について説明する。図7は、推定顔生成モードにおける処理手順を示すフローチャートである。推定顔生成モードにおいて、画像入力インタフェース11は、推定顔データを生成するためのベースとなる入力顔画像データを受け付ける(ステップS201)。また、入力部12は、入力顔画像データの加工前の年齢層と、加工後の年齢層の入力を受け付ける(ステップS202)。
特徴抽出部14aは、ステップS201で受け付けた入力顔画像データの特徴点の座標を検出し(ステップS203)、特徴点の特徴量を算出する(ステップS204)。
推定顔生成処理部14eは、ステップS202で受け付けた加工前後の年齢層に対応する年齢差ベクトル13bを記憶部13から読み出す(ステップS205)。推定顔生成処理部14eは、読み出した年齢差ベクトル13bに従って入力顔画像データの特徴点の座標を移動処理する(ステップS206)。その後、推定顔生成処理部14eは、移動処理を行なっていない未処理の特徴点が残っているか否かを判定し(ステップS207)、未処理の特徴点が残っているならば(ステップS207;No)、ステップS206に移行して、特徴点の座標の移動処理を行なう。
全ての特徴点について移動処理を行なったならば(ステップS207;Yes)、推定顔生成処理部14eは、移動処理を行なった特徴点を用いて推定顔データ13cを生成し(ステップS208)、生成した推定顔データ13cを記憶部13に格納して(ステップS209)、処理を終了する。
次に、照合モードにおける処理手順について説明する。図8は、照合モードにおける処理手順を示すフローチャートである。照合モードにおいて、画像入力インタフェース11は、照合対象データとなる入力顔画像データを受け付ける(ステップS301)。
特徴抽出部14aは、ステップS301で受け付けた入力顔画像データの特徴点の座標を検出し(ステップS302)、特徴点の特徴量を算出する(ステップS303)。
照合処理部14fは、参照データとして用いる推定顔データ13cを選択し(ステップS304)、選択した推定顔データ13cと入力顔画像データについて、特徴点の座標及び特徴量の類似度を算出する(ステップS305)。
照合処理部14fは、算出した類似度が閾値以上であるならば(ステップS306;Yes)、選択した推定顔データ13cと入力画像データとが同一人物のものであると判定し、参照データとして用いた推定顔データ13cに関する情報(氏名等)を照合結果として出力して(ステップS309)、処理を終了する。
算出した類似度が閾値未満であるならば(ステップS306;No)、照合処理部14fは、全ての推定顔データ13cを参照データとして選択済であるか否かを判定する(ステップS307)。
未選択の推定顔データ13cが残っているならば(ステップS307;No)、照合処理部14fは、未選択の推定顔データ13cから参照データとして用いる推定顔データ13cを選択する(ステップS304)。全ての推定顔データ13cを参照データとして選択済であるならば(ステップS307;Yes)、照合処理部14fは、「該当者無し」を照合結果として出力して(ステップS308)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例1に係る顔照合装置10は、年齢層別の平均顔データから年齢による顔の変化を示す年齢差ベクトル13bを算出し、加工前後の年齢層に対応する年齢差ベクトル13bを用いて顔画像データを加工することで、ある時点の顔画像データから他の時点の顔画像を推定した推定顔データ13cを生成することができる。そして、この推定顔データ13cを参照データとして顔照合を実行することにより、顔照合装置10は、顔画像の照合精度を向上することができる。
上記実施例1では、推定顔データを生成するベースとなる入力顔画像データについて、一律に年齢差ベクトルによる加工を行なう場合を説明した。しかし、このように一律に年齢差ベクトルによる加工を行なうこととすると、推定顔データを生成するベースとなる入力顔画像データが有する個人的な特徴が希薄になる場合や、過度に強調される場合がある。
具体的には、同年齢層の平均顔と比べて、特徴点の位置が大きく異なる場合であって、年齢差ベクトルによる移動方向が平均顔に対する特徴点のずれの方向と正対するケースでは、個人的な特徴が希薄になる。また、年齢差ベクトルによる移動方向が平均顔に対する特徴点のずれの方向と同一であるケースでは、個人的な特徴が過度に強調され、不自然な推定顔データが得られることとなる。
そこで、本実施例2は、推定顔データを生成するベースとなる入力顔画像データについて、加工前の年齢層の平均顔データと比較を行い、比較の結果として得られる個人的な特徴により、年齢差ベクトルによる加工を補正する構成について説明する。
図9は、実施例2に係る推定顔の生成について説明するための説明図である。実施例2に係る顔照合装置は、実施例1と同様に、年齢層別の平均顔データを生成し、年齢層別の平均顔データから年齢による顔の変化を示す年齢差ベクトルを算出する。
加えて、実施例2に係る顔照合装置は、加工のベースとなる顔画像データについて、加工前の年齢層の平均顔データと比較し、個人的な特徴を示す個人特徴ベクトルを算出する。
具体的には、加工のベースとなる顔画像データから特徴点の位置を検出し、加工前の年齢層の平均顔データにおける特徴点の位置との差を個人特徴ベクトルとして算出する。
図9では、加工前の顔画像データは年齢層が20代である。この顔画像データの右の頬に対応する特徴点P2の位置は、20代の平均顔データの特徴点P2の位置よりも画像内において左下方向にずれている。また、左の目尻に対応する特徴点P1の位置は、20代の平均顔データの特徴点P1の位置よりも上にずれている。同様に、顎に対応する特徴点P3の位置は、20代の平均顔データの特徴点P3の位置よりも上にずれている。
このため、加工前の顔画像データの個人特徴ベクトルは、特徴点P1のずれ量dP1が(0,δ1)となり、特徴点P2のずれ量dP2が(−γ2,−δ2)となり、特徴点P3のずれ量dP3が(0,δ3)となっている。
実施例2に係る顔照合装置は、この個人特徴ベクトルにより年齢差ベクトルを補正して補正ベクトルを生成し、補正ベクトルを用いて顔画像データを加工することで推定顔データを生成する。
個人特徴ベクトルにより年齢差ベクトルを補正する場合には、個人特徴ベクトルの各特徴点のずれ量に応じて特徴点毎に補正量又は補正比率を定めることが好適である。また、個人特徴ベクトルのうち、ずれ量が所定値以上となる特徴点についてのみ補正を行なうこととしてもよい。ずれ量が所定値以上となる特徴点についてのみ補正を行なう場合には、補正量は固定値又は固定比率とすることができる。
図9では、個人特徴ベクトルのうち、ずれ量が所定値以上となる特徴点についてのみ補正を行ない、その補正量として各特徴点のずれ量に応じた補正比率を使用する場合について示している。
具体的には、図9では、個人特徴ベクトルのうち、特徴点P2のずれ量が所定値以上であるため、年齢差ベクトルの特徴点P2に対して補正を行なっている。
個人特徴ベクトルの特徴点P2におけるずれ量(−γ2,−δ2)から求めたx座標に対する補正比率をε2とし、y座標に対する補正比率をζ2とすると、年齢差ベクトルにおける特徴点P2の変化量dP2は(−α2,−β2)であるので、補正ベクトルにおける特徴点P2の変化量dP2は(ε2×(−α2),ζ2×(−β2))となる。
なお、個人特徴ベクトルの特徴点P1におけるずれ量は所定値未満であるため補正を行なわない。従って、補正ベクトルにおける特徴点P1の変化量dP1は、年齢差ベクトルにおける特徴点P1の変化量dP1(0,−β1)と一致する。
同様に、個人特徴ベクトルの特徴点P3におけるずれ量は所定値未満であるため補正を行なわない。従って、補正ベクトルにおける特徴点P3の変化量dP3は、年齢差ベクトルにおける特徴点P3の変化量dP3(0,0)と一致する。
個人特徴ベクトルにより年齢差ベクトルを補正して加工を行なうことにより、個人的な特徴が希薄になる、若しくは過度に強調されることを防止し、適切な推定顔データを得ることができる。図9に示した推定顔データは、年齢差ベクトルをそのまま適用して加工したならば、特徴点P2の位置により示される右頬の形状が過度に強調されて、破線で図示したように不自然な形状となるが、個人特徴ベクトルを用いて補正を行なうことにより、実線で図示したように自然な形状とすることができる。
このように、実施例2に係る顔照合装置は、推定顔データを生成するベースとなる顔画像データについて、加工前の年齢層の平均顔データと比較を行い、比較の結果として得られる個人的な特徴により、年齢差ベクトルによる加工を補正して推定顔データの生成に用いる。この推定顔データを参照データとして顔照合を実行することにより、顔照合装置は、顔画像の照合精度をさらに向上することができる。
次に、本実施例2に係る顔照合装置の構成について説明する。図10は、実施例2に係る顔照合装置110の構成を示すブロック図である。同図に示す顔照合装置110は、制御部14に個人特徴ベクトル算出部15b及び補正ベクトル算出部15cをさらに備える。
そして、モード切替部15aは、推定顔生成モードにおいて、特徴抽出部14aにより出力された特徴点の座標及び特徴量を推定顔生成処理部15d及び個人特徴ベクトル算出部15bに出力する点が、実施例1に示したモード切替部14bと異なる。
また、推定顔生成処理部15dは、年齢差ベクトル13bではなく、補正ベクトル算出部15cにより算出された補正ベクトルを用いて推定顔データ13cを生成する点が実施例1に示した推定顔生成処理部14eと異なる。
顔照合装置110のその他の構成及び動作は、実施例1に示した顔照合装置10と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
個人特徴ベクトル算出部15bは、特徴抽出部14aにより出力された特徴点の座標及び特徴量を、モード切替部15aを介して受け付けると、入力部12が受け付けた入力顔画像データの年齢層に対応する平均顔データ13aを記憶部13から読み出す。そして、平均顔データ13aにおける特徴点の座標と、特徴抽出部14aにより出力された特徴点の座標との差を個人特徴ベクトルとして算出し、算出した個人特徴ベクトルを補正ベクトル算出部15cに出力する。
補正ベクトル算出部15cは、個人特徴ベクトル算出部15bから個人特徴ベクトルを受け付けた場合に、個人特徴ベクトルの各特徴点のずれ量に基づいて、各特徴点に対する補正の要否を判定する。そして、補正が必要と判定した特徴点に対しては、該特徴点のずれ量に基づいて補正量を算出する。
また、補正ベクトル算出部15cは、入力部12が受け付けた加工前後の年齢層に対応する年齢差ベクトル13bを記憶部13から読み出し、算出した補正量により補正することで補正ベクトルを求め、該補正ベクトルを推定顔生成処理部15dに出力する。推定顔生成処理部15dは、この補正ベクトルを用いて推定顔データ13cを生成し、記憶部13に格納する。
次に、実施例2における推定顔生成モードの処理手順について説明する。図11は、実施例2における推定顔生成モードの処理手順を示すフローチャートである。推定顔生成モードにおいて、画像入力インタフェース11は、推定顔データを生成するためのベースとなる入力顔画像データを受け付ける(ステップS401)。また、入力部12は、入力顔画像データの加工前の年齢層と、加工後の年齢層の入力を受け付ける(ステップS402)。
特徴抽出部14aは、ステップS401で受け付けた入力顔画像データの特徴点の座標を検出し(ステップS403)、特徴点の特徴量を算出する(ステップS404)。
個人特徴ベクトル算出部15bは、ステップS402で受け付けた入力顔画像データの年齢層に対応する平均顔データ13aを記憶部14から読み出す(ステップS405)。個人特徴ベクトル算出部15bは、読み出した平均顔データ13aにおける特徴点の座標と、ステップS403で検出された特徴点の座標との差を個人特徴ベクトルとして算出する(ステップS406)。
補正ベクトル算出部15cは、ステップS402で受け付けた加工前後の年齢層に対応する年齢差ベクトル13bを記憶部13から読み出す(ステップS407)。そして、読み出した年齢差ベクトル13bをステップS406で算出した個人特徴ベクトルに基づいて補正することで、補正ベクトルを算出する(ステップS408)。
推定顔生成処理部15dは、ステップS408で算出された補正ベクトルに従って入力顔画像データの特徴点の座標を移動処理する(ステップS409)。その後、推定顔生成処理部15dは、移動処理を行なっていない未処理の特徴点が残っているか否かを判定し(ステップS410)、未処理の特徴点が残っているならば(ステップS410;No)、ステップS409に移行して、特徴点の座標の移動処理を行なう。
全ての特徴点について移動処理を行なったならば(ステップS410;Yes)、推定顔生成処理部15dは、移動処理を行なった特徴点を用いて推定顔データ13cを生成し(ステップS411)、生成した推定顔データ13cを記憶部13に格納して(ステップS412)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例2に係る顔照合装置110は、推定顔生成モードで入力された入力顔画像データについて、加工前の年齢層の平均顔データと比較を行うことで個人的な特徴を示す個人特徴ベクトルを算出し、個人特徴ベクトルに基づいて年齢差ベクトルを補正して推定顔データの生成に用いるので、個人的な特徴が希薄になることや、個人的な特徴が過度に強調されることなく、適切な推定顔データ13cを生成ことができる。そして、この推定顔データ13cを参照データとして顔照合を実行することにより、顔照合装置110は、顔画像の照合精度をさらに向上することができる。
上記実施例1及び2では、1人の人物の顔画像を用い、該人物の未来又は過去の推定顔画像を生成可能な顔照合装置について説明を行なったが、本実施例3では、複数の人物の顔画像を用いて推定顔画像を生成する顔画像照合装置について説明を行なう。複数の人物の顔画像を用いた推定顔画像の生成は、例えば両親の顔画像から迷子となった子供の顔を推定するケースのように、参照データとすべき人物の顔画像が無い場合に特に有効である。
図12は、実施例3に係る顔照合装置による推定顔の生成について説明するための説明図である。図12では、両親の顔画像から子供の推定顔を生成する場合について示している。
まず、顔照合装置は、母親の顔画像と父親の顔画像とを合成して合成顔画像を生成している。合成顔を生成する際には、重み付けを行なってもよい。例えば母親似の子供の顔画像を生成する場合には、父親側の比率を下げて合成顔画像を生成する。また、父親と祖母のように、血縁の近さに差がある場合にも、血縁の近さに応じて重み付けを行なえばよい。
また、本実施例3に係る顔照合装置は、実施例1及び2と同様に、年齢層別の平均顔データを生成し、年齢層別の平均顔データから年齢による顔の変化を示す年齢差ベクトルを算出する。
そして、年齢差ベクトルを用いて合成顔画像を加工することで、子供の推定顔を生成する。30代の両親から10代の子供の推定顔を生成する場合には、30代から10代への年齢差ベクトルを用いる。また、10代から30代への年齢差ベクトルを反転して使用してもよい。
次に、本実施例3に係る顔照合装置の構成について説明する。図13は、実施例3に係る顔照合装置210の構成を示すブロック図である。同図に示す顔照合装置210は、制御部14に合成顔生成部16aをさらに備え、推定顔生成処理部16bの動作が図2に示した推定顔生成処理部14eと異なる。その他の構成及び動作は、実施例1に示した顔照合装置10と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
合成顔生成部16aは、推定顔生成モードにおいて、モード切替部14bから複数の入力顔画像データについて特徴点の座標及び特徴量を受け付け、複数の入力顔画像データについて、特徴点の座標の重み付け平均値と、特徴点毎の特徴量の重み付け平均値とを算出することで、合成顔データを生成し、推定顔生成処理部16bに出力する。重み付け平均値を算出する際の重み付けの値は、入力部12により受け付けられる。重み付けを指定する入力が行なわれなければ、合成顔生成部16aは、重み付けを行なわずに合成顔データを生成する。
推定顔生成処理部16bは、合成顔生成部16aにより出力された合成顔データの特徴点の座標及び特徴量と、入力部12が受け付けた入力顔画像データの加工前の年齢層及び加工後の年齢層とを用い、推定顔データ13cを生成する。
上述してきたように、本実施例3では、合成顔生成処理部16bにより複数の入力顔画像データを合成して合成顔データを生成し、合成顔データに対して年齢差ベクトルを用いた加工を行なうように構成したので、複数の人物の顔画像を用いて目的の人物の推定顔画像データを得ることができる。
上記実施例1〜3では、推定顔データを生成した後、照合処理を行なう顔照合装置について説明を行なったが、照合処理を行なう機能は必ずしも必要ではなく、生成した推定顔を外部出力する推定顔生成装置として実施することも可能である。
図14は、生成した推定顔を外部出力する推定顔生成装置310の構成を示すブロック図である。図14に示す推定顔生成装置310の動作モードは、年齢差ベクトル算出モードと推定顔生成モードの2つであり、照合モードは含まれない。
推定顔生成装置310の制御部14が有するモード切替部17aは、年齢差ベクトル算出モードにおいては、特徴抽出部14aにより出力された特徴点の座標及び特徴量を平均顔生成処理部14cに出力する。このため、年齢差ベクトル算出モードでは、入力顔画像データは、平均顔データ13aの生成に使用されることとなる。
また、推定顔生成装置310の制御部14が有するモード切替部17aは、推定顔生成モードにおいては、特徴抽出部14aにより出力された特徴点の座標及び特徴量を推定顔生成処理部17bに出力する。このため、推定顔生成モードでは、入力顔画像データは、推定顔データを生成するためのベースとして使用されることとなる。
推定顔生成処理部17bは、特徴抽出部14aにより出力された特徴点の座標及び特徴量と、入力部12が受け付けた入力顔画像データの加工前の年齢層及び加工後の年齢層とを用い、推定顔データを生成する処理部である。
推定顔生成処理部17bは、生成した推定顔データを推定顔生成装置310の外部に出力する。外部出力された推定顔データは、他の装置により照合、記憶などに任意に使用することができる。また、単に表示装置に表示出力するように構成してもよい。
推定顔生成装置310のその他の構成及び動作は、実施例1に示した顔照合装置10と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
上述してきたように、本実施例4に係る推定顔生成装置310は、年齢層別の平均顔データから年齢による顔の変化を示す年齢差ベクトル13bを算出し、加工前後の年齢層に対応する年齢差ベクトル13bを用いて顔画像データを加工することで、ある時点の顔画像データから他の時点の顔画像を推定した推定顔データを生成することができる。そして、この推定顔データを外部出力し、他の装置に使用させることができる。
なお、上記実施例1〜4では、年齢層の組み合わせについてそれぞれ年齢差ベクトルを算出する構成について説明を行なった。すなわち、「20代から30代」に対応する年齢差ベクトルと、「30代から40代」に対応する年齢差ベクトルと、年齢層「20代から40代」に対応する年齢差ベクトルとを、それぞれ求めていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、「20代から30代」に対応する年齢差ベクトルと、「30代から40代」に対応する年齢差ベクトルとを組み合わせることで、「20代から40代」に対応する加工を行なうこととしてもよい。
また、年齢差ベクトルは、反転して使用することも可能である。例えば、「20代から30代」に対応する年齢差ベクトルを反転して使用することで、30代の人物の顔画像データから20代の推定顔を生成することができる。
また、年齢差ベクトルは、性別ごとに算出してもよいし、性別を問わずに算出してもよい。また、上記実施例1〜4では、特徴点の位置の差を年齢差ベクトルや個人特徴ベクトルに利用する場合について説明を行なったが、特徴点の特徴量の差を年齢差ベクトルや個人特徴ベクトルの算出に使用してもよい。特徴量を用いれば、しわ、しみ、黒ずみ及び肌の色等における年齢による変化を、年齢差ベクトルや個人特徴ベクトルとして利用可能である。
また、上記実施例1、2及び3では、いずれかの推定顔データと照合対象データとの類似度が閾値以上となった場合には報知を行なって処理を終了し、いずれの推定顔データとの類似度も閾値未満であった場合にも報知を行なうこととしたが、照合結果をどのように出力するかは適宜設定可能である。
例えば、全ての推定顔データについて類似度を算出し、閾値が最大となる推定顔データに関する情報を照合結果として出力することとしてもよい。また、閾値を超えた推定顔データを全て照合結果として出力してもよい。また、いずれの推定顔データとの類似度も閾値未満であった場合には、報知を行なわなくともよい。
また、上記実施例1、2及び3では、全ての推定顔データを対象に照合を行なう構成について説明を行なったが、照合対象データの年齢層を画像処理などによって推定し、推定した年齢層に対応する推定顔データを選択的に用いて照合処理を行なってもよい。
また、推定顔データや照合対象データに対し、髪型やひげの変更、アクセサリの付け外しなどを行なう画像処理を組み合わせてもよい。
なお、上記実施例1〜4に示した制御部14が行なう処理をプログラムとして記述すれば、該プログラムを読み込んだコンピュータを顔照合装置10、顔照合装置110、顔照合装置210若しくは推定顔生成装置310として動作させることができる。
本発明に係る推定顔生成装置、顔照合装置、推定顔生成方法及び推定顔生成プログラムは、ある時点の顔画像から他の時点の顔画像を推定した推定顔を生成することに適している。
10、110、210 顔照合装置
11 画像入力インタフェース
12 入力部
13a 平均顔データ
13b 年齢差ベクトル
13c 推定顔データ
14 制御部
14a 特徴抽出部
14a1 座標検出部
14a2 特徴量算出部
14b,15a,17a モード切替部
14c 平均顔生成処理部
14d 年齢差ベクトル算出部
14e,15d,16b,17b 推定顔生成処理部
14f 照合処理部
15b 個人特徴ベクトル算出部
15c 補正ベクトル算出部
16a 合成顔生成部
21 カメラ
22 スキャナ
310 推定顔生成装置

Claims (10)

  1. 特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成装置であって、
    人物の年齢による顔の変化を示す年齢変化データを生成する年齢変化データ生成手段と、
    顔画像データの入力を受け付ける顔画像データ入力受付手段と、
    前記顔画像データ入力受付手段により受け付けた前記顔画像データに対し、前記年齢変化データを適用して前記特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成手段と
    を備えたことを特徴とする推定顔生成装置。
  2. 前記年齢変化データ生成手段は、顔の特徴点の位置を特定し、前記特徴点の位置変化を示すデータを前記年齢変化データとして生成することを特徴とする請求項1に記載の推定顔生成装置。
  3. 前記年齢変化データ生成手段は、年齢層の異なる複数の平均顔データを比較し、年齢層の組合せ毎に年齢変化データをそれぞれ生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の推定顔生成装置。
  4. 前記推定顔生成手段は、前記顔画像データ入力受付手段により受け付けた前記顔画像データの年齢に関する情報と、生成すべき推定顔データの年齢に関する情報とを受け付けて、適用する年齢変化データを決定することを特徴とする請求項3に記載の推定顔生成装置。
  5. 前記顔画像データ入力受付手段により受け付けた前記顔画像データを、該顔画像データの年齢に対応する年齢層の平均顔データと比較し、前記顔画像データの個人特徴を抽出する個人特徴抽出手段をさらに備え、
    前記推定顔生成手段は、前記個人特徴抽出手段により抽出した個人特徴に基づいて前記年齢変化データを補正して適用し、前記推定顔データを生成する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の推定顔生成装置。
  6. 前記顔画像データ入力受付手段が複数の顔画像データの入力を受付けた場合に、前記複数の顔画像データを合成する合成顔データ生成手段をさらに備え、
    前記推定顔生成手段は、前記顔画像データ入力受付手段が複数の顔画像データの入力を受け付けた場合に、前記合成顔データ生成手段により合成された合成顔データに対し、前記年齢変化データを適用して前記特定の時点の推定顔データを生成する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の推定顔生成装置。
  7. 前記合成顔データ生成手段は、前記複数の顔画像データを合成する際に、指定された条件に基づいて重み付けを行なうことを特徴とする請求項6に記載の推定顔生成装置。
  8. 顔画像の照合を行なう顔照合装置であって、
    人物の年齢による顔の変化を示す年齢変化データを生成する年齢変化データ生成手段と、
    参照用の顔画像データに対し、前記年齢変化データを適用して特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成手段と、
    照合用の顔画像データと、推定顔生成手段により生成された前記推定顔データとを照合する照合手段と
    を備えたことを特徴とする顔照合装置。
  9. 特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成方法であって、
    人物の年齢による顔の変化を示す年齢変化データを生成する年齢変化データ生成ステップと、
    顔画像データの入力を受け付ける顔画像データ入力受付ステップと、
    前記顔画像データ入力受付ステップにより受け付けた前記顔画像データに対し、前記年齢変化データを適用して前記特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成ステップと
    を含んだことを特徴とする推定顔生成方法。
  10. 特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成プログラムであって、
    人物の年齢による顔の変化を示す年齢変化データを生成する年齢変化データ生成手順と、
    顔画像データの入力を受け付ける顔画像データ入力受付手順と、
    前記顔画像データ入力受付手順により受け付けた前記顔画像データに対し、前記年齢変化データを適用して前記特定の時点の推定顔データを生成する推定顔生成手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする推定顔生成プログラム。
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