JP6202938B2 - 画像認識装置および画像認識方法 - Google Patents
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Description
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について詳細に説明する。以下の説明では、物体画像から物体認識を行う例として顔認識について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像認識装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像認識装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、2次記憶装置104、撮像素子105、信号処理装置106、外部出力装置107、および接続バス108を備えている。
図2は、本実施形態における画像認識装置100の制御プログラムによる機能構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係る画像認識装置100は、顔画像取得部201、顔特徴点抽出部202、局所画像取得部203、第一特徴抽出部204、および第一特徴抽出パラメタ保持部205を備えている。さらに、第二特徴抽出部206、第二特徴抽出パラメタ保持部207、特徴量射影部208、辞書データ登録部209、局所類似度算出部210、統合類似度算出部211、および認識結果出力部212を備えている。
本実施形態に係る画像認識装置100は、辞書データ登録処理と識別処理とを行う。辞書データ登録処理では、識別したい人物の顔画像を登録する。一方、識別処理では、入力画像と辞書データ登録処理で登録された辞書とを用いて識別処理を行う。以下、それぞれについて説明する。
図3は、本実施形態における辞書データを登録する処理手順の一例を示すフローチャートである。
始めに、顔画像取得部201は、RAM103または2次記憶装置104から画像データを取得する(S300)。そして、取得した画像データから人物の顔を検出する処理を行う(S301)。画像中から人物の顔を検出する方法については、公知の技術を用いればよい。例えば、非特許文献1に記載されているような技術を用いることができる。
次に、S304の第一特徴抽出処理について説明する。図4は、図3のS304における第一特徴抽出処理の詳細な手順の一例を示すフローチャートである。
始めに、局所画像取得部203は、顔画像取得部201から顔画像データを取得する(S400)。続いて局所画像取得部203は、顔特徴点抽出部202から顔特徴点を取得する(S401)。続いて、第一特徴抽出部204は、第一特徴抽出パラメタ保持部205から第一特徴抽出パラメタを取得する(S402)。
次に、第二特徴抽出処理について説明する。図6は、図3のS306における第二特徴抽出処理の詳細な手順の一例を示すフローチャートである。
始めに、第二特徴抽出部206は、第二特徴抽出パラメタ保持部207から第二特徴抽出パラメタを取得する(S601)。本実施形態では、この第二特徴抽出パラメタを事前に3種類用意しておく。第二特徴抽出パラメタの数は、多いほど精度向上に寄与する傾向があるが、多くすると特徴抽出時の計算量が多くなってしまうため、目的に応じて第二特徴抽出パラメタの数を設定する。ここで取得する第二特徴抽出パラメタは、第一特徴抽出パラメタとは異なるパラメタである。具体的には、式(5)に示したLBP特徴量の算出式と比べて、以下の式(6)に示すように注目画素値をIcと周辺画素値Ipとの比較にオフセット値θを導入する。
次に、識別処理について説明する。図7は、本実施形態における入力画像を識別する処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図7のS700〜S705は図3の辞書データ登録処理におけるS300〜S305と同様であるため、説明は省略する。以下、S706の局所類似度算出処理から説明する。
次に、局所類似度算出処理について説明する。図8は、図7のS706における局所類似度を算出する詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図8に示す各処理は局所類似度算出部210により行われる。
次に、統合類似度算出処理について説明する。図9は、図7のS707における統合類似度を算出する詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図9に示す各処理は、統合類似度算出部211により行われる。
第1の実施形態では、辞書に登録する顔画像のみから第二特徴量を抽出したが、本実施形態では、類似度を算出する入力画像からも第二特徴量を抽出し、入力画像、登録辞書ともに疑似的に特徴量を増す例について説明する。また、第1の実施形態では、特徴量としてLBP特徴量を用いる場合について説明したが、他の画素値の大小関係に基づいた特徴量の一例として、Histogram of Oriented Gradient(HOG)特徴量を用いる例について説明する。以下、第1の実施形態と同じ処理を行う場合は説明を省略し、処理の異なる部分のみを説明する。また、第1の実施形態で説明した図1に示したハードウェア構成、および図2に示した機能構成については、本実施形態においても同様であるため、説明を省略する。
本実施形態における辞書データ登録処理については第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。以下、本実施形態に係る識別処理について図11を参照しながら説明する。
図11は、本実施形態における入力画像を識別する処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、S1100〜S1103は、それぞれ図7のS700〜S703と同様であるため、説明は省略する。ここで、S1104の第一特徴量を抽出する際に、HOG特徴量を抽出する処理について説明する。まず、画像の座標(x,y)の画素(輝度)値をI(x,y)とした場合に、輝度勾配はx方向、y方向で、以下の式(8)により表される。
前述した各実施形態では、顔認識について説明したが、一般の物体に対しても、領域によって画素値の変化の勾配が異なる場合には第二特徴量を同様に抽出することができる。このため、顔認識のみならず、一般の物体認識でも適用することができる。
204 第一特徴抽出部
206 第二特徴抽出部
209 辞書データ登録部
210 局所類似度算出部
211 統合類似度算出部
Claims (10)
- 登録画像および入力画像のそれぞれから物体画像を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された物体画像から、画素値の大小関係に基づく第一特徴量を抽出する第一特徴量抽出手段と、
前記第一特徴量抽出手段によって抽出された前記登録画像に係る第一特徴量を画素値の変化の勾配に応じて変化させた第二特徴量を抽出する第二特徴抽出手段と、
前記登録画像に係る第一および第二特徴量を辞書に登録する登録手段と、
前記辞書に登録された特徴量と前記入力画像の特徴量とを比較することにより前記入力画像の物体と前記登録画像の物体との類似度を算出する算出手段とを備えたことを特徴とする画像認識装置。 - 前記算出手段は、前記第一特徴量抽出手段によって抽出された前記入力画像に係る第一特徴量と、前記辞書に登録された第一特徴量および第二特徴量のそれぞれとを比較して類似度を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像認識装置。
- 前記第二特徴抽出手段は、前記入力画像に係る第一特徴量を画素値の変化の勾配に応じて変化させた第二特徴量をも抽出し、
前記算出手段は、前記第一および第二特徴量抽出手段によって抽出された前記入力画像に係る第一特徴量および第二特徴量と、前記辞書に登録された第一特徴量および第二特徴量のそれぞれと比較して類似度を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像認識装置。 - 前記第二特徴抽出手段は、画素値の変化の勾配が小さいほど前記第一特徴量のパターンが大きく変化するように前記第二特徴量を抽出することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像認識装置。
- 前記第一特徴量抽出手段は、前記登録画像および前記入力画像の局所領域から特徴量を抽出し、
前記算出手段は、前記局所領域毎に局所類似度を算出し、前記算出した局所類似度を統合した類似度を算出することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像認識装置。 - 前記第一および第二特徴量抽出手段は、LBP特徴量を抽出することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像認識装置。
- 前記第一および第二特徴量抽出手段は、HOG特徴量を抽出することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像認識装置。
- 登録画像および入力画像のそれぞれから物体画像を取得する取得工程と、
前記取得工程において取得された物体画像から、画素値の大小関係に基づく第一特徴量を抽出する第一特徴量抽出工程と、
前記第一特徴量抽出工程において抽出された前記登録画像に係る第一特徴量を画素値の変化の勾配に応じて変化させた第二特徴量を抽出する第二特徴抽出工程と、
前記登録画像に係る第一および第二特徴量を辞書に登録する登録工程と、
前記辞書に登録された特徴量と前記入力画像の特徴量とを比較することにより前記入力画像の物体と前記登録画像の物体との類似度を算出する算出工程とを備えたことを特徴とする画像認識方法。 - 登録画像および入力画像のそれぞれから物体画像を取得する取得工程と、
前記取得工程において取得された物体画像から、画素値の大小関係に基づく第一特徴量を抽出する第一特徴量抽出工程と、
前記第一特徴量抽出工程において抽出された前記登録画像に係る第一特徴量を画素値の変化の勾配に応じて変化させた第二特徴量を抽出する第二特徴抽出工程と、
前記登録画像に係る第一および第二特徴量を辞書に登録する登録工程と、
前記辞書に登録された特徴量と前記入力画像の特徴量とを比較することにより前記入力画像の物体と前記登録画像の物体との類似度を算出する算出工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項9に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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