JP2014170427A - ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器およびソフトウェアキーボード機能を有する電子機器の制御方法 - Google Patents

ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器およびソフトウェアキーボード機能を有する電子機器の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの入力誤りを抑制することによって、修正操作が増加するのを抑制することが可能なソフトウェアキーボード機能を有する電子機器を提供する。
【解決手段】携帯型電子機器(ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器)は、キー表示領域11〜16を含むソフトウェアキーボード画面10を表示可能な表示部と、ユーザが入力操作した際のキー入力位置を検出可能なタッチパネルと、キー入力位置が位置する所定のキー判別範囲21〜26に基づいて所定の文字入力があったことを認識するCPUとを備える。CPUは、所定の文字入力に対する修正操作と、所定の文字入力の入力頻度とに基づいて、キー判別範囲21〜26を変更する制御を行うように構成されている。
【選択図】図7

Description

この発明は、ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器およびソフトウェアキーボード機能を有する電子機器の制御方法に関する。
従来、表示されたキー表示領域に基づいてユーザが入力操作した際のキー入力位置を検出可能な検出部を備える電子機器が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、ディスプレイと、ディスプレイの表示面上に配置され、ユーザのタッチを検出する投影型の静電容量方式のタッチパネル(検出部)と、タッチパネルでの入力座標をディスプレイでの表示座標に変換するCPUと、タッチパネルでの正規の静電容量の分布パターン(正規パターン)を記憶するためのメモリとを備える電子機器が開示されている。この電子機器では、タッチパネルでの実際に計測された静電容量の分布パターンと正規パターンとが一致するように校正(キャリブレーション)が行われるように構成されている。そして、この電子機器では、ユーザがタッチしたタッチパネルの入力位置に基づいて、入力位置が位置するキー判別範囲に対応するキー入力(たとえば文字入力など)が行われるように構成されていると考えられる。
特開2012−14500号公報
しかしながら、上記特許文献1の電子機器では、ユーザがタッチする位置を誤ってしまった(入力誤りをした)場合には、ユーザは誤った入力を取り消して新たにタッチし直すという修正操作を行う必要がある。特に、入力頻度の高いキー入力は、その分、入力誤りをする可能性も高くなるので、ユーザの入力誤りに起因する修正操作が増加してしまうという問題点があると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ユーザの入力誤りを抑制することによって、修正操作が増加するのを抑制することが可能なソフトウェアキーボード機能を有する電子機器、および、ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器の制御方法を提供することである。
この発明の第1の局面によるソフトウェアキーボード機能を有する電子機器は、キー表示領域を含むソフトウェアキーボード画面を表示可能な表示部と、表示されたキー表示領域に基づいてユーザが入力操作した際のキー入力位置を検出可能な検出部と、検出部において検出されたキー入力位置が位置する所定のキー判別範囲に基づいて所定のキー入力があったことを認識する制御部とを備え、制御部は、所定のキー入力に対する修正操作と、所定のキー入力の入力頻度との少なくともいずれか一方に基づいて、キー判別範囲を変更する制御を行うように構成されている。
この発明の第1の局面によるソフトウェアキーボード機能を有する電子機器では、上記のように、制御部が、所定のキー入力に対する修正操作に基づいて、キー判別範囲を変更する制御を行うことによって、ユーザの入力誤り自体に対応させてキー判別範囲を変更することができるので、それ以降のユーザの入力誤りを抑制することができる。また、制御部が、所定のキー入力の入力頻度に基づいて、キー判別範囲を変更する制御を行うことによって、たとえば、入力頻度の高いキー入力に対応するキー判別範囲を拡大させたり、入力しやすい位置に移動させたりすることにより、入力頻度の高いキー入力をユーザに入力操作させやすくすることができるので、入力頻度の高いキー入力において、それ以降のユーザの入力誤りを抑制することができる。これらの結果、修正操作が増加するのを抑制することができる。
上記第1の局面によるソフトウェアキーボード機能を有する電子機器において、好ましくは、制御部は、所定のキー入力に対する修正操作の履歴と、所定のキー入力の履歴により取得される入力頻度との少なくともいずれか一方に基づいて、キー判別範囲を変更する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、履歴に基づいて、入力操作におけるユーザの癖をキー判別範囲を変更させる制御に反映させることができるので、修正操作が増加するのをより抑制することができる。また、入力頻度を履歴から容易に取得して、キー判別範囲を変更させる制御を行うことができるので、入力頻度の高いキー入力において、それ以降のユーザの入力誤りを容易に抑制することができる。
上記第1の局面によるソフトウェアキーボード機能を有する電子機器において、好ましくは、キー入力は、文字入力であり、制御部は、第1の文字入力が行われた後に、第1の文字入力が取り消されて、第1の文字入力に替わる第2の文字入力が行われた場合に、第1の文字入力時のユーザの入力操作が第1の文字入力ではなく第2の文字入力を意図していたか否かを判断することによって、第1の文字入力の誤判別に起因する第2の文字入力の修正操作が行われたか否かを判断するように構成されており、制御部は、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断した場合に、第2の文字入力を判別するキー判別範囲を少なくとも変更する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、第1の文字入力時のユーザの入力操作が第1の文字入力ではなく第2の文字入力を意図していたか否かを判断することによって、第1の文字入力の誤判別に起因する第2の文字入力の修正操作が行われたか否かを確実に判断することができる。また、第1の文字入力の誤判別に起因する第2の文字入力の修正操作が行われたと判断した場合に、第2の文字入力を判別するキー判別範囲を少なくとも変更することによって、修正操作が行われた第2の文字入力をユーザに入力させやすくすることができるので、修正操作が増加するのを確実に抑制することができる。
この場合、好ましくは、制御部は、第1の文字入力を判別するキー判別範囲と第2の文字入力を判別するキー判別範囲とが隣接している場合に、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断するように構成されている。このように構成すれば、ユーザが入力間違えを起こしやすい隣接するキー判別範囲間での修正操作を、誤判別に起因する修正操作と認識することができるので、誤判別に起因した修正操作が行われたことをより確実に認識することができる。
上記キー入力が文字入力である構成において、好ましくは、制御部は、第1の文字入力に対する修正操作の履歴に基づいて、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断された回数が所定の複数回数に達した場合に、所定の複数回数分の、第1の文字入力時に検出されたキー入力位置に基づいて、第2の文字入力を判別するキー判別範囲を変更する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、実際には間違える可能性が低いキー入力において入力誤りが行われた場合に、キー判別範囲が変更されることを抑制することができるので、かえってユーザが入力操作しにくくなることを抑制することができる。
上記キー入力が文字入力である構成において、好ましくは、制御部は、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断した場合に、第1の文字入力時に検出されたキー入力位置が第2の文字入力を判別するキー判別範囲に含まれるように、第2の文字入力を判別するキー判別範囲を変更する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、取り消された第1の文字入力のキー入力位置を、第2の文字入力を判別するキー判別範囲内であると誤認した状態で入力操作していたユーザに対して、効果的に入力操作させやすくすることができる。
上記キー入力が文字入力である構成において、好ましくは、制御部は、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断した場合に、複数のキー判別範囲の全体を移動させる制御を行う一方、ソフトウェアキーボード画面の複数のキー表示領域は移動させないように構成されている。このように構成すれば、ソフトウェアキーボード画面に対して、全体的に所定の方向にずれた位置で入力操作を行っていたユーザに対して、キー表示領域は移動させずに複数のキー判別範囲の全体だけを移動させることによって、文字入力の全体において入力操作させやすくすることができる。
上記キー入力が文字入力である構成において、好ましくは、制御部は、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断した場合に、第2の文字入力を判別するキー判別範囲を拡大させるとともに、第1の文字入力を判別するキー判別範囲を縮小させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、第1の文字入力時に入力できなかった第2の文字入力を判別するためのキー判別範囲を拡大しつつ、第1の文字入力時に誤って入力した第1の文字入力を判別するキー判別範囲を縮小することができるので、効果的にユーザに入力操作させやすくすることができる。
上記第2の文字入力を判別するキー判別範囲を拡大させる構成において、好ましくは、制御部は、第2の文字入力を判別するキー判別範囲を拡大させる制御を行うとともに、第2の文字入力に対応するソフトウェアキーボード画面のキー表示領域を、拡大させた第2の文字入力を判別するキー判別範囲に対応するように拡大表示させるように構成されている。このように構成すれば、第2の文字入力を判別するためのキー判別範囲が拡大されるだけでなく、第2の文字入力に対応するキー表示領域も拡大表示されるので、より効果的にユーザに入力操作させやすくすることができる。
上記第1の局面によるソフトウェアキーボード機能を有する電子機器において、好ましくは、制御部は、所定のキー入力の入力頻度が所定の入力頻度に達した場合に、所定のキー入力を判別するキー判別範囲を拡大させるか、または、キー判別範囲の配列を変更する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、所定のキー入力の入力頻度が所定の入力頻度を超えて高い場合に、所定のキー入力を判別するキー判別範囲を拡大させることによって、入力頻度が高い所定のキー入力をユーザに入力操作させやすくすることができる。また、所定のキー入力の入力頻度が所定の入力頻度を超えて高い場合に、キー判別範囲の配列を変更することによって、入力頻度の高いキー入力を判別するキー判別範囲がより入力しやすい位置に位置するようにキー判別範囲の配列を変更することができるので、ユーザの入力誤りを抑制することができる。これらにより、修正操作が増加するのを抑制することができる。
この発明の第2の局面によるソフトウェアキーボード機能を有する電子機器の制御方法は、キー表示領域を含むソフトウェアキーボード画面を表示可能な表示部と、表示されたキー表示領域に基づいてユーザが入力操作した際のキー入力位置を検出可能な検出部とを備える、ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器の制御方法であって、検出部において検出されたキー入力位置が位置する所定のキー判別範囲に基づいて所定のキー入力があったことを認識するステップと、所定のキー入力に対する修正操作と、所定のキー入力の入力頻度との少なくともいずれか一方に基づいて、キー判別範囲を変更するステップとを備える。
この発明の第2の局面によるソフトウェアキーボード機能を有する電子機器の制御方法では、上記のように、所定のキー入力に対する修正操作に基づいて、キー判別範囲を変更するステップを備えることによって、ユーザの入力誤り自体に対応させてキー判別範囲を変更することができるので、それ以降のユーザの入力誤りを抑制することができる。また、所定のキー入力の入力頻度に基づいて、キー判別範囲を変更するステップを備えることによって、たとえば、入力頻度の高いキー入力に対応するキー判別範囲を拡大させたり、入力しやすい位置に移動させたりすることにより、入力頻度の高いキー入力をユーザに入力操作させやすくすることができるので、入力頻度の高いキー入力において、それ以降のユーザの入力誤りを抑制することができる。これらの結果、修正操作が増加するのを抑制することができる。
本発明によれば、上記のように、ユーザの入力誤りを抑制することによって、修正操作が増加するのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態による携帯型電子機器の構成を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態による携帯型電子機器を示した平面図である。 本発明の第1実施形態による携帯型電子機器のソフトウェアキーボード画面を拡大して示した拡大平面図である。 本発明の第1実施形態による携帯型電子機器の英字1文字の修正を説明するための図である。 本発明の第1実施形態による携帯型電子機器の英字2文字の修正を説明するための図である。 本発明の第1実施形態による携帯型電子機器の英字3文字以上の修正を説明するための図である。 本発明の第1実施形態による携帯型電子機器のキー判別範囲の全体を移動させた状態を示した拡大平面図である。 本発明の第1実施形態による携帯型電子機器の「G(g)」という文字入力のキー判別範囲およびキー表示領域を拡大させた状態を示した図である。 本発明の第1実施形態による携帯型電子機器100のCPU3における制御処理フローを示した図である。 本発明の第2実施形態による携帯型電子機器の「G(g)」という文字入力のキー判別範囲およびキー表示領域を拡大させた状態を示した図である。 本発明の第3実施形態による携帯型電子機器の「B」と「G」とを入れ替えた状態を示した図である。 本発明の変形例による携帯型電子機器の「G(g)」という文字入力のキー判別範囲およびキー表示領域を拡大した状態を示した図である。
(第1実施形態)
まず、図1〜図8を参照して、本発明の第1実施形態による携帯型電子機器100の構成について説明する。なお、携帯型電子機器100は、本発明の「ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器」の一例である。
本発明の第1実施形態による携帯型電子機器100は、図1に示すように、表示部1と、表示部1上に配置され、ユーザが入力操作(タッチ)した際のキー入力位置P(図3参照)を検出可能なタッチパネル2とを備えている。また、携帯型電子機器100は、携帯型電子機器100の全体の制御を行うCPU3と、CPU3の指示に基づいて情報などを記憶可能なメモリ4と、他の携帯型電子機器100などと通信および通話を行うための通信部5および通話部6とをさらに備えている。なお、タッチパネル2は、本発明の「検出部」の一例であり、CPU3は、本発明の「制御部」の一例である。
表示部1は、図2に示すように、キーボードが画像として表示されたソフトウェアキーボード画面10と、ソフトウェアキーボード画面10を用いて入力された文字が横書きの文字列として表示される文字表示画面1aとを表示可能に構成されている。また、ソフトウェアキーボード画面10では、図3に示すように、ソフトウェアキーボード画面10の上側(Y1側)の複数の文字キー表示領域11、切替キー表示領域12およびDELETEキー表示領域13と、ソフトウェアキーボード画面10の下側(Y2側)のBACKSPACEキー表示領域14、SPACEキー表示領域15およびRETURNキー表示領域16とが互いに離間した状態で表示されている。なお、文字キー表示領域11、切替キー表示領域12、DELETEキー表示領域13、BACKSPACEキー表示領域14、SPACEキー表示領域15およびRETURNキー表示領域16は、本発明の「キー表示領域」の一例である。
文字キー表示領域11は、AからZまでの26個のアルファベットに対応するように、26個表示されている。また、文字キー表示領域11は、いわゆるQWERTY配列により配列されている。また、切替キー表示領域12には、数字列「123」が表示されている。また、DELETEキー表示領域13、BACKSPACEキー表示領域14、SPACEキー表示領域15およびRETURNキー表示領域16には、それぞれ、文字列「DELETE」、「BACKSPACE」、「SPACE」および「RETURN」が表示されている。
CPU3(図1参照)は、タッチパネル2を、図3に示す破線に沿ってキー判別範囲21〜26に分割した状態で認識している。また、CPU3は、AからZまでの26個のキー判別範囲21を、それぞれ、文字キー表示領域11のAからZまでの26個のキー表示領域1に対応させた状態で認識している。また、キー判別範囲22〜26を、それぞれ、切替キー表示領域12、DELETEキー表示領域13、BACKSPACEキー表示領域14、SPACEキー表示領域15およびRETURNキー表示領域16に対応させた状態で認識している。そして、CPU3は、タッチパネル2において検出されたキー入力位置Pが位置するキー判別範囲21〜26に基づいて、対応するキー表示領域11〜16が示すキー入力(たとえば、文字入力など)を行うように構成されている。つまり、携帯型電子機器100は、ソフトウェアキーボード機能を有するように構成されている。
なお、図3に示すように、キー判別範囲21〜26は、互いに隣接しているとともに、キー判別範囲21〜26は、それぞれ、対応するキー表示領域11〜16よりも大きく形成されている。また、後述する第1キー判別範囲変更処理前の図3に示す状態においては、キー表示領域11〜16の中心と、対応するキー判別範囲21〜26の中心とが、それぞれ、略一致するようにCPU3に認識されている。
メモリ4(図1参照)には、CPU3を駆動させるための種々のプログラムが記憶されている。また、メモリ4には、各々のキー判別範囲21〜26ごとに、隣接するキー判別範囲21〜26に関する隣接情報が記憶されている。たとえば、図2および図3に示すように、「G(g)」という文字入力を判別するキー判別範囲21の隣接情報は、「F(f)」、「T(t)」、「Y(y)」、「H(h)」、「B(b)」および「V(v)」という文字入力を判別するキー判別範囲21が隣接しているという情報になる。
また、メモリ4には、入力された文字(アルファベット)に関する文字コードが文字バッファとして記憶されるように構成されている。この文字バッファとして記憶された文字コードは、文字入力された順に記憶されており、文字入力を消去する操作が行われて対応する文字が文字表示画面1a(図2参照)から消去された場合であっても、文字バッファ内の文字は消去されずに記憶され続けるように構成されている。
また、メモリ4には、記憶された文字バッファに対応させた状態で、各々の文字入力時にタッチパネル2(図1参照)において検出されたキー入力位置P(図3参照)の位置座標と、文字入力の入力回数とが記憶されている。なお、このキー入力位置P(図3参照)の位置座標と各々の文字入力の入力回数とは、文字入力が行われたと判断されるごとに、CPU3によりメモリ4に記憶されるように構成されている。また、メモリ4には、後述する修正操作が行われたと判断されるごとに、CPU3により、新たな文字入力の修正回数が記憶されるように構成されている。
ここで、第1実施形態では、CPU3(図1参照)は、文字入力後に、入力された文字入力が取り消されて、取り消された文字入力に替わる新たな文字入力が行われた際に、取り消された文字入力時のユーザの入力操作が取り消された文字入力ではなく、新たな文字入力を意図していたか否かを判断することによって、取り消された文字入力の誤判別に起因する新たな文字入力の修正操作が行われたか否かを判断するように構成されている。なお、CPU3は、取り消された文字列と新たな文字列とを比較して、類似する文字列の有無を検索する。そして、類似する文字列があった場合に、CPU3は、文字列を各々の文字に分解した状態で文字同士を比較することによって、取り消された文字入力に替わる新たな文字入力が行われたか否かを判断するように構成されている。なお、取り消された文字入力は、本発明の「第1の文字入力」および「キー入力」の一例であり、新たな文字入力は、本発明の「第2の文字入力」および「キー入力」の一例である。
そして、CPU3は、取り消された文字入力を判別するキー判別範囲21(図3参照)と、新たな文字入力を判別するキー判別範囲21(図3参照)とが隣接している場合に、取り消された文字入力時のユーザの入力操作が取り消された文字入力ではなく、新たな文字入力を意図していたと判断して、取り消された文字入力の誤判別に起因する新たな文字入力の修正操作が行われたと判断するように構成されている。
たとえば、図4に示す英字1文字の修正のように、「t」という文字入力が行われた後に、「t」という文字入力が取り消されて、「g」という文字入力が新たに行われた場合、まず、CPU3(図1参照)により、メモリ4(図1参照)に記憶された文字バッファに基づいて、「t」が位置していた文字位置に「g」という文字入力が新たに行われたと判断される。そして、CPU3により、メモリ4に記憶された隣接情報に基づいて、「t」という文字入力を判別するキー判別範囲21(図3参照)と、「g」という文字入力を判別するキー判別範囲21(図3参照)とが隣接するか否かが判断される。この場合、図2および図3に示すように、「t」という文字入力を判別するキー判別範囲21と、「g」という文字入力を判別するキー判別範囲21とは隣接するので、CPU3は、取り消された「t」という文字入力時のユーザの入力操作が、「t」という取り消された文字入力ではなく、「g」という新たな文字入力を意図していたと判断して、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断するように構成されている。
一方、図4に示すように、「j」という文字入力が行われた後に、「j」という文字入力が取り消されて、「j」が位置していた文字位置に「g」という文字入力が新たに行われた場合には、図2および図3に示すように、「j」という文字入力を判別するキー判別範囲21と、「g」という文字入力を判別するキー判別範囲21とは隣接しない。したがって、CPU3は、取り消された「j」という文字入力時のユーザの入力操作が「g」という文字入力を意図していたものではなく、誤判別に起因する修正操作はないと判断するように構成されている。
また、図5に示す英字2文字の修正のように、「t」という文字入力および「a」という文字入力が行われてひらがなの「た」に変換された後に、「た」という文字入力(「t」という文字入力および「a」という文字入力)が取り消されて、新たに「g」という文字入力および「a」という文字入力が行われた場合、CPU3により、メモリ4に記憶された文字バッファに基づいて、「t」が位置していた文字位置に「g」という文字入力が新たに行われたと判断される。ここで、「t」という文字入力を判別するキー判別範囲21と、「g」という文字入力を判別するキー判別範囲21とは隣接するので、CPU3は、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断するように構成されている。
一方、「z」という文字入力および「a」という文字入力が行われてひらがなの「ざ」に変換された後に、「ざ」という文字入力(「z」という文字入力および「a」という文字入力)が取り消されて、「g」という文字入力および「a」という文字入力が行われた場合、CPU3により、メモリ4に記憶された文字バッファに基づいて、「z」が位置していた文字位置に「g」という文字入力が新たに行われたと判断される。ここで、「z」という文字入力を判別するキー判別範囲21と、「g」という文字入力を判別するキー判別範囲21とは隣接しないので、CPU3は、誤判別に起因する修正操作はないと判断するように構成されている。
また、図6に示す英字3文字以上の修正のように、「肩(kata)」という文字入力が取り消されて、「加賀(kaga)」という文字入力が行われた場合であっても、上記英字2文字以上修正の場合と同様に、CPU3により、メモリ4に記憶された文字バッファに基づいて、「t」が位置していた文字位置に「g」という文字入力が新たに行われたと判断される。ここで、「t」という文字入力を判別するキー判別範囲21と、「g」という文字入力を判別するキー判別範囲21とは隣接するので、CPU3は、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断するように構成されている。
一方、「加田(kada)」という文字入力が取り消されて、「加賀(kaga)」という文字入力が行われた場合には、CPU3により、メモリ4に記憶された文字バッファに基づいて、「d」が位置していた文字位置に「g」という文字入力が新たに行われたと判断される。ここで、「d」という文字入力を判別するキー判別範囲21と、「g」という文字入力を判別するキー判別範囲21とは隣接しないので、CPU3は、誤判別に起因する修正操作はないと判断するように構成されている。
また、第1実施形態では、CPU3(図1参照)は、メモリ4(図1参照)に記憶された修正操作の履歴に基づいて、新たな文字入力の修正回数が所定の回数に達した場合に、取り消された文字入力の所定の回数分のキー入力位置P(図3参照)に基づいて、図7に示すように、キー判別範囲21〜26の全体を移動させる第1キー判別範囲変更処理を行うように構成されている。具体的には、CPU3は、取り消された文字入力の所定の回数分のキー入力位置Pの位置座標からキー入力位置Pの重心に位置する重心位置Paの位置座標を算出し、算出した重心位置Paが新たな文字入力を判別するキー判別範囲21内に含まれるように、キー判別範囲21〜26の全体を移動させるように構成されている。
たとえば、CPU3は、「g」という文字入力の修正回数が所定の回数(たとえば、10回)に達した場合に、所定の回数分の、取り消された文字入力時にタッチパネル2において検出されたキー入力位置Pの位置座標から、「V(v)」に対応する文字キー表示領域11の右上に位置する重心位置Paの位置座標を算出する。そして、CPU3は、重心位置Paが「G(g)」という文字入力を判別するキー判別範囲21内に含まれるように、キー判別範囲21〜26の全体を下方(Y2側)に移動させるように構成されている。
ここで、CPU3は、修正操作に基づく第1キー判別範囲変更処理を行う際に、キー判別範囲21〜26の全体を移動させる制御を行う一方、ソフトウェアキーボード画面10のキー表示領域11〜16の全体は、移動させないように構成されている。これにより、第1キー判別範囲変更処理後の状態においては、キー表示領域11〜16の中心と、対応するキー判別範囲21〜26の中心とがそれぞれずれた状態でCPU3に認識される。
また、第1実施形態では、CPU3は、メモリ4に記憶された各々の文字に対する文字入力の入力回数(履歴)と文字入力全体の入力回数とに基づいて、所定の文字入力の入力頻度が所定の入力頻度に達した場合に、図8に示すように、所定の文字入力を判別するキー判別範囲21を縦横比を固定した状態で拡大させる(拡大キー判別範囲21aにする)とともに、拡大キー判別範囲21aに隣接するキー判別範囲21を縮小させる(縮小キー判別範囲21bにする)ような第2キー判別範囲変更処理を行うように構成されている。なお、拡大キー判別範囲21aおよび縮小キー判別範囲21bは、本発明の「キー判別範囲」の一例である。
この際、CPU3は、所定の文字入力の拡大キー判別範囲21aに対応する文字キー表示領域11を、拡大キー判別範囲21aに対応するように縦横比を固定した状態で拡大表示させる(拡大キー表示領域11aにする)ように構成されている。また、CPU3は、縮小キー判別範囲21bに対応する文字キー表示領域11を、縮小キー判別範囲21bに対応させて縮小表示させる(縮小キー表示領域11bにする)ように構成されている。なお、拡大キー表示領域11aおよび縮小キー表示領域11bは、本発明の「キー表示領域」の一例である。
たとえば、CPU3は、「G(g)」という文字入力の入力頻度が所定の入力頻度(たとえば、10%)に達した場合に、「G(g)」という文字入力を判別する拡大キー判別範囲21aを拡大させるとともに、拡大キー判別範囲21aに隣接する「F(f)」、「T(t)」、「Y(y)」、「H(h)」、「B(b)」および「V(v)」という文字入力を判別する縮小キー判別範囲21bを縮小させるように構成されている。そして、CPU3は、「G(g)」に対応する拡大キー表示領域11aを拡大表示させるとともに、「F(f)」、「T(t)」、「Y(y)」、「H(h)」、「B(b)」および「V(v)」に対応する縮小キー表示領域11bを縮小表示させるように構成されている。
また、縮小キー判別範囲21bおよび縮小キー表示領域11bは、それぞれ、縮小前のキー判別範囲21および文字キー表示領域11の約2/3倍未満に縮小されないように構成されている。これにより、縮小キー判別範囲21bおよび縮小キー表示領域11bが過度に縮小することを抑制することができるので、縮小キー判別範囲21bが入力操作されにくくなることを抑制することが可能であるとともに、縮小キー表示領域11bが視認されにくくなることを抑制することが可能である。また、拡大キー判別範囲21aおよび拡大キー表示領域11aは、それぞれ、拡大前のキー判別範囲21および文字キー表示領域11の約2倍を超えて拡大されないように構成されている。
次に、図1、図3および図7〜図9を参照して、携帯型電子機器100のCPU3における制御処理フローについて説明する。
まず、図9に示すように、ステップS1において、CPU3(図1参照)により、タッチパネル2(図1参照)において検出されたキー入力位置P(図3参照)が文字キー表示領域11のいずれかに対応するキー判別範囲21(図3参照)に位置していることにより、文字入力が行われたか否かが判断される。
文字入力が行われていないと判断された場合には、ステップS2において、CPU3により、キー入力位置PがDELETEキー表示領域13に対応するキー判別範囲23(図3参照)またはBACKSPACEキー表示領域14に対応するキー判別範囲24(図3参照)に位置していることにより、文字入力が取り消されたか否かが判断される。文字入力が取り消されていないと判断された場合には、ステップS1に戻る。
文字入力が取り消されたと判断された場合には、ステップS3において、CPU3により、新たに文字入力が行われたか否かが判断されるとともに、新たに文字入力が行われたと判断されるまでこの判断が繰り返される。新たに文字入力が行われたと判断された場合には、ステップS4において、CPU3により、メモリ4(図1参照)に記憶された文字バッファに基づいて、取り消された文字入力に基づく文字の文字位置に新たな文字入力に基づく文字が位置しているか否かが判断される。取り消された文字の文字位置に新たな文字が位置していないと判断された場合には、ステップS3に戻る。
ここで、第1実施形態の制御処理フローでは、取り消された文字の文字位置に新たな文字が位置していると判断された場合には、取り消された文字入力と新たな文字入力とが、誤判別に起因する修正操作に該当するか否かが判断される。具体的には、ステップS5において、CPU3により、メモリ4に記憶された隣接情報に基づいて、新たな文字入力を判別するキー判別範囲21と、取り消された文字入力を判別するキー判別範囲21とが隣接するか否かが判断される。キー判別範囲21が互いに隣接しないと判断された場合には、ステップS6において、CPU3により、取り消された文字入力時のユーザの入力操作が新たな文字入力を意図していたものではなく、誤判別に起因する修正操作はないと判断される。そして、ステップS12に進む。一方、キー判別範囲21が互いに隣接すると判断された場合には、ステップS7において、CPU3により、取り消された文字入力時のユーザの入力操作が新たな文字入力を意図しており、取り消された文字入力の誤判別に起因する新たな文字入力の修正操作が行われたと判断される。
そして、ステップS8において、CPU3により、新たな文字入力の修正回数n1が1回分増加されて、メモリ4に記憶される。その後、ステップS9において、CPU3により、新たな文字入力の修正回数n1が所定の回数(N1)に達しているか否かが判断される。n1がN1未満であると判断された場合には、ステップS1に戻る。
また、第1実施形態の制御処理フローでは、n1がN1に達していると判断された場合には、CPU3により修正操作に基づく第1キー判別範囲変更処理が行われる。具体的には、ステップS10において、CPU3により、所定の回数(N1)分の、取り消された文字入力時にタッチパネル2において検出されたキー入力位置Pの位置座標から、重心位置Pa(図7参照)の位置座標が算出される。そして、ステップS11において、CPU3により、図7に示すように、重心位置Paが新たな文字入力を判別するキー判別範囲21内に含まれるように、キー判別範囲21〜26の全体が移動される。そして、CPU3における制御処理フローが終了される。
また、ステップS1において、文字入力が行われたと判断された場合、および、ステップS6において、誤判別に起因する修正操作はないと判断された場合には、ステップS12において、CPU3により、入力された文字の入力回数n2が1回分増加されて、メモリ4に記憶される。そして、ステップS13において、CPU3により、入力された文字の入力回数n2と文字入力全体の入力回数とに基づいて、入力された文字の入力頻度が所定の入力頻度に達しているか否かが判断される。入力された文字の入力頻度が所定の入力頻度に達していないと判断された場合には、ステップS1に戻る。
また、第1実施形態の制御処理フローでは、入力された文字の入力頻度が所定の入力頻度に達している場合には、CPU3により入力頻度に基づく第2キー判別範囲変更処理が行われる。具体的には、ステップS14において、CPU3により、所定の入力頻度に達した所定の文字入力を判別するキー判別範囲21を、縦横比を固定した状態で拡大させる。そして、ステップS15において、CPU3により、拡大キー判別範囲21aに隣接するキー判別範囲21を縮小させる。その後、ステップS16において、CPU3により、所定の文字入力の拡大キー判別範囲21a(図8参照)に対応する文字キー表示領域11を、拡大キー判別範囲21aに対応するように縦横比を固定した状態で拡大表示させる。最後に、ステップS17において、CPU3により、縮小キー判別範囲21bに対応する文字キー表示領域11を、縮小キー判別範囲21bに対応するように縮小表示させる。そして、CPU3における制御処理フローが終了される。
第1実施形態では、上記のように、CPU3を、メモリ4に記憶された修正操作の履歴に基づいて、キー判別範囲21〜26の全体を移動させる第1キー判別範囲変更処理を行うように構成する。これにより、ユーザの入力誤り自体に対応させてキー判別範囲21〜26の全体を移動させることができるので、それ以降のユーザの入力誤りを抑制することができる。また、修正操作の履歴に基づいて、入力操作におけるユーザの癖をキー判別範囲21〜26を変更させる制御に反映させることができるので、修正操作が増加するのをより抑制することができる。
また、第1実施形態では、CPU3を、メモリ4に記憶された各々の文字に対する文字入力の入力回数(履歴)と文字入力全体の入力回数とに基づいて、所定の文字入力を判別するキー判別範囲21を拡大させるとともに、拡大キー判別範囲21aに隣接するキー判別範囲21を縮小させる第2キー判別範囲変更処理を行うように構成する。これにより、入力頻度の高い文字入力に対応する拡大キー判別範囲21aを拡大させることにより、入力頻度の高い文字入力をユーザに入力操作させやすくすることができるので、入力頻度の高い文字入力において、それ以降のユーザの入力誤りを抑制することができる。また、文字入力の履歴に基づいて、入力操作におけるユーザの癖をキー判別範囲21〜26を変更させる制御に反映させることができるので、修正操作が増加するのをより抑制することができる。また、入力頻度を履歴から容易に取得して、キー判別範囲21〜26を変更させる制御を行うことができるので、入力頻度の高い文字入力において、それ以降のユーザの入力誤りを容易に抑制することができる。
また、第1実施形態では、CPU3を、文字入力後に、入力された文字入力が取り消されて、取り消された文字入力に替わる新たな文字入力が行われた際に、取り消された文字入力時のユーザの入力操作が取り消された文字入力ではなく、新たな文字入力を意図していたか否かを判断することによって、取り消された文字入力の誤判別に起因する新たな文字入力の修正操作が行われたか否かを判断するように構成する。これにより、取り消された文字入力の誤判別に起因する新たな文字入力の修正操作が行われたか否かを確実に判断することができる。
また、第1実施形態では、CPU3を、新たな文字入力の修正回数が所定の回数に達した場合に、新たな文字入力を判別するキー判別範囲21を含むキー判別範囲21〜26の全体を移動させるように構成する。これにより、修正操作が行われた新たな文字入力をユーザに入力させやすくすることができるので、修正操作が増加するのを確実に抑制することができる。
また、第1実施形態では、CPU3を、取り消された文字入力を判別するキー判別範囲21と、新たな文字入力を判別するキー判別範囲21とが隣接している場合に、取り消された文字入力時のユーザの入力操作が取り消された文字入力ではなく、新たな文字入力を意図していたと判断して、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断するように構成する。これにより、ユーザが入力間違えを起こしやすい隣接するキー判別範囲21間での修正操作を、誤判別に起因する修正操作と認識することができるので、誤判別に起因した修正操作が行われたことをより確実に認識することができる。
また、第1実施形態では、CPU3を、メモリ4に記憶された修正操作の履歴に基づいて、新たな文字入力の修正回数が所定の回数に達した場合に、キー判別範囲21〜26の全体を移動させるように構成する。これにより、実際には間違える可能性が低いキー入力において入力誤りが行われた場合に、キー判別範囲21〜26の全体が移動されることを抑制することができるので、かえってユーザが入力操作しにくくなることを抑制することができる。
また、第1実施形態では、CPU3を、所定の回数分の、取り消された文字入力時にタッチパネル2において検出されたキー入力位置Pの位置座標から、重心位置Paの位置座標を算出するとともに、重心位置Paが新たな文字入力を判別するキー判別範囲21内に含まれるように、キー判別範囲21〜26の全体を移動させるように構成する。これにより、取り消された文字入力のキー入力位置Pを、新たな文字入力を判別するキー判別範囲21内であると誤認した状態で入力操作していたユーザに対して、効果的に入力操作させやすくすることができる。
また、第1実施形態では、CPU3を、修正操作に基づく第1キー判別範囲変更処理を行う際に、キー判別範囲21〜26の全体を移動させる制御を行う一方、ソフトウェアキーボード画面10のキー表示領域11〜16の全体は、移動させないように構成する。これにより、ソフトウェアキーボード画面10に対して、全体的に所定の方向にずれた位置で入力操作を行っていたユーザに対して、キー表示領域11〜16は移動させずにキー判別範囲21〜26の全体だけを移動させることによって、文字入力の全体において入力操作させやすくすることができる。
また、第1実施形態では、CPU3を、メモリ4に記憶された各々の文字に対する文字入力の入力回数(履歴)と文字入力全体の入力回数とに基づいて、所定の文字入力の入力頻度が全体の入力回数に対して所定の入力頻度に達した場合に、所定の文字入力を判別するキー判別範囲21を、縦横比を固定した状態で拡大させるとともに、拡大キー判別範囲21aに隣接するキー判別範囲21を縮小させるように構成する。これにより、入力頻度が高い所定の文字入力をユーザに入力操作させやすくすることができるので、修正操作が増加するのを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図1および図10を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、修正操作に基づく第1キー判別範囲変更処理において、キー判別範囲21〜26の全体を移動させる上記第1実施形態とは異なり、新たな文字入力を判別するキー判別範囲21を拡大させる場合について説明する。
本発明の第2実施形態では、CPU3(図1参照)は、取り消された文字入力の誤判別に起因する新たな文字入力の修正操作が行われたか否かを判断する。そして、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断した場合に、CPU3は、図10に示すように、重心位置Paが新たな文字入力を判別するキー判別範囲21内に含まれるように、新たな文字入力を判別するキー判別範囲21を拡大させる(拡大キー判別範囲221aにする)とともに、拡大キー判別範囲221aに対応させて、取り消された文字入力を判別するキー判別範囲21を縮小させる(縮小キー判別範囲221bにする)ように構成されている。なお、拡大キー判別範囲221aおよび縮小キー判別範囲221bは、本発明の「キー判別範囲」の一例である。
この際、CPU3は、拡大キー判別範囲221aに対応する拡大キー表示領域211aを拡大表示させるとともに、縮小キー判別範囲221bに対応する縮小キー表示領域211bを縮小表示させるように構成されている。なお、拡大キー表示領域211aおよび縮小キー表示領域211bは、本発明の「キー表示領域」の一例である。
たとえば、CPU3は、修正操作の履歴に基づいて、「G(g)」という文字を判別するキー判別範囲21を変更する際に、「V(v)」に対応する文字キー表示領域11の右上に重心位置Paが位置している場合には、「G(g)」のキー判別範囲21に重心位置Paが含まれるように、「G(g)」の拡大キー判別範囲221aを、下部の左側が下方に延びるように拡大させるとともに、拡大キー表示領域211aを拡大表示させる。この結果、「V(v)」の縮小キー判別範囲221bは、「G(g)」の拡大キー判別範囲221aが下方に延びた分縮小されるとともに、縮小キー表示領域211bも縮小表示される。
また、縮小キー判別範囲221bおよび縮小キー表示領域211bは、それぞれ、縮小前のキー判別範囲21および文字キー表示領域11の約2/3倍を下回って縮小されないように構成されている。また、拡大キー判別範囲221aおよび拡大キー表示領域211aは、それぞれ、拡大前のキー判別範囲21および文字キー表示領域11の約2倍を超えて拡大されないように構成されている。なお、本発明の第2実施形態のその他の構造および制御処理フローは、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、CPU3を、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断した場合に、新たな文字入力を判別するキー判別範囲21を拡大させるとともに、拡大キー判別範囲221aに隣接し、取り消された文字入力を判別する縮小キー判別範囲221bを縮小させるように構成する。これにより、取り消された文字入力時に入力できなかった新たな文字入力を判別するための拡大キー判別範囲221aを拡大しつつ、取り消された文字入力時に誤って入力した取り消された文字入力を判別する縮小キー判別範囲221bを縮小することができるので、効果的にユーザに入力操作させやすくすることができる。これにより、修正操作が増加するのを抑制することができる。
また、第2実施形態では、CPU3を、対応する拡大キー表示領域211aを、拡大キー判別範囲221aに対応するように拡大表示させることによって、新たな文字入力を判別するための拡大キー判別範囲221aが拡大されるだけでなく、新たな文字入力に対応する拡大キー表示領域211aも拡大表示されるので、より効果的にユーザに入力操作させやすくすることができる。なお、本発明の第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
次に、図1および図11を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、入力頻度に基づく第2キー判別範囲変更処理において、所定の文字入力を判別するキー判別範囲21を拡大させる上記第1実施形態とは異なり、所定の文字入力のキー判別範囲321aおよび文字キー表示領域311aと、他の文字入力のキー判別範囲321bおよび文字キー表示領域311bとを入れ替える場合について説明する。
本発明の第3実施形態では、CPU3(図1参照)は、所定の文字入力の入力頻度が所定の入力頻度に達した場合に、図11に示すように、所定の文字入力のキー判別範囲321aおよび文字キー表示領域311aと、他の文字入力のキー判別範囲321bおよび文字キー表示領域311bとをそれぞれ入れ替えて、キー判別範囲21の一部の配列と、対応する文字キー表示領域11の一部の配列とを変更するように構成されている。
たとえば、CPU3は、「B(b)」という文字入力の入力頻度が所定の入力頻度に達した場合に、「B(b)」という文字入力のキー判別範囲321aおよび文字キー表示領域311aと、「B(b)」よりもソフトウェアキーボード画面10の中心寄りの「G(g)」という文字入力のキー判別範囲321bおよび文字キー表示領域311bとをそれぞれ入れ替えるように構成されている。なお、本発明の第3実施形態のその他の構造および制御処理フローは、上記第1実施形態と同様である。
第3実施形態では、上記のように、CPU3を、所定の文字入力の入力頻度が所定の入力頻度に達した場合に、所定の文字入力のキー判別範囲321aおよび文字キー表示領域311aと、他の文字入力のキー判別範囲321bおよび文字キー表示領域311bとをそれぞれ入れ替えて、キー判別範囲21の一部の配列と、対応する文字キー表示領域11の一部の配列とを変更するように構成する。これにより、入力頻度の高い所定の文字入力を判別するキー判別範囲321aがより入力しやすい位置に位置するようにキー判別範囲21の配列を変更することができるので、入力頻度の高い文字入力において、それ以降のユーザの入力誤りを抑制することができる。この結果、修正操作が増加するのを抑制することができる。なお、本発明の第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1実施形態では、入力頻度に基づく第2キー判別範囲変更処理を行う際に、所定の文字入力を判別するキー判別範囲21を縦横比を固定した状態で拡大させる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図12に示す第1実施形態の変形例のように、所定の文字入力(図12の「G(g)」)を判別する拡大キー判別範囲421aを縦方向の一方(図12の下方、「V(v)」および「B(b)」側)に伸長するように拡大させる一方、縦方向の他方(図12の上方、「T(t)」および「Y(y)」側)および横方向(図12の「F(f)」側および「H(h)」側)には拡大させないように構成してもよい。
この場合、拡大前のキー判別範囲21の中心に対して、重心位置Paが位置する側の辺を延びるように形成するのが好ましい。また、縮小キー判別範囲421b(図12の「V(v)」および「B(b)」)は、拡大キー判別範囲421aに対応させて縮小させるのが好ましい。また、拡大キー判別範囲421aに対応する拡大キー表示領域411aを拡大表示させるとともに、縮小キー判別範囲421bに対応する縮小キー表示領域411bを縮小表示させるのが好ましい。なお、拡大キー判別範囲421aおよび縮小キー判別範囲421bは、本発明の「キー判別範囲」の一例であり、拡大キー表示領域411aおよび縮小キー表示領域411bは、本発明の「キー表示領域」の一例である。
また、上記第1実施形態では、修正操作に基づいてキー判別範囲を変更する第1キー判別範囲変更処理と、入力頻度に基づいてキー判別範囲を変更する第2キー判別範囲変更処理との両方を行う例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、修正操作に基づく第1キー判別範囲変更処理、または、入力頻度に基づく第2キー判別範囲変更処理のいずれか一方のみを行うように構成してもよい。
また、上記第1実施形態では、重心位置Paが新たな文字入力を判別するキー判別範囲21内に含まれるように、新たな文字入力を判別するキー判別範囲21を含むキー判別範囲21〜26の全体を移動させる例を示すとともに、上記第2実施形態では、重心位置Paが新たな文字入力を判別する拡大キー判別範囲221a内に含まれるように、新たな文字入力を判別する拡大キー判別範囲221aを拡大させる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、重心位置Paが新たな文字入力を判別するキー判別範囲に含まれなくてもよい。この場合、重心位置Paの近傍に位置するように新たな文字入力を判別するキー判別範囲を変更するのが好ましい。また、重心位置Paでなく、たとえば最新のキー入力位置Pが新たな文字入力を判別するキー判別範囲内に含まれるように、新たな文字入力を判別するキー判別範囲を変更してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、DELETEキー表示領域13に対応するキー判別範囲23およびBACKSPACEキー表示領域14に対応するキー判別範囲24がユーザに入力操作された際には、CPU3により、所定の文字入力が取り消される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、所定の文字入力は、他の操作によって取り消されてもよい。たとえば、上書きされることによって、所定の文字入力が取り消されてもよいし、選択された複数の文字が一括して取り消されることによって、所定の文字入力が取り消されてもよい。
また、上記第1実施形態では、新たな文字入力を判別するキー判別範囲21を含むキー判別範囲21〜26の全体を移動させる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、キー判別範囲の全体を移動させずに、新たな文字入力を判別するキー判別範囲およびその周辺のキー判別範囲のみを移動させてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、取り消された文字入力を判別するキー判別範囲21と、新たな文字入力を判別するキー判別範囲21とが隣接している場合に、取り消された文字入力の誤判別に起因する新たな文字入力の修正操作が行われたと判断する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、取り消された文字入力を判別するキー判別範囲21と、新たな文字入力を判別するキー判別範囲21とが離間している場合であっても、誤判別に起因する修正操作が行われたと判断するように構成してもよい。
また、上記第3実施形態では、入力頻度に基づく第2キー判別範囲変更処理において、所定の文字入力のキー判別範囲321aおよび文字キー表示領域311aと、他の文字入力のキー判別範囲321bおよび文字キー表示領域311bとをそれぞれ入れ替える例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、修正操作に基づく第1キー判別範囲変更処理において、所定の文字入力のキー判別範囲およびキー表示領域と、他の文字入力のキー判別範囲およびキー表示領域とをそれぞれ入れ替えるように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、キー入力の一例として文字入力を示したが、本発明はこれに限られない。本発明のキー入力は、文字入力を確定させる入力(RETURNキーの入力)や文字入力を削除する入力(DELETEキーおよびBACKSPACEキーの入力)などであってもよい。また、たとえば、アプリケーションを起動するためのアイコンがソフトフェアキーボード画面に表示されている場合においては、本発明のキー入力は、アプリケーションの起動のためのアイコンの入力であってもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器の一例として携帯型電子機器100を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、携帯型電子機器に限られず、ソフトウェアキーボード画面を表示可能な表示部とタッチパネルとを備えるATM(Automated Teller Marchine)や、ソフトウェアキーボード画面を投影可能なプロジェクタなどの、ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器に本発明の構成を適用してもよい。
また、上記第1実施形態では、説明の便宜上、CPU3の制御処理を制御処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、CPU3の制御処理を、イベント単位で処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
1 表示部
2 タッチパネル(検出部)
3 CPU(制御部)
10 ソフトウェアキーボード画面
11、311a、311b 文字キー表示領域(キー表示領域)
11a、211a、411a 拡大キー表示領域(キー表示領域)
11b、211b、411b 縮小キー表示領域(キー表示領域)
12 切替キー表示領域(キー表示領域)
13 DELETEキー表示領域(キー表示領域)
14 BACKSPACEキー表示領域(キー表示領域)
15 SPACEキー表示領域(キー表示領域)
16 RETURNキー表示領域(キー表示領域)
21、22、23、24、25、26、321a、321b キー判別範囲
21a、221a、421a 拡大キー判別範囲(キー判別範囲)
21b、221b、421b 縮小キー判別範囲(キー判別範囲)
100 携帯型電子機器(ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器)
P キー入力位置

Claims (11)

  1. キー表示領域を含むソフトウェアキーボード画面を表示可能な表示部と、
    表示された前記キー表示領域に基づいてユーザが入力操作した際のキー入力位置を検出可能な検出部と、
    前記検出部において検出された前記キー入力位置が位置する所定のキー判別範囲に基づいて所定のキー入力があったことを認識する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記所定のキー入力に対する修正操作と、前記所定のキー入力の入力頻度との少なくともいずれか一方に基づいて、前記キー判別範囲を変更する制御を行うように構成されている、ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器。
  2. 前記制御部は、前記所定のキー入力に対する修正操作の履歴と、前記所定のキー入力の履歴により取得される入力頻度との少なくともいずれか一方に基づいて、前記キー判別範囲を変更する制御を行うように構成されている、請求項1に記載のソフトウェアキーボード機能を有する電子機器。
  3. 前記キー入力は、文字入力であり、
    前記制御部は、第1の文字入力が行われた後に、前記第1の文字入力が取り消されて、前記第1の文字入力に替わる第2の文字入力が行われた場合に、前記第1の文字入力時の前記ユーザの入力操作が前記第1の文字入力ではなく前記第2の文字入力を意図していたか否かを判断することによって、前記第1の文字入力の誤判別に起因する前記第2の文字入力の修正操作が行われたか否かを判断するように構成されており、
    前記制御部は、前記誤判別に起因する修正操作が行われたと判断した場合に、前記第2の文字入力を判別するキー判別範囲を少なくとも変更する制御を行うように構成されている、請求項1または2に記載のソフトウェアキーボード機能を有する電子機器。
  4. 前記制御部は、前記第1の文字入力を判別するキー判別範囲と前記第2の文字入力を判別するキー判別範囲とが隣接している場合に、前記誤判別に起因する修正操作が行われたと判断するように構成されている、請求項3に記載のソフトウェアキーボード機能を有する電子機器。
  5. 前記制御部は、前記第1の文字入力に対する修正操作の履歴に基づいて、前記誤判別に起因する修正操作が行われたと判断された回数が所定の複数回数に達した場合に、前記所定の複数回数分の、前記第1の文字入力時に検出された前記キー入力位置に基づいて、前記第2の文字入力を判別するキー判別範囲を変更する制御を行うように構成されている、請求項3または4に記載のソフトウェアキーボード機能を有する電子機器。
  6. 前記制御部は、前記誤判別に起因する修正操作が行われたと判断した場合に、前記第1の文字入力時に検出された前記キー入力位置が前記第2の文字入力を判別するキー判別範囲に含まれるように、前記第2の文字入力を判別するキー判別範囲を変更する制御を行うように構成されている、請求項3〜5のいずれか1項に記載のソフトウェアキーボード機能を有する電子機器。
  7. 前記制御部は、前記誤判別に起因する修正操作が行われたと判断した場合に、複数の前記キー判別範囲の全体を移動させる制御を行う一方、前記ソフトウェアキーボード画面の複数のキー表示領域は移動させないように構成されている、請求項3〜6のいずれか1項に記載のソフトウェアキーボード機能を有する電子機器。
  8. 前記制御部は、前記誤判別に起因する修正操作が行われたと判断した場合に、前記第2の文字入力を判別するキー判別範囲を拡大させるとともに、前記第1の文字入力を判別するキー判別範囲を縮小させる制御を行うように構成されている、請求項3〜6のいずれか1項に記載のソフトウェアキーボード機能を有する電子機器。
  9. 前記制御部は、前記第2の文字入力を判別するキー判別範囲を拡大させる制御を行うとともに、前記第2の文字入力に対応する前記ソフトウェアキーボード画面のキー表示領域を、拡大させた前記第2の文字入力を判別するキー判別範囲に対応するように拡大表示させるように構成されている、請求項8に記載のソフトウェアキーボード機能を有する電子機器。
  10. 前記制御部は、前記所定のキー入力の入力頻度が所定の入力頻度に達した場合に、前記所定のキー入力を判別するキー判別範囲を拡大させるか、または、前記キー判別範囲の配列を変更する制御を行うように構成されている、請求項1〜9のいずれか1項に記載のソフトウェアキーボード機能を有する電子機器。
  11. キー表示領域を含むソフトウェアキーボード画面を表示可能な表示部と、表示された前記キー表示領域に基づいてユーザが入力操作した際のキー入力位置を検出可能な検出部とを備える、ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器の制御方法であって、
    前記検出部において検出された前記キー入力位置が位置する所定のキー判別範囲に基づいて所定のキー入力があったことを認識するステップと、
    前記所定のキー入力に対する修正操作と、前記所定のキー入力の入力頻度との少なくともいずれか一方に基づいて、前記キー判別範囲を変更するステップとを備える、ソフトウェアキーボード機能を有する電子機器の制御方法。
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