JP2014170179A - 画像表示装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の画像表示装置は、発光手段と、表示手段と、入力画像データの輝度特徴量を取得する取得手段と、乖離状態か否かを判定する判定手段と、平滑化処理を取得手段で取得された輝度特徴量に施し、平滑化処理が施された輝度特徴量を出力する平滑化手段と、平滑化手段が出力した輝度特徴量に基づいて発光手段の発光輝度を制御する制御手段と、入力画像データに補償処理を施し、補償処理が施された画像データを表示手段に出力する補償手段と、を有し、平滑化手段は、乖離状態であると判定された場合に、平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを低減する。
【選択図】図1
Description
フレーム毎に入力画像信号の最大輝度値に応じてバックライトの発光輝度を決定する場合、ノイズ等の影響を受けて最大輝度値が急激に変化すると、それに応じてバックライトの発光輝度も急激に変化し、フリッカが知覚されてしまう。このようなフリッカの発生を抑制するために、時間方向におけるバックライトの発行輝度の変化を抑制する平滑化処理を行う技術が提案されている(特許文献2)。また、時間方向における入力画像信号の輝度特徴量の変化を抑制する平滑化処理を行うことで、輝度特徴量の急激な変化、ひいてはバックライトの発光輝度の急激な変化を抑制できる。以下では、時間方向における入力画像信号の輝度特徴量の変化を抑制する平滑化処理を第1平滑化処理、時間方向におけるバックライトの発行輝度の変化を抑制する平滑化処理を第2平滑化処理と記載する。
第2平滑化処理による抑制度合いを高めれば、ノイズによるフリッカの発生を抑制することができる。しかしながら、第2平滑化処理による抑制度合いを高めると、入力画像信号の最大輝度値が図2の符号201で示すように単調増加する場合において、画素値の飽和が発生してしまう。具体的には、発光輝度の低下による表示画像の輝度の低下を補償する補償処理を入力画像信号に施した際に、バックライトの発光輝度が足りず、画素値の飽和が発生してしまう。
また、第1平滑化処理を行えば、ノイズによるフリッカの発生を抑制することができる。しかしながら、入力画像信号の最大輝度値が図2の細線201でように単調増加する場合に第1平滑化処理を行うと、図2の太線202で示すように、入力画像信号の最大輝度値の時間的な変化が抑制されてしまう。そのため、バックライトの発行輝度の時間的な変化も抑制される。そして、補償処理を入力画像信号に施した際に、バックライトの発光輝度が足りず、画素値の飽和が発生してしまう。
発光手段と、
前記発光手段が発した光を画像データに応じた透過率で透過することにより、画面に画像を表示する表示手段と、
入力画像データの輝度を表す輝度特徴量を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得された輝度特徴量に基づいて、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたか否かを判定する判定手段と、
時間方向における輝度特徴量の変化を抑制する第1平滑化処理を前記取得手段で取得された輝度特徴量に施し、前記第1平滑化処理が施された輝度特徴量を出力する第1平滑化手段と、
前記第1平滑化手段が出力した輝度特徴量に基づいて、画像データの輝度が高いほど高い値になるように、前記発光手段の発光輝度を制御する制御手段と、
前記発光手段の発光輝度に応じて、発光輝度の低下による前記画面に表示された画像の輝度の低下を補償する補償処理を前記入力画像データに施し、前記補償処理が施された画像データを前記表示手段に出力する補償手段と、
を有し、
前記第1平滑化手段は、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする画像表示装置である。
発光手段と、
前記発光手段が発した光を画像データに応じた透過率で透過することにより、画面に画像を表示する表示手段と、
入力画像データの輝度を表す輝度特徴量を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得された輝度特徴量に基づいて、画像データの輝度が高いほど高い値になるように、前記発光手段の発光輝度を決定する決定手段と、
前記決定手段で決定された発光輝度に基づいて、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたか否かを判定する判定手段と、
時間方向における発光輝度の変化を抑制する第2平滑化処理を前記決定手段で決定された発光輝度に施し、前記発光手段の発光輝度を、前記第2平滑化処理が施された発光輝度に制御する第2平滑化手段と、
前記発光手段の発光輝度に応じて、発光輝度の低下による前記画面に表示された画像の輝度の低下を補償する補償処理を前記入力画像データに施し、前記補償処理が施された画像データを前記表示手段に出力する補償手段と、
を有し、
前記第2平滑化手段は、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定された場合に、前記第2平滑化処理による発光輝度の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする画像表示装置である。
発光手段と、前記発光手段が発した光を画像データに応じた透過率で透過することにより、画面に画像を表示する表示手段と、を有する画像表示装置の制御方法であって、
入力画像データの輝度を表す輝度特徴量を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された輝度特徴量に基づいて、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたか否かを判定する判定ステップと、
時間方向における輝度特徴量の変化を抑制する第1平滑化処理を前記取得ステップで取得された輝度特徴量に施し、前記第1平滑化処理が施された輝度特徴量を出力する第1平
滑化ステップと、
前記第1平滑化ステップで出力された輝度特徴量に基づいて、画像データの輝度が高いほど高い値になるように、前記発光手段の発光輝度を制御する制御ステップと、
前記発光手段の発光輝度に応じて、発光輝度の低下による前記画面に表示された画像の輝度の低下を補償する補償処理を前記入力画像データに施し、前記補償処理が施された画像データを前記表示手段に出力する補償ステップと、
を有し、
前記第1平滑化ステップでは、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする画像表示装置の制御方法である。
発光手段と、前記発光手段が発した光を画像データに応じた透過率で透過することにより、画面に画像を表示する表示手段と、を有する画像表示装置の制御方法であって、
入力画像データの輝度を表す輝度特徴量を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された輝度特徴量に基づいて、画像データの輝度が高いほど高い値になるように、前記発光手段の発光輝度を決定する決定ステップと、
前記決定ステップで決定された発光輝度に基づいて、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたか否かを判定する判定ステップと、
時間方向における発光輝度の変化を抑制する第2平滑化処理を前記決定ステップで決定された発光輝度に施し、前記発光手段の発光輝度を、前記第2平滑化処理が施された発光輝度に制御する第2平滑化ステップと、
前記発光手段の発光輝度に応じて、発光輝度の低下による前記画面に表示された画像の輝度の低下を補償する補償処理を前記入力画像データに施し、前記補償処理が施された画像データを前記表示手段に出力する補償ステップと、
を有し、
前記第2平滑化ステップでは、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定された場合に、前記第2平滑化処理による発光輝度の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする画像表示装置の制御方法である。
以下、本発明の実施例1に係る画像表示装置及びその制御方法について説明する。なお、本実施例では、画像表示装置が液晶表示装置である場合の例を説明するが、本実施例に係る画像表示装置は液晶表示装置に限らない。本実施例に係る画像表示装置は、発光部と、発光部が発した光を画像信号(画像データ)に応じた透過率で透過することにより画面に画像を表示する表示部とを有する装置であれば、どのような装置であってもよい。
値が閾値ScnChTh(シーンチェンジ判定用しきい値)以上である場合に、前フレームから現フレームにかけてシーンが切り替わったと判定する。また、シーンチェンジ判定部103は、上記差の絶対値が閾値ScnChTh以下であるより小さい場合に、前フレームと現フレームが同じシーンのフレームである(前フレームから現フレームにかけてシーンの切り替わりが起こっていない)と判定する。判定結果(シーンチェンジ判定結果)は乖離判定部104と平滑化処理部105へ出力される。
バックライトモジュール107は、発光輝度決定部106で決定された発光輝度で発光する。
補正係数乗算部109は、入力画像信号に対して補償処理を施し、補償処理が施された画像信号を液晶パネル110に出力する。具体的には、補正係数乗算部109は、入力画像信号に対して、補正係数計算部108で算出された補正係数を乗算する。そして、補正係数乗算部109は、補正係数を乗算した画像信号を液晶パネル110へ出力する。
液晶パネル110は、バックライトモジュール107が発した光を、画像信号(補正係数乗算後の画像信号)に応じた透過率で透過することにより、画面に画像を表示する。具体的には、液晶パネル110は複数の液晶素子を有しており、各液晶素子の透過率(液晶
の開放率)が画像信号の階調値に応じて変更される。そして、各液晶素子が、バックライトモジュール107が発した光を変更後の透過率で透過することにより、画面に画像が表示される。
まず、S101にて、現フレームの最大輝度値と前フレームの最大輝度値との差の絶対値DiffFrameMaxが算出される。そして、処理がS102へ遷移する。
S102では、上記差の絶対値DiffFrameMaxと閾値ScnChThが比較される。差の絶対値DiffFrameMaxが閾値ScnChTh以上である場合には、シーンが切り替わったと判定され、処理がS103へ遷移する。差の絶対値DiffFrameMaxが閾値ScnChTh未満である場合には、シーンが切り替わっていないと判定され、処理がS104へ遷移する。
S103では、シーンの切り替わりの有無を示すフラグScnChFlgに1が設定される。ScnChFlg=1は、シーンの切り替わりがあったことを示す。
S104では、ScnChFlgに0が設定される。ScnChFlg=0は、シーンの切り替わりがなかったことを示す。
シーンチェンジ判定部103は、フレーム毎に上記処理を行う。
以上がシーンチェンジ判定部103の処理フローである。閾値ScnChTh=60であり、最大輝度値が図3に示すように変化する場合には、図5に示すように全てのフレームのそれぞれに対し、シーンが切り替わっていないと判定される。
まず、S201にて、最大輝度値保存部102が記憶する現フレームまでの4フレーム(上述したLフレーム)の最大輝度値の平均値AveMaxが算出される。そして、処理がS202に遷移する。
S202では、現フレームの最大輝度値から平均値AveMaxを減算した差分値DiffValueが算出される。そして、処理がS203へ遷移する。
S203では、差分値DiffValueと閾値SepThが比較される。差分値DiffValueが閾値SepTh以上である場合には、処理がS204へ遷移する。差分値DiffValueが閾値SepTh未満である場合には、処理がS208へ遷移する。
S204では、差分値DiffValueが閾値SepTh以上であると連続して判定された数(フレーム数;カウント値)SepFrameに1を加算する。そして、処理がS205へ遷移する。
S205では、カウント値SepFrameと閾値SepFrameTh(=M)が比較される。カウント値SepFrameが閾値SepFrameTh以上である場合には、処理がS206へ遷移する。カウント値SepFrameが閾値SepFrameTh未満である場合には、処理がS207へ遷移する。
S206では、乖離状態か否かを示すフラグSepFlgに1が設定される。SepFlg=1は乖離状態であることを示す。
S207では、SepFlgに0が設定される。SepFlg=0は乖離状態ではないことを示す。また、カウント値SepFrameが0にリセットされる。
上述したように、S203において、差分値DiffValueが閾値SepTh未満
である場合には、S208に処理が進められる。差分値DiffValueが閾値SepTh未満の場合は乖離状態ではないため、S208では、カウント値SepFrameが0にリセットされる。そして、処理がS209へ遷移する。
S209は、SepFlgに0を設定する。
以上が、乖離判定部104の処理フローである。本実施例では、閾値SepTh=25、閾値SepFrameTh(=M)=2とする。
まず、S301にて、シーンチェンジ判定部103の判定結果(ScnChFlg)と乖離判定部104の判定結果(SepFlg)が確認される。シーンの切り替わりが検出されておらず(ScnChFlg=0)、且つ、乖離状態でない(SepFlg=0)場合には、処理がS302へ遷移する。シーンの切り替わりが検出されている(ScnChFlg=1)、または、乖離状態である(SepFlg=1)場合には、処理がS303へ遷移する。
S302では、第1平滑化処理をONにする。具体的には、S302では、第1平滑化処理の抑制度合い(第1平滑化処理による最大輝度値の変化の抑制度合い)を低減する処理を行わないものと判断される。そして、処理がS304へ遷移する。
S303では、第1平滑化処理をOFFにする。具体的には、S303では、第1平滑化処理の抑制度合いを低減する処理を行うものと判断される。そして、最大輝度値保存部102が記憶する現フレームまでの4フレーム(上述したNフレーム)の最大輝度値のうち、最先のフレームから3フレーム(上述したPフレーム)の最大輝度値が、現フレームの最大輝度値に書き換えられる。そして、処理がS304へ遷移する。
S304では、現フレームまでの4フレームの最大輝度値の平均値が、第1平滑化処理が施された最大輝度値として算出され、出力される。
以上が、平滑化処理部105の処理フローである。本実施例ではP=N−1とされているため、S303の処理により、現フレームまでの4フレームの最大輝度値は、全て現フレームの最大輝度値と同じ値になる。そのため、S304では、第1平滑化処理前後で現フレームの最大輝度値は変化しない。このように、P=N−1とすれば、第1平滑化処理の抑制度合いを0にすることができる。第1平滑化処理の抑制度合いを0にする構成として、例えば、第1平滑化処理を省略して現フレームの最大輝度値をそのまま出力する構成も考えられる。
すように最大輝度値が変化する場合、発光輝度は、図10の実線1001で示すように変化する。図10の細線1000は、入力画像信号の最大輝度値(第1平滑化処理前の最大輝度値)から決定された発光輝度の変化を示す。図10の破線1002は、従来の第1平滑化処理後の最大輝度値(図9の破線902で示す最大輝度値)から決定された発光輝度の変化を示す。図10に示すように、本実施例では、乖離状態と判定された場合に第1平滑化処理の抑制度合いを低減することにより、従来よりも発光輝度の変化期間を短縮することができる。
てから入力画像信号の輝度が増加し続けている場合、当該輝度の増加はノイズによるものでない可能性が高い。そこで、乖離状態であると判定されてから、入力画像信号の輝度の増加が止まるまで、第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを低減してもよい。そのような構成にすることにより、飽和期間をより短縮することができる。
実施例1では、乖離状態であると判定された場合に、第1平滑化処理の抑制度合いを低減した。そして、実施例1では、第1平滑化処理が施された輝度特徴量に応じてバックライトモジュールの発光輝度が決定される。しかし、そのような構成の場合には、第1平滑化処理の抑制度合いを低減することにより輝度特徴量が急激に変化すると、バックライトモジュールの発光輝度も急峻に変化し、フリッカが知覚されてしまう。そこで、実施例2では、実施例1で述べた処理の他に、決定された発光輝度に対する平滑化処理(第2平滑化処理)をさらに行う。第2平滑化処理は、時間方向における発光輝度の変化を抑制する処理である。
BLOut=BLInPre+α{BLIn−BLInPre} ・・・(式1)
本実施例では、シーンが切り替わっていないときにα=0.3が設定され、シーンが切り替わったときにα=1が設定されるものとする。そのため、BLIn=80、BLInPre=20である場合、シーンが切り替わっていないときにはBLOut=38となり、シーンが切り替わったときにはBLOut=80となる。以上の算出方法によって、シーンが切り替わっていないときに第2平滑化処理の抑制度合いを高め、シーンが切り替わったときに第2平滑化処理の抑制度合いを低減する(0にする)ことができる。
線901で示すように最大輝度値が変化する場合、第2平滑化処理後の発光輝度は、図15の実線1501で示すように変化する。図15の細線1500は、入力画像信号の最大輝度値(第1平滑化処理前の最大輝度値)から算出された第2平滑化処理後の発光輝度の変化を示す。図15の破線1502は、従来の第1平滑化処理後の最大輝度値(図9の破線902で示す最大輝度値)から算出された第2平滑化処理後の発光輝度の変化を示す。
実施例1,2では、第1平滑化処理を行う場合の例を説明した。実施例3では、第2平滑化処理のみを行う例を説明する。
104 乖離判定部
105 平滑化処理部
106 発光輝度決定部
107 バックライトモジュール
109 補正係数乗算部
110 液晶パネル
Claims (28)
- 発光手段と、
前記発光手段が発した光を画像データに応じた透過率で透過することにより、画面に画像を表示する表示手段と、
入力画像データの輝度を表す輝度特徴量を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得された輝度特徴量に基づいて、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたか否かを判定する判定手段と、
時間方向における輝度特徴量の変化を抑制する第1平滑化処理を前記取得手段で取得された輝度特徴量に施し、前記第1平滑化処理が施された輝度特徴量を出力する第1平滑化手段と、
前記第1平滑化手段が出力した輝度特徴量に基づいて、画像データの輝度が高いほど高い値になるように、前記発光手段の発光輝度を制御する制御手段と、
前記発光手段の発光輝度に応じて、発光輝度の低下による前記画面に表示された画像の輝度の低下を補償する補償処理を前記入力画像データに施し、前記補償処理が施された画像データを前記表示手段に出力する補償手段と、
を有し、
前記第1平滑化手段は、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする画像表示装置。 - 前記第1平滑化手段は、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを0にする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記入力画像データのシーンの切り替わりを検出する検出手段を有し、
前記第1平滑化手段は、前記検出手段でシーンの切り替わりが検出された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。 - 前記第1平滑化手段は、前記検出手段でシーンの切り替わりが検出された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを0にする
ことを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。 - 前記制御手段は、
前記第1平滑化手段が出力した輝度特徴量に応じて発光輝度を決定する決定手段と、
時間方向における発光輝度の変化を抑制する第2平滑化処理を前記決定手段で決定された発光輝度に施し、前記発光手段の発光輝度を、前記第2平滑化処理が施された発光輝度に制御する第2平滑化手段と、
を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。 - 前記入力画像データのシーンの切り替わりを検出する検出手段を有し、
前記第1平滑化手段は、前記検出手段でシーンの切り替わりが検出された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを低減し、
前記第2平滑化手段は、前記検出手段でシーンの切り替わりが検出された場合に、前記第2輝度平滑化処理による発光輝度の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。 - 前記第1平滑化手段は、前記検出手段でシーンの切り替わりが検出された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを0にし、
前記第2平滑化手段は、前記検出手段でシーンの切り替わりが検出された場合に、前記第2平滑化処理による発光輝度の変化の抑制度合いを0にする
ことを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。 - 前記判定手段は、
現フレームの輝度特徴量から、現フレームまでのLフレーム(Lは2以上の整数)の輝度特徴量の平均値を減算した差分値が閾値以上であるか否かを判定し、
前記差分値が前記閾値以上であるとMフレーム(Mは2以上の整数)以上続けて判定されている場合に、現フレームに対し、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記判定手段は、
前記閾値として、現フレームの輝度が低いほど大きい値を用い、
前記Mの値として、現フレームの輝度が低いほど大きい値を用いる
ことを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置。 - 前記判定手段は、1つ前のフレームにおいて、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定されており、且つ、1つ前のフレームから現フレームにかけて輝度が増加した場合に、前記閾値と前記Mの値とを低減して現フレームに対する判定を行う
ことを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置。 - 複数フレームの輝度特徴量を記憶する記憶手段を有し、
前記第1平滑化手段は、
前記記憶手段に記憶されている現フレームまでのNフレーム(Nは2以上の整数)の輝度特徴量の平均値を、前記第1平滑化処理が施された輝度特徴量として出力し、
所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定された場合に、前記記憶手段に記憶されている前記Nフレームの輝度特徴量のうち、最先のフレームからPフレーム(Pは1以上N−1以下の整数)の輝度特徴量を、前記現フレームの輝度特徴量に書き換える
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記第1平滑化手段は、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定されてから、前記入力画像データの輝度の増加が止まるまで、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記輝度特徴量は、入力画像データの各画素の輝度値の最大値である
ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 発光手段と、
前記発光手段が発した光を画像データに応じた透過率で透過することにより、画面に画像を表示する表示手段と、
入力画像データの輝度を表す輝度特徴量を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得された輝度特徴量に基づいて、画像データの輝度が高いほど高い値になるように、前記発光手段の発光輝度を決定する決定手段と、
前記決定手段で決定された発光輝度に基づいて、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたか否かを判定する判定手段と、
時間方向における発光輝度の変化を抑制する第2平滑化処理を前記決定手段で決定された発光輝度に施し、前記発光手段の発光輝度を、前記第2平滑化処理が施された発光輝度に制御する第2平滑化手段と、
前記発光手段の発光輝度に応じて、発光輝度の低下による前記画面に表示された画像の輝度の低下を補償する補償処理を前記入力画像データに施し、前記補償処理が施された画像データを前記表示手段に出力する補償手段と、
を有し、
前記第2平滑化手段は、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定された場合に、前記第2平滑化処理による発光輝度の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする画像表示装置。 - 発光手段と、前記発光手段が発した光を画像データに応じた透過率で透過することにより、画面に画像を表示する表示手段と、を有する画像表示装置の制御方法であって、
入力画像データの輝度を表す輝度特徴量を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された輝度特徴量に基づいて、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたか否かを判定する判定ステップと、
時間方向における輝度特徴量の変化を抑制する第1平滑化処理を前記取得ステップで取得された輝度特徴量に施し、前記第1平滑化処理が施された輝度特徴量を出力する第1平滑化ステップと、
前記第1平滑化ステップで出力された輝度特徴量に基づいて、画像データの輝度が高いほど高い値になるように、前記発光手段の発光輝度を制御する制御ステップと、
前記発光手段の発光輝度に応じて、発光輝度の低下による前記画面に表示された画像の輝度の低下を補償する補償処理を前記入力画像データに施し、前記補償処理が施された画像データを前記表示手段に出力する補償ステップと、
を有し、
前記第1平滑化ステップでは、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする画像表示装置の制御方法。 - 前記第1平滑化ステップでは、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを0にする
ことを特徴とする請求項15に記載の画像表示装置の制御方法。 - 前記入力画像データのシーンの切り替わりを検出する検出ステップを有し、
前記第1平滑化ステップでは、前記検出ステップでシーンの切り替わりが検出された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする請求項15または16に記載の画像表示装置の制御方法。 - 前記第1平滑化ステップでは、前記検出ステップでシーンの切り替わりが検出された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを0にする
ことを特徴とする請求項17に記載の画像表示装置の制御方法。 - 前記制御ステップは、
前記第1平滑化ステップで出力された輝度特徴量に応じて発光輝度を決定する決定ステップと、
時間方向における発光輝度の変化を抑制する第2平滑化処理を前記決定ステップで決定された発光輝度に施し、前記発光手段の発光輝度を、前記第2平滑化処理が施された発光輝度に制御する第2平滑化ステップと、
を含む
ことを特徴とする請求項15または16に記載の画像表示装置の制御方法。 - 前記入力画像データのシーンの切り替わりを検出する検出ステップを有し、
前記第1平滑化ステップでは、前記検出ステップでシーンの切り替わりが検出された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを低減し、
前記第2平滑化ステップでは、前記検出ステップでシーンの切り替わりが検出された場合に、前記第2輝度平滑化処理による発光輝度の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする請求項19に記載の画像表示装置の制御方法。 - 前記第1平滑化ステップでは、前記検出ステップでシーンの切り替わりが検出された場合に、前記第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを0にし、
前記第2平滑化ステップでは、前記検出ステップでシーンの切り替わりが検出された場合に、前記第2平滑化処理による発光輝度の変化の抑制度合いを0にする
ことを特徴とする請求項20に記載の画像表示装置の制御方法。 - 前記判定ステップでは、
現フレームの輝度特徴量から、現フレームまでのLフレーム(Lは2以上の整数)の輝度特徴量の平均値を減算した差分値が閾値以上であるか否かを判定し、
前記差分値が前記閾値以上であるとMフレーム(Mは2以上の整数)以上続けて判定されている場合に、現フレームに対し、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定する
ことを特徴とする請求項15〜21のいずれか1項に記載の画像表示装置の制御方法。 - 前記判定ステップでは、
前記閾値として、現フレームの輝度が低いほど大きい値を用い、
前記Mの値として、現フレームの輝度が低いほど大きい値を用いる
ことを特徴とする請求項22に記載の画像表示装置の制御方法。 - 前記判定ステップでは、1つ前のフレームにおいて、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定されており、且つ、1つ前のフレームから現フレームにかけて輝度が増加した場合に、前記閾値と前記Mの値とを低減して現フレームに対する判定を行う
ことを特徴とする請求項22に記載の画像表示装置の制御方法。 - 複数フレームの輝度特徴量を記憶手段に記憶する記憶ステップを有し、
前記第1平滑化ステップでは、
前記記憶手段に記憶されている現フレームまでのNフレーム(Nは2以上の整数)の輝度特徴量の平均値を、前記第1平滑化処理が施された輝度特徴量として出力し、
所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定された場合に、前記記憶手段に記憶されている前記Nフレームの輝度特徴量のうち、最先のフレームからPフレーム(Pは1以上N−1以下の整数)の輝度特徴量を、前記現フレームの輝度特徴量に書き換える
ことを特徴とする請求項15〜24のいずれか1項に記載の画像表示装置の制御方法。 - 前記第1平滑化ステップでは、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定されてから、前記入力画像データの輝度の増加が止まるまで、前記
第1平滑化処理による輝度特徴量の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする請求項15〜25のいずれか1項に記載の画像表示装置の制御方法。 - 前記輝度特徴量は、入力画像データの各画素の輝度値の最大値である
ことを特徴とする請求項15〜26のいずれか1項に記載の画像表示装置の制御方法。 - 発光手段と、前記発光手段が発した光を画像データに応じた透過率で透過することにより、画面に画像を表示する表示手段と、を有する画像表示装置の制御方法であって、
入力画像データの輝度を表す輝度特徴量を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された輝度特徴量に基づいて、画像データの輝度が高いほど高い値になるように、前記発光手段の発光輝度を決定する決定ステップと、
前記決定ステップで決定された発光輝度に基づいて、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたか否かを判定する判定ステップと、
時間方向における発光輝度の変化を抑制する第2平滑化処理を前記決定ステップで決定された発光輝度に施し、前記発光手段の発光輝度を、前記第2平滑化処理が施された発光輝度に制御する第2平滑化ステップと、
前記発光手段の発光輝度に応じて、発光輝度の低下による前記画面に表示された画像の輝度の低下を補償する補償処理を前記入力画像データに施し、前記補償処理が施された画像データを前記表示手段に出力する補償ステップと、
を有し、
前記第2平滑化ステップでは、所定値以上の速さで前記入力画像データの輝度が所定時間増加し続けたと判定された場合に、前記第2平滑化処理による発光輝度の変化の抑制度合いを低減する
ことを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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