JP2014170127A - 投射光学系と画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 投射空間の小型化及び投射距離の短縮化を図り、かつ、複数の画像サイズに対応可能な小型の投射光学系を提供する。
【解決手段】 屈折光学系と、第1ミラーと、第2ミラーと、を有してなり、画像表示素子に表示される画像の長手方向をX方向、画像表示素子に表示される画像の短手方向をY方向、X方向とY方向とに垂直な方向をZ方向、としたとき、屈折光学系は、複数のレンズ群で構成され、全体で正の屈折力を有し、フォーカス時に複数のレンズ群の一部または全部がZ方向に移動し、第1ミラーは、X方向とZ方向とを含むXZ断面が凹面であって、フォーカス時に固定の自由曲面ミラーであり、第2ミラーは、フォーカス時に固定の凹面ミラーである、投射光学系による。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像を拡大してスクリーンに表示する画像表示装置に適用可能な投射光学系に関するものである。
画像をスクリーン上に拡大して投射する画像表示装置において、従来に比べて、スクリーンの近くに設置しても用いることができる画像表示装置が知られている。このような画像表示装置は至近距離プロジェクタと呼ばれる。至近距離プロジェクタを用いることによって、投射光が、スクリーン近くに立つプレゼンター(説明員や発表者など)の目に入る眩しさを、避けることができる。また、至近距離プロジェクタは、プレゼンターの説明を聞く聴講者の近くにプロジェクタを設置せずに済むので、聴講者は、画像表示装置の排気や騒音にも煩わされなくなる。
至近距離プロジェクタが備える投射光学系は、従来の投射光学系(共軸・回転対称)の画角を広げることで、スクリーンへの至近距離投射を実現するものや、曲面ミラーを用いて至近距離でも画像を拡大できるようにするもの等が知られている。画角を広げた投射光学系を用いるには、スクリーンに近い側のレンズの外径を大型にする必要があるから、プロジェクタ全体を大きくしなければならない。一方、投射光学系に曲面ミラーを使用するものは、レンズの外形を大型にする必要はないので、プロジェクタの小型化に有利である。
曲面ミラーを用いる投射光学系として、例えば特許文献1に記載されている投射光学系が知られている。特許文献1の投射光学系は、屈折光学系と、2枚のミラー光学系により構成されるものであって、各ミラーには凹面の自由曲面ミラーを用いている。この特許文献1の投射光学系を用いるプロジェクタでは、画像表示素子の画像表示面の垂線とスクリーン面の垂線とを傾けることで収差補正を行なう。屈折光学系には自由曲面レンズ、あるいはYZ断面とXZ断面で曲率の異なるアナモフィックレンズを用いている。また、フォーカス時には、この凹面ミラーを動かしてピント合わせを行なうように構成されている。このような構成を採用することで、フォーカス時に画像の位置が動かないようにしている。
しかしながら、特許文献1の投射光学系は、投射空間の小型化(投射距離の短縮化)には不向きである。ミラーを動かすフォーカスでは、投射空間が小さく、スクリーン上方に向かう光線がスクリーンに入射する角度と、スクリーン下方に向かう光線がスクリーンに入射する角度が大きく異なる場合には、画像品質を保ちながらフォーカス合わせを完了することは困難だからである。そのため、特許文献1の投射光学系は、画像表示素子の画像表示面の垂線に対して、スクリーン面の垂線を傾けて、フォーカスによる像面湾曲補正量を小さくする形態を用いている。
しかし、特許文献1の投射光学系のように、例えば、スクリーンを傾ければならない投射光学系は、投射空間の大型化を招き、投射空間の小型化及び投射距離の短縮化を図ることはできない。
本発明は、投射空間の小型化を図り、かつ、複数の画像サイズに対応可能な小型の投射光学系を提供することを目的とする。
本発明は、画像表示素子に表示される画像を被投射面に拡大して投射する投射光学系であって、前記投射光学系は、屈折光学系と、第1ミラーと、第2ミラーと、を有しており、前記画像表示素子に表示される画像の長手方向をX方向、前記画像表示素子に表示される画像の短手方向をY方向、前記画像表示素子に表示される画像の垂直方向をZ方向、としたとき、前記屈折光学系は、複数のレンズ群で構成され、全体で正の屈折力を有し、フォーカス時に前記レンズ群の一部または全部が前記Z方向に移動し、前記第1ミラーは、少なくとも前記X方向と前記Z方向とを含むXZ断面が凹面であって、フォーカス時に固定の自由曲面ミラーであり、前記第2ミラーは、フォーカス時に固定の凹面ミラーである、ことを最も主な特徴とする。
本発明によれば、投射空間の小型化を図り、かつ、複数の画像サイズに対応可能な小型の投射光学系を得ることができる。
本発明に係る投射光学系を適用可能な画像表示装置の光学配置図である。 本発明に係る投射光学系の実施例に係る光路図である。 上記実施例に係る投射光学系の拡大光路図である。 上記実施例に係る第1ミラーの形状を説明するグラフである。 本発明に係る画像表示装置が備える反射型画像表示素子の例を示す正面図である。 本発明に係る投射光学系の別の実施例に係る光路図である。 上記別の実施例に係る投射光学系の拡大光路図である。 上記別の実施例に係る第1ミラーの形状を説明するグラフである。 本発明に係る投射光学系のさらに別の実施例に係る拡大光路図である。 上記さらに別の実施例に係る第1ミラーの形状を説明するグラフである。 上記投射光学系が備える第1ミラーの形状を示す斜視図である。 上記投射光学系が備える第1ミラーの形状を示す断面図である。
以下、本発明に係る投射光学系と画像表示装置の実施形態について説明する。本発明に係る投射光学系は、屈折光学系と、2枚のミラーからなるミラー光学系と、を有してなる。本発明に係る投射光学系は、ミラー光学系を構成する2枚のミラーのうち、凹面ミラーが有する収差補正機能を、他のミラーと屈折光学系に割り振る構成を有している。この構成によって、凹面ミラーの大型化をすることなく、至近距離投射を可能にしている。また、本発明に係る投射光学系は、屈折光学系がフローティングフォーカス機能を有し、ミラー光学系は固定されていて、複数の投射画像サイズに対応可能である。
まず、本発明に係る投射光学系を適用可能な画像表示装置の例について、図を用いて説明する。図1は、画像表示装置であるプロジェクタ100の光学配置面図である。プロジェクタ100は、画像表示素子として、反射型画像表示素子を用いている。
なお、本発明に係る投射光学系に適用可能な画像表示素子は、反射型画像表示素子に限ることはなく、例えば液晶パネルでもよい。
図1においてプロジェクタ100は、光源であるランプ1から出射された光が、照明光学系を介して反射型画像表示素子であるDMD7を照明するように構成されている。DMD7は、この照明光を微小ミラーによって反射し、この反射光が、投射光学系8により、被投射面であるスクリーン20へと拡大投射されて、画像が表示される。この投射光学系8が、本発明に係る投射光学系に相当する。
図1において投射光学系8は、複数のレンズから構成されるレンズ群からなる屈折光学系80と、屈折光学系80を通過してきた光線をスクリーン20に向けて反射させる複数のミラー(不図示)からなるミラー光学系と、を有してなる。なお、図1では、屈折光学系80のレンズ群を保持するレンズ鏡胴は図示を省略している。
プロジェクタ100が備える照明光学系は、ランプ1から曲面ミラー6によって構成される。ランプ1から出射された光は、リフレクタ2によってインテグレータロッド3の入射口に集光される。インテグレータロッド3は、4つのミラーを組み合わせてトンネル状に構成したライトパイプである。インテグレータロッド3に入射した光は、インテグレータロッド3内のミラー面で反射を繰り返し、インテグレータロッド3の出射口において光量が一様でムラのない光になる。
インテグレータロッド3を通過した光は、DMD照明用レンズ4を通過して、折り返しミラー5において図1の斜め右下方向に反射されて、曲面ミラー6に向かう。曲面ミラー6で反射された光が、DMD7を照明する。以上のように、インテグレータロッド3の出射口を「光量が一様でムラのない面光源」として捉えた面光源から発した光により、DMD7の有効画像領域が照明される。
DMD7の有効画像領域を照明した光は、DMD7の表面に配置されている微小ミラーによって反射されて、屈折光学系80に入射する。屈折光学系80から出射された光はミラー光学系(不図示)を介してスクリーン20に向けて投射される。以上のように、拡大画像がスクリーン20に表示される。
DMD7は、照明光学系による光量ムラのない光で照明されて、一様な照度分布となるので、その拡大画像である投射画像も一様な照度分布となる。
DMD7は多数の微小ミラーからなるデバイスであって、各微小ミラーの角度は、例えば+12°から−12°の範囲で変化する。例えば、微小ミラーの角度が−12°のとき、当該微小ミラーで反射された光は投射光学系8に入射するように調整されている。一方、微小ミラーの角度が+12°のとき、当該微小ミラーで反射された光は、投射光学系8に入射しないように調整されている。DMD7の各微小ミラーは、スクリーン20に投射されて表示される画像の画素に対応している。したがって、DMD7の微小ミラーの傾斜角度を上記のように個別に制御することで、スクリーン20に表示する拡大画像を形成することができる。
上記の構成を有するプロジェクタ100に、以下の実施例に係る投射光学系8を用いることで、投射空間の小型化及び投射距離の短縮化が図られ、かつ、複数の画像サイズにも対応できる投射光学系を備える小型の画像表示装置を得ることができる。
次に、本発明に係る投射光学系の詳細な実施例について説明する。図2は、実施例1に係る投射光学系8からスクリーン20までの光路図である。図3は、実施例1に係る投射光学系8の拡大光路図である。図2及び図3において投射光学系8は、4群のレンズ群(第1レンズ群81、第2レンズ群82、第3レンズ群83、第4レンズ群84)からなる屈折光学系80と、折り返しミラーである第1ミラー85と、凹面ミラーである第2ミラー86と、を有してなる。
図2及び図3において、反射型画像表示素子であるDMD7の画像表示面は、図面右方向に向いている。以下の説明では、画像表示素子であるDMD7の画像表示面の長手方向をX方向、DMD7の画像表示面の表示される画像の短手方向をY方向、DMD7に表示される画像の垂直方向(X方向とY方向に直交する方向)をZ方向とする。また、必要に応じて各図にXYZ方向を示す、X軸、Y軸、Z軸を、図2及び図3に示すように、表記する。
図2及び図3は、投射光学系8をYZ断面で表した断面図でもある。
屈折光学系80は、DMD7側から中間像側(ミラー光学系側)に向かって順に、第1レンズ群81、第2レンズ群82、第3レンズ群83、第4レンズ群84を有してなる。
屈折光学系80を構成する第1レンズ群81は、正屈折力を有し、フォーカス時は固定である。第2レンズ群82は、正屈折力を有し、フォーカス時は可動する。第3レンズ群83は、負屈折力を有し、フォーカス時は可動する。第4レンズ群84は、非球面レンズからなる。各レンズ群のフォーカス時の移動量は異なる。
本実施例に係る第1ミラー85は、凹面の自由曲面ミラーである。その詳細は後述する。第2ミラー86は、凹面の自由曲面ミラーである。
図2に示すように、DMD7の画像表示面に垂線と、スクリーン20面の垂線は直交している。投射光学系8による投射距離Pdは、第2ミラー86の端部からスクリーン20までの距離である。また、投射光学系8の投射空間は、この投射距離PdにX方向の広がりを合わせた体積で示される。
次に、実施例1に係る投射光学系8の具体的な数値例を以下に示す。表1は、実施例1に係る屈折光学系80の形状及び構成を示すデータである。
表1における、面番号23、24、25、26、27、28は非球面である。これらの非球面係数を表2に示す。また、表2に示す非球面係数を用いて非球面形状を再現する式を式1に示す。
(式1)

また、実施例1に係る投射光学系8によってスクリーン20に投射される画像のサイズが、80inchの場合と、48inchの場合における、各面番号のレンズ群間隔(群間隔)の変化を表3に示す。
また、第1ミラー85に最も近いレンズ面(面番号28)の頂点を基準にした場合における、投射画像のサイズの違いによる第1ミラー85、第2ミラー86、及びスクリーン20の位置の変化を表4に示す。表4は、投射画像のサイズが、80inchの場合と48inchの場合を示している。
第1ミラー85と第2ミラー86はフォーカス時には不動(固定)であるが、面番号28はフォーカス時に移動する。すなわち、フォーカス時には、面番号28と各ミラーとの相対的な位置関係は変化する。
第1ミラー85(面番号29)と第2ミラー86(面番号30)の形状は、表5に示す係数を以下の式2に代入することで再現される。なお、表5の「*」は乗算を表し、「**」はべき乗演算を表す。
(式2)

以上説明した投射光学系8によれば、スクリーン20を屈折光学系80の光軸OAに対して傾けたり、あるいはプロジェクタ100本体を傾けたり、プロジェクタ100内部で投射光学系8を傾ける必要はなく、投射空間の最小化と簡便な設置が可能となる。
複数画像サイズにおけるフォーカスを可能にするため、実施例1に係る投射光学系8は、第1ミラー85と第2ミラー86がフォーカス時には「固定」であって、画面サイズごとに屈折光学系80の像面湾曲を変化させるフォーカス構造を内部に備える。
例えば画面サイズを48インチよりも大きくするには、スクリーン20を図2の下方向(Y座標のマイナス方向)に移動させて投射距離を長くすればよい。このとき、屈折光学系80内のフォーカス構造により、第2レンズ群82から第4レンズ群84を、それぞれ表3及び表4に従って移動させればよい。
図3に示すように、屈折光学系80を構成する各レンズは回転対称な形状であって、各レンズのうち最も多くのレンズが共有する光軸を「光軸OA」とする。すなわち、屈折光学系80の光軸を「光軸OA」とする。ここで、DMD7上の有効画像領域内における光軸OAに最も近い点をa点とし、光軸OAから最も遠い点をc点とし、a点とc点との中間の点をb点とする。
また、図3に示すように、DMD7上のa点からの光線が、屈折光学系80を通過して第1ミラー85で反射する点をA点とし、b点からの光線が第1ミラー85で反射する点をB点とし、c点からの光線が第1ミラー85で反射する点をC点とする。
また、図2に示すように、第1ミラー85のA点で反射されて、その後、第2ミラー86で反射されスクリーン20に投射される点をA’点とする。第1ミラー85のB点で反射されて、その後、第2ミラー86で反射されてスクリーン20に投射される点をB’点とする。第1ミラー85のC点で反射されて、その後、第2ミラー86で反射されてスクリーン20に投射される点をC’点とする。
そうすると、図2に示すように、スクリーン20上のA’点とC’点では、スクリーン20に入る光線角度が大きく異なる。例えば、A’点では38°であり、C’点では73°である。
このため、スクリーン20を動かした時のフォーカス合わせ量は、A’点とC’点では大きく異なる。そこで、実施例1に係る投射光学系8は、屈折光学系80内部に像面湾曲を変化させるようなフォーカスを備えている。投射光学系8は、フォーカス時に、第2レンズ群82と、第3レンズ群83と、第4レンズ群84と、を移動させることで、屈折光学系80内部で像面湾曲を変化させるように構成されている。
次に、投射光学系8の小型化について、特に第2ミラー86を中心に説明する。投射光学系8のように、超至近距離投射を可能にする投射光学系は、画角が非常に広くなる。通常は、この広角化の役割の多くを第2ミラー86に負わせることになる。しかし、屈折光学系80をできるだけ広角にすることで、第2ミラー86の役割を軽減させることができる。
実施例1に係る投射光学系8は、上記の構成において、投射光学系8全体の画角θpjと、屈折光学系80の画角θlenの比率(θlen/θpj)が0.45になる。このように、本実施例に係る投射光学系8は、屈折光学系80の広角化を達成している。
実施例1に係る投射光学系8は、第1ミラー85を凹面の自由曲面として、収差補正の機能の一部を第1ミラー85にも負わせるように構成しているので、第2ミラー86を小型にすることができる。すなわち、投射距離の短縮化を図ることができるので、投射空間の小型化を図ることができる。
図5はDMD7の正面図である。すなわち、図5は、DMD7の画像表示面に向かって見た図である。図5に示すように、既に説明した「a点」は、DMD7の長手方向の長さ寸法の中点に位置し、図3に示した光軸OAに最も近い点である。また、同様に「c点」は、光軸OAから最も離れたDMD7の画像表示面上の点であって、a点からY方向に垂直に離れた点である。図5に示すように、例えば、a点とc点はY方向において8.64mm離れている。
DMD7の画像表示面の端部に位置する画素であって、a点とY方向の位置が同じでX方向の位置が異なる画素を画素(イ)とし、b点とY方向の位置が同じでX方向の位置が異なる画素を画素(ロ)とする。
図2に示すように、第2ミラー86からA’点までの距離は、第2ミラー86からC’点までの距離より短い。このため、画素(イ)からの光がスクリーン20に入射する角度と、画素(ロ)からの光がスクリーン20に入射する角度とを、X方向においてのみ比較すると、画素(イ)からの光の方が画素(ロ)からの光よりも、相当に鋭角でスクリーン20に入射する。
つまり、第2ミラー86では、屈折光学系80から入射する光線の反射角を制御するが、このとき、画素(イ)からの光の方が画素(ロ)からの光よりも、そのX方向における角度を大きく変化させている。このような角度の変化を偏角と呼ぶが、偏角を大きくするほど、発生する収差も大きくなる。
このような画素(イ)と画素(ロ)、およびその中間画素からの光線の反射角度を制御する第2ミラー86の役割の一部を、第1ミラー85に負わせることで、第2ミラー86を小型にすることができる。
実施例1に係る第1ミラー85について説明する。先ず、第1ミラー85の形状について図11及び図12を用いて説明する。図11に示すように第1ミラー85は、屈折光学系80の光軸OAに最も近い点(a点)からの光線を反射する反射点から離れるに従って(図11の左下方向に向かうに従って)、「凹面深さ」が浅くなる形状を有している。ここで「凹面深さ」とは、第1ミラー85の反射面である凹面形状と平面との差分をいう。
言い換えると、第1ミラー85は、YZ断面の任意の反射点において、入射光線と反射光線のXZ断面における角度の差が、屈折光学系80の光軸OAから離れるに従って小さくなる形状を有している。
また、図12は、第1ミラー85の反射点ごとのXZ断面図であって(a)図3のA点におけるXZ断面、(b)図3のB点におけるXZ断面、(c)図3のC点におけるXZ断面、の例である。図12に示すように、第1ミラー85のXZ断面形状は、光軸OAに最も近い反射点であるA点における凹面深さdが、光軸OAに最も遠い反射点であるC点に向かうに従って、浅くなっている。なお、図11及び図12は、形状の特徴を極端に表現しているものである。実施例1に係る第1ミラー85の具体的な形状は、すでに説明をした表中の数値によって規定される。
図4は、実施例1に係る第1ミラー85の形状を説明するためのグラフである。図4において、縦軸は、X方向における平面からの深さ(mm)、横軸は、第1ミラー85のX方向の中心からの乖離度合いであって、図3において示した第1ミラー85上のA点、B点、C点のそれぞれにおける、X方向平面からの深さ(凹面深さ)を表している。
図4は、図3における第1ミラー85を、平面とした場合と表5において示した自由曲面とした場合における形状の差を、特にX方向について表したものである。
図4から明らかなように、第1ミラー85は、A点からC点に向かってX方向の凹面深さが徐々に浅くなっている。言い換えると、A点できつかった曲率が、B点、C点に向かうに従って、徐々に緩くなっている。
つまり、第1ミラー85は、図5に示した画素(イ)からの光線角度の変化を大きくし、画素(ロ)からの光線角度の変化はこれよりも緩くする形状を有している。
具体的には、画素(イ)からの光線の第1ミラー85による反射角度の変化は、方向余弦で0.05であるが、画素(ロ)からの光線の第1ミラー85による反射角度の変化は、方向余弦で0.03である。このように、第1ミラー85は、自由曲面形状により第2ミラー86の収差補正を補助する。
第1ミラー85を自由曲面ミラーにすることで、投射光学系8全体の像面湾曲補正にも寄与する。その理由を説明する。図3に示すように、屈折光学系80の光軸OAに最も近い画素に相当するa点の1次像(中間像A1)は、第1ミラー85と第2ミラー86の光路間に形成される。また、屈折光学系80の光軸OAから最も遠い画素に相当するc点の1次像(中間像C1)は、屈折光学系80と第1ミラー85の光路間に形成される。
投射光学系8は、DMD7の1次像を形成して、その1次像の実像である2次像をスクリーン20に形成する。1次像の一部である中間像A1が、屈折光学系80と第1ミラー85の集光作用により、第1ミラー85と第2ミラー86との途中光路に形成される。また、1次像の他の一部である中間像C1が、屈折光学系80の集光作用によって、屈折光学系80と第1ミラー85との光路間に形成される。
以上のように、第1ミラー85と第2ミラー86の間の中間像形成位置は、屈折光学系80の収束作用のみならず第1ミラー85の収束作用の影響も受ける。
これによって、中間像の像面湾曲形状の自由度が向上し、結果として投射光学系8全体の像面湾曲の補正の効果が向上する。
また特に、図3のA点では、第1ミラー85の形状が凹面であることが望ましい。その理由を説明する。第2ミラー86は凹面ミラーである。よって、中間像A1や、中間C1は凹面ミラーである第2ミラー86の手前に形成される必要がある。
第1ミラー85が仮に平面ミラーであるとすれば、第2ミラー86と第1ミラー85の距離は決まってしまう。しかし、実施例1に係る第1ミラー85のように、A点が凹面であれば、光束の収束作用を有するので、中間像A1が第1ミラー85側に寄せられる。これによって、第2ミラー86から第1ミラー85までの距離が縮まり、投射光学系8を小型にすることができる。
次に、本発明に係る投射光学系の別の実施例について説明する。図6は、実施例2に係る投射光学系8の光路図である。図7は、実施例2に係る投射光学系8の拡大光路図である。実施例2に係る投射光学系8は、実施例1と同様に、4群のレンズ群からなる屈折光学系80と、折り返しミラーである第1ミラー85と、凹面ミラーである第2ミラー86と、を有してなる。
なお、反射型画像表示素子であるDMD7は、実施例1と同様であるから、詳細な説明を省略する。また、DMD7を基準として規定するX方向、Y方向、Z方向も同様であるから、詳細な説明を省略する。
屈折光学系80を構成する第1レンズ群81は、正屈折力を有し、フォーカス時は固定である。第2レンズ群82は、正屈折力を有し、フォーカス時は可動する。第3レンズ群83は、負屈折力を有し、フォーカス時は可動する。第4レンズ群84は、非球面レンズからなる、
実施例2に係る第1ミラー85は、凹面の自由曲面ミラーであって、詳細は後述する。第2ミラー86は、凹面の自由曲面ミラーである。
次に、実施例2に係る投射光学系8の具体的な数値例を以下に示す。表6は、実施例2に係る投射光学系8が有する屈折光学系80の形状及び構成を示すデータである。
表6における、面番号23、24、25、26、27、28は非球面である。これらの非球面係数を表7に示す。また、表7に示す非球面係数を用いて非球面形状を再現する式は、実施例1において示した式1と同様である。
また、実施例2に係る投射光学系8によってスクリーン20に投射される画像のサイズが、80inchの場合と、48inchの場合における、各面番号におけるレンズ群間隔(群間隔)の変化を表8に示す。
また、投射画像のサイズが80inchの場合と48inchの場合において、屈折光学系80のうち、最も第1ミラー85に近いレンズ面(面番号28)の頂点を基準にした場合の第1ミラー85、第2ミラー86、及びスクリーン20の位置の変化を表9に示す。
第1ミラー85(面番号29)と第2ミラー86(面番号30)の形状は、表10に示す係数を実施例1において示した式2に代入することで再現される。なお、表10の「*」は乗算を表し、「**」はべき乗演算を表す。
実施例2に係る投射光学系8が備える第1ミラー85の形状は、X方向にのみ自由曲面形状である。実施例1の第1ミラー85は、YZ断面の形状において、Y方向の形状をA点では凹面、B点近辺で凸面、C点近辺で凹面という複雑な形状である。すなわち、実施例1の第1ミラー85は、YZ断面の形状が凹形状部分と凸形状部分からなる形状を有している。これによって、第2ミラー86の収差補正の補助を行なう役割を第1ミラー85のX方向の自由曲面形状に負わせていた。実施例2に係る第1ミラー85は、X方向にのみ自由曲面にしているので、Y方向において光束を収束する機能は無い。したがって、実施例1に比べて第1ミラー85から第2ミラー86までの距離の小型化を図る効果は発揮されない。
しかし、図7から明らかなように、第1ミラー85は、屈折光学系80からの光線を略90°曲げる機能を有し、YZ断面において、屈折光学系80の光軸OAに対して略45°傾いた偏心面である。このため、YZ断面において単純な曲率を持たせると、偏心収差が発生し、画像品質を劣化させる要因となる。そこで、第1ミラー85による第2ミラー86の収差補正の補助を、XZ方向においてのみ行うようにする。これによって、第2ミラー86の小型化に最も簡易的に寄与する
また、第1ミラー85の形状を、X方向にのみ自由曲面にすることで、第1ミラー85の加工の容易さと、組付けのロバスト性が向上する。
実施例2に係る第1ミラー85の形状について、さらに詳細に説明する。図8は、実施例2に係る第1ミラー85の形状を説明するためのグラフである。図8において、縦軸は、X方向における平面からの深さ(mm)、横軸は、X方向の中心からの乖離度合いであって、図7において示した第1ミラー85上のA点、B点、C点のそれぞれにおける、X方向の凹面深さを表している。
図8から明らかなように、図7に示した屈折光学系80の光軸OAに近い位置、すなわちA点での凹面深さが深く、光線の偏角を大きくする効果がある。また、A点に比較してB点及びC点に向けて徐々に凹面深さが緩くなっていて、光線角度を変える作用が小さくなっていく。
このような、反射点の違いによる光線角度が変わる作用は、第2ミラー86の形状においても同様である。すなわち、実施例2においても、第1ミラー85は第2ミラー86の作用を補助している。
実施例2に係る投射光学系8において、屈折光学系80の画角θlen(図7を参照)は15.8°である。また、投射光学系8全体の画角θpj(図6を参照)は53°である。よって、これらの比率であるθlen/θpjは0.30である。
すなわち、実施例2に係る投射光学系8において、投射光学系8全体の画角θpjに対して屈折光学系80は、最低限の広角化をなしている。
つまり、投射光学系8は、屈折光学系80の光軸OAを含むYZ断面において、屈折光学系80の画角θlenと、投射光学系8全体の画角θpjが、以下の条件式を満足すればよい。
(条件式)
θlen/θpj>0.30
これよりも屈折光学系80の画角θlenが狭くなるか、投射光学系8全体の画角θpjが広くなると、第1ミラー85と第2ミラー86における収差補正に関する役割が大きくなるから、ミラーサイズの大型化に繋がる。
次に、本発明に係る投射光学系のさらに別の実施例について説明する。図9は、実施例3に係る投射光学系8の拡大光路図である。図9において、投射光学系8は、実施例1及び実施例2と同様に、屈折光学系80と、折り返しミラーである第1ミラー85と、凹面ミラーである第2ミラー86と、を有してなる。
なお、反射型画像表示素子であるDMD7は、実施例1及び実施例2と同様であるから、詳細な説明を省略する。また、DMD7を基準として規定するX方向、Y方向、Z方向も同様である。
本実施例に係る第1ミラー85は、凹面の自由曲面ミラーである。その詳細は後述する。第2ミラー86は、凹面の自由曲面ミラーである。
次に、実施例3に係る投射光学系8の具体的な数値例を以下に示す。表11は、実施例2に係る投射光学系8の屈折光学系80の形状及び構成を示すデータである。
表11における、面番号23、24、25、26、27、28は非球面である。これらの非球面係数を表12に示す。また、表12に示す非球面係数を用いて非球面形状を再現する式は、実施例1において示した式1と同様である。
また、実施例3に係る投射光学系8によってスクリーン20に投射される画像のサイズが、80inchの場合と、48inchの場合における、各面番号におけるレンズ群間隔(群間隔)の変化を表13に示す。
また、投射画像のサイズが80inchの場合と48inchの場合において、屈折光学系80のうち、最も第1ミラー85に近いレンズ面(面番号28)の頂点を基準にして、第1ミラー85、第2ミラー86、及びスクリーン20の位置の変化を表14に示す。
第1ミラー85(面番号29)と第2ミラー86(面番号30)の形状は、表15に示す係数を実施例1において示した式2に代入することで再現される。なお、表15の「*」は乗算を表し、「**」はべき乗演算を表す。
実施例3に係る投射光学系8は、実施例2に係る投射光学系8と比較して、広角化に関して屈折光学系80の役割を増したものである。実施例3に係る屈折光学系80は、画角θlenが16.2°であって、投射光学系8全体の画角θpjが45.5°である。すなわち、θlen/θpjが0.36であって、実施例2の0.30よりも値が大きくなっている。すなわち、広角化を実現している。このように、実施例3は、屈折光学系80の画角θlenと、投射光学系8全体の画角θpjとの比を大きくして、屈折光学系80とミラー光学系(第1ミラー85及び第2ミラー86)とのバランスを改善し、投射距離Pdを実施例2よりも短くしている。
次に、実施例3に係る第1ミラー85について説明する。図10は、実施例3に係る第1ミラー85の形状を説明するためのグラフである。図10において、縦軸は、X方向における平面からの深さ(mm)、横軸は、X方向の中心からの乖離度合いであって、図9において示した第1ミラー85上のA点、B点、C点のそれぞれにおける、X方向の平面からの深さ(凹面深さ)を表している。
図10から明らかなように、図9に示した屈折光学系80の光軸OAに最も近いA点の凹面深さは深く、光線の偏角を大きくする効果がある。また、A点に比較してB点及びC点に向けて徐々に凹面深さが緩くなっていて、光線角度を変える作用が小さくなっていく。なお、実施例3に係る第1ミラー85のY方向の形状は平面である。
以上の形状を有するに第1ミラー85によれば、反射点の違いによる光線角度が変わる作用は、第2ミラー86の形状においても同様である。つまり、第1ミラー85と第2ミラー86との凹面深さはXZ断面において略比例するから、第1ミラー85によって第2ミラー86の収差補正機能を補助することができる。
以上のように、本発明に係る投射光学系は、投射空間を小型化にし、及び、投射距離を短縮化し、かつ、複数の画像サイズに対応可能である。
7 DMD
8 投射光学系
20 スクリーン
80 屈折光学系
81 第1レンズ群
82 第2レンズ群
83 第3レンズ群
84 第4レンズ群
85 第1ミラー
86 第2ミラー
特開2008−242028号公報

Claims (14)

  1. 画像表示素子に表示される画像を被投射面に拡大して投射する投射光学系であって、
    屈折光学系と、第1ミラーと、第2ミラーと、を有してなり、
    前記画像表示素子に表示される画像の長手方向をX方向、前記画像表示素子に表示される画像の短手方向をY方向、前記X方向と前記Y方向とに垂直な方向をZ方向、としたとき、
    前記屈折光学系は、
    複数のレンズ群で構成され、全体で正の屈折力を有し、
    フォーカス時に前記複数のレンズ群の一部が前記Z方向に移動し、
    前記第1ミラーは、
    前記X方向と前記Z方向とを含むXZ断面が凹面であって、
    フォーカス時に固定の自由曲面ミラーであり、
    前記第2ミラーは、
    フォーカス時に固定の凹面ミラーである、
    ことを特徴とする投射光学系。
  2. 前記第1ミラーの形状は、
    前記Y方向と前記Z方向とを含むYZ断面における前記凹面の深さが、
    前記画像表示素子上の点のうち前記屈折光学系の光軸に最も近い点からの光線を反射する反射点から離れるに従って浅くなる、
    請求項1記載の投射光学系.
  3. 前記第1ミラーは、
    前記Y方向と前記Z方向とを含むYZ断面の任意の反射点において、
    前記第1ミラーへの入射光線と前記第1ミラーからの反射光線の前記XZ断面における角度の差は、前記屈折光学系の光軸から離れるに従って小さくなる、
    請求項1または2に記載の投射光学系.
  4. 前記レンズ群を構成する各レンズは、回転対称な形状であって各々の光軸を共有し、
    フォーカス時に、前記複数のレンズ群のそれぞれは、前記Z方向に異なる移動量で移動する、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の投射光学系。
  5. 前記画像表示素子の画像表示面の垂線と前記被投射面の垂線は直交する、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の投射光学系。
  6. 前記画像表示素子の中間像である1次像を形成し、その中間像の実像である2次像を前記被投射面に形成する投射光学系であって、
    前記中間像の一部は、前記第1ミラーと前記第2ミラーとの光路中に形成され、
    前記中間像の他の一部は、前記屈折光学系と前記第1ミラーとの光路中に形成される、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の投射光学系。
  7. 前記第1ミラーは、
    前記XZ断面は自由曲面であり、
    前記YZ断面では平面である、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の投射光学系。
  8. 前記第1ミラーの前記YZ断面の形状は、
    前記画像表示素子上の点のうち前記屈折光学系の光軸に最も近い点からの光束を反射する位置が凹面形状の自由曲面である、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の投射光学系。
  9. 前記第1ミラーの前記YZ断面の形状は、
    凹形状部分と凸形状部分からなる、
    請求項1乃至6、または、請求項8のいずれかに記載の投射光学系。
  10. 前記第2ミラーは、
    凹面の自由曲面ミラーである、
    請求項1乃至9のいずれかに記載の投射光学系。
  11. 前記第1ミラーと前記第2ミラーの凹面深さは、
    前記XZ断面において略比例する、
    請求項1乃至10のいずれかに記載の投射光学系。
  12. 前記屈折光学系の光軸を含むYZ断面において、
    前記屈折光学系の画角θlenと、投射光学系全体の画角θpjは、以下の条件式を満足する、請求項1乃至11のいずれかに記載の投射光学系。
    (条件式)
    θlen/θpj > 0.30
  13. 前記屈折光学系は、前記画像表示素子側から中間像側に向かって順に、正屈折力の第1レンズ群、正屈折力の第2レンズ群、負屈折力の第3レンズ群を有し、
    フォーカス時に、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群が前記Z方向に移動する、
    請求項1乃至12のいずれかに記載の投射光学系。
  14. 光源から出射された光によって前記画像表示素子に表示された画像を前記被投射面に投射して表示する画像表示装置であって、
    投射光学系が、請求項1乃至13のいずれかに記載の投射光学系であることを特徴とする画像表示装置。
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