JP2014169730A - 転がり軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルエアに起因する風切り音の発生を抑制し騒音を低減することができる転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】転がり軸受装置1は、オイルエアを供給するための噴射ノズル3を有する外側間座2を備えている。保持器20の環状部21には、当該環状部21の軸方向外側端面21aとポケット23とを連通し、噴射ノズル3から噴射されるオイルエアを玉13に導く貫通孔25が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、転がり軸受装置に関し、主に、オイルエア潤滑方式によって潤滑される転がり軸受装置に関する。
高速で回転する工作機械の回転軸等を支持するための転がり軸受には、従来から、微小油量の潤滑油を圧縮空気に混流させたオイルエアを被潤滑部分に供給するオイルエア潤滑方式を採用しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
図5は、上記オイルエア潤滑方式を採用した転がり軸受装置の断面図である。図中、転がり軸受装置は、ハウジングに固定される外輪111、回転軸に嵌合される内輪112、および外輪111と内輪112との間を転動する複数の転動体113を備えている転がり軸受110と、外輪111に隣接して配置された外側間座115と、転がり軸受110に給脂するオイルエア潤滑方式の給脂装置(図示略)とを備えている。
外側間座115には、外周面から径方向内方に向けて径方向に形成された第一給脂孔131と、この第一給脂孔131の径方向内端から転動体113へ向けて軸方向に沿って延びる第二給脂孔132とが形成され、第一給脂孔131に供給されたオイルエアが第二給脂孔132を経て転がり軸受110に供給されるようになっている。
特開2004−324811号公報
図5に示す転がり軸受装置において、オイルエアは、第二給脂孔132から吐出され転動体113側へ向けて非常に高速で吹き付けられる一方、転動体113は、周方向に沿って複数配置され内輪112の高速回転に伴って高速で周方向に移動(公転)する。このため、転動体113が、第二給脂孔132から吹き付けられるオイルエアを横切り、周期的な風切り音が発生するという問題があった。このような風切り音は、上記従来の転がり軸受装置の運転時における大きな騒音源となっており、できる限り小さくすることが望まれる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、潤滑油の供給に起因する風切り音の発生を抑制することができる転がり軸受装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る転がり軸受装置は、内輪軌道面を有する内輪と、前記内輪軌道面に対向している外輪軌道面を有する外輪と、前記内輪軌道面と前記外輪軌道面との間に転動可能に配置された複数の転動体と、軸方向に離間した一対の環状部及びこれら環状部の間に架設した複数の柱部を有し、前記一対の環状部と前記柱部とによって囲まれた空間でポケットを構成して前記複数の転動体を保持する保持器と、前記外輪又は前記内輪に隣接して配置され、前記転動体に対して圧縮空気とともに潤滑油を供給するための噴射ノズルを有する給油部材と、を備え、前記保持器の環状部には、当該環状部の軸方向外側端面と前記ポケットとを連通し、前記噴射ノズルから前記圧縮空気とともに噴射される前記潤滑油を前記転動体に導く貫通孔が形成されていることを特徴としている。
上記構成の転がり軸受装置によれば、噴射ノズルから噴射された潤滑油は、保持器の貫通孔を通じて転動体に供給されるが、貫通孔が転動体と一体に回転するので、周方向に並んでいる転動体同士の間の空間に向けて潤滑油が供給されることがない。このため、転動体が圧縮空気とともに噴射される潤滑油を横切ることがなくなり、風切り音の発生を効果的に抑制することができる。
上記転がり軸受装置において、前記環状部の軸方向外側端面には、軸方向に凹むとともにその底部に前記貫通孔が開口している環状溝が全周に亘って形成され、前記噴射ノズルの先端部は、前記環状溝に挿入されており、前記噴射ノズルの外側面と、前記環状溝の内側面との間には、前記噴射ノズルから噴射される前記圧縮空気及び潤滑油の一部を通過させる微小なすき間が形成されていることが好ましい。
この場合、圧縮空気及び潤滑油の一部を微小なすき間から排出しつつ、噴射ノズルと環状溝との間に圧縮空気を介在させることができ、噴射ノズルが直接環状溝に接触するのを抑制することができる。さらに、噴射ノズルが環状溝へ接触するのを抑制されつつ当該環状溝に挿入されているので、保持器が給油部材に対して相対回転したとき、保持器の回転を滑らかにガイドすることができる。
また、前記給油部材は、前記内輪及び前記外輪の軸方向両側に設けられ、前記環状溝は、一対の環状部それぞれの軸方向外側端面に形成されていてもよい。
この場合、軸方向に離間した一対の環状部のそれぞれの回転をガイドすることができるので、保持器の回転を安定してガイドすることができる。この結果、保持器の軸中心が振れるのを抑制することができ、当該保持器が内外輪に摺接するのを抑制することができる。
また、上記転がり軸受装置において、前記噴射ノズルは、複数個形成され、前記貫通孔は、各ポケット毎に形成されていてもよく、この場合、より効果的な潤滑が可能となる。
本発明の転がり軸受装置によれば、オイルエアに起因する風切り音の発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る転がり軸受装置の部分断面図である。 (a)は、保持器を径方向からみたときの一部外観図であり、(b)は、(a)の保持器を軸方向からみたときの外観図である。 図1中、保持器、及び噴射ノズルを拡大した断面図である。 (a)は、貫通孔の他の態様を示す図であり、(b)、及び(c)は、噴射ノズルの他の態様を示す図である。 オイルエア潤滑方式を採用した従来の転がり軸受装置の断面図である。
次に、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る転がり軸受装置の部分断面図である。
図1中、本実施形態の転がり軸受装置1は、例えば、工作機械等の回転軸支持装置に用いられ、工作機械等の回転軸Sを支持している。転がり軸受装置1は、回転軸Sを支持する転がり軸受10と、転がり軸受10の軸方向両側に配置された一対の外側間座2とを備えている。
外側間座2は、転がり軸受10に潤滑油を供給するための部材(給油部材)であり、転がり軸受装置1が取り付けられる図示しないハウジング側に固定される。外側間座2には、微小油量の潤滑油(油滴)を圧縮空気に混流させたオイルエアを生成する生成装置(図示せず)が接続されている。
外側間座2には、前記生成装置からのオイルエアが導入される導入路2aと、オイルエアを転がり軸受10に対して供給するための噴射ノズル3とが形成されている。
噴射ノズル3は、円柱状に形成されて軸方向転がり軸受10側に突設されている。噴射ノズル3は、例えば、外側間座2の周方向に沿って等間隔に3個設けられている。噴射ノズル3の先端部は、後述する転がり軸受10の保持器20の環状溝24に挿入されている。
また、外側間座2には、噴射ノズル3の先端部と、導入路2aとを連通している供給路2bが形成されている。
外側間座2は、導入路2aに導入されるオイルエアを噴射ノズル3の先端から噴射し、転がり軸受10の内部に向けて非常に高速で吹き付けることで当該転がり軸受10の軸受内部に供給する。
外側間座2は、転がり軸受10の軸方向両側に配置されているので、噴射ノズル3も転がり軸受10の軸方向両側に配置される。よって、オイルエアは、転がり軸受10の軸方向両側から供給される。
転がり軸受10は、回転軸Sに一体回転可能に外嵌された軌道輪としての内輪11と、この内輪の径方向外側に同心に配置された軌道輪としての外輪12と、内輪11及び外輪12の間に配置された複数の転動体としての複数の玉13と、内輪11及び外輪12の間に配置され複数の玉13を保持する環状の保持器20とを備えている。
内輪11は、軸受鋼や機械構造用合金鋼等を用いて形成された環状の部材であり、外周面には複数の玉13が転動する内輪軌道11aが形成されている。
内輪11の軸方向両側には、円筒状の内側間座5が配置されている。内側間座5は、転がり軸受10の軸方向の位置を規定するための部材であり、内輪11の軸方向両端面に当接した状態で、回転軸Sの外周面に一体回転可能に外嵌固定されている。
外輪12も内輪11と同様、軸受鋼や機械構造用合金鋼等を用いて形成された環状の部材であり、内周面には複数の玉13が転動する外輪軌道12aが形成されている。
複数の玉13は、軸受鋼等を用いて形成された部材であり、内外輪11,12それぞれの軌道11a,12aの間に転動自在に介在している。玉13は、ラジアル方向に対して所定の角度をもって内輪軌道11a及び外輪軌道12aに接触しており、転がり軸受10は、アンギュラ玉軸受を構成している。
内輪11及び外輪12は、上記構成によって、相対回転自在である。また、外輪12の外周面は、前記ハウジングに嵌合、固定されている。従って、内輪11に外嵌された回転軸Sは、内輪11、玉13、及び外輪12を介して前記ハウジングに回転自在に支持されている。
保持器20は、フェノール樹脂等の合成樹脂を用いて形成された円筒状の部材であり、内輪11と外輪12との間に、これら内外輪11,12とほぼ同心となるように配置されている。
図2(a)は、保持器20を径方向からみたときの一部外観図であり、図2(b)は、図2(a)の保持器20を軸方向からみたときの外観図である。保持器20は、軸方向に離間した一対の環状部21と、これら環状部21の間に架設した複数の柱部22とを有している。保持器20は、一対の環状部21と柱部22とによって囲まれた空間によって、玉13を保持するポケット23を構成している。ポケット23は、円筒孔状に形成されており、周方向に沿って所定間隔で配置されている。よって、保持器20は、玉13を周方向に所定間隔で保持している。
一対の環状部21において、転がり軸受10の内側からみて軸方向外側に臨んでいる軸方向外側端面21aのそれぞれには、軸方向に凹んでいる環状溝24が全周に亘って形成されている。
環状溝24には、噴射ノズル3から噴射されるオイルエアをポケット23内の玉13に導くための貫通孔25が形成されている。貫通孔25は、断面円形の孔であり、環状溝24の底部24aに開口しており、環状溝24とポケット23とを連通している。貫通孔25は、各ポケット23それぞれに対して軸方向両側に形成されている。
図3は、図1中、保持器20、及び噴射ノズル3を拡大した断面図である。なお、図3では、図1中、紙面左側の噴射ノズル3及び保持器20を拡大しているが、噴射ノズル3及び保持器20は、軸方向両側で同様の構成である。
図3中、保持器20の環状溝24には、噴射ノズル3の先端部が挿入されている。
環状溝24の底部24aは、径方向外側部分が底部24a外周端から軸方向内側に向かうに従って漸次縮径するように傾斜している傾斜面とされており、径方向内側部分が底部24a内周端から軸方向内側に向かうに従って漸次拡径するように傾斜している傾斜面とされている。
また、環状溝24の溝幅は、噴射ノズル3の外周径よりもわずかに大きい寸法に設定されている。従って、外側壁24b、及び内側壁24cは、噴射ノズル3の外周面3aに対して微小なすき間を形成している。
噴射ノズル3は、内輪11外周と外輪12内周との間に向けて突設されており、先端部が保持器20の環状溝24に挿入されている。
噴射ノズル3の外周面3aは、上述したように円筒状に形成されている。また、噴射ノズル3の先端面3bは、当該噴射ノズル3の先端に近づくに従って漸次縮径するようなテーパ面に形成されている。これによって、先端面3bは、環状溝24の底部24aの形状に沿う形状とされている。
噴射ノズル3の先端部は、供給路2bによって開口しており、導入路2aに導入されるオイルエアを噴射することができる。つまり、噴射ノズル3は、環状溝24の底部24aに向けてオイルエアを噴射する。
環状溝24の底部24aには、上述したように、オイルエアをポケット23内に供給するための貫通孔25が形成されている。
貫通孔25は、各ポケット23に対応して周方向に沿って所定間隔を置いて環状溝24の底部24aに形成されている。よって、保持器20が噴射ノズル3に対して相対回転し、貫通孔25の位置が噴射ノズル3の位置と一致すると、噴射ノズル3から底部24aに向けて噴射されるオイルエアが、貫通孔25を通過してポケット23内に供給される。
このように、本実施形態の転がり軸受装置1によれば、外側間座2の噴射ノズル3から噴射されたオイルエアは、貫通孔25を通じて玉13に供給されるが、貫通孔25が玉13と一体に回転するので、周方向に並んでいる玉13同士の間の空間に向けてオイルエアが供給されることがない。このため、玉13が噴射ノズル3から噴射されるオイルエアを横切ることがなくなり、風切り音の発生を効果的に抑制することができる。
噴射ノズル3は、環状溝24の底部24aに向けてオイルエアを噴射しているので、貫通孔25が形成されていない部分に対してもオイルエアを噴射する。
よって、噴射ノズル3から噴射されるオイルエアの一部は、余剰なオイルエアとして、噴射ノズル3と環状溝24との間の微小なすき間から排出される。
噴射ノズル3と環状溝24との間は、この余剰なオイルエアによって圧力が高められる。これによって、噴射ノズル3の先端面3bと、環状溝24の底部24aとの間、及び、噴射ノズル3の外周面3aと、環状溝24の側壁24b,24cとの間には、オイルエアの圧力によって、互いに離間する方向の力が作用し、余剰なオイルエアを排出しつつ微小なすき間が維持される。
このように、本実施形態の転がり軸受装置1では、噴射ノズル3は、環状溝24との間で、余剰なオイルエアを排出するための微小なすき間を形成しているので、余剰なオイルエアを排出しつつ、噴射ノズル3と環状溝24との間にオイルエアを介在させることができる。これにより、噴射ノズル3と環状溝24とが接触するのを抑制することができる。
また、保持器20は、運転状態においては、玉13ととともに回転するので、環状溝24に噴射ノズル3が挿入された状態で外側間座2に対して相対回転する。
保持器20は、オイルエアによって噴射ノズル3と環状溝24との接触が抑制された状態で、外側間座2に対して相対回転し、噴射ノズル3によって内外輪11,12の軸中心と同心となるように保持される。
つまり、噴射ノズル3が、環状溝24へ接触するのを抑制されつつ当該環状溝24に挿入されているので、保持器20が外側間座2に対して相対回転したとき、保持器20の回転を滑らかにガイドすることができる。
また、本実施形態では、噴射ノズル3が形成された給油部材としての外側間座2が、内輪11及び外輪12の軸方向両側に設けられ、環状溝24は、軸方向に離間した一対の環状部21それぞれの軸方向外側端面21aに形成されているので、噴射ノズル3は、一対の環状部21のそれぞれの回転をガイドすることができ、保持器20を安定してガイドすることができる。この結果、保持器20の軸中心が振れるのを抑制することができ、当該保持器20が内外輪11,12に摺接するのを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、噴射ノズル3を複数個(本例では3個)設け、さらに貫通孔25を各ポケット23毎に形成したので、転がり軸受10に対してより効果的な潤滑が可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、貫通孔25を断面円形の孔を一つのポケット23に対して軸方向片側に一つ形成した場合を示したが、一つのポケット23に対して軸方向片側に複数の貫通孔25を形成してもよい。
また、図4(a)に示すように、貫通孔25の形状を環状溝24の底部24aに沿った長孔としてもよい。この場合、貫通孔25の円弧長さを適宜調整することで、貫通孔25を通じて供給されるオイルエアの供給量を適切に調整することができる。
また、上記実施形態では、噴射ノズル3を円筒状に形成した場合を示したが、図4(b)に示すように、環状溝24の形状に合わせて周方向に沿って延びた突起状に形成してもよい。この場合、噴射ノズル3は、環状溝24に挿入される周方向長さが相対的に増加するので、より好適に保持器20をガイドすることができる。
さらに、図4(c)に示すように、周方向に沿って延びた突起状に形成された噴射ノズル3に対して、断面長孔状に開口した供給路2bを形成してもよい。この場合、断面長孔状に開口した供給路2bの円弧長さを適宜調整することで、貫通孔25を通じて供給されるオイルエアの供給量を適切に調整することができる。
また、上記実施形態では、貫通孔25を各ポケット23それぞれに対して軸方向両側に形成する場合を例示したが、貫通孔25は、各ポケット23それぞれに対して軸方向両側の内の一方又は他方だけに形成してもよい。
また、上記実施形態では、噴射ノズル3を、外側間座2の周方向に沿って等間隔に3個設けた場合を例示したが、少なくとも1個設けられていればよく、また、より多数個設けてもよい。
また、上記実施形態では、噴射ノズル3を転がり軸受10の軸方向両側の外側間座2それぞれに形成した場合を例示したが、一対の外側間座2のいずれか一方のみに噴射ノズル3を設けてもよい。
1 軸受装置 2 外側間座(給油部材) 3 噴射ノズル
3a 外周面 3b 先端面 11 内輪
11a 内輪軌道 12 外輪 12a 外輪軌道
13 玉(転動体) 20 保持器 21 環状部
21a 軸方向外側端面 22 柱部 23 ポケット
24 環状溝 24a 底部 24b 外側壁
24c 内側壁 25 貫通孔

Claims (4)

  1. 内輪軌道面を有する内輪と、
    前記内輪軌道面に対向している外輪軌道面を有する外輪と、
    前記内輪軌道面と前記外輪軌道面との間に転動可能に配置された複数の転動体と、
    軸方向に離間した一対の環状部及びこれら環状部の間に架設した複数の柱部を有し、前記一対の環状部と前記柱部とによって囲まれた空間でポケットを構成して前記複数の転動体を保持する保持器と、
    前記外輪又は前記内輪に隣接して配置され、前記転動体に対して圧縮空気とともに潤滑油を供給するための噴射ノズルを有する給油部材と、を備え、
    前記保持器の環状部には、当該環状部の軸方向外側端面と前記ポケットとを連通し、前記噴射ノズルから前記圧縮空気とともに噴射される前記潤滑油を前記転動体に導く貫通孔が形成されていることを特徴とする転がり軸受装置。
  2. 前記環状部の軸方向外側端面には、軸方向に凹むとともにその底部に前記貫通孔が開口している環状溝が全周に亘って形成され、
    前記噴射ノズルの先端部は、前記環状溝に挿入されており、
    前記噴射ノズルの外側面と、前記環状溝の内側面との間には、前記噴射ノズルから噴射される前記圧縮空気及び潤滑油の一部を通過させる微小なすき間が形成されている請求項1に記載の転がり軸受装置。
  3. 前記給油部材は、前記内輪及び前記外輪の軸方向両側に設けられ、
    前記環状溝は、一対の環状部それぞれの軸方向外側端面に形成されている請求項2に記載の転がり軸受装置。
  4. 前記噴射ノズルは、複数個形成され、
    前記貫通孔は、各ポケット毎に形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の転がり軸受装置。
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