JP2014169173A - 物流容器管理装置、物流容器管理方法及び物流容器管理プログラム - Google Patents

物流容器管理装置、物流容器管理方法及び物流容器管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014169173A
JP2014169173A JP2013042897A JP2013042897A JP2014169173A JP 2014169173 A JP2014169173 A JP 2014169173A JP 2013042897 A JP2013042897 A JP 2013042897A JP 2013042897 A JP2013042897 A JP 2013042897A JP 2014169173 A JP2014169173 A JP 2014169173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information
returnable
pallet
logistics
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013042897A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6150563B2 (ja
Inventor
Naomi Kano
尚美 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Pallet Rental Corp
Original Assignee
Japan Pallet Rental Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Pallet Rental Corp filed Critical Japan Pallet Rental Corp
Priority to JP2013042897A priority Critical patent/JP6150563B2/ja
Publication of JP2014169173A publication Critical patent/JP2014169173A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6150563B2 publication Critical patent/JP6150563B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】リターナブル物流容器のレンタルシステムのユーザに対する課金を適切且つ容易に行うことを目的とする。
【解決手段】パレット管理装置10は、ユーザ間の物品の輸送に用いられ、管理者から複数のユーザに貸与されるパレットを管理する装置であって、パレットの入庫時又は出庫時にパレットに付されたRFIDタグからRFIDリーダにより受信されたパレット識別情報、当該RFIDリーダの識別情報及び受信された時を示す日時情報を含むタグ情報を取得する取得部11と、タグ情報に基づき、一のユーザが一のパレットを使用した期間に関する情報を含む使用情報をパレットごとに、日時情報に基づき算出する算出部12と、使用情報に基づき、パレットの使用に応じた各ユーザに対する課金情報を出力する課金情報出力部13と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、物流容器管理装置、物流容器管理方法及び物流容器管理プログラムに関する。
従来から、輸送の効率化のために輸送対象物品をまとめて搬送するための物流容器が用いられている。物流容器は、例えば物品が乗せられるパレットである。このような物流容器の使用形態として、一の会社の出荷拠点から物流容器に輸送対象物品を載せて出発し、その会社の入荷拠点で輸送対象物品を降ろした後にその物流容器を他の会社が使用するといった、いわゆるリターナブル物流容器のレンタルシステムがある。このように異なる会社間で物流容器の共同使用をすると、各会社は物流容器を保管しておくためのスペースが不要となり効率的である。
このようなリターナブル物流容器のレンタルシステム等の、拠点間で物流容器を入出荷するシステムにおいて、各拠点の物流容器の入出荷の個数を的確に管理するため、情報処理装置により構成される管理システムが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−246456号公報
ところで、リターナブル物流容器にRFIDタグを付して、リターナブル物流容器を個別に識別して管理を行う、いわゆるリターナブル物流容器の個体管理が行われている。このようにリターナブル物流容器の個体管理が行われる拠点では、RFIDリーダによってRFIDタグから取得される識別情報によりリターナブル物流容器が管理される。このような管理により、拠点に存在するリターナブル物流容器の数の把握等が容易となる。このような個体管理に基づき、レンタルシステムのユーザにおけるリターナブル物流容器の使用を的確に把握し、リターナブル物流容器の使用に対する課金、請求等を、適切且つ容易に行うことが望まれている。
そこで本発明は、リターナブル物流容器のレンタルシステムのユーザに対する課金を適切且つ容易に行うことを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一形態に係る物流容器管理装置は、ユーザ間の物品の輸送に用いられ、管理者から複数のユーザに貸与されるリターナブル物流容器を管理する物流容器管理装置であって、ユーザ又は管理者における入庫時又は出庫時にリターナブル物流容器に付されたRFIDタグから各ユーザ又は管理者に対応付けられたRFIDリーダにより受信された当該リターナブル物流容器を識別する物流容器識別情報、当該RFIDリーダの識別情報及び受信された時を示す日時情報を含むタグ情報を取得する取得手段と、取得手段により取得されたタグ情報に基づき、RFIDリーダの識別情報により識別される一のユーザが一のリターナブル物流容器を使用した期間に関する情報を含む使用情報を、物流容器識別情報により識別されるリターナブル物流容器ごとに、日時情報に基づき算出する算出手段と、算出手段により算出された使用情報に基づき、リターナブル物流容器の使用に応じた各ユーザに対する課金情報を出力する出力手段と、を備える。
本発明の一形態に係る物流容器管理方法は、ユーザ間の物品の輸送に用いられ、管理者から複数のユーザに貸与されるリターナブル物流容器を管理する物流容器管理装置における物流容器管理方法であって、ユーザ又は管理者における入庫時又は出庫時にリターナブル物流容器に付されたRFIDタグから各ユーザ又は管理者に対応付けられたRFIDリーダにより受信された当該リターナブル物流容器を識別する物流容器識別情報、当該RFIDリーダの識別情報及び受信された時を示す日時情報を含むタグ情報を取得する取得ステップと、取得ステップにおいて取得されたタグ情報に基づき、RFIDリーダの識別情報により識別される一のユーザが一のリターナブル物流容器を使用した期間に関する情報を含む使用情報を、物流容器識別情報により識別されるリターナブル物流容器ごとに、日時情報に基づき算出する算出ステップと、算出ステップにおいて算出された使用情報に基づき、リターナブル物流容器の使用に応じた各ユーザに対する課金情報を出力する出力ステップと、を有する。
本発明の一形態に係る物流容器管理プログラムは、コンピュータを、ユーザ間の物品の輸送に用いられ、管理者から複数のユーザに貸与されるリターナブル物流容器を管理する物流容器管理装置として機能させるための物流容器管理プログラムであって、コンピュータに、ユーザ又は管理者における入庫時又は出庫時にリターナブル物流容器に付されたRFIDタグから各ユーザ又は管理者に対応付けられたRFIDリーダにより受信された当該リターナブル物流容器を識別する物流容器識別情報、当該RFIDリーダの識別情報及び受信された時を示す日時情報を含むタグ情報を取得する取得機能と、取得機能により取得されたタグ情報に基づき、RFIDリーダの識別情報により識別される一のユーザが一のリターナブル物流容器を使用した期間に関する情報を含む使用情報を、物流容器識別情報により識別されるリターナブル物流容器ごとに、日時情報に基づき算出する算出機能と、算出機能により算出された使用情報に基づき、リターナブル物流容器の使用に応じた各ユーザに対する課金情報を出力する出力機能と、を実現させる。
上記形態によれば、ユーザ等において入庫時又は出庫時に取得されたタグ情報に基づき、一のリターナブル物流容器ごとにユーザが使用した期間に関する使用情報が算出されるので、リターナブル物流容器ごとのユーザによる使用状態が適切に把握される。そして、ユーザ毎及びリターナブル物流容器毎の使用状態が把握可能な使用情報に基づき課金情報が生成されるので、リターナブル物流容器のレンタルシステムのユーザに対する課金を適切且つ容易に行うことが可能となる。
別の形態に係る物流容器管理装置では、算出手段は、RFIDリーダを有する第1のユーザ又は管理者からRFIDリーダを有さないリーダ非設置ユーザへのリターナブル物流容器の輸送を示す情報を認識した場合に、第1のユーザ又は管理者における出庫時に取得されたタグ情報を、リーダ非設置ユーザにおける入庫を示すタグ情報とみなし、リーダ非設置ユーザからRFIDリーダを有する第2のユーザ又は管理者へのリターナブル物流容器の輸送を示す情報を認識した場合に、第2のユーザ又は管理者における入庫時に取得されたタグ情報を、リーダ非設置ユーザにおける出庫を示すタグ情報とみなして、リーダ非設置ユーザの使用情報を算出する。
この形態によれば、RFIDリーダを有するユーザ等からリーダ非設置ユーザへのリターナブル物流容器の輸送及びリーダ非設置ユーザからRFIDリーダを有するユーザ等へのリターナブル物流容器の輸送といったリターナブル物流容器の輸送に関する所定の情報が認識された場合に、RFIDリーダを有するユーザ等における出庫時及び入庫時のタグ情報をリーダ非設置ユーザにおけるタグ情報として、リーダ非設置ユーザの使用情報の算出が行われる。これにより、リターナブル物流容器の個体管理に基づくリーダ非設置ユーザへの適切な課金が可能となる。
別の形態に係る物流容器管理装置では、算出手段は、第1のユーザ又は管理者からリーダ非設置ユーザへのリターナブル物流容器の輸送を示す情報を、第1のユーザ又は管理者における出庫時にタグ情報に追加された属性情報、又は当該物流容器管理装置に予め設定された情報に基づき認識し、リーダ非設置ユーザから第2のユーザ又は管理者へのリターナブル物流容器の輸送を示す情報を、第2のユーザ又は管理者における入庫時にタグ情報に追加された属性情報、又は当該物流容器管理装置に予め設定された情報に基づき認識する。
この形態によれば、リーダ非設置ユーザへのリターナブル物流容器の輸送及びリーダ非設置ユーザからのリターナブル物流容器の輸送を適切に認識できる。
さらに別の形態に係る物流容器管理装置では、出力手段は、入庫時のタグ情報に基づき、リターナブル物流容器の使用に対する保証金をユーザに請求することを示す保証金請求情報を含む課金情報を出力し、出庫時のタグ情報に基づき、保証金をユーザに返金することを示す返金情報を含む課金情報を出力する。
この形態によれば、ユーザにおけるリターナブル物流容器ごとの個体管理に基づき、いずれのユーザにリターナブル物流容器ごとの使用に対する責任があるか明確にでき、責任を有するユーザに対して保証金の請求が可能となるので、ユーザにおける適切なリターナブル物流容器の管理に対する動機付けとなる。また、RFIDリーダを有さない一のユーザが、RFIDリーダを有さない他のユーザに対してリターナブル物流容器を出荷した場合には、保証金の預託義務が当該一のユーザに残ることとなるので、ユーザにおけるRFIDリーダの設置に対する動機付けとなる。
さらに別の形態に係る物流容器管理装置では、算出手段は、当該ユーザにおいて当該リターナブル物流容器が未入庫のときに取得されたタグ情報を、入庫時のタグ情報として認識し、当該ユーザにおいて当該リターナブル物流容器の入庫後に取得されたタグ情報を、出庫時のタグ情報として認識する。
この形態によれば、取得されたタグ情報が入庫時及び出庫時のいずれのものであるかを適切に認識できる。
本発明の一側面によれば、リターナブル物流容器のレンタルシステムのユーザに対する課金を適切且つ容易に行うことが可能となる。
パレット管理システムを含む全体構成を模式的に示す図である。 パレット管理システムの機能構成を示すブロック図である。 パレット管理装置のハードウェア構成を示す図である。 タグ情報の構成及び含まれるデータの例を示す図である。 タグ情報記憶部の構成及び記憶されているデータの例を示す図である。 算出部によりタグ情報記憶部から抽出されたデータの例を示す図である。 課金情報の例を示す図である。 パレット管理方法の処理内容の例を示すフローチャートである。 パレット管理システムを含む全体構成を模式的に示す図である。 取得部により取得されたタグ情報及び生成されたスキップデータの例を示す図である。 スキップデータを利用したパレット管理方法の処理内容の例を示すフローチャートである。 パレット管理システムを含む全体構成を模式的に示す図である。 取得部により取得されるタグ情報の例を示す図である。 保証金の請求等に係るパレット管理方法の処理内容の例を示すフローチャートである。 パレット管理プログラムの構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態では、リターナブル物流容器の一例としてパレットを挙げて説明する。なお、本発明におけるリターナブル物流容器は、パレットに限定されない。図1は、パレット管理システム1を含む全体の構成を模式的に示す図である。パレット管理システム1は、ユーザ間の物品の輸送に用いられ、管理者から複数のユーザにレンタル(貸与)されるパレットを管理するシステムである。図1は、レンタルされるパレットの、管理者及びユーザ間における流れの例を示している。
図1に示すように、例えば、パレットPは、パレットの管理者の拠点であるデポDからユーザAの拠点UAに出荷され、ユーザAにおいて搬送対象の荷物が載せられて拠点UAからユーザBの拠点UBに搬送され、ユーザBにおいて荷物が下ろされた後に拠点UBからデポDに搬送される。デポD、拠点UA及び拠点UBにはそれぞれ、RFIDリーダRD,RA,RBが設けられている。パレットPにはRFIDタグが付されており、デポD及び各拠点UA,UBパレットの出庫時及び入庫時に、パレットPを識別するパレットID(物流容器識別情報)が各RFIDリーダにより受信される。各RFIDリーダにより受信されたパレットIDは、RFIDリーダを制御する端末等及びネットワークを介してタグ情報としてパレット管理システム1に送信される。タグ情報は、パレットIDの他、RFIDリーダを識別するリーダID(識別情報)及びRFIDリーダによりパレットIDが受信された時を示す日時情報を含むことができる。リーダIDは、例えば、「ユーザA」、「ユーザB」といった情報である。
図2は、パレット管理システム1の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、パレット管理装置10(物流容器管理装置)は、取得部11(取得手段)、算出部12(算出手段)及び課金情報出力部13(出力手段)を含む。パレット管理装置10の各機能部11〜13は、タグ情報記憶部21及び使用情報記憶部22といった記憶手段にアクセス可能である。
図3は、パレット管理装置10のハードウェア構成図である。パレット管理装置10は、物理的には、図3に示すように、CPU101、RAM及びROMといったメモリにより構成される主記憶装置102、ハードディスク等で構成される補助記憶装置103、ネットワークカード等で構成される通信制御装置104、入力デバイスであるキーボード、マウス等の入力装置105、ディスプレイ等の出力装置106などを含むコンピュータシステムとして構成されている。
図2に示した各機能は、図3に示すCPU101、主記憶装置102等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェア(物流容器管理プログラム)を読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで通信制御装置104、入力装置105、出力装置106を動作させるとともに、主記憶装置102や補助記憶装置103におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。処理に必要なデータやデータベースは主記憶装置102や補助記憶装置103内に格納される。再び図2を参照して、パレット管理装置10の各機能部を説明する。
取得部11は、ユーザ又は管理者における入庫時又は出庫時にパレットに付されたRFIDタグから各ユーザ又は管理者に対応付けられたRFIDリーダにより受信された当該パレットを識別するパレットID、当該RFIDリーダのリーダID及び受信された時を示す日時情報を含むタグ情報を取得する部分である。
図4は、タグ情報の構成及び含まれるデータの例を示す図である。図4に示すように、タグ情報は、例えば、パレットID「111」、リーダID「ユーザA」及び日時「t1」といったデータを含む。
取得部11は、取得したタグ情報をタグ情報記憶部21に記憶させる。タグ情報記憶部21は、取得部11により取得されたタグ情報を記憶する記憶手段である。図5は、タグ情報記憶部21の構成及び記憶されているデータの例を示す図である。図5に示すように、タグ情報記憶部21は、タグ情報を識別するデータIDごとに、パレットID、リーダID及び日時といったデータからなるタグ情報を記憶している。
算出部12は、取得部11により取得されたタグ情報に基づき、RFIDリーダのリーダIDにより識別される一のユーザが一のパレットを使用した期間に関する情報を含む使用情報を、パレットIDにより識別されるパレットごとに、日時情報に基づき算出する部分である。
図5及び図6を参照して、使用情報の算出の例を具体的に説明する。算出部12は、例えば、パレットID「111」及びリーダID「ユーザA」のタグ情報を図5に示したタグ情報記憶部21から抽出する。図6(a)は、算出部12により抽出されたデータを示す図である。図6(a)に示すように、算出部12は、データID「1」及び「2」のタグ情報を抽出する。
抽出したタグ情報に関して、算出部12は、ユーザAにおいてパレットID「111」のパレットが未入庫のときに取得されたデータID「1」のタグ情報を、ユーザAにおける入庫時に取得されたタグ情報として認識することができる。一方、算出部12は、ユーザAにおいてパレットID「111」のパレットの入庫後に取得されたデータID「2」のタグ情報を、ユーザAにおける出庫時に取得されたタグ情報として認識することができる。また、あるタグ情報が入庫時及び出庫時のいずれにおいて取得されたものであるのかを示す属性情報が、各ユーザにおけるRFIDリーダを制御する端末装置等においてタグ情報に付されることとしてもよい。
そして、算出部12は、「ユーザA」がパレットID「111」のパレットを使用した期間が入庫時から出庫時に至る期間「t1〜t2」であることを示す使用情報を算出する。算出部12は、算出した使用情報を使用情報記憶部22に記憶させる。
同様に、算出部12は、図6(b)に示すように、パレットID「111」及びリーダID「ユーザB」のタグ情報(データID「3」及び「4」)をタグ情報記憶部21から抽出する。そして、算出部12は、「ユーザB」がパレットID「111」のパレットを使用した期間が「t3〜t4」であることを示す使用情報を算出し、使用情報記憶部22に記憶させる。
課金情報出力部13は、算出部12により算出された使用情報に基づき、パレットの使用に応じた各ユーザに対する課金情報を出力する部分である。具体的には、課金情報出力部13は、図7の表における項目番号1〜22に示される各項目の課金情報を出力できる。
例えば、項目番号1に示される項目「使用日数及び個数に応じた基本使用料」は、パレットを使用した日数及び個数に応じて課金される料金である。この項目1には、「単価構成」として、パレット1個を1日使用した場合に課金される料金が設定されており、ユーザに課金される基本使用料は、「計算方法」に示されるように、この単価にパレットを使用した日数及び数量を乗じることにより算出される。
このような課金情報を算出するために、例えば、ユーザAに対する項目番号1に示されるパレットの基本使用料を算出する場合には、課金情報出力部13は、使用情報記憶部22からユーザAの使用情報を抽出し、抽出した使用情報に示される使用期間を算出する。使用情報記憶部22から抽出された使用情報の一つが例えば図6(a)に示されるデータに基づくものであれば、課金情報出力部13は、日時「t1」から「t2」に至る使用日数を算出する。そして、課金情報出力部13は、ユーザAが使用した全てのパレットの使用情報における使用日数を算出及び積算し、パレット1個及び1日あたりの単価に乗ずることにより、項目番号1に示されるパレットの基本使用料に関する課金情報を算出及び出力する。
その他の項目(項目番号2以下)の課金情報も同様に算出できる。即ち、算出部12が、単価(図7の単価構成を参照)に乗ずる値を示す使用情報の算出に必要なタグ情報をタグ情報記憶部21から抽出し、抽出したタグ情報から使用情報を算出し、課金情報出力部13が、算出された使用情報を単価に乗ずることにより、課金情報が算出される。
例えば、所定のユーザに関する項目番号3に示される引取個数に応じた基本使用料を算出するためには、算出部12は、所定期間における当該ユーザから管理者へのパレットの引取に係る輸送を示すタグ情報を抽出し、その総回数を使用情報として算出する。そして、課金情報出力部13は、使用情報に示される総回数を単価に乗じた値を課金情報として算出及び出力する。
このように種々の課金情報の出力が可能であるので、管理者は、出力された課金情報に基づき、ユーザに対する請求データを生成し、ユーザに送信できる。また、管理者は、課金情報に基づき請求書類を生成できるので、この書類をユーザに発送することにより、課金額を請求できる。
次に、図8を参照して、本実施形態のパレット管理方法(物流容器管理方法)について説明する。図8は、図2に示したパレット管理装置10におけるパレット管理方法の処理内容の例を示すフローチャートである。
まず、取得部11は、各RFIDリーダにより取得されたパレットIDを含むタグ情報を、取得する(S1)。取得されたタグ情報は、タグ情報記憶部21に蓄積される。
続いて、算出部12は、蓄積されたタグ情報に基づき、ユーザがパレットを使用した期間に関する情報を含む使用情報を算出する(S2)。算出された使用情報は、使用情報記憶部22に記憶される。
そして、課金情報出力部13は、使用情報に基づき、各ユーザに対する課金情報を生成及び出力する(S3)。パレットの管理者は、課金情報に基づき、ユーザに対する種々の請求を行うことができる。
次に、パレットの流通過程にRFIDリーダを有さないリーダ非設置ユーザへのパレットの輸送及びリーダ非設置ユーザからのパレットの輸送が含まれる場合におけるパレットの管理及び課金情報の生成について説明する。図9は、リーダ非設置ユーザを含む全体の構成を模式的に示す図である。図9に示すように、パレットPは、デポDからユーザAの拠点UAに出荷される。続いて、パレットPは、ユーザAにおいて搬送対象の荷物が載せられて拠点UAから、RFIDリーダを有さないリーダ非設置ユーザであるユーザCの拠点UCに搬送される。さらに、パレットPは、拠点UCからユーザBの拠点UBに搬送され、ユーザBにおいて荷物が下ろされた後に拠点UBからデポDに搬送される。デポD、拠点UA及び拠点UBにはそれぞれ、RFIDリーダRD,RA,RBが設けられている。
ユーザCは、RFIDリーダを有さないリーダ非設置ユーザであるので、ユーザCの拠点UCにおけるパレットPの入庫時及び出庫時には、RFIDタグからのパレットIDの読み取り及びタグ情報の取得が行われない。かかる場合において、パレット管理システム1が、ユーザCへ入庫されるパレットPがユーザAから輸送されたものであること、及びユーザCから出庫されるパレットPがユーザBに輸送されること、といった前提を認識できる場合に、パレット管理装置10は、スキップデータと称されるリーダ非設置ユーザに関する使用情報を算出し、リーダ非設置ユーザであるユーザCにおける課金情報を算出及び出力できる。
具体的には、図9に示すパレットPの流通において、取得部11は、図10(a)に示すようなタグ情報を取得する。図9に示すタグ情報は、ユーザA及びユーザBにおける入庫時及び出庫時に取得されたタグ情報である。
例えば、この流通において、パレット管理システム1に、デポDからユーザAに出荷されたパレットPが、ユーザC及びユーザBを介してデポDに戻る、といった情報が予め設定されているものとすると、算出部12は、ユーザAにおける出庫時に取得されたタグ情報であるデータID「2」のタグ情報を、ユーザCにおける入庫時のタグ情報とみなす。このタグ情報は、図10(b)におけるデータID「X1」のタグ情報に示される。また、算出部12は、ユーザBにおける入庫時に取得されたタグ情報であるデータID「3」のタグ情報を、ユーザCにおける出庫時のタグ情報とみなす。このタグ情報は、図10(b)におけるデータID「X2」のタグ情報に示される。
算出部12は、ユーザCにおける入庫時のタグ情報(データID「X1」)及び出庫時のタグ情報(データID「X2」)を参照して、ユーザCに関するパレットID「111」のパレットのスキップデータ(使用情報)を算出する。そして、課金情報出力部13は、スキップデータに基づき、ユーザCに対する課金情報を算出及び出力できる。これにより、パレットの個体管理に基づくリーダ非設置ユーザへの適切な課金が可能となる。
なお、上記の例では、デポDからユーザAに出荷されたパレットPが、ユーザC及びユーザBを介してデポDに戻る、といった情報がパレット管理システム1に予め設定されていることとしたが、ユーザAにおけるRFIDリーダRAを制御する端末装置等が、ユーザAにおける出庫時のタグ情報に、当該パレットがユーザCに輸送されることを示す属性情報を追加することとしてもよい。また、ユーザBにおけるRFIDリーダRBを制御する端末装置等が、ユーザBにおける入庫時のタグ情報に、当該パレットがユーザCから輸送されたことを示す属性情報を追加することとしてもよい。これにより、パレット管理システム1が、リーダ非設置ユーザへのパレットの輸送及びリーダ非設置ユーザからのパレットの輸送を適切に認識できる。
次に、スキップデータを利用した本実施形態のパレット管理方法について説明する。図11は、スキップデータを利用したパレット管理方法の処理内容の例を示すフローチャートである。
まず、取得部11は、各RFIDリーダにより取得されたパレットIDを含むタグ情報を、取得する(S11)。取得されたタグ情報は、タグ情報記憶部21に蓄積される。
続いて、算出部12は、蓄積されたタグ情報に基づき、スキップデータを算出する(S12)。即ち、算出部12は、リーダ非設置ユーザの使用情報を算出する。
そして、課金情報出力部13は、スキップデータに基づき、リーダ非設置ユーザに対する課金情報を生成及び出力する(S13)。パレットの管理者は、こうして出力された課金情報に基づき、リーダ非設置ユーザに対する種々の請求を行うことができる。
次に、パレットの使用に対する保証金(デポジット)をユーザに課金するための課金情報の生成について説明する。図12は、管理者のデポDから出荷されたパレットPが、ユーザA、ユーザB及びユーザCを経由して、デポDに戻る流通過程を模式的に示す図である。図12に示すように、パレットPは、デポDからユーザAの拠点UAに出荷される。続いて、パレットPは、ユーザAにおいて搬送対象の荷物が載せられて拠点UAから、RFIDリーダを有さないリーダ非設置ユーザであるユーザBの拠点UBに搬送される。さらに、パレットPは、拠点UBからリーダ非設置ユーザであるユーザCの拠点UCに搬送され、ユーザCにおいて荷物が下ろされた後に拠点UCからデポDに搬送される。デポD及び拠点UAにはそれぞれ、RFIDリーダRD,RAが設けられている。
まず、パレットPがデポDからユーザAに出荷されると、拠点UAにおける入庫時にRFIDリーダRAにより読み取られたパレットID「111」を含むタグ情報が、パレット管理装置10の取得部11により取得される。図13(a)は、この時点においてタグ情報記憶部21に記憶されているタグ情報を示す。図13(a)に示される、データID「1」のタグ情報により、パレットID「111」のパレットがユーザAに入庫されたことがパレット管理システム1に認識されるので、課金情報出力部13は、このタグ情報に基づき、パレットID「111」のパレットの使用に対する保証金をユーザAに請求することを示す保証金請求情報を含む課金情報を出力する。この課金情報に基づき、管理者は、ユーザAに対する保証金の請求を行うことができる。
次に、パレットPがユーザAからユーザBに出荷されると、拠点UAにおける出庫時にRFIDリーダRAにより読み取られたパレットID「111」を含むタグ情報が、パレット管理装置10の取得部11により取得される。図13(b)は、この時点においてタグ情報記憶部21に記憶されているタグ情報を示す。図13(b)に示される、データID「2」のタグ情報により、パレットID「111」のパレットがユーザAから出庫されたことがパレット管理システム1に認識される。なお、データID「2」のタグ情報には、RFIDリーダRAを制御する端末により、輸送先がユーザBであることを示す属性情報「toユーザB」が追加属性として追加される。このタグ情報に基づき、パレット管理システム1は、パレットID「111」のパレットの管理に対して責任を負うべきユーザが、ユーザAからユーザBに変更されたことを認識できるので、課金情報出力部13は、このタグ情報に基づき、パレットID「111」のパレットの使用に対する保証金をユーザBに請求することを示す保証金請求情報を含む課金情報を出力すると共に、ユーザAに保証金を返金することを示す返金情報を含む課金情報を出力する。これらの課金情報に基づき、管理者は、ユーザBに対する保証金の請求を行うと共に、ユーザAに保証金を返金することができる。
続いて、パレットPがユーザBからユーザCに出荷されたときには、ユーザB及びユーザCはいずれもRFIDリーダを有さないので、取得部11は、パレットID「111」のパレットに関するタグ情報を取得しない。従って、パレットID「111」のパレットがユーザCの拠点UCに存在する場合であっても、保証金の請求及び返金は行われずに、その管理責任はユーザBが負うこととなる。
さらに、パレットPがユーザCからデポDに返却されると、デポDに設けられたRFIDリーダRDにより読み取られたパレットID「111」を含むタグ情報が、パレット管理装置10の取得部11により取得される。図13(c)は、この時点においてタグ情報記憶部21に記憶されているタグ情報を示す。データID「3」のタグ情報には、RFIDリーダRDを制御する端末により、輸送元がユーザCであることを示す属性情報「fromユーザC」が追加属性として追加されてもよい。なお、データID「3」のタグ情報は、デポDに設けられたRFIDリーダRDを識別するリーダID「保管所」を含む。このタグ情報に基づき、パレット管理システム1は、パレットID「111」のパレットがデポDに返却され、いずれのユーザもパレットの管理に対して責任を負わないことを認識できるので、課金情報出力部13は、このタグ情報に基づき、パレットID「111」のパレットの使用に対する保証金をユーザBに返金することを示す返金情報を含む課金情報を出力する。この課金情報に基づき、管理者は、ユーザBに対して保証金を返金することができる。
このシステムによれば、ユーザにおけるパレットごとの個体管理に基づき、いずれのユーザにパレットごとの使用に対する責任があるか明確にでき、責任を有するユーザに対して保証金、いわゆるデポジットの請求が可能となるので、ユーザにおける適切なパレットの管理に対する動機付けとなる。また、RFIDリーダを有さない一のユーザが、RFIDリーダを有さない他のユーザに対してパレットを出荷した場合には、保証金の預託義務が当該一のユーザに残ることとなるので、ユーザにおけるRFIDリーダの設置に対する動機付けとなる。
図12に示す例では、パレットがユーザBからユーザCに出荷されたときに管理責任はユーザBが負うこととなるので、ユーザBにおいて、RFIDリーダの設置に対する動機がはたらくと共に、ユーザCによるパレットの適切な使用及び管理を監督することの動機がはたらく。
次に、保証金の請求及び返金に係るパレット管理方法について説明する。図14は、保証金の請求等に係るパレット管理方法の処理内容の例を示すフローチャートである。
まず、取得部11は、各RFIDリーダにより取得されたパレットIDを含むタグ情報を、取得する(S21)。取得されたタグ情報は、タグ情報記憶部21に蓄積される。
続いて、算出部12は、蓄積されたタグ情報に基づき認識可能な、パレットを保管している保管ユーザの変更があるか否かを判定する(S22)。保管ユーザの変更があると判定された場合には、処理手順はステップS23に進められる。一方、保管ユーザの変更があると判定されなかった場合には、処理手順はステップS21に戻る。
ステップS23において、課金情報出力部13は、保管ユーザの変更に応じた保証金請求情報及び返金情報を生成する(S23)。そして、課金情報出力部13は、保証金請求情報等を含む課金情報を生成及び出力する。パレットの管理者は、こうして出力された課金情報に基づき、各ユーザに対して、保証金の請求及び返金を行うことができる。
次に、図15を参照して、コンピュータをパレット管理装置10として機能させるためのパレット管理プログラム(物流容器管理プログラム)を説明する。パレット管理プログラム1Pは、メインモジュール10P、取得モジュール11P、算出モジュール12P及び課金情報出力モジュール13Pを備える。
メインモジュール10Pは、パレット管理処理を統括的に制御する部分である。取得モジュール11P、算出モジュール12P及び課金情報出力モジュール13Pを実行することにより実現される機能はそれぞれ、図2に示されるパレット管理装置10の取得部11、算出部12及び課金情報出力部13の機能と同様である。
パレット管理プログラム1Pは、例えば、CD−ROMやDVD、ROM等の記憶媒体d1または半導体メモリによって提供される。また、パレット管理プログラム1Pは、搬送波に重畳されたコンピュータデータ信号として通信ネットワークを介して提供されてもよい。
以上説明した本実施形態のパレット管理装置10、パレット管理方法、パレット管理プログラム1Pによれば、ユーザ等において入庫時又は出庫時に取得されたタグ情報に基づき、一のパレットごとにユーザが使用した期間に関する使用情報が算出されるので、パレットごとのユーザによる使用状態が適切に把握される。そして、ユーザ毎及びパレット毎の使用状態が把握可能な使用情報に基づき課金情報が生成されるので、パレットのレンタルシステムのユーザに対する課金を適切且つ容易に行うことが可能となる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
1…パレット管理システム、10…パレット管理装置、11…取得部、12…算出部、13…課金情報出力部、21…タグ情報記憶部、22…使用情報記憶部、1P…パレット管理プログラム、10P…メインモジュール、11P…取得モジュール、12P…算出モジュール、13P…課金情報出力モジュール、P…パレット、RD,RA,RB…RFIDリーダ。

Claims (7)

  1. ユーザ間の物品の輸送に用いられ、管理者から複数のユーザに貸与されるリターナブル物流容器を管理する物流容器管理装置であって、
    ユーザ又は前記管理者における入庫時又は出庫時に前記リターナブル物流容器に付されたRFIDタグから各ユーザ又は前記管理者に対応付けられたRFIDリーダにより受信された当該リターナブル物流容器を識別する物流容器識別情報、当該RFIDリーダの識別情報及び受信された時を示す日時情報を含むタグ情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたタグ情報に基づき、前記RFIDリーダの識別情報により識別される一のユーザが一のリターナブル物流容器を使用した期間に関する情報を含む使用情報を、前記物流容器識別情報により識別されるリターナブル物流容器ごとに、前記日時情報に基づき算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された使用情報に基づき、リターナブル物流容器の使用に応じた各ユーザに対する課金情報を出力する出力手段と、
    を備える物流容器管理装置。
  2. 前記算出手段は、
    RFIDリーダを有する第1のユーザ又は前記管理者からRFIDリーダを有さないリーダ非設置ユーザへのリターナブル物流容器の輸送を示す情報を認識した場合に、前記第1のユーザ又は前記管理者における出庫時に取得されたタグ情報を、前記リーダ非設置ユーザにおける入庫を示すタグ情報とみなし、
    前記リーダ非設置ユーザからRFIDリーダを有する第2のユーザ又は前記管理者へのリターナブル物流容器の輸送を示す情報を認識した場合に、前記第2のユーザ又は前記管理者における入庫時に取得されたタグ情報を、前記リーダ非設置ユーザにおける出庫を示すタグ情報とみなして、
    前記リーダ非設置ユーザの使用情報を算出する、
    請求項1に記載の物流容器管理装置。
  3. 前記算出手段は、
    前記第1のユーザ又は前記管理者から前記リーダ非設置ユーザへのリターナブル物流容器の輸送を示す情報を、前記第1のユーザ又は前記管理者における出庫時にタグ情報に追加された属性情報、又は当該物流容器管理装置に予め設定された情報に基づき認識し、
    前記リーダ非設置ユーザから前記第2のユーザ又は前記管理者へのリターナブル物流容器の輸送を示す情報を、前記第2のユーザ又は前記管理者における入庫時にタグ情報に追加された属性情報、又は当該物流容器管理装置に予め設定された情報に基づき認識する、
    請求項2に記載の物流容器管理装置。
  4. 出力手段は、
    入庫時のタグ情報に基づき、リターナブル物流容器の使用に対する保証金をユーザに請求することを示す保証金請求情報を含む課金情報を出力し、
    出庫時のタグ情報に基づき、前記保証金をユーザに返金することを示す返金情報を含む課金情報を出力する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の物流容器管理装置。
  5. 前記算出手段は、
    当該ユーザにおいて当該リターナブル物流容器が未入庫のときに取得されたタグ情報を、入庫時のタグ情報として認識し、
    当該ユーザにおいて当該リターナブル物流容器の入庫後に取得されたタグ情報を、出庫時のタグ情報として認識する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の物流容器管理装置。
  6. ユーザ間の物品の輸送に用いられ、管理者から複数のユーザに貸与されるリターナブル物流容器を管理する物流容器管理装置における物流容器管理方法であって、
    ユーザ又は前記管理者における入庫時又は出庫時に前記リターナブル物流容器に付されたRFIDタグから各ユーザ又は前記管理者に対応付けられたRFIDリーダにより受信された当該リターナブル物流容器を識別する物流容器識別情報、当該RFIDリーダの識別情報及び受信された時を示す日時情報を含むタグ情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得されたタグ情報に基づき、前記RFIDリーダの識別情報により識別される一のユーザが一のリターナブル物流容器を使用した期間に関する情報を含む使用情報を、前記物流容器識別情報により識別されるリターナブル物流容器ごとに、前記日時情報に基づき算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにおいて算出された使用情報に基づき、リターナブル物流容器の使用に応じた各ユーザに対する課金情報を出力する出力ステップと、
    を有する物流容器管理方法。
  7. コンピュータを、ユーザ間の物品の輸送に用いられ、管理者から複数のユーザに貸与されるリターナブル物流容器を管理する物流容器管理装置として機能させるための物流容器管理プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    ユーザ又は前記管理者における入庫時又は出庫時に前記リターナブル物流容器に付されたRFIDタグから各ユーザ又は前記管理者に対応付けられたRFIDリーダにより受信された当該リターナブル物流容器を識別する物流容器識別情報、当該RFIDリーダの識別情報及び受信された時を示す日時情報を含むタグ情報を取得する取得機能と、
    前記取得機能により取得されたタグ情報に基づき、前記RFIDリーダの識別情報により識別される一のユーザが一のリターナブル物流容器を使用した期間に関する情報を含む使用情報を、前記物流容器識別情報により識別されるリターナブル物流容器ごとに、前記日時情報に基づき算出する算出機能と、
    前記算出機能により算出された使用情報に基づき、リターナブル物流容器の使用に応じた各ユーザに対する課金情報を出力する出力機能と、
    を実現させる物流容器管理プログラム。
JP2013042897A 2013-03-05 2013-03-05 物流容器管理装置、物流容器管理方法及び物流容器管理プログラム Active JP6150563B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013042897A JP6150563B2 (ja) 2013-03-05 2013-03-05 物流容器管理装置、物流容器管理方法及び物流容器管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013042897A JP6150563B2 (ja) 2013-03-05 2013-03-05 物流容器管理装置、物流容器管理方法及び物流容器管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014169173A true JP2014169173A (ja) 2014-09-18
JP6150563B2 JP6150563B2 (ja) 2017-06-21

Family

ID=51691881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013042897A Active JP6150563B2 (ja) 2013-03-05 2013-03-05 物流容器管理装置、物流容器管理方法及び物流容器管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6150563B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180082269A (ko) * 2017-01-10 2018-07-18 유로지스넷 주식회사 순환물류용기를 이용한 화물의 물류정보관리 방법 및 시스템
JP2018520964A (ja) * 2015-05-22 2018-08-02 上海鴻研物流技▲術▼有限公司 循環利用可能な物流容器の受渡方法およびシステム
US20200019927A1 (en) * 2014-09-18 2020-01-16 Scott Arthur William Muirhead Method and Apparatus for Presenting Supply Chain Information to a Consumer
CN111587443A (zh) * 2018-01-05 2020-08-25 米其林集团总公司 回收产品的容器的托盘的管理
JP2022553969A (ja) * 2019-10-22 2022-12-27 アルポーター カンパニー リミテッド パレットレンタルシステム、これを運営する方法、コンピュータプログラムおよびコンピュータ判読可能記録媒体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063062A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Nikken Lease Kogyo Kk パレットのレンタルシステム
JP2006248745A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Fuji Xerox Co Ltd パレット再利用システム、無線タグ、パレット及び管理方法並びに管理プログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063062A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Nikken Lease Kogyo Kk パレットのレンタルシステム
JP2006248745A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Fuji Xerox Co Ltd パレット再利用システム、無線タグ、パレット及び管理方法並びに管理プログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200019927A1 (en) * 2014-09-18 2020-01-16 Scott Arthur William Muirhead Method and Apparatus for Presenting Supply Chain Information to a Consumer
JP2018520964A (ja) * 2015-05-22 2018-08-02 上海鴻研物流技▲術▼有限公司 循環利用可能な物流容器の受渡方法およびシステム
KR20180082269A (ko) * 2017-01-10 2018-07-18 유로지스넷 주식회사 순환물류용기를 이용한 화물의 물류정보관리 방법 및 시스템
CN111587443A (zh) * 2018-01-05 2020-08-25 米其林集团总公司 回收产品的容器的托盘的管理
CN111587443B (zh) * 2018-01-05 2024-02-13 米其林集团总公司 回收产品的容器的托盘的管理
JP2022553969A (ja) * 2019-10-22 2022-12-27 アルポーター カンパニー リミテッド パレットレンタルシステム、これを運営する方法、コンピュータプログラムおよびコンピュータ判読可能記録媒体
JP7401941B2 (ja) 2019-10-22 2023-12-20 アルポーター カンパニー リミテッド パレットレンタルシステム、これを運営する方法、コンピュータプログラムおよびコンピュータ判読可能記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6150563B2 (ja) 2017-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ramaa et al. Impact of warehouse management system in a supply chain
Ten Hompel et al. Warehouse management
JP6150563B2 (ja) 物流容器管理装置、物流容器管理方法及び物流容器管理プログラム
US8650132B2 (en) System and method for distribution of single-product-type unlabeled packages
RU2580789C2 (ru) Способ и устройство для обработки заказа
KR101425090B1 (ko) 물류 용기 관리 시스템
CA2688827A1 (en) System and method for providing export services to merchants
CN109523204B (zh) 一种立体仓储管理系统及方法
US9754235B1 (en) System and method for authoritative item identification based on facility operations
CN111210178A (zh) 一种仓库管理系统
Zadorozhnyi et al. Innovation management and automated accounting in the chaotic storage logistics
US20060149776A1 (en) Auto-id simulator
KR102630280B1 (ko) 폐기물을 수거하기 위한 방법, 장치, 시스템, 프로그램, 및 컴퓨터 판독 가능 매체
JP2002128230A (ja) ピッキングシステム
Amelec Validation process container for distribution of articles for home
US20190258995A1 (en) Systems and methods for intelligent hybrid shipping intake
CN105590178A (zh) 一种资源处理方法与设备
WO2020217344A1 (ja) 輸出入支援システム及び輸出入支援方法
Busato et al. Evaluating RFID opportunity through process analysis
JP2005063062A (ja) パレットのレンタルシステム
JP2004189484A (ja) 供給管理方法、供給管理システム及び供給管理装置
CN114936826A (zh) 一种智能物流管理系统
MXPA04010006A (es) Metodo de administracion de contenedores y sistema de administracion de contenedores.
CN114444990A (zh) 供应链网络前置仓的选品方法
JP2005063061A (ja) 運搬用具のレンタルシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6150563

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250