JP2014168971A - 車輪型移動車 - Google Patents

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【課題】進行方向に関して左右にそれぞれ複数輪ずつ配置された車輪が所定のサスペンションを介して連結されて成る車輪型移動車において、6輪で前進・後進動作の対称性を実現することにより、前進・後進動作を対称とする6輪の車輪型移動車を提供する。
【解決手段】左右の3輪のうち、前方配置の前輪1と前後方向の中間に配置された中輪2とが、一つのリンク部材である第1リンク部材4によって各車輪1、2を回転自在に連結し、後方配置の後輪3と前記中輪2とが、第1リンク部材4とは別のリンク部材である第2リンク部材5によって各車輪3、2を回転自在に連結し、第1及び第2リンク部材4、5の各中間部を、互いに回転自在に連結された第3及び第4リンク部材6、7によって回転自在に連結してパンタグラフ形状のサスペンション10を構成し、左右それぞれの第3及び第4リンク部材6、7の連結部同士を連結部材によって連結して成る。
【選択図】図4

Description

本発明は、惑星探査など凹凸のある不整地で使用される車輪型移動車に関する。
惑星表面のような不整地を走行する車両として6輪のロッカーボギーサスペンションを備えた惑星探査ローバがNASAによって実用化されている(下記非特許文献1参照)。この車両は、6輪のうちの前輪と中輪がボギーリンクによって連結され、その上から後輪を含むロッカーリンクが乗りかかるように連結されている。
しかし、このローバは進行方向が一方向に決められた構造であるため、進行方向にある大きな障害物を回避するため、一旦後進するとき、前進時に乗り越えた小さな障害物を後進では乗り越えることができず、その小さな障害物を回避する走行をしなければならない。そのため、目的地へ到達するまでの所要時間が長くなる。
そこで、本発明者らは、前進・後進動作を対称とする8輪のロッカーボギーサスペンションを備えたローバを開発した。このローバは、前方の2輪と後方の2輪がそれぞれボギーリンクによって連結され、その上からロッカーリンクが乗りかかるように連結されている。
ウィキペディア フリー百科事典の「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」、最終更新:2013年1月24日(木)11:46
しかし、この8輪のロッカーボギーサスペンションを備えたローバは車輪の数が多いため、車両重量が重くなる問題がある。
このような問題に鑑み本発明の課題は、6輪で前進・後進動作の対称性を実現することにより、前進・後進動作を対称とする6輪の車輪型移動車を提供することにある。
本発明の第1発明は、進行方向に関して左右にそれぞれ3輪ずつ配置された車輪が所定のサスペンションを介して連結されて成る車輪型移動車において、前記左右の3輪のうち、進行方向に関して前方配置の前輪と前後方向の中間に配置された中輪とが、一つのリンク部材である第1リンク部材によって各車輪を回転自在に連結し、進行方向に関して後方配置の後輪と前記中輪とが、前記第1リンク部材とは別のリンク部材である第2リンク部材によって各車輪を回転自在に連結し、前記第1及び第2リンク部材の各中間部を、互いに回転自在に連結された第3及び第4リンク部材によって回転自在に連結してパンタグラフ形状のサスペンションを構成し、進行方向に関して左右それぞれの前記第3及び第4リンク部材の連結部同士を連結部材によって連結したことを特徴とする。
第1発明によれば、進行方向に関して左右の3輪のうち、前後方向の中間に配置された中輪には、第1リンクと第2リンクの両方を連結して、前進・後進動作の対称性を実現している。そのため、前進・後進動作を対称とする6輪の車輪型移動車を提供することができ、8輪の場合に比べて車体を軽量化することができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記連結部材は、逆転機構を挟んで左右の連結部材によって構成され、逆転機構によって左右のサスペンションの一方に対して他方が捩じれるように回転され、前記左右の各連結部材は、その軸心回りの回転角度が、第3及び第4リンク部材が成す相対角度の中間角度となるように作動させる等分機構を備えることを特徴とする。
第2発明によれば、進行方向に関して左右のサスペンションは、逆転機構を介して連結されているので、左右のいずれか一方のサスペンションが傾斜したとき、他方のサスペンションがつられて傾斜せず、反対方向に回転される。そのため、他方のサスペンションに連結された車輪が地面から浮き上ってしまうことを抑制することができる。
例えば、連結部材の軸心回りの回転を、第3リンク部材又は第4リンク部材のいずれかによって直接行う場合には、いずれかのリンク部材の動きのみで左右のサスペンションの傾斜が決定されてしまう。これに対し、第2発明によれば、逆転機構を挟んだ両側の連結部材は、その軸心回りの回転角度が、等分機構によって、サスペンションの傾斜に応じた適切な角度とされる。従って、一方のサスペンションの傾斜に応じて他方のサスペンションの傾斜角度を適切に変化させることができる。
本発明の第1実施形態の部分断面平面図(図2のI−I線断面図)である。 上記実施形態の側面図である。 図1のIII−III線断面拡大図である。 上記実施形態の動作を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態の逆転機構の正面図である。 上記第2実施形態の等分機構を説明するための説明図である。
<第1実施形態>
図1〜4は、本発明の第1実施形態を示す。第1実施形態は、月表面の不整地探査に適した月面探査ローバに本発明を適用したものである。図1〜4において、矢印で示す各方向の表示は、前進方向に向けて地上に置かれたローバを基準として、上下、前後、左右の各方向を示している。以下の説明における各方向の表示についても同様である。
図1、2は、6輪の車輪型移動車であるローバの全体構造を示し、進行方向に関して左右の3輪のうち、進行方向に関して前方配置の前輪1と前後方向の中間に配置された中輪2とが、一つのリンク部材である第1リンク部材4によって各車輪1、2を回転自在に連結している。また、進行方向に関して後方配置の後輪3と上記中輪2とが、第1リンク部材4とは別のリンク部材である第2リンク部材5によって各車輪2、3を回転自在に連結している。ここで、第1及び第2リンク部材4、5は、製造上の都合により、それぞれ二つのリンク要素41、42及び51、52を一体に結合して構成されている。
第1及び第2リンク部材4、5の各中間部は、ヒンジ軸61、71によって第3及び第4リンク部材6、7の一端に回転自在に連結され、第3及び第4リンク部材6、7の各他端は、ヒンジ軸(本発明の連結部材に相当)62によって互いに回転自在に連結されている。このように連結された第1〜4リンク部材4〜7によってパンタグラフ形状のサスペンション10が構成されている。そして、進行方向に関して左右それぞれの第3及び第4リンク部材6、7の連結部同士を、逆転機構8を介して上記ヒンジ軸62によって連結している。
前輪1、後輪3は、インホイールモータ11、31によって回転駆動されるように構成されており、各インホイールモータ11、31のケーシングは、結合リンク12、32及び操舵機構13、33を介して第1リンク部材4のリンク要素41の端部及び第2リンク部材5のリンク要素51の端部にそれぞれ結合されている。結合リンク12、32は、前輪1、後輪3の側部に配置されたインホイールモータ11、31のケーシングと、前輪1、後輪3の上部に配置された操舵機構13、33とを結合する際に、前輪1、後輪3に干渉しないように湾曲形状とされている。
操舵機構13、33には、操舵動作を行うためのモータ14、34が操舵機構13、33の上部に設けられ、モータ14、34によって操舵機構13、33が作動され、前輪1、後輪3が地面に垂直な軸回りに回転されるように構成されている。
中輪2は、インホイールモータ21によって回転駆動されるように構成されており、インホイールモータ21のケーシングは、第1リンク部材4のリンク要素42の端部及び第2リンク部材5のリンク要素52の端部に一つのヒンジ軸22によって回転自在に結合されている。
図3にも示されるように、逆転機構8は、進行方向に関して左右のサスペンション10、10の間に配置された箱形の車体110内に収納され、上述の左右の各ヒンジ軸62が、それぞれ揺動ロッド84、連結ロッド83を介して揺動リンク81の両端に回転自在に結合されて構成されている。車体110は、左右の各ヒンジ軸62によって軸受(不図示)を介して支持されている。
揺動リンク81の中央部は、車体110の中央部で左右の内壁間に渡されたブラケット112に別のブラケット82を介して揺動自在に結合されている。ブラケット82と揺動リンク81との間には、両者の摺動抵抗を小さくするようにブッシュ86が介挿されている。また、揺動リンク81の両端部には、それぞれ揺動ピン87が固定され、各揺動ピン87に対して連結ロッド83の一端が回転自在に結合されている。各連結ロッド83の他端は、揺動ロッド84の下端に回転自在に結合され、各揺動ロッド84の下端には、結合された連結ロッド83が外れないように板85が固定されている。各揺動ロッド84の上端は、ヒンジ軸62の下部に溶接固定され、各揺動ロッド84の下端は、図3に矢印で示すようにヒンジ軸62の回転と共に揺動可能とされている。
ここでは、本発明と直接関係がないため、インホイールモータ11、31や、操舵用のモータ14、34を制御するための電気回路や電気配線についての図示や説明は省略した。
上記第1実施形態のローバの動作を説明する。
ローバは、各車輪1〜3が、それぞれ対応するインホイールモータ11、21、31によって回転駆動されて前進又は後進することができ、前輪1及び後輪3の操舵機構13及び33によって前輪1及び後輪3の向きを変えることにより、ローバの進行方向を自由に変更することができる。
図4(B)に示すように、前進方向に関して左側(以下、左側と略記する)の後輪3が障害物Pに乗り上げたときのサスペンション10及び逆転機構8の作用を説明する。なお、図4(A)は、ローバが平坦路上にある状態を示す。
左側の後輪3が持ち上げられると、左側の第2リンク部材5の後端及び第4リンク部材7の後下端が持ち上げられ、サスペンション10を成す各リンク部材4〜7の菱形が縦長形状となると共に、左側のヒンジ軸62が図2にて反時計方向に回転される。そのため、左側の揺動ロッド84の下端は後輪3側に揺動し、左側の連結ロッド83を介して揺動リンク81を図1にて反時計方向に揺動し、前進方向に関して右側(以下、右側と略記する)の連結ロッド83を介して右側の揺動ロッド84の下端を前輪1側へ揺動して、右側のヒンジ軸62を左側のヒンジ軸62とは反対方向に回転する。この結果、右側の後輪3は浮き上ることなく接地された状態を維持される。
同様に、左側の前輪1が持ち上げられたときも、逆転機構8が機能して揺動リンク81が図1にて時計方向に揺動し、右側の前輪1は浮き上ることなく接地された状態を維持される。
左右いずれか一方の前輪1、後輪3が窪みに落ちた場合は、前輪1、後輪3が持ち上げられた場合とは逆の動きで、左右のヒンジ軸62を反対方向に回転して、窪みに落ちた前輪1、後輪3に対して対角線上に位置する他方の前輪1、後輪3が地面から浮き上ることを抑制することができる。
図4(C)に示すように、左右いずれか一方の中輪2が障害物Pに乗り上げたときのサスペンション10及び逆転機構8の作用を説明する。
中輪2が持ち上げられると、第1リンク部材4の後端及び第2リンク部材5の前端が持ち上げられ、それに伴って第3リンク部材6の前下端及び第4リンク部材7の後下端が持ち上げられ、サスペンション10を成す各リンク部材4〜7の菱形が横長形状となる。このとき、ヒンジ軸62はどちらにも回転しないため、逆転機構8も作用しない。
このように左右いずれか一方の中輪2が障害物Pに乗り上げたとき、サスペンション10を成す各リンク部材4〜7の菱形が横長形状となって、ヒンジ軸62の高さが高くなるのを抑制する。その結果、他方のヒンジ軸62との高さの差が大きくなることを抑制して、ローバが左右方向に傾くのを抑制することができる。
以上のように第1実施形態によれば、前進・後進動作の対称性を実現して、前進・後進動作を対称とする6輪のローバを提供することができる。従って、8輪のローバに比べて軽量化を図ることができる。
<第2実施形態>
図5、6は、本発明の第2実施形態の逆転機構8A、等分機構9をそれぞれ示す。第2実施形態が上述の第1実施形態に比べて特徴とする点は、第1実施形態における逆転機構8を逆転機構8Aに変更した点と、第1実施形態にはない等分機構9を追加した点である。その他は第2実施形態においても第1実施形態と同一であるため、同一部分については図示及び説明を省略する。図6において、矢印で示す各方向の表示は、前進方向に向けて地上に置かれたローバを基準として、上下、左右の各方向を示している。以下の説明における各方向の表示についても同様である。
第2実施形態では、左右のヒンジ軸62の代わりにそれぞれ回転軸(本発明の連結部材に相当)111が、左右の第3リンク部材6と第4リンク部材7のヒンジ軸として設けられ(図2参照)、この左右の回転軸111の間に逆転機構8Aが設けられている。また、左右の回転軸111のサスペンション10と逆転機構8Aとの間には、下方に垂れ下がるように揺動ロッド94がそれぞれ溶接固定されている。
左右の回転軸111には、軸受(不図示)を介して筐体115が支持され、この筐体115の内部に逆転機構8Aが設けられている。逆転機構8Aは3つの傘歯車81A、82A、83Aを組み合わせて成り、右側の回転軸111に傘歯車81Aが結合され、左側の回転軸111に傘歯車82Aが結合され、両傘歯車81A、82Aに傘歯車83Aが噛合うように配置されている。傘歯車81Aの背面側は、ブッシュ85Aを介してブラケット114に支持され、傘歯車82Aの背面側は、ブッシュ86Aを介してブラケット113に支持され、傘歯車83Aの背面側は、ブッシュ87Aを介して筐体115に支持されている。ブラケット114は、筐体115の内壁に上下方向に設けられ、右側の回転軸111を軸受(不図示)を介して貫通させている。また、ブラケット113は、筐体115の内壁に上下方向に設けられ、左側の回転軸111を軸受(不図示)を介して貫通させている。更に、傘歯車83Aの支持軸84Aは、上下方向に延びて設けられ、その上下端が軸受(不図示)を介して筐体115に支持されている。
図6に基づいて等分機構9を説明する。この等分機構9は、左右のサスペンション10に対応してそれぞれ設けられている。
上述のように左右の第3リンク部材6と第4リンク部材7の回転軸111に一体に設けられた揺動ロッド94には、筒状のスライダ93が被せられ、スライダ93は揺動ロッド94に対して揺動ロッド94の長手方向に摺動自在とされている。スライダ93と第3リンク部材6との間は連結リンク91によって回転自在に連結され、スライダ93と第4リンク部材7との間は連結リンク92によって回転自在に連結されている。両連結リンク91、92は互いに長さを等しく設定されている。
等分機構9は、第3リンク部材6と第4リンク部材7との成す角度の変化に対して、常時、その角度の中間位置に揺動ロッド94が位置するように機能する。即ち、第3リンク部材6及び第4リンク部材7の位置が変化すると、連結リンク91、92を介してスライダ93が揺動ロッド94上を摺動し、そのとき両連結リンク91、92の長さが等しくされているため、揺動ロッド94が第3リンク部材6と第4リンク部材7との成す角度の中間位置となる。図6では、第3リンク部材6と第4リンク部材7が実線の位置と破線の位置とに変化したとき、揺動ロッド94が実線で示す位置と破線で示す位置とに変化して、第3リンク部材6と第4リンク部材7との成す角度の中間位置となることを示している。
左右いずれか一方の揺動ロッド94が前後方向に揺動されると、逆転機構8Aの働きによって、他方の揺動ロッド94が一方の揺動ロッド94に対して反対方向に揺動される。
図5において、右側の揺動ロッド94の下端が前方(図5の紙面奥側)に揺動すると、回転軸111を介して傘歯車81Aも同方向に回転され、この回転が傘歯車83Aを介して傘歯車82Aに伝達されると、回転方向が逆転され、回転軸111を介して左側の揺動ロッド94の下端が後方(図5の紙面手前側)に揺動される。
従って、上述の第1実施形態の場合と同様に、左右いずれか一方の前輪1又は後輪3が障害物Pに乗り上げて、第1リンク部材4の前端又は第2リンク部材5の後端が持ち上げられると、反対側で対応する第1リンク部材4の前端又は第2リンク部材5の後端は押し下げられて、他方の前輪1又は後輪3が引きずられて浮き上るのを抑制することができる。
左右いずれか一方の前輪1、後輪3が窪みに落ちた場合も、前輪1、後輪3が持ち上げられた場合とは逆の動きで、窪みに落ちた前輪1、後輪3に対して対角線上に位置する他方の前輪1、後輪3が地面から浮き上ることを抑制することができる。
このとき、左右両側の揺動ロッド94とも、その揺動角度が等分機構9の機能によって第3リンク部材6と第4リンク部材7とが成す角度の中間位置とされる。従って、左右いずれか一方のサスペンション10の傾斜に応じて他方のサスペンション10の傾斜角度を適切に変化させることができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、
1.上記実施形態では、車輪は6輪とも全て同じ大きさとしたが、各車輪の大きさを互いに変えても良い。例えば、中輪に比べて前輪と後輪は相対的に小さくしても良い。
2.等分機構9は、パンタグラフ形状のサスペンション10の頂角をエンコーダで計測して、その角度を2等分する方向を求め、その方向にサーボモータで揺動ロッド94を能動的に設定する方式としても良い。
3.上記実施形態では、月面探査ローバに本発明を適用したが、電線が床面に敷かれた工場内を走行する移動車、階段を上り下りする移動車、或いは災害復旧支援、地雷除去などで走行道路が整備されていない場合に障害物を乗り越え、且つ前進・後進を繰り返しながら進む移動車に適用しても良い。また、車椅子に適用しても良い。
1 前輪
11、21、31 インホイールモータ
12、32 結合リンク
13、33 操舵機構
14、34 モータ
2 中輪
22 ヒンジ軸
3 後輪
4 第1リンク部材
41、42、51、52 リンク要素
5 第2リンク部材
6 第3リンク部材
61、71 ヒンジ軸
62 ヒンジ軸(連結部材)
7 第4リンク部材
8、8A 逆転機構
81 揺動リンク
82 ブラケット
83 連結ロッド
84 揺動ロッド
85 板
86 ブッシュ
87 揺動ピン
81A、82A、83A 傘歯車
84A 支持軸
85A、86A、87A ブッシュ
9 等分機構
91、92 連結リンク
93 スライダ
94 揺動ロッド
10 サスペンション
110 車体
111 回転軸(連結部材)
112、113、114 ブラケット
115 筐体

Claims (2)

  1. 進行方向に関して左右にそれぞれ3輪ずつ配置された車輪が所定のサスペンションを介して連結されて成る車輪型移動車において、
    前記左右の3輪のうち、進行方向に関して前方配置の前輪と前後方向の中間に配置された中輪とが、一つのリンク部材である第1リンク部材によって各車輪を回転自在に連結し、進行方向に関して後方配置の後輪と前記中輪とが、前記第1リンク部材とは別のリンク部材である第2リンク部材によって各車輪を回転自在に連結し、
    前記第1及び第2リンク部材の各中間部を、互いに回転自在に連結された第3及び第4リンク部材によって回転自在に連結してパンタグラフ形状のサスペンションを構成し、
    進行方向に関して左右それぞれの前記第3及び第4リンク部材の連結部同士を連結部材によって連結したことを特徴とする車輪型移動車。
  2. 請求項1において、
    前記連結部材は、逆転機構を挟んで左右の連結部材によって構成され、逆転機構によって左右のサスペンションの一方に対して他方が捩じれるように回転され、
    前記左右の各連結部材は、その軸心回りの回転角度が、第3及び第4リンク部材が成す相対角度の中間角度となるように作動させる等分機構を備えることを特徴とする車輪型移動車。
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