JP2014168328A - 分散型電源の自立運転システム及びその方法 - Google Patents
分散型電源の自立運転システム及びその方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014168328A JP2014168328A JP2013038859A JP2013038859A JP2014168328A JP 2014168328 A JP2014168328 A JP 2014168328A JP 2013038859 A JP2013038859 A JP 2013038859A JP 2013038859 A JP2013038859 A JP 2013038859A JP 2014168328 A JP2014168328 A JP 2014168328A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- power supply
- natural energy
- generator
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の自立分散型電源の自立運転システムは、商用系統から電力が供給される給電系統の電力変動の補償を、蓄電池を用いて行う電力変換部と、自然エネルギーを用いた発電を行い、発電による電力を給電系統に供給する自然エネルギー発電機と、商用系統が給電系統と切り離された際、給電系統へ電力を供給する非常用発電機と、商用系統が給電系統と切り離され、非常用発電機と、自然エネルギー発電機と、蓄電池との電力とにより、給電系統に設けられた負荷を駆動する場合、非常用発電機の給電系統に対して出力する出力電力が第1の閾値以下となると自然エネルギー発電機から電力の供給を停止し、開始の条件となると自然エネルギー発電機からの電力の供給を再開する制御部とを備える。
【選択図】図1
Description
これにより、例えばコンピュータのような電力品質(電圧・周波数の変動)に比較的敏感な機器を含め、マイクログリッド系統内では、外部の停電の影響を内部の電力供給に全く受けることなく建物の継続運用が可能となる。
このため、停電時などのように商用電源からの電力供給が停止され、蓄電池、非常用発電機及び太陽光発電などの電力により自立運転が行われている場合、太陽光発電の供給する電力がマイクログリッド内の負荷の消費する電力より大きくなると非常用発電機に対して逆潮流が発生する。
そのため、非常用発電機に対する逆潮流を検出して、太陽光発電による電力供給を停止させるマイクログリッドの自立運転システムがある(例えば、特許文献1参照)。
図5に示す電源システム90においては、商用電源200との連系運転時は、第1遮断器191とACSW(交流スイッチ)120が投入状態、第2遮断器192が開放状態となっている。また、太陽光発電や電力負荷の変動に応じて、INV(インバータ)135を介して蓄電池130の出力制御を行うことにより、ピークカット運転を行い、重要負荷150、保安負荷160、防災負荷170及び一般負荷180に対して電力の供給を行う。電圧検出部181は、受電点R1の電力を検出する。
重要負荷の消費する電力値が太陽光発電出力より少ない状態となり、非常用発電機190に対する逆潮流が発生した場合、この非常用発電機190が周波数一定制御を行っていない場合、発電機の回転数が上昇する。
周波数検出部903は、この非常用発電機190の出力する電力の周波数の上昇を検出し、この周波数に対応してPCS901に対し、出力電力を低下させる出力電力指令を出力する。これにより、非常用発電機190に対する逆潮流を一定量の範囲で制限することができる。
また、非常用発電機190が周波数の一定制御を行う構成である場合、周波数検出部903が逆潮流を検出することができず、非常用発電機190が重故障停止する。
いずれにしても、非常用発電機190に対して逆潮流が発生し、この逆潮流により非常用発電機190が停止した後に太陽光発電出力が停止し、重要負荷150、保安負荷160、防災負荷170及び一般負荷180が停止する。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、この発明の第1の実施形態による分散型電源の自立運転システム(以下、自立運転システム10)の構成例を示す図である。図1において、100は無停電電源装置、101は入力部、102は出力部、103は電力検出部、110は制御部、120は交流スイッチ(ACSW)、130は蓄電池、135はINV(インバータ、電力変換部)、140は太陽電池、をそれぞれ示す。また、145はPCS(パワーコンディショナ)、150は重要負荷、160は保安負荷、170は防災負荷、180は一般負荷、181は電圧検出部、電力検出部182、190は非常用発電機、191は第1遮断器、192は第2遮断器、をそれぞれ示す。また、200は商用電源、201は受電点遮断器、R1は受電点、400は給電ライン(給電系統)、をそれぞれ示す。この図1において、自立運転システム10は、商用連系運転(商用系統と自身とが系統連系を行う運転)時の停電時において、無停電電源装置100により、重要負荷150に対して無瞬断電力供給を行なう。
一般負荷180は、商用系統である商用電源200による給電ラインに受電点R1を介して接続され、給電ラインが停電その他の異常状態に陥った時には、受電点遮断器201により給電が遮断される。
保安負荷160、及び防災負荷170は、保安用途の負荷や防災用途の負荷などであり、重要度の高い負荷であって、給電ライン400に接続されている。給電ライン400は、第1遮断器191を介して一般負荷180と同様に、受電点R1に接続される。
この電力検出部103は、非常用発電機190が稼働している際、第2遮断器192を介して給電ライン400への供給電力の電力値を測定し、測定した電力(以下、測定電力値とする)を制御部110に対して送信する。
第2遮断器192は、第1遮断器191が投入されて商用電源200の給電ラインが給電状態にあるとき開放され、商用電源200の給電ラインが停電状態となって非常用発電機190の電圧が確立する(接続ラインの所定の電圧に達する)と投入される。この第2遮断器192が投入されると、非常用発電機190の発電出力が保安負荷160、防災負荷170、及び重要負荷150に給電される。また、非常用発電機190が停止すると第2遮断器192は開放される。
制御部110は、交流スイッチ120、パワーコンディショナ145、インバータ135の充放電制御回路に対して、制御信号、制御指令値を出力し、それぞれを制御する。
図2を用いて、図1に示す自立運転システム10における太陽電池140から給電ライン400に対する給電の起動及び停止の制御について説明する。ここで、商用電源200の給電ラインが停電し、かつ非常用発電機190の出力する電力、蓄電池130の放電による電力と、太陽電池140の発電電力とにより、第1の自立範囲(A)内における自立運転が行われている状態である。また、パワーコンディショナ145が給電ライン400に対して、太陽電池140の発電電力を供給している状態から説明を行う。また、重要負荷150に対して供給される電力より、太陽電池140の実効最大電力が大きいことを前提として以下の説明を行う。また、制御部110は、停止閾値電力P1及び起動閾値電力P2の各々と、非常用発電機出力電力Pmとの比較を周期的に行う。
制御部110は、内部記憶部110aから停止閾値電力P1及び起動閾値電力Pmが停止閾値電力2の各々を読み出す。そして、制御部110は、読み出した停止閾値電力P1及び起動閾値電力P2の各々と、電力検出部103から供給される非常用発電機103の出力する非常用発電機出力電力Pmとの比較を行う。
ここで、制御部110は、非常用発電機電力Pmが停止閾値電力P1を超えていることを検出し、かつパワーコンディショナ145が起動状態にあるため、パワーコンディショナ145に対して制御指令の出力を行わない。
これにより、パワーコンディショナ145は、太陽電池140の発電電力を給電ラインに対して供給する。
この結果、給電ライン400に対しては、非常用発電機190、蓄電池130及び太陽電池140の各々から電力の供給が行われる(時刻t1から時刻t3の間、パワーコンディショナ145が運転状態)。
制御部110は、読み出した停止閾値電力P1及び起動閾値電力P2の各々と、電力検出部103から供給される非常用発電機103の出力する非常用発電機出力電力Pmとの比較を行う。
制御部110は、非常用発電機電力Pmが起動閾値電力P2未満であり、かつ停止閾値電力P1を超えていることを検出する。
また、制御部110は、停止閾値電力P1を超えており、かつパワーコンディショナ145が起動状態にあるため、パワーコンディショナ145に対して制御指令の出力を行わない。
制御部110は、停止閾値電力P1及び起動閾値電力P2の各々と、電力検出部103から供給される非常用発電機出力電力Pmとの比較を行う。
ここで、制御部110は、非常用発電機出力電力Pmが停止閾値電力P1以下となったことを検出する。
そして、制御部110は、パワーコンディショナ145が起動状態にあるため、非常用発電機190に対して給電ライン400から逆潮流が発生するとして、パワーコンディショナ145を停止させるの制御指令である停止指令を、パワーコンディショナ145に対して出力する。
この結果、給電ライン400に接続された重要負荷150を含めた負荷には、非常用発電機190及び蓄電池130から電力の供給が行われる(時刻t3から時刻t5の間、パワーコンディショナ145が停止状態)。
制御部110は、停止閾値電力P1及び起動閾値電力P2の各々と、電力検出部103から供給される非常用発電機出力電力Pmとの比較を行う。
ここで、制御部110は、非常用発電機出力電力Pmが停止閾値電力P1を超えており、起動閾値電力P2未満であることを検出する。
また、制御部110は、非常用発電機出力電力Pmが起動閾値電力P2未満であるため、パワーコンディショナ145に対し、停止指令及び起動指令のいずれの制御指令も出力しない。
制御部110は、停止閾値電力P1及び起動閾値電力P2の各々と、電力検出部103から供給される非常用発電機出力電力Pmとの比較を行う。
ここで、制御部110は、非常用発電機出力電力Pmが停止閾値電力P1を超えており、かつ起動閾値電力P2以上であることを検出する。
そして、制御部110は、パワーコンディショナ145が停止状態にあるため、パワーコンディショナ145を起動させるの制御指令である起動指令を、パワーコンディショナ145に対して出力する。
この結果、給電ライン400に接続された重要負荷150を含めた負荷には、非常用発電機190、蓄電池130及び太陽電池140から電力の供給が行われる。
制御部110は、読み出した停止閾値電力P1及び起動閾値電力P2の各々と、電力検出部103から供給される非常用発電機103の出力する非常用発電機出力電力Pmとの比較を行う。
制御部110は、非常用発電機電力Pmが起動閾値電力P2未満であり、かつ停止閾値電力P1を超えていることを検出する。
また、制御部110は、停止閾値電力P1を超えており、かつパワーコンディショナ145が起動状態にあるため、パワーコンディショナ145に対して制御指令の出力を行わない。
これにより、本実施形態によれば、パワーコンディショナ145を停止させる非常用発電機出力電力Pmを停止閾値電力P1により判定し、パワーコンディショナ145を起動させる非常用発電機出力電力Pmを、停止閾値電力P1よりも大きい電力である起動閾値電力P2により判定するため、パワーコンディショナ145の起動及び停止を短い間隔で行うチャタリングが無くなるため、パワーコンディショナ145などの劣化を抑制しつつ、非常用発電機190に対する逆潮流を防止するとが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施形態における分散型電源の自立運転システム(以下、自立運転システム10)は、図1に示す第1の実施形態と構成は同様である。
以下、第2の実施形態の第1の実施形態と異なる点について説明する。
第2の実施形態による分散型電源の自立運転システム10が第1の実施形態と異なる点は、制御部110がパワーコンディショナ145を停止から起動させる際、停止してからの経過時間を用いることである。すなわち、第1の実施形態においては、制御部110が、非常用発電機出力電力Pmが停止閾値電力P1以下となった場合にパワーコンディショナ145を停止させ、非常用発電機出力電力Pmが起動閾値電力P2以上となるとパワーコンディショナ145を起動させていた。
図3を用いて、図1に示す自立運転システム10における太陽電池140から給電ライン400に対する給電の起動及び停止の制御について説明する。ここで、商用電源200の給電ラインが停電し、かつ非常用発電機190の出力する電力、蓄電池130の放電による電力と、太陽電池140の発電電力とにより、第1の自立範囲(A)内における自立運転が行われている状態である。また、パワーコンディショナ145が給電ライン400に対して、太陽電池140の発電電力を供給している状態から説明を行う。また、重要負荷150に対して供給される電力より、太陽電池140の実効最大電力が大きいことを前提として以下の説明を行う。また、制御部110は、停止閾値電力P1と非常用発電機出力電力Pmとの比較を周期的に行い、パワーコンディショナ145が停止した後、パワーコンディショナ145が停止してからの経過時間と、時間Tsとの比較を行う。
制御部110は、内部記憶部110aから停止閾値電力P1及び時間Tsの各々を読み出す。そして、制御部110は、読み出した停止閾値電力P1と、電力検出部103から供給される非常用発電機103の出力する非常用発電機出力電力Pmとの比較を行う。
このとき、制御部110は、非常用発電機出力電力Pmが停止閾値電力P1以下となったことを検出する。
そして、制御部110は、パワーコンディショナ145が起動状態にあるため、パワーコンディショナ145を停止させるの制御指令である停止指令を、パワーコンディショナ145に対して出力する。
この結果、給電ライン400に接続された重要負荷150を含めた負荷には、非常用発電機190及び蓄電池130から電力の供給が行われる(時刻t11から時刻t13の間、パワーコンディショナ145が停止状態)。これにより、給電ライン400に対する太陽電池140の発電した電力の供給が行われなくなり、非常用発電機190に対して給電ライン400から逆潮流が防止される。
また、制御部110は、制御指令である停止指令をパワーコンディショナ145に対して出力した際、内部のタイマーをリセットした(「0」とした)後、このタイマーによるカウントを開始する。
制御部110は、タイマーのカウントした時間が時間Ts未満であるため、すなわち、太陽電池140から給電ライン400への電力の供給を停止してから時間Tsが経過していないため、パワーコンディショナ145に対する起動指令の出力を行わない。
制御部110は、内部のカウンターのカウント値が、内部記憶部110aの時間Tsを超え、かつ非常用発電機190の出力電力が停止閾値電力P1以上となった場合、パワーコンディショナ145を起動させる。
これにより、パワーコンディショナ145は、太陽電池140の発電電力を給電ライン400に対して供給する。
この結果、この結果、給電ライン400に接続された重要負荷150を含めた負荷には、非常用発電機190、蓄電池130及び太陽電池140から電力の供給が行われる(時刻t13から、パワーコンディショナ145が起動状態)。
以下、図面を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。図4は、この発明の第3の実施形態による分散型電源の自立運転システム(以下、自立運転システム10A)の構成例を示す図である。図4の第3の実施形態による自立運転システム10Aにおいて、図1の第1及び第2の実施形態と異なる点は、給電ライン400とパワーコンディショナ145との間にスイッチ142が介挿されていることである。また、図1と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
この第3の実施形態においては、パワーコンディショナ145を停止及び起動により給電ラインへ400の太陽電池140からの電力の供給制御を行わず、スイッチ142をオンオフすることにより、パワーコンディショナ145の出力する太陽電池140の発電電力を給電ライン400に供給するか否かの制御を行う。
商用電源200の給電ラインが停電し、非常用発電機190、蓄電池130及び太陽電池140から給電ライン400への電力供給により、第1の自立範囲(A)内における自立運転が行われている。このとき、制御部110Aは、太陽電池140から給電ライン400への電力の供給制御を以下の様に行う。
制御部110Aは、非常用発電機出力電力Pmが停止閾値電力P1以下となった場合に、太陽電池140から給電ライン400に対する電力の供給を停止させるため、スイッチ142をオフとして、パワーコンディショナ145と給電ライン400とを切り離す。
また、制御部110Aは、スイッチ142がオフされて、太陽電池140から給電ライン400に対する電力の供給が停止されてから所定の時間Tsが経過し、かつ非常用発電機190の出力電力が停止閾値電力P1以上となると、太陽電池140から給電ライン400に対する電力の供給を開始する。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
100…無停電電源装置
101…入力部
102…出力部
103…電力検出部
110,110A…制御部
110a…内部記憶部
120…交流スイッチ(ACSW)
130…蓄電池
140…太陽電池
142…スイッチ
145…パワーコンディショナ(PCS)
150…重要負荷
160…保安負荷
170…防災負荷
180…一般負荷
181…電圧検出部
182…電力検出部
190…非常用発電機
191…第1遮断器
192…第2遮断器
200…商用電源
201…受電点遮断器
400…給電ライン
R1…受電点
Claims (6)
- 商用系統からの電力供給を軽減する分散型電源の自立運転システムであり、
前記商用系統と系統連系して、前記商用系統から電力が供給される給電系統における電力変動の補償を、蓄電池を用いて行う電力変換部と、
自然エネルギーを用いた発電を行い、当該発電による電力を前記給電系統に対して供給する自然エネルギー発電機と、
前記商用系統が前記給電系統と切り離された際、当該給電系統に対して電力を供給する非常用発電機と、
前記商用系統が前記給電系統と切り離され、前記非常用発電機の出力する発電電力と、前記自然エネルギー発電機の発電電力と、前記蓄電池の電力とにより、前記給電系統に設けられた負荷に電力を供給する場合、前記自然エネルギー発電機の運転の制御において、前記非常用発電機の前記給電系統に対して出力する出力電力が第1の閾値以下となると前記自然エネルギー発電機からの電力の供給を停止し、前記給電系統に対して前記自然エネルギー発電機からの電力の供給を開始する予め設定された条件となると前記自然エネルギー発電機からの電力の供給を再開する制御部と
を備えることを特徴とする分散型電源の自立運転システム。 - 前記制御部が、
前記非常用発電機の出力する電力が前記第1の閾値より大きい第2の閾値以上となると、前記自然エネルギー発電機から前記給電系統に対して電力の供給を再開する、
ことを特徴とする請求項1に記載の分散型電源の自立運転システム。 - 前記第1の閾値が、前記非常用発電機の逆潮流となる電力と当該電力に対して予め設定されたマージンを加算した電力値であり、
前記第2の閾値が、前記第1の閾値に対して少なくとも前記自然エネルギー発電機の実効最大電力を加算した電力である
ことを特徴とする請求項2に記載の分散型電源の自立運転システム。 - 前記制御部が、
前記非常用発電機の出力する電力が前記第1の閾値以下となり、前記自然エネルギー発電機からの電力の供給を停止した時点から、予め設定した停止時間を超え、かつ非常用発電機の出力電力が停止閾値電力以上となると前記自然エネルギー発電機から前記給電系統に対して電力の供給を再開する、
ことを特徴とする請求項1に記載の分散型電源の自立運転システム。 - 前記停止時間が、
前記負荷の単位時間における消費電力に対応させ(自然エネルギー発電の電力の低下の多いほどを受ける)、前記停止時間を設定する
ことを特徴とする請求項4に記載の分散型電源の自立運転システム。 - 商用系統からの電力供給を軽減する分散型電源の自立運転方法であり、
前記商用系統と系統連系して、前記商用系統から電力が供給される給電系統における電力変動の補償を、蓄電池を用いて行う電力変換過程と、
自然エネルギーを用いた発電を行い、当該発電による電力を前記給電系統に対して供給する自然エネルギー発電過程と、
前記商用系統が前記給電系統と切り離された際、非常用発電機から当該給電系統に対して電力を供給する非常用発電過程と、
前記商用系統が前記給電系統と切り離され、前記非常用発電機の出力する発電電力と、前記自然エネルギー発電過程による発電電力と、前記電力変換過程による電力とにより、前記給電系統に設けられた負荷力を供給する場合、前記自然エネルギー発電機の運転の制御において、前記非常用発電機の前記給電系統に対して出力する出力電力が第1の閾値以下となると前記自然エネルギー発電過程による電力の供給を停止し、前記給電系統に対して前記自然エネルギー発電機からの電力の供給を開始する予め設定された条件となると前記自然エネルギー発電機からの電力の供給を再開する制御過程と
を含むことを特徴とする分散型電源の自立運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013038859A JP6052545B2 (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 分散型電源の自立運転システム及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013038859A JP6052545B2 (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 分散型電源の自立運転システム及びその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014168328A true JP2014168328A (ja) | 2014-09-11 |
JP6052545B2 JP6052545B2 (ja) | 2016-12-27 |
Family
ID=51617715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013038859A Active JP6052545B2 (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 分散型電源の自立運転システム及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6052545B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015070745A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 三洋電機株式会社 | 蓄電池パワーコンディショナ |
JP6026713B1 (ja) * | 2016-04-14 | 2016-11-16 | 三菱電機株式会社 | 電力管理システム |
CN107317348A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-11-03 | 深圳微网能源管理系统实验室有限公司 | 一种兼顾能量和功率的复合储能控制方法 |
JP6351796B1 (ja) * | 2017-06-12 | 2018-07-04 | ジャパンマリンユナイテッド株式会社 | 電力供給システム及び電力供給方法 |
CN113541297A (zh) * | 2021-06-03 | 2021-10-22 | 国网浙江省电力有限公司衢州供电公司 | 一种基于新能源微电网逆功率保护方法及系统 |
KR20220069629A (ko) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 | 한국공학대학교산학협력단 | 멀티소스 에너지원을 이용한 적응형 에너지 하베스팅 방법 및 시스템 |
US11837870B2 (en) | 2020-08-24 | 2023-12-05 | Ihi Corporation | Power management system, power management method, and power management program |
US11990759B2 (en) | 2019-04-03 | 2024-05-21 | Ihi Corporation | Power management system |
JP7523735B2 (ja) | 2020-06-11 | 2024-07-29 | 日新電機株式会社 | 電源システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101955258B1 (ko) * | 2016-09-12 | 2019-03-08 | 이콘시스 주식회사 | 네트워크 보안 시스템 및 이를 이용한 네트워크 보안 방법 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05130741A (ja) * | 1991-10-31 | 1993-05-25 | Kyocera Corp | インバータと回転式発電機電源の並列運転方式 |
JPH05207658A (ja) * | 1992-01-28 | 1993-08-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | コージェネ設備における給電方法 |
JP2005278231A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Osaka Gas Co Ltd | 発電システム |
JP2011250649A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Shimizu Corp | 電力システム |
-
2013
- 2013-02-28 JP JP2013038859A patent/JP6052545B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05130741A (ja) * | 1991-10-31 | 1993-05-25 | Kyocera Corp | インバータと回転式発電機電源の並列運転方式 |
JPH05207658A (ja) * | 1992-01-28 | 1993-08-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | コージェネ設備における給電方法 |
JP2005278231A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Osaka Gas Co Ltd | 発電システム |
JP2011250649A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Shimizu Corp | 電力システム |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015070745A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 三洋電機株式会社 | 蓄電池パワーコンディショナ |
US10749346B2 (en) | 2016-04-14 | 2020-08-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Power management system |
JP6026713B1 (ja) * | 2016-04-14 | 2016-11-16 | 三菱電機株式会社 | 電力管理システム |
WO2017179178A1 (ja) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | 三菱電機株式会社 | 電力管理システム |
CN107317348A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-11-03 | 深圳微网能源管理系统实验室有限公司 | 一种兼顾能量和功率的复合储能控制方法 |
JP2019004536A (ja) * | 2017-06-12 | 2019-01-10 | ジャパンマリンユナイテッド株式会社 | 電力供給システム及び電力供給方法 |
JP6351796B1 (ja) * | 2017-06-12 | 2018-07-04 | ジャパンマリンユナイテッド株式会社 | 電力供給システム及び電力供給方法 |
US11990759B2 (en) | 2019-04-03 | 2024-05-21 | Ihi Corporation | Power management system |
JP7523735B2 (ja) | 2020-06-11 | 2024-07-29 | 日新電機株式会社 | 電源システム |
US11837870B2 (en) | 2020-08-24 | 2023-12-05 | Ihi Corporation | Power management system, power management method, and power management program |
KR20220069629A (ko) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 | 한국공학대학교산학협력단 | 멀티소스 에너지원을 이용한 적응형 에너지 하베스팅 방법 및 시스템 |
KR102492226B1 (ko) | 2020-11-20 | 2023-01-26 | 한국공학대학교산학협력단 | 멀티소스 에너지원을 이용한 적응형 에너지 하베스팅 방법 및 시스템 |
CN113541297A (zh) * | 2021-06-03 | 2021-10-22 | 国网浙江省电力有限公司衢州供电公司 | 一种基于新能源微电网逆功率保护方法及系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6052545B2 (ja) | 2016-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6052545B2 (ja) | 分散型電源の自立運転システム及びその方法 | |
JP6011845B2 (ja) | 分散型電源の自立運転システム | |
JP5877480B2 (ja) | 分散型電源の自立運転システム及びその方法 | |
EP2240993B1 (en) | Backup power system and method | |
JP5437707B2 (ja) | 重要負荷の自立運転制御システム | |
JP5717172B2 (ja) | 電力供給システム | |
JP5900889B2 (ja) | 分散型電源の自立運転システム及びその方法 | |
US9450452B2 (en) | Transformer coupled current capping power supply topology | |
WO2012124130A1 (ja) | 電力制御装置および電力制御方法 | |
KR101480770B1 (ko) | 무정전 비상 전원 공급 시스템 및 방법 | |
WO2011151938A1 (ja) | 電力システム | |
JP5614626B2 (ja) | 電力システム | |
US10749346B2 (en) | Power management system | |
JP2013042627A (ja) | 直流電源制御装置および直流電源制御方法 | |
US9787133B2 (en) | Hot-pluggable uninterruptible power supply module | |
JP6894810B2 (ja) | 太陽光発電装置および太陽光発電装置の制御方法 | |
KR101663445B1 (ko) | 에너지저장시스템을 이용한 무정전전원공급장치 및 상기 장치의 동작방법 | |
KR101744119B1 (ko) | 전원 공급을 제어하는 장치 및 방법 | |
KR102095128B1 (ko) | 전력 계통으로 비상 전력을 공급할 수 있는 에너지 저장 시스템 및 비상 전력을 공급하기 위한 방법 | |
JP2015050913A (ja) | 電源制御システム | |
JP2018042320A (ja) | 蓄電システム | |
JP2011176980A (ja) | 電源装置 | |
JP6475515B2 (ja) | 電力変換装置及び電力管理システム | |
JP3171578U (ja) | 蓄電装置 | |
JP2015033280A (ja) | 電力供給制御システム、電力供給制御方法、及び電力供給制御プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160905 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160923 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6052545 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |