JP2014167665A - サーバ装置、サービス無償利用管理方法およびサービス無償利用管理プログラム - Google Patents

サーバ装置、サービス無償利用管理方法およびサービス無償利用管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】実際のサービスの利用量に応じたサービスレベルを制御する。
【解決手段】サーバ装置は、クラウドコンピューティングサービス機能を有し、サービスの無償利用の管理を行う装置であって、制御手段と利用量算出手段を備える。利用量算出手段は、ユーザによる第1の利用条件でのサービスの利用量を算出する。制御手段は、該利用量と設定値との関係に基づき、第1の利用条件でのサービスの利用に制限を付加する。例えば、利用量算出手段は、ユーザがソフトウェアを稼働させて無償利用した利用量を算出する。制御手段は、クラウドオペレーティングシステムの機能を有し、算出された利用量と設定値とを比較し、利用量が設定値を超えると、無償利用に利用制限をかける。
【選択図】図1

Description

本技術は、サーバ装置、サービス無償利用管理方法およびサービス無償利用管理プログラムに関する。
近年、ユーザが利用したいソフトウェアを、ネットワークを通じて提供するサービスが行われている。例えば、クラウドコンピューティングサービスでは、PaaS(Platform as a Service)と呼ばれるサービスがある。
PaaSは、ユーザが開発したいソフトウェアを実行するためのミドルウェアなどの基盤機能(プラットフォーム)を提供するサービスである。
ソフトウェアをネットワーク経由で提供するサービスでは、通常、ソフトウェアを無償で利用できる期間が設定されており、その期間を過ぎると従量課金などによって対価が支払われる形態になっている。
このようなサービスの従来技術としては、例えば、ソフトウェアの所定期間毎の使用量の上限を設定し、使用量の上限を超える場合には、ソフトウェアの使用を許可する許可信号の生成・配信を停止する技術が提案されている。また、顧客の利用資格によって利用可能な情報サービスの内容を決定し、決定された内容の情報サービスを顧客に提供する技術が提案されている。
特開2002−055726号公報 特開2008−102909号公報
従来では、ソフトウェアを無償で利用できる期間が固定的に設定されており、ソフトウェアの利用を開始した日時から一定期間が無償利用期間と設定されている。この場合、初回起動時から無償利用期間が経過してしまうと、無償利用サービスの提供が終了してしまうので、ユーザは無償期間中にソフトウェアを十分に利用することができないという問題がある。
このように、従来では、ユーザがソフトウェアをどれだけ利用したか否かにかかわらず、初回起動時から無償利用期間が経過したか否かという判断で、単純に利用が制限されている。このため、ユーザの実質的な利用にもとづくフレキシブルな無償利用サービスが提供されておらず、ユーザにとって満足度の高いサービスとはいえない。
1つの側面では、本発明は、実際のサービスの利用料に応じたサービスレベルの変更を可能とすることを目的とする。
1つの案では、サービスの無償利用の管理を行うサーバ装置が提供される。サーバ装置は、ユーザによる第1の利用条件でのサービスの利用量を算出する利用量算出手段と、前記利用量と設定値との関係に基づき、前記第1の利用条件での前記サービスの利用に、制限を付加する制御手段とを有する。
1態様によれば、実際のサービスの利用量に応じたサービスレベルを制御することが可能になる。
サーバ装置の構成例を示す図である。 サーバクライアントシステムの構成例を示す図である。 サーバアプリケーションの配備を説明するための図である。 正式契約依頼処理を説明するための図である。 ユーザ情報格納テーブルに格納される情報を示す図である。 サーバログ格納手段に格納される情報を示す図である。 キャッシュメモリに格納される情報を示す図である。 定義情報格納手段に格納される情報を示す図である。 累積利用時間にもとづく検証処理の動作を示すフローチャートである。 累積利用時間にもとづく検証処理の動作を示すフローチャートである。 接続ユーザIPアドレス数と認証ユーザ数にもとづく検証処理の動作を示すフローチャートである。 稼働実績の例を示す図である。 サーバログ情報の例を示す図である。 キャッシュメモリに格納される情報の例を示す図である。 本実施の形態に用いるコンピュータのハードウェアの一構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1はサーバ装置の構成例を示す図である。サーバ装置10は、クラウドコンピューティングサービスを提供して、ソフトウェアの無償利用の管理を行う装置であって、制御手段11と利用量算出手段12を備える。
利用量算出手段12は、ユーザによる第1の利用条件でのサービスの利用量を算出する。制御手段11は、該利用量と設定値との関係に基づき、第1の利用条件でのサービスの利用に制限を付加する。なお、以降では、サービスの具体例としてソフトウェアの提供サービスを対象にして説明する。
ここで例えば、利用量算出手段12では、ユーザがソフトウェアを稼働させて無償利用した利用量を算出し格納管理する。制御手段11は、クラウドオペレーティングシステムの機能を有している。制御手段11では、算出された利用量と設定値とを比較し、利用量が設定値を超えると、無償利用に利用制限をかける。
このように、ユーザによるソフトウェアの利用量が設定値を超えると利用制限をかけることで、利用量に応じたソフトウェア無償利用サービスを提供することが可能になり、サービス性の向上を図ることが可能になる。
以降、動作について詳しく説明する。サーバ装置10は、クラウドコンピューティングサービス上で、ユーザが開発するソフトウェアを実行するための基盤機能を提供するソフトウェアの無償利用サービスを提供する。
以下、ユーザが開発するソフトウェアをユーザアプリケーションと呼び、ユーザアプリケーションを実行するための基盤機能を提供するソフトウェアをサーバアプリケーションと呼ぶ。
ここで、クラウドオペレーティングシステム上でソフトウェアを実行するための開発環境には、主に試行環境と運用環境がある。例えば、クラウドオペレーティングシステムの1つであるWindows Azure(登録商標)のDeployment(開発環境)には、StagingおよびProductionと呼ばれるホステッドサービス配置領域がある。Stagingは試行環境、Productionは運用環境に該当する。
試行環境では、ソフトウェアのテストなどが行われ、試行環境でのソフトウェアのテスト完了後に、試行環境から運用環境へ移行して実際の運用が行われる。したがって、試行環境におけるソフトウェアの試行運用期間は無償期間とし、運用環境におけるソフトウェアの実運用期間は有償の期間とする。
従来では、無償期間は固定的に設定されていたが、本技術では、無償期間を固定的に設定せずに、試行環境上でユーザアプリケーションが実質的に稼働した累積利用時間にもとづいて無償期間を設定する。
この場合、累積利用時間の計算は、VM(Virtual Machine:仮想マシン)サイズと多重度とが係数として加味される。さらに、接続するユーザ数と、認証ユーザ数とを記録し、記録した値にもとづき、無償期間の試行環境から、有償となる運用環境への依頼を促す判断が行われる。
なお、VMとは、サーバ内のCPU(Central Processing Unit)やメモリ等のリソースを仮想化することで実現されるコンピュータリソースである。また、VMサイズとは、例えば、CPUの性能(CPUのクロック周波数等)やメモリ容量に該当するVMの性能指標値である。
コンピュータリソースを仮想化させることで、単一のサーバ上で、異なるスペックの複数のVMを同時に稼働させることができるので(例えば、ハイスペックのVMとロースペックのVMを混在させて稼働できる)、サーバの有効利用が可能となる。なお、累積利用時間の算出の具体例については図12、図13で後述する。
次にサーバ装置10を含むサーバクライアントシステムの構成について説明する。図2はサーバクライアントシステムの構成例を示す図である。サーバクライアントシステム1は、ネットワーク3で互いに接続される、サーバ装置10とクライアント装置20とを備える。
サーバ装置10は、クラウドコンピューティングサービス上で、ユーザアプリケーションを実行するための基盤機能を提供するサーバアプリケーションをクライアント装置20へ提供する。クライアント装置20は、ユーザ側で使用される端末である。
サーバ装置10は、上述の制御手段11と利用量算出手段12とを備え、また、パッケージリポジトリ12aと接続している。利用量算出手段12は、ユーザ情報格納テーブル12−1、サーバログ格納手段12−2、キャッシュメモリ12−3および定義情報格納手段12−4を含む。パッケージリポジトリ12aは、サーバアプリケーションパッケージ12a−1を含む。
パッケージリポジトリ12aは、サーバ装置10に外部から接続する構成として図示しているが、サーバ装置10内に含める構成であってもよい。なお、ユーザ情報格納テーブル12−1、サーバログ格納手段12−2、キャッシュメモリ12−3および定義情報格納手段12−4については図5〜図8でそれぞれ後述する。
次にサーバアプリケーションの配備の流れについて説明する。図3はサーバアプリケーションの配備を説明するための図である。ソフトウェア無償利用サービス開始前では、サーバ装置10には、サーバアプリケーションが配備されていない。このため、ユーザがソフトウェア無償利用サービスを享受するためには、まず、サーバアプリケーションをサーバ装置10のクラウドオペレーティングシステム上に配備することになる。
サーバアプリケーションの配備は、例えば、無料で配布される専用プログラムを用いて実行することができる。また、サーバアプリケーションパッケージ12a−1は、サーバ装置10が備えるパッケージリポジトリ12aに格納されている。
したがって、ユーザは、専用プログラムを用いて、パッケージリポジトリ12aからサーバアプリケーションパッケージ12a−1を取り出し、取り出したサーバアプリケーションパッケージ12a−1をサーバ装置10へアップロードする。このようにして、サーバアプリケーションをサーバ装置10のクラウドオペレーティングシステムに配備することができる。
次に正式契約依頼処理の流れについて説明する。図4は正式契約依頼処理を説明するための図である。ソフトウェアの運用は、一般的に、試行環境でのソフトウェアのテスト完了後に、試行環境から運用環境へ移行して行われる。したがって、サーバ装置10は、無償期間中であっても、ユーザアプリケーションが実行される開発環境が、試行環境から運用環境に移行したならば、その時点でユーザアプリケーションの運用開始と判断する。
サーバ装置10(制御手段11)は、ユーザアプリケーションの運用開始を認識した際は、ユーザに対して正式契約を促す通知をメールなどで自動的に発行する。メールを受信したユーザによって、所定期間内に専用Webサイトを通じて正式契約が行われると、正式契約された情報(フラグ情報)は、ユーザ情報格納テーブル12−1に登録される。
この場合、専用Webサイト上で電子決済が行われ、決済完了後に、正式契約有りを示すフラグ情報が、ユーザ情報格納テーブル12−1の正式契約フラグの欄に書き込まれる。
なお、運用を開始したにもかかわらず所定期間内に正式契約がなされない場合は、サーバ装置10は、運用環境での運用は認めず、本サービスの停止、または試行環境における無償期間内の試行運用のみを可能とさせる。
さらに、サーバ装置10は、試行環境においてユーザアプリケーションの入れ替えが一定期間行われないような場合にも、運用が開始されたものとみなし、ユーザに対して正式契約を促す。この場合も、所定期間内に正式契約がなされない場合には、運用環境での運用は認めず、本サービスの停止、または試行環境における無償期間内の試行運用のみを可能とさせる。
さらにまた、サーバ装置10は、試用環境において、ユーザアプリケーションの利用量が設定値の一定割合を超える場合、または、接続ユーザ数や認証ユーザ数が許容値を超えるような場合にも、上記のような正式契約依頼処理を行うが、これらについては図9以降で後述する。
次にユーザ情報格納テーブル12−1について説明する。図5はユーザ情報格納テーブルに格納される情報を示す図である。ユーザ情報格納テーブル12−1は、サーバ装置10が提供する無償利用サービスを享受しているユーザ毎の各種ユーザ情報を格納する。
格納されるユーザ情報としては、例えば、サブスクリプション(subscription:利用契約)ID、メールアドレス、正式契約フラグ、警告フラグ、上限到達フラグ、開始日時(n)、VMサイズ(n)、多重度(n)、終了日時(n)、累積利用時間、正式契約依頼日、正式契約依頼経過日数、接続ユーザIPアドレスおよび認証ユーザがある。
サブスクリプションIDは、サーバ装置10のクラウドオペレーティングシステムが、サブスクリプションを行ったユーザを識別するために割り当てるIDである。
メールアドレスは、ユーザのメールアドレスである。正式契約フラグは、正式契約の有無を示すフラグ情報であって、フラグ状態がオンなら正式契約有り、フラグ状態がオフなら正式契約無しである。
警告フラグは、累積利用時間があらかじめ定めた上限値の一定割合(例えば、上限値の80%)を超えたか否かを示すフラグ情報である。上限値の一定割合を超えた場合は、警告要としてフラグ状態がオンとなる。それ以外の場合、フラグ状態はオフである。
上限到達フラグは、累積利用時間、接続ユーザIPアドレス数、または認証ユーザ数の少なくとも1つが上限値に到達したか否かを示すフラグ情報である。上限値に到達した場合は、フラグ状態がオンとなる。上限値未到達ならフラグ状態はオフである。
開始日時(n)は、クラウドオペレーティングシステムにサーバアプリケーションを配備した後に、ユーザアプリケーションの利用が開始された日時である。VMサイズ(n)は、サーバアプリケーションをクラウドオペレーティングシステムに配備した際に立ち上げられたVMのサイズ(性能指標)である。
ここで、VMサイズは複数あり、例えば、VMサイズが4つあるとする。このとき、VMサイズ=4は、4つのVMの中で性能が最も高いVMを表し、VMサイズ=3は、4つのVMの中で2番目に性能が高いVMを表すとする。また、VMサイズ=2は、4つのVMの中で性能が3番目に高いVMを表し、VMサイズ=1は、4つのVMの中で最も性能が劣るVMを表すとする。このような複数のVMサイズの中から選択されることで、性能が異なるVMの使い分けが可能となる。
多重度(n)は、サーバアプリケーションをクラウドオペレーティングシステムに配備した際に立ち上げられたVMの数を示す。VMは同時に複数立ち上げることができるので、立ち上げたVMの数が多重度となる。終了日時(n)は、ユーザアプリケーションの利用を停止した日時である。
ここで、上記のパラメータnは、開発環境の識別子を示すものであって、開始日時、VMサイズ、多重度および終了日時の中で同じ値のものは、同一の開発環境に属する情報となる。
例えば、1月7日の10:00に、配備したサーバアプリケーション上でユーザアプリケーションの利用が開始され、このときVMに対して、VMサイズ係数=2、多重度=3が選択され、1月9日の17:00に利用を停止したとする。
このときの開発環境の識別子nを1とすれば、開始日時(1)=1月7日の10:00、VMサイズ(1)=2、多重度(1)=3、終了日時(1)=1月9日の17:00と表記される。このようにパラメータが同じ値の情報は、同一開発環境であることが示され、利用履歴が明確に識別できる。
累積利用時間は、サーバアプリケーションをクラウドオペレーティングシステムに配備して、サーバアプリケーション上でユーザアプリケーションを利用した時間を累積した時間である。正式契約依頼日は、正式契約依頼が記されたメールをユーザ宛に発信した日付である。
正式契約依頼経過日数は、正式契約依頼メールが発信された日から経過した日数である。接続ユーザIPアドレスは、サーバ装置10のクラウドオペレーティングシステムにアクセスし接続したユーザのIPアドレスであり、当該IPアドレスは、最大許容数まで格納される。認証ユーザは、サーバ装置10のクラウドオペレーティングシステムにアクセスし認証されたユーザのIDであり、当該ユーザIDは、最大許容数まで格納される。
次にサーバログ格納手段12−2について説明する。図6はサーバログ格納手段に格納される情報を示す図である。サーバログ格納手段12−2は、ユーザがクラウドオペレーティングシステムを利用する度に作成されるサーバログ(履歴)情報を格納する。
サーバログ情報は、利用開始時または終了時に要する情報であって、例えば、開始日時、終了日時、VMサイズおよび多重度が含まれる。各情報の内容については上述したので説明は省略する。なお、サーバログ情報は、利用が終了したときに、ユーザ情報格納テーブル12−1に反映される。
次にキャッシュメモリ12−3について説明する。図7はキャッシュメモリに格納される情報を示す図である。キャッシュメモリ12−3に格納される情報は、サーバ装置10のクラウドオペレーティングシステムにアクセスがある度に更新される情報であって、例えば、接続ユーザIPアドレスと認証ユーザの情報が含まれる。これらの情報は更新時にユーザ情報格納テーブル12−1に反映される。各情報の内容については上述したので説明は省略する。
次に定義情報格納手段12−4について説明する。図8は定義情報格納手段に格納される情報を示す図である。定義情報格納手段12−4は、あらかじめ定義しておくべき定義情報を格納する。定義情報としては例えば、累積利用時間上限値、接続ユーザIPアドレス数上限値および認証ユーザ数上限値を格納する。
累積利用時間上限値は、最大利用可能な累積利用時間の上限の定義値である。接続ユーザIPアドレス数上限値は、最大利用可能な接続ユーザIPアドレス数の上限の定義値である。認証ユーザ数上限値は、最大利用可能な認証ユーザ数の上限の定義値である。
次に累積利用時間、接続ユーザIPアドレス数、または認証ユーザ数にもとづく検証処理について説明する。試用環境であり、かつ正式契約フラグがオフの場合、ソフトウェア無償利用サービスについて、利用制限すべきか否かの検証処理が行われる。
(累積利用時間にもとづく検証処理)
サーバ装置10は、サーバアプリケーションが配備された後に、ユーザアプリケーションが起動された開始日時、使用されるVMのサイズ、VMの多重度、およびユーザアプリケーションの起動が停止された終了日時をユーザ情報格納テーブル12−1に書き込む。サーバ装置10は、これらから累積利用時間を計算し、ユーザ情報格納テーブル12−1の累積利用時間の欄に計算結果を書き込む。
累積利用時間が累積利用時間上限値の一定割合を超える場合は、使用可能なVMのサイズの低減を図り、かつ正式契約依頼メールを送信する。また、累積利用時間が累積利用時間上限値を超える場合や、正式契約依頼メールの送信後に所定期間内に正式契約がなされない場合は、サーバアプリケーションの無償利用サービスを停止する。
このように、累積利用時間が累積利用時間上限値の一定割合を超える場合は、使用可能なVMのサイズの低減化をして利用制限を図る。これにより、ユーザの試用量に応じたサービスを提供することができ、適切なタイミングで利用を制限することができる。
また、従来のように、固定的な無償期間を過ぎると単純にサービスが停止するものではなく、試用量に応じて利用制限がかかるので、ユーザも十分に試用することが可能になり、ユーザにとって満足度の高いサービスを提供することが可能になる。
(接続ユーザIPアドレス数にもとづく検証処理)
サーバ装置10は、ユーザからクラウドオペレーティングシステムへの接続時に、(リファラが付加された)アドレスのユーザのIPアドレスをキャッシュメモリ12−3に格納する。そして、キャッシュメモリ12−3に格納したIPアドレスを、ユーザ情報格納テーブル12−1に追加する(同じアドレスは追加しない)。
ユーザ情報格納テーブル12−1内の接続ユーザIPアドレス数が最大許容数を超えた場合は、最大許容数を超えてアクセスされたIPアドレスを持つユーザに対し、正式契約依頼メールを送信する。正式契約依頼メールの送信後に所定期間内に正式契約がなされない場合は、サーバアプリケーションの無償利用サービスを停止する。
(認証ユーザの人数にもとづく検証処理)
サーバ装置10は、クラウドオペレーティングシステムに接続してきたユーザの認証時に、(リファラが付加された)アドレスのユーザIDをキャッシュメモリ12−3に格納し、キャッシュメモリ12−3に格納されたユーザIDをユーザ情報格納テーブル12−1へ追加する(同じユーザIDは追加しない)。
ユーザ情報格納テーブル12−1内の認証ユーザ数が最大許容数を超えた場合は、最大許容数を超えてアクセスされたユーザIDを持つユーザに対しては、正式契約依頼メールを送信する。正式契約依頼メールの送信後に所定期間内に正式契約がなされない場合は、サーバアプリケーションの無償利用サービスを停止する。
ここで、クラウドオペレーティングシステムは、試用環境と運用環境の違いをURL(Uniform Resource Locator)で認識している。このため、ユーザがユーザアプリケーション開発後も試用環境のまま運用を行う可能性がある。このため、上記のように、リファラが付加されたアドレスを取得するようにして、検証処理に使用している。また、正式契約後に運用環境から試用環境へ移行するような場合は、正式契約を一旦解除し、試用環境に戻って試行利用を可能とする。
次にフローチャートを用いて説明する。図9、図10は累積利用時間にもとづく検証処理の動作を示すフローチャートである。
〔S1〕制御手段11は、ユーザにサブスクリプションIDを割り当てる。
〔S2〕制御手段11は、サブスクリプションIDをキーにして、ユーザ情報格納テーブル12−1から正式契約フラグを取得する。
〔S3〕制御手段11は、正式契約フラグのフラグ状態を判断する。フラグ状態がオンならば正式契約済みなので検証処理を終了し、フラグ状態がオフならば正式契約がまだされていないのでステップS4へ行く。
〔S4〕制御手段11は、現在の開発環境のタイプが運用環境か否かを判断する。運用環境ならば終了し、運用環境でなければ(試用環境ならば)ステップS5へ行く。
〔S5〕制御手段11は、現在の開発環境が試用環境であり、かつ正式契約フラグがオフであることを認識すると、累積利用時間を算出する。
〔S6〕制御手段11は、定義情報格納手段12−4から累積利用時間上限値を取得する。
〔S7〕制御手段11は、算出した累積利用時間が累積利用時間上限値の例えば、80%を超えるか否かを判断する。超える場合はステップS8へ行き、超えない場合は検証処理を終了し、無償利用サービスを継続させる。
〔S8〕制御手段11は、算出した累積利用時間が累積利用時間上限値を超えるか否かを判断する。超える場合はステップS9へ行き、超えない場合はステップS11へ行く。
〔S9〕制御手段11は、上限到達フラグをオンにして、ユーザ情報格納テーブル12−1に設定する。
〔S10〕制御手段11は、無償利用サービスを停止する。
〔S11〕制御手段11は、警告フラグをオンにして、ユーザ情報格納テーブル12−1に設定する。
〔S12〕制御手段11は、VMサイズの低減化を図り、試用環境で現在使われているVMサイズよりも小さなVMサイズのVM(性能指標が小さなVM)の使用のみを許可する。
〔S13〕制御手段11は、正式契約依頼メールを発行する。
このように、ユーザ利用量を表す累積利用時間が、累積利用時間上限値の一定割合を超えた場合は、VMサイズを低減化して利用制限を行い、累積利用時間上限値を超えた場合は無償利用サービスを停止する。これにより、ユーザ利用量に対応したフレキシブルな無償利用サービスを提供することが可能になる。
図11は接続ユーザIPアドレス数と認証ユーザ数にもとづく検証処理の動作を示すフローチャートである。
〔S21〕制御手段11は、キャッシュメモリ12−3から接続ユーザIPアドレスを取得する。
〔S22〕制御手段11は、ユーザ情報格納テーブル12−1の接続ユーザIPアドレスの欄に、キャッシュメモリ12−3から取得した接続ユーザIPアドレスが書き込み可能か否かを判断する。書き込み可能な場合は、ステップS23へ行き、すでに最大許容数に達しており書き込み不可の場合はステップS29へ行く。
〔S23〕制御手段11は、ユーザ情報格納テーブル12−1の接続ユーザIPアドレスの欄に、キャッシュメモリから取得した接続ユーザIPアドレスを書き込む。
〔S24〕制御手段11は、キャッシュメモリ12−3内の接続ユーザIPアドレスをすべてユーザ情報格納テーブル12−1に書き込んだか否かを判断する。書き込んでない場合はステップS22へ戻り、書き込んだ場合はステップS25へ行く。
〔S25〕制御手段11は、キャッシュメモリ12−3から認証ユーザを取得する。
〔S26〕制御手段11は、ユーザ情報格納テーブル12−1の認証ユーザの欄に、キャッシュメモリ12−3から取得した認証ユーザが書き込み可能か否かを判断する。書き込み可能な場合は、ステップS27へ行き、すでに最大許容数に達しており書き込み不可の場合はステップS29へ行く。
〔S27〕制御手段11は、ユーザ情報格納テーブル12−1の認証ユーザの欄に、キャッシュメモリ12−3から取得した認証ユーザを書き込む。
〔S28〕制御手段11は、キャッシュメモリ12−3内の認証ユーザをすべてユーザ情報格納テーブル12−1に書き込んだか否かを判断する。書き込んでない場合はステップS26へ戻り、書き込んだ場合は終了する。
〔S29〕制御手段11は、最大許容数を超えてアクセスされたIPアドレスを持つユーザ、または最大許容数を超えてアクセスされたユーザIDを持つユーザに対して、正式契約依頼メールを送信する。
このように、接続ユーザIPアドレス数と認証ユーザ数にもとづく検証処理を行うことにより、無償利用を可能とするユーザ数を適切に設定することが可能になる。
次に具体的な例を挙げて説明する。図12は稼働実績の例を示す図である。サーバ装置10にサーバアプリケーションが配備された後にユーザアプリケーションが稼働された実績を示している。
2012年8月におけるユーザアプリケーションの稼働時間帯は、8月2日の13:00が開始日時、8月22日の13:00が終了日時となっている。また、2012年9月におけるユーザアプリケーションの稼働時間帯は、9月1日の13:00が開始日時、9月11日の23:00が終了日時となっている。
さらに、2012年8月における接続ユーザとしては、8月5日にIPアドレスa1のユーザu1が接続し、8月15日にIPアドレスa2のユーザu2が接続している。さらにまた、2012年9月における接続ユーザとしては、9月1日にIPアドレスa1、a2のユーザu1、u3が接続している。図13はサーバログ情報の例を示す図である。サーバログ格納手段12−2に格納される、開発環境毎の開始日時、終了日時、VMサイズおよび多重度の一例を示している。
ここで、単一の開発環境における開始日時から終了日時までのユーザアプリケーションの累積利用時間を以下の式で定義する。
(累積利用時間)=((終了日時)−(開始日時))×VMサイズ×多重度
このように、実稼働時間だけでなく、実稼働時間に対してVMサイズと多重度で重み付けを行って累積利用時間を求めることで、使用された資源量に応じて、累積利用量を数値化することができる。
このため、例えば、本サービスを利用するユーザが、高スペックのVMを使うハードユーザか否かを判断することができ、ハードユーザであれば累積利用時間が上限値に到達するスピードが速くなるので、その分、正式契約を早めに依頼することが可能になる。
ここで、開発環境#1では、図12、図13にもとづき、開始日時から終了日時まで24時間×20日あり、VMサイズ=2、多重度=2であるから、開発環境#1の累積利用時間は、(開発環境#1の累積利用時間)=(24×20)×2×2=1920となる。
また、開発環境#2では、図12、図13にもとづき、開始日時から終了日時まで24時間×20日と10時間あり、VMサイズ=1、多重度=2であるから、開発環境#2の利用時間は、(開発環境#2の累積利用時間)=(24×10+10)×1×2=500となる。したがって、開発環境#1、#2の合計値は、2420時間(=1920+500)となり、この値がユーザ情報格納テーブル12−1の累積利用時間に格納される。
上記の計算では、8/21の13:00から9/1の13:00までは、ユーザアプリケーションは稼働していないので、この期間は累積利用時間に含めないようにしている(従来手法ではこの期間もカウントされてしまう)。
また、開始日時から終了日時までの実稼働時間に対して、VMサイズおよび多重度といったリソースの利用量で重み付けを行って、ユーザアプリケーションの累積利用時間を算出する。そして、サーバ装置10は、上記のように算出した累積利用時間と、あらかじめ設定した累積利用時間上限値とを比較する。例えば、期間を30日、VMサイズ=多重度=2として、累積利用時間上限値2880時間(=30日×2×2)などとする。
比較の結果、算出した累積利用時間が累積利用時間上限値を超えていない場合は無償期間を継続できる。ただし、算出した累積利用時間が累積利用時間上限値を超えていなくても、累積利用時間が累積利用時間上限値の一定割合、例えば、累積利用時間上限値の80%を超えている場合は、使用可能なVMのサイズを低減化し、かつ正式契約依頼のメールの発行を行うものとする。
図14はキャッシュメモリに格納される情報の例を示す図である。キャッシュメモリ12−2に格納される、IPアドレス、接続日時およびユーザIDの例を示している。サーバ装置10は、異なるIPアドレス、ユーザIDをカウントし、ユーザ情報格納テーブル12−1に格納する。この例では、異なるIPアドレス数=2、異なる認証ユーザ数=3である。
そして、サーバ装置10は、キャッシュメモリ12−2に格納されているIPアドレス、認証ユーザの少なくも一方の数が上限値を超えている場合は、最大許容数を超えてアクセスされたIPアドレスを持つユーザ、または最大許容数を超えてアクセスされたユーザIDを持つユーザに対して、正式契約依頼メールを発行することになる。
なお、上記に示した処理機能は、コンピュータによって実現することができる。図15は本実施の形態に用いるコンピュータのハードウェアの一構成例を示す図である。サーバ装置10内のコンピュータ100は、CPU101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス108を介してRAM(Random Access Memory)102と複数の周辺機器が接続されている。
RAM102は、コンピュータ100の主記憶装置として使用される。RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。
バス108に接続されている周辺機器としては、HDD(Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、光学ドライブ装置106、および通信インタフェース107がある。
HDD103は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD103は、コンピュータ100の二次記憶装置として使用される。HDD103には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、二次記憶装置としては、フラッシュメモリなどの半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置104には、モニタ104aが接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ104aの画面に表示させる。モニタ104aとしては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や液晶表示装置などがある。
入力インタフェース105には、キーボード105aとマウス105bとが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード105aやマウス105bから送られてくる信号をCPU101に送信する。なお、マウス105bは、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、タッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボールなどがある。
光学ドライブ装置106は、レーザ光などを利用して、光ディスク106aに記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク106aは、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。光ディスク106aには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(Rewritable)などがある。
通信インタフェース107は、ネットワーク110に接続されている。通信インタフェース107は、ネットワーク110を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。また、コンピュータで本実施の形態の処理機能を実現する場合、サーバ装置10が有する機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。
そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM/RWなどがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto Optical disk)などがある。なおプログラムを記録する記録媒体には、一時的な伝搬信号自体は含まれない。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)などの電子回路で実現することもできる。
以上説明したように、本技術によれば、実質的にソフトウェアを利用した時間、VMサイズ、多重度、またはアクセスユーザ数などの利用実績にもとづいて、ソフトウェア無償利用サービスを提供する。
これにより、ユーザは、サーバを利用した時間だけ無償期間が消費されていくため、有効にユーザアプリの開発を行うことができ、ソフトウェア無償利用サービスのサービス性の向上を図ることが可能になる。
なお、上記の実施の形態では、クラウドコンピューティングサービスのPaaSを例にして、ユーザが開発したいユーザアプリケーションを実行する基盤機能であるサーバアプリケーションを無償利用でサービスする際に、本技術を適用した場合について説明した。
これに対し、クラウドコンピューティングサービスのSaaS(Software as a Service)に対して、本技術を適用することもできる。すなわち、ユーザが開発したいソフトウェアに対して、その開発に要する個々のアプリケーションを選択させて、それらを無償利用でサービスする際にも本技術を同様にして適用することが可能である。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。
10 サーバ装置
11 制御手段
12 利用量算出手段

Claims (8)

  1. ユーザによる第1の利用条件でのサービスの利用量を算出する利用量算出手段と、
    前記利用量と設定値との関係に基づき、前記第1の利用条件での前記サービスの利用に、制限を付加する制御手段と、
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記利用量算出手段は、前記ユーザによる前記サービスの利用時間、前記サービスの利用に際し使用した仮想マシンの数、および、前記使用した仮想マシンの性能指標値を用いて前記利用量を算出することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  3. 前記制御手段による制限付加は、
    前記制限付加がなされていない状態で前記サービスの利用に用いられた仮想マシンよりも性能指標値が劣る仮想マシンを前記サービスに利用させることを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  4. 前記制御手段は、前記利用量が前記設定値を超える場合は、前記サービスの前記第1の利用条件と異なる第2の利用条件への変更を前記ユーザに通知することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  5. 前記制御手段は、自装置に接続して前記ソフトウェアを利用するユーザのIPアドレスを蓄積し、許容蓄積量を超えてアクセスされたIPアドレスを持つユーザに対しては、前記ソフトウェアの有償利用への契約を促す契約依頼を当該ユーザに通知することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  6. 前記制御手段は、ユーザ認証時に、自装置に接続して前記ソフトウェアを利用するユーザのユーザIDを蓄積し、許容蓄積量を超えてアクセスされたユーザIDを持つユーザに対しては、前記ソフトウェアの有償利用への契約を促す契約依頼を当該ユーザに通知することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  7. サービス無償利用の管理を行うサービス無償利用管理方法において、
    ユーザによる第1の利用条件でのサービスの利用量を算出し、
    前記利用量と設定値との関係に基づき、前記第1の利用条件での前記サービスの利用に、制限を付加する、
    ことを特徴とするサービス無償利用管理方法。
  8. サービスの無償利用の管理を行うサービス無償利用管理プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    ユーザによる第1の利用条件でのサービスの利用量を算出し、
    前記利用量と設定値との関係に基づき、前記第1の利用条件での前記サービスの利用に、制限を付加する、
    処理を実行させるサービス無償利用管理プログラム。
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