JP2014167258A - 排気ターボ過給機 - Google Patents

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Masato Sawashita
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Abstract

【課題】吸気のエネルギの回収することを、機関の大型化や大幅なコスト増を招来することなく実現する。
【解決手段】排気ターボ過給機9を構成するコンプレッサハウジング12に膨張室24を設けて、コンプレッサ翼13の外周に吸気タービン23を一体に設ける。コンプレッサ室20の一次出口22を出た吸気(新気)は、インタークーラ29を経由して膨張室24の二次入口25に入り、吸気タービン23を駆動する。吸気エネルギを回収する吸気タービン23は排気ターボ過給機9に組み込まれているため、コストアップを抑制できると共に、内燃機関全体としての大型化を回避できる。
【選択図】図2

Description

本願発明は、吸気エネルギ回収機能を備えた排気ターボ過給機に関するものである。
内燃機関の排気ターボ過給機は、1つの排気タービンと1つのコンプレッサ翼とを対にした構成になっていることが普通であり、コンプレッサ翼で圧縮(加圧)された吸気は吸気通路をシリンダヘッドに向けて流れていくだけである。
他方、吸気流のエネルギを有効利用することが提案されており、その例として特許文献1には、排気ターボ過給機を備えた内燃機関において、吸気通路のうち排気ターボ過給機より下流側の部位に吸気流で駆動される吸気タービンを介挿し、このタービンのトルクでクランク軸の回転をアシストしたり発電機を駆動したりすることが記載されている。
特開平8−114127号公報
特許文献1は、吸気流のエネルギを有効利用して機関の効率アップや燃費向上に貢献できると云えるが、吸気通路の途中に吸気タービンを配置せねばならないため、コストが嵩むのみならず機関が大型化するという問題がある。また、吸気タービンはクランク軸のアシストや発電に使用しているため、過給が不完全になるおそれもある。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本願発明は内燃機関の排気ターボ過給機を提案するものであり、請求項1の発明の排気ターボ過給機は、排気ガスで駆動される排気タービンと、この排気タービンで駆動されるコンプレッサ翼とを有しており、前記コンプレッサ翼に、当該コンプレッサ翼で圧縮された吸気を膨張させる吸気タービンを一体に設けている、という構成になっている。
請求項2の発明は、請求項1において、前記コンプレッサ翼と吸気タービンとは、前記コンプレッサ翼が回転軸心側に位置して前記吸気タービンが外側に位置するように配置されている。
本願発明では、排気ターボ過給機のコンプレッサ翼から排出された吸気が吸気タービンで膨張することで、吸気タービンの回転エネルギがコンプレッサ翼の回転に加算されるため、吸気の余剰エネルギを排気ターボ過給機の回転軸のトルクとして取り出すことができる。
そして、吸気タービンは排気ターボ過給機に一体的に組み込まれているため、特許文献1のように排気ターボ過給機とは別にタービンを設けるのに比べて機関全体としてコンパクト化できると共にコストも抑制できる。また、吸気は膨張することで温度も低下するため、充填効率を向上して燃費の向上にも貢献できる。また、吸気タービンは過給機の性能アップのために使用することも可能であり、このため、排気ターボ過給機の小型化も可能なる。
請求項2の構成を採用すると、吸気タービンに対して吸気流によって大きな回転モーメントを掛けることができるため、吸気タービンをコンプレッサ翼の内側に配置した場合に比べてエネルギ回収効率を向上でき、燃費の改善にも貢献できる。
実施形態の模式図である。 排気ターボ過給機の具体的な断面図である。
(1).構造の説明
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、構造を説明する。本実施形態は車両用の3気筒内燃機関に適用しており、内燃機関は、シリンダブロック1とシリンダヘッド2とを主要要素とする機関本体3を備えている。シリンダヘッド3の長手一側面には吸気マニホールド4を固着し、シリンダヘッド2の長手他側面には排気マニホールド5を固着している。
吸気マニホールド4には吸気通路6が接続されており、吸気通路6のうち吸気マニホールド4に近い部位にはサージタンク7を設けて、それより少し上流側にはスロットルバルブ8を設けている。
内燃機関は排気ターボ過給機9を備えており、排気ターボ過給機9は、タービンハウジング10に設けた排気タービン11と、コンプレッサハウジング12に内蔵したコンプレッサ翼13とを備えている。排気タービン11とコンプレッサ翼13とは回転軸心を共通にしおり、回転軸14によって一体的に連結されている。なお、回転軸14は1本で構成されている必要はなく、軸方向に並んだ複数本を連結した構成であってもよい。
タービンハウジング10には排気ガス導入口15を設けており、排気ガス導入口15が排気マニホールド5の集合部5aに直接に又は排気管を介して接続されている。タービンハウジング10における排気ガス導入口15と排気ガス出口16とはバイパス通路17で接続されており、バイパス通路17に、排気タービン11に向けて流れる排気ガスの流量を調節するウエストゲートバルブ18を設けている。排気ガス導入口15は排気タービン11の仮想円周の接線方向に開口しており、排気ガス出口16は排気タービン11の回転軸心の軸方向に開口している。
コンプレッサハウジング12はコンプレッサ翼13が収納されたコンプレッサ室20を有しており、コンプレッサ室20に、コンプレッサ翼13の回転軸心の方向に開口した一次入口21と、コンプレッサ翼13の仮想円周の接線方向に開口した一次出口22とを設けている。
更に、コンプレッサ翼13の外周には吸気タービン23が一体に設けられている。従って、コンプレッサハウジング12には、吸気タービン23が収容された膨張室(吸気タービン室)24を一体に形成しており、膨張室24に二次入口25と二次出口26とを設けている。
膨張室24の二次入口25は、吸気タービン23の仮想円周の接線方向に開口しており、膨張室24の二次出口26は一次入口21の外側に位置して、吸気タービン23の回転軸心の方向に開口している。従って、膨張室24の二次出口26は筒状の形態を成しており、コンプレッサハウジング12には、膨張室24の二次出口26から吸気を取り出す出口ポート27を設けている。
排気ターボ過給機9のコンプレッサハウジング12は吸気通路6の途中に介挿されており、吸気通路6の始端にはエアクリーナ28が接続されている。また、コンプレッサ室20の一次出口22と膨張室24の二次入口25とは吸気通路6の中間部6aで接続されており、吸気通路6の中途部6aに空冷式又は水冷式のインタークーラ29を設けている。膨張室24の二次出口26から排出された吸気は、吸気通路6を介してスロットルバルブ8に向けて流れる。
図2では、排気ターボ過給機9の具体的な断面形状を示している。図2ではタービンハウジング10とコンプレッサハウジング12とはそれぞれ単一構造に表示しているが、実際には複数の部材から成っている。また、各室10,12,20には、周方向に断面積を変化させた環状流路10a,12a,20aが連通しており、これら環状流路10a,12a,20aに入口15,25又は出口26が連通している。なお、図2では、入口15,25又は出口26は現れていない。
回転軸14は、コンプレッサハウジング12にインナーシール30及びアウターシール31を介して回転自在に保持されている。なお、排気タービン11とコンプレッサ翼13との間には、回転軸13を支持する軸受け部を設けている。
吸気タービン23は軸方向に沿って内径が変化した底板23aを備えており、底板23aがコンプレッサ翼13の外周に一体に固定されている。従って、コンプレッサ室13と膨張室24とは吸気の流通がないように絶縁されている。コンプレッサ室13の一次入口21と膨張室24の二次出口26とは円筒形の隔壁32で仕切られており、隔壁32の内周面と吸気タービン23の内周面、及び、隔壁32の内周面と吸気タービン23の内周面とは、僅かの隙間を介して分離しつつもつ滑らかに連なっている。従って、吸気はスムースに流れる。
(2).まとめ
以上の構成において、排気タービン11の駆動によってコンプレッサ翼13が駆動されて吸気が加圧され、加圧された吸気は膨張室24に戻って吸気タービン23を駆動する。吸気タービン23のトルクが回転軸14に加算されるため、回転軸14の駆動トルクを一層高めて過給効率を向上させたり、排気タービン11の負担を軽減して排気性を向上させたりすることができる。いずれにしても、吸気の余剰エネルギを回収して燃費の向上に貢献できる。
吸気は膨張室24で膨張することで温度が低下するため、充填効率を向上させて燃費の改善にも貢献できる。特に、実施形態のようにコンプレッサ室12の一次出口22と膨張室24の二次入口25との間にインタークーラ29を配置すると、吸気の温度低下を促進させて特に好適である。
また、吸気タービン23を設けたことでコンプレッサ翼13の回転数を増大させて吸入空気量を増大でき、空気量が多いとそれだけ吸気の温度は高くなるが、実施形態のように加圧された吸気がインタークーラ29を通って膨張室24に入る構成を採用すると、インタークーラ29には従来よりも高い温度で吸気が流入するため、吸気を外気温に低下させたり冷却水の温度に低下させたりするにおいて、放熱効率が良くなる。従って、インタークーラ29の効率を向上させて、充填効率のアップに貢献できるのである。
また、タービンの回転モーメントは軸心からの距離(半径又は直径)が大きくなるほど高くなるため、実施形態のように吸気タービン23をコンプレッサ翼13の外側に配置すると、インタークーラで冷却されて圧力が低下した弱い吸気流であっても、吸気タービン23を的確に駆動できる利点がある。
実施形態では、排気ターボ過給機9は吸気の過給のみの用途に供しているが、回転軸13の駆動トルクに余裕が生じるので、排気ターボ過給機9を過給以外の用途に供することも可能である。例えば、回転軸13で発電機を駆動してエネルギを直接に回収できる。また、車両用内燃機関の場合は、吸気の一部を蓄圧器に溜めてブレーキブースターの駆動源とすることも可能である。
なお、EGR通路で排気ガスを吸気系に還流させる場合、EGR通路をインタークーラ29の上流側に接続することも可能である。この場合は、EGRガスの冷却を効率良く行えると共に、EGRガスの圧力を利用して吸気タービンの駆動をアシストすることができる。
コンプレッサ室から排出された吸気を膨張室にリターンさせずに排気ターボ過給機の下流側に流すパイパス通路を設けて、切り替え弁により、吸気が膨張室にリターンする状態とリターンしない状態とに切り替えることも可能である。
本願発明は、実際に内燃機関に具体化できる。従って、産業上利用できる。
2 シリンダヘッド
3 機関本体
4 吸気マニホールド
5 排気マニホールド
6 吸気通路
8 スロットルバルブ
9 排気ターボ過給機
10 タービンハウジング
11 排気タービン
12 コンプレッサハウジング
13 コンプレッサ翼
14 回転軸14
15 排気ガス導入口
16 排気ガス出口
20 コンプレッサ室
21 一次入口
22 一次出口
23 吸気タービン
24 膨張室
25 二次入口
26 二次出口
29 インタークーラ

Claims (2)

  1. 排気ガスで駆動される排気タービンと、この排気タービンで駆動されるコンプレッサ翼とを有しており、前記コンプレッサ翼に、当該コンプレッサ翼で圧縮された吸気を膨張させる吸気タービンを一体に設けている、
    排気ターボ過給機。
  2. 前記コンプレッサ翼と吸気タービンとは、前記コンプレッサ翼が回転軸心側に位置して前記吸気タービンが外側に位置するように配置されている、
    請求項1に記載した排気ターボ過給機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110344928A (zh) * 2018-04-06 2019-10-18 丰田自动车株式会社 内燃机
CN112360567A (zh) * 2020-10-26 2021-02-12 北京动力机械研究所 一种高速径流式涡轮与压气机复合叶轮

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