JP2014165116A - 照明装置および表示装置 - Google Patents

照明装置および表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014165116A
JP2014165116A JP2013037225A JP2013037225A JP2014165116A JP 2014165116 A JP2014165116 A JP 2014165116A JP 2013037225 A JP2013037225 A JP 2013037225A JP 2013037225 A JP2013037225 A JP 2013037225A JP 2014165116 A JP2014165116 A JP 2014165116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical component
lighting device
light source
holding member
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013037225A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahiro Abe
禎寛 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2013037225A priority Critical patent/JP2014165116A/ja
Priority to US14/176,427 priority patent/US9772441B2/en
Priority to CN201410057171.8A priority patent/CN104006329B/zh
Publication of JP2014165116A publication Critical patent/JP2014165116A/ja
Priority to US15/686,494 priority patent/US10073215B2/en
Priority to US16/859,277 priority patent/USRE49939E1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0011Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
    • G02B6/0081Mechanical or electrical aspects of the light guide and light source in the lighting device peculiar to the adaptation to planar light guides, e.g. concerning packaging
    • G02B6/0086Positioning aspects
    • G02B6/0088Positioning aspects of the light guide or other optical sheets in the package
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0011Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
    • G02B6/0013Means for improving the coupling-in of light from the light source into the light guide
    • G02B6/0023Means for improving the coupling-in of light from the light source into the light guide provided by one optical element, or plurality thereof, placed between the light guide and the light source, or around the light source
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0011Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
    • G02B6/0081Mechanical or electrical aspects of the light guide and light source in the lighting device peculiar to the adaptation to planar light guides, e.g. concerning packaging
    • G02B6/0086Positioning aspects
    • G02B6/0091Positioning aspects of the light source relative to the light guide
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y20/00Nanooptics, e.g. quantum optics or photonic crystals
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S977/00Nanotechnology
    • Y10S977/70Nanostructure
    • Y10S977/832Nanostructure having specified property, e.g. lattice-constant, thermal expansion coefficient
    • Y10S977/834Optical properties of nanomaterial, e.g. specified transparency, opacity, or index of refraction

Abstract

【課題】より良好な発色特性を得ることが可能な照明装置、およびこれを備えた表示装置を提供する。
【解決手段】光源と、前記光源とは別に設けられた光学部品と、前記光源および前記光学部品を保持する保持部材と、前記光学部品を前記保持部材に対して変位可能に押止する可変押え部材とを備えた照明装置。
【選択図】図19

Description

本開示は、面光源に好適な照明装置、並びにこれを備えた表示装置に関する。
近年、テレビジョンモニターの薄型化に伴い、液晶パネルと照明装置(バックライトユニット)とを組み合わせた表示装置が主流になりつつある。更に、薄型化に加え、材料コストの大きな割合を占めるLED(Light Emitting Diode)の個数を減らしたエッジLEDタイプの照明装置を搭載している。
エッジLEDタイプの照明装置は、LED光源を照明装置の一端に配列させ、導光板を発光させたい領域全体に配置することにより、照明装置の端部のみにLEDを配置しても全体を明るくすることが可能である。また、導光板と液晶パネルとの間に光学シートを配置することにより、全面を均一に発光させるようにしている。
LED光源の一例として、例えば特許文献1では、青色のLED素子の周囲を封止樹脂で埋め込み、この封止樹脂に黄色蛍光体および緑色蛍光体を分散状に含有させることにより、青色と黄色との補色の関係に基づいて得られる白色よりも色域を拡大させている。
特開2006−324407号公報
しかしながら、既存の照明装置の発色特性は、LED光源の特性によって概略決定されてしまうので、封止樹脂中の蛍光体の構成を変える手法では発色特性の向上に限界があった。
本開示はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、より良好な発色特性を得ることが可能な照明装置、およびこれを備えた表示装置を提供することにある。
本開示の照明装置は、光源と、光源とは別に設けられた光学部品と、光源および光学部品を保持する保持部材と、光学部品を保持部材に対して変位可能に押止する可変押え部材とを備えたものである。
本開示の照明装置では、光源とは別に光学部品が設けられている。この光学部品は、光源と共に保持部材に保持されると共に、可変押え部材により保持部材に対して変位可能に押止されている。よって、光学部品の公差が大きい場合や、光学部品と保持部材との熱膨張率が異なる場合にも、光学部品が保持部材内において位置精度良く保持される。これにより、光源と光学部品との適切な位置関係が維持され、光源と光学部品とが別に設けられていても光学的な一体性が確保され、光学部品の性能が良好に発揮される。
本開示の表示装置は、液晶パネルと、液晶パネルの背面側の照明装置とを備え、照明装置は、上記本開示の照明装置により構成されているものである。
本開示の表示装置では、照明装置からの光が液晶パネルにより選択的に透過されることにより、画像表示が行われる。
本開示の照明装置、または本開示の表示装置によれば、光源とは別に光学部品を設け、光源および光学部品を保持部材に保持させると共に、光学部品を保持部材に対して変位可能に押止する可変押え部材を設けるようにしている。よって、光学部品を保持部材内において位置精度良く保持し、光学部品の性能を良好に発揮させ、光源の特性に制限されることなく、より良好な発色特性を得ることが可能となる。
本開示の第1の実施の形態に係る照明装置の外観を表す斜視図である。 図1に示した照明装置のII−II線における断面図である。 図2に示した光源の一部を表す斜視図である。 図2に示した光学部品の構成を表す断面図である。 図2に示した保持部材の一部を表す斜視図である。 図5に示した保持部材に光源を保持させた構成を表す斜視図である。 図6に示した保持部材および光源を導光板の側から見た構成を表す正面図である。 図2に示した光源、光学部品、保持部材および放熱部材の全体構成を表す斜視図である。 図8の中央部を拡大して表す斜視図である。 図9に示した隣接する二本の容器の境目を拡大して表す斜視図である。 図10に示した壁を拡大して表す斜視図である。 図8の右端部を拡大して表す斜視図である。 図12に示した保持部材を分解して表す斜視図である。 図8の左端部を拡大して表す斜視図である。 図14に示したねじりコイルばねの動作を説明するための平面図である。 図1に示した照明装置の平面図である。 図16のXVII−XVII線における断面図である。 図1に示した照明装置の作用を説明するための図である。 本開示の第2の実施の形態に係る照明装置における光学部品および保持部材の左端部を拡大して表す正面図である。 図19に示したストッパーを導光板の側から見た構成を表す斜視図である。 図19に示したストッパーを光源の側から見た構成を表す斜視図である。 図19に示したストッパーの構成を表す正面図である。 図19に示したストッパーの動作を説明するための正面図である。 図19に示したストッパーを光学部品および保持部材の右端部に取り付けた状態を拡大して表す正面図である。 本開示の第3の実施の形態に係る照明装置における光学部品および保持部材の左端部を拡大して表す斜視図である。 図25に示した光学部品および保持部材の右端部を拡大して表す斜視図である。 本開示の第4の実施の形態に係る照明装置における光学部品および保持部材の左端部を拡大して表す正面図である。 図27に示したストッパーの構成を表す斜視図である。 本開示の第5の実施の形態に係る表示装置の外観を表す斜視図である。 図29に示した本体部を分解して表す斜視図である。 図30に示したパネルモジュールを分解して表す斜視図である。 照明装置の適用例1の外観を表す斜視図である。 照明装置の適用例2の外観を表す斜視図である。 照明装置の適用例3の外観を表す斜視図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(照明装置;可変押え部材としてねじりコイルばねを用いた例)
2.第2の実施の形態(照明装置;可変押え部材としてU字形ストッパーを用いた例)
3.第3の実施の形態(照明装置;ねじりコイルばねとストッパーを併用した例)
4.第4の実施の形態(照明装置;可変押え部材として逆向きのU字形ストッパーを用いた例)
5.第5の実施の形態(表示装置;液晶表示装置)
6.照明機器(照明装置の適用例)
(第1の実施の形態)
図1は、本開示の第1の実施の形態に係る照明装置の外観を表したものである。この照明装置1は、透過型の液晶パネルを背後から照明するバックライトとして、あるいは室内等において照明機器として用いられるものである。照明装置1の形状は用途に応じて異なりうるが、例えば液晶テレビジョン装置の場合には図1に示したような矩形の平板状である。
以下の説明では、照明装置1の主面(最も広い面)に対して垂直な方向(前後方向)をZ方向、照明装置1の主面において左右方向(長辺方向)をX方向、上下方向(短辺方向)をY方向とする。
図2は、図1に示した照明装置1の上辺1Aにおける断面構成を表したものである。照明装置1は、例えば、光源10、光学部品20、保持部材30、放熱部材40、導光板50、反射部材60、光学シート70、中間筐体(ミドルシャーシ)80および背面筐体(バックシャーシ)90を有している。なお、光源10、光学部品20、保持部材30および放熱部材40は、上辺1Aまたは下辺1Bの一方のみに配置されていてもよいし、上辺1Aおよび下辺1Bの両方に配置されていてもよい。あるいは、左右辺の一方または両方に設けられていてもよい。
光源10は、例えば、点光源であり、具体的にはLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)により構成されている。光源10は、例えば図3に示したように、アルミニウム(Al)よりなる光源基板11上に列設されている。すなわち、光源10は、点光源を複数並置することにより線光源を構成したものである。
光学部品20は、光源10と導光板50との間に配置されて発色特性を改善するものである。光学部品20は、光源10とは別に設けられているが、光源10に合わせた直線状をなしている。具体的には、光学部品20は、例えば図4に示したように、波長変換物質21が管状の容器22に封入された波長変換部材である。
波長変換物質21は、蛍光顔料や蛍光染料などの蛍光体(蛍光物質)、または量子ドットなどの、波長変換作用を有する発光体を含んでいる。波長変換物質21は、光源10からの第1の波長の光ν11,ν12によって励起され、蛍光発光等の原理により、第1の波長の光ν11,ν12を第1の波長とは異なる別波長(第2の波長)の光ν21に波長変換して発光するものである。図4では、第1の波長の光ν11,ν12を実線、第2の波長の光ν21を一点鎖線で表している。
第1の波長および第2の波長は特に限定されないが、例えば表示装置用途の場合には、第1の波長の光ν11,ν12は青色光(例えば、波長440〜460nm程度)、第2の波長の光ν21は赤色光(例えば、波長620nm〜750nm)または緑色光(例えば、波長495nm〜570nm)である。すなわち、光源10は、青色光源であり、波長変換物質21は、青色光を赤色光または緑色光に波長変換する。
波長変換物質21は、量子ドットを含むことが好ましい。量子ドットは、長径1nm〜100nm程度の粒子であり、離散的なエネルギー準位を有している。量子ドットのエネルギー状態はその大きさに依存するので、サイズを変えることにより自由に発光波長を選択することが可能となる。また、量子ドットの発光光はスペクトル幅が狭い。このような急峻なピークの光を組み合わせることにより色域が拡大する。従って、波長変換物質21に量子ドットを用いることにより、容易に色域を拡大することが可能となる。更に、量子ドットは応答性が高く、光源10の光を効率良く利用することが可能となる。加えて、量子ドットは安定性も高い。量子ドットは、例えば、12族元素と16族元素との化合物、13族元素と16族元素との化合物あるいは14族元素と16族元素との化合物であり、例えば、CdSe,CdTe,ZnS,CdS,PdS,PbSeまたはCdHgTe等である。
なお、図4では、簡単のため、波長変換物質21を量子ドットのような粒子として表しているが、波長変換物質21は必ずしも粒子に限られないことは言うまでもない。
容器22は、波長変換物質21を収容・封止するガラス等の管状の容器(キャピラリ)である。容器22を設けることにより、大気中の水分や酸素に起因する波長変換物質21の特性変化を抑えると共に、取り扱いを容易にすることが可能となる。
容器22は、直方体の形状(辺に丸みがついている等の微細な変形を有していても実質的に直方体といえる程度の形状も含む)を有すると共に、この直方体の一面を光源10に対向させて配置されている。容器22は、内部に波長変換物質21の収容部23となる空洞部を有している。
なお、このような光学部品20は、例えば、蛍光物質または量子ドットを紫外線硬化性の樹脂に混練し、得られた混合物をガラス管などの容器22に入れ、容器22の片側を封止し、紫外線を照射して樹脂を硬化させ、ある程度の粘度を有するレジン状の波長変換物質21を形成することにより製造することができる。
保持部材30は、光源10および光学部品20を所定の位置関係に固定・保持するためのホルダであり、図2の断面図に示したように、互いに分離された上面部31と底面部32とにより構成され、上面部31と底面部32との間を、光源10で発生した光がY方向へ通過するようになっている。上面部31および底面部32は、光源10および光学部品20(容器22)と同じ方向(X方向)に延在している。上面部31と底面部32との間の距離(Z方向)は、容器22の長径と同じ(または略同じ)であることが好ましい。
保持部材30の上面部31と底面部32とは、連結部33(図2には図示せず、図5参照。)により連結され、これにより一体的に構成されている。このような連結部33によって保持部材30の上面部31と底面部32との位置関係は固定される。隣接する連結部33の間には、図5に示したように、開口34が設けられている。この開口34は、図6に示したように、光源10が遊挿されるものである。開口34の寸法は光源10よりも大きく、図7に示したように、開口34と光源10との間に隙間35が生じる程度の余裕をもっている。
上面部31の光源10側には上側第1掛止部31A、反対側には上側第2掛止部31Bが設けられている。底面部32の光源10側には下側第1掛止部32A、反対側には下側第2掛止部32Bがそれぞれ設けられている。上側第1掛止部31Aと上側第2掛止部31Bとの間の間隔は、容器21の太さ(Y方向寸法)と同じ(または略同じ)であることが好ましい。同様に、下側第1掛止部32Aと下側第2掛止部32Bとの間隔も、容器21の太さ(Y方向寸法)と同じ(または略同じ)であることが好ましい。
上側第1掛止部31Aおよび下側第1掛止部32Aの外側には光源10の光源基板11が固定され、上側第1掛止部31Aと下側第1掛止部32Aとの間に光源10が緩やかに嵌まり込んでいる。従って、上側第1掛止部31Aおよび下側第1掛止部32Aは、光源10(光源基板11)と光学部品20(容器22)との間に介在するスペーサの機能も兼ねている。換言すれば、光源10(光源基板11)と光学部品20(容器22)とは、上側第1係止部31Aおよび下側第1係止部32Aの厚み(Y方向寸法)分だけ離間している。
このような保持部材30は、高反射性ポリカーボネート樹脂,ポリアミド系樹脂(例えばクラレ社製「ジェネスタ(商品名)」)などにより構成されている。
放熱部材40は、光源10で発生した熱を拡散・放散させるものであり、例えばアルミニウム(Al)板により構成されている。放熱部材40は、光源基板11の裏側から保持部材30および導光板50の下方にかけて設けられ、保持部材30の底面部32を配設するための配設部(図示せず)を有している。
導光板50は、光源10からの光を光入射面50Aから光出射面50Bへと導くものであり、例えば、ポリカーボネート樹脂(PC)またはアクリル樹脂(例えば、PMMA(ポリメチルメタクリレート))などの透明熱可塑性樹脂を主に含んで構成されている。導光板50は、例えば、前後方向(z方向)に対向する一対の主面(表面および底面)と、これらに接する上下左右の四つの端面(側面)とからなる直方体形状を有している。
導光板50の上下の端面は、上述したように、光源10からの光が入射する光入射面50Aとなっている。なお、光入射面50Aは、導光板40の上下の端面のどちらか一方のみでもよい。また、光入射面50Aは、導光板50の三つの端面でもよいし、あるいは四つの端面すべてであってもよい。
導光板50の表面は、光入射面50Aから入射した光を出射させる光出射面50Bとなっている。導光板50の光出射面50B(表面)および底面は、例えば、導光板50の光出射面50B側に配置される被照射物(例えば後述の液晶パネル222)に対応した平面形状を有している。
導光板50の底面50Dには、乱反射特性を有するパターン51(図2には図示せず、図18参照。)が印刷されている。このパターン51は、導光板50の底面50Dに向かって進む光を導光板50の光出射面50Bに向けて反射させるものである。
反射部材60は、導光板50の底面50D側に設けられた板状またはシート状部材であり、光源10から導光板50の底面50D側へ漏れ出てきた光、または導光板50の内部から底面50D側へ出射してきた光を、導光板50へ向けて戻すものである。反射部材60は、例えば、反射、拡散、散乱などの機能を有しており、これにより光源10からの光を効率的に利用し、正面輝度を高めることが可能となっている。
反射部材60は、例えば、発泡PET(ポリエチレンテレフタレート),銀蒸着フィルム,多層膜反射フィルム,または白色PETにより構成されている。反射部材60に正反射(鏡面反射)の機能を持たせる場合には、反射部材60の表面は、銀蒸着,アルミニウム蒸着,または多層膜反射などの処理がなされたものであることが好ましい。反射部材60に微細形状を付与する場合は、反射部材60は、熱可塑性樹脂を用いた熱プレス成型,または溶融押し出し成型などの手法で一体的に形成されていてもよいし、また、例えばPETなどからなる基材上にエネルギー線(たとえば紫外線)硬化樹脂を塗布したのち、そのエネルギー線硬化樹脂に形状を転写して形成されていてもよい。ここで、熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、PMMA(ポリメチルメタクリレート樹脂)などのアクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂、MS(メチルメタクリレートとスチレンの共重合体)などの非晶性共重合ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂およびポリ塩化ビニル樹脂などが挙げられる。また、エネルギー線(たとえば紫外線)硬化樹脂に形状を転写する場合は、基材はガラスであってもよい。
光学シート70は、導光板50の光出射面50B(表面)側に設けられ、例えば、拡散板,拡散シート,レンズフィルム,偏光分離シートなどを含んでいる。このような光学シート70を設けることにより、導光板50から斜め方向に出射した光を正面方向に立ち上げることが可能となり、正面輝度を更に高めることが可能となる。
中間筐体(ミドルシャーシ)80は、光学シート70および後述する液晶パネル222を保持する枠状の樹脂部品である。また、中間筐体80の端部と保持部材30の端部との間には、導光板50の端部および反射部材60の端部が挟み込まれて保持されている。なお、保持部材30は、少なくとも容器22の上端および下端を挟み込んでいれば足り、導光板50の端部および反射部材60の端部については他の部材により保持させることも可能である。
背面筐体(バックシャーシ)90は、光源10ないし光学シート70を収容・保持するものであり、アルミニウム等の金属板により構成されている。
図8は、図2に示した光源10、光学部品20、保持部材30および放熱部材40の全体構成を表したものである。図9は、図8の中央部1Cを拡大して表している。光学部品20は、複数本(例えば二本)設けられ、これら複数本の光学部品20は、光学部品20の長手方向(X方向)に沿って光学部品20の長手方向端部を突き合わせて並べられている。このように光学部品20を複数本に分ける構成は、大面積の照明装置1であって上辺1A(または下辺1B)の全体を一本で賄える光学部品20を作製するのが難しい場合に好適である。
図10は、図9に示した隣接する二本の容器21の境目を拡大して表したものである。保持部材30は、隣接する二本の光学部品20の境目に、壁36を有している。この壁36は、隣接する二本の光学部品20の仕切り壁となるものであり、図11に拡大して示したように、二本の光学部品20の長手方向一端部20Aが壁36の両側面に当て付けられている。
また、図10に示したように、壁36の近傍には柱37が設けられていてもよい。この柱37は、導光板50(図2参照。)の光入射面50Aを受け止め、導光板50と光学部品20との接触による容器22の損傷を回避するものである。
図12は、図8の右端部1Dを拡大して表したものである。保持部材30は、光学部品20の長手方向(X方向)において複数本に分割されていることが好ましい。このようにすることにより、アルミニウム製の光源基板11と樹脂製の保持部材30との熱膨張率の違いにより保持部材30と光源10とが接触してしまうのを抑えることが可能となる。
すなわち、図7に示したように、開口34と光源10との間には隙間35が設けられている。この隙間35は、できるだけ小さいほうが光源10からの光の利用効率を高めることが可能である。しかしながら、それぞれの部品の公差および熱膨張率の相違があるので、隙間35を全くなくすことは難しい。温度により保持部材30のほうがより多く伸びたり縮んだりするので、その違いの分だけ隙間35を設けないと保持部材30が光源10に接触するおそれがある。更に、それぞれの部品の長手方向(X方向)寸法が長いほど熱などの影響が大きくなる。従って、熱膨張率の大きい保持部材30を光学部品20の長手方向(X方向)において複数本に分割することにより、隙間35をより狭め、熱などの影響を小さくすることが可能となる。
具体的には、保持部材30は複数本の分割保持部材38Aに分かれており、これら複数本の分割保持部材38Aは分割部38Bで継ぎ合わせられている。複数本の分割保持部材38Aは、例えば図13に示したように、上面部31の一端に突起38C、上面部31の他端にこれに対応する段差部(図示せず)を有すると共に、底面部32の一端に突起38D、底面部32の他端にこれに対応する段差部(図示せず)を有している。複数本の分割保持部材38Aは、突起38C,38Dと段差部(図示せず)とを重ね合わせることにより、互いに繋ぎ合わせられる。なお、保持部材30は、例えば、一本の光学部品20に対して四本の分割保持部材38A、全体で八本の分割保持部材38Aに分けられているが、必ずしもこれに限定されない。
図14は、図8の左端部1Eを拡大して表したものである。この照明装置1は、光学部品20を保持部材30に対して変位可能に押止する可変押え部材100を有している。これにより、この照明装置1では、より良好な発色特性を得ることが可能となっている。
すなわち、光学部品20は、上述したように発色特性の改善のために設けられるが、一方で、光源10と導光板50との距離は短いほうが光源10からの光の利用効率が高くなる。従って、光源10と導光板50との間に光学部品20を配置するためには、狭い空間で光学部品20を精度良く保持することが望ましい。しかしながら、光学部品20の公差が大きく長手方向(X方向)長さにばらつきがある場合や、光学部品20と保持部材30とで熱膨張率が異なる場合には、光学部品20を常に同じ位置に保持することは困難となる。
可変押え部材100は、光学部品20の公差が大きく長手方向(X方向)長さにばらつきがある場合や、光学部品20に熱膨張により長さの変動が生じた場合に、そのばらつきや変動を吸収し、光学部品20を保持部材30内において位置精度良く保持するものである。これにより、光源10と光学部品20との適切な位置関係が維持され、光源10と光学部品20とが別に設けられていても光学的な一体性が確保され、光学部品20の性能を良好に発揮させることが可能となる。
更に、とりわけ光学部品20が二本に分かれて設けられている場合に、可変押え部材100によって光学部品20を壁36に向けて押圧することにより、二本の光学部品20の境目で明るさ等が周囲と異なることを抑えることが可能となる。よって、むらの少ない発色特性が得られる。また、光学部品20の寸法ばらつきや変動を吸収し、光学部品20を常に壁36に押し当てることが可能となる。よって、光学部品20の長手方向一端部20Aが壁36から離れてしまうのを抑え、二本の光学部品20の長手方向(X方向)における連続性・一体性を向上させることが可能となる。
より詳細には、可変押え部材100は、光学部品20を保持部材内30において第1の方向A1(壁36に近づく方向)に押圧可能な弾性部品であることが好ましい。この弾性部品は、金属ばね,樹脂,発泡体およびエラストマーからなる群から選ばれた少なくとも1種により構成されていることが好ましい。金属ばねとしては、例えば、ねじりコイルばね、コイルばね、板ばねが挙げられる。中でも、ねじりコイルばねが好ましい。小さなスペースで、作用範囲で安定した荷重を得られるからである。コイルばねは、光学部品20の公差による最大長さ時と最小長さ時とで、同じような荷重が加わるようにするには、長手方向のスペース(X方向)を大きくとることが望ましい。板ばねは、同様にY方向のスペースを大きくとることが望ましい。ねじりコイルばねは、両者の中間的な特徴を持ち、使える空間においてXYZ方向を最もバランスよく小さくすることが可能となる。樹脂の例には、ポリアセタール(POM)等がある。発泡体としては、例えばウレタンフォームが挙げられる。エラストマーには、ゴム、その他ゴム状の弾力性を有する工業用材料が含まれる。ゴムの具体例としては、クロロプレンゴム(CRゴム)がある。
更に、この弾性部品は、金属製のばね、例えばねじりコイルばね110と、この金属製のばねと光学部品20との間に設けられた非金属の光学部品カバー、例えばキャップ120とにより構成されていることが好ましい。ねじりコイルばね110およびキャップ120は、本開示における「可変押え部材」の一具体例に対応する。
ねじりコイルばね110は、コイル部111の両端に、第1アーム112と第2アーム113とを有している。コイル部111は、例えば放熱部材40上に載置されているが、保持部材30の底面部32上または背面筐体90上に設置することも可能である。第1アーム112は、折り曲げられて放熱部材40に掛止・固定されている。第2アーム113は、キャップ120を介して光学部品20を第1の方向A1に与圧している。
図15は、図14に示したねじりコイルばね110およびキャップ120の近傍を拡大して表したものである。ねじりコイルばね110の第2アーム113は、例えば、無負荷位置P1から捲き込み方向に動作し、センター位置P2を基準として光学部品20の公差や熱膨張・収縮に応じてプラス位置P3とマイナス位置P4との間で往復動作可能となっている。
キャップ120は、一端部が光学部品20の長手方向他端部20Bに被せられ、他端部にねじりコイルばね110の第2アーム113を受ける凹部121を有している。
また、キャップ120は、保持部材30に対して、第1の方向A1に移動可能な状態で係合している。より詳しくは、保持部材30の底面部32には、鋸歯部39が設けられている。鋸歯部39は、複数の溝部39Bが第1の方向A1に峰部39Aを間にして配列されたラッチ構造である。峰部39Aは、第1の方向A1に沿って上がる(高くなる)傾斜面と、垂直面とからなる直角三角形の断面を有している。一方、キャップ120は、外側に爪部122(図15参照。)を有している。爪部122は、垂直面と、この垂直面の先端から第1の方向A1に沿って下がる(低くなる)傾斜面とからなる直角三角形の断面を有している。キャップ120は、爪部122と溝部39Bとの噛み合いにより爪部122の垂直面が峰部39Aの垂直面に掛止されて位置規制されると共に、爪部122が峰部39Aを乗り越えて隣接する溝部39Bに噛み合うことにより、第1の方向A1に移動可能となっている。
キャップ120は、鋸歯部39上で段階的に移動するので、キャップ120の位置は峰部39Aおよび溝部39BのピッチP5に応じて離散的に変化する。峰部39Aおよび溝部39BのピッチP5は、粗いほうが溝部39Bを深くして爪部122の保持力を増すことが可能となる一方、細かいほうが位置精度を高めることが可能となる。そのため、峰部39Aおよび溝部39Bの周期(ピッチ)P5は、パターン51の配置密度の調整などにより光学的に補正可能な範囲内で設定されている。
また、ねじりコイルばね110とキャップ120とを併用することにより、キャップ120および鋸歯部39との係合により光学部品20の大まかな位置を決めた上で、ねじりコイルばね110の往復動作により微調整を行うことが可能となる。これにより、ねじりコイルばね110の動作範囲を小さくすることが可能となり、ねじりコイルばね110の設計が容易になる。
以上の構成は、壁36を中心として左右方向(X方向)に対称となっている。つまり、図示しないが、反対側の右端部1Dにも、光学部品20の他端部20Bにねじりコイルばね110およびキャップ120からなる可変押え部材100が設けられている。これにより、二本の光学部品20が常に中央の壁36に寄せられ、二本の光学部品20の境目で明るさ等が周囲と異なることが抑えられる。
図16は、照明装置1の平面構成を表し、図17は、図16のXVII−XVII線における断面構成を表したものである。光源10、光学部品20、保持部材30および放熱部材40が上辺1Aおよび下辺1Bの両方に設けられている場合には、下辺1Bの放熱部材40Bは、上辺1Aの放熱部材40Aよりも幅広となっていることが好ましい。また、上辺1Aには、幅狭の放熱部材40Aに加えて、ヒートパイプ41が設けられていることが好ましい。
すなわち、上辺1Aおよび下辺1Bの両方に光源10を配置する場合、下辺1B側よりも上辺1A側のほうが放熱に不利となる傾向があるが、上辺1Aの放熱部材40Aを大型化するとコストや重量がかさむおそれがある。上辺1Aに幅狭の放熱部材40Aおよびヒートパイプ41を設け、温度分布に応じて最適な放熱構造を適用することにより、光源10の温度低下、コストの削減、重量の低減などの利点が得られる。
ヒートパイプ41は、複数本設けられ、上辺1Aに沿って左右方向(X方向)に並設されている。各ヒートパイプ41は、例えば、短脚部41Aと長脚部41Bとからなる逆L字形の平面形状を有し、短脚部41Aは左右方向(X方向)、長脚部41Bは上下方向(Y方向)に伸びている。ヒートパイプ41と幅狭の放熱部材40Aとの間には、熱伝導性グリス42が配置されている。
この照明装置1では、図18に示したように、光源10が第1の波長の光ν11,ν12を発生すると、この光ν11,ν12は、容器22を通過して波長変換物質21に向かって進む。容器22に入ったが波長変換物質21に衝突しなかった光ν11,ν12は、容器22を通過し、導光板50に入光する。導光板50の底面50Dには乱反射特性を有するパターン51が施されているので、光ν12はパターン51により反射されて導光板50の上部に向けて進行し、光出射面50Bから出射する。光ν11はパターン51に至る前に、導光板50の光出射面50Bで全反射し、底面50Dに向かって進み、パターン41により反射されて光出射面50Bから出射する。これらの出射光は、光学シート70を通過して発光として観測される。
一方、容器22に入り、波長変換物質21に衝突した光ν13は、波長変換物質21により波長変換され、第2の波長λ2の光ν21,ν22となる。この光ν21,ν22は、容器22を通過し、導光板50の光入射面50Aに入射し、パターン51により反射されて光出射面50Bから出射する。この出射光は、光学シート70を通過して発光として観測される。
ここでは、光源10とは別に光学部品20が設けられている。この光学部品20は、光源10と共に保持部材30に保持されると共に、可変押え部材100すなわちキャップ110およびねじりコイルばね120により保持部材30に対して変位可能に押止されている。よって、光学部品20の公差が大きく長手方向(X方向)長さにばらつきがある場合や、光学部品20に熱膨張により長さの変動が生じた場合に、そのばらつきや変動が吸収され、光学部品20が保持部材30内において位置精度良く保持される。これにより、光源10と光学部品20との適切な位置関係が維持され、光源10と光学部品20とが別に設けられていても光学的な一体性が確保され、光学部品20の性能が良好に発揮される。
更に、とりわけ光学部品20が二本に分かれて設けられている場合に、可変押え部材100によって光学部品20を壁36に向けて押圧することにより、二本の光学部品20の境目で明るさ等が周囲と異なることが抑えられる。よって、むらの少ない発色特性が得られる。また、光学部品20の寸法ばらつきや変動が吸収され、光学部品20が常に壁36に押し当てられる。よって、光学部品20の長手方向一端部20Aが壁36から離れてしまうことが抑えられ、二本の光学部品20の長手方向(X方向)における連続性・一体性が向上する。
なお、二本の光学部品20の境目近傍でパターン51の密度分布を高くすることにより、上記のように二本の光学部品20の境目での明るさの変化を更に小さくすることが可能である。
このように本実施の形態では、光源10とは別に光学部品20を設け、光源10および光学部品20を保持部材30に保持させると共に、光学部品20を保持部材30に対して変位可能に押止する可変押え部材100を設けるようにしている。よって、光学部品20を保持部材30内において位置精度良く保持し、光学部品20の性能を良好に発揮させ、光源10の特性に制限されることなく、より良好な発色特性を得ることが可能となる。
(第2の実施の形態)
図19ないし図21は、本開示の第2の実施の形態に係る照明装置1における光学部品20および保持部材30の左端部1Eを拡大して表したものである。本実施の形態は、可変押え部材100として、ねじりコイルばね110およびキャップ120に代えて、U字形のストッパー130を設けるようにしたものである。ストッパー130は、第1の方向A1(壁36に接近する方向)に段階的に移動可能であると共に、第1の方向A1とは反対の第2の方向A2(壁36から離れる方向)への移動が規制されている。
ストッパー130は、例えば、部品全体が樹脂材料等により一体成形されており、ねじりコイルばね110に比較して量産性を向上させることが可能である。樹脂材料としては、摺動性、柔軟性および耐熱性の高いもの、例えばポリカーボネート樹脂または耐熱性ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂)が好ましい。
具体的には、ストッパー130は、U形体131と、爪部132と、延長部133とを有している。
U形体131は、第1脚部131Aおよび第2脚部131Bを湾曲部131Cで繋いだU字形状を有している。第1脚部131Aおよび第2脚部131Bの導光板50側の先端には、摘み131Dが設けられている。第2脚部131Bの光源10側の先端には、係止部131Eが設けられている。係止部131Eは、保持部材30の裏面に設けられたガイド溝131Fと係合しており、ストッパー130の移動方向を光学部品20の長手方向(X方向)のみに制限すると共にストッパー130の脱落を防止するものである。
U形体131は、図22に示したように、単体では第1脚部131Aが外側に開いた状態になっており、弾性をもっている。そのため、第1脚部131Aは、湾曲部131Cを軸として第2脚部131Bに近づく方向(閉じる方向;図22の矢印R1)に回動可能なヒンジ構造となっている。
爪部132は、第1脚部131Aの外側に設けられ、垂直面と、この垂直面の先端から第1の方向A1に沿って下がる(低くなる)傾斜面とからなる直角三角形の断面を有している。また、爪部132の傾斜面は、湾曲部131Cに近いほど高くなっている。この爪部132は、第1の実施の形態におけるキャップ120の爪部122に相当する機能を有している。
すなわち、保持部材30の底面部32には、第1の実施の形態と同様に、鋸歯部39が設けられている。鋸歯部39は、複数の溝部39Bが第1の方向A1に峰部39Aを間にして配列されたラッチ構造である。峰部39Aは、第1の方向A1に沿って上がる(高くなる)傾斜面と、垂直面とからなる直角三角形の断面を有している。ストッパー130は、爪部132と溝部39Bとの噛み合いにより爪部132の垂直面が峰部39Aの垂直面に掛止されて位置規制されると共に、爪部132が峰部39Aを乗り越えて隣接する溝部39Bに噛み合うことにより、第1の方向A1に移動可能となっている。
延長部133は、第2脚部131Bの先端から伸びると共に第1脚部131Aの先端との間に隙間を有し、弾性をもっている。そのため、延長部133は、第2脚部131Bの先端を軸として湾曲部131Cに向かって(図22の矢印R2)回動可能なヒンジ構造となっている。なお、延長部133の内側には、溝134を有する突起が設けられている。この溝134については第3の実施の形態で説明する。
光学部品20の長手方向他端部20Bは、延長部133に接している。図23に示したように、延長部133が光学部品20の長手方向他端部20Bによって第2の方向A2に押されると、延長部133が矢印R2方向に回動してU形体131の第1脚部131Aと第2脚部132Bとの間に入り込み、爪部132が峰部39Aを乗り越えて隣接する溝部39Bに噛み合うことが規制される。これにより、ストッパー130の第2の方向A2への移動が規制されるようになっている。
以上の構成は、第1の実施の形態と同様に、壁36を中心として左右方向(X方向)に対称となっている。つまり、図24に示したように、反対側の右端部1Dにも、光学部品20の他端部20Bにストッパー130からなる可変押え部材100が設けられている。これにより、二本の光学部品20が常に中央の壁36に寄せられ、二本の光学部品20の境目で明るさ等が周囲と異なることが抑えられる。
また、図24に示したように、右端部1Dでは、鋸歯部39が保持部材30の上面部31に設けられている。これにより、図19に示したストッパー130を上下反転して右端部1Dにも装着することが可能となり、同じ形状のストッパー130を左端部1Eおよび右端部1Dの両方に用いることが可能となる。
この照明装置1では、図19においてストッパー130を第1の方向A1(図19において右方向)に挿入すると、鋸歯部39の周期P5ごとに爪部132が峰部39Aに引っ掛かり、第2の方向A2には移動しない。ストッパー130を第1の方向A1に進入させ、延長部133が光学部品20の長手方向他端部20Bに接触する位置で爪部132を溝部39Bに噛み合わせると、ストッパー130はその位置で停止し、第2の方向A2への変位が規制される。従って、光学部品20の長さのばらつきを吸収することが可能となる。
ストッパー130を外す際には、摘み131Dを摘むことにより、爪部132を鋸歯部39から外して取り外すことが可能となる。
また、衝撃等により光学部品20が長手方向(X方向)に力を受けた場合には、図23に示したように、延長部133が矢印R2方向に回動して撓み、衝撃を吸収する。また、延長部133がU形体131の第1脚部131Aと第2脚部132Bとの間に入り込み、第2脚部132Bが浮いて爪部132が峰部39Aを乗り越えて隣接する溝部39Bに噛み合うことが規制される。これにより、ストッパー130の第2の方向A2への移動または鋸歯部39からの脱落が抑えられる。
このように本実施の形態では、可変押え部材100として、第1の方向A1に段階的に移動可能であると共に、反対の第2の方向A2への移動が規制されたストッパー130を設けるようにしている。よって、第1の実施の形態と同様に、光学部品20を保持部材30内において位置精度良く保持し、光学部品20の性能を良好に発揮させ、光源10の特性に制限されることなく、より良好な発色特性を得ることが可能となる。
(第3の実施の形態)
図25および図26は、本開示の第3の実施の形態に係る照明装置1における光学部品20および保持部材30の左端部1Eおよび右端部1Dをそれぞれ拡大して表したものである。本実施の形態は、第1の実施の形態と第2の実施の形態とを複合したものである。すなわち、ストッパー130の延長部133の内側の溝134に、ねじりコイルばね110の第2アーム113を掛けている。第2アーム113は、ストッパー130を介して光学部品20を第1の方向A1に与圧する。
本実施の形態では、光学部品20の寸法のばらつきや変動が鋸歯部39のピッチP5よりも小さく、光学部品20とストッパー130との間に遊びが生じた場合に、第1の実施の形態のねじりコイルばね110による微調整により遊びを吸収し、光学部品20のがたつきを抑えることが可能となる。
(第4の実施の形態)
図27は、本開示の第4の実施の形態に係る照明装置1における光学部品20および保持部材30の左端部1Eを拡大して表したものである。本実施の形態は、第2の実施の形態で説明したU字形のストッパー130において、爪部132を逆向きに設け、第2の実施の形態とは逆向きに装着可能としたものである。ストッパー130は、第2の実施の形態と同様に、第1の方向A1(壁36に接近する方向)に段階的に移動可能であると共に、第1の方向A1とは反対の第2の方向A2(壁36から離れる方向)への移動が規制されている。
図28は、図27に示したストッパー130の構成を表している。ストッパー130は、U形体131と、爪部132とを有している。ストッパー130の樹脂材料は、第2の実施の形態と同様である。
U形体131は、第1脚部131Aおよび第2脚部131Bを湾曲部131Cで繋いだU字形状を有している。第1脚部131Aおよび第2脚部131Bの導光板50側の先端には、摘み131Dが設けられている(図27および図28では省略。)。第2脚部131Bの光源10側の先端には、係止部131Eが設けられている。
U形体131は、図示しないが、第2の実施の形態と同様に、単体では第1脚部131Aが外側に開いた状態になっており、弾性をもっている。そのため、第1脚部131Aは、湾曲部131Cを軸として第2脚部131Bに近づく方向(閉じる方向;図28の矢印R1)に回動可能なヒンジ構造となっている。
爪部132は、第1脚部131Aの外側に設けられ、垂直面と、この垂直面の先端から第1の方向A1に沿って下がる(低くなる)傾斜面とからなる直角三角形の断面を有している。本実施の形態では、爪部132の傾斜面は、第2の実施の形態とは逆向きに付けられており、湾曲部131Cに近いほど低くなっている。
保持部材30の底面部32には、第2の実施の形態と同様に、鋸歯部39が設けられている。鋸歯部39は、複数の溝部39Bが第1の方向A1に峰部39Aを間にして配列されたラッチ構造である。峰部39Aは、第1の方向A1に沿って上がる(高くなる)傾斜面と、垂直面とからなる直角三角形の断面を有している。ストッパー130は、爪部132と溝部39Bとの噛み合いにより爪部132の垂直面が峰部39Aの垂直面に掛止されて位置規制されると共に、爪部132が峰部39Aを乗り越えて隣接する溝部39Bに噛み合うことにより、第1の方向A1に移動可能となっている。
光学部品20の長手方向他端部20Bは、湾曲部131Cに接している。図27に示したように、湾曲部131Cが光学部品20の長手方向他端部20Bによって第2の方向A2に押されると、第2脚部131Bが矢印R3方向に外側に開こうとし、爪部132が更に溝部39Bに引っ掛かり、外れにくくなる。よって、爪部132が峰部39Aを乗り越えて隣接する溝部39Bに噛み合うことが規制され、ストッパー130の第2の方向A2への移動が規制される。
このように本実施の形態では、可変押え部材100として、ストッパー130の爪部132を逆向きに設け、第2の実施の形態とは逆向きに装着可能としたものを用いている。よって、第1の実施の形態と同様に、光学部品20を保持部材30内において位置精度良く保持し、光学部品20の性能を良好に発揮させ、光源10の特性に制限されることなく、より良好な発色特性を得ることが可能となる。
(第5の実施の形態)
図29は、本開示の第5の実施の形態に係る表示装置201の外観を表したものである。この表示装置201は、例えば薄型テレビジョン装置として用いられるものであり、画像表示のための平板状の本体部202をスタンド203により支持した構成を有している。なお、表示装置201は、スタンド203を本体部202に取付けた状態で、床,棚または台などの水平面に載置して据置型として用いられるが、スタンド203を本体部202から取り外した状態で壁掛型として用いることも可能である。
図30は、図29に示した本体部202を分解して表したものである。本体部202は、例えば、前面側(視聴者側)から、前部外装部材(ベゼル)211,パネルモジュール212および後部外装部材(リアカバー)213をこの順に有している。前部外装部材211は、パネルモジュール212の前面周縁部を覆う額縁状の部材であり、下方には一対のスピーカー214が配置されている。パネルモジュール212は前部外装部材211に固定され、その背面には電源基板215および信号基板216が実装されると共に取付金具217が固定されている。取付金具217は、壁掛けブラケットの取付、基板等の取付およびスタンド203の取付のためのものである。後部外装部材213は、パネルモジュール212の背面および側面を被覆している。
図31は、図30に示したパネルモジュール212を分解して表したものである。パネルモジュール212は、例えば、前面側(視聴者側)から、前部筐体(トップシャーシ)221,液晶パネル222,中間筐体(ミドルシャーシ)80,光学シート70,導光板50,反射部材60,後部筐体(バックシャーシ)90,バランサー基板225,バランサーカバー226およびタイミングコントローラ基板227をこの順に有している。
前部筐体221は、液晶パネル222の前面周縁部を覆う枠状の金属部品である。液晶パネル222は、例えば、液晶セル222Aと、ソース基板222Bと、これらを接続するCOF(Chip On Film)などの可撓性基板222Cとを有している。中間筐体80は、液晶パネル222および光学シート70を保持する枠状の樹脂部品である。後部筐体90は、液晶パネル222および照明装置1を収容する、鉄(Fe)等よりなる金属部品である。バランサー基板225は、照明装置1を制御するものであり、図31に示したように、後部筐体90の背面に実装されると共にバランサーカバー226により覆われている。タイミングコントローラ基板227もまた、後部筐体90の背面に実装されている。
この表示装置201では、照明装置1からの光が液晶パネル222により選択的に透過されることにより、画像表示が行われる。ここでは、第1の実施の形態で説明したように、発色特性が向上した照明装置1を備えているので、表示装置201の表示品質が向上する。
なお、上記実施の形態では、表示装置201が第1の実施の形態に係る照明装置1を備えている場合について説明したが、表示装置201は、第1の実施の形態に係る照明装置1に代えて、第2ないし第4の実施の形態に係る照明装置1を備えていてもよいことは言うまでもない。
(照明装置の適用例)
図32および図33は、上記実施の形態の照明装置1が適用される卓上用の照明機器の外観を表したものである。この照明機器310は、例えば、基台311に設けられた支柱312に、照明部313を取り付けたものであり、この照明部313は、上記実施の形態に係る照明装置1により構成されている。照明部313は、導光板40を湾曲形状とすることにより、図32に示した筒状、または図33に示した曲面状など、任意の形状とすることが可能である。
図34は、上記実施の形態の照明装置1が適用される室内用の照明機器の外観を表したものである。この照明機器320は、例えば、上記実施の形態に係る照明装置1により構成された照明部321を有している。照明部321は、建造物の天井322Aに適宜の個数および間隔で配置されている。なお、照明部321は、用途に応じて、天井322Aに限らず、壁322Bまたは床(図示せず)など任意の場所に設置することが可能である。
これらの照明機器310,320では、照明装置1からの光により、照明が行われる。ここでは、上記実施の形態で説明したように、発色特性が良好な照明装置1を備えているので、照明品質が向上する。
以上、実施の形態を挙げて本開示を説明したが、本開示は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、光学部品20を二本設け、二本の光学部品20を可変押え部材100により中央の壁36に向けて押し当てる場合について説明した。しかしながら、本開示は、光学部品20を一本だけ設ける場合にも適用可能である。その場合には、例えば、光学部品20の長手方向一端部20Aを壁36に押し当て、長手方向他端部20Bに可変押え部材100を設けて寸法のばらつきや変動を吸収させることが可能である。よって、小さいスペースで光学部品20を壁36に向けて確実に精度良く片側に寄せることが可能となり、照明装置1の小型化に有効である。
また、例えば、上記実施の形態では、光源10がLEDである場合について説明したが、光源10は半導体レーザ等により構成されていてもよい。
更に、例えば、上記実施の形態において照明装置1、表示装置201(テレビジョン装置)の構成を具体的に挙げて説明したが、全ての構成要素を備える必要はなく、また、他の構成要素を更に備えていてもよい。
加えて、例えば、上記実施の形態において説明した各層の材料および厚みなどは限定されるものではなく、他の材料および厚みとしてもよい。
本開示は、上記実施の形態で説明したテレビジョン装置のほか、モニターなど他の表示装置にも適用することが可能である。
なお、本技術は以下のような構成を取ることも可能である。
(1)
光源と、
前記光源とは別に設けられた光学部品と、
前記光源および前記光学部品を保持する保持部材と、
前記光学部品を前記保持部材に対して変位可能に押止する可変押え部材と
を備えた照明装置。
(2)
前記可変押え部材は、第1の方向に段階的に移動可能であると共に、前記第1の方向とは反対の第2の方向への移動が規制されたストッパーである
前記(1)記載の照明装置。
(3)
前記ストッパーは、
第1脚部および第2脚部と、前記第1脚部および前記第2脚部を連結する湾曲部とを有するU形体と、
前記第1脚部の外側に設けられた爪部と
を有する前記(2)記載の照明装置。
(4)
前記保持部材は、複数の溝部が前記第1の方向に峰部を間にして配列された鋸歯部を有し、
前記ストッパーは、前記爪部と前記溝部との噛み合いにより位置規制されると共に、前記爪部が前記峰部を乗り越えて隣接する前記溝部に噛み合うことにより、前記第1の方向に移動可能である
前記(3)記載の照明装置。
(5)
前記ストッパーは、前記第2脚部の先端から伸びると共に前記第1脚部の先端との間に隙間を有する延長部を有し、
前記光学部品の端部は、前記延長部に接しており、
前記延長部が前記光学部品の端部によって前記第2の方向に押されると、前記延長部が前記U形体の前記第1脚部と前記第2脚部との間に入り込み、前記爪部が前記峰部を乗り越えることが規制される
前記(4)記載の照明装置。
(6)
前記光学部品の端部は、前記湾曲部に接しており、
前記湾曲部が前記光学部品の端部によって前記第2の方向に押されると、前記U形体の前記第1脚部と前記第2脚部とが外方に開き、前記爪部が前記峰部を乗り越えることが規制される
前記(4)記載の照明装置。
(7)
前記可変押え部材は、前記光学部品を前記保持部材内において第1の方向に押圧可能な弾性部品である
前記(1)記載の照明装置。
(8)
前記弾性部品は、金属ばね,樹脂,発泡体およびエラストマーからなる群から選ばれた少なくとも1種により構成されている
前記(7)記載の照明装置。
(9)
前記弾性部品は、ねじりコイルばねにより構成されている
前記(8)記載の照明装置。
(10)
前記弾性部品は、金属製のばねと、前記金属製のばねと前記光学部品との間に設けられた非金属の光学部品カバーとにより構成されている
前記(8)記載の照明装置。
(11)
前記保持部材は、複数の溝部が前記第1の方向に峰部を間にして配列された鋸歯部を有し、
前記光学部品カバーは、外側に爪部を有し、前記爪部と前記溝部との噛み合いにより位置規制されると共に、前記爪部が前記峰部を乗り越えて隣接する前記溝部に噛み合うことにより、前記第1の方向に移動可能である
前記(10)記載の照明装置。
(12)
前記光学部品は、波長変換物質が管状の容器に封入された波長変換部材である
前記(1)ないし(11)のいずれか1項に記載の照明装置。
(13)
前記光学部品は、複数本設けられ、
前記複数本の光学部品は、前記光学部品の長手方向に沿って前記光学部品の長手方向端部を突き合わせて並べられており、
前記保持部材は、隣接する二本の前記光学部品の境目に、前記光学部品の長手方向一端部を当て付ける壁を有し、
前記可変押え部材は、前記光学部品の長手方向他端部に設けられている
前記(12)記載の照明装置。
(14)
前記波長変換物質は、量子ドットを含む
前記(12)または(13)記載の照明装置。
(15)
前記光源は、青色光源であり、
前記波長変換物質は、青色光を赤色光または緑色光に波長変換する
前記(14)記載の照明装置。
(16)
前記発光素子は、LED(Light Emitting Diode)である
前記(1)ないし(15)のいずれか1項に記載の照明装置。
(17)
前記保持部材は、前記光学部品の長手方向において複数本に分割されている
前記(1)ないし(16)のいずれか1項に記載の照明装置。
(18)
液晶パネルと、前記液晶パネルの背面側の照明装置とを備え、
前記照明装置は、
光源と、
前記光源とは別に設けられた光学部品と、
前記光源および前記光学部品を保持する保持部材と、
前記光学部品を前記保持部材に対して変位可能に押止する可変押え部材と
を備えた表示装置。
1…照明装置、1A…上辺、1B…下辺、1C…中央部、1D…右端部、1E…左端部、10…光源、11…光源基板、20…光学部品、21…波長変換物質、22…容器、23…収容部、30…保持部材、31…上面部、32…底面部、33…連結部、34…開口、35…隙間、36…壁、37…柱、38A…分割保持部材、38B…分割部、39…鋸歯部、39A…峰部、39B…溝部、40…放熱部材、40A…幅狭の放熱部材、40B…幅広の放熱部材、41…ヒートパイプ、42…熱伝導性グリス、50…導光板、50A…光入射面、50B…光出射面、50D…底面、51…パターン、60…反射部材、70…光学シート、80…中間筐体(ミドルシャーシ)、90…背面筐体(バックシャーシ)、100…可変押え部材、110…ねじりコイルばね、111…コイル部、112…第1アーム、113…第2アーム、120…キャップ、121…凹部、122…爪部、130…ストッパー、131…U形体、131A…第1脚部、131B…第2脚部、131C…湾曲部、131D…摘み、131E…係止部、131F…ガイド溝、132…爪部、133…延長部、134…溝、201…表示装置。

Claims (18)

  1. 光源と、
    前記光源とは別に設けられた光学部品と、
    前記光源および前記光学部品を保持する保持部材と、
    前記光学部品を前記保持部材に対して変位可能に押止する可変押え部材と
    を備えた照明装置。
  2. 前記可変押え部材は、第1の方向に段階的に移動可能であると共に、前記第1の方向とは反対の第2の方向への移動が規制されたストッパーである
    請求項1記載の照明装置。
  3. 前記ストッパーは、
    第1脚部および第2脚部と、前記第1脚部および前記第2脚部を連結する湾曲部とを有するU形体と、
    前記第1脚部の外側に設けられた爪部と
    を有する請求項2記載の照明装置。
  4. 前記保持部材は、複数の溝部が前記第1の方向に峰部を間にして配列された鋸歯部を有し、
    前記ストッパーは、前記爪部と前記溝部との噛み合いにより位置規制されると共に、前記爪部が前記峰部を乗り越えて隣接する前記溝部に噛み合うことにより、前記第1の方向に移動可能である
    請求項3記載の照明装置。
  5. 前記ストッパーは、前記第2脚部の先端から伸びると共に前記第1脚部の先端との間に隙間を有する延長部を有し、
    前記光学部品の端部は、前記延長部に接しており、
    前記延長部が前記光学部品の端部によって前記第2の方向に押されると、前記延長部が前記U形体の前記第1脚部と前記第2脚部との間に入り込み、前記爪部が前記峰部を乗り越えることが規制される
    請求項4記載の照明装置。
  6. 前記光学部品の端部は、前記湾曲部に接しており、
    前記湾曲部が前記光学部品の端部によって前記第2の方向に押されると、前記U形体の前記第1脚部と前記第2脚部とが外方に開き、前記爪部が前記峰部を乗り越えることが規制される
    請求項4記載の照明装置。
  7. 前記可変押え部材は、前記光学部品を前記保持部材内において第1の方向に押圧可能な弾性部品である
    請求項1記載の照明装置。
  8. 前記弾性部品は、金属ばね,樹脂,発泡体およびエラストマーからなる群から選ばれた少なくとも1種により構成されている
    請求項7記載の照明装置。
  9. 前記弾性部品は、ねじりコイルばねにより構成されている
    請求項8記載の照明装置。
  10. 前記弾性部品は、金属製のばねと、前記金属製のばねと前記光学部品との間に設けられた非金属の光学部品カバーとにより構成されている
    請求項8記載の照明装置。
  11. 前記保持部材は、複数の溝部が前記第1の方向に峰部を間にして配列された鋸歯部を有し、
    前記光学部品カバーは、外側に爪部を有し、前記爪部と前記溝部との噛み合いにより位置規制されると共に、前記爪部が前記峰部を乗り越えて隣接する前記溝部に噛み合うことにより、前記第1の方向に移動可能である
    請求項10記載の照明装置。
  12. 前記光学部品は、波長変換物質が管状の容器に封入された波長変換部材である
    請求項1記載の照明装置。
  13. 前記光学部品は、複数本設けられ、
    前記複数本の光学部品は、前記光学部品の長手方向に沿って前記光学部品の長手方向端部を突き合わせて並べられており、
    前記保持部材は、隣接する二本の前記光学部品の境目に、前記光学部品の長手方向一端部を当て付ける壁を有し、
    前記可変押え部材は、前記光学部品の長手方向他端部に設けられている
    請求項12記載の照明装置。
  14. 前記波長変換物質は、量子ドットを含む
    請求項12記載の照明装置。
  15. 前記光源は、青色光源であり、
    前記波長変換物質は、青色光を赤色光または緑色光に波長変換する
    請求項14記載の照明装置。
  16. 前記発光素子は、LED(Light Emitting Diode)である
    請求項1記載の照明装置。
  17. 前記保持部材は、前記光学部品の長手方向において複数本に分割されている
    請求項1記載の照明装置。
  18. 液晶パネルと、前記液晶パネルの背面側の照明装置とを備え、
    前記照明装置は、
    光源と、
    前記光源とは別に設けられた光学部品と、
    前記光源および前記光学部品を保持する保持部材と、
    前記光学部品を前記保持部材に対して変位可能に押止する可変押え部材と
    を備えた表示装置。
JP2013037225A 2013-02-27 2013-02-27 照明装置および表示装置 Pending JP2014165116A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013037225A JP2014165116A (ja) 2013-02-27 2013-02-27 照明装置および表示装置
US14/176,427 US9772441B2 (en) 2013-02-27 2014-02-10 Illumination device and display unit
CN201410057171.8A CN104006329B (zh) 2013-02-27 2014-02-20 照明装置和显示单元
US15/686,494 US10073215B2 (en) 2013-02-27 2017-08-25 Illumination device and display unit
US16/859,277 USRE49939E1 (en) 2013-02-27 2020-04-27 Illumination device and display unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013037225A JP2014165116A (ja) 2013-02-27 2013-02-27 照明装置および表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014165116A true JP2014165116A (ja) 2014-09-08

Family

ID=51367126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013037225A Pending JP2014165116A (ja) 2013-02-27 2013-02-27 照明装置および表示装置

Country Status (3)

Country Link
US (3) US9772441B2 (ja)
JP (1) JP2014165116A (ja)
CN (1) CN104006329B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016072312A1 (ja) * 2014-11-04 2016-05-12 Nsマテリアルズ株式会社 波長変換部材、及びそれを用いた発光装置、発光素子、光源装置、表示装置、導光部材、並びに波長変換部材の製造方法
JPWO2016084729A1 (ja) * 2014-11-25 2017-08-31 東洋紡株式会社 液晶表示装置及び偏光板
US10174886B2 (en) 2015-07-31 2019-01-08 Sharp Kabushiki Kaisha Wavelength conversion member and light emitting device
KR102223755B1 (ko) * 2020-08-19 2021-03-05 (주)에스제이시스템 블루라이트 차단지를 포함하는 led모듈
USRE49939E1 (en) * 2013-02-27 2024-04-23 Saturn Licensing Llc Illumination device and display unit

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101251738B1 (ko) * 2011-03-22 2013-04-05 엘지이노텍 주식회사 표시장치
WO2013106553A1 (en) 2012-01-13 2013-07-18 Qd Vision, Inc. Light mixing chamber for use with light guide plate
US9929325B2 (en) 2012-06-05 2018-03-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Lighting device including quantum dots
WO2014132726A1 (ja) * 2013-02-28 2014-09-04 Nsマテリアルズ株式会社 液晶表示装置
KR20140116652A (ko) * 2013-03-25 2014-10-06 삼성디스플레이 주식회사 백라이트 유닛 및 그것을 포함하는 표시 장치
CN103885226B (zh) * 2014-01-27 2017-01-11 深圳市华星光电技术有限公司 用于固定显示器的量子条的装置
KR20150117751A (ko) * 2014-04-10 2015-10-21 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
CN103941475B (zh) * 2014-04-30 2016-10-05 深圳市华星光电技术有限公司 一种液晶模组及液晶显示装置
US10422937B2 (en) 2014-11-04 2019-09-24 Ns Materials Inc. Wavelength converting member, and light emitting device, light emitting element, light source unit, and display device using wavelength converting member
KR20160082635A (ko) * 2014-12-26 2016-07-08 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
WO2016111492A1 (en) 2015-01-05 2016-07-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Display module and display apparatus having the same
EP3040609B1 (en) * 2015-01-05 2018-08-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Display module and display apparatus having the same
CN104633548A (zh) * 2015-02-05 2015-05-20 深圳市华星光电技术有限公司 背光模组以及曲面液晶显示装置
CN104597650B (zh) * 2015-02-16 2017-09-05 深圳市华星光电技术有限公司 曲面液晶显示装置的前框以及曲面液晶显示装置
CN104965347B (zh) * 2015-07-14 2018-07-06 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示装置及其背光模组
CN105116615B (zh) * 2015-09-30 2018-06-15 青岛海信电器股份有限公司 一种背光模组及液晶显示器
CN105549267B (zh) * 2016-03-08 2019-03-01 深圳市华星光电技术有限公司 背光模块和显示装置
CN105676535A (zh) * 2016-04-01 2016-06-15 深圳市华星光电技术有限公司 一种背光模组及液晶显示装置
CN105785650B (zh) * 2016-05-17 2019-08-20 京东方科技集团股份有限公司 背光源及其组装方法、显示装置
KR20180057942A (ko) * 2016-11-23 2018-05-31 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치
US10809438B2 (en) * 2016-11-23 2020-10-20 Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd. Backlight module for curved liquid crystal display device and curved liquid crystal display device
WO2018117412A2 (en) * 2016-12-19 2018-06-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Display apparatus
CN106873071B (zh) * 2017-03-27 2019-10-11 开发晶照明(厦门)有限公司 面光源装置、侧入式背光模组以及显示装置
CN206848649U (zh) * 2017-05-04 2018-01-05 深圳市华星光电技术有限公司 一种用于背光模组的光学膜、背光模组及显示设备
CN107656394A (zh) * 2017-05-04 2018-02-02 深圳市华星光电技术有限公司 一种背光模组和显示设备
CN211694513U (zh) * 2020-02-28 2020-10-16 漳州立达信光电子科技有限公司 面板灯

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001075075A (ja) * 1999-06-29 2001-03-23 Seiko Epson Corp 液晶装置、および電子機器
JP2006324407A (ja) 2005-05-18 2006-11-30 Toyoda Gosei Co Ltd 発光装置
KR101096759B1 (ko) * 2005-06-16 2011-12-26 삼성전자주식회사 백라이트 어셈블리 및 이를 이용한 액정표시장치
US7876489B2 (en) * 2006-06-05 2011-01-25 Pixtronix, Inc. Display apparatus with optical cavities
US20080049445A1 (en) * 2006-08-25 2008-02-28 Philips Lumileds Lighting Company, Llc Backlight Using High-Powered Corner LED
TWI402544B (zh) * 2008-09-01 2013-07-21 Coretronic Corp 導光單元及背光模組
EP2192430B1 (en) * 2008-11-27 2016-04-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Backlight unit
KR101698754B1 (ko) * 2009-10-19 2017-01-24 삼성디스플레이 주식회사 백라이트 어셈블리 및 그를 포함하는 액정 표시 장치
US20120188747A1 (en) * 2009-10-30 2012-07-26 Sharp Kabushiki Kaisha Lighting device and display device
KR101508284B1 (ko) * 2009-12-15 2015-04-06 엘지이노텍 주식회사 양자점을 이용한 백라이트 유닛 및 이를 포함하는 액정표시장치
JP4949525B2 (ja) 2010-03-03 2012-06-13 シャープ株式会社 波長変換部材、発光装置および画像表示装置ならびに波長変換部材の製造方法
KR101279126B1 (ko) 2010-05-04 2013-06-26 엘지디스플레이 주식회사 백라이트 유닛 및 이를 이용한 액정표시장치
US8294168B2 (en) * 2010-06-04 2012-10-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Light source module using quantum dots, backlight unit employing the light source module, display apparatus, and illumination apparatus
KR101241549B1 (ko) * 2011-07-18 2013-03-11 엘지이노텍 주식회사 광학 부재, 이를 포함하는 표시장치 및 이의 제조방법
KR101808191B1 (ko) * 2011-08-26 2017-12-13 삼성전자 주식회사 백라이트 유닛 및 그를 가진 액정표시장치
US9417379B2 (en) * 2012-02-03 2016-08-16 Sharp Kabushiki Kaisha Image display device and television reception device
CN102606960A (zh) 2012-03-26 2012-07-25 深圳市华星光电技术有限公司 背光模组
KR101971581B1 (ko) * 2012-06-12 2019-04-23 삼성전자주식회사 액정 디스플레이 모듈 및 이를 구비하는 액정 디스플레이 장치
TWI464500B (zh) 2012-06-14 2014-12-11 Au Optronics Corp 背光模組
WO2014073313A1 (ja) 2012-11-09 2014-05-15 ソニー株式会社 照明装置および表示装置
JP2014165116A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Sony Corp 照明装置および表示装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE49939E1 (en) * 2013-02-27 2024-04-23 Saturn Licensing Llc Illumination device and display unit
WO2016072312A1 (ja) * 2014-11-04 2016-05-12 Nsマテリアルズ株式会社 波長変換部材、及びそれを用いた発光装置、発光素子、光源装置、表示装置、導光部材、並びに波長変換部材の製造方法
JPWO2016072312A1 (ja) * 2014-11-04 2017-10-12 Nsマテリアルズ株式会社 波長変換部材、及びそれを用いた発光装置、発光素子、光源装置、表示装置、導光部材、並びに波長変換部材の製造方法
US10598843B2 (en) 2014-11-04 2020-03-24 Ns Materials Inc. Method of producing wavelength converting member
TWI693729B (zh) * 2014-11-04 2020-05-11 日商Ns材料股份有限公司 波長轉換構件、及使用其之發光裝置、發光元件、光源裝置、顯示裝置、導光構件、以及波長轉換構件之製造方法
JPWO2016084729A1 (ja) * 2014-11-25 2017-08-31 東洋紡株式会社 液晶表示装置及び偏光板
JP2021099521A (ja) * 2014-11-25 2021-07-01 東洋紡株式会社 液晶表示装置及び偏光板
US10174886B2 (en) 2015-07-31 2019-01-08 Sharp Kabushiki Kaisha Wavelength conversion member and light emitting device
KR102223755B1 (ko) * 2020-08-19 2021-03-05 (주)에스제이시스템 블루라이트 차단지를 포함하는 led모듈

Also Published As

Publication number Publication date
US10073215B2 (en) 2018-09-11
CN104006329B (zh) 2019-04-30
US9772441B2 (en) 2017-09-26
US20140240644A1 (en) 2014-08-28
US20170357049A1 (en) 2017-12-14
USRE49939E1 (en) 2024-04-23
CN104006329A (zh) 2014-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014165116A (ja) 照明装置および表示装置
JP7132293B2 (ja) 照明装置および表示装置
JP6192897B2 (ja) 発光装置、表示装置および照明装置
JP2022180372A6 (ja) 照明装置および表示装置
JP5939004B2 (ja) 発光装置、表示装置および照明装置
JP6092522B2 (ja) 発光装置、表示装置および照明装置
US20080239754A1 (en) Backlight assembly, display apparatus having the same and method for manufacturing the same
WO2016185805A1 (ja) 発光装置、表示装置および照明装置
US20190204684A1 (en) Backlight unit and display device having the same
WO2015016048A1 (ja) 光源装置、照明装置及び液晶表示装置
KR101651888B1 (ko) 백라이트 장치
JP2024020648A (ja) 発光装置
KR20070048018A (ko) 백라이트 어셈블리 및 이를 포함하는 액정 표시 장치
KR101835116B1 (ko) 도광판 홀더 및 이를 구비하는 면 광원 장치
WO2012063917A1 (ja) 照明装置およびこれを備えた液晶表示装置
JP6708593B2 (ja) 表示装置
KR101548650B1 (ko) 백라이트 장치의 조립 구조
KR101601633B1 (ko) 백라이트 장치
JP6961754B2 (ja) 表示装置および発光装置
JP7257478B2 (ja) 表示装置および発光装置
KR101491465B1 (ko) 커버버텀 일체형의 광 전환 모듈
KR102415255B1 (ko) 백라이트 장치
KR20160023986A (ko) 백라이트 장치
KR20160049588A (ko) 백라이트 장치
KR20160053440A (ko) 커버버텀 엠보 형상을 이용한 백라이트 장치의 광학 갭 유지 구조