JP2014164908A - 黄銅端子 - Google Patents

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良和 奥野
Akira Tachibana
昭頼 橘
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Abstract

【課題】溶接部のブローホール数が抑制された、かしめ加工の成形性に優れた黄銅端子を提供する。
【解決手段】一端側に電線を挿入し、圧接する管状かしめ部30を備えた黄銅の端子であって、黄銅は、Niを0.5〜8.0質量%含み、管状かしめ部30は長手方向にわたってファイバレーザ溶接による溶接部50を有する黄銅端子1。
【選択図】図3

Description

本発明は、電気導通を担う部品に関する。より詳しくは、電線を接続する銅合金端子に関する。
従来、自動車用組み電線における電線接続部では、電線導体を端子により圧着する形式が一般的である。通常、組み電線には銅電線が用いられるが、軽量化目的でアルミニウム電線(以下、アルミ電線とも言う)が使われることがある。圧着部では、一般に、電線導体が露出する構造となるため、アルミニウム電線を用いた場合には、導体のアルミニウムが腐食を起こし、電気な導通を確保できなくなる恐れがあった。
これを防止するためにはアルミニウム導体を環境から遮断することが考えられる。例えばアルミ表面が空気などに触れないように覆ってしまうことが望ましい。腐食を防止するという観点では、圧着部全体を樹脂によりモールドする方式(例えば、特許文献1参照)が確実であるが、モールド部が肥大してしまい、コネクタハウジングのサイズを上げる必要が生じ、コネクタが肥大してしまうこととなり、組み電線全体を高密小型に成形することができなかった。また、モールド成形は、圧着後に個々の圧着部に対して処理するため、組み電線製造の工程が大きく増すこと、および作業が煩雑である事、等の問題があった。
これに対し、金属缶を電線導体に被せた後に圧着する手法により、アルミニウム導体を外界から遮断する技術が提案された(例えば、特許文献2参照)が、圧着前に個々の導体へ缶を装着する工程が煩雑であること、また、圧着時、ワイヤーバレルにより缶を破壊してしまい浸水経路が生じてしまうこと、等の問題があった。
上記のような問題は、管状の端子に電線を挿入して圧着する構造を採用することで、圧着部を肥大させずに電線導体を外界から遮断することにより解決することができる。管の形成法はいくつかあるが、溶接部の幅を狭くすることができるのに加えて、処理速度とコストの観点で、レーザ溶接法(例えば、特許文献3参照)を用いるのが好適である。
しかし、銅及び銅合金のレーザ反射率は高い(すなわち、レーザ吸収率は低い)ので、銅及び銅合金をレーザ溶接する場合には大出力のレーザ照射が必要となり、レーザ照射部で爆飛が生じやすい。この問題に対し、表面にニッケル−リン(Ni−P)皮膜を有する黄銅材にレーザ照射すると、ニッケル−リン皮膜と黄銅のレーザ反射率が略同じであることと、ニッケル−リン皮膜の融点が黄銅材の融点より高いこととの相乗作用でニッケル−リン皮膜を溶融するのにレーザによる熱量が消費され、黄銅材の急激な溶融の進行を制動するように働くために、黄銅材の爆飛が防止されることが示唆されている(例えば、特許文献4参照)。
ZnとNiを含有する銅合金としては、Zn:20〜41mass%、Sn:0.1 〜4.0mass%、Ni:0.1〜5.0mass%、P:0.01〜0.3mass%の範囲で、かつ5.0≦Ni/P≦50を満たす銅合金(例えば、特許文献5参照。なお、単位表示は同文献による。)、Cu54〜58重量%、Ni16.5〜19.5重量%、Zn22.5〜29.5重量%のCu−Ni−Znが90〜99.5重量%及び残部がAu、Pt、Ru及びRhの少なくとも一種を合計で0.5〜10重量%含有する銅合金(例えば、特許文献6参照。なお、単位表示は同文献による。)、Niを7〜26重量%、Znを5〜30重量%含有し、残部がCuと不可避不純物からなる銅合金(例えば、特許文献7参照。なお、単位表示は同文献による。)等が開示されている。
特開2011−222243号公報 特開2004−207172号公報 特開2003−191085号公報 特許第3177982号公報 特許第4186095号公報 特開昭58−112291号公報 特開平11−328939号公報
しかしながら、安価で生産性のよい黄銅板を基材として、溶接を含む製造工程で端子を製造する場合、黄銅に含有されるZnが気化して溶接部にブローホールが形成されて溶接欠陥となるというさらなる問題があるが、特許文献3〜7には、この問題を考慮した黄銅板のレーザ溶接に関しては開示も示唆もない。
特許文献6、7に開示されているようなNi含有量が多い銅合金では、融点が高くなり、溶接性は悪くなる。また、Ni添加量が適切であっても、Si、PなどNiの析出を促す元素が同時に添加されていると、溶接時にその元素とNiが優先的に化合物を形成してしまうために、Znの気化を防ぐ役割は果たさない。さらに、導電率を下げるような固溶元素が入っていると、通電材としては不適である
そこで、本発明は上記問題点に鑑みなされたものであって、溶接部のブローホール数が抑制された、かしめ加工の成形性に優れた黄銅端子を提供することを目的とする。
本発明の黄銅端子の特徴は、一端側に電線を挿入し、圧接する管状かしめ部を備えた黄銅の端子であって、黄銅は、Niを0.5〜8.0質量%含み、管状かしめ部は長手方向にわたってファイバレーザ溶接による溶接部を有することを要旨とする。
Niが0.5質量%未満であるか、8.0質量%を超えると溶接部にブローホールが多発する。
黄銅は、Niを2.0〜4.0質量%含むことがより好ましい。
本発明によれば、溶接部のブローホール数が抑制された、かしめ加工の成形性に優れた黄銅端子を提供することができる。
本発明の実施形態に係る端子を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る端子と電線の終端の接続構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る端子の溶接方法の1例を模式的に示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)について詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る端子1を示したものである。端子1は、雌型端子のボックス部20と管状かしめ部30を有し、これらの橋渡しとしてトランジション部40を有する。さらに、端子1は管状かしめ部30内に溶接部50(図中、斜線で示す部分)を有する。端子1は、導電性と強度を確保するためにNi添加黄銅基材で製造されている。また、溶接部の形状は特に制限はない。図示した溶接部50のように管状かしめ部30の長手方向に帯状形状に形成するのがよいが、波線形状や螺旋形状に形成してもよい。
(ボックス部)
雌型端子のボックス部20は、例えば雄型端子等の挿入タブの挿入を許容するボックス部である。このボックス部の細部の形状は特に限定されない。すなわち、ボックス部を有さなくてもよく、例えば雄型端子の挿入タブであっても良い。また他の端子の端部であっても良い。本実施形態では、本発明の端子を説明するために便宜的に雌型端子の例を示したのであって、どのような接続端部を有する端子であっても、トランジション部40を介して管状かしめ部30を有し、その管状かしめ部30は、溶接によって成形されているのである。
(管状かしめ部)
管状かしめ部30は、端子1とアルミニウム又はアルミニウム合金電線(図示せず)とを圧着接合する部位である。その一端はアルミニウム電線を挿入することができる電線挿入口31を有し、他端はトランジション部40に接続されている。管状かしめ部30のトランジション部40側は、閉口しているのが好ましい。端子1の黄銅とアルミニウム又はアルミニウム合金電線の接点に水分が付着すると、両金属の起電力の差からいずれかの金属(合金)が腐食してしまうので、かしめ部は外部より水分等が侵入しないように管状となっている。端子のかしめ部は、管状であれば腐食に対して一定の効果を得られるため、必ずしも長手方向に対して円筒である必要はなく、場合によっては楕円や矩形の管であっても良い。また、径が一定である必要はなく、長手方向で半径が変化していてもよい。また、管状かしめ部の内面には、SnやAgなどのめっきが施されているのが好ましい。
管状かしめ部30では、管状かしめ部を構成するNi添加黄銅とアルミニウム又はアルミニウム合金電線とが機械的に圧着接合されることにより、同時に電気的な接合を確保する。Ni添加黄銅基材と電線(芯線)は、かしめによって塑性変形し、接合がされる。従って、管状かしめ部30は、かしめ接合をすることができるように肉厚を設計される必要があるが、人力加工や機械加工等で接合を自由に行うことができるので、特に限定されるものではない。
なお、図示しないが、管状かしめ部30内には、電線と電気的接続をとる為や電線を抜けにくくする為に、溝や突起等の係止溝(セレーション)を設けても良い。
(電線の終端接続構造)
次に、図2に本発明の電線の終端接続構造10を示す。終端接続構造10は、本発明の端子1と、アルミニウム又はアルミニウム合金電線(電線60)とが接続された構造を有している。終端接続構造10は、端子1と電線60が管状かしめ部30によって圧着接合されている。圧着の様態は特に限定されないが、図2では、第1の圧着縮径部35および第2の圧着縮径部36からなっている。通常、圧着接合すると、管状かしめ部30は塑性変形を起こして、元の径よりも縮径されることで、電線60との圧着接合をなす。図2に示した例では、第1の圧着縮径部35が、縮径率が一番高くなっている部分である。このように、圧着接合を2段階の縮径で行ってもよい。
電線60は、絶縁被覆61と図示しないアルミニウム又はアルミニウム合金の芯線とからなっている。電線60は裸線であっても良いが、防食の観点から通常は絶縁被覆された電線を用いる。
なお、アルミニウム電線の芯線としては、例えば鉄(Fe)を約0.2質量%、銅(Cu)を約0.2質量%、マグネシウム(Mg)を約0.1質量%、シリコン(Si)を約0.04質量%、残部がアルミニウム(Al)および不可避不純物かなるアルミニウム芯線を用いることができる。他の合金組成として、Feを約1.05質量%、Mgを約0.15質量%、Siを約0.04質量%、残部がAlおよび不可避不純物のもの、あるいは、Feを約1.0質量%、Siを約0.04質量%、残部がAlおよび不可避不純物のもの、Feを約0.2質量%、マMgを約0.7質量%、Siを約0.7質量%、残部がAlおよび不可避不純物のものなどを用いることができる。これらは、さらにTi、Zr、Sn、Mn等の合金元素を含んでいてもよい。このようなアルミニウム芯線を用い、例えば0.5〜2.5sq(mm)、7〜19本撚りの芯線にして用いることができる。芯線の被覆材としては、例えばPE、PPなどのポリエレフィンを主成分としたものやPVCを主成分としたもの等を用いることができる。
本実施形態においては、絶縁被覆された電線60を用いて、先端部の絶縁被覆61を所定の長さだけ除去した電線60を、残った絶縁被覆61の端部が電線挿入口31から所定の長さだけ管状かしめ部30と重なるように、管状かしめ部30に挿入し、専用の治具やプレス加工機等でなかしめ工程を実施する。
(端子の製造方法)
まず、Ni添加黄銅基材からなる条材を、平面展開した端子形状に打ち抜き、曲げ加工によってボックス部やかしめ部を設ける。この時、かしめ部は平面からの曲げ加工ではC字型断面となっているので、この開放部分を溶接によって接合することで、管状かしめ部となる。本実施形態においては、管状かしめ部30を、ファイバレーザ溶接を行って製造する。
銅及び銅合金はレーザ吸収率が低く、熱伝導率が高いため、溶接幅を細くできなかったり、熱影響部の幅を狭くできなかったりする場合があるが、ファイバレーザを用いることで、溶接性が改善される。ファイバレーザによるレーザビームは、集光径が小さい、エネルギ密度が高い、集光距離が長い、モジュールの並列接続で出力を増加させることができるといった特徴がある。さらに、レンズやミラーを使うことで、ファイバレーザ本体機器と加工対象物(被溶接部)との距離が離れていても、直接ファイバで加工対象近くまで伝送することができるという利点がある。
図3は、本実施形態に係る端子1の溶接方法の1例を模式的に示した図である。図中のFLはファイバレーザ溶接装置を表している。ファイバレーザ溶接装置FLから発せられたレーザビームLが管状かしめ部30の被溶接部37(突合せ部)を溶接するように照射される。図3では、1つのファイバレーザ溶接装置からレーザビームを照射する例を示したが、ファイバレーザ溶接装置を複数台並列接続して、複数本のレーザビームを照射してもよい。この場合、各々のビームは、同じ出力でも、異なる出力の組合せとしてもよい。
表1は、本実施形態において端子1に用いるNi添加黄銅のベースとなる黄銅の化学組成を示したものである。
Figure 2014164908
すなわち、本発明に好適な黄銅材の組成は、Cu:64.0〜71.5質量%、Ni:0.5〜8.0質量%、残部がZnおよび不可避不純物(Pb、Fe、その他の元素)である。さらに、好ましくは、Niは、2.0〜4.0質量%である。
本実施形態においては、端子1の基材として、Ni添加黄銅板を用いる。1気圧下で、Cuの沸点は2562℃であるのに対し、黄銅に含有されるZnの沸点は907℃である。また、1気圧下での蒸発温度(蒸気圧が10−2になる時の温度)は、Cuの1273℃に対し、Znでは343℃と融点419℃より低い。このため、黄銅板を溶接するとZnが選択的に蒸発する脱亜鉛現象が起こって、大量のブローホール、溶接表面の荒れ、割れ、などの溶接欠陥が多発する。
この、黄銅板の溶接部に生じる、脱亜鉛現象に起因する溶接欠陥の発生の問題は、Ni添加黄銅板を基材として用いることで克服される。
本実施形態においては、端子1の基材として、0.5〜8.0質量%のNiを添加した黄銅板を用いる。基材の突合せ部をファイバレーザ溶接すると、まず、レーザービームが照射された部分の表面層近傍で溶融池が形成される。この時、Niが基材中に添加されていることにより、表面層近傍でNi―Zn相が形成される。Ni−Zn相の沸点は黄銅の溶融温度を超えており、かつ、Ni−Zn相が形成された場合にはZnは単体で蒸発しなくなる。一旦、Ni−Zn相が形成された場合、NiとZnはその相に取り込まれやすくなるため、基材内部に溶接が進んだ際にNiとZnで相分離する可能性が低くなる。そのため、溶接部全体においてブローホールの発生を低く抑えることが可能になる。溶接が終了し再凝固後、黄銅中にNi−Zn相を含む溶接部が形成される。
Ni添加量が0.5質量%未満であるか、8.0質量%を超えると、溶接時にNi−Zn相が安定して形成されなくなり、Znの蒸発は抑制され難くなる。Ni添加量は、2.0〜4.0質量%の範囲にあるのがより好ましい。
(実施例1〜8)
実施例1〜7では、JIS C2600相当のCu−30質量%Znに表2に示した添加量でNiを添加し、実施例8では、JIS C2680相当のCu−35質量%Znに2.0質量%Niを添加した組成の、厚さ0.25mmの四角い形状のNi添加黄銅板を基材に用い、これを突合せて1cmにわたりファイバレーザで貫通溶接して試験片とし、溶接性評価を行った。
<ファイバレーザ溶接条件>
レーザ溶接装置:ASF1J23(古河電気工業(株)製商品名)、500W、CWファイバレーザ
レーザビーム出力:400W
レーザー焦点径:φ20μm
掃引速度:140mm/S
掃引距離:9mm(突合せ部約7mm)
全条件ジャストフォーカス
<溶接性評価>
溶接性は、ブローホールを溶接欠陥として、透過X線で写真を取り、ブローホールの数をカウントし、以下の基準で評価した。
◎:10個以下
○:10個超、20個以下
×:20個超
××:溶接不可
(比較例1、2)
Niを添加していない、JIS 2600、JIS C2680相当の四角い形状の黄銅板を基材に用いたこと以外は、実施例1〜8と同様である。
(比較例3〜8)
比較例3〜6では、JIS C2600相当のCu−30質量%Znに表2に示した添加量でNiを添加し、比較例7では、JIS
C2680相当のCu−35質量%Znに10.0質量%Niを添加し、また比較例8では、実施例4の組成に微量のPを加えた組成の、厚さ0.25mmの四角い形状のNi添加黄銅板を基材に用いたこと以外は、実施例1〜8と同様である。
Figure 2014164908
表2に評価結果を示す。表2からわかるように、0.5〜8.0質量%のNi添加量のNi添加黄銅板を基材に用いた場合は良好なファイバレーザ溶接性を示したのに対し、Ni無添加の黄銅板を基材に用いた場合、溶接性は悪い結果となった。Ni添加量2.0質量%の実施例3、Ni添加量4.0質量%の実施例4は特に優れた溶接性を示したが、実施例4の組成に微量(0.1質量%)のPを加えた比較例8では溶接性は悪くなった。0.5〜8.0質量%Ni添加黄銅板を基材とした端子の、ファイバレーザ溶接による溶接部を有する管状かしめ部は、良好なかしめ加工性を有することが確認された。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。特に、本発明は雌型端子について述べてきたが、当然雄型端子についても適用可能である。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 端子
10 終端接続構造
20 雌型端子のボックス部
30 管状かしめ部
31 電線挿入口
35 第1の圧着縮径部
36 第2の圧着縮径部
37 被溶接部
40 トランジション部
50 溶接部
60 電線
61 絶縁被覆
FL ファイバレーザ溶接装置
L レーザビーム

Claims (2)

  1. 一端側に電線を挿入し、圧接する管状かしめ部を備えた黄銅の端子であって、
    前記黄銅は、Niを0.5〜8.0質量%含み、
    前記管状かしめ部は長手方向にわたってファイバレーザ溶接による溶接部を有することを特徴とする黄銅端子。
  2. 前記黄銅は、Niを2.0〜4.0質量%含むことを特徴とする請求項1に記載の黄銅端子。
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