JP2014164475A - 読み取り装置、読み取り装置の制御方法および読み取りシステム - Google Patents

読み取り装置、読み取り装置の制御方法および読み取りシステム Download PDF

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Abstract

【課題】情報コードの読み取り時における安全性を向上させることができる。
【解決手段】本発明の読み取り装置は、レーザー光を用いて情報コードを読み取る読み取り装置であって、前記レーザー光を照射する半導体レーザーユニットと、前記半導体レーザーユニットによる前記レーザー光の照射方向に向かって撮影可能な撮影部と、読み取りを開始する旨の入力に応じて、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれている場合には、前記半導体レーザーユニットに前記レーザー光を照射させる制御部と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、読み取り装置、読み取り装置の制御方法および読み取りシステムに関する。
近年、物品の在庫状況や物流状況の管理などにおいて、文字や数字などの情報がコード化されたバーコード、QRコード(登録商標)などの情報コードが用いられている。
情報コードを読み取る読み取り装置は、一般に、情報コードにレーザー光を照射し、照射したレーザー光が情報コードで反射された光を受信し、受信した光の信号を電気的な信号に変換することで、情報コードを読み取ることができる。
上述したような読み取り装置の一例が、特許文献1(特開平10−21323号公報)に開示されている。特許文献1に開示された読み取り装置は、ベルトコンベアのような物品搬送装置と組み合わせて使用される読み取り装置であり、情報コードが付された物品の面を撮影し、撮影した画像から情報コードの位置および傾きなどの情報を検出し、その情報に応じてレーザー光の照射位置や照射角度を調整する。特許文献1に開示の読み取り装置によれば、情報コードの位置や傾きによらず確実かつ迅速に情報コードを読み取ることができる。
特開平10−21323号公報
レーザー光はエネルギーが高いため、誤操作などにより読み取り装置から人に向けてレーザー光が照射されると、危険である。特許文献1に開示の読み取り装置は、レーザー光の照射範囲が限定されているためこのような可能性は低い。しかしながら、ハンディ型の読み取り装置においては、ユーザーによって読み取り装置の向きが容易に変更されるため、人に向けてレーザー光が照射される可能性がある。
本発明の目的は、ハンディ型の読み取り装置であっても、情報コードの読み取り時における安全性を向上させることができる読み取り装置、読み取り装置の制御方法および読み取りシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の読み取り装置は、
レーザー光を用いて情報コードを読み取る読み取り装置であって、
前記レーザー光を照射する光出力部と、
前記半導体レーザーユニットによる前記レーザー光の照射方向に向かって撮影可能な撮影部と、
読み取りを開始する旨の入力に応じて、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれている場合には、前記半導体レーザーユニットに前記レーザー光を照射させる制御部と、を有する。
上記目的を達成するために本発明の読み取り装置の制御方法は、
レーザー光を照射する光出力部と、前記光出力部による前記レーザー光の照射方向に向かって撮影可能な撮影部と、を有し、前記レーザー光を用いて情報コードを読み取る読み取り装置の制御方法であって、
読み取りを開始する旨の入力に応じて、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれている場合には、前記光出力部に前記レーザー光を照射させる。
上記目的を達成するために本発明の読み取りシステムは、
レーザー光を用いて情報コードを読み取る読み取り装置と、撮影部を有し、前記読み取り装置と通信可能な撮影装置と、を備える読み取りシステムであって、
前記読み取り装置は、
レーザー光を照射する光出力部と、
前記光出力部による前記レーザー光の照射を制御する第1の制御部と、を有し、
前記撮影装置は、
前記光出力部による前記レーザー光の照射方向に向かって前記撮影部が撮影可能となるように前記読み取り装置に装着可能であり、
前記読み取り装置に装着された状態で、読み取りを開始する旨が入力されると、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれている場合には、前記光出力部に前記レーザー光を照射させる旨を前記読み取り装置に出力する第2の制御部と、を有し、
前記第1の制御部は、前記撮影装置から前記光出力部に前記レーザー光を照射させる旨が入力されると、前記光出力部に前記レーザー光を照射させることを特徴とする。
本発明によれば、情報コードの読み取り時における安全性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態の読み取り装置の内部構成を示すブロック図である。 図1に示す読み取り装置の外観を示す図である。 図1に示す読み取り装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の読み取りシステムの内部構成を示すブロック図である。 図4に示す読み取り装置および携帯電話の外観を示す図である。 図4に示す読み取り装置に携帯電話が装着された状態を示す図である。 図4に示す読み取りシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の読み取り装置の内部構成を示すブロック図である。 図8に示す読み取り装置の外観を示す図である。 図8に示す読み取り装置の動作を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の読み取り装置100の内部構成を示すブロック図である。
読み取り装置100は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)101と、ROM(Read Only Memory)103と、RAM(Random Access Memory)104と、操作部105と、操作制御部106と、表示部107と、表示制御部108と、撮影部109と、撮影制御部110と、半導体レーザーユニット111と、情報コード認識部112と、LED(Light Emitting Diode)113とを有している。上述した各ブロックは互いに、バス102を介して接続されている。なお、CPU101は、制御部の一例である。
CPU101は、読み取り装置100全体の動作を制御する。
ROM103は、CPU101が実行するプログラムなどの固定的なデータを格納する。
RAM104は、CPU101がプログラムに従った処理を実行する際に一時的に記録されるデータを格納する。
操作部105は、例えば、キーボタンなどであり、ユーザーからの操作入力を受け付ける。
操作制御部106は、操作部105への操作入力に応じた信号をCPU101に送信する。
表示部107は、画像などを表示するデバイスである。
表示制御部108は、CPU101の制御に従い、表示部107の表示を制御する。
撮影部109は、撮影機能を有するデバイスである。撮影部109の一例としては、カメラがある。
撮影制御部110は、CPU101の制御に従い、撮影部109に撮影させる。また、撮影制御部110は、撮影画像のデータをCPU101に送信する。
半導体レーザーユニット111は、CPU101の制御に従い、情報コードを読み取るためのレーザー光を照射する。半導体レーザーユニット111は、光出力部の一例である。なお、光出力部としては、半導体レーザーのほかに、例えば、固体レーザーや、ガスレーザーなどがある。
情報コード認識部112は、CPU101の制御に従い、半導体レーザーユニット111から照射されたレーザー光が情報コードにおいて反射された光を受信し、受信した光の信号を電気的な信号に変換することで情報コードが示す情報を認識し、その情報をRAM104に保存する。
LED113は、CPU101の制御に従い、点灯する。
図2は、図1に示す読み取り装置100の外観の一例を示す図である。なお、図2において、図1と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図2においては、操作部105として、キーボタン105Aと、読み取りトリガーキー105Bとが設けられている例を示している。
キーボタン105Aは、読み取り装置100への種々の操作入力を受け付けるキーである。
読み取りトリガーキー105Bは、情報コードの読み取りを開始する旨の操作入力を受け付けるキーである。
撮影部109および半導体レーザーユニット111は、読み取り装置100の筐体上の同じ面に配置されている。また、撮影部109および半導体レーザーユニット111は、撮影部109のレンズの光軸と半導体レーザーユニット111から照射されるレーザー光の光軸とが略一致するように配置されている。そのため、撮影部109は、半導体レーザーユニット111によるレーザー光の照射方向に向かって撮影可能である。
次に、読み取り装置100の動作について説明する。
図3は、図1に示す読み取り装置100の動作を示すフローチャートである。
読み取り装置100が起動されている状態において、読み取りトリガーキー105Bが押下されると、操作制御部106は、読み取りトリガーキー105Bの押下に応じた信号をCPU101に送信する。CPU101は、操作制御部106から読み取りトリガーキー105Bの押下に応じた信号を受信すると、情報コードの読み取りを開始する旨の操作入力がされたものとし、ROM103に格納された情報コードの読み取り機能に関するプログラムに従った処理を開始する(ステップS301)。
まず、CPU101は、撮影部109を起動させる旨を撮影制御部110に指示する。その指示に応じて、撮影制御部110は、撮影部109を起動する(ステップS302)。
次に、CPU101は、撮影部109に撮影させる旨を撮影制御部110に指示する。その指示に応じて、撮影制御部110は、撮影部109に撮影させる。撮影部109による撮影後、撮影制御部110は、撮影画像のデータをCPU101に送信する(ステップS303)。
CPU101は、撮影制御部110からデータを受信すると、そのデータに示される撮影部109の撮影画像を解析し、撮影画像に情報コードが含まれているか否かを判定する(ステップS304)。
撮影画像に情報コードが含まれていない場合には(ステップS304:NO)、CPU101は、ステップS303の処理に戻る。
撮影画像に情報コードが含まれている場合には(ステップS304:YES)、CPU101は、半導体レーザーユニット111にレーザー光を照射させる(ステップS305)。
ここで、上述したように、撮影部109は、半導体レーザーユニット111によるレーザー光の照射方向に向かって撮影可能である。そのため、撮影部109の撮影画像に情報コードが含まれている場合には、ユーザーが、情報コードを読み取るために、情報コードに読み取り装置100(半導体レーザーユニット111)を向けている状態と考えられる。この状態では、ユーザーの意図に反してレーザー光が人に向けて照射される可能性が低いと考えられるので、CPU101は、半導体レーザーユニット111にレーザー光を照射させる。このように、レーザー光の照射方向に向かって撮影可能な撮影部109の撮影画像に情報コードが含まれている場合に、レーザー光を照射させることで、ユーザーの意図に反してレーザー光が人などに向けて照射される可能性が減るため、安全性を高めることができる。
なお、上述したように、撮影部109のレンズの光軸と半導体レーザーユニット111から照射されるレーザー光の光軸とが略一致するように配置されている。したがって、撮影部109の撮影画像の中心に情報コードが位置する状態では、CPU101は、レーザー光を、情報コードの近傍に照射することができるため、読み取り装置100の安全性をより高めることができる。
また、CPU101は、半導体レーザーユニット111にレーザー光を照射させる間、LED113を点灯させる。LED113が点灯することで、レーザー光が照射されていることがユーザーに通知される。
次に、CPU101は、情報コード認識部112に情報コードの認識を開始させる。情報コード認識部112は、レーザー光が情報コードにおいて反射された光を受信し、受信した光の信号を電気的な信号に変換することで情報コードが示す情報を認識し(ステップS306)、その情報をRAM104に保存する(ステップS307)。
このように、本実施形態によれば、CPU101は、レーザー光の照射方向に向かって撮影可能な撮影部109の撮影画像を解析し、撮影画像に情報コードが含まれている場合には、半導体レーザーユニット111にレーザー光を照射させる。
そのため、読み取り装置100からレーザー光が人に向けて照射される可能性が低くなるため、読み取り装置100の安全性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態の読み取りシステム400の内部構成を示すブロック図である。図4において、図1と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
読み取りシステム400は、読み取り装置410と、携帯電話420とから構成されている。携帯電話420は、撮影装置の一例である。
まず、読み取り装置410の構成について説明する。
読み取り装置410は、読み取り装置100と比較して、CPU101がCPU101Aに変更されている点と、表示部107と、表示制御部108と、撮影部109と、撮影制御部110と、LED113とが削除されている点と、通信部411が追加されている点とが異なる。
CPU101Aは、読み取り装置410全体の動作を制御する。CPU101Aは、第1の制御部の一例である。
通信部411は、有線または無線を介して、携帯電話420と通信可能である。無線を介した通信方法の一例としては、Bluetooth(登録商標)がある。
次に、携帯電話420の構成について説明する。
携帯電話420は、CPU101Bと、ROM103Bと、RAM104Bと、表示部107Bと、表示制御部108Bと、撮影部109Bと、撮影制御部110Bと、通信部421とを有している。上述した各ブロックは互いに、バス102Bを介して接続されている。
CPU101Bは、携帯電話420全体の動作を制御する。CPU101Bは、第2の制御部の一例である。
ROM103Bは、CPU101Bが実行するプログラムなどの、固定的なデータを格納する。なお、携帯電話420においては、CPU101Bが実行するプログラムは、専用のアプリケーションとしてインストールされる。
RAM104Bは、CPU101Bがプログラムに従った処理を実行する際に一時的に記録されるデータを格納する。
表示部107Bは、画像などを表示するデバイスである。
表示制御部108Bは、CPU101Bの制御に従い、表示部107Bの表示を制御する。
撮影部109Bは、撮影機能を有するデバイスである。
撮影制御部110Bは、CPU101Bの制御に従い、撮影部109Bに撮影させる。また、撮影制御部110Bは、撮影画像のデータをCPU101Bに送信する。
通信部421は、有線または無線を介して、読み取り装置410(通信部411)と通信可能である。
図5は、図4に示す読み取り装置410および携帯電話420の外観の一例を示す図である。なお、図5において、図2および図4と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図5に示すように、読み取り装置410には、携帯電話420を装着するための凹部が設けられている。
貫通穴412は、読み取り装置410の筐体を貫通する形で設けられている穴である。また、貫通穴412は、半導体レーザーユニット111によるレーザー光の照射方向に向かって設けられている。
図6は、読み取り装置410に携帯電話420が装着された状態を示す図である。なお、図6において、図5と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図6に示すように、携帯電話420は、撮影部109Bが貫通穴412に対応する位置に配置されるように読み取り装置410に装着される。また、上述したように、貫通穴412は、半導体レーザーユニット111によるレーザー光の照射方向に向かって設けられている。そのため、撮影部109Bは、携帯電話420が読み取り装置410に装着された状態で、半導体レーザーユニット111によるレーザー光の照射方向に向かって撮影可能である。
次に、読み取りシステム400の動作について説明する。
図7は、図4に示す読み取りシステム400の動作を示すフローチャートである。図7において、図3と同様の処理については同じ符号を付し、説明を省略する。すなわち、読み取り装置410のCPU101Aの処理において、読み取り装置100のCPU101の処理と同様の処理については、同じ符号を付し、説明を省略する。
なお、以下では、読み取り装置410および携帯電話420は、おのおの起動されており、通信部411、421を介して互いに通信可能であるものとする。
また、携帯電話420が、読み取り装置410に装着された状態であるとする。
なお、読み取り装置410は、携帯電話420との接触部分に装着検出ボタンを有しており、携帯電話420が装着され、装着検出ボタンが押下されることにより、読み取り装置410に携帯電話420が装着された装着状態であることを認識することができる。読み取り装置410は、装着状態であることを認識すると、その旨を携帯電話420に通知する。
CPU101Aは、読み取りトリガーキー105Bが押下され、ステップS301の処理を実行した後、CPU101Bに情報コードの読み取りを開始する旨の信号を送信する(ステップS701)。
CPU101Bは、CPU101Aから受信した情報コードの読み取りを開始する旨の信号に応じて、ROM103Bに格納された情報コードの読み取り機能に関するプログラムに従った処理を開始する(ステップ702)。
まず、CPU101Bは、撮影部109Bを起動させる旨を撮影制御部110Bに指示する。その指示に応じて、撮影制御部110Bは、撮影部109Bを起動する(ステップS703)。
次に、CPU101Bは、撮影部109Bに撮影させる旨を撮影制御部110Bに指示する。その指示に応じて、撮影制御部110Bは、撮影部109Bに撮影させる。撮影部109Bによる撮影後、撮影制御部110Bは、撮影画像のデータをCPU101Bに送信する(ステップS704)。
CPU101Bは、撮影制御部110Bからデータを受信すると、そのデータに示される撮影部109Bの撮影画像を解析し、撮影画像に情報コードが含まれているか否かを判定する(ステップS705)。
撮影画像に情報コードが含まれていない場合には(ステップS705:NO)、CPU101Bは、ステップS704の処理に戻る。
撮影画像に情報コードが含まれている場合には(ステップS705:YES)、CPU101Bは、CPU101Aに、半導体レーザーユニットからレーザー光の照射を開始させる旨の信号を送信する(ステップS706)。
CPU101Aは、CPU101Bから受信した半導体レーザーユニットにレーザー光の照射を開始させる旨の信号に応じて、半導体レーザーユニット111にレーザー光を照射させる(ステップS707)。
ここで、上述したように、撮影部109Bが撮影する方向と半導体レーザーユニット111がレーザー光を照射する方向とが同じである。撮影部109Bの撮影画像に情報コードが含まれている状態においては、ユーザーが、半導体レーザーユニット111を情報コードに向け、読み取りトリガーキー105Bを押下したと考えられる。そのため、このような状態において半導体レーザーユニット111からレーザー光が照射された場合には、レーザー光が人に向けて照射される可能性は低く、安全性が高い。
なお、ステップS307の処理において、情報コード認識部112が、認識した情報をRAM104に保存する例を示したが、情報コード認識部112が、認識した情報を、通信部411、421を介してRAM104Bに保存することも可能である。
このように、本実施形態によれば、CPU101Bは、レーザー光の照射方向に向かって撮影可能撮影部109Bの撮影画像のデータを解析し、撮影画像に情報コードが含まれている場合に、通信部411、421を介して、半導体レーザーユニット111にレーザー光を照射させる。
そのため、読み取り装置410からレーザー光が人に向けて照射される可能性が低くなるため、読み取り装置410の安全性を向上させることができる。
また、読み取り装置410は、読み取り装置100と比較すると、表示部107と、撮影部109とが省略され、より少ない部品で構成されており、部品点数を削減することができる。
また、携帯電話420は、例えば、スマートフォンなどの多機能携帯電話のような、汎用品を用いることができるため、読み取りシステム400を低コストで実現することができる。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態の読み取りシステム800の内部構成を示すブロック図である。図8において、図1と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
読み取り装置800は、読み取り装置100と比較して、CPU101がCPU101Cに変更された点と、近接センサー801が追加されている点とが異なる。
近接センサー801は、物体と接触することなく、物体の近接の有無を検出するセンサーである。
図9は、図8に示す読み取り装置800の外観の一例を示す図である。なお、図9において、図8と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図9において、半導体レーザーユニット111および近接センサー801は、読み取り装置800の筐体上の同じ面に配置されている。そのため、近接センサー801は、半導体レーザーユニット111によるレーザー光の照射方向の物体の近接の有無を検出する。
図10は、図8に示す読み取り装置800の動作を示すフローチャートである。図10において、図3と同様の処理については同じ符号を付し、説明を省略する。
撮影部109の撮影画像に情報コードが含まれている場合には(ステップS304:YES)、CPU101Cは、近接センサー801に、物体の近接の有無を検出させる。
物体の近接が検出されない場合には(ステップS1001:NO)、CPU101Cは、ステップS303の処理に戻る。
物体の近接が検出された場合には(ステップS1001:YES)、CPU101Cは、半導体レーザーユニット111にレーザー光を照射させる(ステップS305)。
ここで、上述したように、近接センサー801は、半導体レーザーユニット111によるレーザー光の照射方向の物体の近接の有無を検出する。物体の近接が検出された状態においては、ユーザーが、半導体レーザーユニット111を情報コードに近接させて、読み取りトリガーキー105Bを押下したと考えられる。そのため、このような状態において半導体レーザーユニット111からレーザー光が照射された場合には、レーザー光が人に向けて照射される可能性は低く、安全性が高い。
このように、本実施形態によれば、CPU101Cは、撮影部109の撮影画像に情報コードが含まれ、かつ、近接センサー801により物体の近接が検出された場合には、半導体レーザーユニット111にレーザー光を照射させる。
そのため、撮影画像に情報コードが含まれ、かつ、近接センサー801により物体の近接が近接される状態においては、読み取り装置800からレーザー光が情報コードにより確実に照射され、人に向けて照射される可能性が低くなり、読み取り装置800の安全性を向上させることができる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
レーザー光を用いて情報コードを読み取る読み取り装置であって、
前記レーザー光を照射する光出力部と、
前記半導体レーザーユニットによる前記レーザー光の照射方向に向かって撮影可能な撮影部と、
読み取りを開始する旨の入力に応じて、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれている場合には、前記半導体レーザーユニットに前記レーザー光を照射させる制御部と、を有する読み取り装置。
(付記2)
請求項1に記載の読み取り装置において、
前記半導体レーザーユニットによる前記レーザー光の照射方向に向かって配置され、物体の近接の有無を検出する近接センサーをさらに有し、
前記制御部は、読み取りを開始する旨の入力に応じて、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれ、前記近接センサーにより物体の近接が検出されている場合には、前記半導体レーザーユニットに前記レーザー光を照射させる読み取り装置。
(付記3)
レーザー光を照射する光出力部と、前記光出力部による前記レーザー光の照射方向に向かって撮影可能な撮影部と、を有し、前記レーザー光を用いて情報コードを読み取る読み取り装置の制御方法であって、
読み取りを開始する旨の入力に応じて、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれている場合には、前記光出力部に前記レーザー光を照射させる読み取り装置の制御方法。
(付記4)
請求項3に記載の読み取り装置の制御方法において、
前記読み取り装置は、さらに、前記半導体レーザーユニットによる前記レーザー光の照射方向に向かって配置され、物体の近接の有無を検出する近接センサーを有し、
読み取りを開始する旨の入力に応じて、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれ、前記近接センサーにより物体の近接が検出されている場合には、前記半導体レーザーユニットに前記レーザー光を照射させる制御方法。
(付記5)
レーザー光を用いて情報コードを読み取る読み取り装置と、撮影部を有し、前記読み取り装置と通信可能な撮影装置と、を備える読み取りシステムであって、
前記読み取り装置は、
レーザー光を照射する光出力部と、
前記光出力部による前記レーザー光の照射を制御する第1の制御部と、を有し、
前記撮影装置は、
前記光出力部による前記レーザー光の照射方向に向かって前記撮影部が撮影可能となるように前記読み取り装置に装着可能であり、
前記読み取り装置に装着された状態で、読み取りを開始する旨が入力されると、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれている場合には、前記光出力部に前記レーザー光を照射させる旨を前記読み取り装置に出力する第2の制御部と、を有し、
前記第1の制御部は、前記撮影装置から前記光出力部に前記レーザー光を照射させる旨が入力されると、前記光出力部に前記レーザー光を照射させることを特徴とする読み取りシステム。
100、410、800 読み取り装置
101、101A、101B CPU
102、102B バス
103、103B ROM
104、104B RAM
105 操作部
106 操作制御部
107、107B 表示部
108、108B 表示制御部
109、109B 撮影部
110、110B 撮影制御部
111 半導体レーザーユニット
112 情報コード認識部
113 LED
105A キーボタン
105B 読み取りトリガーキー
400 読み取りシステム
411、421 通信部
412 貫通穴
420 携帯電話
801 近接センサー

Claims (5)

  1. レーザー光を用いて情報コードを読み取る読み取り装置であって、
    前記レーザー光を照射する光出力部と、
    前記半導体レーザーユニットによる前記レーザー光の照射方向に向かって撮影可能な撮影部と、
    読み取りを開始する旨の入力に応じて、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれている場合には、前記半導体レーザーユニットに前記レーザー光を照射させる制御部と、を有する読み取り装置。
  2. 請求項1に記載の読み取り装置において、
    前記半導体レーザーユニットによる前記レーザー光の照射方向に向かって配置され、物体の近接の有無を検出する近接センサーをさらに有し、
    前記制御部は、読み取りを開始する旨の入力に応じて、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれ、前記近接センサーにより物体の近接が検出されている場合には、前記半導体レーザーユニットに前記レーザー光を照射させる読み取り装置。
  3. レーザー光を照射する光出力部と、前記光出力部による前記レーザー光の照射方向に向かって撮影可能な撮影部と、を有し、前記レーザー光を用いて情報コードを読み取る読み取り装置の制御方法であって、
    読み取りを開始する旨の入力に応じて、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれている場合には、前記光出力部に前記レーザー光を照射させる読み取り装置の制御方法。
  4. 請求項3に記載の読み取り装置の制御方法において、
    前記読み取り装置は、さらに、前記半導体レーザーユニットによる前記レーザー光の照射方向に向かって配置され、物体の近接の有無を検出する近接センサーを有し、
    読み取りを開始する旨の入力に応じて、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれ、前記近接センサーにより物体の近接が検出されている場合には、前記半導体レーザーユニットに前記レーザー光を照射させる制御方法。
  5. レーザー光を用いて情報コードを読み取る読み取り装置と、撮影部を有し、前記読み取り装置と通信可能な撮影装置と、を備える読み取りシステムであって、
    前記読み取り装置は、
    レーザー光を照射する光出力部と、
    前記光出力部による前記レーザー光の照射を制御する第1の制御部と、を有し、
    前記撮影装置は、
    前記光出力部による前記レーザー光の照射方向に向かって前記撮影部が撮影可能となるように前記読み取り装置に装着可能であり、
    前記読み取り装置に装着された状態で、読み取りを開始する旨が入力されると、前記撮影部に撮影させ、前記撮影部により撮影された画像に情報コードが含まれている場合には、前記光出力部に前記レーザー光を照射させる旨を前記読み取り装置に出力する第2の制御部と、を有し、
    前記第1の制御部は、前記撮影装置から前記光出力部に前記レーザー光を照射させる旨が入力されると、前記光出力部に前記レーザー光を照射させることを特徴とする読み取りシステム。
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