JP2014160403A - 状態監視システム、状態監視装置、および端末装置 - Google Patents

状態監視システム、状態監視装置、および端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】通信負荷を抑えた状態監視システムを提供する。
【解決手段】自走式機械に搭載された端末装置(100)と管理センタに設置された状態監視装置(200)とを無線通信回線(400)によって接続した状態監視システム(300)であって、状態監視装置は、発報条件を設定する発報条件設定部(110)と、集計条件を設定する集計条件設定部(110)と、設定された発報条件および集計条件を送信する条件送信部(140)と、各種情報を表示する画面表示部(130)と、を備え、端末装置は、送信された発報条件に従ってセンサのデータから警報情報を作成する警報作成部(240)と、送信された集計条件に従ってセンサのデータから集計データを作成する集計データ作成部(250)と、作成された警報情報および集計データを送信するデータ送信部(260)と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、自走式機械の状態を監視するための状態監視システム、並びにこの状態監視システムに用いられる状態監視装置および端末装置に関する。
鉱山等で使用されているショベルやダンプトラック(略称、ダンプ)等の作業機械(自走式機械)は、1日24時間稼動することが要求されている。この種の作業機械には制御装置および各種センサが設けられており、制御装置は、各種センサから入力されたセンサデータまたはそのセンサデータを処理した処理データが正常な値であるか否かを監視している。そして、センサデータまたは処理データが、警報を発報する条件として設定された閾値を超えると、制御装置が警報を発報して健全な状態を維持するよう作業者に促す。また、警報の情報は、作業機械の端末装置から無線通信システムを介して管理室に設置された状態監視装置に送信される。管理者は、状態監視装置の管理画面に表示された警報情報を確認することで、作業機械の状態を把握する。そのため、適切な警報の発報条件を設定することが重要である。
適切な警報の発報条件を設定する技術として、例えば、特許文献1が公知である。この特許文献1には、「生体情報監視装置は、生体情報の経過値を示すトレンドグラフが表示された画面において、ユーザより、生体情報についての警報値の入力を受付ける。警報値が入力されると、トレンドグラフにおいて、入力された警報値(上限ラインLb1,下限ラインLb2)により警報が発生する区間Tb1,Tb2と他とを区別して表示する。既に、警報値が過去に設定されていた場合には、トレンドグラフにおいて、新たな警報値により警報が発生する区間Tb1,Tb2と実際に警報が発生した区間Ta1,Ta2とを識別可能に表示する」と記載されている(要約参照)。
特開2011−147493号公報
特許文献1に記載されているように、トレンドグラフにおいて、新たな警報値により警報が発生する区間と実際に警報が発生した区間とを識別可能に表示することは、警報の発報条件を適切に設定するために有効である。しかし、特許文献1に記載の技術を鉱山等で使用される作業機械の状態を監視する状態監視システムにそのまま適用した場合、作業機械は、自身が所有するセンサデータの全てを、遠く離れた場所にある状態監視装置に無線通信システムを介して送信しなければならない。このため、作業機械と状態監視装置の通信負荷が大きくなるという課題がある。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ショベルやダンプなどの自走式機械と状態監視装置との間の通信負荷を抑えることができる状態監視システムを提供することにある。また、当該状態監視システムに好適な状態監視装置および端末装置を提供することも本発明の別の目的である。
上記目的を達成するため、本発明は、自走式機械に搭載された端末装置と管理センタに設置された状態監視装置とを無線通信回線によって接続した状態監視システムであって、前記状態監視装置は、前記自走式機械が警報を発報する条件である発報条件を設定する発報条件設定部と、前記自走式機械に設けられたセンサのデータを集計するための条件である集計条件を設定する集計条件設定部と、設定された前記発報条件および前記集計条件を前記端末装置に送信する条件送信部と、各種情報を表示する画面表示部と、を備え、前記端末装置は、送信された前記発報条件に従って前記センサのデータから前記自走式機械の警報情報を作成する警報作成部と、送信された前記集計条件に従って前記センサのデータから集計データを作成する集計データ作成部と、作成された前記警報情報および前記集計データを前記状態監視装置に送信するデータ送信部と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、状態監視装置から送信された集計条件に従って端末装置が集計データ(頻度データ)を作成し、その集計データを端末装置が状態監視装置に送信するよう構成されているので、センサの時系列データをそのまま端末装置から状態監視装置に送信する場合と比べて、自走式機械と状態監視装置との間の通信負荷を抑えることができる。
上記構成において、前記状態監視装置は、前記自走式機械の動作モードを定義するための条件である動作モード条件を設定する動作モード条件設定部を備え、前記発報条件は、設定された前記動作モード毎に設定可能であり、前記集計条件は、設定された前記発報条件毎に設定可能である構成とするのが好ましい。この構成によれば、動作モード毎に発報条件と集計条件を設定できるため、自走式機械を適切に監視することができる。即ち、動作モード毎に適した条件で自走式機械の状態を監視できるので、不必要に警報が発報されるのを防止することができる。
さらに、上記構成において、前記発報条件は、前記センサのデータまたはこのデータの処理データと第1閾値との関係式によって設定され、前記発報条件設定部は、外部からの新たな前記第1閾値の入力に基づいて前記発報条件の設定を変更し、前記集計条件は、ヒストグラムを作成するためのビンの幅または数、ウィンドウ幅、および集計時間によって設定され、前記集計条件設定部は、外部からの新たな前記ビンの幅または数、前記ウィンドウ幅、および前記集計時間の入力に基づいて前記集計条件の設定を変更し、前記動作モード条件は、前記センサのデータまたはこのデータの処理データと第2閾値との関係式によって設定され、前記動作モード条件設定部は、外部からの新たな前記第2閾値の入力に基づいて前記動作モード条件を変更するように構成するのが好ましい。この構成によれば、発報条件、集計条件、動作モード条件を適宜変更できるため、より一層適切な状態監視が可能である。
また、上記構成において、前記発報条件設定部は、複数の前記センサのデータまたはこれらのデータの処理データを多変量解析して得たデータを用いて前記発報条件を設定するようにしても良い。この構成によれば、より高精度で自走式機械の状態を監視できるという利点がある。
また、上記構成において、前記データ送信部は、前記警報情報のうち前記発報条件との乖離度が高いものを優先して送信するのが好ましい。通信負荷をより一層抑えつつ、適切な状態監視を行うことができるからである。
また、上記構成において、前記データ送信部は、前記警報情報のうち発生頻度の高いものを優先して送信するようにしても良い。このようにしても、通信負荷をより一層抑えつつ、適切な状態監視を行うことができる。
また、上記構成において、前記状態監視装置は、前記発報条件設定部によって設定された前記発報条件と前記データ送信部から送信された前記集計データと基づいて算出される予想発報回数および予想発報確率のうち少なくとも一方を前記画面表示部に表示する構成とするのが好ましい。この構成によれば、画面上で予想発報回数や予想発報確率を確認しながら各種条件を設定できるので、より一層高精度な状態監視が可能である。
また、上記構成において、前記状態監視装置は、前記発報条件設定部によって設定された前記発報条件と前記データ送信部から送信された前記集計データと基づいて算出される予想発報回数および予想発報確率のうち少なくとも一方を、前記動作モード毎に前記画面表示部に表示する構成としても良い。この構成によれば、動作モード毎に、画面上で予想発報回数や予想発報確率を確認しながら各種条件を設定できるので、自走式機械の状態監視の精度をより一層高めることができる。
また、前記状態監視装置は、複数の前記自走式機械にそれぞれ搭載された複数の前記端末装置と前記無線通信回線によって接続され、前記状態監視装置は、前記発報条件設定部によって設定された前記発報条件と前記データ送信部から送信された前記集計データと基づいて算出される予想発報回数および予想発報確率のうち少なくとも一方を、前記自走式機械毎に前記画面表示部に並べて表示する構成としても良い。この構成によれば、複数の自走式機械の数値を比較しながら各種条件を設定できるので、自走式機械の状態監視の精度をより一層高めることができる。
また、上記目的を達成するため、本発明は、管理センタに設置され、自走式機械に搭載された端末装置と無線通信回線を介して通信する状態監視装置であって、前記自走式機械が警報を発報する条件である発報条件を設定する発報条件設定部と、前記自走式機械に設けられたセンサのデータを集計するための条件である集計条件を設定する集計条件設定部と、設定された前記発報条件および前記集計条件を前記端末装置に送信する条件送信部と、前記発報条件設定部によって設定された前記発報条件および前記端末装置から送信された前記センサのデータの集計データに基づいて算出された予想発報回数および予想発報確率のうち少なくとも一方を表示する画面表示部と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、端末装置から送信されたセンサのデータの集計データを受信すれば良いので、センサの時系列データを受信する場合と比べて通信負荷を抑えることができる。また、画面上で予想発報回数や予想発報確率を確認しながら各種条件を設定できるので、より一層高精度な状態監視が可能である。
また、上記目的を達成するため、本発明は、自走式機械に搭載され、管理センタに設置された状態監視装置と無線通信回線を介して通信する端末装置であって、前記自走式機械が警報を発報する条件である発報条件が前記状態監視装置から送信された場合に、前記発報条件に従って前記自走式機械に設けられたセンサのデータから前記自走式機械の警報情報を作成する警報作成部と、前記センサのデータを集計するための条件である集計条件が前記状態監視装置から送信された場合に、前記集計条件に従って前記センサのデータから集計データを作成する集計データ作成部と、作成された前記警報情報および前記集計データを前記状態監視装置に送信するデータ送信部と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、状態監視装置から送られてきた集計条件に従って、センサのデータから集計データを作成し、その集計データを状態監視装置に送信することができるため、センサの時系列データを送信する場合と比べて通信負荷を抑えることができる。
本発明によれば、自走式機械に搭載される端末装置と管理センタに設置される状態監視装置との間の通信負荷を軽減することができる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施の形態例に係る状態監視システムの概略構成図である。 図1に示す状態監視システムの情報の流れを表す概略図である。 図2に示す状態監視装置100および端末装置200のブロック図である。 図3に示す記憶部120に記憶される発報条件DBの詳細図である。 図3に示す記憶部120に記憶される集計条件DBの詳細図である。 図3に示す記憶部120に記憶される動作モード条件DBの詳細図である。 図3に示す記憶部120に記憶される集計データDBの詳細図である。 本実施形態にて作成される集計データの具体例を示す図である。 図3に示す画面表示部130の表示画面の具体例を示す図である。 図9に示すボタン9eを押した場合に画面表示部130に別ウィンドウで表示されるヒストグラムの具体例を示す図である。 図9に示す予想発報回数および確率を表示するための処理手順を示すフローチャートである。 図3に示す記憶部230に記憶される警報情報DBの詳細図である。 図3に示す警報作成部240の処理手順を示すフローチャートである。 図3に示す集計データ作成部250の処理手順を示すフローチャートである。 図3に示すデータ送信部260の処理手順を示すフローチャートである。 図3に示すデータ送信部260が送信するデータのフォーマットの具体例を示す図である。 図12に示す警報情報DBの変形例を示す図である。 2つのセンサを用いた場合における集計データDBの詳細図である。 2変量ヒストグラムにおけるセンサの閾値と該当部分の表示の具体例を示す図である。
以下、本発明を、鉱山等で用いられるショベルやダンプなどの作業機械の状態を監視するシステムに適用した実施の形態例について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態例に係る状態監視システムの全体構成を表す概略図である。図2は、図1に示す状態監視システムにおいて、監視対象となる作業機械と状態監視装置と管理者との間の情報の流れを示す図である。
図1および図2で示すように、鉱山の採石場では、ショベル1Aやダンプ1Bなどの作業機械(自走式機械)1が使用されており、それら作業機械1を管理する状態監視システム300が用いられている。この状態監視システム300では、採石場の近傍若しくは遠隔の管理事務所(管理センタ)2に、状態監視装置100が設置されている。また作業機械1には、GPS衛星3を利用して自機の位置を取得する位置取得装置(図示せず)と、各種センサ(図示せず)が搭載されている。
そして、各作業機械1の端末装置200は、警報情報(エンジン、ポンプなどの異常を示す警報)、稼動情報(位置、稼動時間、各センサデータなど)や、機体情報(機種・号機など)を、無線通信システム(作業機械1側の無線通信装置、中継局4、管理事務所2側の無線通信装置など)400を介して、状態監視装置100に送信するようになっている。
状態監視装置100は、各作業機械1から受信した警報情報を表示する画面(図9等参照)を有しており、管理者は、この画面の表示を見ながら作業機械1の状態を監視する。管理者は、例えば、特定の作業機械1の警報が頻発する現象が起きている場合、警報を発報する条件(以下、「発報条件」という)が適切に設定されているか否かをその画面を見て判断する。管理者は、発報条件が適切に設定されていないと判断したとき、状態監視装置100の画面を介して、該当する作業機械1の発報条件を再度設定し直す。そして、再設定された新しい発報条件を作業機械1へ送信する。作業機械1は、記憶されている発報条件を、新たに受信した発報条件に更新する。
次に、本発明の実施の形態例に係る状態監視システムに用いられる状態監視装置および端末装置の詳細構成について、図3を用いて説明する。図3は、図2に示す状態監視装置および端末装置のブロック図である。図3に示すように、状態監視装置100は、主に条件設定部110、記憶部120、画面表示部130、条件送信部140、およびデータ受信部150で構成される。また、端末装置200は、主に条件受信部210、条件更新部220、記憶部230、警報作成部240、集計データ作成部250、およびデータ送信部260で構成される。
状態監視装置100の条件送信部140と端末装置200の条件受信部210とが無線通信システム400を介して接続され、状態監視装置100のデータ受信部150と端末装置200のデータ送信部260とが無線通信システム400を介して接続されることにより、状態監視システム100と端末装置200とは、双方向通信が可能である。
条件設定部110、条件送信部140、およびデータ受信部150は、状態監視装置100に搭載されている不図示のマイクロプロセッサや、RAM、ROMなどによって実行されるソフトウェアである。また、条件受信部210、条件更新部220、警報作成部240、集計データ作成部250、およびデータ送信部260は、端末装置200に搭載されている不図示のマイクロプロセッサや、RAM、ROMなどによって実行されるソフトウェアである。記憶部120および記憶部230は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記録装置である。画面表示部130は、液晶ディスプレイなどの表示画面である。
条件設定部110は、管理者の入力により、状態監視装置100に対して、機種、号機ごとの発報条件と集計条件とを設定する。よって、条件設定部110は、本発明の「発報条件設定部」と「集計条件設定部」の両方の機能を備えている。ここでの機種とは、ショベルやダンプ等の作業機械1のモデル名である。また号機とは、同じ機種を識別するために付けられたユニークな番号である。つまり、作業機械1は、機種と号機で識別できる。
入力された発報条件と集計条件は、記憶部120に記憶される。管理者は、画面表示部130に表示される情報(後述)を参考にしながら、キーボードを操作して画面表示部130の所定の入力欄に直接、発報条件を入力する。ここでの発報条件とは、作業機械1の警報を発報する条件であり、警報に関連する少なくとも1つ以上のセンサデータまたはセンサデータの処理データと閾値(第1閾値)との関係式で定義される。また、集計条件とは、発報条件と1対1で対応した条件であり、作業機械1の警報に関連する少なくとも1つ以上のセンサデータまたはセンサデータの処理データのヒストグラムを生成するための条件である。具体的には、ビンの幅または数、およびデータ処理する時間のウィンドウ幅が集計条件として設定される。
さらに、発報条件および集計条件を、作業機械1の動作モード毎に設定することもできる。ここでの動作モードとは、作業機械1の状態と同義であり、作業機械1の1つ以上のセンサデータまたはセンサデータの処理データの組み合わせと閾値(第2閾値)との関係式で定義される。よって、この組み合わせの設定を変えることによって、異なる動作モードが定義されるということになる。なお、以下の説明において、動作モードを定義するための条件のことを「動作モード条件」と言う。
例えば、動作モード条件として、ダンプトラックの走行速度データが0より大であるという条件を設定することにより、この条件を満たす場合の動作モードを「ダンプ走行中」と定義することができる。そして、この動作モードについて、発報条件と集計条件を作成することにより、ダンプトラックの走行中における特定のセンサデータを監視することができる。
記憶部120は、条件設定部110から提供された発報条件、集計条件、動作モード条件、および、データ受信部150から提供された集計データを記憶している。記憶しているデータのうち、発報条件、集計条件、動作モード条件は、条件送信部140によって条件受信部210に提供される。集計データは、管理者が発報条件を条件設定部110に入力する際(即ち、発報条件を設定する際)に、画面表示部130に表示される。
記憶部120は、発報条件DB1201(図4参照)、集計条件DB1202(図5参照)、動作モード条件DB1203(図6参照)、集計データDB1204(図7参照)で構成される。なお、「DB」はデータベースの略語である。以下、各データベース(DB)の詳細について説明する。
<発報条件DB1201>
図4に発報条件DB1201の詳細を示す。図4に示すように、発報条件DB1201は、データ項目として、警報を識別するID(警報ID)、警報名、診断方式、センサ種別、基準データ、発報条件、動作モードを識別するID(状態ID)、および対象機種を有しており、各行(1201a,1201b・・・)が1つの発報条件を示している。
警報IDの項目には、警報を識別するために状態監視装置100内で定義されたユニークなID(例えば、1,2・・・)が格納される。警報名の項目には、管理者によって入力された警報の名称が格納される。図4では、警報名として、例えばエンジン異常(例えば、エンジン回転数の異常、エンジン温度の異常など)、ポンプ異常(例えば、ポンプ圧力の異常、ポンプ温度の異常など)が図示されている。
診断方式の項目には、異常の有無を診断する方式としてあらかじめ用意されている選択肢から管理者によって選択された診断方式名が格納される。図4では、診断方式として、閾値処理とK平均法の2つが図示されている。センサ種別の項目には、発報条件で使用されるセンサの種類(例えば、センサA,B,C,D)が少なくとも1つ以上格納される。
発報条件の項目には、センサ種別の項目に格納されているセンサのセンサデータまたはそれらの処理データが異常であるか否かを判定するための条件式が格納される。この条件式を満たしたときに、作業機械1では警報が発報される。詳しくは後述するが、この発報条件の項目に格納される条件式(具体的には閾値)を変更することにより、より適した発報条件の設定が可能となる。なお、管理者は、画面表示部130に表示される作業機械1からの集計データを見ながら適した発報条件を入力する。
状態IDの項目には、後述する図6の動作モード条件DB1203内の状態IDと対応したIDが格納される。対象機種の項目には、発報条件を適用する作業機械1の機種名(例えば、Model−1,2,3)が格納される。
この発報条件DB1201を用いて、作業機械1の異常の有無を診断する方法について説明する。まず、レコード1201aに基づく診断方法について説明する。レコード1201aは、状態IDが「1」である。そこで、状態ID「1」に対応する所定のセンサαのデータが条件式「センサα>0」(図6参照)を満たすか否かが判定される。さらに、レコード1201aは、診断方式が「閾値処理」であるため、対象機種(Model−1,Model−2)にそれぞれ設けられたセンサAのデータが発報条件(センサA≧10)を満たすか否かが判定される。そして、条件式および発報条件を満たす場合、エンジン異常を知らせるための警報が発報される。
次に、レコード1201bに基づく診断方法について説明する。レコード1201bは、状態IDの項目に何も記載されていないので、動作モードに関する判定は行われない。即ち、作業機械1の動作モードに拘らずレコード1201bに基づく異常診断が行われる。また、レコード1201bは、診断方式が「K平均法」であるため、複数のセンサデータ用いた多変量解析が行われる。K平均法は、多変量データを教示データなしで分類するデータ分類方法である。この手法を使用することで、それぞれの入力データを多変量空間における点とみなし、その各点のユークリッド距離の近さを基準としてデータのクラスタを見つけることができる。
ここでは、対象機種(Model−1,Model−2,Model−3)にそれぞれ設けられたセンサB、センサC、およびセンサDのセンサデータを多変量データとして扱う。センサB、センサC、およびセンサDの正常時の時系列データは、状態監視装置100に蓄積されている(図示せず)。これらの時系列データのクラスタが予め計算され、発報条件DB1201の基準データの項目の中にdatafile0として格納されている。そして、作業機械1では、センサB、センサC、およびセンサDのセンサデータを、基準データと比較し、正常時のクラスタに含まれているか否かを判定する。このとき、クラスタとの距離が発報条件の項目に格納された条件式(距離≧100)を満たす場合、ポンプ異常を知らせるための警報が発報される。
<集計条件DB1202>
図5に集計条件DB1202の詳細を示す。図5に示すように、集計条件DB1202は、データ項目として、警報ID、センサ種別、ウィンドウ幅、ビン数、幅、集計時間を有しており、各行(1202a,1202b・・・)が1つの集計条件を示している。警報IDの項目には、発報条件DB1201の警報IDと対応をとるためのID(例えば、1,2・・・)が格納される。
センサ種別の項目には、集計データを取得するセンサの種類(例えば、センサA,B,C,D)が少なくとも1つ以上格納される。なお、警報IDが同じであれば、発報条件DB1201のセンサ種別と集計条件DB1202のセンサ種別とは同じである。例えば、警報IDが「1」の場合、レコード1201aのセンサ種別の項目に格納されている情報(図4参照)とレコード1202aのセンサ種別の項目に格納されている情報とは、互いにセンサAである。
作業機械1は、集計条件のダウンロード後に、集計データの作成を開始する。集計条件DB1202の集計時間の項目には、集計開始からどのくらいの時間、データを集計するのかという情報(例えば、1日、3日)が格納される。なお、集計時間を指定しない場合は、状態監視装置100から解除命令がない限り、集計データは作り続けられる。
集計データは、データの分布(頻度情報)を表しており、可視化するとヒストグラムになる。ヒストグラムとは、横軸に階級、横軸に度数をとった統計グラフの一種で、データの分布を視覚的に表現する方法である。ヒストグラムは、階級の数を定義する「ビン数」と階級の幅を定義する「幅」がある。なお、ヒストグラムを作成するためには、ビン数と幅のどちらか一方が定義されていれば良い。
次に、集計データ作成の具体例について説明する。図8は、集計条件DB1202のレコード1202aの集計データ作成の具体例を示している。図8(a)において、符号8aは、センサAの時系列データであり、横軸8bは時刻、縦軸8cはセンサAの値を表している。ウィンドウ幅8dは、集計の単位を決める範囲を表しており、レコード1202aにおけるウィンドウ幅8dは10秒である。また、図8(b)は、集計データを可視化したヒストグラムであり、横軸8fは階級、縦軸8gは階級の頻度を表している。
集計データを作成するためには、始めに、センサAの最大値からセンサAの最小値を引いたものを5分割(ビン数で定義)し、階級を作る。次に、ウィンドウ内(ここでは10秒間)のセンサの値の平均値を求める。次に、センサの平均値が属する階級を決定し、該当する階級の頻度に1加える(符号8h)。このように集計データを作ることで、時系列データが階級とそれに対応する頻度のデータに変換される。これにより時系列データと比べて、データサイズを軽減できる。
<動作モード条件DB1203>
図6に動作モード条件DB1203の詳細を示す。図6に示すように、動作モード条件DB1203は、データ項目として、動作モードを識別するID(状態ID)、センサ種別、および条件式を有しており、各行(1203a,1203b・・・)が1つの動作モード条件を示している。
例えば、レコード1203aの条件式の項目には「センサα>0」が格納されている。この条件式は、図4のレコード1201aの発報条件と同様に閾値を用いて定義されている。そして、センサαが0(第2閾値)より大きい場合に、作業機械1が所定の動作モードの状態にあると判定される。よって、動作モード条件DB1203と発報条件DB1201とを用いることにより、作業機械1が所定の動作モード(例えば、旋回中、アーム作動中、走行中など)である場合に限って、所定の異常を知らせるための警報を発報することができる。例えば、作業機械1が停止しているときには、仮にセンサAの値が10以上(図4のレコード1201a参照)であったとしても警報を発報せず、作業機械1が走行中の場合に限って警報を発報させるようにすることができる。
なお、集計条件DB1202および動作モード条件DB1203にそれぞれ格納されるデータは、状態監視装置100の画面表示部130を介して、条件設定部110で入力できる。よって、条件設定部110は、本発明の「動作モード条件設定部」としても機能する。ただし、管理者が設定できる集計条件DB1202のデータ項目は、ウィンドウ幅、ビン数または幅、集計時間である。また、管理者が設定できる動作モード条件DB1203のデータ項目は、センサ種別および条件式である。
<集計データDB1204>
図7に集計データDB1204の詳細を示す。図7に示すように、集計データDB1204は、データ項目として、機種、号機、警報ID、データ収集時間、およびデータ部を有しており、各行(1204a,1204b・・・)が1つの集計データを示している。機種、号機により、集計データを収集した作業機械1を特定できる。
集計データDB1204の警報IDは、発報条件DB1201の警報IDと同じである。データ収集時間の項目には、データ収集の開始時刻と終了時刻が格納される。データ部の項目には、集計データが格納される。具体的には、レコード1204aのデータ部には、図8(b)に示すセンサAの集計データが記憶されている。センサAの集計データは、図7に示すように、センサの階級とその頻度で構成される。
図3に戻って、画面表示部130は、発報条件DB1201に格納されている各データを表示すると共に発報条件の閾値(第1閾値)を管理者が直接入力して設定できる機能と、入力された閾値に基づいて予想される警報の発報回数または発報確率(閾値の感度)を、集計データを使って表示する機能(予想発報回数表示機能)と、集計条件DB1202に格納されている各データを表示すると共に集計条件DB1202のデータ項目のうちウィンドウ幅、ビン数または幅、集計時間を管理者が直接入力して設定できる機能と、動作モード条件DB1203に格納されている各データを表示すると共に動作モード条件DB1203のデータ項目のうちセンサ種別および条件式の閾値(第2閾値)を管理者が直接入力して設定できる機能と、過去の各種記録を表示する機能と、を有している。
図9は、画面表示部130の画面構成を示す図である。画面の表示欄9aには、図4の発報条件DB1201のレコード1201aの警報ID、対象機種、警報名、診断方式、状態IDが表示される。さらに、表示欄9bの部分には、図4の発報条件DB1201のセンサ種別(ここではセンサA)と発報条件が表示される。
発報条件の閾値入力欄9cには、管理者が直接数値を入力することができる。なお、閾値入力欄9cが「NaN」を表しているのは、値が設定されていないという意味である。例えば、図9のセンサAについては、発報条件が「センサAのデータが10以上」であるため、表示欄9cの一方には「10」(第1閾値)が表示され、他方には「NaN」が表示される。
表示欄9dには、閾値入力欄9cに入力された値(即ち、設定された発報条件)を元に集計データを分析した結果、予想される発報回数、発報確率、集計時間が号機毎に表示される。また、ボタン9eを押すと、別ウィンドウで、センサデータまたはその処理データの閾値と警報の発報回数のグラフを表示する画面が表示される。図10は、ボタン9eを押した場合に表示されるデータの閾値と警報の発報回数のグラフの例である。符号10aは、収集したセンサAのヒストグラムである。ここではヒストグラムの縦軸は、警報の発報回数(頻度)で、横軸は閾値である。符号10bは入力されたセンサの閾値で指定された部分を強調して表示している。これにより、管理者が設定した発報条件によりどのくらい警報が発報するのかを視覚的に把握できる。
なお、ボタン9fを押すと、図5の集計条件DB1202の警報ID、センサ種別、ウィンドウ幅、ビン数、幅、および集計時間が、表示欄9aと同様のパターンで表示される。さらに、ウィンドウ幅、ビン数または幅、集計時間の各データを管理者が直接入力できるように、閾値入力欄9cと同様の入力欄が表示される。
また、ボタン9gを押すと、図6の動作モード設定条件DB1203の状態ID、センサ種別、および条件式が、表示欄9aと同様のパターンで表示される。さらに、センサ種別および条件式の各データを管理者が直接入力できるように、閾値入力欄9cと同様の入力欄が表示される。このとき、画面表示部130には、図示しないが、表示欄9dと同様に、予想される発報回数、発報確率、集計時間が動作モード毎に表示される。また、ボタン9hを押すと、保存されている過去の各種データが表示される。
次に、予想発報回数および予想発報確率を表示するための制御処理について説明する。図11は、閾値入力欄9cに閾値データが入力されてから予想発報回数および予想発報確率を表示するまでの処理フローである。なお、この処理は、一定時間の間隔で繰り返し実行される。始めに、ステップ11aでは、閾値が図9の閾値入力欄9cに入力されたかどうかを、状態監視装置100は判定する。このとき閾値が入力されていない場合(ステップ11aでNo)、状態監視装置100は処理を終了する。閾値が入力された場合(ステップ11aでYes)、状態監視装置100は、ステップ11bにおいて、表示欄9aに表示された警報IDと機種を満たすデータを集計データDB1204(図7参照)から検索する。次に、状態監視装置100は、ステップ11cにおいて、ステップ11bで取得した全ての号機に対する処理を実行したかどうかを判定する。
全ての号機に対する処理が終了した場合(ステップ11cでYes)、状態監視装置100は処理を終了する。まだ全ての号機に対する処理が終了していない場合(ステップ11cでNo)、状態監視装置100は、ステップ11dにおいて、閾値を満たすヒストグラムの階級をすべて抽出し、その発報回数の総和を計算する。このステップ11dで計算された発報回数が、図9の表示欄9dに表示される予想発報回数である。
さらに、ステップ11eでは、状態監視装置100は発報確率を計算する。発報確率Pは、ステップ11dで計算した予想発報回数nに、集計条件DB1202のウィンドウ幅wを乗じ、さらにデータ収集時間t(集計データDB1204のデータ収集時間から算出)で除したものである。具体的な式は、以下のようになる。
P = (n×w)/t (式1)
この発報確率Pが予想発報確率である。
次に、ステップ11fにおいて、状態監視装置100は、画面表示部130の表示欄9d(図9参照)に予想発報回数、予想発報確率、集計時間を表示し、ステップ11cに戻る。
また図3に戻って、条件送信部140は、更新された発報条件DB1201、集計条件DB1202、および動作モード条件DB1203を、記憶部120から検索し、端末装置200の条件受信部210に送信する。データ受信部150は、警報情報と集計データを、端末装置200のデータ送信部260から受信し、記憶部120に記録する。
条件受信部210は、状態監視装置100の条件送信部140のから発報条件DB1201、集計条件DB1202、および動作モード条件DB1203を受信する。条件更新部220は、条件受信部210から提供された発報条件DB1201、集計条件DB1202、および動作モード条件DB1203を記憶部230に書き込む。
記憶部230は、発報条件DB1201、集計条件DB1202、動作モード条件DB1203、および集計データを記憶する。このときのデータフォーマットは、状態監視装置100の記憶部120のデータフォーマットに、図12に示す警報情報DB2201を加えた構成である。図12に示すように、警報情報DB2201は、端末装置200を搭載している作業機械1の機種、号機、警報ID、および警報の発報時刻で構成される。この警報情報DB2201の各行(2201a,2201b・・・)が1つの警報情報を示している。この警報情報DB2201は、データ送信部260により、状態監視装置100のデータ受信部150へ提供される。
警報作成部240は、作業機械1のセンサデータを入力して、記憶部230に記憶されている発報条件を参照し、警報情報を作成する。作成後、警報作成部240は、その警報情報を記憶部230の警報情報DB2201へ書き込む。警報作成部240の処理フローを図13に示す。この処理フローは、センサデータを取得したタイミングで実施される。
ステップ13aにおいて、警報作成部240は、作業機械1のセンサデータを全て取得する。次に、ステップ13bにおいて、警報作成部240は、全ての号機に対して発報処理が終了したかを判定する。ここでの発報処理とは、ステップS13aにて取得されたセンサデータが、記憶部230に記憶されている発報条件DB1201に定義された全ての発報条件を満たしているか否かを判定する処理のことである。全ての号機について発報処理が終了した場合(ステップ13bでYes)、ステップ13eに進む。全ての号機について発報処理が終了していない場合(ステップ13bでNo)、ステップ13cに進む。
ステップ13cにおいて、警報作成部240は、発報条件DB1201に記憶されているセンサ種別毎にセンサデータが発報条件を満たすか否かを判定する。発報条件を満たした場合(ステップ13cでYes)、ステップ13dにて、警報作成部240は、警報情報を記憶部230の警報情報DB2201へ書き込む。発報条件を満たしていない場合(ステップ13cでNo)、ステップ13bに戻る。
ステップ13eにおいて、警報作成部240は、ステップ13dで記憶装置230の警報情報DB2201が新たな警報情報が登録されたかを判定する。新しく警報情報が登録された場合(ステップ13eでYes)、ステップ13fへ進む。ステップ13fにおいて、警報作成部240は、データ送信部260へ警報情報の送信命令を出して、処理を終了する。新しく警報情報が登録されていない場合(ステップ13eでNo)、処理を終了する。
集計データ作成部250は、作業機械1のセンサデータを入力して、記憶部230に記憶されている集計条件DB1202を参照し、集計データを作成する。作成後、集計データ作成部250は、その集計データを記憶部230の集計データDB1204へ書き込む。集計データ作成部250の処理フローを図14に示す。この処理フローは、センサデータを取得したタイミングで実施される。
ステップ14aにおいて、集計データ作成部250は、作業機械1のセンサデータを全て取得する。次に、ステップ14bにおいて、集計データ作成部250は、全ての号機に対して集計処理が終了したかを判定する。ここでの集計処理とは、ステップS14aにて取得されたセンサデータ(時系列データ)を、記憶部230に記憶されている集計条件DB1202に定義された集計条件に従って集計データ(頻度データ)に変換する処理のことである。全ての号機について集計処理が終了した場合(ステップ14bでYes)、処理を終了する。全ての号機について集計処理が終了していない場合(ステップ14bでNo)、ステップ14cに進む。ステップ14cにおいて、集計データ作成部250は、集計条件DB1202に記憶されているセンサ種別のセンサデータを取得し、そのセンサデータから集計データを作成する。次に、ステップ14dにおいて、集計データ作成部250は、集計データを記憶部230の集計データDB1204へ書き込む。
データ送信部260は、警報作成部240からの送信命令が入力された際に、記憶部230に新しく登録された警報情報DB2201と、新しい警報情報に関連する集計データDB1204を取得し、データ受信部150に送信する。データ送信部260の処理フローを図15に示す。ステップ15aにおいて、データ送信部260は、警報作成部240から送信命令が入力されたか否かを判定する。送信命令が入力されていない場合(ステップ15aでNo)、処理を終了する。送信命令が入力された場合(ステップ15aでYes)、ステップ15bに進む。
ステップ15bにおいて、データ送信部260は、送信する警報情報を記憶部230の警報情報DB2201から警報IDを参照して取得し、警報に関連する集計データを記憶部230の集計データDB1204から警報IDを参照して取得する。次に、ステップ15cにおいて、データ送信部260は、ステップ15bで取得した警報情報と集計データとを一次記憶装置(図示せず)に記憶する。次に、ステップ15dにおいて、データ送信部260は、一次記憶装置に記憶されている警報情報と集計データとを状態監視装置110のデータ受信部150へ送信する。
図16に、ステップ15dで送信されるデータのフォーマットを示す。図16に示すように、データ送信部260は、記憶部230の警報情報DB2201に関連する集計データを加えたフォーマットのデータをデータ受信部150に送信する。なお、集計データの中身は、記憶部120の集計データDB1204と同様である。
ところで、ステップ15dにおいて、データ送信部260は、警報情報に優先順位をつけて、データを送信してもよい。この場合、優先順位は、警報の発報条件の閾値との乖離度が大きい順(方法1)にしたりや、過去の警報情報を記憶しておき、警報の頻度が多い順(方法2)にするなどの方法がある。
方法1と方法2を実現するための、記憶部230に記憶される警報情報DBの変形例を図17に示す。図17は、警報情報に優先順位をつける場合の警報情報DB2201−1の詳細を示している。図17に示すように、警報情報DB2201−1は、図12の警報情報に、データ送信部260が送信したか否かの情報(送信済みフラグ)と、閾値とセンサデータとの乖離度を加えたものである。
送信済みフラグは、データ送信部260で警報情報を送信した場合は「1」が、未送信の場合は「0」が入力される。乖離度は、センサデータと閾値がどのくらい離れているのかを表す指標である。例えば、センサAの閾値が10で、センサAのデータが100の場合、乖離度は90となる。この乖離度が大きいほうが、異常を示す度合いが大きく、警報情報に価値がある。この異常を示す方法の度合いで優先順位を付けるのが方法1(警報条件の閾値との乖離度が大きい順)である。
一方、方法2(警報の頻度が多い順)は、送信済みフラグが「1」の情報を警報ID毎にその頻度を集計し、頻度の多い順に、警報に優先度を付ける方法である。これは頻度が多いほうが価値のある警報であるという考えから成り立っている。
また、発報条件DB1201は、1つのセンサデータの閾値だけとは限らない。2つ以上のセンサデータの組み合わせで発報条件を設定してもよい。この場合は、集計条件DB1202の集計条件も1つの警報IDに対して、複数のセンサで定義される。図18は、2つのセンサ(センサA,センサB)の集計データDB1204の例である。行18aは、センサAの階級、列18bは、センサBの階級である。それぞれ該当する部分に頻度が記憶される。例えば、センサAのデータが10、センサBのデータが100の時、符号18cのセルに頻度が1追加される。
このとき、画面表示部130に表示される警報の発報回数と閾値の関係のグラフ(図9のボタン9eを押したときの、図10に相当)は、2変量のヒストグラムになる。図19に2変量のヒストグラムの表示例を示す。縦軸19aは、センサAの階級、横軸19bはセンサBの階級を表す。センサAとセンサBの階級でグリッド19cに分割し、グリッド内の色で頻度の大きさを表現する。センサAが10以上、センサBが20以上100以下の閾値を2変量ヒストグラムで表現する場合、該当部分19dを強調して表示する。
以上説明したように、各実施の形態例によれば、次の作用効果を奏する。即ち、状態監視装置100は、端末装置200から警報情報と集計データを受信すれば良いので、センサの時系列データを受信する場合と比べて、通信負荷を軽減することができる。また、管理者は、画面表示部130に表示される予想発報回数と予想発報確率を確認しながら、発報条件等の各種条件の閾値を設定することができるため、使用環境に合った適切な状態監視が可能である。即ち、警報が頻繁に発生する状況や、その反対に異常であるにもかかわらず警報が出ない状況を極力なくして、自走式機械の状態監視を必要十分に行うことができる。また、端末装置200は、状態監視装置100に対してセンサデータの集計データと警報情報を送信すれば良いので、センサの時系列データを送信する場合と比べて、通信負荷を軽減することができる。
なお、上記した実施形態例は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態例にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
例えば、本発明を、作業現場で用いられるホイールローダやクレーン等の自走式の作業機械の状態を監視するシステムに適用したり、自動車や鉄道等の状態を監視するシステムに適用したりすることができる。即ち、本発明は、自走式機械の状態を監視するシステム全般に広く利用することができる。
1 作業機械(自走式機械)
1A ショベル
1B ダンプ
2 管理事務所(管理センタ)
100 状態監視装置
110 条件設定部(発報条件設定部、集計条件設定部、動作モード条件設定部)
120 記憶部
130 画面表示部
140 条件送信部
150 データ受信部
200 端末装置
210 条件受信部
220 条件更新部
230 記憶部
240 警報作成部
250 集計データ作成部
260 データ送信部
300 状態監視システム
400 無線通信システム(無線通信回線)
1201 発報条件DB
1202 集計条件DB
1203 動作モード条件DB
1204 集計データDB
2201 警報情報DB
2201−1 警報情報DB

Claims (11)

  1. 自走式機械に搭載された端末装置と管理センタに設置された状態監視装置とを無線通信回線によって接続した状態監視システムであって、
    前記状態監視装置は、前記自走式機械が警報を発報する条件である発報条件を設定する発報条件設定部と、前記自走式機械に設けられたセンサのデータを集計するための条件である集計条件を設定する集計条件設定部と、設定された前記発報条件および前記集計条件を前記端末装置に送信する条件送信部と、各種情報を表示する画面表示部と、を備え、
    前記端末装置は、送信された前記発報条件に従って前記センサのデータから前記自走式機械の警報情報を作成する警報作成部と、送信された前記集計条件に従って前記センサのデータから集計データを作成する集計データ作成部と、作成された前記警報情報および前記集計データを前記状態監視装置に送信するデータ送信部と、を備えた
    ことを特徴とする状態監視システム。
  2. 請求項1において、
    前記状態監視装置は、前記自走式機械の動作モードを定義するための条件である動作モード条件を設定する動作モード条件設定部を備え、前記発報条件は、設定された前記動作モード毎に設定可能であり、前記集計条件は、設定された前記発報条件毎に設定可能である
    ことを特徴とする状態監視システム。
  3. 請求項2において、
    前記発報条件は、前記センサのデータまたはこのデータの処理データと第1閾値との関係式によって設定され、前記発報条件設定部は、外部からの新たな前記第1閾値の入力に基づいて前記発報条件の設定を変更し、
    前記集計条件は、ヒストグラムを作成するためのビンの幅または数、ウィンドウ幅、および集計時間によって設定され、前記集計条件設定部は、外部からの新たな前記ビンの幅または数、前記ウィンドウ幅、および前記集計時間の入力に基づいて前記集計条件の設定を変更し、
    前記動作モード条件は、前記センサのデータまたはこのデータの処理データと第2閾値との関係式によって設定され、前記動作モード条件設定部は、外部からの新たな前記第2閾値の入力に基づいて前記動作モード条件を変更する
    ことを特徴とする状態監視システム。
  4. 請求項3において、
    前記発報条件設定部は、複数の前記センサのデータまたはこれらのデータの処理データを多変量解析して得たデータを用いて前記発報条件を設定する
    ことを特徴とする状態監視システム。
  5. 請求項1または2において、
    前記データ送信部は、前記警報情報のうち前記発報条件との乖離度が高いものを優先して送信する
    ことを特徴とする状態監視システム。
  6. 請求項1または2において、
    前記データ送信部は、前記警報情報のうち発生頻度の高いものを優先して送信する
    ことを特徴とする状態監視システム。
  7. 請求項1において、
    前記状態監視装置は、前記発報条件設定部によって設定された前記発報条件と前記データ送信部から送信された前記集計データと基づいて算出される予想発報回数および予想発報確率のうち少なくとも一方を前記画面表示部に表示する
    ことを特徴とする状態監視システム。
  8. 請求項2において、
    前記状態監視装置は、前記発報条件設定部によって設定された前記発報条件と前記データ送信部から送信された前記集計データと基づいて算出される予想発報回数および予想発報確率のうち少なくとも一方を、前記動作モード毎に前記画面表示部に表示する
    ことを特徴とする状態監視システム。
  9. 請求項1において、
    前記状態監視装置は、複数の前記自走式機械にそれぞれ搭載された複数の前記端末装置と前記無線通信回線によって接続され、
    前記状態監視装置は、前記発報条件設定部によって設定された前記発報条件と前記データ送信部から送信された前記集計データと基づいて算出される予想発報回数および予想発報確率のうち少なくとも一方を、前記自走式機械毎に前記画面表示部に並べて表示する
    ことを特徴とする状態監視システム。
  10. 管理センタに設置され、自走式機械に搭載された端末装置と無線通信回線を介して通信する状態監視装置であって、
    前記自走式機械が警報を発報する条件である発報条件を設定する発報条件設定部と、前記自走式機械に設けられたセンサのデータを集計するための条件である集計条件を設定する集計条件設定部と、設定された前記発報条件および前記集計条件を前記端末装置に送信する条件送信部と、前記発報条件設定部によって設定された前記発報条件および前記端末装置から送信された前記センサのデータの集計データに基づいて算出された予想発報回数および予想発報確率のうち少なくとも一方を表示する画面表示部と、を備えた
    ことを特徴とする状態監視装置。
  11. 自走式機械に搭載され、管理センタに設置された状態監視装置と無線通信回線を介して通信する端末装置であって、
    前記自走式機械が警報を発報する条件である発報条件が前記状態監視装置から送信された場合に、前記発報条件に従って前記自走式機械に設けられたセンサのデータから前記自走式機械の警報情報を作成する警報作成部と、前記センサのデータを集計するための条件である集計条件が前記状態監視装置から送信された場合に、前記集計条件に従って前記センサのデータから集計データを作成する集計データ作成部と、作成された前記警報情報および前記集計データを前記状態監視装置に送信するデータ送信部と、を備えた
    ことを特徴とする端末装置。
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