JP2014157076A - 目的地推薦システムおよび目的地推薦方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転状況に応じて適切な目的地を推薦する。
【解決手段】目的地推薦システムは、複数の車両について、走行位置および目的地の組合せである目的地情報を取得する目的地情報取得手段と、サービス対象システムから、走行位置を含む走行位置情報を取得する走行位置情報取得手段と、前記目的地情報を参照して、前記走行位置情報取得手段によって取得された走行位置情報に含まれる走行位置を走行する車両の目的地としての頻度が高い地点を、推薦目的地として決定し、前記サービス対象システムに提供する目的地推薦手段と、を備える。推薦目的地算出の際に、走行を開始してからの経過時間や走行距離が類似する車両の情報に基づいて算出を行ってもよい。また、移動が定型的なものか判断し、定型的移動に関する情報は推薦目的地算出に利用しないことが好ましい。また、定型的移動を行っている車両に対しては推薦を行わないことも好ましい。
【選択図】図2

Description

本発明は、目的地を推薦する技術に関し、特に、運転状況に応じて人気度の高い目的地を推薦する技術に関する。
特許文献1には、カーナビゲーションシステムにおいて目的地として設定された回数を複数のユーザの間で共有し、人気の高い目的地を把握できるようにしている。例えば、近くの温泉施設を検索する際に、人気の高い温泉施設を検索結果の上位に表示することができる。
特開2008−14669号公報
特許文献1のように、単純な検索回数や訪問回数などに基づいて人気度を決定すると、ドライバにとって不適切な目的地を推薦してしまう可能性がある。例えば、観光目的の移動のために高速道路を走行中のドライバに対して、高速道路沿いでバーゲン中のスーパーマーケットを推薦することは適切ではなく、走行中の高速道路が向かう先の観光地を推薦すべきである。また、週末に地元のスーパーマーケットに出かけているドライバであれば、人気度が高い近所の観光地を教えるよりも、別のショッピングセンターや地元施設のイベントを教える方が適切と言える。
本発明は上記の問題点を考慮してなされたものであり、運転状況に応じて適切な目的地を推薦することを目的とする。
本発明にかかる目的地推薦システムは、目的地情報取得手段と、走行位置情報取得手段と、目的地推薦手段とを含む。目的地情報取得手段は、複数の車両からそれぞれの目的地を取得する。目的地情報取得手段が取得する目的地情報には、目的地の他に、車両の走行位置が含まれる。目的地情報に含まれる走行位置は、その目的地に至るまでに走行した経路上の1つ以上の位置である。走行位置情報取得手段は、推薦目的地を提供する対象のシステム(本明細書では、サービス対象システムと称する)から、その走行位置を含む走行位置情報を取得する。目的地推薦手段は、サービス対象システムに対して推薦目的地を提供する。この際、目的地推薦手段は、サービス対象システムの走行位置と同じ位置を走行した他の車両の目的地として頻度の高い地点を、人気目的地とみなして推薦目的地として求める。すなわち、サービス対象システムから取得した走行位置情報に含まれる走行位置と同じ位置を走行した車両を対象として、目的地情報を集計して頻度の高い目的地を推薦目的地として決定する。このようにすれば、運転状況を考慮して、サービス対象システムと類似の状況の車両にとって人気度の高い適切な目的地を推薦することができる。
本発明において、目的地情報や走行位置情報に含まれる走行位置は、位置を表すことができれば任意のフォーマットの情報であってよい。たとえば、走行位置は、緯度経度情報や、領域に割り当てられた識別子、道路リンクを表す識別子などとすることができる。また、たとえば、固定された位置に設置された路側機などの装置の識別子を走行位置の情報として採用することもできる。
本発明において、目的地情報と走行位置情報に車両やサービス対象システムの走行方向を含ませ、サービス対象システムの走行位置を同じ方向に走行する他の車両を目的地として頻度の高い地点を推薦目的地として求めることが好ましい。このようにすれば、サービス対象システムの走行方向と反対方向の目的地を推薦することを避けられる。なお、走行方向を表す情報としては、方角や方位を表す情報、道路リンクの向きを表す情報、走行中の車線を表す情報などを採用可能である。
本発明において、サービス対象システムは車載システムとすることができる。この場合、目的地推薦システムは、車載システムが搭載された車両の現在位置や走行予定位置を走行位置情報として取得し、これに基づいて目的地を推薦することも好ましい。走行位置情報は、車載システムに含まれるGPS装置などの位置情報取得手段によって取得された位置情報を採用することが考えられる。また、車載システムが路側機を経由して目的地推薦システムにアクセスする場合は、車載システムから位置情報を送信しなくても、路側機の位置から車載機の走行位置を取得することもできる。
なお、サービス対象システムは、位置情報を目的地推薦システムに与えることのできるシステムであれば、任意のシステムであって構わない。例えば、経路案内システムや地図表示システムなど位置情報を取り扱うシステムをサービス対象システムとすることができる。このようなシステムは、例えば、スマートフォン、タブレットPC、ノートパソコンといったような携帯型の情報端末や、デスクトップPCのような据置型の情報端末など任意の形態のシステムであり得る。
本発明における目的地情報取得手段が複数の車両から目的地情報を取得する方法は、種々の方法が考えられる。例えば、走行中の車両が、現在位置と目的地を目的地情報取得手段に送信することが考えられる。この場合の目的地は、車両に搭載された経路案内装置にその時点で設定されている目的地を利用することが考えられる。なお、車両が路側機を介して目的地情報を送信するのであれば、必ずしも現在位置に関する情報を車両から送信する必要はない。路側機の位置が車両の現在位置であると考えられるからである。また、目的地情報の収集方法の別の例として、車両が目的地に到着した後で、この目的地に到達するまでに走行した経路(リンクの集合や緯度経度情報の集合など)を車両から目的地情報取得手段に送信する方法が考えられる。目的地に到着したか否かの判断は、任意の手法を採用可能である。例えば経路案内装置に設定された目的地に到着した場合に、目的地に到達したと判断する。また、走行経路の履歴や滞在時間などを考慮して、停止位置が目的地であるか否かを自動的に判断するようにしてもよい。
本発明において、すでに長時間運転しているユーザに対して、現在位置から遠い地点を推薦することは好ましいとはいえない。このような事態を避けるために、本発明における目的地推薦手段は、推薦目的地決定処理の基となる走行位置までの走行距離や走行時間の情報を考慮して、推薦目的地を決定することも好ましい。すなわち、同じような走行距離または走行時間の車両に関する目的地情報について、重みを大きくして推薦目的地を決定することが好ましい。この場合、目的地情報取得手段が取得する目的地情報や、走行位置取得手段が取得する走行位置情報には、走行を開始してからこれらの情報に含まれる走行位置に至るまでの経過時間または走行距離を含める。なお、経過時間は、実際に経過した時間(例えば、2時間)であってもよいし、走行開始時刻と現在時刻(走行位置にいる時刻)との組合せなど経過時間を決定できる情報であってもよい。また同様に、走行距離も、実際に走行した距離(例えば、100キロメートル)であっても良いし、走行経路のように走行距離を決定できる情報であってもよい。
重み付け処理は、たとえば、サービス対象システムについての経過時間や走行距離との
差が小さい車両についての目的地情報ほど大きな重みを与え、差が大きい車両についての目的地情報ほど小さな重みを与えて、推薦目的地を決定することができる。また、サービス対象システムについての経過時間や走行距離との差が閾値以内の車両についての目的地情報のみを利用して推薦目的地を決定するようにしてもよい。
このようにすれば、サービス対象システムと同じような状況の車両にとって人気の高い目的地を推薦目的地として提供することができる。したがって、すでに長時間運転したドライバに対して、さらに遠い目的地を推薦するといった不適切な推薦を避けることができる。
本発明において、定型的移動に基づいて推薦目的地を決定することは避けるのが好ましい。また、定型的移動をおこなっている車両に対しては、目的地の推薦を行わないようにすることも好ましい。ここで、定型的移動とは、ある車両が所定の頻度以上で頻繁に行う移動のことを意味する。例えば、通勤による毎日の移動や、単身赴任者が頻繁に行う赴任先と自宅との間の往復などである。定型的移動はドライバ(または車両)に固有な移動であるという特徴があり、したがって、このような移動に基づいて他人へ目的地を推薦することは好ましくない。また、定型的移動を行っているドライバは行き先が決まっていることから、目的地を推薦する必要性も低い。
上記のような定型的移動を判別するためには、ドライバ(または車両)ごとの移動履歴を参照して、頻繁に現れる移動を求めれば良い。例えば、平均して1週間に1回以上の頻度で行う移動を定型的移動と判別することができる。頻度の閾値は、システムの目的に応じて適当に決定すればよい。なお、閾値は固定値とする必要は無く、ドライバ(車両)の移動回数に応じて決定したり、その場所を走行する車両の台数などに応じて決定したりするようにしてもよい。ドライバ(または車両)ごとの移動履歴を求めるためには、目的地情報に走行経路、目的地、および車両識別子が含まれるようにする。そして、車両の走行経路を取得して、取得した経路がその車両にとっての定型的移動であるか否かを判別する定型移動判定手段を目的地推薦システムに設ける。
また、本発明において目的地推薦システムは、目的地情報取得手段が取得した目的地のうち、定型的移動ではないと判定された移動に関する目的地情報のみを参照して、サービス対象システムに提供する推薦目的地を決定することも好ましい。このようにすれば、他のドライバに対して無意味な移動を用いないので、目的地の推薦の精度が向上する。
また、本発明において目的地推薦システムは、サービス対象システムから取得した走行位置情報に基づいて、サービス対象システムが現在行っている移動が定型的移動であるか否かを判断することが好ましい。たとえば、走行位置情報に目的地が含まれていれば、その目的地に向かう移動が定型的移動に該当するか否かを判断すれば良い。また、走行位置情報に現在の位置に至るまでの経路が含まれていれば、この経路を通る移動がこの車両にとって定型的移動であるか否かを判断すれば良い。なお、走行位置情報に現在位置しか含まれない場合であっても、目的地推薦システムが位置情報を蓄積することで、移動経路が分かり、したがって定型的移動であるか否かも判断できる。目的地推薦システムは、サービス対象システムの行っている移動が定型的移動ではない場合のみ目的地推薦手段による目的地の推薦を行うことが好ましい。このようにすれば、定型的移動を行っている(目的地が決まっている)ドライバに対する不要な目的地推薦を抑制できる。
また、本発明において、目的地を推薦する際に、推薦する目的地と一緒に訪れられる頻度が高い地点を副次的目的地として推薦することも好ましい。副次的目的地を求めるためには、目的地に向かう際に立ち寄った副次的な目的地に関する情報を目的地情報に含めればよい。なお、副次的目的地は、実際の目的地に至る途中で立ち寄られる場所であっても
よいし、実際の目的地に至った後に立ち寄られる場所であってもよい。このようにすることで、単純に人気の高い地点を複数推薦する場合よりも、実際の状況に即したより適切な推薦を行うことができる。単純に人気の高い複数の目的を推薦する場合には、例えば、複数の温泉施設が推薦されることもあり得るが、上記のようにすることで、温泉施設をメインの目的地として、料理店など異なるジャンルの目的地を副次的目的として推薦することができる。
本発明は、上記の手段の少なくとも一部を備える目的地推薦システムとして捉えることができる。上記の処理の少なくとも一部を備える目的地推薦方法として捉えることもできる。また、本発明は、当該処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムとして捉えることもできる。
本発明によれば、運転状況に応じて適切な目的地を推薦できる。
本実施形態に係る目的地推薦システムの概要を示す図。 第1および第2の実施形態に係る目的地推薦システムの機能構成を示す図。 第1の実施形態に係る目的地情報収集処理の流れを示すフローチャート。 第1の実施形態に係る目的地情報データベースの例を示す図。 第1の実施形態に係る目的地推薦処理の流れを示すフローチャート。 第2の実施形態に係る目的地情報収集処理の流れを示すフローチャート。 第2の実施形態に係る目的地情報データベースの例を示す図。 第2の実施形態に係る目的地推薦処理の流れを示すフローチャート。 第3の実施形態に係る目的地推薦システムの機能構成を示す図。 第3の実施形態に係る目的地情報収集処理の流れを示すフローチャート。 第3の実施形態に係る目的地情報データベースの例を示す図。 第3の実施形態に係る定型移動判定処理の流れを示すフローチャート。 第3の実施形態に係る目的地推薦処理の流れを示すフローチャート。 第4の実施形態に係る目的地推薦システムの機能構成を示す図。 第4の実施形態に係る副次的目的地抽出処理の流れを示すフローチャート。 第4の実施形態に係る目的地情報データベースの例を示す図。 第4の実施形態に係る副次的目的地推薦処理の流れを示すフローチャート。
図1は、本発明にかかる人気スポット推薦システム(目的地推薦システム)の概要を説明する図である。図1Aに示すように、走行中の車両は、自車両の目的地と現在走行中の道路リンクとを関連づけて、データセンタへ送信する。すると、データセンタでは、各道路リンクを走行する車両にとって、人気のある目的地を把握できる。したがって、図1Bに示すように、サービス対象車両に対して集計結果に基づいた人気スポットを提供できるようになる。このように、単純に目的地として設定された回数が多い目的地を推薦するのではなく、サービス対象車両が走行している道路リンクと同じ道路リンクを走行した車両にとっての人気スポットを提供することができる。
(第1の実施形態)
図2は、第1の実施形態に係る人気スポット推薦システムの構成を示す図である。図2に示すように、本実施形態に係る人気スポット推薦システムは、データセンタ100と車両200から構成される。車両200には、データセンタ100に対して目的地情報を提
供する車両200aと、データセンタ100から人気スポットの推薦を受ける車両200bが含まれる。両者を特に区別しない場合には、車両200と称する。
データセンタ100は、通信部101、目的地情報データベース102、推薦目的地算出部103から構成される。車両200は、通信部201、ナビゲーション装置202、推薦目的地提示部203から構成される。データセンタ100および車両200の各機能部は、専用ハードウェアによって実現されてもよいし、CPUやRAM等を含むコンピュータがソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよいし、これらの組合せにより実現されてもよい。なお、目的地情報を提供する車両205aには、推薦目的地提示部203が設けられていなくても構わないが、全ての車両が推薦目的地提示部203も有するようにして、データセンタ100に対して目的地情報を提供すると共に、データセンタ100から人気スポット情報を受領するように実装することが好ましい。
データセンタ100に設けられる通信部101は、車両200と無線通信を行う機能部である。データセンタ100と車両200との間の無線通信方式は任意の方式であって良く、例えば、携帯電話網(3G,LTEなど)や、WiMAX(IEEE 802.16e)やIEEE 802.20などの広域型の通信方式や、DSRCや無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/p)などの狭域型の通信方式を採用可能である。また、データセンタ100は、路側機などの道路脇に設置された通信設備を介して車両200と通信するようにするようにしても構わない。この場合、路側機とデータセンタ100との間の通信は、有線通信であっても構わない。
目的地情報データベース102には、車両200aが走行した道路リンクと、その際の目的地とが格納される。目的地情報データベース102が格納する情報の例を図4に示す。なお、道路リンクとは、交差点などの2つの地点(ノード)を結ぶ道路区間のことを意味する。また、本実施形態では、道路リンクは、同じノードを結ぶ道路区間でも走行方向が異なるものは、異なるリンクとして扱う。こうすることで、道路リンクを指定することで、走行方向も指定可能となる。目的地情報データベース102には、上記以外にも車両の識別子(ID)、道路リンクの通行時刻、車速、走行方向、中継地点(立ち寄り地点)などの情報を含ませることも好ましい。図4では、道路リンクNについての情報しか示されていないが、その他の道路リンクについての情報も目的地情報データベース102には含まれる。あるいは、走行道路リンクごとに目的地情報データベース102を用意しても構わない。
推薦目的地算出部103は、サービス対象車両200bから取得した道路リンクなどの情報と目的地情報データベース102に格納された目的地情報に基づいて、そのサービス対象車両に対して推薦する人気スポットを算出する。具体的には、車両200bが走行しているのと同じ道路リンクを走行した車両200aについての目的地情報を目的地情報データベース102から取得し、そのような車両の目的地として設定される頻度の高い目的地を人気スポットとして求める。推薦目的地算出部103によって求められた人気スポットは、通信部101を介してサービス対象車両に対して送信される。
車両200に設けられる通信部201は、データセンタ100と無線通信を行う機能部である。通信部201のデータセンタ100の通信部101と通信できる方式であれば、無線通信方式は任意の方式であって構わない。
ナビゲーション装置202は、公知の経路案内装置である。ナビゲーション装置202の有する機能として、GPS信号などに基づく現在位置の取得、走行した経路の蓄積,ドライバから入力された目的地までの経路探索などがある。これらの機能はいずれも公知であるため、ここでは詳しい説明は省略する。ナビゲーション装置202から得られる情報
は、通信部201を介してデータセンタ100へ送信可能とする。具体的には、データセンタ100へ情報を提供する車両としては、現在走行中の道路リンクと設定されている目的地とをデータセンタ100へ送信する。また、サービス対象車両としては、現在走行中の道路リンクをデータセンタ100へ送信する。
推薦目的地提示部203は、データセンタ100から送信される人気スポットを、映像や音声などによって、ドライバなどに通知するための機能部である。
次に、本実施形態による人気スポットの推薦処理の具体例を図3〜図5を参照して説明する。図3は、目的地情報データベース102に目的地情報を収集するための処理(目的地情報収集処理)の流れを示すフローチャートである。まず、道路を走行中の車両200は、ナビゲーション装置202に設定されている目的地を取得する(S31)とともに、現在走行している道路の道路リンクを取得する(S32)。車両200aは、これらの情報を通信部201を介してデータセンタ100へ送信する(S33)。データセンタ100は送信された情報を目的地情報データベース102に格納する。したがって、本実施形態における目的地情報データベース102には、図4に示すように、目的地と走行道路リンクとが関連づけて記憶される。なお、図4では、車両200aが情報を送信した時刻(あるいはデータセンタ100が情報を受信した時刻)をあわせて目的地情報データベース102に格納しているが、その他の情報もあわせて格納することも好ましい。
図5は、人気スポットを推薦する処理(目的地推薦処理)の流れを示すフローチャートである。サービス対象車両200bは、走行中の道路リンクをナビゲーション装置202から取得し、データセンタ100へ通信部201を介して送信する。これにより、データセンタ100はサービス対象車両200bから、走行中の道路リンクを取得する(S51)。次に、推薦目的地算出部103は、目的地情報データベース102を参照して、サービス対象車両200bが走行中の道路リンクと同じ道路リンクを走行した車両200aの目的地を抽出し、その頻度をそれぞれ算出する(S52)。例えば、サービス対象車両200bから取得した道路リンクが道路リンクNであり目的地情報データベース102の内容が図4に示す内容である場合には、道路リンクNを走行する車両の目的地として、観光地Aおよび観光地Bが抽出され、それぞれの頻度は3回と1回である。推薦目的地算出部103は、このようにして求めた目的地のうち、最も頻度の高い目的地(例えば観光地A)を推薦目的地として決定し、通信部101を介してサービス対象車両へ送信する(S53)。推薦目的地を受信したサービス対象車両は、映像や音声などによって推薦目的地に関する情報をドライバに提供する。
本実施形態によれば、単に目的地となった頻度が高い場所を推薦するのではなく、サービス対象車両と同じ場所を走行している他の車両にとって頻度の高い目的地が推薦されることになるので、サービス対象車両の現在の状況に応じた目的地が推薦される可能性が高まる。例えば、高速道路を走行している車両であれば、近辺のスーパーマーケットを目的地とする可能性は低く、高速道路が向かう先にある観光地などが目的であることが多い。したがって、高速道路を走行中の車両に対しては、近辺のスーパーマーケットではなく、先にある観光地などを推薦できる。また、市街路においては地域住民の生活目的を反映した車両が多いため、近辺にある観光地ではなく、スーパーマーケットなどの地元施設が推薦されることになる。このように、本実施形態によれば、サービス対象車両の運転状況を正しく反映した人気スポットの推薦が行える。
(第2の実施形態)
本実施形態では、運転を開始した後の経過時間や走行距離なども考慮して、状況に応じた適切な人気スポットの推薦が行えるようにする。たとえば、すでに長時間あるいは長距離の走行をした車両に対して、現在位置から遠くの位置を推薦するのは好ましいとはいえ
ない。本実施形態では、このような不適切な推薦を抑制する。
本実施形態に係るデータセンタ100および車両200の構成は第1の実施形態(図2)と同様であるため、詳細な説明は省略する。第1の実施形態と比較すると、目的地情報データベース102に格納される情報の内容および、推薦目的地の算出処理が異なる。この点について主に説明する。
本実施形態の目的地情報データベース102には、目的地、走行道路リンク等の他に、走行を開始した時刻(出発時刻)があわせて格納される。そのために、目的地情報収集処理の内容が第1の実施形態から変更されている。図6は、本実施形態に係る目的地情報収集処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態では、ステップS61において、ナビゲーション装置202から目的地とともに出発時刻を取得し、出発時刻についてもデータセンタ100へ送信している(S63)。出発時刻は、現在の移動(旅行)を開始した時刻である。出発時刻を取得するためには、車両200aが走行を開始した時刻をナビゲーション装置202内に格納しておいてもよいし、走行経路の履歴を記憶しておきこのデータから出発時刻を求めるようにしてもよい。
本実施形態における目的地情報データベース102は、図7に示すように、目的地と走行道路リンクと出発時刻とが関連づけて記憶される。
次に、目的地推薦処理について図8を参照して説明する。本実施形態では、サービス対象車両200bが走行を開始した時刻を考慮し、サービス対象車両と類似する車両について目的地情報ほど重視して推薦目的地を算出する。
まず、データセンタ100は、サービス対象車両200bから出発時刻と現在走行中の道路リンクを取得する(S81)。そして、出発時刻と現在の時刻との差を計算して、サービス対象車両200bが走行を開始してから経過した時間を算出する(S82)。推薦目的地算出部103は、目的地情報データベース102の中から、サービス対象車両200bが現在走行中の道路リンクを走行した車両200aに関するデータのうち、走行を開始してから当該道路リンクに至るまでの経過時間がサービス対象車両200bと同じ程度の車両を抽出する(S83)。目的地情報データベース102に格納された車両についての経過時間は、出発時間と通過時間とから求めることができる。経過時間が同じ程度(近い)と判断するための基準は適宜設定すれば良く、例えば、時間差が30分以内であることを条件とすればよい。
推薦目的地算出部103は、上記で抽出された車両についてのみ目的地の頻度を求め(S84)、最も頻度の高い目的地を推薦目的地として決定する(S85)。
このようにすれば、推薦処理を行う時点までにサービス対象車両がどれだけ走行したかを考慮して推薦を行うことができるので、より適切な目的地を推薦できるようになる。
なお、ここでは、経過時間が類似する車両についてのデータのみに基づいて推薦目的地を抽出するようにしているが、経過時間が近いほど頻度算出の際の重み付けを大きくし、経過時間のずれが大きくなるほど頻度算出の際の重み付けを小さくして、頻度を求めるようにしても良い。例えば、経過時間の差が15分以内であれば重み付け係数を1とし、15分以上30分以内の差があれば重み付け係数を0.8、30分以上60分以内の差があれば重み付け係数を0.5等々として、目的地の頻度を求めても良い。なお、上述のように経過時間の差が閾値以内の目的地情報のみに基づく処理も、差が閾値以内の情報の重み付け係数を1とし、差が閾値より大きい情報の重み付け係数を0とする処理と捉えられる。
また、上記の説明では運転を開始してからの経過時間に基づいて処理を行う例を説明したが、運転を開始してからの走行距離に基づいて処理を行っても同様の効果が得られる。処理の内容は経過時間の場合と同様に行えることは明らかであろう。
(第3の実施形態)
本実施形態では、車両を利用した移動の性質を考慮して人気スポットの推薦を行う。具体的には、目的地情報データベース102に格納された情報が、人気スポットの推薦のために用いることが適切なものであるか判断するとともに、サービス対象車両の現在の状況が人気スポットの推薦を行うのに適切な状態であるかを判断する。
車両による移動のうち、長時間の移動は行楽目的の移動と考えることができるが、人によっては通勤による移動や赴任先と自宅の間を往復する移動であったりする場合も存在する。このような移動は、ドライバに特有な移動であり、他人に対して人気スポットを推薦するために用いることが適切ではないと考えられる。また、このような移動を行っているドライバは目的地が決まっているため、人気スポットを推薦する必要性も低い。
上記のような移動は、移動履歴に頻繁に現れるので、移動履歴を参照することで判別することができる。本明細書では、上記のような移動を定型的移動と称する。定型的移動とは、ある車両が所定の頻度以上で行う移動のことを意味する。
本実施形態に係る人気スポット推薦システムは、図9に示すように、データセンタ100が定型移動判定部104を有する。定型移動判定部104は、目的地情報データベース102を参照して、ある移動が定型的移動であるのかどうかを判定する機能部である。具体的には、ドライバ(または車両)ごとの移動履歴を参照して、頻繁に現れる移動を定型的移動であると判断する。例えば、平均して1週間に1回以上の頻度で行う移動を定型的移動と判別することができる。
図10は、本実施形態における目的情報収集処理の流れを示すフローチャートである。基本的には第1の実施形態における処理(図3)と同様であるが、目的地情報に車両IDを含めてデータセンタ100に送信する(S103)点が異なる。目的地情報に車両IDを含めるのは、定型的移動を判定するためには、それぞれの移動がどの車両によって行われたかを区別する必要があるためである。
図11は、本実施形態における目的地情報データベース102の例を示す図である。本実施形態では、目的地情報データベース102に、車両ID、目的地、走行道路リンク、通過日時および定型移動であるかどうかを表すフラグが関連づけて記憶される。
図12は、定型移動判定部104によって行われる、移動が定型的移動であるかどうかを判断する処理(定型移動判定処理)の流れを示すフローチャートである。定型移動判定部104は、まず、目的地情報データベース102に格納された情報から、車両200aごとの目的地情報を収集して、車両ごとの移動経路を特定する(S111)。目的地情報データベース102には、車両200aについての走行位置に関する情報が複数格納されることから、車両200aの移動経路を特定することができる。そして、閾値(たとえば一週間に一回以上)以上の頻度で行われる移動を抽出し(S112)、抽出された移動を定型的移動であると判定する。ここで、定型的移動は、経路(道路リンクの集合)によって特定されてもよいし、目的地のみによって特定されてもよい。なお、定型的移動に係る目的地情報については、定型移動フラグを立てて目的地情報データベース102に格納する(あるいは、格納後に定型的移動と判定された場合には、その時点でフラグを立てる)。
定型移動判定処理は、車両200aから目的地情報を取得したタイミングで行うことを想定するが、その他任意のタイミング(たとえば定期的など)に行うようにしてもよい。
図13は、本実施形態における目的地推薦処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態においては、データセンタ100が、サービス対象車両200bから目的地と走行中の道路リンクの情報を取得する(S131)と、定型移動判定部104がその移動が定型的移動かどうかを判定する(S132)。定型移動判定部104は、サービス対象車両200bの現在位置から目的地に向かう移動経路が、目的地情報データベースに定型移動として記録された経路と一致するかどうかを判定することで、サービス対象車両200bの移動が定型的なものかどうか判断できる。なお、サービス対象車両200bから目的地を取得しなくても、その走行予定経路を取得したり、現在の走行位置を複数回にわたって取得したりすることで、サービス対象車両の移動経路が分かるので、これに基づいて定型的移動経路であるか否かを判定するようにしてもよい。サービス対象車両200bの移動が定型的移動であると判定された場合(S132−YES)には、人気スポットの推薦を行わずに処理を終了する。一方、サービス対象車両200bの移動が定型的移動ではないと判定された場合(S132−NO)には、人気スポットの推薦を行う。推薦目的地算出部103は、サービス対象車両200bから取得した道路リンクを走行中の車両についての目的地の頻度を算出する際に、定型移動フラグが立てられた目的地情報は利用せずに頻度を算出する(S133)。そして、このようにして求められた頻度が最も高い目的地を推薦目的地として、サービス対象車両に送信する(S134)。
このように、定型的移動であると判定された移動に関するデータを、人気スポット算出の処理に用いないことで、他のドライバに対して無意味なデータに基づいた処理を抑制でき、したがってより適切な人気スポットを推薦することができる。また、サービス対象車両の移動が定型的なものである場合に人気スポットの推薦を行わないため、目的地が定まっているドライバに対して推薦を行うことで生じる煩わしさを回避できる。
(第4の実施形態)
本実施形態では、推薦するメインの目的地以外に、一緒に訪れられる頻度が高い目的地を副次的な目的地として合わせて推薦する。
本実施形態に係る人気スポット推薦システムは、図14に示すように、データセンタ100が副次的目的地算出部104を有する。副次的目的地算出部104は、メインの目的地が与えられた場合に、そのメインの目的地と一緒に訪れられる目的地(副次的目的地)を求める機能部である。副次的目的地算出部104は、車両から目的地情報を収集する段階においては、その移動において目的地に向かう際(前でも後でも構わない)に一緒に訪れられた副次的目的地を求める。また、副次的目的地算出部104は、目的地を推薦する段階では、推薦する目的地を訪れる際に一緒に訪れられる頻度が多い副次的目的地を求め、メインの推薦目的地とともにサービス対象車両に推薦する。
図15は、車両から目的地情報を収集する段階において、その移動において目的地に向かう際に一緒に訪れられた副次的目的地を求める処理(副次的目的地抽出処理)の流れを示すフローチャートである。まず、副次的目的地算出部104は、目的地情報データベース102に格納された目的地情報に含まれる目的地について、近い時間に訪れられた目的地を抽出する(S151)。具体的な抽出方法としてはいくつかの方法が考えられる。例えば、明示的に別の目的地が格納された目的地情報がデータベース102内に存在すれば、その目的地を抽出すればよい。あるいは、データベース102内に格納された情報から、車両の移動経路が分かり、車両が停止している場合にはその旨が把握できる。したがって、ある目的地に向かう際に、ある程度の期間にわたって車両が停止していた場所を抽出
するようにしてもよい。
副次的目的地算出部104は、抽出された目的地を、元の目的地に対する副次的目的地と判断し、目的地情報データベース102を更新する。具体的には、元の目的地についての副次的目的地のフィールドに抽出された目的地を格納する(S152)。
上述のような処理によって、本実施形態における目的地情報データベース102は図16に示すように、それぞれの目的地情報に副次的目的地に関する情報が含まれるようになる。
図17は、サービス対象車両に人気スポットを推薦する際の、副次的目的地算出部104が行う処理(副次的目的地推薦処理)の流れを示すフローチャートである。まず、副次的目的地算出部104は、推薦目的地算出部103から推薦目的地を取得する(S171)。次に、副次的目的地算出部104は、目的地情報データベース102を参照して、サービス対象車両と同じ道路リンクを走行し、推薦目的地を目的地とする車両についての、副次的目的地の頻度を集計する(S172)。集計の結果、最も頻度が高い副次的目的地を、副次的な推薦目的地として決定し、サービス対象車両200へ送信する(S173)。
このようにすれば、メインの推薦目的地に適した副次的な目的地を推薦できる。単に訪れられる頻度の高い目的地を複数件推薦するだけであれば、一緒に訪れる可能性が低い目的地を推薦してしまうこともあるが、実際に一緒に訪れられた頻度の高い目的地を推薦できるため、適切な推薦が行えるようになる。
(変形例)
上記の複数の実施形態は、任意に組み合わせて実施することができる。また、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
たとえば、車両からデータセンタへの目的地情報の収集方法は、最終的にデータセンタに目的地情報が集約される方式であれば任意の方法を採用可能である。上記の説明では、車両から路側機を経由してデータセンタに目的地情報を送信する例を説明しているが、携帯電話網などを用いて直接データセンタへ目的地情報を送信してもよい。
また、上記の説明では、車両から向きのある走行リンクを車両200からデータセンタ100に送信しているが、車両200が送信する情報は走行位置を表す情報であれば、任意の形態の情報であって構わない。たとえば、緯度経度情報や、マップコード(登録商標)のような領域ごとに割り当てられた識別子であっても構わない。なお、緯度経度情報などを用いる場合には、走行方向に関する情報もまとめて送ることが好ましい。そうすることで、走行位置を同じ方向に走行する車両にとって頻度の高い目的地を抽出することができる。
また、上記の説明では、推薦目的地算出部103は最も頻度の高い目的地のみを推薦しているが、最も頻度の高い目的地だけではなく、上位複数個の目的地を推薦するようにしてもよい。
また、上記の説明では、目的地情報をデータセンタに集約しているが、目的地情報を複数の装置に分散して格納してもよい。特に、路側機を用いて車両から目的地を受信する場合には、その路側機内にのみ目的地情報を格納してもよい。人気スポット推薦システムが、同じ道路を走行する車両に対してのみ人気スポットの推薦を行うのであれば、その道路を走行した車両に関する目的地情報があれば人気スポットの推薦が行えるからである。
また、上記の説明では、データセンタに目的地情報を提供する車両200aと、データセンタから目的地の推薦を受ける車両200bを区別して説明したが、実際には一台の車両がその双方として機能することが好ましい。この場合、車両からデータセンタに送信する目的地情報(走行位置や目的地などが含まれる)が、推薦を受けるために送信する走行位置情報を兼ねることができる。すなわち、車両から目的地情報をデータセンタに送信すると、その情報が目的地情報データベースに格納されるとともに、その情報に基づいて人気スポットの推薦が行われるようにすることができる。もっとも、これらの情報を区別して、車両が人気スポットの提供を受けたい場合のみ、人気スポットの推薦を要求するメッセージを送信するようにしてもよい。
また、上記の説明では、目的地情報を収集する際に、車両から、その車両が現在走行中の位置とその時点でナビゲーション装置に設定された目的地を取得するようにしているが、その他の方法を採用してもよい。たとえば、車両が目的地に到着した時点で、その車両が走行した経路(道路リンクの集合など)をまとめてデータセンタに送信するようにしてもよい。目的地に到着したか否かの判定は、既存の任意の手法によって判断可能である。このようにすれば、ナビゲーション装置に設定された目的地に実際には行かなかった場合でも、正しい目的地がデータセンタに格納されるようになる。また、車両側でメインの目的地に到達するまでに立ち寄った副次的目的地を抽出することもできる。
また、サービス対象システムが車載システムである例を用いて説明を行っているが、サービス対象システムは、車載システム以外の任意のシステムであって構わない。すなわち、サービス対象システムは、走行位置に関する情報(実際に走行している必要はなく、走行予定の位置であってもよい)をデータセンタに送信可能なシステムであれば、データセンタから人気スポットの推薦を受けることができる。サービス対象システムの例として、スマートフォンやタブレットPC・ノート型パソコンなどの携帯型情報端末で実装されるパーソナルナビゲーションシステムや地図情報システムや、デスクトップPCなどで実装される地図情報システムなどを挙げることができる。
100 データセンタ
101 通信部
102 目的地情報データベース
103 推薦目的地算出部
104 定型移動判定部
105 副次的目的地算出部
200 車両
201 通信部
202 ナビゲーション装置
203 推薦目的地提示部

Claims (11)

  1. 複数の車両について、走行位置および目的地の組合せである目的地情報を取得する目的地情報取得手段と、
    サービス対象システムから、走行位置を含む走行位置情報を取得する走行位置情報取得手段と、
    前記目的地情報を参照して、前記走行位置情報取得手段によって取得された走行位置情報に含まれる走行位置を走行する車両の目的地としての頻度が高い地点を、推薦目的地として決定し、前記サービス対象システムに提供する目的地推薦手段と、
    を備える目的地推薦システム。
  2. 前記目的地情報および前記走行位置情報には、走行方向が含まれ、
    前記目的地推薦手段は、前記走行位置情報取得手段によって取得された走行位置情報に含まれる走行位置を当該走行位置情報に含まれる走行方向に走行する車両の目的地として頻度が高い地点を、前記推薦目的地として決定する、
    請求項1に記載の目的地推薦システム。
  3. 前記サービス対象システムは、車載システムであり、
    前記走行位置情報取得手段は、前記車載システムから前記走行位置情報を取得する、
    請求項1または2に記載の目的地推薦システム。
  4. 前記目的地情報取得手段は、走行中の車両から、この車両の現在位置および経路案内装置に設定されている目的地を取得する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の目的地推薦システム。
  5. 前記目的地情報取得手段は、目的地に到達した車両から、当該目的地に到達するまでに走行した経路を取得する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の目的地推薦システム。
  6. 前記目的地情報および前記走行位置情報には、走行を開始してからこれらの情報に含まれる走行位置に至るまでの経過時間または走行距離が含まれており、
    前記目的地推薦手段は、前記走行位置情報に含まれる走行位置に至るまでの経過時間または走行距離が、前記走行位置情報に含まれる経過時間または走行距離に近い車両についての目的地情報ほど重み付けを大きくして前記推薦目的地を決定する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の目的地推薦システム。
  7. 前記目的地情報は、走行経路、目的地、および車両識別子の組合せであり、
    車両の走行経路を取得し、この走行経路が、当該車両が所定の頻度以上で行う移動である定型的移動に該当するかを前記目的地情報に基づいて判定する定型移動判定手段をさらに有する、
    請求項1〜6のいずれかに記載の目的地推薦システム。
  8. 前記目的地推薦手段は、前記目的地情報取得手段が取得した目的地のうち、定型的移動ではないと判定された移動に関する目的地情報のみを参照して前記サービス対象システムに提供する推薦目的地を算出する、
    請求項7に記載の目的地推薦システム。
  9. 前記目的地推薦手段は、定型的移動をしていないと判定されたサービス対象システムに対して推薦目的地の提供を行う、
    請求項7または8に記載の目的地推薦システム。
  10. 前記目的地情報には、前記目的地に向かう際に立ち寄った副次的目的地も含まれており、
    前記目的地推薦手段によって算出された推薦目的地に対する副次的目的地として頻度の高い地点を、推薦副次的目的地として決定し、前記サービス対象システムに提供する副次的目的地提供手段を、さらに備える、
    請求項1〜9のいずれかに記載の目的地推薦システム。
  11. 目的地推薦システムが行う目的地推薦方法であって、
    複数の車両について、走行位置および目的地の組合せである目的地情報を取得する目的地情報取得ステップと、
    サービス対象システムから、走行位置を含む走行位置情報を取得する走行位置情報取得ステップと、
    前記目的地情報を参照して、前記走行位置情報取得ステップにおいて取得された走行位置情報に含まれる走行位置を走行する車両の目的地としての頻度が高い地点を、推薦目的地として決定し、前記サービス対象システムに提供する目的地推薦ステップと、
    を含む、目的地推薦方法。
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