JP2014156943A - 気化式燃焼装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】油切れによる自動消火後の再運転を早く行える気化式燃焼装置を提供する。
【解決手段】運転中に油受け皿10内の燃油が所定量以下になって運転が自動停止した状態でも運転スイッチのON操作を受け付け、空になった給油タンク25に給油するためにファンヒータ本体から抜き取ってから給油した給油タンクをファンヒータ本体に差し込むまでの間は、気化部9の温度を所定温度まで上昇させてその温度を保ち、給油タンクがファンヒータ本体に差し込まれてから油受け皿内の燃油が所定量以上になったことをフロートスイッチ26が検知して油有りと判断するまでの間は、気化部の温度を着火可能温度まで上昇させる本予熱を行うので、給油作業中も気化部が加熱されていて給油完了後直ちに運転が開始されるのである。
【選択図】図3
【解決手段】運転中に油受け皿10内の燃油が所定量以下になって運転が自動停止した状態でも運転スイッチのON操作を受け付け、空になった給油タンク25に給油するためにファンヒータ本体から抜き取ってから給油した給油タンクをファンヒータ本体に差し込むまでの間は、気化部9の温度を所定温度まで上昇させてその温度を保ち、給油タンクがファンヒータ本体に差し込まれてから油受け皿内の燃油が所定量以上になったことをフロートスイッチ26が検知して油有りと判断するまでの間は、気化部の温度を着火可能温度まで上昇させる本予熱を行うので、給油作業中も気化部が加熱されていて給油完了後直ちに運転が開始されるのである。
【選択図】図3
Description
この発明は燃油を気化して燃焼させる気化式の燃焼装置に関するものである。
従来、この種のものにおいては、燃油量が所定量以下に低下すると、警報を発すると共に、燃焼部の燃焼を自動的に停止させて、電磁ポンプの空打ちや燃油経路へのエアーがみを防止しようとするものであった。(例えば、特許文献1参照)
ところでこの従来のものでは、燃油補給後に燃焼を再開させても直ぐには再着火されず、気化部が気化可能温度まで加熱されるまで待たなければならず、忙しい朝や帰宅直後では特に煩わしいものであった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、燃油を気化させる加熱ヒーターを備えた気化部と、装置本体に脱着自在な給油タンクと、該給油タンクからの燃油を一旦貯留する油受け皿と、該油受け皿内の燃油が所定量以下になったことを検知するフロートスイッチと、装置本体内から給油タンクが脱着されたのを検知する給油タンク検知手段と、運転スイッチを備えた操作部と、装置本体の作動を制御する制御装置とを備え、該制御装置は運転中にフロートスイッチが油受け皿内の燃油が所定量以下になったことを検知すると運転を自動停止する気化式燃焼装置に於いて、前記制御装置は運転中にフロートスイッチが油受け皿内の燃油が所定量以下になったことを検知して運転を自動停止した後、運転スイッチのオン操作を受け付けると共に、運転スイッチのオン操作を受け付けた状態で、給油タンクが装置本体から取り出されている間は気化部を所定温度まで加熱して保温し、装置本体から取り出された給油タンクが装置本体に差し込まれてから油受け皿内の燃油が所定量以上になるまでの間は気化部を燃焼可能な温度まで加熱して保温し、油受け皿内の燃油が所定量以上になったのを検知したら着火動作を行って再運転を行うものである。
また、請求項2では、前記制御装置の指示により計時を行うタイマー手段を備え、前記制御装置は、運転中にフロートスイッチが油受け皿内の燃油が所定量以下になったことを検知して運転を自動停止した後に運転スイッチのオン操作を受け付けた後、給油タンクが装置本体から取り出されずに所定時間経過した時、又は給油タンクが装置本体から取り出されたままの状態で所定時間経過した時、又は装置本体から取り出された給油タンクが装置本体に差し込まれてから所定時間経過しても油受け皿内の燃油が所定量以上にならない時、正常に給油タンクに給油が行われなかったと判断して運転スイッチをオフ状態にして気化部の加熱を停止するものである。
この発明の請求項1によれば、燃油を気化させる加熱ヒーターを備えた気化部と、装置本体に脱着自在な給油タンクと、該給油タンクからの燃油を一旦貯留する油受け皿と、該油受け皿内の燃油が所定量以下になったことを検知するフロートスイッチと、装置本体内から給油タンクが脱着されたのを検知する給油タンク検知手段と、運転スイッチを備えた操作部と、装置本体の作動を制御する制御装置とを備え、該制御装置は運転中にフロートスイッチが油受け皿内の燃油が所定量以下になったことを検知すると運転を自動停止する気化式燃焼装置に於いて、前記制御装置は運転中にフロートスイッチが油受け皿内の燃油が所定量以下になったことを検知して運転を自動停止した後、運転スイッチのオン操作を受け付けると共に、運転スイッチのオン操作を受け付けた状態で、給油タンクが装置本体から取り出されている間は気化部を所定温度まで加熱して保温し、装置本体から取り出された給油タンクが装置本体に差し込まれてから油受け皿内の燃油が所定量以上になるまでの間は気化部を燃焼可能な温度まで加熱して保温し、油受け皿内の燃油が所定量以上になったのを検知したら着火動作を行って再運転を行うので、運転中に給油タンク内の燃油が無くなって、更に油受け皿内の燃油が所定量以下になって自動消火して運転が自動停止した状態でも運転スイッチのON操作を受け付けるので、空になった給油タンクに給油してすぐに再運転したい時、使い勝手がよいものである。
又、空になった給油タンクに給油するために装置本体から抜き取ってから給油した給油タンクを装置本体に差し込むまでの間は、気化部の温度を所定温度まで上昇させてその温度を保つ秒速点火制御を行い、給油タンクが装置本体に差し込まれてから油受け皿内の燃油が所定量以上になったことをフロートスイッチが検知して油有りと判断するまでの間は、気化部の温度を着火可能温度まで上昇させる本予熱を行うので、給油作業中も気化部が加熱されていて給油完了後直ちに運転が開始されるのである。
又、油受け皿内の燃油が所定量以上になったことをフロートスイッチが検知して油有りと判断しないと再運転は開始しないので、燃油切れのままの状態で再運転することを防止できるものである。
また、請求項2によれば、前記制御装置の指示により計時を行うタイマー手段を備え、前記制御装置は、運転中にフロートスイッチが油受け皿内の燃油が所定量以下になったことを検知して運転を自動停止した後に運転スイッチのオン操作を受け付けた後、給油タンクが装置本体から取り出されずに所定時間経過した時、又は給油タンクが装置本体から取り出されたままの状態で所定時間経過した時、又は装置本体から取り出された給油タンクが装置本体に差し込まれてから所定時間経過しても油受け皿内の燃油が所定量以上にならない時、正常に給油タンクに給油が行われなかったと判断して運転スイッチをオフ状態にして気化部の加熱を停止するので、運転中に給油タンク内の燃油が無くなり、更に油受け皿内の燃油が所定量以下になって自動消火して運転が自動停止した状態で運転スイッチのON操作を受け付けても、運転スイッチのON操作を受け付けてから所定時間以内に装置本体から給油タンクが抜き取られない場合、又は給油タンクを装置本体から抜き取ってから所定時間以内に装置本体に給油タンクが差し込まれない場合、又は給油タンクを装置本体に差し込んでから所定時間以内に油受け皿内の燃油が所定量以上になったのを検知して油有りの判断がされない場合は、給油作業が完了していないと判断してON操作を受け付けた運転スイッチをOFFにして気化部の予熱も停止するので、給油作業が完了しないために無駄な予熱を続けることを防止でき、安全で予熱を行うための電力消費を抑えることができるものである。
次にこの発明に係る気化式燃焼装置を図面に示す一実施例で説明する。
1は屋内に設置される気化式燃焼装置を構成するファンヒータ本体で、ファンヒータ本体1内部に燃焼用の気化バーナ2と、このファンヒータ本体1の作動を制御するマイコンを主体として構成された制御装置3と、本体1背面開口部の対流用送風機4と、本体1前面の温風吹出口5と、本体1前面側上部の操作部6とを備えているもので、気化バーナ2での燃焼排気ガスを対流用送風機4により温風吹出口5から室内に吹き出すことで暖房を行うものである。
1は屋内に設置される気化式燃焼装置を構成するファンヒータ本体で、ファンヒータ本体1内部に燃焼用の気化バーナ2と、このファンヒータ本体1の作動を制御するマイコンを主体として構成された制御装置3と、本体1背面開口部の対流用送風機4と、本体1前面の温風吹出口5と、本体1前面側上部の操作部6とを備えているもので、気化バーナ2での燃焼排気ガスを対流用送風機4により温風吹出口5から室内に吹き出すことで暖房を行うものである。
前記気化バーナ2は、複数の炎孔を有したバーナヘッド7の下部に加熱ヒーター8を有した気化部9を備えて構成され、加熱ヒーター8によって加熱された気化部9内に油受け皿10から容積型の電磁ポンプ11の駆動で送油ノズル12を通じて液体燃料を供給し、この液体燃料が気化した気化ガスと燃焼用送風機13から送風路14を通じて供給される燃焼用空気との混合ガスを前記バーナヘッド7の炎孔で燃焼させ、また燃焼中は前記気化部9の上端に複数の炎孔に対向する如く備えた環状の熱回収リング15によって炎から熱回収を行い加熱ヒーター8の通電を低減しているもので、ターンダウン比が広く静かな気化燃焼を行うものである。
前記操作部6には、運転の開始/停止を指令するための運転スイッチ16と、室温上昇スイッチ17と室温下降スイッチ18とにより構成され所望の室温を設定する室温設定手段19と、タイマースイッチや延長スイッチなどの各種の操作スイッチと、時刻や設定室温を表示する表示部20が設けられている。
21は前記加熱ヒーター8で加熱される気化部9の温度を検知する気化温度センサで、前記制御装置3はこの気化温度センサ21の検知温度が所定の上限温度になると前記加熱ヒーター8をオフし、また所定の下限温度になると前記加熱ヒーター8をオンして気化部9の温度を液体燃料を良好に気化できる温度範囲内に保持する。
又前記制御装置3は、運転スイッチ16の運転指令により、前記気化温度センサ21の検知温度を監視して前記気化部9を液体燃料を気化可能な温度まで加熱ヒーター8により加熱し、気化部9の温度を燃焼に適する温度まで上昇させると前記電磁ポンプ11及び燃焼用送風機13を駆動開始し、点火装置22により混合ガスに点火して燃焼を開始させて、本体1背面の対流用送風機4の近傍に設けられた室温センサ23の検知室温と前記室温設定手段19で設定された設定室温との偏差に応じて、前記電磁ポンプ11及び燃焼用送風機13を制御して燃焼火力を可変して前記室温設定手段19で設定された室温になるように制御する。
24は給油タンク検知手段で、給油タンク25をファンヒータ本体1に差し込むと給油タンク25の側面に当接して閉成し、給油タンク25をファンヒータ本体1から抜き取ると開成する開閉スイッチで構成され、運転中にタンク検知手段24が給油タンク25がファンヒータ本体1から抜き取られたのを検知すると、制御装置3は運転を停止するものである。
26はフロートスイッチで、給油タンク25からの燃油を一旦貯留する油受け皿10内の燃油が所定量以下になったことを検知するものである。
27はタイマー手段で、所定時間をカウントするものである。
27はタイマー手段で、所定時間をカウントするものである。
次にこの一実施形態の作動について図5のフローチャート図により説明する。
まず運転中に給油タンク25内の燃油が無くなって、更に油受け皿10内の燃油が所定量以下になったことをフロートスイッチ26が検知すると(S1)、制御装置3は自動消火して運転を自動停止し(S2)、更に運転スイッチ16を点滅させて、表示部20に給油表示を行うものである。
まず運転中に給油タンク25内の燃油が無くなって、更に油受け皿10内の燃油が所定量以下になったことをフロートスイッチ26が検知すると(S1)、制御装置3は自動消火して運転を自動停止し(S2)、更に運転スイッチ16を点滅させて、表示部20に給油表示を行うものである。
そして次に制御装置3は、運転スイッチ16がON操作されたかを確認し(S4)、運転スイッチ16がON操作されたのを確認すると、タイマー手段27をスタートさせてカウントを開始し(S5)、次に給油タンク検知手段24が給油タンク25がファンヒータ本体1から抜き取られたかを確認し(S6)、ファンヒータ本体1から抜き取られたのを確認すると使用者が給油後直ちに再運転を行いたいと判断して気化部9の温度を所定温度まで上昇させてその温度を保つ秒速点火制御を開始し(S7)、タイマー手段27を再スタートさせるものである(S8)。
又、(S6)で 給油タンク検知手段24が給油タンク25がファンヒータ本体1から抜き取られたのを検知しない時は、制御装置3は(S5)でタイマー手段27をスタートさせてから所定時間経過したかを判断し(S9)、給油タンク25がファンヒータ本体1から抜き取られずに所定時間が経過したら、使用者はすぐに再運転を行わないと判断してタイマー手段27のカウントを停止し(S10)、ON操作された運転スイッチ16をOFFにして(S11)、運転を停止するものである。(S12)
又、(S8)でタイマー手段27を再スタートさせた後、制御装置3は次に給油タンク検知手段24が給油タンク25がファンヒータ本体1に差し込まれたかを確認し(S13)、油タンク検知手段24が給油タンク25がファンヒータ本体1に差し込まれたのを検知したら、タイマー手段27を再スタートさせ(S14)、気化部9の温度を着火温度まで上昇させる本予熱を開始する。(S15)
又、(S13)で油タンク検知手段24が給油タンク25がファンヒータ本体1に差し込まれたのを検知しないと、制御装置3は(S8)でタイマー手段27を再スタートさせてから所定時間経過したかを判断し(S16)、給油タンク25がファンヒータ本体1に差し込まれれずに所定時間が経過したら、使用者はすぐに再運転を行わないと判断して、気化部9の温度を所定温度まで上昇させてその温度を保つ秒速点火制御を停止し(S17)、(S10)へと進むものである。
次に制御装置3は、(S15)で気化部9の温度を着火温度まで上昇させる本予熱を開始した後、給油タンク25内の燃油が油受け皿10内に供給されて、油受け皿10内の燃油が所定量以上になったことをフロートスイッチ26が検知したかを確認し(S18)、油受け皿10内の燃油が所定量以上になったことをフロートスイッチ26が検知すると油有りと判断して運転スイッチ16を点滅及び表示部20の給油表示を終了し(S19)、タイマー手段27をストップする。(S20)
そして制御装置3は、気化部9の温度を着火温度まで上昇しているかを確認し(S21)、気化部9が着火温度まで上昇していれば電磁ポンプ11及び燃焼用送風機13を駆動開始して点火装置22により着火動作を行い(S22)、運転を開始するものである。(S23)
又、(S18)で油受け皿10内の燃油が所定量以上になったことをフロートスイッチ26が検知しない状態で所定時間経過した時、給油タンク25は給油されずにファンヒータ本体1に差し込まれたと判断して(S24)、気化部9の温度を着火温度まで上昇させる本予熱を停止し(S25)、(S10)へと進むものである。
又、(S4)で運転スイッチ16がON操作されないと、次に給油タンク検知手段24が給油タンク25がファンヒータ本体1から抜き取られたかを確認し(S26)、ファンヒータ本体1から抜き取られないと使用者はすぐに再運転を行わないと判断して(S12)に進み、(S26)でファンヒータ本体1から抜き取られたのを確認すると、次に運転スイッチ16がON操作されたかを確認する。(S27)
そして制御装置3は、(S27)で運転スイッチ16がON操作されたのを確認すると(S7)に進み、(S27)で運転スイッチ16がON操作されないと次に給油タンク検知手段24が給油タンク25がファンヒータ本体1に差し込まれたかを確認し(S28)、給油タンク25がファンヒータ本体1に差し込まれない時は、使用者はすぐに再運転を行わないと判断して(S12)に進み、給油タンク検知手段24が給油タンク25がファンヒータ本体1に差し込まれたのを確認した時は、次に運転スイッチ16がON操作されたかを確認する。(S29)
そして制御装置3は、(S29)で運転スイッチ16がON操作されたのを確認すると(S14)に進み、(S29)で運転スイッチ16がON操作されないと、次に給油タンク25内の燃油が油受け皿10内に供給されて、油受け皿10内の燃油が所定量以上になったことをフロートスイッチ26が検知したかを確認し(S30)、油受け皿10内の燃油が所定量以上になったことを検知しない時は、給油タンク25は給油されずにファンヒータ本体1に差し込まれたと判断して(S12)に進み、油受け皿10内の燃油が所定量以上になったことを検知した時は、次に運転スイッチ16がON操作されたかを確認する。(S32)
そして制御装置3は、(S32)で運転スイッチ16がON操作されないと、使用者はすぐに再運転を行わないと判断して(S12)に進み、(S32)で 運転スイッチ16がON操作されたのを確認すると、気化部9の温度を着火温度まで上昇させる本予熱を開始して(S33)、(S21)に進むものである。
以上のように本実施例では、運転中に給油タンク25内の燃油が無くなって、更に油受け皿10内の燃油が所定量以下になって自動消火して運転が自動停止した状態でも運転スイッチ16のON操作を受け付けるので、空になった給油タンク25に給油してすぐに再運転したい時、使い勝手がよいものである。
又、空になった給油タンク25に給油するためにファンヒータ本体1から抜き取ってから給油した給油タンク25をファンヒータ本体1に差し込むまでの間は、気化部9の温度を所定温度まで上昇させてその温度を保つ秒速点火制御を行い、給油タンク25がファンヒータ本体1に差し込まれてから油受け皿10内の燃油が所定量以上になったことをフロートスイッチ26が検知して油有りと判断するまでの間は、気化部9の温度を着火可能温度まで上昇させる本予熱を行うので、給油作業中も気化部9が加熱されていて給油完了後直ちに運転が開始されるのである。
又、油受け皿10内の燃油が所定量以上になったことをフロートスイッチ26が検知して油有りと判断しないと再運転は開始しないので、燃油切れのままの状態で再運転することを防止できるものである。
又、運転中に給油タンク25内の燃油が無くなり、更に油受け皿10内の燃油が所定量以下になって自動消火して運転が自動停止した状態で運転スイッチ16のON操作を受け付けても、運転スイッチ16のON操作を受け付けてから所定時間以内にファンヒータ本体1から給油タンク25が抜き取られない場合、又は給油タンク25をファンヒータ本体1から抜き取ってから所定時間以内にファンヒータ本体1に給油タンク25が差し込まれない場合、又はファンヒータ本体1から取り出された給油タンク25がァンヒータ本体1に差し込まれてから所定時間以内に油受け皿10内の燃油が所定量以上にならない時、正常に給油タンク25に給油が行われなかったと判断して運転スイッチ16をオフ状態にして気化部9の加熱を停止するので、給油作業が完了しないために無駄な予熱を続けることを防止でき、安全で予熱を行うための電力消費を抑えることができるものである。
3 制御装置
6 操作部
8 加熱ヒーター
9 気化部
16 運転スイッチ
24 給油タンク検知手段
25 給油タンク
26 フロートスイッチ
6 操作部
8 加熱ヒーター
9 気化部
16 運転スイッチ
24 給油タンク検知手段
25 給油タンク
26 フロートスイッチ
Claims (2)
- 燃油を気化させる加熱ヒーターを備えた気化部と、装置本体に脱着自在な給油タンクと、該給油タンクからの燃油を一旦貯留する油受け皿と、該油受け皿内の燃油が所定量以下になったことを検知するフロートスイッチと、装置本体内から給油タンクが脱着されたのを検知する給油タンク検知手段と、運転スイッチを備えた操作部と、装置本体の作動を制御する制御装置とを備え、該制御装置は運転中にフロートスイッチが油受け皿内の燃油が所定量以下になったことを検知すると運転を自動停止する気化式燃焼装置に於いて、前記制御装置は運転中にフロートスイッチが油受け皿内の燃油が所定量以下になったことを検知して運転を自動停止した後、運転スイッチのオン操作を受け付けると共に、運転スイッチのオン操作を受け付けた状態で、給油タンクが装置本体から取り出されている間は気化部を所定温度まで加熱して保温し、装置本体から取り出された給油タンクが装置本体に差し込まれてから油受け皿内の燃油が所定量以上になるまでの間は気化部を燃焼可能な温度まで加熱して保温し、油受け皿内の燃油が所定量以上になったのを検知したら着火動作を行って再運転を行うことを特徴とする気化式燃焼装置。
- 前記制御装置の指示により計時を行うタイマー手段を備え、前記制御装置は、運転中にフロートスイッチが油受け皿内の燃油が所定量以下になったことを検知して運転を自動停止した後に運転スイッチのオン操作を受け付けた後、給油タンクが装置本体から取り出されずに所定時間経過した時、又は給油タンクが装置本体から取り出されたままの状態で所定時間経過した時、又は装置本体から取り出された給油タンクが装置本体に差し込まれてから所定時間経過しても油受け皿内の燃油が所定量以上にならない時、正常に給油タンクに給油が行われなかったと判断して運転スイッチをオフ状態にして気化部の加熱を停止することを特徴とする請求項1記載の気化式燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013027016A JP2014156943A (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | 気化式燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013027016A JP2014156943A (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | 気化式燃焼装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014156943A true JP2014156943A (ja) | 2014-08-28 |
Family
ID=51577921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013027016A Pending JP2014156943A (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | 気化式燃焼装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2014156943A (ja) |
-
2013
- 2013-02-14 JP JP2013027016A patent/JP2014156943A/ja active Pending
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