JP2014155106A - 対象者選別装置、対象者選別システム、対象者選別方法、および対象者選別プログラム - Google Patents

対象者選別装置、対象者選別システム、対象者選別方法、および対象者選別プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】親密なユーザに関する通知を確実に行い、交流を支援すること。
【解決手段】ユーザに対して他ユーザに関する通知情報を通知する対象者選別装置100は、通知情報の通知方法である通知回数および通知契機のうち少なくとも一方をユーザと他ユーザとの親密度に応じて規定する通知ポリシーを管理する通知ポリシー管理部109と、アドレス帳データおよび通信履歴データのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザと他ユーザとの親密度を計算する親密度計算部107と、通知ポリシー管理部109によって管理された通知ポリシーと、親密度計算部107によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する対象者通知制御部110と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、誕生日等の記念日を通知あるいは表示する装置に関する。
Facebook(登録商標)などのSNS(Social Networking Service)において、友人の誕生日をお知らせする機能が提供されている。友人との親密さを利用して、通知の対象者を選別することにより、通知を受けたユーザが、親しい友人の誕生日を見落としたり失念したりすることを回避できる。
特許文献1および2では、親密度に応じて着信方法を制御する技術が開示されている。特許文献1では、親密度に応じて保留や着信拒否などの判断が自動的に実行される。特許文献2では、親密度に応じて着信パターンが自動的に変更される。これらの特許文献では、通話履歴や電話帳の登録情報に基づいて計算した親密度に応じて、着信通知に対する制御方法を変更することができる。
特許第4664255号 特開2011−135179号公報
しかしながら、上記の特許文献に開示された技術を友人等の誕生日等の記念日の通知に適用する場合には、例えば、通知のタイミングが悪いと、ユーザが通知を消去した後で、通知があったことをユーザが忘れてしまうという問題がある。
本発明はそのような課題を解決するためになされたものであり、親密なユーザに関する通知を確実に行い、交流を支援することができる対象者選別装置、対象者選別システム、対象者選別方法、および対象者選別プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る対象者選別装置は、ユーザに対して他ユーザに関する通知情報を通知する対象者選別装置であって、通知情報の通知方法である通知回数および通知契機のうち少なくとも一方をユーザと他ユーザとの親密度に応じて規定する通知ポリシーを管理する通知ポリシー管理手段と、アドレス帳データおよび通信履歴データのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザと他ユーザとの親密度を計算する親密度計算手段と、通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、親密度計算手段によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する対象者通知制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る対象者選別装置では、通知情報の通知方法である通知回数および通知契機のうち少なくとも一方をユーザと他ユーザとの親密度に応じて規定する通知ポリシーが管理される。そして、アドレス帳データおよび通信履歴データのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザと他ユーザとの親密度が計算され、管理された通知ポリシーと計算された親密度とに基づいて通知情報の通知方法が決定され、決定された通知方法に基づいてユーザに対して通知情報が通知される。例えば、親密度が大きいほど通知方法である通知回数を多くしたり、親密度が大きいほど通知契機をよりユーザが気づきやすい契機にしたりすることができるため、親密なユーザに関する通知をタイミングよく確実に行い、交流を支援することができる。
通知ポリシー管理手段は、通知方法である通知単位であって、通知情報の対象である他ユーザの人数単位である通知単位が、他ユーザとの親密度に応じてさらに規定された通知ポリシーを管理し、対象者通知制御手段は、通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、親密度計算手段によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知単位を含む通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知することとしてもよい。この構成によれば、例えば、親密度が大きいほど通知単位を少なくし、通知をよりユーザに気づきやすくすることができるため、親密なユーザに関する通知をタイミングよく確実に行い、交流を支援することができる。
通知ポリシー管理手段は、通知方法である通知先が、他ユーザとの親密度に応じてさらに規定された通知ポリシーを管理し、対象者通知制御手段は、通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、親密度計算手段によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知先を含む通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知することとしてもよい。この構成によれば、例えば、親密度が大きいほど通知先としてユーザが所持している複数の情報処理装置を指定し、通知をよりユーザに気づきやすくすることができるため、親密なユーザに関する通知をタイミングよく確実に行い、交流を支援することができる。
通知ポリシー管理手段は、通知方法である表示方法が、他ユーザとの親密度に応じてさらに規定された通知ポリシーを管理し、対象者通知制御手段は、通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、親密度計算手段によって計算された親密度とに基づいて通知情報の表示方法を含む通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知することとしてもよい。この構成によれば、例えば、親密度が大きいほど表示方法を変更して通知をよりユーザに気づきやすくすることができるため、親密なユーザに関する通知をタイミングよく確実に行い、交流を支援することができる。
親密度計算手段によって計算された親密度のうち所定の親密度より大きい親密度の他ユーザについて、アドレス帳データに当該他ユーザの記念日が含まれていない場合に当該記念日の登録をユーザに依頼する記念日登録要求手段と、をさらに備えることとしてもよい。この構成によれば、記念日が登録されていない他ユーザについても確実に記念日を登録することができ、例えば、記念日が登録されていないと通知ができないという問題を解消することができる。
親密度計算手段によって計算された親密度のうち所定の親密度より大きい親密度の他ユーザについて、アドレス帳データに当該他ユーザの記念日が含まれていない場合に当該記念日を外部サーバより取得する記念日情報取得手段と、をさらに備えることとしてもよい。この構成によれば、記念日が登録されていない他ユーザについても確実に記念日を登録することができ、例えば、記念日が登録されていないと通知ができないという問題を解消することができる。
ところで、本発明は、上記のように対象者選別装置の発明として記述できる他に、以下のように対象者選別システム、対象者選別方法及び対象者選別プログラムの発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
即ち、本発明に係る対象者選別システムは、指数計算サーバと、ユーザに対して他ユーザに関する通知情報を通知する対象者選別クライアントとを含む対象者選別システムであって、指数計算サーバは、アドレス帳データおよび通信履歴データのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザと他ユーザとの親密度を計算する親密度計算手段と、親密度計算手段によって計算された親密度を送信する送信手段と、を備え、対象者選別クライアントは、通知情報の通知方法である通知回数および通知契機のうち少なくとも一方をユーザと他ユーザとの親密度に応じて規定する通知ポリシーを管理する通知ポリシー管理手段と、送信手段によって送信された親密度を受信する受信手段と、通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、受信手段によって受信された親密度とに基づいて通知情報の通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する対象者通知制御手段と、を備える、ことを特徴とする。
また、本発明に係る対象者選別方法は、ユーザに対して他ユーザに関する通知情報を通知する対象者選別装置であって、通知情報の通知方法である通知回数および通知契機のうち少なくとも一方をユーザと他ユーザとの親密度に応じて規定する通知ポリシーを管理する通知ポリシー管理手段を備える対象者選別装置により実行される対象者選別方法であって、アドレス帳データおよび通信履歴データのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザと他ユーザとの親密度を計算する親密度計算ステップと、通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、親密度計算ステップによって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する対象者通知制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る対象者選別プログラムは、コンピュータを、他ユーザに関する通知情報の通知方法である通知回数および通知契機のうち少なくとも一方をユーザと他ユーザとの親密度に応じて規定する通知ポリシーを管理する通知ポリシー管理手段と、アドレス帳データおよび通信履歴データのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザと他ユーザとの親密度を計算する親密度計算手段と、通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、親密度計算手段によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する対象者通知制御手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、親密なユーザに関する通知や表示を確実に行い、交流を支援することができる。
本発明の第1実施形態に係る対象者選別装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る対象者選別装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る対象者選別装置の通知に関する動作(対象者選別方法)を示すシーケンス図である。 通知ポリシー管理部で管理される通知ポリシーの一例を示すテーブル図である。 本発明の第1実施形態に係る対象者選別装置の表示に関する動作(対象者選別方法)を示すシーケンス図である。 表示ポリシー管理部で管理される表示ポリシーの一例を示すテーブル図である。 本発明の第2実施形態に係る対象者選別システムの全体構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る対象者選別システムにおける指数計算サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る対象者選別システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る対象者選別システムの動作(対象者選別方法)を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る対象者選別プログラムの構成を記憶媒体と共に示す図である。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る対象者選別装置100のハードウェア構成を示す図である。対象者選別装置100は、ユーザに対して他ユーザに関する通知情報を通知する。具体的には、対象者選別装置100は、ユーザに対して、記念日のギフト等を贈る対象者(他ユーザ)の通知および表示を行う。対象者の通知とは、ユーザが操作を行わなくても装置からユーザに通知することを意味する。対象者の表示とは、通知を契機として、もしくは、ユーザが自発的に操作して記念日の対象者のリストを表示することを意味する。対象者選別装置100は、携帯電話やスマートフォン、タブレット端末、PCなどの移動通信端末である。
図1において、制御部101は、対象者選別装置100全体の制御を行うモジュールであり、CPUなどの演算装置とRAMやROMなどの記憶装置を備える。記憶部102は、フラッシュROMやHDD、SSDなどの記憶装置である。入出力部103は、タッチパネル、キーパッド、キーボード等からのデータの入力およびディスプレイやマイクなどへのデータの出力を行うモジュールである。通信部104は、外部の装置とネットワークなどを介して通信を行う。
図2は、対象者選別装置100の機能構成を示すブロック図である。図2に示す対象者選別装置100の各機能ブロックの機能は、図1に示す制御部101の制御のもと、入出力部103および通信部104を動作させるとともに、記憶部102におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図2に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
アドレス帳管理部105は、電話帳のアドレス帳データを管理(保存)するモジュールである。
通信履歴管理部106は、電話の発着信やメールの送受信などの通信履歴データを保存するモジュールである。
親密度計算部107(親密度計算手段)は、アドレス帳管理部105によって管理されたアドレス帳データや、通信履歴管理部106によって管理された通信履歴データなどを利用して、ユーザとアドレス帳データに登録された他ユーザの親密度を算出する。親密度計算部107は、アドレス帳データおよび通信履歴データのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザと他ユーザとの親密度を計算してもよい。親密度は、ユーザと他ユーザとが親密であればあるほど大きい値となる。例えば、親密度計算部107は、通信履歴データに含まれる通信回数を親密度としてもよいし、アドレス帳データに電話番号またはメールアドレスの一方のみが記憶されている通信相手に対しては、所定の重み係数を乗じて親密度を調整してもよい。
親密度管理部108は、親密度計算部107で計算した親密度を管理(保存)するモジュールである。
通知ポリシー管理部109(通知ポリシー管理手段)は、親密度の高さに応じて通知を行う回数や契機などの通知ポリシーを保存するモジュールである。通知ポリシー管理部109が保存する通知ポリシーの具体例については、図4を用いて後述する。
通知ポリシー管理部109は、通知情報の通知方法である通知回数および通知契機のうち少なくとも一方をユーザと他ユーザとの親密度に応じて規定する通知ポリシーを管理してもよい。また、通知ポリシー管理部109は、通知方法である通知単位であって、通知情報の対象である他ユーザの人数単位である通知単位が、他ユーザとの親密度に応じてさらに規定された通知ポリシーを管理してもよい。また、通知ポリシー管理部109は、通知方法である通知先が、他ユーザとの親密度に応じてさらに規定された通知ポリシーを管理してもよい。また、通知ポリシー管理部109は、通知方法である表示方法が、他ユーザとの親密度に応じてさらに規定された通知ポリシーを管理してもよい。
上述の通り、通知情報の通知方法の具体的な設定例として、通知回数、通知契機、通知単位、通知先、および表示方法が挙げられる。ここで、通知回数とは、通知情報を通知する回数のことである。また、通知契機とは、ユーザに対して通知情報を通知するタイミングのことである。通知契機の一例として、通知情報が他ユーザの誕生日の場合、当該誕生日の何日前に通知を行うか、という情報が通知契機となる。また、通知単位とは、通知情報の対象である他ユーザの人数単位のことである。例えば、通知情報が他ユーザの誕生日の場合、ユーザに対して同時に何人分の他ユーザの誕生日を通知するか、という情報が通知単位である。また、通知先とは、通知情報を通知する対象である。通知先の一例としては、対象者選別装置100のユーザが保持している他の情報処理装置(タブレットやスマートフォンなど)が挙げられる。また、表示方法とは、通知情報の表示の見せ方である。
対象者通知制御部110(対象者通知制御手段)は、誕生日などの記念日をお祝いする対象者をユーザに通知する必要があるか否かを判定するモジュールである。より具体的には、対象者通知制御部110は、通知ポリシー管理部109によって管理された通知ポリシーと、親密度計算部107によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する。例えば、対象者通知制御部110は、まず親密度計算部107によって計算された親密度が所定の閾値より大きいか否かを判定し、大きいと判定した場合、通知ポリシー管理部109によって管理された通知ポリシーを取得し、通知方法を決定する。
対象者通知制御部110は、通知ポリシー管理部109によって管理された通知ポリシーと、親密度計算部107によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知単位を含む通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知してもよい。また、対象者通知制御部110は、通知ポリシー管理部109によって管理された通知ポリシーと、親密度計算部107によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知先を含む通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知してもよい。また、対象者通知制御部110は、通知ポリシー管理部109によって管理された通知ポリシーと、親密度計算部107によって計算された親密度とに基づいて通知情報の表示方法を含む通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知してもよい。
通知回数管理部111は、特定の対象者の記念日について通知を行った回数を記録するモジュールである。
通知単位決定部112は、特定の記念日や近い記念日について通知を行う対象者が複数存在する場合に、それらの複数の対象者についてまとめて通知を行う単位を決定するモジュールである。
通知先決定部113は、ユーザが利用する他の携帯通信端末や情報端末に対する通知を行うか否かを決定するモジュールである。
表示ポリシー管理部114は、親密度に応じた表示の制御方法の表示ポリシーを保存するモジュールである。表示ポリシー管理部114が保存する表示ポリシーの具体例については、図6を用いて後述する。
対象者表示制御部115(対象者通知制御手段)は、記念日の対象者のリストを表示する際に、ユーザと親密度の高い対象者については表示を行い、親密度の低いユーザに対しては薄く表示する、もしくは表示しないといった制御を行うモジュールである。より具体的には、対象者表示制御部115は、表示ポリシー管理部114によって管理された表示ポリシーと、親密度計算部107によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知方法(表示方法)を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知(表示)する。
なお、本実施形態では、対象者通知制御部110及び通知ポリシー管理部109に関する通知と、対象者表示制御部115及び表示ポリシー管理部114に関する表示とを分けて説明したが、これに限るものではない。例えば、表示を通知の一形態として捉え、対象者通知制御部110及び対象者表示制御部115を一つにまとめ、通知ポリシー管理部109及び表示ポリシー管理部114を一つにまとめ、機能させてもよい。
記念日情報取得部116(記念日情報取得手段)は、スケジュール帳アプリや他のSNSアプリなどに管理された誕生日等の記念日の情報を取得するモジュールである。具体的には、記念日情報取得部116は、親密度計算部107によって計算された親密度のうち所定の親密度より大きい親密度の他ユーザについて、アドレス帳データに当該他ユーザの記念日が含まれていない場合に当該記念日を外部サーバより取得する。
記念日登録要求部117(記念日登録要求手段)は、親密度の高い対象者の誕生日等の記念日をアドレス帳管理部105に登録するようユーザに促すモジュールである。具体的には、記念日登録要求部117は、親密度計算部107によって計算された親密度のうち所定の親密度より大きい親密度の他ユーザについて、アドレス帳データに当該他ユーザの記念日が含まれていない場合に当該記念日の登録をユーザに依頼する。なお、登録を促す内容は、誕生日、結婚記念日もしくはその他の記念日の情報でもよい。
図3は、本発明の第1実施形態に係る対象者選別装置100の通知に関する動作を示すシーケンス図である。ステップS101およびS102で、親密度計算部107は、アドレス帳管理部105に記録された他ユーザに関する登録項目を取得する。登録項目とは、電話番号、Eメールアドレス、写真、SNSアカウント、メッセージングサービスのアカウント、メモ、ニックネーム、WEBサイト、誕生日等の記念日、お気に入りなどの項目を示す。ステップS103およびS104で、親密度計算部107は、通信履歴管理部106から電話の発着信履歴やメールの送受信履歴を取得する。通信履歴として、Twitter(登録商標)などのSNSアプリにおける通信の履歴を利用してもよい。
ステップS105において、親密度計算部107は、アドレス帳の登録項目や通信履歴のデータを利用して、ユーザとアドレス帳に登録された他ユーザの親密度を算出する。ステップS106において、親密度計算部107は、親密度管理部108に算出した親密度の情報を通知して記録する。
ステップS107およびS108において、対象者通知制御部110は指定された時刻やユーザ操作などを契機として(例えば1日1回など、指定時刻における定期的な実行)、通知ポリシー管理部109に問合せ、親密度に応じた通知の契機や初回に通知した後にリマインドの通知を行う回数、まとめて通知を行う際の親密度の閾値の情報などを記載した通知ポリシーを取得する。ステップS109およびS110において、対象者通知制御部110は、親密度管理部108に記録された親密度を取得する。ステップS111において、対象者通知制御部110は、対象者の親密度と通知ポリシーに従って、各対象者の通知契機・通知回数(例えば、リマインド通知回数や、アプリの設定項目のnotificationなど)・通知単位などを判定する。例えば、親密度の閾値を2段階以上で設定し、各閾値を超えたか否かに応じて通知契機や通知回数を変更することが考えられる。
図4(a)に通知契機を複数持つ通知ポリシーの例を示す。この例では、親密度が0.3を下回った場合には対象者の誕生日が近づいても通知を行わない。0.3以上であり0.5未満の場合には7日前に1度だけ通知を行う。また、同日の対象者が複数人存在する場合には、10人まで、まとめて1つの通知領域で通知を行う。0.5以上であり、0.7未満の場合には、7日前に1度だけ通知を行う。通知人数の単位は5人までを1つの通知領域で通知を行う。0.7以上の対象者が複数人存在する場合には、1人ずつ異なる通知領域において通知を行う。0.7以上の対象者については、7日前に1度通知を行い、さらに1日前に通知を行う。このように親密度の大きさに応じて通知領域において通知する契機・回数・通知人数の単位を変更することにより、親密なユーザに関する通知を確実に行うことができる。
図4(b)に通知契機と通知回数を持つ通知ポリシーの例を示す。この例では、親密度が0.7以上の対象者については7日前に通知を行い。その後の任意のタイミングで再度通知を行う。2回目以降の通知の契機は、端末の操作開始や画面点灯を契機とする、指定したアプリケーションの利用を契機とする、などの方法が考えられる。
図3に戻り、ステップS112およびステップS113において、対象者通知制御部110は、通知を実施すると判定した対象者について通知回数を通知回数管理部111に記録する。ステップS114およびS115において、対象者通知制御部110は、各対象者をまとめて通知してもよいか否かを示す情報を通知単位決定部112に引渡し、通知単位決定部112は、他のアプリケーションなどからの通知数に応じて、各対象者毎にまとめて通知するか否かを決定する。ステップS116において、対象者通知制御部110は、入出力部103より携帯端末の鳴動やディスプレイ上での通知情報の表示により対象者の記念日が近づいていることをユーザに通知する。
ステップS117およびS118において、対象者通知制御部110は、ユーザの利用する他の携帯通信端末や情報端末への通知の要否を判定する。ステップS119において、対象者通知制御部110は、通信部104を通じて、他の携帯通信端末や情報端末に対する通知情報を送信する。通知情報の送信手段は、例えば、Android(登録商標) OSにおけるインテント情報として送信してもよいし、メールとして送信してもよい。
図5は、本発明の第1実施形態に係る対象者選別装置100の表示に関する動作を示すシーケンス図である。図5に示す処理は、図3に示すS101〜S106の処理が行われた後に続く処理を示す。
ステップS207およびS208において、対象者表示制御部115は、表示ポリシー管理部114に問合せを行い、記念日のお祝いを贈る候補となる対象者を画面上に一覧表示する際に、親密度と表示方法の規則を規定した表示ポリシーを取得する。ステップS209およびS210において、対象者表示制御部115は、親密度管理部108に記録された親密度を取得する。
ステップS211において、対象者表示制御部115は、表示ポリシーと各対象者の親密度に基づいて、対象者の表示方法を判定する。例えば、親密度に対して第一の閾値と、第一の閾値よりも低い第二の閾値を設定し、各対象者について表示方法を判定する。第一の閾値以上の場合には表示を行い、第一の閾値を下回るが第二の閾値以上の場合には薄く表示し、第二の閾値を下回る場合には表示しないといった表示方法を判断する。そして、同じくステップS212において、対象者表示制御部115は、決定した表示方法に従って対象者の一覧を表示する。以上の処理により、アドレス帳や通信履歴から算出した親密度に応じて記念日の対象者を表示することが可能となる。
図6(a)に閾値を下回った対象者を薄く表示する表示ポリシーの例を示す。この例では、親密度が0.5未満の対象者については薄く表示し、0.5以上の対象者については通常通り表示する。図6(b)に閾値を下回った対象者を表示しない表示ポリシーの例を示す。この例では、親密度が0.3を下回った対象者を表示せず、0.3以上の対象者を通常通り表示する。このように、親密度の大きさに応じて表示方法を変更することにより、親密なユーザの確認が容易な表示を行うことができる。
図5に戻り、以下では、誕生日等の記念日の情報が登録されていない対象者について、記念日情報を登録するための動作を説明する。ステップS212において、対象者表示制御部115は、アドレス帳の情報から、対象者の記念日の情報がアドレス帳に含まれているか否かを判定し、記念日が含まれていない対象者に関して、記念日情報取得部116に記念日の取得を依頼する。ステップS213において、記念日情報取得部116は、スケジュール帳やSNSアプリのプロフィール情報などから記念日を取得する。ここで、記念日情報を取得するにあたり、スケジュール帳などのアプリケーションにおいて記念日情報を取得するAPIが公開されているか、もしくは登録情報のログが取得でき、適切なアクセス権限が付与されていることを前提とする。ステップS214において、記念日情報取得部116は、対象者表示制御部115に対して記念日情報の取得結果の通知を行う。以上の手順により、アドレス帳内の記念日の登録を増やし、より多くの対象者について記念日を通知することを可能とする。
以下では、親密度が高いが誕生日等の記念日の登録がされていない対象者について、ユーザに対して登録を促す動作を説明する。ステップS215において、対象者表示制御部115は、アドレス帳および親密度の情報に基づいて、親密度の高い対象者の記念日の情報がアドレス帳に含まれているか否かを判定し、登録されていない場合には記念日登録要求部117に登録を依頼する。ステップS216において、記念日登録要求部117は、記念日の登録依頼ダイアログを入出力部103のディスプレイに表示する。ステップS217において、入出力部103は、ユーザの入力した情報を対象者表示制御部115に引き渡す。ステップS218において、対象者表示制御部115は、アドレス帳管理部105に記念日情報を登録する。以上の手順により、親密度の高い対象者についてアドレス帳に記念日が登録されていない場合に、ユーザに登録を促すことにより、誕生日などの記念日を通知することが可能となる。
なお、上述のステップS212〜214及びステップS215〜218の処理は、図3に示す対象者選別装置100の通知に関する動作においても適用することができる。
続いて、上述した一連の対象者選別装置100による処理をコンピュータ(図1の制御部101)に実行させるための対象者選別プログラム70を説明する。図11に示すように、対象者選別プログラム70は、コンピュータに挿入されてアクセスされる、あるいはコンピュータが備える記録媒体60に形成されたプログラム格納領域61内に格納される。
対象者選別プログラム70は、通知ポリシー管理モジュール700と、親密度計算モジュール701と、対象者通知制御モジュール702とを備えて構成される。通知ポリシー管理モジュール700と、親密度計算モジュール701と、対象者通知制御モジュール702とを実行させることにより実現される機能は、上述した対象者選別装置100の通知ポリシー管理部109と、親密度計算部107と、対象者通知制御部110との機能とそれぞれ同様である。
なお、対象者選別プログラム70は、その一部若しくは全部が、通信回線等の伝送媒体を介して伝送され、他の機器により受信されて記録(インストールを含む)される構成としてもよい。また、対象者選別プログラム70の各モジュールは、1つのコンピュータでなく、複数のコンピュータのいずれかにインストールされてもよい。その場合、当該複数のコンピュータによるコンピュータシステムよって上述した一連の対象者選別プログラム70の処理が行われる。
[第2実施形態]
図7は、本発明の第2実施形態に係る対象者選別システム1の全体構成を示す図である。本実施形態では、対象者選別システム1は、指数計算サーバ300と対象者選別クライアント200から構成され、指数計算サーバ300と対象者選別クライアント200とはネットワークなどを介して接続されている。親密度は、指数計算サーバ300上で算出され、対象者選別クライアント200に通知される。なお、後述の通り、対象者選別クライアント200は、第1実施形態に係る対象者選別装置100の各モジュールのうち親密度計算部107以外のモジュールを備える。また、図7に示す対象者選別システム1では1つの対象者選別クライアント200が含まれているが、指数計算サーバ300と接続された複数の対象者選別クライアント200が含まれていてもよい。
図8は、指数計算サーバ300のハードウェア構成を示す図である。指数計算サーバ300は、一般的なサーバ装置やPCなどである。図8における制御部301、記憶部302および通信部303については、それぞれ第1実施形態における制御部101、記憶部102および通信部104と同様の内容のため説明を省略する。
図9は、主に指数計算サーバ300の機能構成を示すブロック図である。図9に示す指数計算サーバ300の各機能ブロックの機能は、図8に示す制御部301の制御のもと、通信部303を動作させるとともに、記憶部302におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図9に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
アドレス帳管理部304は、複数の対象者選別クライアント200のユーザのアドレス帳を一括管理するモジュールである。
データ収集部305は、Twitter(登録商標)などのSNSサービスにおける通信履歴や通信関係の情報を収集するモジュールである。SNSの通信履歴の取得にはSNSサービスにおいて提供されるAPIを利用する。
親密度計算部306(親密度計算手段)は、アドレス帳管理部304およびデータ収集部305に格納されたアドレス帳データや、データ収集部305において収集した通信履歴データを利用して、ユーザとアドレス帳に登録された他ユーザの親密度を算出する。例えば、親密度計算部306は、アドレス帳データおよび通信履歴データのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザと他ユーザとの親密度を計算する。親密度の算出方法は第1実施形態と同様である。
指数計算サーバ300の親密度計算部306で計算された親密度の情報は、指数計算サーバ300の送信手段(不図示)によって対象者選別クライアント200に送信され、対象者選別クライアント200の受信手段(不図示)によって受信され、親密度管理部108に記録される。対象者選別クライアント200は、第1実施形態に係る対象者選別装置100の各モジュールのうち親密度計算部107以外のモジュールを備えることにより、第一の実施形態で実現されるのと同等の効果として、親密度を考慮した通知や表示が可能となる。
図10は、本発明の第2実施形態に係る対象者選別システムの動作を示すシーケンス図である。以下では第1実施形態と異なる部分について説明する。
ステップS301において指数計算サーバ300のデータ収集部305はSNSなどの通信サービスにおける通信履歴または通信の関係性のデータを取得する。例えば、Twitter(登録商標)の場合では、通信履歴とはリツィートやメンションの情報を利用してもよい。また、通信の関係性として、フォローの有無の情報を利用してもよい。ステップS302およびS303において、親密度計算部306はデータ収集部305に対して通信履歴や通信の関係性の情報を取得する。ステップS304およびS305において、親密度計算部306は、アドレス帳管理部304からユーザのアドレス帳の情報を取得する。
ステップS306において、親密度計算部306は、通信履歴や通信の関係およびアドレス帳の情報を利用して親密度を計算する。ステップS307において、指数計算サーバ300の親密度計算部306から対象者選別クライアント200の親密度管理部108に親密度の情報を通知し記録する。以上の手順により、指数計算サーバ300上で計算した親密度をクライアント側で利用することが可能となる。ステップS307以降は、図3におけるステップS107以降の処理、または図5におけるステップS207以降の処理と同様となり、第1実施形態に実現されるのと同等の効果として、親密度を考慮した通知および表示が可能となる。
ここで、従来の技術を誕生日等の記念日の通知に適用する場合には、以下の問題が発生する。第一に、通知のタイミングが悪いと、通知を消去した後で忘れてしまう問題がある。第二に、複数の記念日が同時に通知されると、重要な記念日を見逃してしまう問題がある。第三に、誕生日等の記念日が登録されていないと通知ができない問題がある。第四に、通知後に誕生日等の記念日をお祝いの対象者をアドレス帳から列挙すると、選択に手間がかかる問題がある。
本発明の第1実施形態に係る対象者選別装置、および第2実施形態に係る対象者選別システムによれば、電話帳データや通信履歴を利用して計算したユーザ同士の親密度に基づいて通知方法を制御する際に、親密度の指数に応じて通知頻度、通知単位を制御することによりタイミングよく確実に通知を行うことができる。また、カレンダーやメールなどのアプリや、タブレットやTVなどのデバイスと連携して通知することにより、確実に通知を行うことができる。また、親密度の低い対象者を非表示として選択不可とすることや、親密度が普通の対象者を薄く表示することにより、親密度の高い対象者を容易に選択可能となる。
1…対象者選別システム、60…記憶媒体、61…プログラム格納領域、70…対象者選別プログラム、100…対象者選別装置、101…制御部、102…記憶部、103…入出力部、104…通信部、105…アドレス帳管理部、106…通信履歴管理部、107…親密度計算部、108…親密度管理部、109…通知ポリシー管理部、110…対象者通知制御部、111…通知回数管理部、112…通知単位決定部、113…通知先決定部、114…表示ポリシー管理部、115…対象者表示制御部、116…記念日情報取得部、117…記念日登録要求部、200…対象者選別クライアント、300…指数計算サーバ、301…制御部、302…記憶部、303…通信部、304…アドレス帳管理部、305…データ収集部、306…親密度計算部、700…通知ポリシー管理モジュール、701…親密度計算モジュール、702…対象者通知制御モジュール。

Claims (9)

  1. ユーザに対して他ユーザに関する通知情報を通知する対象者選別装置であって、
    通知情報の通知方法である通知回数および通知契機のうち少なくとも一方をユーザと他ユーザとの親密度に応じて規定する通知ポリシーを管理する通知ポリシー管理手段と、
    アドレス帳データおよび通信履歴データのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザと他ユーザとの親密度を計算する親密度計算手段と、
    前記通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、前記親密度計算手段によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する対象者通知制御手段と、
    を備える対象者選別装置。
  2. 前記通知ポリシー管理手段は、通知方法である通知単位であって、通知情報の対象である他ユーザの人数単位である通知単位が、他ユーザとの親密度に応じてさらに規定された通知ポリシーを管理し、
    前記対象者通知制御手段は、前記通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、前記親密度計算手段によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知単位を含む通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の対象者選別装置。
  3. 前記通知ポリシー管理手段は、通知方法である通知先が、他ユーザとの親密度に応じてさらに規定された通知ポリシーを管理し、
    前記対象者通知制御手段は、前記通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、前記親密度計算手段によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知先を含む通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の対象者選別装置。
  4. 前記通知ポリシー管理手段は、通知方法である表示方法が、他ユーザとの親密度に応じてさらに規定された通知ポリシーを管理し、
    前記対象者通知制御手段は、前記通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、前記親密度計算手段によって計算された親密度とに基づいて通知情報の表示方法を含む通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の対象者選別装置。
  5. 親密度計算手段によって計算された親密度のうち所定の親密度より大きい親密度の他ユーザについて、アドレス帳データに当該他ユーザの記念日が含まれていない場合に当該記念日の登録をユーザに依頼する記念日登録要求手段と、
    をさらに備える請求項1〜4の何れか一項に記載の対象者選別装置。
  6. 親密度計算手段によって計算された親密度のうち所定の親密度より大きい親密度の他ユーザについて、アドレス帳データに当該他ユーザの記念日が含まれていない場合に当該記念日を外部サーバより取得する記念日情報取得手段と、
    をさらに備える請求項1〜5の何れか一項に記載の対象者選別装置。
  7. 指数計算サーバと、ユーザに対して他ユーザに関する通知情報を通知する対象者選別クライアントとを含む対象者選別システムであって、
    前記指数計算サーバは、
    アドレス帳データおよび通信履歴データのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザと他ユーザとの親密度を計算する親密度計算手段と、
    前記親密度計算手段によって計算された親密度を送信する送信手段と、
    を備え、
    前記対象者選別クライアントは、
    通知情報の通知方法である通知回数および通知契機のうち少なくとも一方をユーザと他ユーザとの親密度に応じて規定する通知ポリシーを管理する通知ポリシー管理手段と、
    前記送信手段によって送信された親密度を受信する受信手段と、
    前記通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、前記受信手段によって受信された親密度とに基づいて通知情報の通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する対象者通知制御手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする対象者選別システム。
  8. ユーザに対して他ユーザに関する通知情報を通知する対象者選別装置であって、通知情報の通知方法である通知回数および通知契機のうち少なくとも一方をユーザと他ユーザとの親密度に応じて規定する通知ポリシーを管理する通知ポリシー管理手段を備える対象者選別装置により実行される対象者選別方法であって、
    アドレス帳データおよび通信履歴データのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザと他ユーザとの親密度を計算する親密度計算ステップと、
    前記通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、前記親密度計算ステップによって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する対象者通知制御ステップと、
    を含む対象者選別方法。
  9. コンピュータを、
    他ユーザに関する通知情報の通知方法である通知回数および通知契機のうち少なくとも一方をユーザと他ユーザとの親密度に応じて規定する通知ポリシーを管理する通知ポリシー管理手段と、
    アドレス帳データおよび通信履歴データのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザと他ユーザとの親密度を計算する親密度計算手段と、
    前記通知ポリシー管理手段によって管理された通知ポリシーと、前記親密度計算手段によって計算された親密度とに基づいて通知情報の通知方法を決定し、決定した通知方法に基づいてユーザに対して通知情報を通知する対象者通知制御手段、
    として機能させる対象者選別プログラム。
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