JP2014154923A - 受信装置及び受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】演算量を抑えながら、良好な伝送特性が得られる受信装置及び受信方法を提供する。
【解決手段】周波数偏移変調を用いてMIMO通信を行う受信装置であって、受信アンテナ部201−1〜201−nRで受信した信号をサンプリングして得られる離散時刻信号に対して周波数領域等化を行う。前記等化後の信号から第1の仮判定値を求め、前記第1の仮判定値を用いて符号間干渉のレプリカを生成し、前記離散時刻信号から前記符号間干渉のレプリカの減算を行うISI除去部と、前記ISI除去部の出力信号に対して最尤検出を行う最尤検出部とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】周波数偏移変調を用いてMIMO通信を行う受信装置であって、受信アンテナ部201−1〜201−nRで受信した信号をサンプリングして得られる離散時刻信号に対して周波数領域等化を行う。前記等化後の信号から第1の仮判定値を求め、前記第1の仮判定値を用いて符号間干渉のレプリカを生成し、前記離散時刻信号から前記符号間干渉のレプリカの減算を行うISI除去部と、前記ISI除去部の出力信号に対して最尤検出を行う最尤検出部とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、受信装置及び受信方法に関する。
近年、無線通信において高速大容量伝送が可能なMIMO(Multiple Input Multiple Output)伝送についての研究が盛んに行われている。
FSK(Frequency Shift Keying;周波数偏移変調)信号にMIMO伝送を適用した技術が特許文献1に記載されている。図7は特許文献1に記載の技術の送信装置の構成を示す概略ブロック図である。特許文献1における送信装置は、M−FSK(M ary−FSK)変調部5001−1〜5001−nT、ゼロ挿入部5002−1〜5002−nT、送信アンテナ部5003−1〜5003−nTを備える。M−FSK変調部5001−1〜5001−nTはデータビットをM−FSK変調する。ゼロ挿入部5002−1〜5002−nTはブロック間干渉を低減するためにゼロを挿入する。ゼロ挿入された信号は、送信アンテナ部5003−1〜5003−nTで、デジタル・アナログ変換、フィルタリング、無線周波数変換等を行い、送信アンテナから送信する。
図8は特許文献1に記載の受信装置の構成を示す概略ブロック図である。特許文献1における受信装置は、受信アンテナ部5101−1〜5101−nR、最尤検出部5102を備える。受信アンテナ部5101−1〜5101−nRは、無線周波数変換、I−Q検波、サンプリング等を行い、離散時刻信号を生成する。最尤検出部5102は、離散時刻信号と送信信号候補から生成される受信レプリカを用いて最尤検出を行い、データビットを求める。
特許文献1に記載の技術は、最尤検出を行うため、良好な伝送特性が得られる一方で、伝搬路のマルチパス数が増加すると、演算量が非常に多くなるという問題がある。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、演算量を抑えながら、良好な伝送特性が得られる受信装置及び受信方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明に係る受信装置及び受信方法の構成は、次の通りである。
本発明の受信装置は、周波数偏移変調を用いてMIMO通信を行う受信装置であって、
受信アンテナで受信した信号をサンプリングして得られる離散時刻信号に対して周波数領域等化を行う等化部と、
前記等化後の信号から第1の仮判定値を求める判定部と、
前記第1の仮判定値を用いて符号間干渉のレプリカを生成し、前記離散時刻信号から前記符号間干渉のレプリカの減算を行うISI除去部と、
前記ISI除去部の出力信号に対して最尤検出を行う最尤検出部と、
を備えることを特徴とする。
受信アンテナで受信した信号をサンプリングして得られる離散時刻信号に対して周波数領域等化を行う等化部と、
前記等化後の信号から第1の仮判定値を求める判定部と、
前記第1の仮判定値を用いて符号間干渉のレプリカを生成し、前記離散時刻信号から前記符号間干渉のレプリカの減算を行うISI除去部と、
前記ISI除去部の出力信号に対して最尤検出を行う最尤検出部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の受信装置において、前記最尤検出部は、第2の仮判定値を求め、前記ISI除去部は、前記第2の仮判定値を用いて、符号間干渉のレプリカを生成し、前記離散時刻信号から前記符号間干渉のレプリカの減算を行うこと、
を特徴とする。
を特徴とする。
また、本発明の受信方法は、周波数偏移変調を用いてMIMO通信を行う受信装置における受信方法であって、
受信アンテナで受信した信号をサンプリングして得られる離散時刻信号に対して周波数領域等化を行う等化過程と、
前記等化後の信号から第1の仮判定値を求める判定過程と、
前記第1の仮判定値を用いて符号間干渉のレプリカを生成し、前記離散時刻信号から前記符号間干渉のレプリカの減算を行うISI除去過程と、
前記ISI除去部の出力信号に対して最尤検出を行う最尤検出過程と、
を備えることを特徴とする。
受信アンテナで受信した信号をサンプリングして得られる離散時刻信号に対して周波数領域等化を行う等化過程と、
前記等化後の信号から第1の仮判定値を求める判定過程と、
前記第1の仮判定値を用いて符号間干渉のレプリカを生成し、前記離散時刻信号から前記符号間干渉のレプリカの減算を行うISI除去過程と、
前記ISI除去部の出力信号に対して最尤検出を行う最尤検出過程と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、符号間干渉レプリカを用いて符号間干渉除去を行うため、良好な伝送特性を得ながらも、最尤検出よりも演算量を低減できる。
(第1の実施形態)
図1は本実施形態における送信装置の構成を示す概略ブロック図である。送信装置は、M−FSK(M ary−Frequency Shift Keying;周波数偏移変調)変調部101、直並列変換部102、CP(Cyclic Prefix;サイクリックプレフィックス)挿入部103−1〜103−nT、送信アンテナ部104−1〜104−nTを備える。なお、nTは送信アンテナ数を表す。データビットは、M−FSK変調部101でFSK変調される。FSK変調された信号は、直並列変換部102で直列・並列変換され、CP挿入部103−1〜103−nTでCPが挿入され、送信アンテナ部104−1〜104−nTでデジタル・アナログ変換、フィルタリング、無線周波数変換等を行い、送信アンテナから送信される。
図1は本実施形態における送信装置の構成を示す概略ブロック図である。送信装置は、M−FSK(M ary−Frequency Shift Keying;周波数偏移変調)変調部101、直並列変換部102、CP(Cyclic Prefix;サイクリックプレフィックス)挿入部103−1〜103−nT、送信アンテナ部104−1〜104−nTを備える。なお、nTは送信アンテナ数を表す。データビットは、M−FSK変調部101でFSK変調される。FSK変調された信号は、直並列変換部102で直列・並列変換され、CP挿入部103−1〜103−nTでCPが挿入され、送信アンテナ部104−1〜104−nTでデジタル・アナログ変換、フィルタリング、無線周波数変換等を行い、送信アンテナから送信される。
図2は本実施形態における受信装置の構成を示す概略ブロック図である。受信装置は、受信アンテナ部201−1〜201−nR、CP除去部201−1〜202−nR、FFT(Fast Fourier Transform;高速フーリエ変換)部203−1〜203−nR、等化部204、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部205−1〜205−nT、判定部206、ISI(Inter Symbol Interference;符号間干渉)除去部207、最尤検出(Maximum Likelihood Detection;MLD)部208、並直列変換部209を備える。なお、nRは受信アンテナ数を表す。受信アンテナ部201−1〜201−nRは、受信した信号に対して、無線周波数変換、I−Q検波、サンプリング等を行い、離散時刻信号を生成する。CP除去部202−1〜202−nRでCPを除去する。CP除去後の離散時刻信号は、FFT部203−1〜203−nR、ISI除去部207に出力される。FFT部203−1〜203−nRは、入力信号に対し時間周波数変換を行う。等化部204は、各周波数ポイントで伝搬路の補償を行う。IFFT部205−1〜205−nTは周波数時間変換を行い、等化後の時間信号を求める。判定部206は、FSKの復調を行い、データビットを求める。判定部206の出力を仮判定値(第1の仮判定値ともいう)とする。ISI除去部207は、仮判定値からISIのレプリカ信号を作成し、離散時刻信号から減算することでISIの除去を行う。最尤検出部208は、ISI除去後の信号に対して、最尤検出を行う。このとき、ISIが除去されているため、遅延波の影響なく最尤検出を行うことができるため、最尤検出を行う際の送信信号候補の数を大幅に削減することができるため、演算量を大幅に低減することができる。予め決められた規定回数の最尤検出を行なっていない場合は仮判定値を求めてISI除去部207に出力する。なお、最尤検出部208が求める仮判定値を第2の仮判定値ともいう。規定回数の最尤検出を行なった場合は判定したビット系列を並直列変換部209に出力する。並直列変換部209は、並列・直列変換を行い、受信したデータビットを出力する。なお、上記受信装置の一部あるいは全部をチップ化して集積回路となる場合、各機能ブロックに対して制御を行うチップ制御回路を有する。
受信装置の処理を、数式を用いて説明する。離散時刻信号yを式(1)のように表す。
なお、xは送信信号ベクトル、nは雑音ベクトル、Hは次式(2)のように第j送信アンテナと第i受信アンテナとの間の通信路行列Hijで表される通信路行列である。
また、Hijは次式(3)のようにマルチパスhij(0)、・・・、hij(N−1)で表される行列である。なお、NはFFTポイント数であり、1ブロック内の変調シンボル数をn、1シンボルあたりのサンプル点数をcとすると、N=ncである。
式(1)をFFT部203−1〜203−nRで周波数領域に変換した信号Yを次式(4)のように表す。
なお、式(4)のH、X、Nはそれぞれ、式(1)のH、x、nの周波数領域信号を表す。
等化部204は式(4)のYに対して、次式(5)のような第f周波数ポイントにおける重みを用いて周波数ポイントごとに等化を行う。
なお、σ2は平均雑音電力、INはN行N列の単位行列を表す。また、C(f)は次式(6)のようにM−FSK信号の電力スペクトル密度の理論値Sa(f)に関する係数である。なお、Tsは1シンボル時間である。
また、An(f)は次式(7)のように表される。
なお、hはFSKの変調指数を表す。また、Bnm(f)は次式(8)のように表される。
なお、αnm、βはそれぞれ次式(9)、(10)のように表される。
等化後、IFFTにより時間領域に変換して仮判定値を求める。
次に、ISIを除去するために仮判定値を用いてISIのレプリカを生成する。ここでは一例として1シンボル目(k=0)のレプリカ生成について説明を行うが、その他のシンボルについても同様に求めることができる。
仮判定値から生成される第j送信アンテナにおける変調信号レプリカのk番目をxj (0)(k)(k=0、1、・・・、nTs−1)とする。なお、上付きの(・)は最尤検出を行った回数を表している。0の場合は、1度も最尤検出が行われていない場合を示す。xj (0)(k)を用いて、第i受信アンテナにおける第j送信アンテナからの第1シンボルのISIレプリカは第1シンボル以外のレプリカを用いて次式(11)のように生成できる。
なお、式(11)の0、・・・、0の箇所が第1シンボルに対応している。式(11)で求めたレプリカを式(12)、(13)のようにまとめて、第1シンボルに対するISIレプリカを生成する。
式(13)で得られたISIレプリカを次式(14)のように離散時刻信号から減算してISI除去を行う。
ISI除去後の信号に対して最尤検出を行う。最尤検出は、全送信信号候補に対する受信レプリカを作成し、受信信号と受信レプリカとの2乗ユークリッド距離が最も小さくなる送信信号候補を送信された信号と判定する。受信レプリカyi’’は次式(15)、(16)のように生成される。
ただし、式(16)のxj (0)(0)、・・・、xj (0)(Ts−1)は第1シンボルの第p送信信号候補を表している。求めた受信レプリカを用いて次式(17)のように2乗ユークリッド距離を求める。
以上と同様な処理を行なって第2シンボル以降も求める。なお、第2シンボル以降は、それ以前に求めた判定結果を用いて仮判定値を更新し、ISIキャンセラの精度を高めることができる。
なお、ISIレプリカは式(11)で求めていたが、異なる方法で求めることもできる。送信信号レプリカに対して、図3に示すように、CP挿入だけでなく、送信信号レプリカの末尾に先頭部分をコピーして、送信信号レプリカの周期を拡張する。そして次式(18)のようにISIレプリカを生成する。
なお、Lはパス数、τはパス間隔が等間隔であるとした場合の隣接パスの遅延時間を表す。式(11)では通信路行列の周期を拡張してレプリカを求めていたが、式(18)は送信信号レプリカの周期を拡張して求めているところが異なる。ISIレプリカ除去後は、最尤検出を行う。送信信号レプリカの周期を拡張する場合、ある送信信号候補の受信レプリカは式(19)のように生成できる。
そして、式(17)で2乗ユークリッド距離を計算し、2乗ユークリッド距離が最小となる送信信号候補を選択すればよい。
図4は本実施形態における受信処理のフローチャートである。受信した信号をサンプリングした信号である離散時刻信号に対して等化部204が周波数領域で等化を行う(ステップs401)。等化後の信号に対して仮判定部206が復調によって仮判定値を求める(s402)。仮判定値を用いて、ISI除去部207がISIレプリカを生成し、離散時刻信号からISIレプリカを減算してISIを除去する(ステップs403)。最尤検出部208はISI除去後の信号に対して最尤検出を行う(ステップs404)。ステップs405では、規定回数最尤検出を行ったかどうかを判定し、規定回数の最尤検出を行なっていない場合は最尤検出の結果で仮判定値を更新し、ステップs403の処理に移る。規定回数の再尤検出を行っている場合、最尤検出の結果を出力して処理を終了する。
(実験例)
(実験例)
図5はシミュレーション諸元である。変調方式は4−FSK、変調指数は0.7、送受信アンテナ数は共に4、通信路は等電力16パス準静的レイリーフェージング、1シンボルの分割数は16とした。また、1シンボル時間はTs、隣接パスの遅延時間はTs/2、CP長は2Ts、1ブロック長は16Tsとした。また、FFTポイント数は256、最尤検出の最大繰り返し回数は4とした。
図6は横軸平均Eb/N0、縦軸ビット誤り率のシミュレーション結果である。グラフg1はFDE(Frequency Division Equalization;周波数領域等化)のみのビット誤り率特性、g2はFDEの結果からISI除去して最尤検出を行った特性、g3は最尤検出を4回行なった場合の特性である。図を見てわかるように、ISI除去とMLDを繰り返すg3は、FDEのみの特性g1よりも大幅にビット誤り率が改善していることがわかる。従来のMLDのみを行う場合(図示せず)と比較しても演算量を大幅に抑えることができるため、本発明は、演算量を抑えながら良好な伝送特性が得られることがわかる。
なお、本発明に係る送信装置及び受信装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAMに蓄積され、その後、各種ROMやHDDに格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光記録媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれる。また、上述した実施形態における送信装置および受信装置の一部、または全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよい。受信装置の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、または全部を集積してチップ化してもよい。各機能ブロックを集積回路化した場合に、それらを制御する集積回路制御部が付加される。
また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。本願発明を端末装置に適用する場合、移動局装置への適用に限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などに適用出来ることは言うまでもない。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
本発明は、受信装置及び受信方法に用いて好適である。
101、5001−1〜5001−nT M−FSK変調部
102 直並列変換部
103−1〜103−nT CP挿入部
104−1〜104−nT、5003−1〜5003−nT 送信アンテナ部
201−1〜201−nR 受信アンテナ部
202−1〜202−nR CP除去部
203−1〜203−nR FFT部
204 等化部
205−1〜205−nT IFFT部
206 判定部
207 ISI除去部
208 最尤検出部
209 並直列変換部
5002−1〜5002−nT ゼロ挿入部
102 直並列変換部
103−1〜103−nT CP挿入部
104−1〜104−nT、5003−1〜5003−nT 送信アンテナ部
201−1〜201−nR 受信アンテナ部
202−1〜202−nR CP除去部
203−1〜203−nR FFT部
204 等化部
205−1〜205−nT IFFT部
206 判定部
207 ISI除去部
208 最尤検出部
209 並直列変換部
5002−1〜5002−nT ゼロ挿入部
Claims (3)
- 周波数偏移変調を用いてMIMO通信を行う受信装置であって、
受信アンテナで受信した信号をサンプリングして得られる離散時刻信号に対して周波数領域等化を行う等化部と、
前記等化後の信号から第1の仮判定値を求める判定部と、
前記第1の仮判定値を用いて符号間干渉のレプリカを生成し、前記離散時刻信号から前記符号間干渉のレプリカの減算を行うISI除去部と、
前記ISI除去部の出力信号に対して最尤検出を行う最尤検出部と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 前記最尤検出部は、第2の仮判定値を求め、
前記ISI除去部は、前記第2の仮判定値を用いて、符号間干渉のレプリカを生成し、前記離散時刻信号から前記符号間干渉のレプリカの減算を行うこと、
を特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 周波数偏移変調を用いてMIMO通信を行う受信装置における受信方法であって、
受信アンテナで受信した信号をサンプリングして得られる離散時刻信号に対して周波数領域等化を行う等化ステップと、
前記等化後の信号から第1の仮判定値を求める判定ステップと、
前記第1の仮判定値を用いて符号間干渉のレプリカを生成し、前記離散時刻信号から前記符号間干渉のレプリカの減算を行うISI除去ステップと、
前記ISI除去ステップの出力信号に対して最尤検出を行う最尤検出ステップと、
を備えることを特徴とする受信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013020531A JP2014154923A (ja) | 2013-02-05 | 2013-02-05 | 受信装置及び受信方法 |
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JP2013020531A JP2014154923A (ja) | 2013-02-05 | 2013-02-05 | 受信装置及び受信方法 |
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---|---|
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JP2013020531A Pending JP2014154923A (ja) | 2013-02-05 | 2013-02-05 | 受信装置及び受信方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2014154923A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101652634B1 (ko) * | 2015-04-10 | 2016-08-30 | 인하대학교 산학협력단 | 나노 네트워크에서 분자 통신을 위한 억제제 기반 변조 방법 및 장치 |
-
2013
- 2013-02-05 JP JP2013020531A patent/JP2014154923A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101652634B1 (ko) * | 2015-04-10 | 2016-08-30 | 인하대학교 산학협력단 | 나노 네트워크에서 분자 통신을 위한 억제제 기반 변조 방법 및 장치 |
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