JP2014153688A - 講義用システム - Google Patents

講義用システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014153688A
JP2014153688A JP2013026139A JP2013026139A JP2014153688A JP 2014153688 A JP2014153688 A JP 2014153688A JP 2013026139 A JP2013026139 A JP 2013026139A JP 2013026139 A JP2013026139 A JP 2013026139A JP 2014153688 A JP2014153688 A JP 2014153688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
recording
screen
function
software
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013026139A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Minamide
崇 南出
Shogo Matsuoka
省吾 松岡
Ittetsu Yoshioka
壱哲 吉岡
Hideaki Oka
秀明 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TALKIE SYSTEM CO Ltd
Original Assignee
TALKIE SYSTEM CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TALKIE SYSTEM CO Ltd filed Critical TALKIE SYSTEM CO Ltd
Priority to JP2013026139A priority Critical patent/JP2014153688A/ja
Publication of JP2014153688A publication Critical patent/JP2014153688A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】既存の方法では、情報伝達は一般的には講師側から受講者側への一方通行であり、受講者からの情報を講師や他の受講者と共有出来す、講師は受講状況を講義に反映することが出来ない。また、コンテンツの容量が大きくなり、インターネット回線やサーバーへの負荷が大きいため、講師や受講者の環境によっては使用できない場合があったり、コスト的にも高くなる。
【解決手段】講師と受講者が相互に情報をやり取りしながら講義を行うシステムであって、受講者側のクライアントシステムからの入力情報を、講師側のホストシステムに送信して解析を行い、講師側のサブシステムで解析情報を視覚化して表示することにより、講師が受講者の講義への参加のアクティビティーを知ることができるシステムを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報コンテンツを簡単に作成、記録、再生、及び、配信することができるシステムの技術分野に関する。
従来、eラーニング等の分野において、ITを活用して情報コンテンツを作成し、リアルタイム、あるいは、オンデマンドで受講者に対して配信するという様々な取り組みが行われている。
例えば、講師が黒板に板書しながら、あるいは、パワーポイントなどで作成した資料をプロジェクタで投影しながら講義を行っているところをビデオカメラで撮影し、その映像と音声情報をインターネット経由で受講者側の端末にリアルタイムに配信する遠隔授業システムや、講義風景をビデオカメラで撮影した映像をサーバーPC(パーソナル・コンピュータ)のHDD(ハードディスク)上に保存し、コンテンツとしてインターネット経由でオンデマンド配信するシステムが知られている(たとえば特許文献1を参照)。
また、このようなシステムは、企業等で会議を行う際にも活用され、テレビ会議、インターネット会議などとして応用され、用いられている。
特開2002−202941号公報
しかし、これらの方法では、情報伝達は一般的には講師側から受講者側への一方通行であり、受講者からの情報を講師や他の受講者と共有出来ず、講師は受講状況を講義に反映することが出来ない。また、コンテンツの容量が大きくなり、インターネット回線やサーバーへの負荷が大きいため、講師や受講者の環境によっては使用できない場合があったり、コスト的にも高くなる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、前記の問題を解消することを課題とする。
本発明の講義用システムは、講師と受講者が相互に情報をやり取りしながら講義を行うシステムであって、講師用のホストシステムと、ホストシステムとネットワークで接続された講師用のサブシステム、ホストシステムとネットワークで接続された受講者用のクライアントシステムとからなり、ホストシステムとしては、表示装置、表示装置の画面位置情報入力装置、音声入力装置、及び、システム全体の制御とコンテンツの作成・記録・再生、及び、クライアントシステムとの相互連携を行うソフトウエアがインストールされたホストコンピュータから構成され、講義の中で教材として用いられる画像や動画や文書などのドキュメントデータを表示装置上に表示しながら時間データとともに記録する手段、画面位置情報として入力された手書きストローク情報を表示装置上に瞬時に描画しながら時間データとともに記録する手段、音声入力装置から入力された音声情報を拡声しながら時間データとともに記録する手段、記録された前記の全ての情報を時間軸に沿って同期させて再生することが出来る手段、及び、クライアントシステムと連携し、クライアント端末から入力された情報を解析して可視化する手段を備えており、サブシステムとしては、表示装置、表示装置の画面位置情報入力装置、音声入力装置、及び、コンテンツの作成・記録・再生や、ホストコンピュータから配信されるクライアントの入力情報の表示を行うソフトウエアがインストールされたコンピュータから構成され、講義の中で教材として用いられる画像や動画や文書などのドキュメントデータを表示装置上に表示しながら時間データとともに記録する手段、画面位置情報として入力された手書きストローク情報を表示装置上で瞬時に描画しながら時間データとともに記録する手段、音声入力装置から入力された音声情報を拡声しながら時間データとともに記録する手段、及び、記録された前記の全ての情報を時間軸に沿って同期させて再生することが出来る手段、及び、クライアント端末により入力された情報をホストシステムが解析した結果を受取って可視化する手段を備えており、クライアントシステムとしては、表示装置、表示装置の画面位置情報入力装置、音声入力装置、及び、コンテンツの作成・記録・再生を行うソフトウエアがインストールされたコンピュータから構成され、講義の中で教材として用いられる画像や動画や文書などのドキュメントデータを表示装置上に表示しながら時間データとともに記録する手段、画面位置情報として入力された手書きストローク情報を表示装置上で瞬時に描画しながら時間データとともに記録する手段、音声入力装置から入力された音声情報を拡声しながら時間データとともに記録する手段、及び、記録された前記の全ての情報を時間軸に沿って同期させて再生することが出来る手段をを備えている。
本発明によれば、学校や塾やその他の教育機関の授業や講義、企業研修やセミナー、会議等の利用シーンにおいて、講義に参加している受講者のアクティビティーを知ることが出来る。これにより、講師はアクティビティーが低い受講者に対して注意を向けることが出来たり、メリハリのある講義を行う手助けとなるのである。
本発明の実施形態に係るシステム構成図である。 本発明の実施形態に係るシステム構成をより具体的に描いた図である。 ソフトウエア4の機能ブロック図である。 ソフトウエア4におけるユーザーインターフェースの第1の画面例である。 ソフトウエア4におけるユーザーインターフェースの第2の画面例である。 ソフトウエア4におけるユーザーインターフェースの第3の画面例である。 ソフトウエア4におけるユーザーインターフェースの第4の画面例である。 ソフトウエア4におけるユーザーインターフェースの第5の画面例である。 ソフトウエア9の機能ブロック図である。 ソフトウエア9におけるユーザーインターフェースの第1の画面例である。 ソフトウエア9におけるユーザーインターフェースの第2の画面例である。 ソフトウエア9におけるユーザーインターフェースの第3の画面例である。 ソフトウエア9におけるユーザーインターフェースの第4の画面例である。 ソフトウエア9におけるユーザーインターフェースの第5の画面例である。 ソフトウエア9におけるユーザーインターフェースの第6の画面例である。 ソフトウエア14の機能ブロック図である。 ソフトウエア14におけるユーザーインターフェースの第1の画面例である。 ソフトウエア14におけるユーザーインターフェースの第2の画面例である。 ソフトウエア14におけるユーザーインターフェースの第3の画面例である。 ソフトウエア14におけるユーザーインターフェースの第4の画面例である。 ソフトウエア14におけるユーザーインターフェースの第5の画面例である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係るシステム構成を示すブロック図である。
本発明の講義用システムは、図1に示すように、表示装置1、画面位置情報入力装置2、音声入力装置3、及び、前記1、2、3が接続されておりシステム全体の制御とコンテンツの作成・記録・再生、及び、クライアントシステムとの相互連携を行うソフトウエア4がインストールされたホストコンピュータ5から成る講師50用のホストシステムと、ホストシステムとネットワークで接続され、表示装置6、表示装置の画面位置情報入力装置7、音声入力装置8、及び、コンテンツの作成・記録・再生や、ホストコンピュータから配信されるクライアントの入力情報の表示を行うソフトウエア9がインストールされたコンピュータ10から成る講師50用のサブシステム、及び、表示装置11、表示装置の画面位置情報入力装置12、音声入力装置13、及び、コンテンツの作成・記録・再生を行うソフトウエア14がインストールされたコンピュータ15から成るクライアントシステムから構成され、ホストシステムとサブシステム、及び1以上のクラウアントシステムとが相互に連携して動作する。
図2は、前記のシステム構成の一例を、より現実に近いイメージで描いたシステムの構成図である。
講義をする場合、図2において、講師50は、いわゆる電子黒板のような、表示装置1とタッチパネル等の画面位置情報入力装置2を装備したデバイスを用い、画面に画像や動画を表示し、チョークで黒板に書込むように電子ペンや指先で画面に解説のための文章や絵を書込み、マイク等の音声入力装置3で音声を記録する。つまり、表示装置1に表示されている画像や動画、画面位置情報入力装置2から入力された手書きストローク情報やタッチ情報、音声入力装置3から入力された音声情報が、ネットワークで繋がったサブシステム、及び、クライアントシステムへと配信されると共に、各情報は時間軸とともに、ホストコンピュータ5に記録される。
一方、図2において、受講者51による、それぞれの端末からのボタン操作や、スタイラスペンや指先で画面に書込んだ文章や絵は、ホストシステム、サブシステム、及び、その他のクライアントシステムに表示され、各受講者51からのボタン操作、手書き入力の画面入力情報は、ホストコンピュータ5に記録され、ソフトウエア4のクライアント端末入力情報解析機能24により解析され、サブシステムに配信され、サブシステムの表示装置6にグラフ化されるなどして可視化されて表示される。
本発明の講義用システムにおけるホストシステムを構成する要素である表示装置1は、表示装置であればどのようなタイプのものであっても構わないが、液晶モニター、プラズマモニター、有機ELモニター、LEDディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ、ブラウン管形式のCRT、リアプロジェクション型モニター、液晶プロジェクター等のプロジェクター形式の表示装置などを例示することが出来る。その大きさは、電子黒板のようにスタンドに立てて使用したり、壁面に設置したり投影したりして使用する場合には、40インチ以上1000インチ以下が好ましいが、より小さい画面でコンテンツを作成し保存することもできる。小さい画面の使用時には、取り扱い性の観点から画面サイズが3インチ以上であり、好ましくは4インチ以上であり、より好ましくは5インチ以上である。表示装置1をデスクトップで使用する場合には、5インチ以上100インチ以下が好ましい。さらに、表示措置1は、複数の表示装置を組み合わせて使用することも出来る。
表示装置1と連動した画面位置情報入力装置2は、タッチパネルやペンタブレットであり、マトリクス・スイッチ方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式、電子ペンをカメラや赤外線センサーで感知する方式、モーションセンサー等により手や指示棒の動きを感知する方式のいずれも利用可能でありこれらが組み合わされて実装されたものであってもよい。
本発明の講義用システムを構成する要素である音声入力装置3は、一般のマイクロフォンであればどのようなタイプのものであっても構わないが、ムービング・コイル型、リボン型、コンデンサ型、カーボンマイク、圧電マイク、レーザーマイク等を例示することが出来、有線、無線のいずれの通信形式であってもよい。
本発明の講義用システムを構成する要素であるホストコンピュータ5としては、デスクトップPC、ノートPC、タブレットPC、スマートフォン等を例示することが出来、WINDOWS(登録商標)OS、MacOS、UNIX(登録商標)系OS、その他のOS(オペレーティングシステム)が搭載されており、電源、マザーボード、CPU、ハードディスクやSSDなどの記憶装置、RAM、グラフィックボード、LANボード、DVD(CD)ドライブなどで構成されたものであり、停電時や雷サージなどの対策として無停電電源(UPS)のようなものを併用するのが好ましい。
ホストコンピュータ5にはシステム全体の制御とコンテンツの作成・記録・再生を行うソフトウエア4がインストールされており、該ソフトウエア4は、一般的なPCのOS上で動作が可能なプログラミング言語で記述されたものであり、具体的には、WINDOWS(登録商標)、UNIX(登録商標)、MacOS、Solaris、Tron、Symbian、MVS、Android、iOS、BlackBerryOS、WINDOWS(登録商標)Mobile、WINDOWS(登録商標)Phone、PalmOS、HPwebOS などの一般的なOS上で動作が可能なプログラミング言語であり、好ましくはWINDOWS(登録商標)、UNIX(登録商標)、MacOS、Android、iOS、BlackBerryOS、WINDOWS(登録商標)Mobile、WINDOWS(登録商標)Phoneなどの入手しやすいOS上で動作が可能なプログラミング言語であればいずれの言語であってもよいが、例えば、ASP、ActionScriot、Air、C++、C#、JAVA(登録商標)、JavaScript(登録商標)、Silverlight、PHP、Perl、VBS、JSP、VC++、Objective−C、HTML、XHTML、HTML5、.NET、Rubyなどのプログラミング言語で記述されている。
図3に、ホストコンピュータ5にインストールされているソフトウエア4の機能ブロック図を示す。
図3に示すように、ソフトウエア4は、ユーザーインターフェース16、画面上に画像や文書や動画などを表示するドキュメント表示機能17、画面位置情報入力装置2により指先やタッチペンでなぞった軌跡を描画し、丁度、ホワイトボードにペンで文字や図形を描画するように画面に描画するための描画機能18、画面位置情報入力装置を通じて入力される、指先やタッチペンでタッチした画面上の位置をストローク情報として記録し必要に応じて再生する、画面位置情報の記録・再生機能19、音声入力装置3により入力された、講師50の音声情報を記録し必要に応じて再生する、音声情報の記録・再生機能20、17と18と19と20のデータを単一の時間軸に沿って再生或いは再現するための、同期再生機能21、ホストシステム、サブシステム、クライアントシステム間のデータ通信・サーバー機能22、ネットワークを通じて、サブシステム、及び、クライアントシステムと連携して情報の授受を行うネットワーク連携機能23、クライアント端末入力情報解析機能24、その他の付加機能25、及び、データベース26から構成される。
ユーザーインターフェース16は、使用者が本発明の講義用システムを使うための操作パネルを画面上にレイアウトしたものであり、使いやすいものにするために使用状況に鑑みて設計される必要があるが、好ましい一例としては図4から図9に示すような内容のインターフェースを挙げることが出来る。つまり、本発明の講義用システムのユーザインターフェース16における第1の画面としては、コンテンツを新規に作成するのか、作成済みのコンテンツを再生するのかを選択するボタンを表示して選択する画面(図4)である。
本発明の講義用システムのユーザインターフェース16における第2の画面としては、コンテンツを新規に作成するための画面(図5)であり、画像や動画や文書などのドキュメント表示、手書き描画、円や方形などの図形描画、テキスト入力・表示、描画色や線の太さや線の形状の選択・変更、描画の消去(消しゴム)、ページ送り・戻し等を行うためのボタンが配置された描画ツール;録画開始、一時停止、停止、保存等のボタンや、録画状態を表示する録画制御ツール;及び、描画やドキュメントの表示領域を有する。描画ツールや録画制御ツールの表示位置は、図5に示されるような位置(左端に描画ツール、下端に録画制御ツール)である必要はなく、操作しやすく画面も見やすい位置であれば上下左右のいずれの位置であっても構わないし、使用環境や使用条件に応じて、使用者が任意に表示場所を変えることが出来るのが好ましい。
本発明の講義用システムのユーザインターフェース16における第2の画面は、図6に示されるように、例えば4分割し、講師50の画面(左上)、及び、3名の受講者51の画面を表示することができる。また、4分割画面以外にも、9分割、12分割など、画面を分割して表示することができる。
本発明の講義用システムのユーザインターフェース16における第3の画面としては、作成済みのコンテンツのリストを表示し再生するコンテンツを選択できる画面(図7)であり、サムネイル画像、タイトル、日付や録画時間等の情報をコンテンツごとに表示する。必要に応じてカテゴリに分け、カテゴリごとに表示できるのが好ましい。
本発明の講義用システムのユーザインターフェース16における第4の画面としては、作成済みのコンテンツの再生画面(図8)であり、再生開始、一時停止、早送り、巻き戻し、チャプター送り、チャプター戻し、停止等のボタンが配置された再生制御ツール;及び、コンテンツの表示領域を有する。再生制御ツールの表示位置は、図8に示されるような位置(下端)である必要はなく、操作しやすく画面も見やすい位置であれば上下左右のいずれの位置であっても構わないし、使用環境や使用条件に応じて、使用者が任意に表示場所を変えることが出来るのが好ましい。
本発明の講義用システムのユーザインターフェース16における第5の画面としては、サブシステム、及び、クライアントシステムとの接続状況表示画面(図9)であり、接続状況の動的表示領域、及び、ネットワーク選択・接続台数表示領域とからなる。各表示領域の位置は図9に示す位置でなくても構わない。
ネットワーク選択・接続台数表示領域には、ネットワーク接続に使われているネットワークのIPアドレスなどの情報、複数のネットワークが存在する場合にはそれらを表示し選択する機能、サーバーソフトウエアに接続しているクライアントシステムの数、動作や接続状態の正常・異常を示すインジケータ等が表示される。接続状況の動的表示領域には、データ通信の状況がリアルタイムに動的に表示される。
ソフトウエア4におけるドキュメント表示機能17は、作成するコンテンツの基本となる画像や動画や文書等のドキュメントを、ホストコンピュータ5の記憶デバイスからソフトウエア4に読み込んで表示装置1の画面上、インターフェース画面(図5)における描画やドキュメントの表示領域に必要に応じて表示する機能であり、複数ページのドキュメントの場合、インターフェース上においても複数ページにわたって表示される。例えば、10枚の画像を表示する場合はインターフェース画面において10ページにわたって表示され、インターフェース上のページ送り、ページ戻しボタン等によって画面上に表示される。ドキュメントが動画の場合は1ページの中で表示される。表示するドキュメントのファイル形式は、広範なファイル形式のものを読み込んで表示できるのが好ましい。また、ドキュメントを画面に表示したときに、ドキュメントが大きすぎて全体が見えなかったり、小さすぎて内容が読み取れない等の問題が起こらないように、表示する際には画面サイズに合わせて全体が見えるようなサイズでドキュメントを表示するのが好ましく、必要に応じて拡大や縮小が出来るのがより好ましい。使用できる画像の形式としては、JPEG、GIF、PNG、BMP、TIFF等を例示することが出来る。使用可能な動画の形式としては、FLV,SWF、FLASH、Silverlight、WMV、QuickTime、AVI、MPEG−1、MPEG−2、MPEG−4、On2VP6、RealVideo、H.264
、GIFを例示することが出来る。
ソフトウエア4におけるドキュメント表示機能17は、ホストコンピュータ5に内蔵されたカメラ、或いは、ホストコンピュータ5に別途接続されたカメラにより撮影された写真画像や動画をシームレスにソフトウエア4に読み込んで表示装置1の画面上に表示することもできる。
ソフトウエア4における描画機能18は、表示装置1の画面上、インターフェース画面(図5)における描画やドキュメントの表示領域に、手書きによる自由曲線、直線や円や方形の幾何学図形を描くことが出来、描いた図形は消しゴム機能により自由に消すことが出来、描画色、線の太さ、線の種類を予め準備されたものの中から選択するか、或いは、任意のものを指定することが出来たり、テキストを入力して表示することが出来る等の機能であり、あたかもホワイトボード上で様々な色のペンを使って自由に描画したり、テンプレートを使って幾何学図形を描画したりするのと同等の操作を、デジタル処理により、表示装置1のインターフェース画面上に再現する機能であり、前記の画像や動画や文書などのドキュメント上に重ねて書き込むことが出来る。
描画機能18は、画面位置情報入力装置2を通じて画面にタッチしている指先やタッチペンの位置を、ストローク情報として時間軸とともに記録し、前項のようにして指定された、色、太さ、形状の曲線や図形を、画面上で指先やタッチペンが触れている位置に画面タッチと同時に瞬時にタッチした軌跡を描画する。また、保存されている作成済みのコンテンツにおいては、描画した軌跡を時間軸に沿って再生する。
描画機能18で、手書きによるストローク情報は、手書き内容を再現するために用いられるだけでなく、ストロークごとに、タグ、文字認識機能、インデックス機能、チャプター機能(頭出し機能)等の機能を付加することもできる。
ソフトウエア4における画面位置情報の記録・再生機能19は、タッチパネルなどの画面位置情報入力装置2から入力された、画面タッチの位置情報を時間軸とともにXY座標(2次元的な位置情報)として記録する。インターフェース画面(図5)における描画やドキュメントの表示領域においては、画面タッチと同時に、タッチした軌跡を描画し、描画ツール、録画制御ツールにおいては、画面タッチにより選択された各機能ボタンの選択状況を時間軸とともに記録する。インターフェース画面(図7)におけるコンテンツの表示領域においては、再生制御ツールにある再生ボタンへのタッチにより、記録された時間軸に沿って、画像や動画や文書等のドキュメントとともに、画面タッチにより描画した軌跡を再生する。再生制御ツールにおける各ボタンの選択情報は、特に記録は行わない。
ソフトウエア4における音声情報の記録・再生機能20は、マイクなどの音声入力装置3から入力された、講師50の解説音声などの音声情報を、時間軸に沿って記録する。この時、講師50の音声を正確に録音し再生することもできるが、再生時に周波数や波形プロフィールを変更し、別の音声に変えて再生することともできる。ユーザーインターフェースにおいて、インターフェース画面(図7)において、再生制御ツールにある再生ボタンへのタッチにより、記録された時間軸に沿って、画像や動画や文書等のドキュメントや手書き描画とともに、音声を再生する。
ソフトウエア4における同期再生機能21は、ドキュメント表示機能17、描画機能18、画面位置情報の記録・再生機能19、及び、音声情報の記録・再生機能20を、インターフェース画面(図8)において、コンテンツを再生する際に、一つの時間軸に沿って前記の17、18、19、20について同期再生する。つまり、講師50の解説する姿を含め、解説した通りの授業や講義を再現できる。
ソフトウエア4におけるデータ通信・サーバ−機能22は、ホストシステム、サブシステム、クライアントシステムがネットワークを通じて連携するためのデータ通信機能、及び、データ保存機能を有しており、サブシステム、及び、クライアントシステムとのネットワーク接続状況を表示するインターフェース画面(図9)から成る。
データ通信・サーバ−機能22におけるデータ通信機能は、ホストコンピュータ5にインストールされたソフトウエア4が収集する表示装置1に表示される画像や動画や文書などのドキュメントデータ、画面位置情報入力装置2、及び、音声入力装置3からの入力情報を、時間軸情報とともに配信し、ホストシステム、サブシステム、及び、接続された全てのクライアントシステムの通信状況を監視しながら効率のよいデータ通信を行う。データ通信の方法としては、P2P(ピアツーピア)方式が通信の安定性の観点から好ましいが、クライアントサーバー方式の通信形態も当然ながらとることができ、その両方を使用することも可能である。
データ通信・サーバ−機能22におけるデータ保存機能は、画像や動画やドキュメントデータなどのファイル容量の大きいデータを一時的に保存し、必要に応じて配信する機能であり、これによりより安定したシステム全体の動作を実現することが出来る。
ソフトウエア4におけるネットワーク連携機能23は、ホストシステム、サブシステム、及び、接続された全てのクライアントシステムからの入力情報を、リアルタイムに、相互に反映することができる。講師50側のホストシステムからは、受講者51側のクライアントシステムの操作を制御することができ、例えば、クライアントシステムに表示される画像やページの指定、クライアントシステムからの書込みの許可・禁止等を行うことができる。
ソフトウエア4におけるクライアント端末入力情報解析機能24は、データ通信・サーバー機能22によりクライアント端末から送られてくる、クライアント端末からの入力情報、すなわち、画面位置情報入力装置2から入力される手書きストローク情報やボタンの操作情報などを、クライアント端末ごとに記録、解析する。記録、解析されたデータは、データ通信・サーバー機能22によりサブシステムに送られ、表やグラフなど視認性の良い形態で画面表示される。講師50は、この情報により、受講者51ごとのアクティビティー、すなわち、クライアント端末からの書込みを指示したときにちゃんと書いているか、ボタン操作の指示をしたときにちゃんとボタン操作を行っているか、指示していない操作をしていないか、書込み等の情報量はどの程度かなどを知ることが出来、講義の進行や、受講者51のフォロー等に役立てることができるのである。
ソフトウエア4におけるその他の付加機能25は、前記の各機能を補足する機能や、前記の各機能とは別の機能であり、アンケート機能、選択テスト機能、写真や動画の撮影機能、描画内容や表示内容をアニメーションさせる機能、BGM機能、プログラムパッケージのインストール機能、ライセンスの管理機能、及び、外部PCとの連携・制御機能等を例示することが出来る。これらの付加機能は、必要に応じて本発明の講義用システムに付加して使用することが出来る。
ソフトウエア4におけるデータベース26は、ソフトウエア4の機能と連携してデータを整理・統合し保存する機能を持つ、一般的なデータベースであればいずれも利用が可能であるが、Oracle、SQLServer、Access、PostgreSQL、MySQL等を例示することができる。
本発明の講義用システムにおけるサブシステムは、机等に据え付けられたものであってもよいが、講師50が講義中に移動し持ち歩ける大きさであることが好ましく、サブシステムを構成する液晶モニターや有機ELモニターなどの表示装置6、タッチパネルなどの画面位置情報入力装置7、マイクなどの音声入力装置8、ソフトウエア9、コンピュータ10が一体となったものであることが好ましく、具体的には、タブレット型PC、スマートフォン、タッチパネル付ノートPC等を例示することができる。
サブシステムを構成するソフトウエア9は、一般的なOS、すなわち、WINDOWS(登録商標)、UNIX(登録商標)、MacOS、Solaris、Tron、Symbian、MVS、Android、iOS、BlackBerryOS、WINDOWS(登録商標)Mobile、WINDOWS(登録商標)Phone、PalmOS、HPwebOS などのOS上で動作が可能なプログラミング言語であればいずれの言語であってもよいが、例えば、ASP、ActionScriot、Air、C++、C#、JAVA(登録商標)、JavaScript(登録商標)、Silverlight、PHP、Perl、VBS、JSP、VC++、Objective−C、HTML、XHTML、HTML5、.NET、Rubyなどのプログラミング言語で記述されている。
サブシステムは、ホストシステムと、有線LAN、或いは、無線LANでネットワ―ク接続して使用する。受講者51が自由に場所を動いて受講できるなどのメリットがあるため、無線LANで接続するのが好ましい。
図10に、ソフトウエア9の機能ブロック図を示す。
図10に示すように、ソフトウエア9は、ユーザーインターフェース27、画面上に画像や文書や動画などを表示するドキュメント表示機能28、画面位置情報入力装置7により指先やタッチペンでなぞった軌跡を描画する描画機能29、画面位置情報入力装置7を通じて入力される、指先やタッチペンでタッチした画面上の位置をストローク情報として記録し必要に応じて再生する、画面位置情報の記録・再生機能30、音声入力装置8により入力された、講師50の音声情報を記録し必要に応じて再生する、音声情報の記録・再生機能31、28と29と30と31のデータを単一の時間軸に沿って再生或いは再現するための同期再生機能32、ホストシステム、サブシステム、クライアントシステム間でデータ通信し連携する機能33、ネットワークを通じて、ホストシステムのソフトウエア4におけるクライアント端末入力情報解析機能24により解析されたデータを、視認性のよい図や表などの形で表示するクライアント端末入力情報表示機能34、その他の付加機能35、及び、データベース36から構成される。
ユーザーインターフェース27の第1の画面は、図11に示されるようなインターフェースを例示することができ、講義に参加するか、作成済みのコンテンツを閲覧するか、受講者51の受講状況を確認するか、その他の機能を利用するかを選ぶ画面である。講義に参加する場合、ホストコンピュータ6と画面共有を行う。作成済みのコンテンツを閲覧する場合、保存済みコンテンツの一覧が表示される。その他の機能とは、画像や動画や文書などのドキュメントのみを閲覧できたり、受講者51用端末9の内蔵カメラを起動させ写真撮影する等の機能である。
ユーザインターフェース27の第2の画面は、図12に示されるようなインターフェースを例示することができ、描画やドキュメントの表示領域、描画ツール、録画制御ツールから構成される。描画やドキュメントの表示領域は、講師50側のホストシステムにおける表示装置1に表示されている画像や動画や文書などのドキュメント、及び、手書き情報が表示され、講師50が使うサブシステム側の画面である該画面からも書き込みを行うことが出来、その内容は、表示装置1に瞬時に反映され、その内容は講師50側ホストシステムのソフトウエア4により録画される。描画ツールは、画像や動画や文書などのドキュメント表示、手書き描画、円や方形などの図形描画、テキスト入力・表示、描画色や線の太さや線の形状の選択・変更、描画の消去(消しゴム)、ページ送り・戻し等を行うためのボタンが配置されたツールバーであり、録画制御ツールは録画開始、一時停止、停止、保存等のボタンや、録画状態を表示するツールバーである。これらのツールバーの位置は図12に示すような位置(右端に描画ツール、下端に録画制御ツール)である必要はなく、操作しやすく画面も見やすい位置であれば上下左右のいずれの位置であっても構わないし、使用環境や使用条件に応じて、使用者が任意に表示場所を変えることが出来るのが好ましい。また、ソフトウエア9が必要としない機能である場合には、これらのツールバーも用いられないので表示しない。
ソフトウエア9のユーザインターフェース27の第3の画面は、図13に示されるようなインターフェースを例示することができ、作成済みのコンテンツのリストを表示し再生するコンテンツを選択できる画面であり、サムネイル画像、タイトル、日付や録画時間等の情報をコンテンツごとに表示する。必要に応じてカテゴリに分け、カテゴリごとに表示できるのが好ましい。ソフトウエア9が録画機能を持たない場合、図13に表示される作成済みコンテンツは、ホストコンピュータ5から、ネットワークを経由してダウンロードするか、記録メディアを経由してコピーされたコンテンツの一覧である。
ソフトウエア9のユーザインターフェース27の第4の画面は、図14に示すような作成済みのコンテンツの再生画面であり、再生開始、一時停止、早送り、巻き戻し、チャプター送り、チャプター戻し、停止等のボタンが配置された再生制御ツール、及び、コンテンツの表示領域を有する。再生制御ツールの表示位置は、図14に示されるような位置(下端)である必要はなく、操作しやすく画面も見やすい位置であれば上下左右のいずれの位置であっても構わないし、使用環境や使用条件に応じて、使用者が任意に表示場所を変えることが出来るのが好ましい。
ソフトウエア9のユーザインターフェース27の第5の画面は、図15に示すような、クライアント端末入力情報を表示する画面であり、受講者51ごとの受講状況を、手書きによる書込みやボタン操作の回数などの情報をらるタイムで、或いは、指定した時間で表示する。図15のような一覧画面で表示することもできるし、図15のように個々の受講者51ごとに詳しい情報を表示することもできる。また、表示内容を選択できるツールバーが装備されている。
ソフトウエア9において、ドキュメント表示機能28、描画機能29、画面位置情報入力装置7を通じて入力される、画面位置情報の記録・再生機能30、音声情報の記録・再生機能31、同期再生機能32、データ通信機能33については、ホストシステムにおけるソフトウエア4における各機能と同じ機能を有する。
ソフトウエア9における、クライアント端末入力情報表示機能34は、ホストシステムのソフトウエア4におけるクライアント端末入力情報解析機能24により、各クライアント端末の手書きストローク情報、ボタン操作等の情報を時間軸とともに取得・解析されたデータをホストシステムから受取り、グラフや表などの視認性の良い形にして表示する機能である。講師50は、講義を行いながら、この情報を取得することで、各受講生及び教室全体の取組状況・アクティビティーを把握しながら講義を行うことができる。これにより、講師50はアクティビティーが低い受講者51に対して注意を向けることが出来たり、教室全体のアクティビティーを把握して講義に集中したり休憩をはさんだりと、メリハリのある講義を行う手助けとすることができるのである。特に、本発明の講義用システムを同一ネットワーク内であるが別々の部屋で使用しているような場合には、講師50は受講者51の様子を直接視認することが出来ないため、クライアント端末入力情報表示機能34は大きな意味を持つのである。
ソフトウエア9におけるその他の付加機能35は、前記の各機能を補足する機能や、前記の各機能とは別の機能であり、アンケート機能、選択テスト機能、写真や動画の撮影機能、描画内容や表示内容をアニメーションさせる機能、BGM機能、プログラムパッケージのインストール機能、ライセンスの管理機能、及び、外部PCとの連携・制御機能等を例示することが出来る。これらの付加機能は、必要に応じて本発明の講義用システムに付加して使用することが出来る。
ソフトウエア9におけるデータベース36は、ソフトウエア9の機能と連携してデータを整理・統合し保存する機能を持つ、一般的なデータベースであればいずれも利用が可能であるが、Oracle、SQLServer、Access、PostgreSQL、MySQL等を例示することができる。
本発明の講義用システムにおけるクライアントシステムは、机等に据え付けられたものであってもよいが、受講生が持ち歩ける大きさであることが好ましく、クライアントシステムを構成する液晶モニターや有機ELモニターなどの表示装置11、タッチパネルなどの画面位置情報入力装置12、マイクなどの音声入力装置13、ソフトウエア14、コンピュータ15が一体となったものであることが好ましく、具体的には、タブレット型PC、スマートフォン、タッチパネル付ノートPC等を例示することができる。
クライアントシステムを構成するソフトウエア14は、一般的なOS、すなわち、WINDOWS(登録商標)、UNIX(登録商標)、MacOS、Solaris、Tron、Symbian、MVS、Android、iOS、BlackBerryOS、WINDOWS(登録商標)Mobile、WINDOWS(登録商標)Phone、PalmOS、HPwebOS などのOS上で動作が可能なプログラミング言語であればいずれの言語であってもよいが、例えば、ASP、ActionScriot、Air、C++、C#、JAVA(登録商標)、JavaScript(登録商標)、Silverlight、PHP、Perl、VBS、JSP、VC++、Objective−C、HTML、XHTML、HTML5、.NET、Rubyなどのプログラミング言語で記述されている。
クライアントシステムは、ホストシステムと、有線LAN、或いは、無線LANでネットワ―ク接続して使用する。受講者51が自由に場所を動いて受講できるなどのメリットがあるため、無線LANで接続するのが好ましい。
クライアントシステムにおけるソフトウエア14の機能ブロック図を図17に示す。
図17に示すように、ソフトウエア14は、ユーザーインターフェース37、画面上に画像や文書や動画などを表示するドキュメント表示機能38、画面位置情報入力装置12により指先やタッチペンでなぞった軌跡を描画する描画機能39、画面位置情報入力装置12を通じて入力される、指先やタッチペンでタッチした画面上の位置をストローク情報として記録し必要に応じて再生する、画面位置情報の記録・再生機能40、音声入力装置13により入力された、講師50の音声情報を記録し必要に応じて再生する、音声情報の記録・再生機能41、38と39と40と41のデータを単一の時間軸に沿って再生或いは再現するための同期再生機能42、ホストシステム、サブシステム、クライアントシステム間でデータ通信し連携する機能43、その他の付加機能44、及び、データベース45から構成される。
クライアントシステムのソフトウエア14は、本発明の講義用システムにおいて、図17に記載の全ての機能を用いてもよいが、一部の機能を用いずに実用に供することも可能である。例えば、受講者51がクライアントシステムから書込みを行わないときには描画機能39は無くてもよく、音声記録を行わないときには音声情報関連機能41は再生機能だけでよい。このように、ソフトウエア14においては、その全ての機能を用いなくても実用的に問題がないことがある。さらに、携帯性のよいタブレットPCやスマートフォンはCPUやメモリの性能が、据え置き型のPCに比較すると高くないため、機能を限定して用いたほうがレスポンスがよく、かえって使いやすい場合もある。
ソフトウエア14のユーザインターフェース37の第1の画面は、図18に示されるようなインターフェースを例示することができ、講義に参加するか、作成済みのコンテンツを閲覧するか、その他の機能を利用するかを選ぶ画面である。講義に参加する場合、ホストシステムと画面共有を行う。作成済みのコンテンツを閲覧する場合、保存済みコンテンツの一覧が表示される。その他の機能とは、画像や動画や文書などのドキュメントのみを閲覧できたり、クライアントシステム用端末であるタブレットPC等の内蔵カメラを起動させ写真撮影する等の機能である。
ソフトウエア14のユーザインターフェース37の第2の画面は、図19に示されるようなインターフェースを例示することができ、描画やドキュメントの表示領域、描画ツール、録画制御ツールから構成される。描画やドキュメントの表示領域は、講師50が解説に用いる表示装置1に表示されている画像や動画や文書などのドキュメント、及び、講師50の手書き情報が表示され、講師50が許可すれば(教師側からロックを解除すれば)、受講者51は自分の端末から書き込むことが出来、その内容は、表示装置1に瞬時に反映される。このように、講師50と受講者51が画面を共有し、相互に書き込むことが出来、その内容は講師50側のソフトウエア4により録画される。描画ツールは、画像や動画や文書などのドキュメント表示、手書き描画、円や方形などの図形描画、テキスト入力・表示、描画色や線の太さや線の形状の選択・変更、描画の消去(消しゴム)、ページ送り・戻し等を行うためのボタンが配置されたツールバーであり、録画制御ツールは録画開始、一時停止、停止、保存等のボタンや、録画状態を表示するツールバーである。これらのツールバーの位置は図19に示すような位置(右端に描画ツール、下端に録画制御ツール)である必要はなく、操作しやすく画面も見やすい位置であれば上下左右のいずれの位置であっても構わないし、使用環境や使用条件に応じて、使用者が任意に表示場所を変えることが出来るのが好ましい。また、ソフトウエア14が必要としない機能である場合には、これらのツールバーも用いられないので表示しない。
ソフトウエア14のユーザインターフェース37の第3の画面は、図20に示されるようなインターフェースを例示することができ、作成済みのコンテンツのリストを表示し再生するコンテンツを選択できる画面であり、サムネイル画像、タイトル、日付や録画時間等の情報をコンテンツごとに表示する。必要に応じてカテゴリに分け、カテゴリごとに表示できるのが好ましい。ソフトウエア14が録画機能を持たない場合、図20に表示される作成済みコンテンツは、ホストコンピュータ5から、ネットワークを経由してダウンロードするか、記録メディアを経由してコピーされたコンテンツの一覧である。
ソフトウエア14のユーザインターフェース37の第4の画面は、図21に示すような作成済みのコンテンツの再生画面であり、再生開始、一時停止、早送り、巻き戻し、チャプター送り、チャプター戻し、停止等のボタンが配置された再生制御ツール、及び、コンテンツの表示領域を有する。再生制御ツールの表示位置は、図21に示されるような位置(下端)である必要はなく、操作しやすく画面も見やすい位置であれば上下左右のいずれの位置であっても構わないし、使用環境や使用条件に応じて、使用者が任意に表示場所を変えることが出来るのが好ましい。
ソフトウエア14の、ドキュメント表示機能38、描画機能39、画面位置情報の記録・再生機能40、音声情報の記録・再生機能41、同期再生機能42、及び、データ通信機能43は、前記のサブシステムのソフトウエア9と同じ内容である。
ソフトウエア14のその他の付加機能44は、前記の各機能を補足する機能や、前記の各機能とは別の機能であり、アンケート機能、選択テスト機能、写真や動画の撮影機能、描画内容や表示内容をアニメーションさせる機能、BGM機能、プログラムパッケージのインストール機能、ライセンスの管理機能、及び、外部PCとの連携・制御機能、受講生のみに表示される情報表示機能等を例示することが出来、これらの付加機能は、必要に応じて本発明の講義用システムに付加して使用することが出来る。
ソフトウエア14におけるデータベース45は、ソフトウエア14の機能と連携してデータを整理・統合し保存する機能を持つ、一般的なデータベースであればいずれも利用が可能であるが、Oracle、SQLServer、Access、PostgreSQL、MySQL等を例示することができる。
このようにして、ホストシステム、サブシステム、クライアントシステムが相互に情報連携するとで、本発明の講義用システムが成立する。ホストコンピュータ5には、ホストシステム、サブシステム、クライアントシステムそれぞれの表示情報、画面位置情報、音声情報を単一の時間軸に沿って保存し、これらを時間軸に沿って同期を取って再生される。この方法により、データ容量の小さい情報コンテンツを作ることができるのである。本発明の講義用システムにより作成・保存された情報コンテンツのデータ容量は、素材として使用する画像や動画や文書などのドキュメントデータ容量を除き、1分間に100MB以下であり、好ましくは1分間に50MB以下であり、より好ましくは1分間に10MB以下である。一般に、VHSの画質で映像を記録する場合のデータ容量は、1分間に110MBから150MB程度であり、ハイビジョンの画質で映像を記録する場合のデータ容量は、1分間に1000MBから4000MB程度である。本発明により作成・保存された情報コンテンツのデータ容量が非常に小さいことが分かる。これにより、通信回線への負担が小さく、PCのデータ保存装置やCPUへの負荷が小さく、より広範な環境で利用することが出来、低コストでの運用が可能になる等のメリットが大きい。
1…表示装置、2…画面位置情報入力装置、3...音声入力装置、4...ソフトウエア、5...ホストコンピュータ、6...表示装置、7...画面位置情報入力装置、8...音声入力装置、9...ソフトウエア、10...コンピュータ、11... 表示装置、12... 画面位置情報入力装置、13... 音声入力装置、14... ソフトウエア、15... コンピュータ、16...ユーザーインターフェース、17...ドキュメント表示機能、18...描画機能、19...画面位置情報の記録・再生機能、20...音声情報の記録・再生機能、21... 同期再生機能、22...データ通信・サーバー機能、23...ネットワーク連携機能、24...クライアント端末入力情報解析機能、25...その他の付加機能、26...データベース、27...ユーザーインターフェース、28...ドキュメント表示機能、29...描画機能、30...画面位置情報の記録・再生機能、31...音声情報の記録・再生機能、32... 同期再生機能、33...データ通信機能、34...クライアント端末入力情報解析機能、35...その他の付加機能、36...データベース、37...ユーザーインターフェース、38...ドキュメント表示機能、39...描画機能、40...画面位置情報の記録・再生機能、41...音声情報の記録・再生機能、42... 同期再生機能、43...データ通信機能、44...その他の付加機能、45...データベース

Claims (1)

  1. 講師と受講者が相互に情報をやり取りしながら講義を行うシステムであって、講師用のホストシステムと、ホストシステムとネットワークで接続された講師用のサブシステム、ホストシステムとネットワークで接続された受講者用の1以上のクライアントシステムとからなり、ホストシステムとしては、表示装置、表示装置の画面位置情報入力装置、音声入力装置、及び、システム全体の制御とコンテンツの作成・記録・再生、及び、クライアントシステムとの相互連携を行うソフトウエアがインストールされたホストコンピュータから構成され、講義の中で教材として用いられる画像や動画や文書などのドキュメントデータを表示装置上に表示しながら時間データとともに記録する手段、画面位置情報として入力された手書きストローク情報を表示装置上に瞬時に描画しながら時間データとともに記録する手段、音声入力装置から入力された音声情報を拡声しながら時間データとともに記録する手段、記録された前記の全ての情報を時間軸に沿って同期させて再生することが出来る手段、及び、サブシステムやクライアントシステムと連携し、クライアント端末から入力された情報を記録する手段を備えており、サブシステムとしては、表示装置、表示装置の画面位置情報入力装置、音声入力装置、及び、コンテンツの作成・記録・再生や、ホストコンピュータから配信されるクライアントの入力情報の表示を行うソフトウエアがインストールされたコンピュータから構成され、講義の中で教材として用いられる画像や動画や文書などのドキュメントデータを表示装置上に表示しながら時間データとともに記録する手段、画面位置情報として入力された手書きストローク情報を表示装置上で瞬時に描画しながら時間データとともに記録する手段、音声入力装置から入力された音声情報を拡声しながら時間データとともに記録する手段、及び、記録された前記の全ての情報を時間軸に沿って同期させて再生することが出来る手段、及び、クライアント端末により入力された情報をホストシステムが解析した結果を受取って可視化する手段を備えており、クライアントシステムとしては、表示装置、表示装置の画面位置情報入力装置、音声入力装置、及び、コンテンツの作成・記録・再生を行うソフトウエアがインストールされたコンピュータから構成され、講義の中で教材として用いられる画像や動画や文書などのドキュメントデータを表示装置上に表示しながら時間データとともに記録する手段、画面位置情報として入力された手書きストローク情報を表示装置上で瞬時に描画しながら時間データとともに記録する手段、音声入力装置から入力された音声情報を拡声しながら時間データとともに記録する手段、及び、記録された前記の全ての情報を時間軸に沿って同期させて再生することが出来る手段を備えた講義用システム。
JP2013026139A 2013-02-14 2013-02-14 講義用システム Pending JP2014153688A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013026139A JP2014153688A (ja) 2013-02-14 2013-02-14 講義用システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013026139A JP2014153688A (ja) 2013-02-14 2013-02-14 講義用システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014153688A true JP2014153688A (ja) 2014-08-25

Family

ID=51575566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013026139A Pending JP2014153688A (ja) 2013-02-14 2013-02-14 講義用システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014153688A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104732825A (zh) * 2014-09-02 2015-06-24 山东轻工职业学院 一种指导教学的计算机辅助方法和系统
JP2017194754A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 シャープ株式会社 採点支援装置、採点支援方法、採点支援プログラムおよび記録媒体
JP2018533233A (ja) * 2015-10-16 2018-11-08 ハンミ アイティー カンパニー,リミテッド コンテンツ生成方法及び装置
CN111352603A (zh) * 2020-03-11 2020-06-30 北京文香信息技术有限公司 一种分屏显示方法、装置、终端及存储介质

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104732825A (zh) * 2014-09-02 2015-06-24 山东轻工职业学院 一种指导教学的计算机辅助方法和系统
JP2018533233A (ja) * 2015-10-16 2018-11-08 ハンミ アイティー カンパニー,リミテッド コンテンツ生成方法及び装置
US10999553B2 (en) 2015-10-16 2021-05-04 Hanmi Healthcare, Inc. Method and device for generating content
JP2017194754A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 シャープ株式会社 採点支援装置、採点支援方法、採点支援プログラムおよび記録媒体
CN111352603A (zh) * 2020-03-11 2020-06-30 北京文香信息技术有限公司 一种分屏显示方法、装置、终端及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101934932B1 (ko) 네트워크 교육 녹화재생 방법 및 시스템
Mock Teaching with Tablet PC's
Beddall-Hill et al. Social mobile devices as tools for qualitative research in education: iPhones and iPads in ethnography, interviewing, and design-based research
JP2014102664A (ja) コンテンツ作成・記録・再生システム
CN101930779B (zh) 一种视频批注方法及视频播放器
US11799677B2 (en) Annotation layer permissions
US20150121189A1 (en) Systems and Methods for Creating and Displaying Multi-Slide Presentations
JP4791565B2 (ja) 評価システム、マーカー表示の制御方法およびプログラム
JP2014153688A (ja) 講義用システム
KR20170098617A (ko) 디지털펜과 클라우드서버를 이용한 수준별 맞춤형 교육서비스 시스템 및 그 운용방법
JP2007256781A (ja) 映像生成方法、映像配信方法および記録媒体
JP6686578B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
Bibiloni et al. Automatic collection of user behavior in 360 multimedia
Lissermann et al. PaperVideo: interacting with videos on multiple paper-like displays
Xu et al. Towards intelligent interaction in classroom
CN111966279A (zh) 一种板书分享方法、装置、设备和介质
Zhu et al. Virtualized classroom-automated production, media integration and user-customized presentation
TW201514944A (zh) 數位教學方法
Corsten Dragonfly: spatial navigation for lecture videos
KR101775626B1 (ko) 판서 녹화 및 재생 장치 및 그 제어 방법
Erdley et al. Overview of smart phone video essentials
JP3209930U (ja) 電子黒板システム
TW201539399A (zh) 遠距教學系統之數位筆記
JPH04355490A (ja) 学習支援システム
Malacria et al. U-note: Capture the class and access it everywhere