JP6686578B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、ユーザー間において、同じ動画を共有して、コメントを利用しコミュニケーションを図ることができるコメント配信システムを提供することを課題とし、コメント情報をコメント配信サーバーから受信し、再生される動画を表示するとともに、当該コメント情報のうち、再生する動画の動画再生時間に対応するコメント付与時間が対応付けられたコメントをコメント情報から読み出し、読み出したコメントを動画とともに表示し、そして、コメント情報をリストとして表示をし、表示されたコメント情報からコメントデータが選択されると、選択されたコメントデータのコメント付与時間に対応する動画再生時間から、動画を再生させるとともに、読み出したコメントデータを表示部によって表示させ、また、コメントの入力を受け付けて、コメント内容が入力された時点の動画再生時間をコメント付与時間としてコメント内容とともに前記コメント配信サーバーに送信することが開示されている。
特許文献2には、サーバー側では、任意のクライアントから登録依頼された、動画像等の時間構造を持つマルチメディアデータに関し、任意のメンバ間で交換可能なマルチメディア電子付箋の雛形を生成し、このマルチメディア電子付箋の雛形は、マルチメディアデータを時間的に分割したシーン毎に、コメント付加先/作成ユーザー名等の各種属性を持つコメントを入力/表示可能とすることが開示されている。
特開2008−172745号公報 国際公開第2002/073462号
前述の特許文献に記載の技術では、動画像にコメントを付して、そのコメントをユーザー間で共有することが行われている。
例えば、教育現場において、授業の予習として動画像を視聴することが行われている。その視聴において、視聴が行われたことを確認するため、予習の成果(授業での質問等の用意)を残す等のため、その動画像に電子付箋(電子カード等ともいわれる。以下、単に付箋という)を貼り付けることが求められている。そして、過去に貼り付けた付箋を確認したい場合が生じる。しかし、動画像の視聴とともにコメントが削除された後は、そのコメントを確認することができない。
そこで、本発明は、削除された付箋を、その付箋が動画像に貼り付けられた日時を示す時間軸上で確認できるように表示するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、動画像を再生し、該動画像上に付箋を貼り付ける貼付手段と、予め定められた条件に合致した場合に、前記動画像上から貼り付けられた付箋を削除する削除手段と、前記動画像の再生の経過時間を示す時間軸を表示し、前記削除手段によって削除された付箋が該動画像に貼り付けられた日時に該当する該時間軸上の位置に、該付箋の存在を確認できるように表示する表示手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記予め定められた条件として、貼り付けが行われた後から予め定められた時間が経過していることとする、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記予め定められた条件として、貼り付けが行われた後であって、前記動画像内の予め定められた区切りに到達した場合とする、請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記予め定められた条件として、貼り付けられている付箋数が予め定められた数よりも多い又は以上であることとする、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記貼付手段は、付箋間を関連付ける処理を行い、前記表示手段は、削除された付箋間に関連付けがなされていた場合は、該関連付けられていることを示す画像を、前記時間軸上に表示する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、コンピュータを、動画像を再生し、該動画像上に付箋を貼り付ける貼付手段と、予め定められた条件に合致した場合に、前記動画像上から貼り付けられた付箋を削除する削除手段と、前記動画像の再生の経過時間を示す時間軸を表示し、前記削除手段によって削除された付箋が該動画像に貼り付けられた日時に該当する該時間軸上の位置に、該付箋の存在を確認できるように表示する表示手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、動画像に付箋を貼り付ける場合にあって、削除された付箋を、その付箋が動画像に貼り付けられた日時を示す時間軸上で確認できるように表示することができる。
請求項2の情報処理装置によれば、付箋を削除する条件として、貼り付けが行われた後から予め定められた時間が経過していることとすることができる。
請求項3の情報処理装置によれば、付箋を削除する条件として、貼り付けが行われた後であって、動画像内の予め定められた区切りに到達した場合とすることができる。
請求項4の情報処理装置によれば、付箋を削除する条件として、貼り付けられている付箋数が予め定められた数よりも多い又は以上であることとすることができる。
請求項5の情報処理装置によれば、付箋間に関連付けがなされていた場合は、その関連付けられていることを示す画像を、時間軸上に表示することができる。
請求項6の情報処理プログラムによれば、動画像に付箋を貼り付ける場合にあって、削除された付箋を、その付箋が動画像に貼り付けられた日時を示す時間軸上で確認できるように表示することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 動画情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 付箋情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 操作ログテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理システムは、動画像に付箋を貼り付けるものであって、図1の例に示すように、動画・付箋処理装置100と個人端末150を有している。
動画像にテキストを貼り付けることが行われている。例えば、動画像を用いた教育が行われている。特に反転授業では、動画像が用いられている。この反転授業では、生徒たちは新たな学習内容を、通常は自宅等でビデオ授業(動画像)を視聴して予習し、教室では講義は行わず、逆に従来であれば宿題とされていた課題について、教師が個々の生徒に合わせた指導を与えたり、生徒が他の生徒と協働しながら取り組む形態の授業が行われる。つまり、先生は、この授業ではファシリテーターとしての役割を有することとなる。
具体的には、本実施の形態が用いられている場合、以下のようなことが行われる。なお、これは一例である。
(1)生徒は先生から配信された予習用教材(動画像)を自宅で視聴する。
(2)生徒は動画像を見ながら、重要なポイント/気づき/疑問/考察メモなどを、付箋として貼り付ける。動画像を見直した上で貼られた疑問は、見直し回数が表示される/付箋サイズが大きくなる。
(3)付箋の貼り付けた時間(その付箋の貼り付けの操作が行われた動画内経過時間)を起点に、予め定められた時間表示され続ける。以後の視聴時には付箋が貼られた画像となる。また、許可されたグループ内では付箋が共有される。
ここで、「動画内経過時間」は、動画像内での経過時間を示している。「経過時間」とは、動画像を最初から通常速度で再生した場合の、その操作が行われた時間を示している。したがって、実際の日時ではなく、動画像の時間的位置を示すものである。例えば、停止、早送り等の処理が行われたとしても影響を受けない値である。
(4)動画のタイムラインに沿って、疑問を整理したスイムレーンチャートを生成する(図13、図14の例を用いて後述)。理解できた生徒がいる場合は反転授業で教えあえる。多くの生徒が理解できないところは、先生がフォローする。章番号、サムネイル等を表示し、どの位置の付箋なのかを直感的に理解できるようにしてもよい。また、付箋が選択されると、動画像の再生に戻れるようにしてもよい。
(5)反転授業の前にも、疑問からヒント、考察から推敲のような理解向上ループが回せる生徒は、予習姿勢が向上している。先生は、付箋の構造(図14の例を用いて後述)によって、予習の質を把握できる。
(6)動画教材に貼られた付箋を、2次元の台紙上に展開する(図15の例を用いて後述)。ポイント、気づき、考察の付箋は、そのままグループワークの検討材料にも使える。
個人端末150は、表示モジュール155、動画・付箋操作モジュール160を有している。個人端末150は、動画・付箋処理装置100との通信が可能なPC(Personal Computer、ノートPC、タブレット型PC等を含む)である。個人端末150が有する液晶ディスプレイ等の表示装置に、動画像を再生(表示)する。もちろんのことながら、動画像には映像の他に音声等が含まれていてもよく、その音声は、個人端末150が有するスピーカーによって出力される。動画の内容を制限するものではないが、例えば、前述したような教育用の教材等がある。具体的には、先生が作成した予習用の音声付けスライド教材等が該当する。
表示モジュール155は、動画・付箋処理装置100の表示情報構成モジュール105と接続されている。表示モジュール155は、動画・付箋処理装置100の表示情報構成モジュール105による処理にしたがって、個人端末150の表示装置に動画、その動画に貼り付けられている付箋等を表示する。
動画・付箋操作モジュール160は、動画・付箋処理装置100の動画処理モジュール115、付箋作成・処理モジュール120と接続されている。動画・付箋操作モジュール160は、ユーザーの操作、例えば、表示装置に表示されている動画に対しての操作(例えば、停止、早送り再生、巻き戻し再生等)、付箋に対しての操作(例えば、付箋の作成、貼り付け、削除、変更等)を受け付け、動画・付箋処理装置100に渡す。
動画・付箋処理装置100は、表示情報構成モジュール105、付箋管理モジュール110、動画処理モジュール115、付箋作成・処理モジュール120、動画情報記憶モジュール125、付箋情報記憶モジュール130、操作情報記憶モジュール135を有している。動画・付箋処理装置100は、個人端末150との通信が可能であり、動画の配信、付箋の表示制御等を行う。
表示情報構成モジュール105は、付箋管理モジュール110、動画情報記憶モジュール125、個人端末150の表示モジュール155と接続されている。表示情報構成モジュール105は、個人端末150に対して、動画像、付箋等の表示を制御するための情報を生成する。表示情報構成モジュール105は、動画像を再生可能に表示する。そして、表示情報構成モジュール105が行う付箋に関する処理については、図2の例を用いて後述する。
付箋管理モジュール110は、表示情報構成モジュール105、付箋情報記憶モジュール130と接続されている。付箋管理モジュール110は、付箋情報記憶モジュール130内の付箋、台紙を管理して、付箋、台紙に関する情報を表示情報構成モジュール105へ提供する。
また、付箋管理モジュール110は、個人端末150のユーザーの操作にしたがって、付箋間を関連付ける処理を行う。「関連付ける処理」として、例えば、付箋と付箋を接続すること、グループ化すること等がある。また、接続の種類は、複数の付箋間において関係(関係は予め定められている)を示すものであり、例えば、疑問に対するアドバイス、疑問に対するヒント、考察に対する推敲等がある。
動画処理モジュール115は、動画情報記憶モジュール125、個人端末150の動画・付箋操作モジュール160と接続されている。動画処理モジュール115は、個人端末150から動画に対してのユーザーの操作を受け取り、その操作にしたがった処理を行う。例えば、前述したように、操作に応じて、停止、早送り再生、巻き戻し再生等の処理を行う。
付箋作成・処理モジュール120は、付箋情報記憶モジュール130、操作情報記憶モジュール135、個人端末150の動画・付箋操作モジュール160と接続されている。付箋作成・処理モジュール120は、個人端末150から付箋に対してのユーザーの操作を受け取り、その操作にしたがった処理を行う。例えば、前述したように、付箋の作成、動画像上に付箋の貼り付け、削除、変更等の処理を行う。また、その操作(処理)を、履歴として、操作情報記憶モジュール135に記憶する。
動画情報記憶モジュール125は、表示情報構成モジュール105、動画処理モジュール115と接続されている。動画情報記憶モジュール125は、動画像、その動画像の再生に関する情報を記憶している。例えば、動画情報テーブル400を記憶している。図4は、動画情報テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。動画情報テーブル400は、動画ID欄405、動画名称欄410、章の数欄420、第1章欄430、第2章欄440、貼付禁止区域数欄450、貼付禁止区域欄460を有している。第1章欄430は、開始時欄432、終了時欄434を有している。第2章欄440は、開始時欄442、終了時欄444を有している。貼付禁止区域欄460は、開始時欄462、終了時欄464、X座標欄466、Y座標欄468、幅欄470、高さ欄472を有している。動画ID欄405は、本実施の形態において、動画を一意に識別するための情報(動画ID:IDentification)を記憶している。動画名称欄410は、その動画の名称を記憶している。章の数欄420は、その動画に含まれている章(チャプター)の数(第1章欄430等の数)を記憶している。第1章欄430は、第1章を記憶している。開始時欄432は、第1章の開始時を記憶している。終了時欄434は、第1章の終了時を記憶している。第2章欄440は、第2章を記憶している。開始時欄442は、第2章の開始時を記憶している。終了時欄444は、第2章の終了時を記憶している。ここで、「開始時」とは、動画像を最初から通常速度で再生した場合の、その章の開始時間を示している。「終了時」とは、動画像を最初から通常速度で再生した場合の、その章の終了時間を示している。したがって、実際の日時ではなく、動画像の時間的位置を示すものである。例えば、停止、早送り等の処理が行われたとしても影響を受けない値である。貼付禁止区域数欄450は、付箋の貼り付けを禁止している区域数(貼付禁止区域欄460の数)を記憶している。貼付禁止区域欄460は、貼付禁止区域を記憶している。開始時欄462は、貼付禁止区域の開始時を記憶している。終了時欄464は、貼付禁止区域の終了時を記憶している。X座標欄466は、貼付禁止区域の左上のX座標を記憶している。Y座標欄468は、貼付禁止区域(この例では、矩形(長方形)である)の左上のY座標を記憶している。幅欄470は、貼付禁止区域の幅を記憶している。高さ欄472は、貼付禁止区域の高さを記憶している。開始時欄462における「開始時」と終了時欄464における「終了時」は、それぞれ、開始時欄432における「開始時」と終了時欄434における「終了時」と同等である。つまり、貼付禁止区域欄460で示された範囲(開始時から終了時までの時間的範囲、XY座標と幅と高さで規定される平面的範囲)では、付箋の貼り付けが禁止される。例えば、この間は、付箋を貼り付けることができない旨の表示を行う等する。
付箋情報記憶モジュール130は、付箋管理モジュール110、付箋作成・処理モジュール120、操作情報記憶モジュール135と接続されている。付箋情報記憶モジュール130には、付箋、動画に関する情報(例えば、属性情報等が含まれる)を記憶している。例えば、付箋情報テーブル500を記憶している。図5は、付箋情報テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。付箋情報テーブル500は、付箋ID欄510、貼付位置欄515、サイズ欄520、作成日時欄525、作成者欄530、貼付日時欄535、動画内経過時間欄536、更新中欄540、更新者欄545、色欄550、枠線形状欄555、枠線色欄560、枠線太さ欄565、所属グループ欄570、選択回数欄575、接続付箋数欄580、接続付箋ID欄585、接続方向欄590、内容種別欄595、内容欄597を有している。付箋ID欄510は、付箋を、本実施の形態において一意に識別するための情報(付箋ID)を記憶している。貼付位置欄515は、その付箋が貼り付けられている位置を記憶している。つまり、動画画面上の位置を記憶している。例えば、動画画面のXY座標系における座標である。具体的には、付箋操作処理モジュール115の移動処理によって特定された位置である。サイズ欄520は、その付箋のサイズを記憶している。例えば、表示する付箋が矩形である場合は、幅と高さを記憶している。作成日時欄525は、その付箋が作成された日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶している。作成者欄530は、その付箋の作成者(作成者ID)を記憶している。又は、その付箋が作成された情報処理装置(個人端末150又は動画・付箋処理装置100の機器ID)を記憶してもよい。貼付日時欄535は、その付箋が動画画面に貼り付けられた日時を記憶している。動画内経過時間欄536は、その付箋が動画画面に貼り付けられた動画内経過時間を記憶している。更新中欄540は、その付箋が更新中であるか否かを示す情報(フラグ)を記憶している。更新者欄545は、その更新を行っている更新者(ユーザーID)を記憶している。更新者は、1人であってもよいし、複数人であってもよい。色欄550は、その付箋の表示色を記憶している。例えば、更新中であることを示す表示色がある。枠線形状欄555は、その付箋の表示における枠線の形状(実線、点線、破線、波線、二重線等)を記憶している。例えば、更新中であることを示す枠線形状がある。枠線色欄560は、その付箋の表示における枠線の色を記憶している。例えば、更新中であることを示す枠線色がある。枠線太さ欄565は、その付箋の表示における枠線の太さを記憶している。例えば、更新中であることを示す枠線太さがある。所属グループ欄570は、その付箋が所属しているグループに関する情報を記憶している。例えば、その付箋がグループに属しているか否かを示す情報を記憶していてもよいし、グループに属している場合は、グループIDやそのグループに属している他の付箋ID等を記憶していてもよい。選択回数欄575は、その付箋が選択された回数を記憶している。例えば、議題選択操作による選択回数としてもよい。接続付箋数欄580は、その付箋に対して接続された付箋の数を記憶している。その数の分だけ、次の接続付箋ID欄585と接続方向欄590が繰り返される。接続付箋ID欄585は、その付箋に対して接続された付箋の付箋IDを記憶している。接続付箋IDは、例えば、対象となっている付箋と関連している第2の付箋を抽出するのに用いられる。接続方向欄590は、その付箋と直前の接続付箋ID欄585の付箋との接続方向を記憶している。その付箋(又は、直前の接続付箋ID欄585の付箋)が、上流(接続元)、下流(接続先)のいずれかであることを示す情報であってもよいし、上流(又は、下流)にある付箋の付箋IDであってもよい。また、無方向の接続である場合は、空白(NULL)であってもよいし、接続方向欄590そのものがなくてもよい。接続方向は、例えば、更新対象となっている付箋と関連している第2の付箋との位置関係を示していることになり、その第2の付箋が移動した場合は、この位置関係を保持したまま移動することになる。内容種別欄595は、その付箋の内容種別(テキスト情報、手書き文字又は図形等を示すベクトルデータ、音声情報、写真等の静止画像情報、動画情報等、又はこれらの組み合わせを示す情報)を記憶している。内容欄597は、その付箋に書き込まれている内容を記憶している。なお、付箋が台紙又は動画画面に貼り付けられていない状態では、貼付位置欄515等は空白(NULL)であってもよいし、予め定められた値(デフォルト値)としてもよい。
操作情報記憶モジュール135は、付箋作成・処理モジュール120、付箋情報記憶モジュール130と接続されている。操作情報記憶モジュール135は、動画像に貼り付けられた付箋の操作を記憶する。例えば、操作ログテーブル700を記憶している。図6は、操作ログテーブル700のデータ構造例を示す説明図である。操作ログテーブル700は、ログID欄705、対象動画ID欄710、ユーザーID欄715、日時欄720、付箋ID欄725、操作内容欄730、動画内経過時間欄735を有している。ログID欄705は、本実施の形態において、ログ(履歴)を一意に識別するための情報(ログID)を記憶している。対象動画ID欄710は、本実施の形態において、対象動画を一意に識別するための情報(対象動画ID)を記憶している。ユーザーID欄715は、本実施の形態において、ユーザーを一意に識別するための情報(ユーザーID)を記憶している。日時欄720は、操作が行われた日時を記憶している。付箋ID欄725は、その操作の対象となった付箋の付箋IDを記憶している。操作内容欄730は、その付箋に対する操作内容を記憶している。動画内経過時間欄735は、その付箋に対して操作が行われた動画内経過時間を記憶している。
なお、操作内容欄730には、操作の種類と操作の内容を記憶する。例えば、操作の種類として「移動」である場合は、操作の内容として、移動元の位置(付箋の中心のXY座標)と移動先の位置(その付箋の中心のXY座標)を記憶する。
図2は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
表示情報構成モジュール105は、付箋貼付時抽出モジュール210、付箋第1表示モジュール220、表示切換モジュール230、付箋第2表示モジュール240、構成表示モジュール250を有している。
付箋貼付時抽出モジュール210は、付箋が貼り付けられた日時を抽出する。ここでの抽出する日時は、実際の日時、動画像の経過時間の両方である。具体的には、付箋情報テーブル500の貼付日時欄535、操作ログテーブル700の動画内経過時間欄735から抽出すればよい。
付箋第1表示モジュール220は、その動画像に貼り付けられた付箋を表示する。ここでの表示は、通常の大きさの付箋を表示することである。例えば、作成された際の付箋と同じ大きさである。なお「動画像に貼り付けられた付箋」とは、表示上では、動画像上に付箋を表示することに該当する。なお、付箋は半透明で(下の動画像が見えるように)表示してもよい。
また、付箋第1表示モジュール220は、ユーザーが動画像を見直した後(動画像の再生された部分の再生回数が複数回になった後)に貼られた付箋については、見直し回数を表示してもよい。また、その付箋のサイズを大きくしてもよい。
表示切換モジュール230は、予め定められた条件に合致した場合に、動画像上から貼り付けられた付箋を削除し、付箋第2表示モジュール240又は構成表示モジュール250による表示を行うように制御する。
ここで「予め定められた条件」(切り替え条件)として、以下の条件がある。
(1)貼り付けが行われた後から予め定められた時間が経過していること。
(2)貼り付けが行われた後であって、動画像内の予め定められた区切りに到達した場合。ここで「予め定められた区切り」とは、チャプターのことであり、例えば、章に対応する。
(3)貼り付けられている付箋数が予め定められた数よりも多い又は以上であること。
(4)上記の(1)から(3)のうち、2つ以上の条件の組み合わせ。ここでの組み合わせとして、論理的演算がある。例えば、論理積(AND)である場合は、複数の条件が全て合致している場合に、付箋を削除することとなる。また、論理和(OR)である場合は、複数の条件のうち、いずれかの条件に合致した場合は、付箋を削除することとなる。したがって、いずれかの条件のうち、最も早く合致したときに、その付箋が削除されることになる。
付箋第2表示モジュール240は、その削除された付箋を、その付箋が動画像に貼り付けられた日時を示す時間軸上で確認できるように表示する。「時間軸上で確認できるように付箋を表示」の具体例については、図11等の例を用いて後述する。
構成表示モジュール250は、その削除された付箋間に関連付けがなされていた場合は、その関連付けられていることを示す画像を、時間軸上に表示するようにしてもよい。「関連付けられていることを示す画像」の具体例については、図12(b)の例を用いて後述する。
図3は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
動画・付箋処理装置100、個人端末150A、個人端末150B、個人端末150C、個人端末150D、個人端末150E、教師用端末350は、通信回線390を介してそれぞれ接続されている。通信回線390は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、動画・付箋処理装置100による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
各個人端末150は、各ユーザーの操作にしたがって、動画・付箋処理装置100内の動画像を再生し、その動画像に対して付箋を貼り付ける。他の人が添付した付箋を表示してもよい。ここで、他の人として、同じグループ内のユーザーとしてもよい。
一般のユーザー(例えば、生徒等)とは異なるユーザー(例えば、教師等)が用いる教師用端末350があってもよい。教師用端末350は、個人端末150と同等の機能を有するが、例えば、さらに、後述する図13、図14の例に示すような画像を表示するようにしてもよい。
図7は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS802では、動画・付箋処理装置100の表示情報構成モジュール105は、動画コンテンツの視聴処理を開始する。
ステップS804では、個人端末150の動画・付箋操作モジュール160は、付箋挿入操作であるか否かを判断し、付箋挿入操作である場合はステップS806へ進み、それ以外の場合はステップS812へ進む。例えば、後述するように付箋挿入ボタン1120が押下されたことを検知すればよい。
ステップS806では、個人端末150の動画・付箋操作モジュール160は、ユーザーの操作にしたがって、付箋を作成する。
ステップS808では、動画・付箋処理装置100の表示情報構成モジュール105(付箋第1表示モジュール220)は、付箋を表示する。
ステップS810では、動画・付箋処理装置100の付箋作成・処理モジュール120は、操作履歴を記録する。
ステップS812では、動画・付箋処理装置100の表示情報構成モジュール105は、動画が終了したか否かを判断し、終了した場合は処理を終了し(ステップS899)、それ以外の場合はステップS804へ戻る。
図8は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS902では、付箋貼付時抽出モジュール210は、表示切換の条件を満たしたか否かを判断し、満たした場合はステップS904へ進み、それ以外の場合は満たすまで待機する。
ステップS904では、付箋第2表示モジュール240は、貼り付けられた付箋を縮小する。
ステップS906では、付箋第2表示モジュール240は、タイムライン上の各貼り付け時に相当する位置に縮小付箋を表示する。
ステップS908では、付箋貼付時抽出モジュール210は、貼り付けられた付箋を削除する。
図9は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図8の例に示すフローチャートにステップS1006からステップS1010までの処理を付加したものである。
ステップS1002では、付箋貼付時抽出モジュール210は、表示切換の条件を満たしたか否かを判断し、満たした場合はステップS1004へ進み、それ以外の場合は満たすまで待機する。
ステップS1004では、付箋第2表示モジュール240は、貼り付けられた付箋を縮小する。
ステップS1006では、表示切換モジュール230は、付箋間に構造化関係があるか否かを判断し、ある場合はステップS1008へ進み、それ以外の場合はステップS1012へ進む。
ステップS1008では、構成表示モジュール250は、構造化関係を示す画像を作成する。
ステップS1010では、構成表示モジュール250は、タイムライン上の該当章に相当する位置にその画像を表示する。
ステップS1012では、付箋第2表示モジュール240は、タイムライン上の各貼り付け時に相当する位置に縮小付箋を表示する。
ステップS1014では、付箋貼付時抽出モジュール210は、貼り付けられた付箋を削除する。
図10は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
図10(a)の例は、図7の例に示したフローチャートによる処理例を示している。ここでは、個人端末150の画面1110に動画像を再生し、ユーザーの操作によって付箋挿入ボタン1120が押下された後に、付箋1132等が作成され、その付箋1132等を表示していることを示している。
図10(b)の例は、図9の例に示したフローチャートによる処理例を示している。ここでは、動画像の再生が1章から2章にかわったことを条件として、タイムライン領域1130を表示している。タイムライン領域1130内には、時間軸1135を表示し、付箋が貼り付けられた日時を示す位置に、縮小付箋1140、縮小付箋1142、構造化付箋表示画像1146、縮小付箋1148、縮小付箋1150を表示している。縮小付箋1140等は、付箋1132等を内容を含めて縮小したものであってもよいし、付箋であることを表す単なる矩形(元の付箋1132等よりも小さく、中身はない矩形)であってもよいし、付箋1132等の色、枠線の種類等を反映した矩形であってもよい。また、付箋内からキーワード(名詞、動詞等)を抽出して、そのキーワードを縮小した付箋内に表示するようにしてもよい。キーワードの抽出は、自然言語処理における形態素解析等を用いて、単語等に分解し、予めキーワードを記憶する辞書を用いて抽出すればよい。構造化付箋表示画像1146は、付箋を貼り付けた際に、付箋間が構造化された場合に表示するものである。
図11は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
図11(a)の例は、既に、他の人によって付箋が貼り付けられた動画像を再生している場合を示している。そして、縮小付箋1224が貼り付けられた経過時間になった場合は、その縮小付箋1224の元の付箋1134を表示する。この付箋1134の位置は、貼り付けられた位置を再現する。再現には、操作ログテーブル700を用いればよい。このように、動画像の再生が進むにつれ、既に貼り付けられた付箋を、その貼り付けられた経過時間に表示する。なお、図11(a)の例に示すように、動画像上に表示されている付箋1134とタイムライン領域1130内の縮小付箋1224の関係を示す矢印等を表示するようにしてもよい。
図11(b)の例は、図11(a)の例に示す状態から時間が経過して(表示切替の条件を満たしたので)、付箋1132を縮小して、タイムライン領域1130内に表示したことを示している。なお、動画像上の付箋1132、付箋1134は消去している。
付箋1132の貼り付け時は付箋1134の貼り付け時と同じ頃であるので、縮小付箋1224(付箋1134の縮小付箋)と時間軸1135上でほぼ同じ位置に、縮小付箋1228(付箋1132の縮小付箋)を表示している。
図12は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
図12(a)の例は、付箋1350と付箋1352との間で関連付けの操作を行ったことを示している。具体的には、ユーザーの操作によって、付箋1352から付箋1350への接続線1354が指定されたことを示している。例えば、付箋1350を親として、付箋1352を子とした木構造とすることを示している。なお、構造化は、木構造に限られず、ネットワーク(網)構造等であってもよい。
図12(b)の例は、図12(a)の例に示す状態から時間が経過して(表示切替の条件を満たしたので)、タイムライン領域1130内に、関連付けられていることを示す構造化付箋表示画像1346を表示したことを示している。なお、動画像上の付箋1350、付箋1352は消去している。
ここで、構造化付箋表示画像1346の全体の枠は台形状にしている。つまり、縮小付箋1324、縮小付箋1328が貼り付けられた構造化付箋表示画像1346を時間軸1135上に立てかけたように見せるものである。つまり、時間軸1135に対して、時間軸1135がある平面(画面)に対して斜め方向に構造化付箋表示画像1346があるかのように見せるものである。このような表示にすることによって、画面を覆い隠すことなく、関連付けの構造を示せるようになる。なお、縮小付箋1324、縮小付箋1328に対しても、構造化付箋表示画像1346と同様の図形になるように、アフィン変換によって図形を変形してもよい。また、構造化付箋表示画像1346内には、付箋1350と付箋1352との間の構造を示す表示を行う。具体的には、付箋間の接続線を表示する。さらに、親子関係を示す場合には、親となる付箋を上にし、子となる付箋を下になるように、構造化付箋表示画像1346内で付箋の位置を変更してもよい。
なお、接続線による付箋間の関連付けは、タイムライン領域1130内の縮小付箋に対しても行うことができるようにしてもよい。その場合、関連付けを行った付箋のうち、切り替え条件を満たした後に貼り付けられた付箋が発生することになる。しかし、関連付けされた付箋群は、1つの構造化付箋表示画像1346に表示した方が、理解しやすくなる。そこで、関連付けされた付箋群の中で最も早く貼り付けられた日時の位置の時間軸上に、構造化付箋表示画像1346を表示する。
図13は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
教師用端末350(又は個人端末150)は、図13の例に示す画面1400を表示する。画面1400には、表示情報構成モジュール105が作成したスイムレーンチャートを表示している。スイムレーンチャートとは、個人端末150のユーザー毎に、付箋を時間軸上の貼り付けられた日時の位置に表示したものである。なお、時間軸は、経過時間の代わりに動画像のチャプターで表示してもよい。そして、チャプター毎に枠(例えば、1章領域1450の枠線等)を描画してもよい。
図13の例では、3人のA君用領域1410、B君用領域1420、C子用領域1430を並べて表示している。そして、「1章」(チャプター)の1章領域1450では、付箋(疑問)1412、付箋(疑問)1422、付箋(疑問)1432が貼り付けられたことを示している。また、「2章」(チャプター)の2章領域1452では、付箋(疑問)1414が貼り付けられ、付箋(疑問)1424は、「2章」と「3章」の間の時間に貼り付けられたことを示している。教師用端末350のユーザー(教師)は、章毎、生徒毎の付箋の貼り付けを確認することができるようになる。
図14は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
教師用端末350(又は個人端末150)は、図14の例に示す画面1500を表示する。画面1500には、表示情報構成モジュール105が作成したスイムレーンチャートを表示している。ここでのスイムレーンチャートでは、関連付けが行われた付箋を主に表示している。例えば、付箋(疑問)1522を親として、付箋(アドバイス)1512、付箋(ヒント)1532が貼り付けられたこと等がわかるようになり、生徒の予習の質、生徒間の関係等を判断できるようになる。
図15は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
教師用端末350(又は個人端末150)は、図15の例に示す画面1600を表示する。画面1600の内容は、表示情報構成モジュール105が作成したものであり、付箋を2次元の台紙上に貼り付け、付箋を用いた議論を行えるようにしたものである。
例えば、事象Aの分析として、付箋(ポイント)1612、付箋(考察)1614、付箋(気づき)1616、付箋(ポイント)1618、付箋(推敲)1620のグループを作成し、事象Bの分析として、付箋(ポイント)1632、付箋(気づき)1634、付箋(考察)1636のグループを作成したことを示している。例えば、生徒のグループによる授業(議論)に用いることができる。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図16に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1701を用い、記憶装置としてRAM1702、ROM1703、HD1704を用いている。HD1704として、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。表示情報構成モジュール105、付箋管理モジュール110、動画処理モジュール115、付箋作成・処理モジュール120、表示モジュール155、動画・付箋操作モジュール160等のプログラムを実行するCPU1701と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1702と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1703と、動画情報記憶モジュール125、付箋情報記憶モジュール130、操作情報記憶モジュール135等の機能を有する補助記憶装置(フラッシュ・メモリ等であってもよい)であるHD1704と、キーボード、マウス、タッチスクリーン、マイク等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置1706と、CRT、液晶ディスプレイ、スピーカー等の出力装置1705と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1707、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1708により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図16に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図16に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図16に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分又は全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…動画・付箋処理装置
105…表示情報構成モジュール
110…付箋管理モジュール
115…動画処理モジュール
120…付箋作成・処理モジュール
125…動画情報記憶モジュール
130…付箋情報記憶モジュール
135…操作情報記憶モジュール
150…個人端末
155…表示モジュール
160…動画・付箋操作モジュール
210…付箋貼付時抽出モジュール
220…付箋第1表示モジュール
230…表示切換モジュール
240…付箋第2表示モジュール
250…構成表示モジュール
350…教師用端末
390…通信回線

Claims (6)

  1. 動画像を再生し、該動画像上に付箋を貼り付ける貼付手段と、
    予め定められた条件に合致した場合に、前記動画像上から貼り付けられた付箋を削除する削除手段と、
    前記動画像の再生の経過時間を示す時間軸を表示し、前記削除手段によって削除された付箋が該動画像に貼り付けられた日時に該当する該時間軸上の位置に、該付箋の存在を確認できるように表示する表示手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記予め定められた条件として、貼り付けが行われた後から予め定められた時間が経過していることとする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記予め定められた条件として、貼り付けが行われた後であって、前記動画像内の予め定められた区切りに到達した場合とする、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記予め定められた条件として、貼り付けられている付箋数が予め定められた数よりも多い又は以上であることとする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記貼付手段は、付箋間を関連付ける処理を行い、
    前記表示手段は、削除された付箋間に関連付けがなされていた場合は、該関連付けられていることを示す画像を、前記時間軸上に表示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータを、
    動画像を再生し、該動画像上に付箋を貼り付ける貼付手段と、
    予め定められた条件に合致した場合に、前記動画像上から貼り付けられた付箋を削除する削除手段と、
    前記動画像の再生の経過時間を示す時間軸を表示し、前記削除手段によって削除された付箋が該動画像に貼り付けられた日時に該当する該時間軸上の位置に、該付箋の存在を確認できるように表示する表示手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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