JP2014153640A - カメラ装置 - Google Patents

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Kazuyuki Terai
和幸 寺井
Shusaku Nakada
周作 中田
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Abstract

【課題】レンズ制御ICの処理負担を軽減できるカメラ装置を提供する。
【解決手段】本開示のカメラ装置は、レンズと、レンズを駆動するアクチュエータと、自装置に発生する角速度を検出するジャイロセンサと、ジャイロセンサで検出した角速度に基づいて、レンズのレンズ移動ベクトルを算出する算出手段と、算出手段で算出されたレンズ移動ベクトルをPWM信号に変換する変換手段と、変換手段によって変換されたPWM信号をアクチュエータに入力する入力手段と、を備える。そして変換手段は、レンズ移動ベクトルをPWM信号に変換する際、ゼロクロス歪み補正と、当該ゼロクロス歪み補正の過補正と、を変換後のPWM信号に追加する。
【選択図】図3

Description

本発明は、カメラ装置に関し、特に、デジタルスチルカメラ、ムービー、一眼レフカメラ、スマートフォンに関する。
従来のカメラ装置は、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1では、カメラに用いられるレンズの駆動摩擦を考慮して、アクチュエータに入力する信号を調整する技術が開示されている。
特開2009−223280号公報
しかしながら、特許文献1に記載のカメラ装置では、回路が複雑となり、レンズ制御IC(特許文献1ではCPU)の処理負担が大きくなるという課題がある。
そこで、本開示では、レンズ制御ICの処理負担を軽減できるカメラ装置を提供する。
本開示のカメラ装置は、レンズと、レンズを駆動するアクチュエータと、自装置に発生する角速度を検出するジャイロセンサと、ジャイロセンサで検出した角速度に基づいて、レンズのレンズ移動ベクトルを算出する算出手段と、算出手段で算出されたレンズ移動ベクトルをPWM信号に変換する変換手段と、変換手段によって変換されたPWM信号をアクチュエータに入力する入力手段と、を備える。そして変換手段は、レンズ移動ベクトルをPWM信号に変換する際、ゼロクロス歪み補正と、当該ゼロクロス歪み補正の過補正と、を変換後のPWM信号に追加する。
このようにすれば、PWM信号に対して、ゼロクロス歪み補正によって過補正するだけで、容易にレンズの摩擦を考慮したレンズの手振れ補正制御を行うことができる。
カメラ100の構成を示す図 カメラ100の機能ブロック図 駆動ドライバ部620におけるゼロクロス歪み補正及び過補正を説明するための図
(実施の形態1)
以下、図面を用いて具体的構成を説明する。
[1.カメラ100の構成(図1)]
図1にカメラ100の構成図を示す。カメラ100は、アクチュエータ210、ホールセンサ220、レンズ230、撮像ユニット300、ジャイロセンサ400、LSI500、レンズ制御IC600、カードインターフェース700、モニタ800、及び、操作部900を備えている。
アクチュエータ210は、コイルとマグネットで構成され、コイルに電流を流すことで、レンズ230のレンズ駆動を実現する。ホールセンサ220は、レンズ230の移動位置を検出するためのホールセンサである。ホールセンサ220は、レンズ230の位置が変化すると、磁束の変化を検出して、レンズ230の移動を検出する。レンズ230は、補正レンズである。
ここで本実施の形態では、OISユニットは、ヨー方向に平行移動させる第1のアクチュエータと、ピッチ方向に平行移動させる第2のアクチュエータが存在する。ここで、レンズは、カメラ100の正姿勢において、移動の中心が、ヨー方向の場合、レンズ移動ベクトルの「0」であり、ピッチ方向の場合、レンズ移動ベクトルの「10」となっている。
撮像ユニット300は、レンズ230から取り込まれた光学画像を光電変換するための撮像素子である。ジャイロセンサ400は、カメラ本体のブレを角速度として検出するためのセンサである。LSI500は、各入力信号のデジタル処理を行うためのLSIである。レンズ制御IC600は、LSI500からの指令信号を基に各アクチュエータを駆動させるドライブ信号を出力するICである。カードインターフェース700は、撮像ユニット300で撮影された画像をデータとして保存するためのメモリカードソケットを有している。
モニタ800は、撮像ユニット300で撮影された画像の確認と各操作の確認のためのモニタである。
操作部900は、レンズのズーム駆動レバー、シャッターボタン、各種動作ボタンを有している。
[2.カメラ100の機能ブロック(図2)]
図2にカメラ100の機能ブロックを示す。ジャイロセンサ400は、カメラ本体のブレを角速度信号として出力する。LSI500は、ジャイロセンサ400から受け取った角速度信号を、レンズの指令値に変換する。レンズの指令値は、レンズをどの位置に動かすかを示す信号である。つまり、レンズの指令値は、レンズの目標点となる情報である。なお、LSI500は、角速度信号に対して、位相補償、積分補償、ゲイン調整等を施すように構成されている。LSI500によって出力されたレンズの指令値は、レンズ制御IC600に入力される。
レンズ制御IC600において、調整部610は、入力された指令値を受け取る。また、調整部610は、ホールセンサ220から出力されたレンズ位置を取得する。そして、調整部610は、指令値とレンズ位置との差分を見て、レンズの移動に必要なベクトル(レンズ移動ベクトル)を算出する。
なお、調整部610におけるレンズ移動ベクトルは、ヨー方向の移動ベクトルと、ピッチ方向の移動ベクトルと、に分割されて算出される。算出されたレンズ移動ベクトルは、駆動ドライバ部620に転送される。
そして、駆動ドライバ部620は、ヨー方向のレンズ移動ベクトルに基づいて、第1アクチュエータ(ヨー方向)を制御するためのPWM信号(ヨー方向)を生成する。同様に、駆動ドライバ部620は、
ピッチ方向のレンズ移動ベクトルに基づいて、第2アクチュエータ(ピッチ方向)を制御するためのPWM信号(ピッチ方向)を生成する。
まず、駆動ドライバ部620によるPWM信号(ヨー方向)の生成方法を説明する。一般的に、PWM信号は、信号の立ち上がりがなまってしまう傾向がある(図3のD)。したがって、駆動ドライバ部620のような回路には、ゼロクロス歪み補正という回路が備わっている。具体的にゼロクロス歪み補正の回路では、図3(E)に示すように、図3(D)に対して、デューティ比(周期分のON時間の幅)を増やすようにしている。これによって、立ち上がり時のなまりの影響を少なくしている。なお、ゼロクロス歪み補正は、出力したいデューティ比が小さい場合に、特に有効である。これは、デューティ比が小さい場合、出力したいON時間に対するなまりの割合が大きくなってしまうからである。すなわち、ゼロクロス歪み補正を行わない場合、図3(A)に示すように、レンズ移動ベクトルが小さい範囲において、PWM信号の歪みが特に大きくなる。一方、レンズ移動ベクトルが大きい範囲においては、PWM信号の歪みは小さくなる。すなわち、ゼロクロス歪み補正の回路は、レンズ移動ベクトルが小さい範囲の歪みを補正することに特化した回路といえる。ここで、なまり影響を無くすようにゼロクロス歪み補正を行うと、レンズ移動ベクトルに対するPWM信号の出力値は、図3(B)のようになる。
更に、駆動ドライバ部620のゼロクロス歪み補正の回路では、レンズ摩擦の影響を減らすため、なまり影響以上に、デューティ比を増やすようにしている(図3(F))。このようにデューティ比を調整することで、レンズ移動ベクトルに対するPWM信号の出力値は、図3(C)のようになる。つまり、レンズ移動ベクトルの「0」付近でPWM信号のデューティ比が大きく増える。一方、レンズ移動ベクトルが大きい付近では、PWM信号のデューティ比は小さく増える。すなわち、ゼロクロス歪み補正の回路で過補正するだけで、レンズが摩擦によって動き難いといった影響をより減らすことができるようになる。すなわち、レンズを移動させる距離が小さい場合、摩擦の影響を大きく受けて、レンズが動かないといった懸念が存在していた。しかし、実施の形態のように、ゼロクロス歪み補正の回路で過補正を施すことによって、このような課題を改善することができる。
なお、駆動ドライバ部620は、第2アクチュエータ(ピッチ方向)に対しては、上述した過補正の制御を行わないように制御している。これは、ゼロクロス歪み補正の回路が、レンズ移動ベクトルの「0」を中心に、補正できる回路だからである。
このように駆動ドライバ部620で生成されるドライブ信号であるPWM信号がアクチュエータ210に入力される。

(他の実施の形態)
本開示では、実施の形態1の変形として、様々な形態が考えられる。
例えば、本実施の形態では、ヨー方向にのみ過補正を施すようにした。しかし、他の形態として、ピッチ方向においても過補正を施すようにしてもよい。
さらに、他の形態として、正姿勢の場合にのみ、ヨー方向に過補正を施すようにしてもよい。
本開示は、デジタルスチルカメラ、ムービー、一眼レフカメラ、スマートフォン等に適用可能である。
100 カメラ
210 アクチュエータ
220 ホールセンサ
230 レンズ
300 撮像ユニット
400 ジャイロセンサ
500 LSI
600 レンズ制御IC
610 調整部
620 駆動ドライバ部
700 カードインターフェース
800 モニタ
900 操作部

Claims (3)

  1. カメラ装置であって、
    レンズと、
    前記レンズを駆動するアクチュエータと、
    自装置に発生する角速度を検出するジャイロセンサと、
    前記ジャイロセンサで検出した角速度に基づいて、前記レンズのレンズ移動ベクトルを算出する算出手段と、
    前記算出手段で算出されたレンズ移動ベクトルをPWM信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換されたPWM信号をアクチュエータに入力する入力手段と、
    を備え、
    前記変換手段は、前記レンズ移動ベクトルを前記PWM信号に変換する際、ゼロクロス歪み補正と、当該ゼロクロス歪み補正の過補正と、を変換後のPWM信号に追加する、
    カメラ装置。
  2. 前記レンズの位置の検出を行う位置検出手段を更に備え、
    前記算出手段は、前記位置検出手段で検出されたレンズの位置に基づいて、前記レンズのレンズ移動ベクトルを算出する、
    請求項1に記載のカメラ装置。
  3. 自装置が正姿勢か否かを判別する判別手段を更に備え、
    前記変換手段は、前記正姿勢を検知した場合にのみ、前記過補正を追加する、
    請求項1に記載のカメラ装置。
JP2013025198A 2013-02-13 2013-02-13 カメラ装置 Pending JP2014153640A (ja)

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