JP2014153585A - 信号入力端子制御装置、画像処理装置、プロジェクタ装置、信号入力端子制御方法及び信号入力端子制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、複数の信号入力端子の有効/無効を適切に設定して、選択的に信号を取り込む。
【解決手段】プロジェクタ装置1は、その信号入力端子制御部40が、映像入力端子部3の信号が入力される複数の信号入力端子毎に、外部からの有効/無効の設定に応じて、信号入力の有効/無効を映像音声制御部34で制御し、各信号入力端子に対する映像音声制御部34による信号入力の有効/無効に対する外部からの設定を有効/無効キー入力部32aが受け付ける。そして、信号入力端子制御部40は、映像音声制御部34が各信号入力端子からの信号入力の有無を判定し、有効/無効キー入力部32aによる信号入力端子毎の外部からの設定に対する受付の許否を、該信号入力端子に関する信号入力の有無の判定結果に基づいて制御する。
【選択図】 図3
【解決手段】プロジェクタ装置1は、その信号入力端子制御部40が、映像入力端子部3の信号が入力される複数の信号入力端子毎に、外部からの有効/無効の設定に応じて、信号入力の有効/無効を映像音声制御部34で制御し、各信号入力端子に対する映像音声制御部34による信号入力の有効/無効に対する外部からの設定を有効/無効キー入力部32aが受け付ける。そして、信号入力端子制御部40は、映像音声制御部34が各信号入力端子からの信号入力の有無を判定し、有効/無効キー入力部32aによる信号入力端子毎の外部からの設定に対する受付の許否を、該信号入力端子に関する信号入力の有無の判定結果に基づいて制御する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、信号入力端子制御装置、画像処理装置、プロジェクタ装置、信号入力端子制御方法及び信号入力端子制御プログラムに関し、詳細には、複数の信号入力端子のうち、有効/無効を適切に設定して、信号を取り込む信号入力端子制御装置、画像処理装置、プロジェクタ装置、信号入力端子制御方法及び信号入力端子制御プログラムに関する。
プロジェクタ装置、画像形成装置、コンピュータ等の画像処理装置や映像出力装置は、複数の信号入力端子を備え、複数の信号入力端子に接続される信号ケーブルの外部端子から並列的に、または、選択的に信号を取り込んで、取り込んだ信号に種々の信号処理を施している。
例えば、プロジェクタ装置は、コンピュータ等からのRGB端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子、ビデオ端子等の映像、音声、画像等の信号入力端子を備えており、ユーザは、これらの複数の信号入力端子に、選択的にまたは並列的に映像、音声、画像等を出力する機器からの信号ケーブルの外部端子を接続する。
プロジェクタ装置は、端子に接続された信号ケーブルを通して機器から送られてくる信号に基づいて、映像、画像を投影出力し、また、音声を出力する。
ところが、プロジェクタ装置は、複数の信号入力端子を備えているが、全ての信号入力端子が正常に機能しているとは限らず、信号入力端子が故障等で正常に機能していない異常状態の場合がある。
このような場合、ユーザは、信号入力端子が異常状態であるにもかかわらず、信号が入力されない原因が分からないため、種々の箇所の調査/確認を行う。例えば、ユーザは、接続している信号ケーブルに断線や接触不良があるか否か、接続している外部機器から信号が出力されているか否か等を確認する。その結果、作業性が悪く、作業時間も不必要に長時間を要するという問題があった。このような作業を行って、異常状態の信号入力端子を見つけ出した場合、その信号入力端子に異常である旨を記載したラベルを貼る等の対応をしない限り、ユーザが変るたびに、同じような調査確認作業を行うこととなる。
そして、従来、画像信号が入力される複数の入力端子と、前記複数の入力端子の中から1つの入力端子を選択する入力選択部と、前記入力選択部で選択された入力端子に入力される画像信号に基づいて、画像を表示する画像表示部と、入力操作を受け付ける入力操作部と、前記入力操作部に対する入力操作に基づいて、前記入力選択部に選択させる入力端子を順次切り替える制御部と、前記複数の入力端子のうち、指定された入力端子を無効にする入力端子無効化部と、を備え、前記制御部は、前記複数の入力端子のうち、前記入力端子無効化部で無効とされたものを除く入力端子の中から、1つの入力端子を前記入力選択部に選択させる画像表示装置が提案されている(特許文献1参照)。
すなわち、この従来技術は、複数ある信号入力端子を個別に無効に設定可能とし、無効に設定された信号入力端子を除く信号入力端子の中から、1つの信号入力端子を、画像信号を入力する信号入力端子として選択させている。
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、複数ある信号入力端子を個別に無効に設定可能とし、無効に設定された信号入力端子を除く信号入力端子の中から、1つの信号入力端子を画像信号を入力する信号入力端子として選択させている。したがって、ユーザの設定ミスにより意図しない信号入力端子を無効に設定したり、無効に設定すべき信号入力端子が有効に設定される誤設定を防止することができない。その結果、信号ケーブル、接続機器をも調査確認する作業が必要となり、作業性が悪く、作業時間も長時間かかるという問題があった。
そこで、本発明は、信号入力端子の有効/無効を正確に設定することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の信号入力端子制御装置は、信号が入力される複数の信号入力端子と、外部からの有効/無効の設定に応じて、前記信号入力端子毎に信号入力の有効/無効を制御する入力信号有効/無効制御手段と、前記各信号入力端子に対する前記入力信号有効/無効制御手段による信号入力の有効/無効に対する外部からの設定を受け付ける有効/無効設定受付手段と、前記各信号入力端子からの信号入力の有無を判定する信号有無判定手段と、前記有効/無効設定受付手段による前記信号入力端子毎の外部からの前記設定に対する受付の許否を、該信号入力端子に関する前記信号有無判定手段の判定結果に基づいて制御する有効/無効設定受付制御手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、信号入力端子の有効/無効を正確に設定することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図14は、本発明の信号入力端子制御装置、画像処理装置、プロジェクタ装置、信号入力端子制御方法及び信号入力端子制御プログラムの一実施例を示す図であり、図1は、本発明の信号入力端子制御装置、画像処理装置、プロジェクタ装置、信号入力端子制御方法及び信号入力端子制御プログラムの一実施例を適用したプロジェクタ装置1のブロック構成図である。
図1において、プロジェクタ装置1は、主制御部2、映像入力端子部3、映像音声処理部4、音声出力ユニット5、操作制御部6、光学制御部7、光学ユニット8、ランプ駆動部9及びランプ10等を備えている。
映像入力端子部3は、例えば、図2に示すように、信号入力端子として、コンピュータ用端子T1、T2、HDMI端子T3及びビデオ端子T4が設けられている。本実施例では、各信号入力端子T1〜T4を識別するために、識別子Nが付与されていて、コンピュータ用端子T1に、N=1、コンピュータ用端子T2に、N=2、HDMI端子T3に、N=3、ビデオ端子T4に、N=4がそれぞれ割り振られている。
映像入力端子部3には、各信号入力端子T1〜T4への信号ケーブル(図示略)の外部端子が接続されているか否かを検出する接続検出スイッチSW1、SW2、SW3、SW4が設けられている。接続検出スイッチ(端子接続検出手段)SW1〜SW4は、ON/OFFスイッチであり、信号ケーブルの外部端子が未接続の状態では、OFFとなって、電圧レベルがLowの検出信号を主制御部2へ出力する。接続検出スイッチSW1〜SW4は、信号ケーブルの外部端子が接続されている状態では、ONとなって、電圧レベルがHighの検出信号を主制御部2へ出力する。
映像入力端子部3の各信号入力端子T1〜T4は、後述するように、有効に設定されていて、かつ、正常であると、接続される信号ケーブルの外部端子から入力される信号(映像信号、音声信号)を映像音声処理部4へ出力する。そして、各信号入力端子T1〜T4に接続される外部端子の信号ケーブルは、コンピュータ、映像信号をHDMIケーブルで出力する映像機器、映像信号を、ビデオケーブルで出力する映像機器等の映像信号出力機器(外部装置)に接続されている。
映像音声処理部4は、映像入力端子部3の各信号入力端子T1〜T4から入力される映像信号出力機器からの映像信号をRGBのデジタル映像データに変換して、主制御部2に出力する。また、映像音声処理部4は、映像入力端子部3の各信号入力端子T1〜T4から入力される映像信号出力機器からの音声信号及び主制御部2から入力される音声信号を、音声データをD/A(デジタル/アナログ)変換して、音声出力ユニット5に出力する。
音声出力ユニット5は、増幅器、スピーカ等を備えており、映像音声処理部4から入力されるアナログの音声信号に応じて、音声を拡声出力する。
主制御部2は、CPU(Central Processing Unit )21、ROM(Read Only Memory)22、SRAM(Static Random Access Memory)23及びNVRAM(Non-Volatile Random Access Memory)24等を備えている。
ROM22は、プロジェクタ装置1としての基本プログラム及び本発明の信号入力端子制御プログラム等のプログラム及び必要なシステムデータが格納されている。SRAM23は、各処理における一時的に記憶する。
NVRAM24は、プロジェクタ装置1の電源がオフの場合にも記憶しておくべきデータ、例えば、後述する信号入力端子T1〜T4の有効/無効の設定状態等を記憶する。
CPU21は、ROM22内のプログラムに基づいて、SRAM23をワークメモリとして利用して、プロジェクタ装置1の各部を制御して、プロジェクタ装置1としての基本処理を実行するとともに、本発明の信号入力端子制御方法を実行する。
すなわち、プロジェクタ装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の信号入力端子制御方法を実行する信号入力端子制御プログラムを読み込んでROM22等に導入することで、後述する信号入力端子T1〜T4の有効/無効を正確に設定する信号入力端子制御方法を実行する信号入力端子制御装置を搭載した画像処理装置及びプロジェクタ装置として構築されている。この信号入力端子制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
そして、主制御部2は、映像音声処理部4から転送されてくるRGB映像データを表示するために、ランプ駆動部9及び光学制御部7を制御する。
ランプ駆動部9は、主制御部2とランプ10に接続され、主制御部2の制御下で、ランプ10の点灯制御を行う。ランプ10は、通常のランプの他にLED(Light Emitting Diode)、レーザ光源等が用いられ、投影用の映像光を光学ユニット8に出射する。
光学制御部7は、主制御部2と光学ユニット8に接続され、主制御部2の制御下で、光学ユニット8を制御する。
光学ユニット8は、液晶ライトバルブ、カラーホイール(色を選択する際に表示される円形のカラーチャート)、DMD(Digital Micromirror Device)等を備えているとともに、映像をスクリーンSCに表示するための映像光を反射するミラー、拡大/縮小用のレンズ等を備えている。
光学制御部7は、光学ユニット8の液晶ライトバルブの駆動制御、カラーホイール、DMDの駆動制御等を行って、ランプ10からの映像光の透過等を制御して、スクリーンSCへ投影する映像光を制御する。
操作制御部6は、図3に示すように、複数のキーを有するキーボード6aと状態情報等の各種情報を表示する表示部6bを備えており、表示部6bは、例えば、LEDが用いられている。キーボード6aは、プロジェクタ装置1の電源をON/OFFする電源キー、各種設定を行うメニューキー、↓キー、↑キー、←キー、→キー、決定キー、入力信号の切り替えを行うインプットキー等が設けられている。
主制御部2は、この操作制御部6及び後述するリモコンRCによる各種設定、入力切替時の映像データを、OSD(On Screen Display)処理により、スクリーンSC上に形成する。
また、プロジェクタ装置1は、図1及び図3に示すように、リモコンRCによって動作を制御することができる。リモコンRCは、操作制御部6と同じ機能を有する電源キー、メニューキー、↓キー、↑キー、←キー、→キー、決定キー及び各信号入力端子T1〜T4を切り替えるキー、数字入力の0〜9キー等が設けられている。リモコンRCは、各キーが操作されると、操作されたキーに対応するコードを、例えば、赤外線によるコードデータとして、操作制御部6へ送信する。操作制御部6は、リモコンRCからコードデータを受信すると、受信したコードデータを、主制御部2へ通知する。
そして、上記主制御部2は、図3に示すように機能ブロック構成されており、表示制御部31、入力キー判断部32、OSD(On Screen Display)処理部33、映像音声制御部34及び音声出力制御部35等を備えている。
表示制御部31は、映像音声制御部34の制御下で、操作制御部6のLED(Light Emitting Diode)やLCD(Liquid Crystal Display)が用いられている表示部6bの点灯制御を行い、ユーザに各種情報を表示させる。特に、表示制御部31は、本発明の映像入力端子部3の各信号入力端子T1〜T4の有効/無効を正確に設定するのに必要な情報を、表示部6bに表示させる。
入力キー検知判断部32は、操作制御部6のキーボード6a及びリモコンRCにおけるキー入力を検知し、検知結果をOSD処理部33及び映像音声制御部34に出力する。入力キー検知判断部32は、有効/無効キー入力部32aを備えている。有効/無効キー入力部(有効/無効設定受付手段)32aは、キーボード6aまたはリモコンRCの所定のキー操作を、後述する映像音声制御部34による信号入力の有効/無効に対する設定操作として検知して、検知結果を映像音声制御部34に出力する。有効/無効キー入力部32aは、この有効/無効キーとしては、例えば、キーボード6aまたはリモコンRCによる「123」の3つの特定数字キーが連続入力されたことを有効キーが押されたと判断する。また、有効/無効キー入力部32aは、キーボード6aまたはリモコンRCによる「456」の3つの特定数字キーが連続入力されたことを、無効キーが押されたと判断する。
また、入力キー検知判断部32及び有効/無効キー入力部32aは、リモコンRCからの赤外線データの入力によって、上記リモコンRCの操作を検知する。
OSD処理部33は、入力キー検知判断部32から操作制御部6やリモコンRCの操作データを受け取って、各種設定内容や入力切替時の映像データをOSD処理して、映像音声制御部34に出力し、スクリーンSC上に表示させる。OSD処理部33は、無効表示映像データ形成部33aを備えている。無効表示映像データ形成部33aは、無効となっている信号入力端子T1〜T4が、操作制御部6やリモコンRCで選択されたり、該信号入力端子T1〜T4に外部入力端子が接続されると、無効表示映像データを形成し、映像音声制御部34に転送する。この無効表示映像データは、例えば、例えば、「この端子は無効です。使用できません」等である。
映像音声制御部(入力信号有効/無効制御手段、信号有無判定手段)34は、計時部34a、カウント部34b及び有効/無効設定可否判断部34cを備えており、プロジェクタ装置1の映像と音声の入出力を制御する。
計時部(無信号時間計時手段、有信号時間計時手段)34aは、後述するように、切り替えによって選択した信号入力端子T1〜T4からの信号入力が無い時間である無信号時間t1及び選択された信号入力端子T1〜T4に入力信号が入力されている有信号時間t2を計測する。
カウント部34bは、プロジェクタ装置1の電源がONされてから選択された信号入力端子T1〜T4の切替回数をカウントする。
有効/無効設定可否判断部(有効/無効設定受付制御手段)34cは、選択された信号入力端子T1〜T4に入力信号が入力されていると、有効/無効設定否と判断し、入力信号が無いときには、有効/無効設定可と判断する。映像音声制御部34は、有効/無効設定可否判断部34cが有効/無効設定可と判断した場合に、入力キー検知判断部32からの有効/無効キーを受け付ける。映像音声制御部34は、受け付けた有効/無効キーと、NVRAM24に格納されている有効/無効判定データIN(N=1〜4)に基づいて、OSD処理部33からの無効表示映像データを表示する/しないの制御、NVRAM24への有効/無効判定データIN(N=1〜4)の格納を行う。ここで、有効/無効判定データIN(N)は、信号入力端子T1〜T4が有効であると、「0」、無効であると、「1」である。
すなわち、映像音声制御部34は、外部である操作制御部6やリモコンRCからの有効/無効の設定に応じて、信号入力端子T1〜T4毎に信号入力の有効/無効を制御する入力信号有効/無効制御手段及び各信号入力端子T1〜T4からの信号入力の有無を判定する信号有無判定手段として機能している。
音声出力制御部35は、映像音声制御部34から入力される音声データを、映像音声処理部4に出力する。
映像入力端子部3は、接続有無検知部(端子接続検出手段)3aを備えており、この接続有無検知部3aは、上記接続検出スイッチSW1〜SW4を総称したものである。接続有無検知部3aは、上述のように、各信号入力端子T1〜T4への信号ケーブルの外部端子が接続されているか否かを接続検出スイッチSW1〜SW4によって検出して、電圧レベルがHigh(接続状態)とLow(未接続状態)に変化する検出信号を主制御部2の映像音声制御部34へ出力する。
上記主制御部2及び映像入力端子部3は、全体として、信号入力端子制御部(信号入力端子制御装置)40として機能している。そして、プロジェクタ装置1は、信号入力端子制御部40を搭載して該信号入力端子制御部40によって有効/無効の制御される信号入力端子からの信号を処理して映像を投影するプロジェクタ装置となっている。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のプロジェクタ装置1は、信号入力端子T1〜T4の有効/無効を正確に設定する。
すなわち、プロジェクタ装置1は、信号入力端子T1〜T4に接続される信号ケーブルの外部端子から入力される映像信号や音声信号を、信号処理して、スクリーンSCに映像を投影し、音声出力ユニット5から音声を拡声出力する。
ところが、信号入力端子T1〜T4は、故障等で信号の受け渡しを行うことができない無効状態になることがある。
プロジェクタ装置1は、このような無効状態の信号入力端子T1〜T4に映像信号や音声信号を入力するケーブルの外部端子が接続されても、映像信号や音声信号が正常に入力されない。
そこで、プロジェクタ装置1は、従来のように、ユーザが、接続している信号ケーブルに断線や接触不良があるか否か、接続機器から信号が出力されているか否か等を確認することなく、信号入力端子T1〜T4の有効/無効を正確に設定することを可能としている。
そして、プロジェクタ装置1は、NVRAM24に、各信号入力端子T1〜T4の有効/無効判定データIN(N)の初期状態として、有効であることを示す「0」が設定されているが、図4及び図5に示すような、信号入力端子判定処理を行うことで、信号入力端子T1〜T4の有効無効を判定して、判定結果をNVRAM24に登録する。なお、以下の説明において、変数Nは、信号入力端子T1〜T4のうちどの信号入力端子T1〜T4であるかを示し、有効/無効判定データIN(N)は、Nの示す信号入力端子T1〜T4の有効/無効判定データが、有効「0」であるか、無効「1」であるかを示している。また、変数Mは、信号入力端子数、すなわち、信号入力端子T1〜T4の数であり、本実施例の場合、「4」が、予めNVRAM24に格納されている。
すなわち、図4において、主制御部2は、プロジェクタ装置1の電源がONされて起動されると、信号入力端子判定処理を開始する。プロジェクタ装置1は、信号入力端子判定処理を開始すると、まず、映像音声制御部34が、SRAM23に、N=1として設定し、変数Mに、NVRAM24から読み込んだ「4」を設定する(ステップS101)。次に、映像音声制御部34は、表示する信号入力端子T1〜T4を、「1」を設定したN番目の信号入力端子T1〜T4に切り替える(ステップS102)。
映像音声制御部34は、有効/無効判定データIN(N)が、「1」であるかチェックし(ステップS103)、「0」(ステップS103で、NO)であと、該信号入力端子T1〜T4からの映像表示データをランプ駆動部9、光学制御部7を制御して光学ユニット8からスクリーンSCに表示する(ステップS104)。
映像音声制御部34は、ステップS103で、有効/無効判定データIN(N)が、「1」であると(ステップS103で、YESであると)、該信号入力端子T1〜T4が無効に設定されているので、入力信号をOFFする(ステップS105)。映像音声制御部34は、その後、該信号入力端子T1〜T4からの映像表示データを無信号でランプ駆動部9、光学制御部7を制御して光学ユニット8からスクリーンSCに表示する(ステップS104)。
映像音声制御部34は、映像を表示させると、選択された信号入力端子T1〜T4の入力信号が有るか無いか、すなわち、信号入力端子T1〜T4の有効/無効の設定が可能であるか否か(有効/無効設定可であるか否か)を判定する(ステップS106)。
ステップS106で、入力信号が有ると、映像音声制御部34は、信号入力端子T1〜T4の故障ではなく有効/無効設定否と判断(ステップS106で、YESと判断)して、ユーザによるインプットキー入力を待つ(ステップS107)。
ステップS107で、インプットキーが入力されないとき(ステップS107で、NOのとき)には、映像音声制御部34は、ステップS103に戻って、上記同様の処理を行う(ステップS103〜ステップS107)。
ステップS107で、インプットキーが入力されると(ステップS107で、YESのとき)、映像音声制御部34は、変数Nを「1」だけインクリメントする(N=N+1)(ステップS108)。映像音声制御部34は、変数Nをインクリメントすると、変数Nが変数Mになったか、すなわち、信号入力端子T1〜T4の数Mに到達したかチェックする(ステップS109)。
ステップS109で、変数Nが変数Mに到達していないとき(ステップS109で、NOのとき)には、映像音声制御部34は、ステップS102に戻って、表示する信号入力端子T1〜T4を、該N番目の信号入力端子T1〜T4に切り替える処理から上記同様に処理する(ステップS102〜S109、S201)。
ステップS109で、変数Nが変数Mに到達していると(ステップS109で、YESのとき)、映像音声制御部34は、一連の信号入力端子判定処理を終了し、必要に応じて、同様の信号入力端子判定処理を行う。
ステップS106で、入力信号が無いときには、映像音声制御部34は、NVRAM24に格納されている現在の該信号入力端子T1〜T4の状態である有効/無効判定データIN(N)を読み取り、「1」であるか判定する(ステップS110)。
ステップS110で、有効/無効判定データIN(N)が「0」のとき(ステップS110で、NOのとき)には、映像音声制御部34は、無効に設定されていないので、ユーザによって有効/無効キーが入力されたかチェックする(ステップS111)。映像音声制御部34は、この有効/無効キーが入力されたか否かを、有効/無効キー入力部32aからの通知によって判断する。
ステップS111で、所定時間内に、有効/無効キーが入力されないとき(ステップS111で、NOのとき)には、映像音声制御部34は、ステップS107に移行して、インプットキーが入力されたかのチェックから上記同様に処理する(ステップS107〜S109、S101〜S111)。
ステップS111で、有効/無効キーが入力されると(ステップS111で、YESのとき)、映像音声制御部34は、該信号入力端子T1〜T4の現在の有効/無効判定データIN(N)が有効であるので、無効に設定にするために、NVRAM24の有効/無効判定データIN(N)に、「1」を設定して格納する(ステップS112)。
次に、映像音声制御部34は、該信号入力端子T1〜T4を無効に設定した旨をOSD処理部33に通知する。OSD処理部33は、信号入力端子T1〜T4を無効にした旨の通知があると、無効表示映像データ形成部33aに該信号入力端子T1〜T4が無効である旨の無効表示映像データを映像音声制御部34へ出力させる。
映像音声制御部34は、無効表示映像データが入力されると、スクリーンSCへ無効表示映像データを表示する無効表示を行う(ステップS113)。この無効表示映像データは、例えば、「この入力は故障しています。使用できません。」等である。この無効表示は、例えば、図6に示すように、信号入力端子T1〜T4を特定する情報、無効に設定した理由、無効を解消するための措置及び次の信号入力端子判定処理を行う信号入力端子T1〜T4を選択する方法の各情報を表示している。
映像音声制御部34は、無効表示を表示すると、ステップS107に移行して、インプットキーが入力されたかのチェックから上記同様に処理する(ステップS107〜S109、S101〜S113)。
ステップS110で、有効/無効判定データIN(N)が「1」のときには、NVRAM24の有効/無効判定データIN(N)が既に無効に設定されているので、映像音声制御部34は、該信号入力端子T1〜T4の現在の有効/無効判定データIN(N)が無効に設定されている旨をOSD処理部33に通知する。OSD処理部33は、信号入力端子T1〜T4が無効である旨の通知があると、無効表示映像データ形成部33aに該信号入力端子T1〜T4が無効である旨の無効表示映像データを映像音声制御部34へ出力させる。映像音声制御部34は、無効表示映像データが入力されると、スクリーンSCへ無効表示映像データを表示する無効表示を行う(ステップS114)。この無効表示映像データは、上記同様に、例えば、「この入力は故障しています。使用できません。」等である。
映像音声制御部34は、無効表示を行うと、有効/無効キーが入力されたかチェックする(ステップS115)。
ステップS115で、有効/無効キーが入力されないとき(ステップS115で、NOのとき)には、映像音声制御部34は、該信号入力端子T1〜T4の故障等が解消されていないと判断して、そのまま図4のステップS107に移行して、上記同様の処理を行う(ステップS107〜S109、S101〜S115)。
ステップS115で、有効/無効キーが入力されると(ステップS115で、YESのとき)、映像音声制御部34は、該信号入力端子T1〜T4の故障等が解消されたと判断して、NVRAM24の有効/無効判定データIN(N)に、「0」を設定して格納する(ステップS116)。
映像音声制御部34は、有効/無効判定データIN(N)に「0」を設定すると、無効表示を解除して(ステップS117)、図4のステップS107に戻って、インプットキーが入力されたかのチェックから上記同様に処理する(ステップS107〜S109、S101〜S117)。
なお、上記説明においては、信号入力端子T1〜T4が無信号であるときに、有効/無効キーが操作されることを条件として、その信号入力端子T1〜T4の信号入力を無効に設定している。信号入力端子T1〜T4の信号入力を無効に設定する方法としては、上記方法に限るものではない。例えば、図7及び図8に示すように、判定対象の信号入力端子T1〜T4の判定を開始した時からの経過時間(無信号継続時間)を計時して予め設定されている閾値時間t1の間無信号状態が経過すると、自動的に無効設定するようにしてもよい。なお、図7及び図8において、図4及び図5と同様の処理ステップには、同一のステップナンバを付与して、その説明を簡略化する。
すなわち、図7に示すように、主制御部2は、プロジェクタ装置1が起動されて信号入力端子判定処理を開始すると、まず、映像音声制御部34が、SRAM23に、N=1として設定し、変数Mに、NVRAM24から読み込んだ「4」を設定する(ステップS101)。次に、映像音声制御部34は、表示する信号入力端子T1〜T4を、「1」に設定したN番目の信号入力端子T1〜T4に切り替える(ステップS102)。
映像音声制御部34は、計時部34aのTIMER1(N)をクリアした後、計時を開始させる(ステップS201)。このTIMER1(N)は、N番目の信号入力端子T1〜T4に切り替えてから当該信号入力端子T1〜T4に入力信号が無く、無効設定されていない閾値時間t1を計時するタイマである。
映像音声制御部34は、TIME1R(N)をスタートさせると、有効/無効判定データIN(N)が、「1」であるかチェックする(ステップS103)。
ステップS103で、有効/無効判定データIN(N)が、「0」であると、映像音声制御部34は、該信号入力端子T1〜T4からの映像表示データをランプ駆動部9、光学制御部7を制御して光学ユニット8からスクリーンSCに表示する(ステップS104)。
映像音声制御部34は、ステップS103で、有効/無効判定データIN(N)が、「1」であると、入力信号をOFFにし(ステップS105)、該信号入力端子T1〜T4からの映像表示データを無信号でランプ駆動部9、光学制御部7を制御して光学ユニット8からスクリーンSCに表示する(ステップS104)。
映像音声制御部34は、映像を表示させると、選択された信号入力端子T1〜T4の入力信号が有るか否か(有効/無効設定可であるか否か)を判定する(ステップS106)。
ステップS106で、入力信号が有ると、映像音声制御部34は、信号入力端子T1〜T4の有効/無効設定否と判断して、ユーザによるインプットキー入力を待つ(ステップS107)。
ステップS107で、インプットキーが入力されないときには、映像音声制御部34は、ステップS103に戻って、上記同様の処理を行う(ステップS103〜ステップS107)。
ステップS107で、インプットキーが入力されると、映像音声制御部34は、変数Nを「1」だけインクリメントし(N=N+1)(ステップS108)、変数Nが変数Mになったかチェックする(ステップS109)。
ステップS109で、変数Nが変数Mに到達していないときには、映像音声制御部34は、ステップS102に戻って、表示する信号入力端子T1〜T4を、次のN番目の信号入力端子T1〜T4に切り替える処理から上記同様に処理する(ステップS102〜S109)。
ステップS109で、変数Nが変数Mに到達していると、映像音声制御部34は、一連の信号入力端子判定処理を終了し、必要に応じて、ステップS101に戻って同様の信号入力端子判定処理を行う。
ステップS106で、入力信号が無いときには、映像音声制御部34は、NVRAM24に格納されている現在の該信号入力端子T1〜T4の状態である有効/無効判定データIN(N)を読み取り、「1」であるか判定する(ステップS110)。
ステップS110で、有効/無効判定データIN(N)が「0」のときには、該信号入力端子T1〜T4は無効に設定されていないので、映像音声制御部34は、上記TIMER1(N)が閾値時間t1を計時したかチェックする(ステップS202)。
映像音声制御部34は、ステップS202で、TIMER1(N)が閾値時間t1になっていないとき(ステップS202で、NOのとき)には、ユーザによって有効/無効キーが入力されたかチェックする(ステップS111)。
ステップS111で、有効/無効キーが入力されないときには、映像音声制御部34は、ステップS107に移行して、インプットキーが入力されたかのチェックから上記同様に処理する(ステップS107〜S109、S101〜S111、S201、S202、)。
ステップS202で、TIMER1(N)が閾値時間t1を計時すると(ステップS202で、YESのとき)、映像音声制御部34は、有効/無効キーの操作を確認することなく、該信号入力端子T1〜T4の現在の有効/無効判定データIN(N)が有効であるので、無効に設定にするために、NVRAM24の有効/無効判定データIN(N)に、「1」を設定して格納する(ステップS112)。
次に、映像音声制御部34は、上述のようにして、スクリーンSCへ無効表示映像データを表示する無効表示を行い(ステップS113)、ステップS107に移行する。
ステップS111で、有効/無効キーが入力されると、映像音声制御部34は、該信号入力端子T1〜T4の現在の有効/無効判定データIN(N)が有効であるので、NVRAM24の有効/無効判定データIN(N)に、無効「1」を設定して格納する(ステップS112)。
次に、映像音声制御部34は、上述のようにして、スクリーンSCへ無効表示映像データを表示する無効表示を行い(ステップS113)、ステップS107に移行する。
ステップS110で、有効/無効判定データIN(N)が「1」のときには、該信号入力端子T1〜T4が既に無効に設定されているので、映像音声制御部34は、図8に示すように、スクリーンSCへの無効表示を行う(ステップS114)。
映像音声制御部34は、無効表示を行うと、有効/無効キーが入力されたかチェックする(ステップS115)。
ステップS115で、有効/無効キーが入力されないときには、映像音声制御部34は、故障等が解消されていないと判断して、そのまま図7のステップS107に移行して、上記同様の処理を行う(ステップS107〜S109、S101〜S115、S201、S202)。
ステップS115で、有効/無効キーが入力されると、映像音声制御部34は、該信号入力端子T1〜T4の故障等が解消されたと判断して、NVRAM24の有効/無効判定データIN(N)に、「0」を設定して格納する(ステップS116)。
映像音声制御部34は、有効/無効判定データIN(N)に「0」を設定すると、無効表示を解除して(ステップS117)、図7のステップS107に戻って、インプットキーが入力されたかのチェックから上記同様に処理する(ステップS107〜S109、S101〜S117、S201、S202)。
さらに、上記各説明では、無効に設定されている信号入力端子T1〜T4に信号が回復しても、有効/無効キーで有効「0」に設定されるまでは、無効の状態であるが、図9〜図11に示すように、自動で有効に設定してもよい。なお、図9及び図10は、上記図7及び図8の場合に適用したものであり、図7及び図8と同様の処理ステップには、同一のステップナンバを付与して、その説明を簡略化する。
すなわち、図9に示すように、主制御部2は、プロジェクタ装置1が起動されて信号入力端子判定処理を開始すると、まず、映像音声制御部34が、SRAM23に、N=1として設定し、変数Mに、NVRAM24から読み込んだ「4」を設定する(ステップS101)。次に、映像音声制御部34は、表示する信号入力端子T1〜T4を、N番目の信号入力端子T1〜T4に切り替える(ステップS102)。
映像音声制御部34は、計時部34aのTIMER1(N)をクリアした後、計時を開始させる(ステップS201)。また、映像音声制御部34は、計時部34aのTIMER2(N)をクリアした後、計時を開始させる(ステップS301)。このTIMER2(N)は、N番目の無効の信号入力端子T1〜T4に切り替えてから当該信号入力端子T1〜T4に入力信号が入力されてからの経過時間である閾値時間t2を計時するタイマである。
映像音声制御部34は、TIME1R(N)及びTIMER2をスタートさせると、有効/無効判定データIN(N)が、「1」であるかチェックする(ステップS103)。
ステップS103で、有効/無効判定データIN(N)が、「0」であると、映像音声制御部34は、上述のように、該信号入力端子T1〜T4からの映像表示データをスクリーンSCに表示する(ステップS104)。
映像音声制御部34は、ステップS103で、有効/無効判定データIN(N)が、「1」であると、入力信号をOFFにし(ステップS105)、該信号入力端子T1〜T4からの映像表示データをスクリーンSCに表示する(ステップS104)。
映像音声制御部34は、映像を表示させると、選択された信号入力端子T1〜T4の入力信号が有るか否か(有効/無効設定可であるか否か)を判定する(ステップS106)。
ステップS106で、入力信号が有ると、映像音声制御部34は、ユーザがインプットキーを入力したかチェックし(ステップS107)、インプットキーが入力されないと、ステップS103に戻って、上記同様の処理を行う(ステップS103〜ステップS107)。
ステップS107で、インプットキーが入力されると、映像音声制御部34は、変数Nを「1」だけインクリメントし(N=N+1)(ステップS108)、変数Nが変数Mになったかチェックする(ステップS109)。
ステップS109で、変数Nが変数Mに到達していないときには、映像音声制御部34は、ステップS102に戻って、表示する信号入力端子T1〜T4を、次のN番目の信号入力端子T1〜T4に切り替える処理から上記同様に処理する(ステップS102〜S109、S201、S301)。
ステップS109で、変数Nが変数Mに到達していると、映像音声制御部34は、一連の信号入力端子判定処理を終了し、必要に応じて、同様の信号入力端子判定処理を行う。
ステップS106で、入力信号が無いときには、映像音声制御部34は、NVRAM24に格納されている現在の該信号入力端子T1〜T4の状態である有効/無効判定データIN(N)を読み取り、「1」であるか判定する(ステップS110)。
ステップS110で、有効/無効判定データIN(N)が「0」のときには、該信号入力端子T1〜T4は無効に設定されていないので、映像音声制御部34は、上記TIMER1(N)が閾値時間t1を計時したかチェックする(ステップS202)。
ステップS202で、TIMER1(N)が閾値時間t1になっていないときには、映像音声制御部34は、ユーザによって有効/無効キーが入力されたかチェックする(ステップS111)。
ステップS111で、有効/無効キーが入力されないときには、映像音声制御部34は、ステップS107に移行して、上記同様に処理する(ステップS107〜S109、S101〜S111、S201、S202、S301)。
ステップS111で、有効/無効キーが入力されると、映像音声制御部34は、該信号入力端子T1〜T4の現在の有効/無効判定データIN(N)が有効であるので、NVRAM24の有効/無効判定データIN(N)に、無効「1」を設定して格納する(ステップS112)。
次に、映像音声制御部34は、上述のようにして、スクリーンSCへ無効表示映像データを表示する無効表示を行い(ステップS113)、ステップS107に移行する。
ステップS202で、TIMER1(N)が閾値時間t1を計時すると、映像音声制御部34は、有効/無効キーの操作を確認することなく、NVRAM24の有効/無効判定データIN(N)に、「1」を設定して格納する(ステップS112)。
次に、映像音声制御部34は、上述のようにして、スクリーンSCへ無効表示映像データを表示する無効表示を行い(ステップS113)、ステップS107に移行する。
ステップS110で、有効/無効判定データIN(N)が「1」のときには、該信号入力端子T1〜T4が既に無効に設定されているので、映像音声制御部34は、図10に示すように、スクリーンSCへの無効表示を行う(ステップS114)。
映像音声制御部34は、無効表示を行うと、入力信号OFFを解除し(ステップS302)、判定中の信号入力端子T1〜T4から入力信号が有るかチェックする(ステップS303)。
ステップS303で、入力信号が無いときには、映像音声制御部34は、有効/無効キーが入力されたかチェックする(ステップS115)。
ステップS115で、有効/無効キーが入力されないときには、映像音声制御部34は、故障等が解消されていないと判断して、そのまま図9のステップS107に移行して、上記同様の処理を行う(ステップS107〜S109、S101〜S115、S201、S202、S301〜S303)。
ステップS115で、有効/無効キーが入力されると、映像音声制御部34は、該信号入力端子T1〜T4の故障等が解消されたと判断して、NVRAM24の有効/無効判定データIN(N)に、「0」を設定して格納する(ステップS116)。
映像音声制御部34は、有効/無効判定データIN(N)に「0」を設定すると、無効表示を解除して(ステップS117)、図9のステップS107に戻って、インプットキーが入力されたかのチェックから上記同様に処理する(ステップS107〜S109、S101〜S117、S201、S202、S301〜S303)。
ステップS303で、入力信号が有るときには、映像音声制御部34は、信号入力端子T1〜T4に入力信号が有る旨の表示映像データをスクリーンSCへ表示する入力信号有り表示を行う(ステップS304)。この入力信号有り表示は、例えば、図11に示すように、判定対象の信号入力端子T1〜T4が無効に設定されている旨、入力信号が確認されている旨、その後有効にされる旨、強制的に有効にする場合は有効/無効キーを操作する旨、そして、次の信号入力端子T1〜T4の判定に映るには、インプットの操作を促す旨の表示である。
映像音声制御部34は、入力信号有り表示を行うと、上記TIMER2(N)が閾値時間t2を計時したかチェックする(ステップS305)。
ステップS305で、TIME2(N)が閾値時間t2になっていないとき(ステップS305で、NOのとき)には、映像音声制御部34は、そのまま図9のステップS107に移行して、上記同様の処理を行う(ステップS107〜S109、S101〜S115、S201、S202、S301〜S305)。
ステップS115で、有効/無効キーが入力されると、映像音声制御部34は、該信号入力端子T1〜T4の故障等が解消されたと判断して、NVRAM24の有効/無効判定データIN(N)に、「0」を設定して格納する(ステップS116)。
映像音声制御部34は、有効/無効判定データIN(N)に「0」を設定すると、無効表示を解除して(ステップS117)、図9のステップS107に戻って、インプットキーが入力されたかのチェックから上記同様に処理する(ステップS107〜S109、S101〜S117、S201、S202、S301〜S305)。
そして、ステップS305で、TIME2(N)が閾値時間t2に到達すると(ステップS305で、YESのとき)、映像音声制御部34は、有効/無効キーが操作されるのを待つことなく、NVRAM24の有効/無効判定データIN(N)に、「0」を設定して格納する(ステップS116)。
映像音声制御部34は、有効/無効判定データIN(N)に「0」を設定すると、無効表示を解除して(ステップS117)、図9のステップS107に戻って、インプットキーが入力されたかのチェックから上記同様に処理する(ステップS107〜S109、S101〜S117、S201、S202、S301〜S305)。
また、上記各説明では、信号入力端子T1〜T4の判定対象として選択された回数を問題とすることなく、インプットキーが操作されることを条件として、次の信号入力端子T1〜T4の有効/無効の判定を行っている。無効状態の信号入力端子T1〜T4の判定を、12及び図13に示すように、判定回数に基づいて切り替えて、有効/無効判定を行ってもよい。なお、図12及び図13は、上記図9及び図10の場合に適用したものであり、図9及び図10と同様の処理ステップには、同一のステップナンバを付与して、その説明を簡略化する。
すなわち、図12に示すように、主制御部2は、プロジェクタ装置1が起動されて信号入力端子判定処理を開始すると、まず、映像音声制御部34が、カウンタのカウント値CNTを「1」に設定する(ステップS401)。このカウンタは、無効状態に設定されている信号入力端子T1〜T4の判定処理を行う閾値回数CNT_MAXをカウントするカウンタであり、閾値回数CNT_MAXは、予め信号入力端子T1〜T4毎にNVRAM24に格納されている。
次に、映像音声制御部34は、SRAM23に、N=1として設定し、変数Mに、NVRAM24から読み込んだ「4」を設定する(ステップS101)。
映像音声制御部34は、表示する信号入力端子T1〜T4を、N番目の信号入力端子T1〜T4に切り替える(ステップS102)。
映像音声制御部34は、計時部34aのTIMER1(N)をクリアした後、計時を開始させる(ステップS201)。また、映像音声制御部34は、計時部34aのTIMER2(N)をクリアした後、計時を開始させる(ステップS301)。
映像音声制御部34は、TIME1R(N)及びTIMER2をスタートさせると、有効/無効判定データIN(N)が、「1」であるかチェックする(ステップS103)。
ステップS103で、有効/無効判定データIN(N)が、「0」であると、映像音声制御部34は、上述のように、該信号入力端子T1〜T4からの映像表示データをスクリーンSCに表示する(ステップS104)。
映像音声制御部34は、ステップS103で、有効/無効判定データIN(N)が、「1」であると、カウンタのカウント値CNTが、予め設定されてNVRAM24に格納されている閾値回数CNT_MAXになったかチェックする(ステップS402)。
ステップS402で、カウント値CNTが閾値回数CNT_MAXに達していないときには、入力信号をOFFにし(ステップS105)、該信号入力端子T1〜T4からの映像表示データをスクリーンSCに表示する(ステップS104)。
映像音声制御部34は、映像を表示させると、以降、図12及び図13に示すように、図9及び図10の場合と同様の端子判定処理を行なう(ステップS106〜S117、S202、S302〜S305)。
そして、ステップS109で、変数Nが変数Mに到達していると、映像音声制御部34は、カウンタのカウント値CNTを「1」だけインクリメント(CTN=CTN+1)する(ステップS403)。映像音声制御部34は、ステップS101に戻って、SRAM23に、N=1として設定し、変数Mに、NVRAM24から読み込んだ「4」を設定する処理から上記同様に処理する。
ステップS402で、カウンタのカウント値CNTが閾値回数CNT_MAXになると(ステップS402で、YESのとき)、映像音声制御部34は、判定処理を飛ばして、ステップS108に移行して、変数Nを「1」だけインクリメント(N=N+1)する処理から上記同様に処理する。
そして、映像音声制御部34は、上記各信号入力端子判定処理における有効/無効設定可否判定処理(ステップS106)を、図14に示すように、接続有無検知部3aによる各接続検出スイッチSW1〜SW4の外部端子の検出結果と、該接続検出スイッチSW1〜SW4に対応する信号入力端子T1〜T4からの信号の有無に基づいて行う。
すなわち、映像音声制御部34は、その有効/無効設定可否判断部34cが、図14に示すように、まず、各接続検出スイッチSW1〜SW4の検出結果に基づいて、信号ケーブルの外部端子が、判定対象の信号入力端子T1〜T4に接続されているかチェックする(ステップS501)。
ステップS501で、信号ケーブルの外部端子が接続されていないとき(ステップS501で、NOのとき)には、有効/無効設定可否判断部34cは、有効/無効を判定することができないため、有効/無効設定否と判定して処理を終了する(ステップS502)。
ステップS501で、信号ケーブルの外部端子が接続されているとき(ステップS501で、YESのとき)には、有効/無効設定可否判断部34cは、該信号入力端子T1〜T4からの入力信号が有るかチェックする(ステップS503)。
ステップS503で、該信号入力端子T1〜T4からの入力信号が有るときには、有効/無効設定可否判断部34cは、その信号入力端子T1〜T4は有効であるため、無効に設定することができないので、有効/無効設定否と判定して処理を終了する(ステップS502)。
ステップS503で、該信号入力端子T1〜T4からの入力信号が無いときには、有効/無効設定可否判断部34cは、その信号入力端子T1〜T4が故障等であるため、無効に設定する必要があるので、有効/無効設定可と判定して処理を終了する(ステップS504)。
なお、上記説明においては、プロジェクタ装置1に適用した場合について説明したが、プロジェクタ装置1に限るものではなく、外部から映像信号等の信号が入力される複数の信号入力端子の有効/無効を設定する信号入力端子制御装置及び該信号入力端子制御装置を搭載する画像処理装置一般に適用することができる。
このように、本実施例のプロジェクタ装置1は、その信号入力端子制御部(信号入力端子制御装置)40が、信号が入力される複数の信号入力端子T1〜T4と、外部からの有効/無効の設定に応じて、信号入力端子T1〜T4毎に信号入力の有効/無効を制御する映像音声制御部(入力信号有効/無効制御手段)34と、各信号入力端子T1〜T4に対する映像音声制御部34による信号入力の有効/無効に対する外部からの設定を受け付ける有効/無効キー入力部(有効/無効設定受付手段)32aと、各信号入力端子T1〜T4からの信号入力の有無を判定する映像音声制御部(信号有無判定手段)34と、有効/無効キー入力部32aによる信号入力端子T1〜T4毎の外部からの前記設定に対する受付の許否を、該信号入力端子T1〜T4に関する前記信号有無判定手段としての映像音声制御部34の判定結果に基づいて制御する有効/無効設定可否判断部(有効/無効設定受付制御手段)34cと、を備えている。
したがって、複数の信号入力端子T1〜T4からの信号入力の有無に基づいて該信号入力端子T1〜T4に対する有効/無効設定の許否を制御することができ、信号入力端子T1〜T4の有効/無効を正確に設定することができる。
また、本実施例のプロジェクタ装置1は、その信号入力端子制御部40が、信号が入力される複数の信号入力端子T1〜T4毎に、外部からの有効/無効の設定に応じて、信号入力の有効/無効を制御する入力信号有効/無効制御処理ステップと、各信号入力端子T1〜T4に対する前記入力信号有効/無効制御処理ステップによる信号入力の有効/無効に対する外部からの設定を受け付ける有効/無効設定受付処理ステップと、各信号入力端子T1〜T4からの信号入力の有無を判定する信号有無判定処理ステップと、前記有効/無効設定受付処理ステップによる信号入力端子T1〜T4毎の外部からの前記設定に対する受付の許否を、該信号入力端子T1〜T4に関する前記信号有無判定処理ステップでの判定結果に基づいて制御する有効/無効設定受付制御処理ステップと、を有する信号入力端子制御方法を実行している。
したがって、複数の信号入力端子T1〜T4からの信号入力の有無に基づいて該信号入力端子T1〜T4に対する有効/無効設定の許否を制御することができ、信号入力端子T1〜T4の有効/無効を正確に設定することができる。
さらに、本実施例のプロジェクタ装置1は、その信号入力端子制御部40が、CPU21等の制御プロセッサに、信号が入力される複数の信号入力端子T1〜T4毎に、外部からの有効/無効の設定に応じて、信号入力の有効/無効を制御する入力信号有効/無効制御処理と、各信号入力端子T1〜T4に対する前記入力信号有効/無効制御処理による信号入力の有効/無効に対する外部からの設定を受け付ける有効/無効設定受付処理と、各信号入力端子T1〜T4からの信号入力の有無を判定する信号有無判定処理と、前記有効/無効設定受付処理による信号入力端子T1〜T4毎の外部からの前記設定に対する受付の許否を、該信号入力端子T1〜T4に関する前記信号有無判定処理での判定結果に基づいて制御する有効/無効設定受付制御処理と、を実行させる信号入力端子制御プログラムを搭載している。
したがって、複数の信号入力端子T1〜T4からの信号入力の有無に基づいて該信号入力端子T1〜T4に対する有効/無効設定の許否を制御することができ、信号入力端子T1〜T4の有効/無効を正確に設定することができる。
また、本実施例のプロジェクタ装置1は、信号入力端子制御部40が、情報を報知出力する操作制御部(報知手段)6を、備え、前記入力信号有効/無効制御手段としての映像音声制御部34が、信号入力端子T1〜T4における信号入力の有効/無効の前記設定に関する情報を、操作制御部6に報知出力させている。
したがって、信号入力端子T1〜T4の有効/無効の設定に関する情報を知ることができるようにすることができ、信号入力端子T1〜T4の有効/無効を正確に設定しつつ、利用性を向上させることができる。
さらに、本実施例のプロジェクタ装置1は、信号入力端子制御部40が、前記信号有無判定手段としての映像音声制御部34が信号無しと判定している無信号状態時間を計測する計時部(無信号時間計測手段)34aと、有効/無効キー入力部32aによる無効設定の受付対象となっている信号入力端子T1〜T4に対する計時部34aによる前記無信号状態時間の計時時間が所定の閾値時間(無効設定時間)t1になると、前記入力信号有効/無効制御手段としての映像音声制御部34における該信号入力端子T1〜T4に対する信号入力制御を無効に設定する映像音声制御部(自動無効設定手段)34と、を備えている。
したがって、無信号状態が閾値時間t1の間継続する信号入力端子T1〜T4を、自動的に無効に設定することができ、信号入力端子T1〜T4の有効/無効を正確に設定しつつ、利用性を向上させることができる。
また、本実施例のプロジェクタ装置1は、信号入力端子制御部40が、前記信号有無判定手段としての映像音声制御部34が信号有りと判定している有信号状態時間を計時する計時部(有信号時間計時手段)34aと、前記有効/無効設定制御手段としての映像音声制御部34による信号入力制御が無効に設定されている信号入力端子T1〜T4に対する該計時部34aによる前記有信号状態時間の計時時間が所定の閾値時間(有効設定時間)t2になると、前記入力信号有効/無効制御手段としての映像音声制御部34における該信号入力端子T1〜T4に対する信号入力制御を有効に設定する映像音声制御部(自動有効設定手段)34と、を備えている。
したがって、無効に設定されている信号入力端子T1〜T4への有信号状態が閾値時間t2の間継続すると、該信号入力端子T1〜T4を、自動的に有効に設定することができ、信号入力端子T1〜T4の有効/無効を正確に設定しつつ、利用性を向上させることができる。
さらに、本実施例のプロジェクタ装置1は、信号入力端子制御部40が、信号入力端子T1〜T4へ信号を送り込む外部入力端子の該信号入力端子T1〜T4への接続の有無を検出する接続有無検知部(端子接続検出手段)3aを備え、映像音声制御部34が、接続有無検知部3aによる前記外部入力端子の接続有無検出結果と前記信号有無判定手段としての映像音声制御部34による前記判定結果に基づいて、有効/無効キー入力部32aによる信号入力端子T1〜T4に対する有効/無効の設定受付の許否を制御している。
したがって、複数の信号入力端子T1〜T4への外部入力端子の接続有無状態と該信号入力端子T1〜T4からの信号入力の有無に基づいて該信号入力端子T1〜T4に対する有効/無効の設定受付の許否を制御することができ、信号入力端子T1〜T4の有効/無効をより一層正確にかつ容易に設定することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 プロジェクタ装置
2 主制御部
3 映像入力端子部
4 映像音声処理部
5 音声出力ユニット
6 操作制御部
6a キーボード
6b 表示部
7 光学制御部
8 光学ユニット
9 ランプ駆動部
10 ランプ
T1、T2 コンピュータ用端子
T3 HDMI端子
T4 ビデオ端子
T1〜T4 信号入力端子
SW1、SW2、SW3、SW4 接続検出スイッチ
21 CPU
22 ROM
23 SRAM
24 NVRAM
31 LED制御部
32 入力キー判断部
32a 有効/無効キー入力部
33 OSD処理部
33a 無効表示映像データ形成部
34 映像音声制御部
34a 計時部 34b カウント部
34c 有効/無効設定可否判断部
35 音声出力制御部
RC リモコン
2 主制御部
3 映像入力端子部
4 映像音声処理部
5 音声出力ユニット
6 操作制御部
6a キーボード
6b 表示部
7 光学制御部
8 光学ユニット
9 ランプ駆動部
10 ランプ
T1、T2 コンピュータ用端子
T3 HDMI端子
T4 ビデオ端子
T1〜T4 信号入力端子
SW1、SW2、SW3、SW4 接続検出スイッチ
21 CPU
22 ROM
23 SRAM
24 NVRAM
31 LED制御部
32 入力キー判断部
32a 有効/無効キー入力部
33 OSD処理部
33a 無効表示映像データ形成部
34 映像音声制御部
34a 計時部 34b カウント部
34c 有効/無効設定可否判断部
35 音声出力制御部
RC リモコン
Claims (9)
- 信号が入力される複数の信号入力端子と、
外部からの有効/無効の設定に応じて、前記信号入力端子毎に信号入力の有効/無効を制御する入力信号有効/無効制御手段と、
前記各信号入力端子に対する前記入力信号有効/無効制御手段による信号入力の有効/無効に対する外部からの設定を受け付ける有効/無効設定受付手段と、
前記各信号入力端子からの信号入力の有無を判定する信号有無判定手段と、
前記有効/無効設定受付手段による前記信号入力端子毎の外部からの前記設定に対する受付の許否を、該信号入力端子に関する前記信号有無判定手段の判定結果に基づいて制御する有効/無効設定受付制御手段と、
を備えていることを特徴とする信号入力端子制御装置。 - 前記信号入力端子制御装置は、
情報を報知出力する報知手段を、
備え、
前記入力信号有効/無効制御手段は、
前記信号入力端子における信号入力の有効/無効の前記設定に関する情報を、前記報知手段に報知出力させることを特徴とする請求項1記載の信号入力端子制御装置。 - 前記信号入力端子制御装置は、
前記信号有無判定手段が信号無しと判定している無信号状態時間を計時する無信号時間計時手段と、
前記有効/無効設定受付手段による無効設定の受付対象となっている前記信号入力端子に対する前記無信号時間計時手段による前記無信号状態時間の計時時間が所定の無効設定時間になると、前記入力信号有効/無効制御手段における該信号入力端子に対する信号入力制御を無効に設定する自動無効設定手段と、
を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の信号入力端子制御装置。 - 前記信号入力端子制御装置は、
前記信号有無判定手段が信号有りと判定している有信号状態時間を計時する有信号時間計時手段と、
前記有効/無効設定制御手段による信号入力制御が無効に設定されている前記信号入力端子に対する前記有信号時間計時手段による前記有信号状態時間の計時時間が所定の有効設定時間になると、前記入力信号有効/無効制御手段における該信号入力端子に対する信号入力制御を有効に設定する自動有効設定手段と、
を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の信号入力端子制御装置。 - 前記信号入力端子制御装置は、
前記信号入力端子へ信号を送り込む外部入力端子の該信号入力端子への接続の有無を検出する端子接続検出手段を備え、
前記有効/無効設定受付制御手段は、
前記端子接続検出手段による前記外部入力端子の接続有無検出結果と前記信号有無判定手段による前記判定結果に基づいて、前記有効/無効設定受付手段による前記信号入力端子に対する有効/無効の設定受付の許否を制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の信号入力端子制御装置。 - 複数の信号入力端子を備え、該信号入力端子から入力される信号を処理するとともに、該信号入力端子の有効/無効を設定する信号入力端子制御部を備えた画像処理装置であって、
前記信号入力端子制御部として、請求項1から請求項5のいずれかに記載の信号入力端子制御装置を備えていることを特徴とする画像処理装置。 - 映像を含む各種信号の入力される複数の信号入力端子を備え、該信号入力端子から入力される信号を処理して映像を投影するとともに、該信号入力端子の有効/無効を設定する信号入力端子制御部を備えたプロジェクタ装置であって、
前記信号入力端子制御部として、請求項1から請求項5のいずれかに記載の信号入力端子制御装置を備えていることを特徴とするプロジェクタ装置。 - 信号が入力される複数の信号入力端子毎に、外部からの有効/無効の設定に応じて、信号入力の有効/無効を制御する入力信号有効/無効制御処理ステップと、
前記各信号入力端子に対する前記入力信号有効/無効制御処理ステップによる信号入力の有効/無効に対する外部からの設定を受け付ける有効/無効設定受付処理ステップと、
前記各信号入力端子からの信号入力の有無を判定する信号有無判定処理ステップと、
前記有効/無効設定受付処理ステップによる前記信号入力端子毎の外部からの前記設定に対する受付の許否を、該信号入力端子に関する前記信号有無判定処理ステップでの判定結果に基づいて制御する有効/無効設定受付制御処理ステップと、
を有していることを特徴とする信号入力端子制御方法。 - 制御プロセッサに、
信号が入力される複数の信号入力端子毎に、外部からの有効/無効の設定に応じて、信号入力の有効/無効を制御する入力信号有効/無効制御処理と、
前記各信号入力端子に対する前記入力信号有効/無効制御処理による信号入力の有効/無効に対する外部からの設定を受け付ける有効/無効設定受付処理と、
前記各信号入力端子からの信号入力の有無を判定する信号有無判定処理と、
前記有効/無効設定受付処理による前記信号入力端子毎の外部からの前記設定に対する受付の許否を、該信号入力端子に関する前記信号有無判定処理での判定結果に基づいて制御する有効/無効設定受付制御処理と、
を実行させることを特徴とする信号入力端子制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013024023A JP2014153585A (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 信号入力端子制御装置、画像処理装置、プロジェクタ装置、信号入力端子制御方法及び信号入力端子制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013024023A JP2014153585A (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 信号入力端子制御装置、画像処理装置、プロジェクタ装置、信号入力端子制御方法及び信号入力端子制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014153585A true JP2014153585A (ja) | 2014-08-25 |
Family
ID=51575489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013024023A Pending JP2014153585A (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 信号入力端子制御装置、画像処理装置、プロジェクタ装置、信号入力端子制御方法及び信号入力端子制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014153585A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015187680A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-29 | セイコーエプソン株式会社 | 表示装置および報知方法 |
-
2013
- 2013-02-12 JP JP2013024023A patent/JP2014153585A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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