JP2014152968A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも寿命が長く、制御が簡易であり、消費電力が低減された空気調和機を得ること。
【解決手段】電源線4、共通線5及び信号線6の3線で接続された室内機2と室外機3のいずれか一方に供給された商用電源7を他方にも供給可能な空気調和機1であって、室内機2は、室外機起動時以外には開放され、電源線4と信号線6の間を開閉可能な室外起動リレー14を備え、室外機3は、停止中には開放され、商用電源7と室外制御部22を該室外制御部22からの指令によって接続する室外リレー25と、共通線5と信号線6に交流電力を供給すると直流電力を生成する半波整流直流電源28と、室外機3の起動時以外には開放され、半波整流直流電源28が直流電力を生成すると、商用電源7と室外制御部22を接続する構成を備える電源供給リレー26と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機に関する。
従来の空気調和機は、例えば、電源線、共通線、信号線の3線で接続された室内機と室外機を備え、室内機は、電源線と信号線の間を開閉する室外起動リレーを備え、室外機は、商用電源と室外機(の室外制御部)との間を開閉する電源供給リレー(突入電流防止リレー及び室外リレー)と、信号線と電源供給リレーコイル(突入電流防止リレーコイル)の間を開閉する電源供給遮断リレーと、を備え、空気調和機の停止中には、電源供給リレー(突入電流防止リレー及び室外リレー)を開放して室外機への給電を停止し、空気調和機の運転開始時には、室外起動リレーを閉じることで電源供給リレー(突入電流防止リレー及び室外リレー)を閉じて室外機へ給電し、室内機と室外機の通信を開始する前に電源供給遮断リレーを開く構成である(例えば、特許文献1を参照)。このような構成とすることで、室内機と室外機が3線で接続されていても、空気調和機の停止時に室外機への給電を停止可能であるため、待機電力を低減することができるとされている。
特開2010−243051号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、室内機と室外機が通信するときには電源供給遮断リレーを開くため、開閉に伴う電源供給遮断リレーの機械的劣化(磨耗、破損など)による寿命の低下が不可避である。また、電源供給遮断リレーを開閉するために、制御が複雑化し、電源供給遮断リレーの開閉に際して電力を消費するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、従来よりも寿命が長く、制御が簡易であり、消費電力が低減された空気調和機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の空気調和機は、室内機2と室外機3を備え、該室内機2と該室外機3は、電源線4、共通線5及び信号線6の3線で接続され、該室内機2及び該室外機3のいずれか一方に供給された商用電源7の電力を他方にも供給可能な空気調和機1であって、前記室内機2は、室外機起動時以外には開放され、前記電源線4と前記信号線6の間を開閉可能な室外起動リレー14を備え、前記室外機3は、停止中には開放され、前記商用電源7と室外制御部22を該室外制御部22からの指令によって接続する室外リレー25と、前記共通線5と前記信号線6に交流電力を供給すると直流電力を生成する(半波整流)直流電源28と、室外機3の起動時以外には開放され、前記(半波整流)直流電源28が直流電力を生成すると、前記商用電源7と前記室外制御部22を接続する構成を備える電源供給リレー26と、を備え、前記商用電源7をオンすると、前記室内制御部12に交流電力が供給され、前記室内機2が外部から運転指令を受けると、前記室外起動リレー14を介して前記電源線4と前記信号線6を接続し、前記(半波整流)直流電源28に交流電力が供給されて直流電力が生成され、前記電源供給リレー26が閉じ、前記室外制御部22からの指令によって前記室外リレー25が閉じ、前記室外起動リレー14が開放されて前記電源線4と前記信号線6の間を開放し、前記電源供給リレー26が開放されることを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも寿命が長く、制御が簡易であり、消費電力が低減された空気調和機を得ることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる空気調和機の電装系統を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1にかかる空気調和機が備える室内通信部を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1にかかる空気調和機が備える室外通信部を示すブロック図である。 図4は、実施の形態1にかかる空気調和機が備える半波整流直流電源を示すブロック図である。 図5は、実施の形態2にかかる空気調和機の電装系統を示すブロック図である。 図6は、実施の形態3にかかる空気調和機の電装系統を示すブロック図である。 図7は、実施の形態4にかかる空気調和機の電装系統を示すブロック図である。 図8は、実施の形態4にかかる空気調和機が備える半波整流直流電源を示すブロック図である。
以下に、本発明にかかる空気調和機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる空気調和機の実施の形態1の電装系統を示すブロック図である。図1に示す空気調和機1は、室内機2と室外機3を備える。
室内機2は、室内端子台11と、室内制御部12と、室内通信部13と、室外起動リレー14と、を備える。室内端子台11は、端子S11,S12,S13を備える。なお、図示していないが、室内機2は、室内熱交換器、室内ファン、センサー、表示部なども備える。
室外機3は、室外端子台21と、室外制御部22と、室外通信部23と、室外電源端子台24と、室外リレー25と、電源供給リレー26と、電源供給リレーコイル27と、半波整流直流電源28と、通信用直流電源29と、を備える。室外端子台21は、端子S21,S22,S23を備える。室外電源端子台24は、端子L,Nを備える。なお、図示していないが、室外機3は、室外熱交換器、圧縮機、室外ファン、リニア電子膨張弁、四方弁、センサー、表示部なども備える。
室内端子台11と室外端子台21は、電源線4、共通線5、信号線6の3線で接続されている。電源線4は、端子S11と端子S21を接続している。共通線5は、端子S12と端子S22を接続している。信号線6は、端子S13と端子S23を接続している。端子Lと端子Nには、商用電源7が接続されている。端子Lには、端子S21が接続されている。端子Nには、端子S22が接続されている。そのため、端子L,Nに接続された商用電源7から供給された交流電力は、電源線4と共通線5を介して室内機2にも供給される。
まず、室内機2が備える各構成について説明する。室内制御部12は、室内機2の動作を制御する。室内制御部12には、電源線4と共通線5を介して、端子S11と端子S12から交流電力が供給される。なお、室内制御部12には、リモコン受信部が含まれており、交流電力の入力側に整流部が設けられていてもよい。
室内通信部13は、室外機3と通信を行う。室内通信部13の一端は端子S12に接続され、室外機3の起動時以外には、他端は室外起動リレー14を介して、端子S13に接続されている。そのため、室内通信部13は、室外機3の起動時以外には、端子S12と端子S22に接続された共通線5と、端子S13と端子S23に接続された信号線6と、を介して室外機3と通信を行う。
室外起動リレー14は、室内通信部13、端子S11、端子S13の間に配されたリレーである。室外起動リレー14は、室外機3の起動時以外には室内通信部13と端子S13を接続し、室外機3の起動時には、室内制御部12によって、端子S11と端子S13を接続するように切り替えが可能な構成である。
次に、室外機3の構成について説明する。室外制御部22は、室外機3の動作を制御する。なお、室外制御部22には、交流電力の入力側に整流部が設けられていてもよい。
室外通信部23は、室内機2と通信を行う。室外通信部23の一端は端子S23に接続され、他端は通信用直流電源29に接続されている。
室外リレー25は、端子Lと室外制御部22の間に配されたリレーである。室外リレー25は、停止時には開放されており、室外制御部22によって開閉が制御される。
電源供給リレー26は、室外リレー25と並列に接続されるよう配されたリレーである。電源供給リレー26は、室外機3の起動時以外には開放されており、電源供給リレーコイル27によって開閉が制御される。なお、電源供給リレー26と直列に突入電流防止抵抗が設けられていてもよい。
電源供給リレーコイル27は、半波整流直流電源28に接続されたリレーコイルである。電源供給リレーコイル27は、半波整流直流電源28から直流電力が供給されると、電源供給リレー26を閉じる。
半波整流直流電源28は、直流電力を生成する。半波整流直流電源28は、端子S22と端子S23の間に配されており、端子S22に印加される電圧が端子S23に印加される電圧よりも高い場合に直流電力を生成する。
通信用直流電源29は、交流電力が供給されると、室外通信部23に直流電力を供給する。通信用直流電源29の一端は端子S22に接続され、他端は室外リレー25及び電源供給リレー26と室外制御部22との間に配されている。室外リレー25及び電源供給リレー26の少なくとも一方が閉じると、商用電源7から通信用直流電源29に交流電力が供給され、通信用直流電源29が、室外通信部23に直流電力を供給する。なお、通信用直流電源29が室外通信部23へ供給する直流電力の電圧は、端子S22の電圧よりも高くなる。
図1に示される空気調和機1の室内外通信回路は、室内機2の室内通信部13、端子S12、端子S13、室外機3の通信用直流電源29、室外通信部23、端子S22、端子S23により構成されている。
図2は、図1の室内通信部13を示すブロック図である。図2に示す室内通信部13は、室内受信ホトカプラ61と、室内送信ホトカプラ62と、電流制限抵抗63と、を備える。室内受信ホトカプラ61は、電流制限抵抗63を介して室外起動リレー14に接続され、室内送信ホトカプラ62は、端子S12に接続されている。室内受信ホトカプラ61は、室外機3から送信された情報を受信し、室内制御部12に伝達する。室内送信ホトカプラ62は、室内制御部12から伝達された情報を室外機3に送信する。
図3は、図1の室外通信部23を示すブロック図である。図3に示す室外通信部23は、室外受信ホトカプラ71と、室外送信ホトカプラ72と、電流制限抵抗73と、を備える。室外受信ホトカプラ71は、電流制限抵抗73を介して端子S23に接続され、室外送信ホトカプラ72は、通信用直流電源29に接続されている。室外受信ホトカプラ71は、室内機2から送信された情報を受信し、室外制御部22に伝達する。室外送信ホトカプラ72は、室外制御部22から伝達された情報を室内機2に送信する。
図4は、図1の半波整流直流電源28を示すブロック図である。図4に示す半波整流直流電源28は、ツェナーダイオード81と、平滑用コンデンサ82と、電流制限抵抗83と、半波整流用ダイオード84と、を備える。ツェナーダイオード81のカソードは端子S22に接続され、アノードは電流制限抵抗83を介して半波整流用ダイオード84のアノードに接続されている。平滑用コンデンサ82は、ツェナーダイオード81に並列に接続されている。半波整流用ダイオード84のアノードは電流制限抵抗83を介してツェナーダイオード81のアノードに接続され、カソードは端子S23に接続されている。なお、ツェナーダイオード81のアノードと電流制限抵抗83の間は、電源供給リレーコイル27に接続されている。半波整流直流電源28では、端子S22に印加される電圧が端子S23に印加される電圧よりも高い場合に、ツェナーダイオード81のツェナー電圧と概ね等しい電圧の直流電力が生成され、該直流電力が電源供給リレーコイル27に出力される。
次に、図1に示す空気調和機1の動作について説明する。まず、商用電源7をオンすると、室外電源端子台24、室外端子台21、電源線4、共通線5及び室内端子台11を介して、室内制御部12に交流電力が供給される。交流電力が供給されると、室内制御部12は、外部から運転指令を受けることが可能となる。ここで、室外リレー25と電源供給リレー26の双方が開放されているため、室外制御部22には交流電力が供給されない。また、室外起動リレー14は、室内通信部13と端子S13を接続している。このとき、室内機2がリモコン等によって外部から運転指令を受けると、室外起動リレー14は、室内制御部12によって、室内通信部13と端子S13の接続を開放し、端子S11と端子S13を接続する。端子S11と端子S13が接続されると、端子S22と端子S23から半波整流直流電源28に交流電力が供給され、半波整流直流電源28が直流電力を生成する。半波整流直流電源28にて生成された直流電力は、電源供給リレーコイル27に出力される。直流電力が入力されることにより、電源供給リレーコイル27は電源供給リレー26を閉じる。電源供給リレー26は、直流電力が入力されている間、閉じる構成である。電源供給リレー26が閉じると、端子Lと室外制御部22が接続され、室外制御部22にも室外電源端子台24から交流電力が供給され、室外制御部22が動作を開始する。動作を開始した室外制御部22は、室外リレー25を閉じる。
その後、室内制御部12は、室外起動リレー14を切り替えて、室内通信部13と端子S13を接続する。すると、半波整流直流電源28への交流電力の供給が停止し、電源供給リレーコイル27への直流電力の供給が停止し、電源供給リレー26は開放される。しかし、室外リレー25が閉じているため、端子Lと室外制御部22は接続されたままであり、室外制御部22及び通信用直流電源29には交流電力が供給され続ける。
このように、室外リレー25及び電源供給リレー26の少なくとも一方が閉じていれば、通信用直流電源29には交流電力が供給され続ける。通信用直流電源29に交流電力が供給されている間は、通信用直流電源29は室外通信部23に直流電力を供給し続ける。そのため、室内機2と室外機3は通信可能であり、空気調和機1を継続して運転させることができる。
なお、通信用直流電源29は、室外端子台21の端子S22よりも高い電圧を室外通信部23に供給する。通信用直流電源29からの直流電力によって、室内外通信回路内の電流は、通信用直流電源29から室外通信部23へ、室外通信部23から端子S23へ、端子S23から信号線6を介して端子S13へ、端子S13から室外起動リレー14へ、室外起動リレー14から室内通信部13へ、室内通信部13から端子S12へ、端子S12から共通線5を介して端子S22へ、端子S22から通信用直流電源29へと流れる。
上述のように、通信時には、端子S23の電圧は端子S22の電圧よりも高くなる。半波整流直流電源28には、半波整流用ダイオード84が設けられており、電流は端子S23から端子S22へは流れない。そのため、通信時には、半波整流直流電源28には電流が流れず、室内外通信回路における通信が阻害されることはない。
空気調和機1の運転停止時には、室外制御部22が室外リレー25を開放する。すると、室外リレー25と電源供給リレー26の双方が開放されることになるため、室外制御部22に交流電力が供給されなくなる。同様に、通信用直流電源29にも交流電力が供給されなくなるため、室内機2と室外機3の通信も停止する。
なお、端子S21と端子Lは接続されているため、上記接続関係の記載において、端子Lを端子S21に代え、端子S21を端子Lに代えてもよいことは当然である。同様に、上記接続関係の記載において、端子Nを端子S22に代え、端子S22を端子Nに代えてもよいことは当然である。
以上説明したように、本実施の形態の空気調和機1では、停止時には、室外リレー25と電源供給リレー26の双方が開放され、室外制御部22と通信用直流電源29に電力が供給されないため、待機電力が削減される。
また、電源供給リレー、電源供給リレーコイル及び半波整流直流電源は、室内外通信回路の通信を阻害しないため、従来例の電源供給遮断リレーに代えて適用することができる。従って、従来例の電源供給遮断リレーが不要となり、開閉に伴う電源供給遮断リレーの機械的劣化(磨耗、破損など)による寿命の低下が起こらず、空気調和機の寿命を長くすることができる。
また、電源供給遮断リレーが不要となることで、室外制御部にて行う制御が簡略化される。制御が簡略化されると、制御仕様の開発工数を削減することもでき、開発期間の短縮も可能となる。
また、電源供給遮断リレーを動作させるための電力消費が不要なため、消費電力を低減することができる。
実施の形態2.
図5は、本発明にかかる空気調和機の実施の形態2の電装系統を示すブロック図である。図5に示す空気調和機では、図1に示す空気調和機とは異なり、商用電源が室内機に接続されている。図5では、図1と同一の部分には同一の符号を付すものとする。
図5の室内機2は、図1の室内機2とは異なり、室内電源端子台15を備え、室内電源端子台15には商用電源7が接続されている。また、端子Lは端子S11に接続され、端子Nは端子S12に接続されている。
図5の室外機3は、図1の室外機3とは異なり、室外電源端子台を備えず、室外リレー25の一端及び電源供給リレー26の一端が端子S21に接続され、室外リレー25の他端及び電源供給リレー26の他端が室外制御部22の一端及び通信用直流電源29の一端に接続され、室外制御部22の他端及び通信用直流電源29の他端が端子S22に接続されている。
本実施の形態の空気調和機1は、上記の構成に異なる点があるが、実施の形態1の空気調和機1と同様に動作する。
以上説明したように、本発明の空気調和機では、商用電源を室内機に接続することもできる。本実施の形態の空気調和機は、実施の形態1の空気調和機と同様の効果を享受する。
実施の形態3.
図6は、本発明にかかる空気調和機の実施の形態3の電装系統を示すブロック図である。図6に示す空気調和機では、図1に示す空気調和機とは異なり、2台の室内機が備えられている。このように1つの室外機に対して複数の室内機が備えられている構成の空気調和機をマルチ形空気調和機と呼ぶ。図6では、図1と同一の部分には同一の符号を付すものとする。
なお、本実施の形態の空気調和機が備える室内機は2台に限定されず、3台以上設けられていてもよい。室外機には、室内機の数に応じた室外端子台が備えられていればよい。
本実施の形態の室外機3は、室外端子台21A,21Bと、室外電源端子台24と、を備え、室外端子台21Aは、端子S21〜S23を備え、室外端子台21Bは、端子S41〜S43を備え、室外電源端子台24は、端子Lと端子Nを備える。また、室外通信部23に代えて室外通信部23Aを備え、半波整流直流電源28に代えて半波整流直流電源28Aを備える。
室内機2Aの室内端子台11A(端子S11〜S13)と室外機3の室外端子台21A(端子S21〜S23)は、電源線4A、共通線5A、信号線6Aの3線で接続されており、室内機2Bの室内端子台11Bと室外機3の室外端子台21Bは、電源線4B、共通線5B、信号線6Bの3線で接続されている。
また、端子Lと端子S21と端子S41が接続され、端子Nと端子S22と端子S42が接続されているため、室外電源端子台24から供給された交流電力は、室外端子台21A及び室外端子台21Bを介して、室内端子台11A及び室内端子台11Bから室内機2A及び室内機2Bに供給される。
本実施の形態の室外機3は、室外通信部23Bと、半波整流直流電源28Bと、を備える。室外通信部23Bは、端子S43及び通信用直流電源29と室外通信部23Aの間に接続されている。半波整流直流電源28Bは、端子S42と端子S43の間に配されており、端子S42に印加される電圧が端子S43に印加される電圧よりも高い場合に直流電力を生成する構成である。また、電源供給リレーコイル27は、半波整流直流電源28A,28Bに接続されたリレーコイルである。電源供給リレーコイル27は、半波整流直流電源28A,28Bの少なくともいずれか一方から直流電力が供給されると、電源供給リレー26を閉じる。
室内制御部12A,12Bは、商用電源7からの交流電力の供給により、外部から運転指令を受けることが可能となる。室外機3では、停止時には、室外リレー25と電源供給リレー26が開放されているため、室外制御部22には交流電力が供給されず、室外制御部22は動作しない。ここで、室内機2Aが外部から運転指令を受けると、運転指令を受けた室内機2Aの室内制御部12Aが室外起動リレー14Aを動作させて、端子S13と室内通信部13Aとの接続を開放し、端子S11と端子S13を接続する。すると、室外機3の端子S22と端子S23の間から半波整流直流電源28Aに交流電力が供給され、直流電力が生成される。このように生成された直流電力が電源供給リレーコイル27に供給されると、電源供給リレー26が閉じ、端子Lと室外制御部22を接続し、室外制御部22が動作する。その後の動作は、実施の形態1と同様である。なお、室内通信部13B及び室外起動リレー14Bを備える室内機2Bが外部から運転指令を受けた場合も上記と同様に動作する。
本実施の形態の構成においても、電源供給リレー26、電源供給リレーコイル27、半波整流直流電源28A及び半波整流直流電源28Bは、室外機3と、室内機2A及び室内機2Bとの通信を阻害しないため、従来例において設けられている電源供給遮断リレーが不要となる。
以上説明したように、本発明の空気調和機では、1つの室外機に複数の室内機を接続することもできる。本実施の形態の空気調和機は、実施の形態1の空気調和機と同様の効果を享受する。
実施の形態4.
図7は、本発明にかかる空気調和機の実施の形態4の電装系統を示すブロック図である。図7に示す空気調和機1では、図6に示す空気調和機1とは異なり、室外機に備えられる半波整流直流電源を1つとする。すなわち、図6における半波整流直流電源28Aを半波整流直流電源28Cに代え、端子S43にも接続し、半波整流直流電源28Bを削除する。
図8は、図7の半波整流直流電源28Cを示すブロック図である。図8に示す半波整流直流電源28Cは、ツェナーダイオード81と、平滑用コンデンサ82と、電流制限抵抗83と、半波整流用ダイオード84A,84Bと、を備える。ツェナーダイオード81のカソードは端子S22に接続され、アノードは電流制限抵抗83を介して半波整流用ダイオード84A,84Bのアノードに接続されている。平滑用コンデンサ82は、ツェナーダイオード81に並列に接続されている。半波整流用ダイオード84A,84Bのアノードは電流制限抵抗83を介してツェナーダイオード81のアノードに接続され、カソードは端子S23,S43に接続されている。なお、ツェナーダイオード81のアノードと電流制限抵抗83の間は、電源供給リレーコイル27に接続されている。
なお、図7に示す空気調和機に電力を供給したときの動作、運転指令を受けたときの室内機2A,2Bの動作は、実施の形態3と同様である。半波整流直流電源28Cは、端子S22と端子S23の間及び端子S42(端子S22)と端子S43の間に配されているため、端子S22または端子S42に印加される電圧が端子S23または端子S43に印加される電圧よりも高い場合に直流電力を生成する。電源供給リレーコイル27は、半波整流直流電源28Cから直流電力が供給されると、電源供給リレー26を閉じる。電源供給リレー26が閉じると、端子Lと室外制御部22が接続され、実施の形態3と同様に動作する。その後の動作は実施の形態1と同様である。
本実施の形態の構成においても、電源供給リレー26、電源供給リレーコイル27、半波整流直流電源28Cは、室外機3と、室内機2A及び室内機2Bとの通信を阻害しないため、従来例において設けられている電源供給遮断リレーが不要となる。
以上説明したように、本実施の形態の構成を採用することによっても、1つの室外機に複数の室内機を接続することができる。本実施の形態の空気調和機は、実施の形態1の空気調和機と同様の効果を享受する。
さらには、本実施の形態の構成によれば、室外機に接続される室内機の台数が増加する場合にも、半波整流直流電源28Cに備えられる半波整流用ダイオードの個数を単純に増加させればよいため、接続される室内機数の増加に伴うコストの増加と半波整流直流電源によるスペースの増大を抑制することができる。
なお、実施の形態1〜4において、直流電源として半波整流直流電源を例示して説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。室内外通信回路の通信を阻害せず、交流電源の供給により直流電源を生成し、電源供給リレーを閉じることができる直流電源であれば特定の構成に限定されるものではない。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、消費電力を小さくすべき空気調和機に有用である。
1 空気調和機、2,2A,2B 室内機、3 室外機、4,4A,4B 電源線、5,5A,5B 共通線、6,6A,6B 信号線、7 商用電源、11,11A,11B 室内端子台、12,12A,12B 室内制御部、13,13A,13B 室内通信部、14,14A,14B 室外起動リレー、15 室内電源端子台、21,21A,21B 室外端子台、22 室外制御部、23,23A,23B 室外通信部、24 室外電源端子台、25 室外リレー、26 電源供給リレー、27 電源供給リレーコイル、28,28A,28B,28C 半波整流直流電源、29 通信用直流電源、61 室内受信ホトカプラ、62 室内送信ホトカプラ、63 電流制限抵抗、71 室外受信ホトカプラ、72 室外送信ホトカプラ、73 電流制限抵抗、81 ツェナーダイオード、82 平滑用コンデンサ、83 電流制限抵抗、84,84A,84B 半波整流用ダイオード。

Claims (3)

  1. 室内機と室外機を備え、
    該室内機と該室外機は、電源線、共通線及び信号線の3線で接続され、
    該室内機及び該室外機のいずれか一方に供給された商用電源の電力を他方にも供給可能な空気調和機であって、
    前記室内機は、
    室外機起動時以外には開放され、前記電源線と前記信号線の間を開閉可能な室外起動リレーを備え、
    前記室外機は、
    停止中には開放され、前記商用電源と室外制御部を該室外制御部からの指令によって接続する室外リレーと、
    前記共通線と前記信号線に交流電力を供給すると直流電力を生成する直流電源と、
    室外機起動時以外には開放され、前記直流電源が直流電力を生成すると、前記商用電源と前記室外制御部を接続する構成を備える電源供給リレーと、を備え、
    前記商用電源をオンすると、
    前記室内制御部に交流電力が供給され、前記室内機が外部から運転指令を受けると、前記室外起動リレーを介して前記電源線と前記信号線を接続し、
    前記直流電源に交流電力が供給されて直流電力が生成され、
    前記電源供給リレーが閉じ、
    前記室外制御部からの指令によって前記室外リレーが閉じ、
    前記室外起動リレーが開放されて前記電源線と前記信号線の間を開放し、
    前記電源供給リレーが開放されることを特徴とする空気調和機。
  2. 複数の室内機と1つの室外機を備え、
    該室内機のそれぞれと該室外機は、電源線、共通線及び信号線の3線で接続され、
    該室外機に供給された商用電源を該室内機のそれぞれにも供給可能な空気調和機であって、
    前記室内機のそれぞれは、
    室外機起動時以外には開放され、前記電源線と前記信号線の間を開閉可能な室外起動リレーをそれぞれ備え、
    前記室外機は、
    停止中には開放され、前記商用電源と室外制御部を該室外制御部からの指令によって接続する室外リレーと、
    前記共通線と前記信号線に交流電力を供給すると直流電力を生成する、前記室内機の数と同数の直流電源と、
    室外機起動時以外には開放され、前記直流電源が直流電力を生成すると、前記商用電源と前記室外制御部を接続する構成を備える電源供給リレーと、を備え、
    前記商用電源をオンすると、
    前記室内制御部に交流電力が供給され、前記室内機が外部から運転指令を受けると、前記室外起動リレーを介して前記電源線と前記信号線を接続し、
    前記直流電源に交流電力が供給されて直流電力が生成され、
    前記電源供給リレーが閉じ、
    前記室外制御部からの指令によって前記室外リレーが閉じ、
    前記室外起動リレーが開放されて前記電源線と前記信号線の間を開放し、
    前記電源供給リレーが開放されることを特徴とする空気調和機。
  3. 複数の室内機と1つの室外機を備え、
    該室内機のそれぞれと該室外機は、電源線、共通線及び信号線の3線で接続され、
    該室外機に供給された商用電源を該室内機のそれぞれにも供給可能な空気調和機であって、
    前記室内機のそれぞれは、
    室外機起動時以外には開放され、前記電源線と前記信号線の間を開閉可能な室外起動リレーをそれぞれ備え、
    前記室外機は、
    停止中には開放され、前記商用電源と室外制御部を該室外制御部からの指令によって接続する室外リレーと、
    前記共通線と前記信号線に交流電力を供給すると直流電力を生成する、1つの直流電源と、
    室外機起動時以外には開放され、前記直流電源が直流電力を生成すると、前記商用電源と前記室外制御部を接続する構成を備える電源供給リレーと、を備え、
    前記商用電源をオンすると、
    前記室内制御部に交流電力が供給され、前記室内機が外部から運転指令を受けると、前記室外起動リレーを介して前記電源線と前記信号線を接続し、
    前記直流電源に交流電力が供給されて直流電力が生成され、
    前記電源供給リレーが閉じ、
    前記室外制御部からの指令によって前記室外リレーが閉じ、
    前記室外起動リレーが開放されて前記電源線と前記信号線の間を開放し、
    前記電源供給リレーが開放されることを特徴とする空気調和機。
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