JP2014152674A - 燃料噴射特性検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料噴射時の圧力変動を表す噴射時センサ波形Wを取得し、燃料ポンプ41による燃料の圧送に伴う圧力変動を表す圧送波形Wpを取得する。燃料噴射に伴いコモンレール42から燃料噴射弁10へ燃料が供給されることによって発生する供給脈動波形モデルWmを算出し、取得された圧送波形Wpに基づいて、供給脈動波形モデルWmを補正して供給脈動波形補正モデルWm´を算出する。噴射時センサ波形Wから、供給脈動補正モデルWm´を差し引いて、噴射に起因する燃料の圧力変動を表す噴射時波形W´を抽出する。
【選択図】 図2
Description
図1を参照して、本実施形態に係る燃料噴射特性検出装置を適用する燃料噴射システムの概略を説明する。本燃料噴射システムは、高圧燃料を畜圧保持するコモンレール42(畜圧容器)と、コモンレール42に対して燃料を圧送する燃料ポンプ41と、コモンレール42内の燃料を排出する減圧弁43と、コモンレール42内に畜圧保持された高圧燃料をエンジン(内燃機関)に噴射する燃料噴射弁10と、コモンレール42から燃料噴射弁10の噴射口までの燃料通路内の燃料圧力を逐次検出する燃圧センサ20(図2参照)と、を備える。
次に、第2実施形態について第1実施形態と異なる点について説明する。第2実施形態では、ECU30は、圧送波形取得手段の代わりに減圧波形取得手段を実現する。減圧波形取得手段は、減圧弁43による燃料の排出時に、燃圧センサ20の出力に基づいて、排出に伴う圧力の変動を表す減圧波形Wrを取得する。減圧波形Wrも、圧送波形Wpと同様に、コモンレール42のオリフィス45等のハードウェア特性に応じた形状になる。そこで、第2実施形態では、減圧波形Wrに基づいて供給脈動波形モデルWmを補正し、供給脈動波形補正モデルWm´を算出する。
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。
Claims (12)
- 高圧燃料を畜圧保持する畜圧容器(42)と、前記畜圧容器に対して燃料を圧送する燃料ポンプ(41)と、前記畜圧容器内に畜圧保持された高圧燃料を内燃機関に噴射する燃料噴射弁(10)と、前記畜圧容器から前記燃料噴射弁の噴射口(11b)までの燃料通路内(44,11a)の燃料圧力を検出する燃圧センサ(20)と、を備える燃料噴射システムに適用される燃料噴射特性検出装置(30)であって、
燃料噴射時の前記燃圧センサの出力に基づいて、燃料噴射時の圧力変動を表す噴射時センサ波形を取得する噴射時センサ波形取得手段と、
前記燃料ポンプによる燃料の圧送時に、前記燃圧センサの出力に基づいて、圧送に伴う圧力変動を表す圧送波形を取得する圧送波形取得手段と、
燃料噴射に伴い前記畜圧容器から前記燃料噴射弁へ燃料が供給されることによって発生する供給脈動波形のモデルを算出するモデル算出手段と、
前記圧送波形取得手段により取得された圧送波形に基づいて、前記モデル算出手段により算出された前記モデルを補正して補正モデルを算出するモデル補正手段と、
前記噴射時センサ波形取得手段により取得された前記噴射時センサ波形から、前記モデル補正手段により算出された補正モデルを差し引いて、噴射に起因する燃料の圧力変動を表す噴射時波形を抽出する噴射時波形抽出手段と、を備えることを特徴とする燃料噴射特性検出装置。 - 高圧燃料を畜圧保持する畜圧容器(42)と、前記畜圧容器内の燃料を排出する減圧弁(43)と、前記畜圧容器内に畜圧保持された高圧燃料を内燃機関に噴射する燃料噴射弁(10)と、前記畜圧容器から前記燃料噴射弁の噴射口(11b)までの燃料通路内(44,11a)の燃料圧力を検出する燃圧センサ(20)と、を備える燃料噴射システムに適用される燃料噴射特性検出装置(30)であって、
燃料噴射時の前記燃圧センサの出力に基づいて、燃料噴射時の圧力変動を表す噴射時センサ波形を取得する噴射時センサ波形取得手段と、
前記減圧弁による燃料の排出時に、前記燃圧センサの出力に基づいて、排出に伴う圧力変動を表す減圧波形を取得する減圧波形取得手段と、
燃料噴射に伴い前記畜圧容器から前記燃料噴射弁へ燃料が供給されることによって発生する供給脈動波形のモデルを算出するモデル算出手段と、
前記減圧波形取得手段により取得された減圧波形に基づいて、前記モデル算出手段により算出された前記モデルを補正して補正モデルを算出するモデル補正手段と、
前記噴射時センサ波形取得手段により取得された前記噴射時センサ波形から、前記モデル補正手段により算出された補正モデルを差し引いて、噴射に起因する燃料の圧力変動を表す噴射時波形を抽出する噴射時波形抽出手段と、を備えることを特徴とする燃料噴射特性検出装置。 - 前記モデル補正手段は、前記圧送波形の上昇傾きを用いて、前記モデル算出手段により算出された前記モデルの前記供給脈動波形の上昇傾きを補正する請求項1に記載の燃料噴射特性検出装置。
- 前記モデル補正手段は、前記減圧波形の降下傾きを用いて、前記モデル算出手段により算出された前記モデルの前記供給脈動波形の上昇傾きを補正する請求項2に記載の燃料噴射特性検出装置。
- 前記モデル補正手段は、前記圧送波形の上昇時間を用いて、前記モデル算出手段により算出された前記モデルの前記供給脈動波形の上昇時間を補正する請求項3に記載の燃料噴射特性検出装置。
- 前記モデル補正手段は、前記減圧波形の降下時間を用いて、前記モデル算出手段により算出された前記モデルの前記供給脈動波形の上昇時間を補正する請求項4に記載の燃料噴射特性検出装置。
- 前記モデル補正手段は、
前記圧送波形の上昇傾き及び上昇時間を学習値としてそれぞれ記憶する記憶手段(32)と、
前記圧送波形取得手段により取得された圧送波形に基づき、前記圧送波形の上昇傾き及び上昇時間の検出値をそれぞれ取得する検出値取得手段と、
複数回にわたって前記検出値取得手段により取得された前記検出値をそれぞれ平滑化して、前記記憶手段に記憶されている前記学習値をそれぞれ更新する学習手段と、を備え、
前記記憶手段に記憶されている前記学習値を用いて、前記補正モデルを算出する請求項5に記載の燃料噴射特性検出装置。 - 前記モデル補正手段は、
前記減圧波形の降下傾き及び降下時間を学習値としてそれぞれ記憶する記憶手段(32)と、
前記減圧波形取得手段により取得された減圧波形に基づき、前記減圧波形の降下傾き及び降下時間の検出値をそれぞれ取得する検出値取得手段と、
複数回にわたって前記検出値取得手段により取得された前記検出値をそれぞれ平滑化して、前記記憶手段に記憶されている前記学習値をそれぞれ更新する学習手段と、を備え、
前記記憶手段に記憶されている前記学習値を用いて、前記補正モデルを算出する請求項6に記載の燃料噴射特性検出装置。 - 前記燃料噴射システムは、前記畜圧容器内の燃料を排出する減圧弁(43)を備え、
前記学習手段は、前記燃料ポンプによる燃料の圧送時に、前記減圧弁による燃料の排出、及び前記燃料噴射弁による燃料噴射が行われていないことを条件として、前記学習値を更新する請求項7に記載の燃料噴射特性検出装置。 - 前記燃料噴射システムは、前記畜圧容器に対して燃料を圧送する燃料ポンプ(41)を備え、
前記学習手段は、前記減圧弁による燃料の排出時に、前記燃料ポンプによる燃料の圧送、及び前記燃料噴射弁による燃料噴射が行われていないことを条件として、前記学習値を更新する請求項8に記載の燃料噴射特性検出装置。 - 前記学習手段は、前記圧送に伴う圧力変動が、所定量よりも大きい圧力上昇であることを条件として、前記学習値を更新する請求項7又は9に記載の燃料噴射特性検出装置。
- 前記学習手段は、前記排出に伴う圧力変動が、所定量よりも大きい圧力降下であることを条件として、前記学習値を更新する請求項8又は10に記載の燃料噴射特性検出装置。
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