JP2014151917A - Skin pack packaging body and method for manufacturing skin pack packaging body - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、台材とフィルムとによって被包装物を挟むスキンパック包装体およびスキンパック包装体の製造方法に関する。 The present invention relates to a skin pack package that sandwiches an object to be packaged between a base material and a film, and a method for manufacturing the skin pack package.
様々な商品を包装する包装形態として、所謂スキンパック包装体が広く採用されている。図21および図22は、従来のスキンパック包装体の一例を示している(たとえば、特許文献1)。同図に示されたスキンパック包装体900は、たとえば厚紙などからなる台紙が用いられた台材91と、この台材91に載置した被包装物95とが、フィルム92によって覆われている。被包装物95の保護や見栄えを向上させるために、一般的に台材91とフィルム92との間が脱気され、フィルム92が被包装物95に密着した状態とされる。また、スキンパック包装体900においては、台材91に複数の保持片93が形成されている。保持片93は、台材91に形成された切り込み94によって囲まれた領域が、起立させられた部分である。特許文献1に記載された被包装物95は、一時的に折り曲げることが可能な長尺物が想定されている。被包装物95を台材91に載置する際には、折り曲げられた被包装物95の姿勢を複数の保持片93によって保持する。この状態の被包装物95をフィルム92によって覆い、台材91とフィルム92との間を脱気する。これにより、スキンパック包装体900が得られる。
A so-called skin pack package is widely adopted as a packaging form for packaging various products. 21 and 22 show an example of a conventional skin pack package (for example, Patent Document 1). In the
スキンパック包装体900においては、フィルム92を台材91および被包装物95にできる限り密着させることが好ましい。その一方で、被包装物95の先端付近などにおいて、折り返されたフィルム92どうしが接着されてしまう状態(たとえば、ブリッジ状態と称される場合がある)は、スキンパック包装体900の見栄えを著しく損なってしまうため好ましくない。あるいは、被包装物95の一部が突出していると、この部分を覆うフィルム92が破れてしまうおそれがある。このように、スキンパック包装体900の見栄えを美しく保ち、かつ被包装物95を適切に包装しておくには、被包装物95の形状に応じた対策が必要となる。
In the
また、包装物95の台材91側に重要な情報が印刷等されていた場合には、スキンパックされた状態では、台材91やフィルム92を破るなどして包装物95を取り出さなければその情報を視認できない。
In addition, when important information is printed on the
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、見栄えを美しく保ち、かつ被包装物を適切に包装することが可能なスキンパック包装体およびスキンパック包装体の製造方法を提供することをその課題とする。 The present invention has been conceived under the circumstances described above, and is capable of maintaining a beautiful appearance and appropriately packaging an object to be packaged, and a method for producing a skin pack package The issue is to provide
本発明の第1の側面によって提供されるスキンパック包装体は、台材と、フィルムと、前記台材および前記フィルムの間に介在する被包装物と、を備え、前記台材と前記フィルムとの間が脱気された、スキンパック包装体であって、前記台材は、切り込みにより形成された押さえ片を有しており、前記被包装物は、少なくとも上シートおよび下シート、ならびにこれらの上シートおよび下シートの間に設けられた収容空間、を備えた容器であって、かつ前記上シートおよび前記下シートが互いに接合された封止部を有しており、前記押さえ片の全部または一部が前記フィルムと前記封止部との間に介在していることを特徴としている。 The skin pack package provided by the first aspect of the present invention includes a base material, a film, and an object to be packaged interposed between the base material and the film, and the base material and the film A skin pack package body deaerated between, wherein the base material has a pressing piece formed by cutting, and the package includes at least an upper sheet and a lower sheet, and these A container provided with a storage space provided between the upper sheet and the lower sheet, and having a sealing portion in which the upper sheet and the lower sheet are joined to each other, A part is interposed between the film and the sealing portion.
本発明の好ましい実施の形態においては、前記被包装物が、袋状容器、ブリスター容器、またはプレススルーパック容器のいずれかである。 In preferable embodiment of this invention, the said to-be packaged object is either a bag-shaped container, a blister container, or a press-through pack container.
本発明の好ましい実施の形態においては、前記台材は、この台材の厚さ方向視において前記被包装物と重なる孔を有する。 In preferable embodiment of this invention, the said base material has a hole which overlaps with the said to-be-packaged object in the thickness direction view of this base material.
本発明の第2の側面によって提供されるスキンパック包装体の製造方法は、切り込みにより形成された押さえ片を有する台材を用いて、前記押さえ片を起立させる工程と、少なくとも上シートおよび下シート、ならびにこれらの上シートおよび下シートの間に設けられた収容空間、を備えた容器であって、かつ前記上シートおよび前記下シートが互いに接合された封止部を有する被包装物を、前記押さえ片に前記封止部を沿わせるように、前記台材に載置する工程と、前記被包装物および前記台材をフィルムによって覆う工程と、前記台材と前記フィルムとの間を脱気することにより、前記封止部と前記フィルムとの間に前記押さえ片の全部または一部を介在させる工程と、を備えることを特徴としている。 The manufacturing method of the skin pack package provided by the second aspect of the present invention includes a step of raising the pressing piece using a base material having a pressing piece formed by cutting, and at least an upper sheet and a lower sheet And an accommodation space provided between the upper sheet and the lower sheet, and a packaged article having a sealing portion in which the upper sheet and the lower sheet are joined to each other. A step of placing the base on the base so that the sealing portion is along the holding piece, a step of covering the article to be packaged and the base with a film, and deaeration between the base and the film And a step of interposing all or part of the pressing piece between the sealing portion and the film.
本発明によれば、前記スキンパック包装体を製造する過程において、脱気により前記フィルムが前記被包装物に密着していくにしたがい、当該フィルムに押されて起立した前記押さえ片が倒れこみ、スキンパック包装体が製造された後には、前記被包装物のうち比較的偏平な形状である前記封止部が前記押さえ片の全部または一部によって押さえられる。これにより、前記被包装物の前記収容空間がどのような形状であるかによらず、前記封止部を前記台材に沿わせた状態で前記被包装物を包装することができる。このため、前記封止部が前記台材から浮いた状態となることにより前記フィルムに所謂ブリッジ状態となる部分が生じることや、前記封止部の先端付近において前記フィルムが破れてしまうことなどを防止することが可能である。したがって、前記スキンパック包装体の見栄えを美しく保ち、かつ前記被包装物を適切に包装することができる。また、前記包装物の前記台材側に製造年月日等の重要な情報が印刷等されていた場合には前記台材の前記孔から視認でき、前記台材や前記フィルムを破ることなくそれらの情報を確認できる利点がある。 According to the present invention, in the process of manufacturing the skin pack package, as the film comes into close contact with the package by degassing, the pressing piece that is pushed up by the film falls down, After the skin pack package is manufactured, the sealing portion having a relatively flat shape among the items to be packaged is pressed by all or a part of the pressing pieces. Thereby, the said to-be-packaged object can be packaged in the state which put the said sealing part along the said base material irrespective of what kind of shape the said storage space of the to-be-packaged object is. For this reason, when the sealing part is in a state of floating from the base material, a portion that becomes a so-called bridge state occurs in the film, or the film is torn near the tip of the sealing part. It is possible to prevent. Therefore, the appearance of the skin pack package can be kept beautiful, and the package can be packaged appropriately. In addition, when important information such as the date of manufacture is printed on the base material side of the package, it can be visually recognized from the hole of the base material, without breaking the base material or the film. There is an advantage that can confirm the information.
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。 Other features and advantages of the present invention will become more apparent from the detailed description given below with reference to the accompanying drawings.
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
図1〜図4は、本発明の第1実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。図1は、スキンパック包装体101を斜め上方から見た斜視図であり、図2は、スキンパック包装体101を斜め下方から見た斜視図である。図3は、図1のIII−III線に沿うxy平面における要部断面図であり、図4は、図1のIV−IV線に沿うyz平面における断面図である。本実施形態のスキンパック包装体101は、台材200、フィルム300および被包装物400を備えている。
1 to 4 show a skin pack package according to the first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a perspective view of the
本発明で言う台材としては、被包装物400を適切に保持しつつ、後述する脱気を適切に行いうるものであればよく、一般的な厚紙からなる台紙の他に、一部に切り欠き(単なる孔やミシン目などを含み、その形状は特に限定されない)が設けられた樹脂シート、あるいは多孔質シートなどを採用しうる。本実施形態においては、台材200として矩形状の厚紙からなる台紙を用いる場合を例として説明する。
The base material referred to in the present invention may be any material as long as it can appropriately hold the packaged
台材200には、複数の切り込み210、複数の押さえ片220、孔230および複数のミシン目241,242が形成されている。複数の切り込み210は、たとえば台材200を形成するための型抜き切断加工において形成されたものである。各切り込み210は、本実施形態においては、形成直後の状態においてほとんど幅を有さない線状であるものとして説明するが、上記切断加工において微小な所定幅が打ち抜かれた細いスリット状であってもよい。切り込み210は、台材200の一部を囲む形状とされており、本実施形態においては、中心角が180°程度の円弧形状とされている。
A plurality of
複数の押さえ片220は、被包装物400の一部を押さえるために用いられるものであり、台材200のうち上述した円弧形状とされた切り込み210によって囲まれた部分によって構成されている。本実施形態においては、x方向に離間した2つの押さえ片220が形成されている。各押さえ片220は、半円形状である。
The plurality of
なお、本発明で言う切り込みの形状は、円弧形状に限定されず、楕円弧形状、多角形状など、台材200のうち押さえ片220を構成しうる形状の部分を囲む形状であればよい。このため、本発明で言う押さえ片の形状は、半円形状に限定されず、半楕円形状、多角形状など、種々の形状をとりうる。
The notch shape referred to in the present invention is not limited to the arc shape, and may be any shape that surrounds a portion of the
孔230は、台材200の厚さ方向に貫通しており、z方向視において被包装物400の一部と重なる位置に設けられている。本実施形態においては、孔230は、x方向を長手方向とする長方形であり、2つの押さえ片220の間に配置されている。孔230の形状は、後述する被包装物400に印刷された所定の情報などを適切に露出させうる形状であればよく特に限定されない。
The
複数のミシン目241,242は、ごく短い長さの複数の切断部分が所定方向に並んだものである。ミシン目241は、切り込み210に繋がっており、本実施形態においては、1つの切り込み210のy方向両端から、2つのミシン目がx方向に延びている。ミシン目242は、孔230に繋がっており、本実施形態においては、孔230のx方向中央付近からy方向に延びている。
The plurality of
フィルム300は、台材200および被包装物400をz方向上方側から覆っている。フィルム300と台材200との間が脱気されていることにより、フィルム300は、台材200および被包装物400と、略密着している。
The
フィルム300としては、単層構成または一種あるいは二種以上の複層構成の合成樹脂製フィルムが用いられる。また、適宜必要に応じて、ガスバリアー性や遮光性等の各種機能を有する周知のフィルムを用いることもできる。フィルム300の厚みは、通常30μm〜300μm、好ましくは60μm〜200μmである。なお、図1においては、透明なフィルム300が台材200および被包装物400を覆っている状態を示しており、台材200および被包装物400がフィルム300を透して視認可能となっている。
As the
フィルム300の材質としては、特に限定されないが、例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、軟質塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂が挙げられる。
The material of the
ポリオレフィン系樹脂としては、例えば、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどのポリエチレン系樹脂、ポリプロピレンなどのポリプロピレン系樹脂、プロピレン−エチレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸−不飽和カルボン酸エステル共重合体などの各種共重合体が挙げられ、好ましくは、ポリエチレン系樹脂であり、特に好ましくは、直鎖状低密度ポリエチレンである。これらは単独で用いてもよいし、二種以上混合して用いてもよい。 Examples of polyolefin resins include linear resins such as linear low density polyethylene, low density polyethylene, medium density polyethylene, and high density polyethylene, polypropylene resins such as polypropylene, propylene-ethylene copolymers, and ethylene-vinyl acetate. Examples include various copolymers such as copolymers, ionomer resins, ethylene- (meth) acrylic acid copolymers, ethylene- (meth) acrylic acid-unsaturated carboxylic acid ester copolymers, and preferably polyethylene resins. Particularly preferred is linear low density polyethylene. These may be used alone or in combination of two or more.
ポリアミド系樹脂としては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン69、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12などの脂肪族ポリアミド重合体、ナイロン6−66(ナイロン6とナイロン66の共重合体を表す。以下同様に表記する)、ナイロン6−10、ナイロン6−12、ナイロン6−69、ナイロン6−610、ナイロン66−69などの脂肪族ポリアミド共重合体を例示することができる。なかでも、脂肪族ポリアミド共重合体が好ましく、特にナイロン6−66、ナイロン6−10またはナイロン6−12が好ましい。これらは単独で用いてもよいし、二種以上混合して用いてもよい。 Examples of polyamide resins include aliphatic polyamide polymers such as nylon 6, nylon 66, nylon 69, nylon 610, nylon 612, nylon 11 and nylon 12, nylon 6-66 (representing a copolymer of nylon 6 and nylon 66). Examples of aliphatic polyamide copolymers such as nylon 6-10, nylon 6-12, nylon 6-69, nylon 6-610, nylon 66-69 and the like can be given below. Among these, an aliphatic polyamide copolymer is preferable, and nylon 6-66, nylon 6-10, or nylon 6-12 is particularly preferable. These may be used alone or in combination of two or more.
ポリエステル系樹脂としては、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(ブチレンテレフタレート)、ポリ(エチレンテレフタレート/イソフタレート)、ポリ(エチレングリコール/シクロへキサンジメタノール/テレフタレート)などが代表格としてあげられ、更にこれらの重合体に共重合成分としてエチレングリコール、ブチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール、ペンタンジオールなどのジオール類、あるいはイソフタール類、ベンゾフェノンジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルメタンジカルボン酸、プロピレンビス(フェニルカルボン酸)、ジフェニルオキサイドジカルボン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、サバチン酸、ジエチルコハク酸などのジカルボン酸を含有せしめたものが使用できる。 Typical examples of polyester resins include poly (ethylene terephthalate), poly (butylene terephthalate), poly (ethylene terephthalate / isophthalate), poly (ethylene glycol / cyclohexanedimethanol / terephthalate), and the like. As a copolymerization component, diols such as ethylene glycol, butylene glycol, cyclohexanedimethanol, neopentyl glycol, pentanediol, or isophthales, benzophenone dicarboxylic acid, diphenylsulfone dicarboxylic acid, diphenylmethane dicarboxylic acid, propylene bis (phenyl) Carboxylic acid), diphenyl oxide dicarboxylic acid, oxalic acid, malonic acid, succinic acid, glutaric acid, adipic acid, pimelic acid, suberic acid, Line acid, Sabachin acid, that for the additional inclusion of dicarboxylic acids such as diethyl succinate can be used.
本発明においては、フィルム300として、融点の異なる樹脂を少なくとも二層以上有する複層構成のフィルムが好ましく、なかでも、高融点の樹脂(即ち耐熱性を有し、低融点の樹脂よりも強度のある樹脂)を中間層とし、該中間層の樹脂よりも低融点の樹脂を表裏層とする二種三層で構成されたフィルムが特に好ましい。台材への接着に寄与する低融点の樹脂よりも耐熱性を有する樹脂を積層することにより、スキンパックフィルムの特性として必要な延伸性を低融点の樹脂である程度担保しつつ、高融点の樹脂でフィルム300の強度を向上することができる。このため、後述する脱気工程においてフィルム300が被包装物400に密着する際に、フィルム300により起立している押さえ片220を確実に倒しこむことができ、スキンパック包装体の仕上がりをより向上することができる。
In the present invention, the
二種三層で構成されたフィルムとしては、例えば、ポリオレフィン系樹脂(低融点)/ポリオレフィン系樹脂(高融点)/ポリオレフィン系樹脂(低融点)、ポリオレフィン系樹脂/ポリアミド系樹脂/ポリオレフィン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂/ポリエステル系樹脂/ポリオレフィン系樹脂、等が挙げられ、好ましくは、ポリオレフィン系樹脂/ポリアミド系樹脂/ポリオレフィン系樹脂である。なかでも、ポリオレフィン系樹脂が直鎖状低密度ポリエチレンまたは低密度ポリエチレンのいずれかであり、ポリアミド系樹脂が脂肪族ポリアミド共重合体であることが特に好ましい。本実施形態においては、直鎖状低密度ポリエチレン/脂肪族ポリアミド共重合体/直鎖状低密度ポリエチレンから構成される二種三層のフィルムを使用した。 Examples of the film composed of two types and three layers include polyolefin resin (low melting point) / polyolefin resin (high melting point) / polyolefin resin (low melting point), polyolefin resin / polyamide resin / polyolefin resin, Examples thereof include polyolefin resin / polyester resin / polyolefin resin, and preferred are polyolefin resin / polyamide resin / polyolefin resin. Among these, it is particularly preferable that the polyolefin resin is either linear low density polyethylene or low density polyethylene, and the polyamide resin is an aliphatic polyamide copolymer. In this embodiment, a two-layer / three-layer film composed of linear low density polyethylene / aliphatic polyamide copolymer / linear low density polyethylene was used.
被包装物400は、台材200およびフィルム300の間に介在しており、台材200によって支持されるとともに、フィルム300によって台材200への固定および保護がなされている。本実施形態においては、被包装物400は、上シート410、下シート420、収容空間430、封止部441および収容物435を有している。すわなち、被包装物400自体が、収容物435を有する包装体であり、具体的には、たとえば袋状容器、ブリスター容器、プレススルーパック容器等が挙げられる。本実施形態においては、袋状容器の一つであるピロー包装袋のうち、所謂スティック包装袋と称される形態を例に挙げて以下説明する。収容物435の例としては、たとえば調味料、食品、乾燥飲料、医薬品などの各種粉粒体が挙げられる。
The
上シート410は、図3および図4に示すように台材200とは反対側、すなわちフィルム300側から収容物435を覆っている。下シート420は、台材200側から収容物435を覆っている。本実施形態においては、上シート410および下シート420は、x方向を長手方向とする略長矩形状とされている。また、図4によく表れているように、上シート410と下シート420とは、それぞれのy方向の端縁が共通することにより、連続したシートからなる構成とされている。一方、図3に示すように、上シート410のx方向両端に位置する端縁411と下シート420のx方向両端に位置する端縁421とは、互いに連続しておらず、それぞれが区別可能な端縁として存在している。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
収容空間430は、上シート410および下シート420によって規定された空間であり、収容物435を収容している。本実施形態においては、収容空間430を規定する上シート410および下シート420は、全体としてx方向に長く延びる断面略楕円形状の筒状となっている。
The
封止部441は、収容空間430を封止する機能を果たしている部位であり、本実施形態においては、上シート410の端縁411付近の所定部分と下シート420の端縁421付近の所定部分とが互いに接合されることによって形成されている。上シート410と下シート420との接合には、接着あるいは熱溶着(所謂ヒートシール)などの手段が適宜採用されるが、熱溶着が好適である。熱溶着による封止部441は、後述する各シート材のシーラント層が袋の内側となるように重ね合わせて熱圧着することで形成できる。また、本実施形態においては、封止部441において、上シート410の端縁411と下シート420の端縁421とが互いに接している。このような態様の封止部441は、上シート410の端縁411が下シート420に接している部分を有すると言える。あるいは、封止部441は、下シート420の端縁421が上シート410に接している部分を有するとも言える。封止部441は、上シート410および下シート420の厚さを合計した程度の厚さを有する、ごく偏平な部位となっている。
The sealing
被包装物400を構成する各シートは、通常、単層または複層の樹脂フィルムから構成される。シート材を構成する樹脂フィルムには、耐衝撃性、耐磨耗性、及び耐熱性など、包装体としての基本的な性能を備えることが要求され、また、上述のとおり封止部441は、通常、熱溶着により形成されるので、シート材には、ヒートシール性も要求される。したがって、シート材としては、ベースフィルム層と、ヒートシール性を付与するシーラント層とを有する複層シート材が好適であり、高いガスバリア性や遮光性が要求される場合には、ベースフィルム層とシーラント層との間にバリア層を設けることが好適である。なお、ベースフィルム層そのものにバリア性を付与してもよい。この場合は、バリア層をベースフィルム層として用い、バリア層とシーラント層とを有する複層シート材となる。
Each sheet constituting the packaged
ここで、ベースフィルム層、シーラント層、及びバリア層の構成材料を例示する。なお、これら各層の積層は、慣用のラミネート法、たとえば、接着剤によるドライラミネーション、熱接着性層を挟んで熱により接着させる熱ラミネーションなどにより行うことができる。 Here, constituent materials of the base film layer, the sealant layer, and the barrier layer are exemplified. In addition, lamination | stacking of these each layer can be performed by the usual lamination method, for example, the dry lamination by an adhesive agent, the thermal lamination which adhere | attaches with a heat | fever by pinching | interposing a heat adhesive layer.
ベースフィルム層を構成するフィルムとしては、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)など)、ポリオレフィン(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)など)、ポリアミド(ナイロン−6、ナイロン−66など)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、及びポリエーテルスルフォン(PES)等から構成される一層又は二層以上の延伸または未延伸フィルムが例示できる。 Examples of the film constituting the base film layer include polyester (polyethylene terephthalate (PET), polyethylene naphthalate (PEN), polybutylene terephthalate (PBT), polycarbonate (PC), etc.), polyolefin (polyethylene (PE), polypropylene ( PP)), polyamide (nylon-6, nylon-66, etc.), polyacrylonitrile (PAN), polyimide (PI), polyvinyl chloride (PVC), polyvinylidene chloride (PVDC), polymethyl methacrylate (PMMA), and A stretched or unstretched film of one layer or two or more layers composed of polyethersulfone (PES) or the like can be exemplified.
シーラント層を構成するフィルムとしては、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、二軸延伸ナイロン(ON)、エチレン−オレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)及びエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等から構成される一層または二層以上の延伸又未延伸フィルムが例示できる。 The films constituting the sealant layer include low density polyethylene (LDPE), linear low density polyethylene (LLDPE), ethylene-propylene copolymer (EP), unstretched polypropylene (CPP), and biaxially stretched nylon (ON). , Ethylene-olefin copolymer, ethylene-acrylic acid copolymer (EAA), ethylene-methacrylic acid copolymer (EMAA), ethylene-vinyl acetate copolymer (EVA), etc. A stretched or unstretched film can be exemplified.
バリア層としては、アルミニウム等の金属薄膜、又は塩化ビニリデン(PVDC)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)などの樹脂フィルム、或いは任意の合成樹脂フィルム(例えば、ベースフィルム層であってもよい)に、アルミニウム、酸化アルミニウムやシリカ等の無機酸化物などを蒸着(又はスパッタリング)したフィルムが例示できる。 The barrier layer may be a metal thin film such as aluminum, a resin film such as vinylidene chloride (PVDC) or ethylene-vinyl alcohol copolymer (EVOH), or any synthetic resin film (for example, a base film layer). ), And a film obtained by vapor-depositing (or sputtering) an inorganic oxide such as aluminum, aluminum oxide or silica.
シート材には、内容物の商品名や原材料・使用上の注意事項等の商品説明、その他各種デザインなどを表示するための印刷層を設けることができる。例えば、印刷層は、グラビア印刷等の公知の方法により、ベースフィルム層の内側の面に形成できる。 The sheet material can be provided with a printing layer for displaying the product name of the contents, the product description such as raw materials and precautions for use, and other various designs. For example, the printing layer can be formed on the inner surface of the base film layer by a known method such as gravure printing.
上シート410のほとんどの部位に対してフィルム300が直接接しているのに対し、封止部441の一部とフィルム300との間には、押さえ片220が介在している。後述するスキンパック包装体101の製造方法から理解される通り、封止部441は、押さえ片220を介してフィルム300によって下方に押さえられる格好となっている。このため、図3に示すように、封止部441のうち収容空間430側の根元部分は、z方向において収容空間430の中ほどにあるのに対し、封止部441の先端部分は、z方向において台材200と同程度の高さに位置しており、図2および図3に示すように、台材200の下面側に露出している。なお、本発明においては、押さえ片220の全てまたは一部が封止部441とフィルム300との間に介在することが意図されている。これは、後述するスキンパック包装体101の製造方法において、押さえ片220および封止部441の寸法や押さえ片220および被包装物400の位置関係などによって、押さえ片220の全てが封止部441とフィルム300との間に介在する場合がある一方、押さえ片220の一部のみが封止部441とフィルム300との間に介在する場合があるからである。いずれの場合においても、後述する本発明が意図する効果を奏することはもちろんである。
While the
本実施形態においては、被包装物400がスティック包装袋、即ち所謂軟包装形態と呼ばれる袋状容器であって、その本体胴部は軟質であり定型を保ち難い。したがって、押さえ片220によって被包装物400の本体胴部のみを押さえることによって、被包装物400を所定位置で保持することは比較的難しい。しかしながら、本実施形態においては、上シート410及び下シート420が接合されて比較的硬く定型性を備えた封止部441を押さえ片220で保持することから、所定位置で確実に被包装物400を保持することができる。また、押さえ片220で押さえられる部位が、このように比較的硬い封止部441であることから、後述する脱気工程において台材200の下面側から吸引されたとしても、被包装物400が台材200の下面側にいびつに突出することもなく、スキンパック包装体101を美麗に仕上げることができる。
In the present embodiment, the article to be packaged 400 is a stick wrapping bag, that is, a bag-like container called a so-called soft wrapping form, and its main body is soft and difficult to maintain a fixed shape. Therefore, it is relatively difficult to hold the article to be packaged 400 in a predetermined position by pressing only the main body body of the article to be packaged 400 by the
図2および図3に示すように、台材200の孔230から被包装物400の下シート420の一部が露出している。この被包装物400の露出部分には、被包装物400に関する所定の情報が記載されていることが好ましい。このような所定の情報としては、たとえば、被包装物400の収容物435の製造年月日、飲食物である場合の賞味期限、あるいは医薬品である場合の消費期限などが挙げられる。
As shown in FIGS. 2 and 3, a part of the
次に、スキンパック包装体101の製造方法の一例について、図5〜図11を参照しつつ、以下に説明する。
Next, an example of a method for manufacturing the
まず、図5に示すように、台材290を用意する。台材290は、台材200を複数個取り可能なサイズの厚紙からなる。以降の説明においては、複数のスキンパック包装体101を一括して製造する構成を例として説明するが、たとえば台材290に代えて台材200を用いることにより、1つずつのスキンパック包装体101を製造する構成であってもよい。台材290は、たとえばy方向に並べられた複数の台材200を形成可能であることに対応して、複数の切り込み210、複数の押さえ片220、複数の孔230および複数のミシン目241,242が設けられている。次いで、各押さえ片220をz方向に沿って起立させるように、各押さえ片220の根元を約90度折り曲げる。これにより、y方向に並んで起立した5対の押さえ片220が得られる。各対の押さえ片220は、x方向に離間している。また、各孔230は、各対の押さえ片220の間に設けられている。同図においては、図中左方に位置する押さえ片220から順に起立させる手順を例として記載しているが、これは説明の便宜でありこの順序に限定されず、たとえばすべての押さえ片220を一括して起立させてもよい。
First, as shown in FIG. 5, a
次いで、複数の被包装物400を用意する。各被包装物400は、上述した通りスティック包装袋と称される形態に形成されている。そして、各被包装物400を各対の押さえ片220の間に載置する。この際、被包装物400の両端に設けられた封止部441の先端を1対の押さえ片220の内側に沿わせておく。これにより、台材290上に複数の被包装物400の載置が完了する。複数の被包装物400は、それぞれの長手方向がx方向に沿っており、y方向に並べられた状態となる。y方向に並んだ複数の押さえ片220のx方向位置が一致していることにより、複数の被包装物400のx方向位置も一致している。また、各被包装物400の下シート420の一部が、台材290の孔230から露出している。なお、本発明において押さえ片220に封止部441を沿わせるとは、典型的には、押さえ片220に対して封止部441の先端が略平行な状態で接するか、許容できる程度の隙間をおいて位置することを意味する。ただし、封止部441の先端が押さえ片220に対して必ずしも平行あることは必要ではない。たとえば、図5および図6において、押さえ片220が起立させられた後には、台材290に孔が生じる。この孔に封止部441がある程度重なれば、後述する工程において押さえ片220が封止部441を押さえることが実現できる。本発明で言う押さえ片220に封止部441を沿わせるという構成は、このような押さえ片220と封止部441の関係も含む概念である。
Next, a plurality of
次いで、図7に示すように、台材290および複数の被包装物400をフィルム390によって覆う。フィルム390は、上述した台材290と台材200との関係と同様に、複数のフィルム300を形成可能なサイズとされている。上述した通り、1つの台材200を用いてスキンパック包装体101を1つずつ製造する場合、フィルム390よりも小さいフィルムを用いることができる。ただし、後述する脱気工程を行うことを考慮すると、フィルム300よりも大きいフィルムを用いることが好ましい。
Next, as shown in FIG. 7, the
フィルム390によって台材290および複数の被包装物400を覆う際には、フィルム390は、図示しない加熱装置などによって、この後の脱気工程を適切に行うことが可能な程度の温度に加熱されていることが好ましい。より詳しくは、フィルム390の温度は、脱気工程によって被包装物400の形状に速やかに沿うように軟化する程度に設定される。また、被包装物400が、高温に曝されることが好ましくないものである場合、フィルム390の温度は、被包装物400の耐熱特性を考慮した温度とされる。
When covering the
図8は、台材290および複数の被包装物400をフィルム390によって覆った状態を示しており、ある被包装物400を横断するzx平面に沿う要部断面図である。同図に示すように、フィルム390は、被包装物400の上シート410から押さえ片220の先端を経由して台材290の端縁に至るように張られた状態となっている。なお、フィルム390の材質や加熱温度によっては、同図に示す状態よりもフィルム390が被包装物400や押さえ片220に沿った状態となりうる。
FIG. 8 shows a state in which the
また、フィルム390によって台材290および複数の被包装物400を覆う工程、さらには複数の被包装物400を載置する工程に先立ち、台材290を脱気テーブル810に載置しておくことが好ましい。脱気テーブル810は、後述する脱気工程に用いられるものであり、たとえば上面に開口する複数の脱気孔が形成された金属板によって構成されている。これらの脱気孔は、図示しない吸引源に接続されている。なお、脱気テーブル810としては、載置面の空気を吸引できる構成であれば特に限定されず、たとえば、金属などからなるブロックや板などに孔を設けたものや、セラミック等の多孔質材であるもの、あるいはそれらを組み合わせたものなどが挙げられる。
In addition, the
次いで、図9に示すように、前記吸引源に吸引力を発揮させ、脱気テーブル810の複数の脱気孔から吸引を行う。台材290には、複数の切り込み210、複数の孔230および複数のミシン目241,242などの貫通部分が形成されている。これらの貫通部分が、台材290とフィルム390との間の空気を脱気テーブル810の複数の脱気孔へと導く経路となる。また、台材290を構成する厚紙は、それ自体が多数のごく微細な孔を有するものである。したがって、台材290の略全面を通して、台材290とフィルム390との間の空気が、脱気テーブル810の複数の脱気孔へと脱気される。これにより、同図に示すように、フィルム390が台材290および複数の被包装物400に密着する。また、押さえ片220は、もともと台材290の一部から構成されるものであり、x方向に沿って横たわっていたものがz方向に沿って起立するようにその根元に折り目が形成されたものである。このため、時間の経過とともに台材290の復元力によって押さえ片220が被包装物400側に徐々に倒れていくことが期待できる。したがって、脱気によるフィルム390の移動によって押さえ片220が押し倒されるときには、押さえ片220が略確実に被包装物400側に倒れこむ格好となり、この押し倒された押さえ片220は、封止部441を押さえることとなる。
Next, as shown in FIG. 9, the suction source exerts a suction force, and suction is performed from a plurality of deaeration holes of the deaeration table 810. The
本実施形態においては、台材290の上面に感熱式の接着剤があらかじめ塗布加工されている。この感熱式の接着剤は、フィルム390が持つ熱が伝えられることにより、適度な接着力を発現する。このため、台材290のうち複数の被包装物400から露出する部分にフィルム390が接着される。また、被包装物400の上シート410にフィルム390が密着する。さらに、押さえ片220が封止部441をz方向下方に押し付けるようにして、フィルム390によって固定される。なお、上述した感熱式の接着剤による接着を強固とすることや、フィルム390を図9に示した状態で常温硬化させることを目的として、脱気テーブル810による脱気を完了した直後に、フィルム390にエアを吹きつけてもよい。これにより、フィルム390をより迅速に冷却することができる。
In the present embodiment, a heat-sensitive adhesive is applied in advance to the upper surface of the
図10および図11は、脱気工程を完了した後の台材290、フィルム390および複数の被包装物400を示している。これらの図に示すように、台材290に載置された複数の被包装物400が1枚のフィルム390によって一括して覆われている。この後は、切断線CLに沿って台材290およびフィルム390を切断する。これにより、台材290が複数の台材200に分割され、フィルム390が複数のフィルム300に分割される。そして、図1〜図4に示すスキンパック包装体101が複数個得られる。
10 and 11 show the
次に、スキンパック包装体101およびその製造方法の作用について説明する。
Next, the operation of the
本実施形態によれば、被包装物400のうち比較的偏平な形状である封止部441が押さえ片220によって押さえられている。これにより、被包装物400の収容空間430がどのような形状であるかによらず、封止部441を台材200に沿わせた状態で被包装物400を包装することができる。このため、封止部441が台材200から浮いた状態となることによりフィルム300が封止部441と台材200の間の隙間に回り込み、その隙間においてフィルム300の裏面同士が接着する、所謂ブリッジ状態となる部分が生じることや、封止部441の先端付近においてフィルム300が破れてしまうことなどを防止することが可能である。したがって、スキンパック包装体101の見栄えを美しく保ち、かつ被包装物400を適切に包装することができ、また、生産工程における管理負担を軽減できるという利点を有する。
According to the present embodiment, the sealing
図6に示すように、封止部441を押さえ片220に沿わせるようにして被包装物400を台材200に載置することにより、被包装物400を台材200の所望の位置に正確に載置することができる。また、被包装物400を載置した後、脱気する工程までの間に、被包装物400が台材200上において不当にずれてしまうことを抑制することができる。そして、脱気する工程においては、起立していた押さえ片220がフィルム300に押されて封止部441を押さえる格好となる。したがって、見栄えが美しく、かつ被包装物400を適切に包装可能なスキンパック包装体101を容易かつ確実に製造することができる。特に、脱気する工程において起立していた押さえ片220が封止部441を押さえるように倒されるため、たとえば被包装物400を載置する工程において、押さえ片220を封止部441を押さえるようにひとつずつ倒す必要がない。これは、スキンパック包装体101の製造効率を向上させるのに有利である。
As shown in FIG. 6, by placing the article to be packaged 400 on the
台材200に孔230を設けておくことにより、被包装物400の製造年月日や、賞味期限、消費期限などの所定の情報をスキンパック包装体101の外観に表すことができる。これにより、スキンパック包装体101の状態で、換言すればスキンパック包装体101を開封することなく被包装物400の前記所定の情報を確認することができる。また、前記所定の情報をスキンパック包装体101の製造工程、特に上シート410や下シート420の製造工程において前記所定の情報を所定の位置にたとえば印刷しておけば、台材200には、被包装物400固有の前記所定の情報を印刷するなどすることが強いられない。したがって、ある台材200を複数種類の被包装物400について共通して用いることができる。
By providing the
また、孔230は、押さえ片220とともに台材200に形成されており、互いの位置関係は固定されている。このため、被包装物400が押さえ片220に対して位置合わせされた状態で包装されことにより、被包装物400の前記所定の情報を孔230から適切に露出させることができる。すなわち、スキンパック包装体101の製造方法においては、被包装物400と孔230との位置合わせをことさらに意識することなく、封止部441を押さえ片220に沿わせればよい。
Moreover, the
本実施形態においては、被包装物400として、ピロー包装袋のうち、所謂スティック包装袋と称される形態のものが採用されている。特に、本実施形態の被包装物400のように長い筒状とされた上シート410と下シート420とによって収容空間430が規定された構成の場合、収容空間430を規定する上シート410および下シート420は、比較的軟質であり容易に変形しやすい。このため、台材200上において不当にずれたり、脱気する工程においてフィルム300からの押し付け力によっていびつに変形してしたりするおそれがある。さらに、本発明とは異なり、封止部441が押さえ片220によって押さえられない構成であると、上述した変形が生じる結果、封止部441が台材200から離れたり、突出したりするなど不適切な状態となりうる。本実施形態によれば、押さえ片220に封止部441が沿った状態で被包装物400が載置され、脱気する工程においては押さえ片220によって封止部441が押さえられる。したがって、被包装物400にいびつな変形が生じることや、封止部441が不適切な状態となることを防止することができる。
In the present embodiment, as the article to be packaged 400, a so-called stick packaging bag among the pillow packaging bags is employed. In particular, in the case where the
台材200にミシン目241,242を設けておくことにより、スキンパック包装体101の使用者が被包装物400を取り出すときには、切り込み210付近の開口部、もしくは孔230に指の先端をかけ、ミシン目241,242に沿って台材200を破り裂くことができる。これにより、被包装物400を確実に包装することと、被包装物400を容易に取り出すこととを両立することができる。特に、本実施形態においては、封止部441が押さえ片220に押さえられた態様であるため、被包装物400は、顕著な突出部分を有さない。このため、フィルム300には、使用者が指などによって破り裂く起点となるような部位はほとんどみられない。しかし、ミシン目241,242が設けられることにより、被包装物400容易な取り出しが達成される。また、ミシン目241は、被包装物400の位置決めや確実な固定に寄与する押さえ片220が設けられることによって生じた開口部分を利用して設けられており、合理的である。また、台材200のうち被包装物400と重なる位置に上述したミシン目241,242が設けられない場合には、台材200の端部を切断することによって開封用の摘みを生じさせるためのミシン目を設けてもよく、その形状は特に限定されない。ただし、台材200の角部を摘みとすべく切れ目を設けた場合、当該切れ目により区画された台材200の一部分(摘みとなる部分)はフィルム300のみで保持されることになる。このとき、切れ目が直線の場合(すなわち摘み部が略三角形状となる場合)、搬送時などに外部からの衝撃があると摘み部が大きく遥動し易いため脱落するおそれがある。したがって、当該切れ目は非直線状(たとえば多角線状や曲線状など)であることが好ましい。なお、台材200の角部以外の端部で切れ目を設ける場合は必然的に非直線状となる。あるいは、台材200の端部とフィルム300とが部分的に接着されていない領域を敢えて設けることにより、開封用の起点となる部位を形成してもよい。
By providing the
なお、本実施形態における封止部441においては、上シート410の端縁411と下シート420の端縁421とが一致している。これは、一般的なピロー包装袋としての被包装物400が形成される際には、上シート410となるシートと下シート420となるシートとが接合された後に、これらが一括して切断させることがほとんどであることによる。しかし、本発明で言う封止部としては、端縁411と端縁421とが一致したものに限定されず、端縁411と端縁421とが互いにずれた構成であってもよい。
In the sealing
図12〜図20は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。 12 to 20 show another embodiment of the present invention. In these drawings, the same or similar elements as those in the above embodiment are denoted by the same reference numerals as those in the above embodiment.
図12および図13は、本発明の第2実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体102においては、まず、被包装物400の構成が上述したスキンパック包装体101における被包装物400と異なっている。本実施形態においては、被包装物400は、矩形状とされた四辺に封止部441が形成されている、所謂平袋である。平袋は、上シート410と下シート420とが比較的近接していることにより、全体として薄く偏平な形状となっている。このような被包装物400は、袋状容器の一形態であり、収容物435として、たとえば顆粒の服用薬を収容する場合に用いられる。
12 and 13 show a skin pack package according to the second embodiment of the present invention. In the
台材200には、4つの押さえ片220が形成されている。4つの押さえ片220は、被包装物400の四辺の略中央に対応した位置に設けられている。各押さえ片220は、図3に示した状態と類似した状態で、被包装物400の封止部441の一部ずつを押さえている。
Four
本実施形態の台材200には、被包装物400の中央部分に重なる位置に、孔230が設けられている。孔230からは、被包装物400の下シート420の一部が露出している。この露出部分には、上述した所定の情報が記載されている。
In the
各切り込み210には、2つずつのミシン目241が繋がるように形成されている。一方、孔230に繋がるミシン目242は形成されていない。これは、1つの被包装物400に対して4つの切り込み210が設けられていることにより、ミシン目241によって台材200を適切に裂き、被包装物400を取り出すことが可能であるからである。
Each
また、本実施形態においては、台材200に表示領域205が設定されている。表示領域205は、たとえば被包装物400の商品名称や需要者の注意を惹く図柄などが印刷される。このような表示領域205を設けることにより、被包装物400を台材200およびフィルム300によって平らな姿勢で比較的強固に保持することに加えて、被包装物400を注目されやすい外観に仕立て上げることができるという利点がある。
In the present embodiment, a
なお、本実施形態においては、平袋の四辺に形成された封止部441の全てを4つの押さえ片220で保持する形態であるが、それには特に限定されない。たとえば、四辺に形成された封止部441のうち、対向する二辺の封止部441のみを2つの押さえ片220で保持してもよい。もちろん、一辺の封止部441に対して複数の押さえ片220を対応させる形態であってもよい。
In addition, in this embodiment, although it is the form which hold | maintains all the sealing
図14は、本発明の第3実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体103においては、スキンパック包装体102と同様の被包装物400が用いられており、台材200の複数の押さえ片220の構成がスキンパック包装体102と異なっている。本実施形態においては、複数の押さえ片220が被包装物400の四隅に対応した位置に設けられている。各押さえ片220は、中心角が90度程度の円弧状部分とこの円弧状部分の両端から円弧中心に向かって延びる2つの直線部分とによって構成された切り込み210によって囲まれている。
FIG. 14 shows a skin pack package according to the third embodiment of the present invention. In the
なお、図12〜図14に示す被包装物400においては、その4辺に封止部441が形成されているが、たとえば折り返されたシートの折り目がその1辺に形成され、それ以外の3辺に封止部441が形成された構成であってもよい。この場合、3辺に形成された3つの封止部441を3つの押さえ片220によって押さえればよい。また、前記1辺に形成された折り目を押さえ片220によって押さえることが可能であれば、そのような構成としてもよい。
In addition, in the to-
なお、上述の第1ないし第3実施形態においては、袋状容器としてスティック包装袋や四辺ないし三辺に封止部441を有する平袋を用いて説明したが、封止部441を少なくとも一つ有する袋状容器であれば、その形状は特に限定されない。具体的には、背張り部を有するピロー包装袋、あるいはガセットシートを上シート410および下シート420との間に備える、サイドガセット袋やスタンディング袋等、種々公知の袋状容器を例示できる。
In the first to third embodiments described above, a stick packaging bag or a flat bag having a sealing
図15〜図17は、本発明の第4実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体104は、まず、被包装物400の構成が上述したスキンパック包装体101〜105における被包装物400と異なっている。本実施形態の被包装物400は、一般的にPTP(Press Through Package:プレススルーパック)包装と称される態様に構成されている。上シート410は、マトリクス状に配置された複数の膨出部415を有しており、比較的硬質の材料からなる。下シート420は、比較的薄いシートからなる。上シート410の膨出部415と下シート420とによって収容空間430が規定されている。このような収容空間430に収容される収容物435としては、たとえば錠剤やカプセル剤が挙げられる。
15-17 has shown the skin pack package based on 4th Embodiment of this invention. The
上シート410は、通常、ベースフィルム層およびバリア層から構成される。なお、上シート410は、バリア層を備えず、バリア性を有する基層のみから構成されてもよい。
The
下シート420は、通常、ベースフィルム層、バリア層およびシーラント層から構成される。なお、下シート420は、バリア層を備えず、バリア性を有する基層を用いてもよい。なおシーラント層は、上シート410の下シート420との接合面に設けてもよいし、上シート410の接合面および下シート420の接合面の両方に設けてもよい。
The
上シート410および下シート420を構成する、ベースフィルム層、バリア層およびシーラント層の各層の材料は、上述した第1実施形態における袋状容器で挙げた材料と同様のものが挙げられる。
The material of each layer of the base film layer, the barrier layer, and the sealant layer that constitutes the
本実施形態においては、上シート410のうち膨出部415以外の部位は、ほとんどすべてが下シート420に接着または熱溶着などによって接合されている。この接合された部分の端部が、封止部441となっている。この封止部441においては、上シート410の端縁411と下シート420の端縁421とが一致している。本実施形態の台材200には、4つの押さえ片220が設けられている。各押さえ片220は、それぞれ封止部441を押さえている。なお、図16に示すように、上シート410が比較的硬質な材質からなることにより、本実施形態の封止部441は、押さえ片220、ひいてはフィルム300から押さえられているものの、下方に顕著に撓んだ形状とはなっていない。
In the present embodiment, almost all of the
図17に示すように、本実施形態の台材200には、マトリクス状に配置された複数の円形の孔230が形成されている。複数の孔230の配置は、複数の収容空間430(複数の膨出部415)の配置と一致している。このため、図16に示すように、下シート420のうち収容空間430を規定する部分が、孔230から露出している。本実施形態においては、錠剤やカプセル剤などの収容物435を取り出すに際し、使用者によって膨出部415が押しつぶされる。すると、収容物435が下シート420を突き破るようにして、収容空間430から排出される。孔230は、この収容物435を速やかに台材200の下面側に排出させる機能を果たす。このような形態で収容物435が排出されるため、本実施形態においては、上述したミシン目241,242は形成されていない。
As shown in FIG. 17, a plurality of
図18は、本発明の本発明の第5実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体105は、台材200の孔230が上述したスキンパック包装体104と異なっている。本実施形態の孔230は、複数の収容空間430(複数の膨出部415)を一括して内包するサイズとされている。
FIG. 18 shows a skin pack package according to the fifth embodiment of the present invention. The
図15〜図18に示した実施形態によっても、スキンパック包装体104,105の見栄えを美しく保ち、かつ被包装物400を適切に包装することができる。特に、所謂PTP包装とされた被包装物400は、たとえば全体が上シート410側に反った形状となりやすい。この反りによって、被包装物400を台材200に載置した際に、封止部441が台材200から浮いてしまう。本実施形態によれば、浮いた状態となった封止部441を押さえ片220によって押さえることが可能であり、フィルム300がブリッジ状態となることや、浮いた状態の封止部441によってフィルム300が破れてしまうなどといった不具合を回避することができる。
Also by the embodiment shown in FIGS. 15 to 18, the appearance of the skin
孔230を収容空間430と重なる位置に設けることにより、台材200やフィルム300を破り裂くことなく、PTP包装とされた被包装物400から収容物435を適切かつ容易に取り出すことができる。
By providing the
なお、スキンパック包装体104,105の被包装物400が、所謂ブリスター容器と称される形態である構成であってもよい。公知の通り広義においては、ブリスター容器は、PTP包装を含む概念である。すなわち、本願で言うブリスター容器は、上述したPTP包装と称される形態の他に、たとえば下シート420が厚紙などの比較的厚い材質からなる形態を含む。このような構成であっても、スキンパック包装体104,105の見栄えを美しく保ち、かつ被包装物400を適切に包装することができる。
In addition, the structure which is the form called what is called a blister container may be sufficient as the to-
図19は、本発明の第6実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体106は、上述したスキンパック包装体104,105と比べて、台材200の構成が異なっている。本実施形態の台材200は、主板部201、保護板部202および折り返し部203を有している。
FIG. 19 shows a skin pack package according to the sixth embodiment of the present invention. The skin
主板部201は、切り込み210、押さえ片220、孔230などが形成されている部位であり、スキンパック包装体104,105の台材200と共通する部位である。保護板部202は、被包装物400を挟んで主板部201と対向する姿勢を取りうる部位であり、たとえば主板部201と同様の矩形状とされている。折り返し部203は、主板部201と保護板部202の一辺どうしを連結している部位である。折り返し部203は、y方向を長手方向とする長方形とされている。折り返し部203のz方向寸法は、被包装物400のz方向高さと同じか若干大とされている。同図に示す通り、保護板部202は、主板部201に対向する姿勢である閉状態と、被包装物400を露出させるように開く開状態とを取りうる。
The
本実施形態によっても、スキンパック包装体106の見栄えを美しく保ち、かつ被包装物400を適切に包装することができる。また、スキンパック包装体106が店頭に陳列される際には、保護板部202を閉状態としておくことにより、PTP包装とされた被包装物400が保護板部202によって保護される。このため、たとえばスキンパック包装体106の購入を検討する購入予定者が、スキンパック包装体106に触れた際などに、誤って上シート410の膨出部415を押しつぶしてしまい錠剤やカプセル剤などの収容物435が飛び出す事態を防止することができる。
Also according to this embodiment, the appearance of the
図20は、本発明の第7実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体107は、台材200の構成が上述したスキンパック包装体106と異なっている。本実施形態の台材200は、主板部201と保護板部202との一辺どうしが直接繋がっており、スキンパック包装体106における折り返し部203は設けられていない。本実施形態の保護板部202は、孔230を覆うように主板部201と重なる閉状態と、孔230を露出させるように開く開状態とを取りうる。なお、図示された孔230は、上述したスキンパック包装体105の孔230と同様であるが、たとえばスキンパック包装体104における孔230が採用されてもよい。
FIG. 20 shows a skin pack package according to the seventh embodiment of the present invention. The
本実施形態によっても、スキンパック包装体107の見栄えを美しく保ち、かつ被包装物400を適切に包装することができる。また、上シート410の膨出部415が誤って押されたとしても、下シート420を介して保護板部202が収容物435を支える格好となる。したがって、店頭などにおいて収容物435が意図せず取り出されてしまうことを防止することができる。
Also according to this embodiment, the appearance of the
本発明に係るスキンパック包装体およびスキンパック包装体の製造方法は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るスキンパック包装体およびスキンパック包装体の製造方法の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。 The skin pack package and the method for producing the skin pack package according to the present invention are not limited to the above-described embodiments. The specific configuration of the skin pack package and the method for manufacturing the skin pack package according to the present invention can be varied in design in various ways.
本発明で言う被包装物は、ピロー包装袋などの袋状容器やブリスター容器、PTP包装の形態とされたものに限定されず、本発明で言う封止部を有する様々な形態の被包装物を採用できる。本発明で言う封止部は、上述した実施形態に示された通り様々な構成をとりうる。本発明で言う押さえ片を囲む切り込みは、線状、スリット状をはじめ、押さえ片を適切に形成しうる切断部が台材に形成されたものであればよい。 The packaged article referred to in the present invention is not limited to a bag-shaped container such as a pillow packaging bag, a blister container, or a PTP packaged form, and various forms of packaged articles having a sealing portion referred to in the present invention. Can be adopted. The sealing part said by this invention can take various structures as shown by embodiment mentioned above. The incision surrounding the pressing piece in the present invention may be any shape in which a cutting part capable of appropriately forming the pressing piece is formed on the base material, including a linear shape and a slit shape.
101〜107 スキンパック包装体
200,290 台材
201 主板部
202 保護板部
203 折り返し部
205 表示領域
210 切り込み
220 押さえ片
230 孔
241,242 ミシン目
300 フィルム
390 フィルム
400 被包装物
410 上シート
411 端縁
415 膨出部
420 下シート
421 端縁
430 収容空間
435 収容物
441 封止部
810 脱気テーブル
101-107
Claims (4)
フィルムと、
前記台材および前記フィルムの間に介在する被包装物と、を備え、
前記台材と前記フィルムとの間が脱気された、スキンパック包装体であって、
前記台材は、切り込みにより形成された押さえ片を有しており、
前記被包装物は、少なくとも上シートおよび下シート、ならびにこれらの上シートおよび下シートの間に設けられた収容空間、を備えた容器であって、かつ前記上シートおよび前記下シートが互いに接合された封止部を有しており、
前記押さえ片の全部または一部が前記フィルムと前記封止部との間に介在していることを特徴とする、スキンパック包装体。 Base material,
With film,
An article to be packaged interposed between the base material and the film,
A skin pack package in which the space between the base material and the film is degassed,
The base material has a pressing piece formed by cutting,
The package is a container including at least an upper sheet and a lower sheet, and a storage space provided between the upper sheet and the lower sheet, and the upper sheet and the lower sheet are joined to each other. Has a sealing part,
A skin pack package, wherein all or part of the pressing piece is interposed between the film and the sealing portion.
少なくとも上シートおよび下シート、ならびにこれらの上シートおよび下シートの間に設けられた収容空間、を備えた容器であって、かつ前記上シートおよび前記下シートが互いに接合された封止部を有する被包装物を、前記押さえ片に前記封止部を沿わせるように、前記台材に載置する工程と、
前記被包装物および前記台材をフィルムによって覆う工程と、
前記台材と前記フィルムとの間を脱気することにより、前記封止部と前記フィルムとの間に前記押さえ片の全部または一部を介在させる工程と、
を備えることを特徴とする、スキンパック包装体の製造方法。 Using a base material having a pressing piece formed by cutting, the step of raising the pressing piece;
A container having at least an upper sheet and a lower sheet, and a storage space provided between the upper sheet and the lower sheet, and having a sealing portion in which the upper sheet and the lower sheet are joined to each other Placing the article to be packaged on the base so that the sealing portion is along the pressing piece; and
Covering the package and the base material with a film;
A step of interposing all or part of the pressing piece between the sealing portion and the film by degassing the base material and the film;
A method for producing a skin pack package, comprising:
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