JP2014150435A - 再生装置および再生プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】表情を和らげるコンテンツを再生すること。
【解決手段】再生装置10は、コンテンツの内容を形容する属性情報が付されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部34と、人物の顔を撮像する撮像部11と、撮像部11で撮像された画像に基づいて、顔の表情を検出する表情検出部31と、表情検出部31によって検出されている表情を緩和する所定の属性情報が付されたコンテンツを再生対象として選ぶコンテンツ選択部34と、コンテンツ選択部34で選ばれたコンテンツをコンテンツ再生部34に再生させる再生制御部30と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】再生装置10は、コンテンツの内容を形容する属性情報が付されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部34と、人物の顔を撮像する撮像部11と、撮像部11で撮像された画像に基づいて、顔の表情を検出する表情検出部31と、表情検出部31によって検出されている表情を緩和する所定の属性情報が付されたコンテンツを再生対象として選ぶコンテンツ選択部34と、コンテンツ選択部34で選ばれたコンテンツをコンテンツ再生部34に再生させる再生制御部30と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、再生装置および再生プログラムに関する。
顔の表情に合った音楽を生成する音楽生成装置が知られている(特許文献1参照)。
従来技術では、明るい表情の場合に明るめの音楽が生成され、暗い表情の場合に暗めの音楽が生成されるため、例えば、現在の暗い表情を緩和させることが困難である。
本発明による再生装置は、コンテンツの内容を形容する属性情報が付されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部と、人物の顔を撮像する撮像部と、撮像部で撮像された画像に基づいて、顔の表情を検出する表情検出部と、表情検出部によって検出されている表情を緩和する所定の属性情報が付されたコンテンツを再生対象として選ぶコンテンツ選択部と、コンテンツ選択部で選ばれたコンテンツをコンテンツ再生部に再生させる再生制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明による再生プログラムは、コンテンツの内容を形容する属性情報が付されたコンテンツを再生するコンテンツ再生処理と、人物の顔が撮像された画像に基づいて、顔の表情を検出する表情検出処理と、表情検出処理によって検出されている表情を緩和する所定の属性情報が付されたコンテンツを再生対象として選ぶコンテンツ選択処理と、コンテンツ選択処理で選ばれたコンテンツを上記コンテンツ再生処理で再生させる再生制御処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明による再生プログラムは、コンテンツの内容を形容する属性情報が付されたコンテンツを再生するコンテンツ再生処理と、人物の顔が撮像された画像に基づいて、顔の表情を検出する表情検出処理と、表情検出処理によって検出されている表情を緩和する所定の属性情報が付されたコンテンツを再生対象として選ぶコンテンツ選択処理と、コンテンツ選択処理で選ばれたコンテンツを上記コンテンツ再生処理で再生させる再生制御処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、表情を和らげるコンテンツを再生できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による再生装置10の外観を例示する図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は背面図である。再生装置10は、例えば、スマートフォンと呼ばれる高機能携帯電話機によって構成されている。
図1(a)において、再生装置10の正面に、カメラ11と、表示・入力部20と、が設けられる。再生装置10の上面には、ヘッドフォン端子12が設けられている。図1(b)において、再生装置10の背面に、カメラ13が設けられる。
図1(a)のカメラ11は、再生装置10でユーザーの表情検出機能を使用する際に表情検出用カメラとして使用される。カメラ11はさらに、再生装置10でテレビ電話機能を使用する際に、ユーザー撮影用カメラとしても使用される。
ヘッドフォン端子12は、図示しないヘッドフォンを接続するための端子である。再生装置10によって音声データに基づく音声を再生する際に、ヘッドフォン端子12を介してヘッドフォンへ音声信号が出力される。表示・入力部20は、画面表示部22に画像やアイコン21などを表示するディスプレイ機能と、ユーザーによる接触操作を受け付ける操作部機能とを兼ね備えたタッチパネル液晶ディスプレイによって構成される。
表示・入力部20は再生装置10の筐体正面を覆うように設けられており、画面表示部22は、表示面かつ操作面である。表示・入力部20は、ユーザーの指で画面表示部22が接触操作されると、接触部の静電容量の変化に基づいて、接触操作されたこと、および接触位置を示す検出信号を出力する。
再生装置10は、表示・入力部20の画面表示部22に表示しているアイコン21に対応づけられているプログラムを起動させることにより、電話機能やメール機能、コンテンツ再生機能、カメラ機能など、各起動プログラムによって実現される機能を発揮する。なお、図1(a)に例示する画面表示部22の表示内容は、いわゆるホーム画面の例である。図1(b)のカメラ13は、再生装置10でカメラ機能を発揮する際に撮影用カメラとして使用される。
図2は、図1の再生装置10の要部構成を例示するブロック図である。図2において、再生装置10は、表示・入力部20と、制御部30と、上記カメラ11,13と、上記ヘッドフォン端子12と、通信部14とを有する。
<表示・入力部20>
表示・入力部20は、位置検出部23と、画面表示部22と、を含む。位置検出部23は、指による接触位置を示す位置検出信号と、表示制御部33が有する表示情報(表示・入力部20の画面表示部22のどこに、何を表示させているかを示す情報)とに基づいて、表示・入力部20の画面上の対象(アイコン21など)を特定する。画面表示部22は、上述したように表示面かつ操作面である。
表示・入力部20は、位置検出部23と、画面表示部22と、を含む。位置検出部23は、指による接触位置を示す位置検出信号と、表示制御部33が有する表示情報(表示・入力部20の画面表示部22のどこに、何を表示させているかを示す情報)とに基づいて、表示・入力部20の画面上の対象(アイコン21など)を特定する。画面表示部22は、上述したように表示面かつ操作面である。
<制御部30>
制御部30は、表情検出部31と、プログラム実行部32と、表示制御部33と、コンテンツ再生部34と、通信制御部35と、不揮発性メモリ36とを含み、再生装置10内の各部の動作を制御する。表情検出部31は、表情検出用として動作するカメラ11で取得されたユーザーの顔の画像に基づいて、公知の表情検出処理を行ってユーザーの表情を検出する。
制御部30は、表情検出部31と、プログラム実行部32と、表示制御部33と、コンテンツ再生部34と、通信制御部35と、不揮発性メモリ36とを含み、再生装置10内の各部の動作を制御する。表情検出部31は、表情検出用として動作するカメラ11で取得されたユーザーの顔の画像に基づいて、公知の表情検出処理を行ってユーザーの表情を検出する。
具体的には、顔の画像に含まれる目、口、しわの形状、口の開閉具合など、顔全体に分布する特徴に基づいて笑顔、怒り顔、悲しみ顔などを検出する。例えば、目尻が下がっている、目尻に皺がある、口角が上がっている、口が開いている、歯が露出している、ほうれい線が明瞭であるなどの特徴が顔画像から検出された場合、その顔画像の表情は「笑顔」であると判断する。また、目尻が上がっている、眉が上がっている、口角が下がっている、眉間の皺が明瞭であるなどの特徴が顔画像から検出された場合、その顔画像の表情は「怒り顔」であると判断する。
さらにまた、眉尻が上がるも眉全体として下がっている、伏せ目である、口角が下がっている、口を結んでいる、歯が露出していないなどの特徴が顔画像から検出された場合、その顔画像の表情は「悲しみ顔」であると判断する。
プログラム実行部32は、表示・入力部20の位置検出部23によって特定されたアイコン21に対応づけられているプログラムを実行する。プログラムは、不揮発性メモリ36に格納されている。
表示制御部33は、表示・入力部20の画面表示部22に、画像やアイコン21などを表示させる。コンテンツ再生部34は、不揮発性メモリ36に格納されているコンテンツのファイルを読み出して再生する。本実施形態では、コンテンツの種類として動画コンテンツ、静止画コンテンツ、音楽コンテンツ、および書籍コンテンツを含む。
再生するコンテンツの種類は、ユーザーから表示・入力部20への接触操作によって指示される。動画コンテンツを再生する場合のコンテンツ再生部34は、動画データに基づく映像を画面表示部22に表示させるとともに、関連付けられている音声データに基づく音声をヘッドフォン(不図示)で再生させる。動画コンテンツは、テレビ番組や映画、ビデオ作品を含む。
静止画コンテンツを再生する場合のコンテンツ再生部34は、静止画データに基づく画像を画面表示部22に表示させる。音楽コンテンツを再生する場合のコンテンツ再生部34は、音楽データに基づく楽曲をヘッドフォン(不図示)で再生させる。書籍コンテンツを再生する場合のコンテンツ再生部34は、書籍データに基づく書籍の内容を画面表示部22に表示させる。
通信制御部35は、通信部14を介して行う外部機器との通信を制御する。不揮発性メモリ36は、プログラム実行部32が実行するプログラム、コンテンツ再生部34で再生するコンテンツファイルを格納する。プログラムやコンテンツファイルは、通信部14を介して不揮発性メモリ36へ更新記憶、または追加記憶することが可能である。
<通信部14>
通信部14は、通信制御部35からの指示に応じて無線通信を行う。通信部14は、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントを経由する通信と、携帯電話回線網を経由する通信とが可能に構成されている。
通信部14は、通信制御部35からの指示に応じて無線通信を行う。通信部14は、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントを経由する通信と、携帯電話回線網を経由する通信とが可能に構成されている。
<コンテンツ再生>
本実施形態の再生装置10は、制御部30(コンテンツ再生部34)で行うコンテンツ再生処理に特徴を有するので、以降の説明はこの点を中心に行う。再生装置10が再生するコンテンツのファイルには、あらかじめコンテンツの属性を示すタグ情報が付されている。
本実施形態の再生装置10は、制御部30(コンテンツ再生部34)で行うコンテンツ再生処理に特徴を有するので、以降の説明はこの点を中心に行う。再生装置10が再生するコンテンツのファイルには、あらかじめコンテンツの属性を示すタグ情報が付されている。
属性は、例えば「明るい」、「軽い」、「簡単」、「暗い」、「重い」、「難しい」、「笑い」、「楽しい」、「面白い」などのキーワードで表され、そのコンテンツの内容を形容するものである。本実施形態では上記キーワードを以下の3つのグループに分類する。第1グループは、属性が「明るい」、「軽い」、「簡単」の少なくとも1つに該当するものである。第2グループは、「暗い」、「重い」、「難しい」の少なくとも1つに該当するものである。第3グループは、「笑い」、「楽しい」、「面白い」の少なくとも1つに該当するものである。
コンテンツ再生部34は、コンテンツの再生が指示されると、表情検出部31によって検出されているユーザーの表情に応じた属性に該当するコンテンツを選んで再生する。具体的には、ユーザーの表情が「笑顔」の場合は、上記第2グループの属性に該当するコンテンツを再生し、ユーザーの表情が「怒り顔」の場合は上記第3グループの属性に該当するコンテンツを再生し、ユーザーの表情が「悲しみ顔」の場合は上記第1グループの属性に該当するコンテンツを再生する。
ユーザーの表情が「悲しみ顔」の場合の再生ファイルの属性を第1グループとする理由は、「明るい」、「軽い」、または「簡単」で形容されるコンテンツを再生することで、ユーザーを「悲しみ顔」にさせている「暗い」、「沈んだ」、「重い」気分を回復、改善させるためである。
ユーザーの表情が「笑顔」の場合の再生ファイルの属性を第2グループとする理由は、ユーザーを「笑顔」にさせる「楽しい」、「嬉しい」ときは気分に余裕があるので、「暗い」、「重い」、または「難しい」で形容されるコンテンツの鑑賞に耐え得るからである。
ユーザーの表情が「怒り顔」の場合の再生ファイルの属性を第3グループとする理由は、「笑い」、「楽しい」、または「面白い」で形容されるコンテンツを再生することで、ユーザーを「怒り顔」にさせている「不快」、「興奮」した気分を回復、改善させるためである。
<フローチャートの説明>
制御部30が実行する再生処理の流れについて、図3に例示するフローチャートを参照して説明する。制御部30は、コンテンツ再生プログラムに対応付けられたアイコン21を選択するための表示・入力部20への接触操作がなされると、図3による処理を起動させる。なお、再生するコンテンツの種類も接触操作によって指示される。
制御部30が実行する再生処理の流れについて、図3に例示するフローチャートを参照して説明する。制御部30は、コンテンツ再生プログラムに対応付けられたアイコン21を選択するための表示・入力部20への接触操作がなされると、図3による処理を起動させる。なお、再生するコンテンツの種類も接触操作によって指示される。
図3のステップS11において、制御部30は、再生するコンテンツが動画コンテンツか否かを判定する。制御部30は、指示されているコンテンツの種類が動画コンテンツである場合にステップS11を肯定判定してステップS12へ進み、指示されているコンテンツの種類が動画コンテンツでない場合には、ステップS11を否定判定してステップS13へ進む。ステップS12において、制御部30は、動画コンテンツを再生対象にしてステップS18へ進む。
ステップS13において、制御部30は、再生するコンテンツが静止画コンテンツか否かを判定する。制御部30は、指示されているコンテンツの種類が静止画コンテンツである場合にステップS13を肯定判定してステップS14へ進み、指示されているコンテンツの種類が静止画コンテンツでない場合には、ステップS13を否定判定してステップS15へ進む。ステップS14において、制御部30は、静止画コンテンツを再生対象にしてステップS18へ進む。
ステップS15において、制御部30は、再生するコンテンツが音楽コンテンツか否かを判定する。制御部30は、指示されているコンテンツの種類が音楽コンテンツである場合にステップS15を肯定判定してステップS16へ進み、指示されているコンテンツの種類が音楽コンテンツでない場合には、ステップS15を否定判定してステップS17へ進む。ステップS16において、制御部30は、音楽コンテンツを再生対象にしてステップS18へ進む。ステップS17において、制御部30は、書籍コンテンツを再生対象にしてステップS18へ進む。
ステップS18において、制御部30は、表情検出部31によりユーザーの表情を検出してステップS19へ進む。ステップS19において、制御部30は、検出したユーザーの表情に基づいて、上記属性のグループを判定してステップS20へ進む。ステップS20において、制御部30は、再生対象のファイルの中から、上記判定したグループのキーワードに対応する属性のファイルを選んでステップS21へ進む。なお、該当するファイルが複数存在する場合は、例えば、不揮発性メモリ36に格納された時期が新しいファイルを選ぶ。
ステップS21において、制御部30は、ステップS20で選んだファイルを読み出し、ファイルのコンテンツデータをコンテンツ再生部34で再生してステップS22へ進む。ステップS22において、制御部30は、再生処理を終了するか否かを判定する。制御部30は、表示・入力部20への接触操作によって終了が指示されるとステップS22を肯定判定して図3による処理を終了する。制御部30は、終了が指示されない場合にはステップS22を否定判定してステップS11へ戻る。ステップS11へ戻る場合は上述した処理を繰り返す。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)再生装置10は、コンテンツの内容を形容する属性情報が付されたコンテンツを再生する制御部(コンテンツ再生部34)と、人物の顔を撮像するカメラ11と、カメラ11で撮像された画像に基づいて、顔の表情を検出する表情検出部31と、表情検出部31によって検出されている表情を緩和する所定の属性情報が付されたコンテンツを再生対象として選ぶ制御部30(コンテンツ再生部34)と、制御部30(コンテンツ再生部34)で選ばれたコンテンツを制御部30(コンテンツ再生部34)に再生させる制御部30と、を備える。これにより、ユーザーの表情を和らげるコンテンツを再生できる。
(1)再生装置10は、コンテンツの内容を形容する属性情報が付されたコンテンツを再生する制御部(コンテンツ再生部34)と、人物の顔を撮像するカメラ11と、カメラ11で撮像された画像に基づいて、顔の表情を検出する表情検出部31と、表情検出部31によって検出されている表情を緩和する所定の属性情報が付されたコンテンツを再生対象として選ぶ制御部30(コンテンツ再生部34)と、制御部30(コンテンツ再生部34)で選ばれたコンテンツを制御部30(コンテンツ再生部34)に再生させる制御部30と、を備える。これにより、ユーザーの表情を和らげるコンテンツを再生できる。
(2)上記(1)の再生装置10において、表情検出部31は怒り顔を検出し、制御部30(コンテンツ再生部34)は、怒り顔にあらかじめ対応づけられている属性情報「笑い」、「楽しい」、「面白い」が付されたコンテンツを再生対象に選ぶようにした。これにより、ユーザーを「怒り顔」にさせている「不快」、「興奮」した気分を回復、改善させ得る。
(3)上記(1)または(2)に記載の再生装置10において、表情検出部31は、悲しみ顔を検出し、制御部30(コンテンツ再生部34)は、悲しみ顔にあらかじめ対応づけられている属性情報「明るい」、「軽い」、「簡単」が付されたコンテンツを再生対象に選ぶようにした。これにより、ユーザーを「悲しみ顔」にさせている「暗い」、「沈んだ」、「重い」気分を回復、改善させ得る。
(4)上記(1)〜(3)に記載の再生装置10において、表情検出部31は、笑顔を検出し、制御部30(コンテンツ再生部34)は、笑顔にあらかじめ対応づけられている属性情報「暗い」、「重い」、「難しい」が付されたコンテンツを再生対象に選ぶ。ユーザーを「笑顔」にさせる「楽しい」、「嬉しい」ときは気分に余裕があるので、「暗い」、「重い」、「難しい」で形容されるコンテンツの鑑賞に耐え得るからである。
(変形例1)
上述した実施形態では、高機能携帯電話機を例に再生装置10を説明したが、タブレット型端末や、パーソナルコンピュータによって再生装置を構成してもよい。パーソナルコンピュータへのプログラムの供給は、例えば、プログラムを格納したCD−ROMなどの記憶媒体をパーソナルコンピュータにセットして行ってもよいし、ネットワークなどの通信回線を経由する方法でパーソナルコンピュータへローディングしてもよい。通信回線を経由する場合は、当該通信回線に接続されたサーバーのハードディスク装置などにプログラムを格納しておく。プログラムは、記憶媒体や通信回線を介する提供など、種々の形態のコンピュータプログラム製品として供給することができる。一方、タブレット型端末へのプログラムの供給は、再生装置10と同様に、無線LANのアクセスポイントを経由する通信や、携帯電話回線網を経由する通信によって供給できる。
上述した実施形態では、高機能携帯電話機を例に再生装置10を説明したが、タブレット型端末や、パーソナルコンピュータによって再生装置を構成してもよい。パーソナルコンピュータへのプログラムの供給は、例えば、プログラムを格納したCD−ROMなどの記憶媒体をパーソナルコンピュータにセットして行ってもよいし、ネットワークなどの通信回線を経由する方法でパーソナルコンピュータへローディングしてもよい。通信回線を経由する場合は、当該通信回線に接続されたサーバーのハードディスク装置などにプログラムを格納しておく。プログラムは、記憶媒体や通信回線を介する提供など、種々の形態のコンピュータプログラム製品として供給することができる。一方、タブレット型端末へのプログラムの供給は、再生装置10と同様に、無線LANのアクセスポイントを経由する通信や、携帯電話回線網を経由する通信によって供給できる。
(変形例2)
上記説明では、再生装置10内の不揮発性メモリ36にあらかじめ再生対象のコンテンツを格納しておき、このコンテンツを再生する例を説明した。この代わりに、通信部14を介して外部機器から再生対象のコンテンツのデータを所定のデータサイズに分けて受信しながら再生を行う、いわゆるストリーミング再生を行うように構成してもよい。一般に、動画コンテンツはファイルサイズが大きいところ、変形例2によれば、再生装置10に大容量の不揮発性メモリ36を備えることなしに、動画コンテンツの再生が可能となる。
上記説明では、再生装置10内の不揮発性メモリ36にあらかじめ再生対象のコンテンツを格納しておき、このコンテンツを再生する例を説明した。この代わりに、通信部14を介して外部機器から再生対象のコンテンツのデータを所定のデータサイズに分けて受信しながら再生を行う、いわゆるストリーミング再生を行うように構成してもよい。一般に、動画コンテンツはファイルサイズが大きいところ、変形例2によれば、再生装置10に大容量の不揮発性メモリ36を備えることなしに、動画コンテンツの再生が可能となる。
(変形例3)
制御部30が再生対象のコンテンツとして音楽コンテンツを選んでいる場合、表情検出部31により検出されたユーザーの表情に応じて音楽コンテンツの再生状態を変更してもよい。例えば、再生時の音量を変更したり、再生する楽曲のキーを変更したり、再生速度(テンポ)を変更したりする。音楽コンテンツを再生中にユーザーの表情に変化が生じた場合は、表情の変化に合わせて音楽コンテンツの再生状態をリアルタイムに変化させてもよい。再生音量、再生速度、再生キーは、いずれか1つの項目を変化させてもよいし、複数の項目を変化させてもよい。ユーザーの表情に応じて音楽コンテンツの再生状態を変更することで、ユーザーの気分の回復、改善度合いを高め得る。
制御部30が再生対象のコンテンツとして音楽コンテンツを選んでいる場合、表情検出部31により検出されたユーザーの表情に応じて音楽コンテンツの再生状態を変更してもよい。例えば、再生時の音量を変更したり、再生する楽曲のキーを変更したり、再生速度(テンポ)を変更したりする。音楽コンテンツを再生中にユーザーの表情に変化が生じた場合は、表情の変化に合わせて音楽コンテンツの再生状態をリアルタイムに変化させてもよい。再生音量、再生速度、再生キーは、いずれか1つの項目を変化させてもよいし、複数の項目を変化させてもよい。ユーザーの表情に応じて音楽コンテンツの再生状態を変更することで、ユーザーの気分の回復、改善度合いを高め得る。
(変形例4)
ユーザーの表情に応じて選んだ再生対象のコンテンツを再生開始後、表情検出部31により検出されたユーザーの表情が回復、改善しない場合には、制御部30は、再生中のコンテンツの再生に代えて、他のコンテンツを選んで再生するようにしてもよい。ユーザーの表情の回復、改善効果が見られないコンテンツに代えて他のコンテンツを再生することで、ユーザーの気分の回復、改善度合いを高め得る。
ユーザーの表情に応じて選んだ再生対象のコンテンツを再生開始後、表情検出部31により検出されたユーザーの表情が回復、改善しない場合には、制御部30は、再生中のコンテンツの再生に代えて、他のコンテンツを選んで再生するようにしてもよい。ユーザーの表情の回復、改善効果が見られないコンテンツに代えて他のコンテンツを再生することで、ユーザーの気分の回復、改善度合いを高め得る。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
10…再生装置
11、13…カメラ
12…ヘッドフォン端子
14…通信部
20…表示・入力部
22…画面表示部
23…位置検出部
30…制御部
31…表情検出部
34…コンテンツ再生部
36…不揮発性メモリ
11、13…カメラ
12…ヘッドフォン端子
14…通信部
20…表示・入力部
22…画面表示部
23…位置検出部
30…制御部
31…表情検出部
34…コンテンツ再生部
36…不揮発性メモリ
Claims (7)
- コンテンツの内容を形容する属性情報が付されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部と、
人物の顔を撮像する撮像部と、
前記撮像部で撮像された画像に基づいて、前記顔の表情を検出する表情検出部と、
前記表情検出部によって検出されている表情を緩和する所定の属性情報が付されたコンテンツを再生対象として選ぶコンテンツ選択部と、
前記コンテンツ選択部で選ばれたコンテンツを前記コンテンツ再生部に再生させる再生制御部と、
を備えることを特徴とする再生装置。 - 請求項1に記載の再生装置において、
前記表情検出部は怒り顔を検出し、
前記コンテンツ選択部は、前記怒り顔にあらかじめ対応づけられている属性情報が付されたコンテンツを再生対象に選ぶことを特徴とする再生装置。 - 請求項1または2に記載の再生装置において、
前記表情検出部は、悲しみ顔を検出し、
前記コンテンツ選択部は、前記悲しみ顔にあらかじめ対応づけられている属性情報が付されたコンテンツを再生対象に選ぶことを特徴とする再生装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の再生装置において、
前記表情検出部は、笑顔を検出し、
前記コンテンツ選択部は、前記笑顔にあらかじめ対応づけられている属性情報が付されたコンテンツを再生対象に選ぶことを特徴とする再生装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の再生装置において、
前記コンテンツは音楽コンテンツを含み、
前記コンテンツ選択部によって前記音楽コンテンツが選ばれている場合の前記再生制御部は、前記音楽コンテンツの再生中に前記表情検出部で検出された表情の変化に応じて再生音量、再生速度、および再生キーの少なくとも1つを変化させるように前記コンテンツ再生部を制御することを特徴とする再生装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の再生装置において、
前記再生制御部は、前記コンテンツの再生中に前記表情検出部で検出された表情が変化しない場合に、再生中のコンテンツに代えて前記コンテンツ選択部によって選ばれた他のコンテンツを再生するように前記コンテンツ再生部を制御することを特徴とする再生装置。 - コンテンツの内容を形容する属性情報が付されたコンテンツを再生するコンテンツ再生処理と、
人物の顔が撮像された画像に基づいて、前記顔の表情を検出する表情検出処理と、
前記表情検出処理によって検出されている表情を緩和する所定の属性情報が付されたコンテンツを再生対象として選ぶコンテンツ選択処理と、
前記コンテンツ選択処理で選ばれたコンテンツを前記コンテンツ再生処理で再生させる再生制御処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする再生プログラム。
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020014716A (ja) * | 2018-07-26 | 2020-01-30 | 株式会社フェイス | 音楽療法のための歌唱補助装置 |
WO2024014492A1 (ja) * | 2022-07-12 | 2024-01-18 | 株式会社東京文化芸術プロダクション | 楽曲配信システム、プログラム及びサーバ |
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2013
- 2013-02-01 JP JP2013018520A patent/JP2014150435A/ja active Pending
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WO2024014492A1 (ja) * | 2022-07-12 | 2024-01-18 | 株式会社東京文化芸術プロダクション | 楽曲配信システム、プログラム及びサーバ |
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