JP2014150010A - 車両用灯具駆動回路 - Google Patents

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【課題】電流ディレーティングを適切に行うことが可能な車両用灯具駆動回路を提供する。
【解決手段】車両用灯具駆動回路1は、半導体発光素子を複数直列接続してなる負荷100と、負荷10に供給している出力電圧及び出力電流を検出する出力電圧電流検出部12と、負荷10に供給する電力の指示値を設定する電力設定部16と、電力設定部16により設定された電力の指示値を、出力電圧電流検出部12により検出された出力電圧で除算して電流の指示値を算出する除算器18と、予め負荷10を点灯させるために設定された電流設定値と除算器18により算出された電流の指示値との小さい方の値に応じてPWM信号を生成するPWM制御部24と、PWM制御部24により生成されたPWM信号に応じて、電源からの電力を変換するDC/DCコンバータ26とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用灯具駆動回路に関する。
従来、LEDを光源とする車両用灯具を駆動するための車両用灯具駆動回路が提案されている(特許文献1参照)。このような車両用灯具駆動回路では、例えばLEDに規定の一定電流を供給すべく、電源電力をDC/DCコンバータにて変換することが行われている(特許文献1参照)。
特開2012−133954号公報
しかし、特許文献1に記載の車両用灯具駆動回路は、LEDに供給する電流の値を低減させる電流ディレーティングを行う場合に問題があるものであった。
例えば、特許文献1に記載の車両用灯具駆動回路において、使用温度範囲の全範囲を考慮して一定電流を流そうとする場合、高温時での電力変換によるDC/DCコンバータの発熱を考慮する必要があり、駆動回路に選定される各部品は容量が大きくなり高価なものとなってしまう。また、特許文献1に記載の車両用灯具駆動回路において、入力電圧の全変動範囲を考慮してLEDに一定電流を流そうとする場合、入力電圧の低下時には電力を保証するためDC/DCコンバータに大きな電流を流す必要がある。そのため、大きな入力電流に対応するための部品を回路に選定する必要があり、駆動回路に選定される各部品は容量が大きくなり高価なものとなってしまう。
そこで、高温時や入力電圧低下時において出力電流を低減させる方法が考えられるが、この方法の場合、出力電圧(出力電力)によらず電流を低減させることとなり、不必要な場合にも電流を低減してしまう。例えばLEDの順方向降下電圧Vfが小さくもともとLEDを発光させるための電力量が小さい場合には、そもそも電流を低減させる必要性がないが、このような場合であっても電流を低減させることとなり、不必要な場合にも電流を低減してしまう。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、電流ディレーティングを適切に行うことが可能な車両用灯具駆動回路を提供することにある。
本発明に係る車両用灯具駆動回路は、半導体発光素子を1又は複数直列接続してなる負荷と、負荷に供給している出力電圧及び出力電流を検出する検出手段と、負荷に供給する電力の指示値を設定する電力指示値設定手段と、電力指示値設定手段により設定された電力の指示値を、検出手段により検出された出力電圧で除算して電流の指示値を算出する除算手段と、予め負荷を点灯させるために設定された電流設定値と除算手段により算出された電流の指示値との小さい方の値に応じてPWM信号を生成するPWM制御手段と、PWM制御手段により生成されたPWM信号に応じて、電源からの電力を変換する電力変換手段と、を備えることを特徴とする。
この車両用灯具駆動回路によれば、予め負荷を点灯させるために設定された電流設定値と、算出された電流の指示値との小さい方の値に応じてPWM信号を生成し、電源からの電力を変換する。このため、例えば半導体発光素子の順方向降下電圧が低く、そもそも電流ディレーティングを行う必要が無い場合には、検出手段により検出される出力電力が小さくなっており、負荷を点灯させるために設定された電流設定値が、算出された電流の指示値よりも小さくなる。よって、そもそも電流ディレーティングを行う必要が無い場合には、予め負荷を点灯させるために設定された電流設定値による駆動が行われる。一方、例えば半導体発光素子への出力電力が大きく電流ディレーティングを行う必要がある場合には、検出手段により検出される出力電力が大きくなっており、算出された電流の指示値の方が小さくなる。このため、半導体発光素子への出力電力が大きく電流ディレーティングを行う必要がある場合には、算出された電流の指示値による駆動が行われる。よって、電流ディレーティングを適切に行うことができる。
また、上記車両用灯具駆動回路において、負荷又は各手段の周辺温度を検出する温度検出手段をさらに備え、電力指示値設定手段は、温度検出手段により検出される温度が高くなるに応じて、電力の指令値を小さく設定することが好ましい。
この車両用灯具駆動回路によれば、検出される温度が高くなるに応じて電力の指令値を小さく設定するため、電流の指示値は高温となるほど小さくなり、算出された電流の指示値による駆動を行い易くすることができ、電流ディレーティングを適切に行うことができる。
また、上記車両用灯具駆動回路において、電力変換手段に入力される電圧を検出する入力電圧検出手段をさらに備え、電力指示値設定手段は、入力電圧検出手段により検出される入力電圧が低くなるに応じて、電力の指令値を小さく設定することが好ましい。
この車両用灯具駆動回路によれば、電力変換手段に入力される入力電圧が低くなるに応じて電力の指令値を小さく設定するため、入力電圧が低く入力電流が大きくなるような状況において、算出された電流の指示値による駆動を行い易くすることができ、電流ディレーティングを適切に行うことができる。
本発明に係る車両用灯具駆動回路によれば、電流ディレーティングを適切に行うことが可能な車両用灯具駆動回路を提供することができる。
本実施形態に係る車両用灯具駆動回路の概略構成図である。 検出温度と電力の指示値との相関を示す図である。 第2実施形態に係る車両用灯具駆動回路の概略構成図である。 入力電圧と電力の指示値との相関を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る車両用灯具駆動回路の概略構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る車両用灯具駆動回路1は、負荷10と、出力電圧電流検出部(検出手段)12と、温度検出部(温度検出手段)14と、電力設定部(電力指示値設定手段)16と、除算器(除算手段)18と、電流設定部20と、エラーアンプ22と、PWM制御部(PWM制御手段)24と、DC/DCコンバータ26とを備えている。
負荷10は、車両用灯具の光源となるものであって、LEDからなる半導体発光素子を複数個直列接続してなるものである。より詳細に、負荷10は、LEDと並列にツェナーダイオードを設けており、サージ電圧によりLEDが破壊されないようにツェナーダイオードにより保護をしている。また、負荷10は、LEDチップを封入し基板に接続しやすくしたLEDパッケージとなっている。
出力電圧電流検出部12は、負荷10に供給している出力電圧及び出力電流を検出するものである。また、出力電圧電流検出部12は、検出した出力電圧を除算器18に出力し、検出した出力電流をエラーアンプ20の反転入力端子に出力する。
温度検出部14は、負荷10又は上記各部12,16〜26の周辺温度、すなわち車両用灯具の灯室内の温度を検出するものである。この温度検出部14は、検出した温度の情報を電力設定部16に出力する。なお、温度検出部14は、車両用灯具の灯室内の温度を検出できれば、設置箇所に制限はない。
電力設定部16は、負荷10に供給する電力の指示値を設定するものである。この電力設定部16は、温度検出部14により検出される温度が高くなるに応じて、電力の指令値を小さく設定する。また、電力設定部16は、設定した電力の指示値の情報を除算器18に出力する。
図2は、検出温度と電力の指示値との相関を示す図である。図2に示すように、電力設定部16は、温度検出部14により検出される温度が所定温度t1以下である場合、電力の指示値をW1と設定する。また、電力設定部16は、温度検出部14により検出される温度が所定温度t1を超えると、温度に応じて電力の指示値を比例的に減少させて設定する。
再度、図1を参照する。除算器18は、電力設定部16により設定された電力の指示値を、出力電圧電流検出部12により検出された出力電圧で除算して電流の指示値を算出するものである。また、除算器18は、算出した電流の指示値の情報をエラーアンプ22の非反転入力端子に出力する。電流設定部20は、予め負荷10を点灯させるために設定された設定電流値を有する電流をエラーアンプ22のもう1つの非反転入力端子に出力するものである。
エラーアンプ22は、2つの非反転入力端子に入力された小さい方の電流値と、反転入力端子に入力された出力電流の値との差を増幅してPWM制御部24に出力するものである。すなわち、エラーアンプ22は、電流設定部20により設定された設定電流値と、除算器18により算出された電流の指示値との小さい方の電流値を選択し、選択した電流値と出力電圧電流検出部12により検出された出力電流の値との差を増幅してPWM制御部24に出力するものである。
PWM制御部24は、エラーアンプ22により出力された信号に基づいて、PWM信号を生成し、DC/DCコンバータ26を制御するものである。DC/DCコンバータ26は、PWM制御部24からのPWM信号に基づいて、電源Pからの電力を変換するものである。負荷10は、DC/DCコンバータ26により変換された電力により駆動(発光)することとなる。
次に、本実施形態に係る車両用灯具駆動回路1の動作について説明する。まず、電源Pからの電力がDC/DCコンバータ26により変換され、負荷10が発光する。この際、出力電圧電流検出部12は、負荷10に供給される出力電圧と出力電流とを検出する。
そして、出力電圧電流検出部12は、出力電流の情報をエラーアンプ22の反転入力端子に出力し、出力電圧の情報を除算器18に出力する。一方、温度検出部14は、車両用灯具の灯室内の温度を検出し、その情報を電力設定部16に出力する。電力設定部16は、図2に示したように、電力の指示値を設定する。このとき、電力設定部16は、温度検出部14により検出される温度が高くなるほど、電力の指示値を小さく設定することとなる。そして、電力設定部16は、設定した電力の指示値の情報を除算器18に出力する。
除算器18は、電力設定部16により設定された電力の指示値を、出力電圧電流検出部12により検出された出力電圧で除算し、電流の指示値を算出する。そして、除算器18は、電流の指示値をエラーアンプ22の非反転入力端子に出力する。
また、電流設定部20は予め定められる設定電流値の情報をエラーアンプ22のもう1つの非反転入力端子に出力する。エラーアンプ22は、除算器18からの電流の指示値と、電流設定部20からの設定電流値とのうち小さい方と、出力電圧電流検出部12により検出された出力電流の値との差を増幅してPWM制御部24に出力する。そして、PWM制御部24は、エラーアンプ22により出力された信号に基づいて、PWM信号を生成し、DC/DCコンバータ26を制御する。
ここで、本実施形態では温度検出部14により検出された温度が高くなるほど、電力の指示値を小さくしている。より詳細に温度検出部14により検出される温度が所定温度t1を超えると、電力の指示値をW1から比例的に小さくする。このため、温度が高い場合には、除算器18にて算出される電流の指示値も小さくなり、電流の指示値は、電流設定部20からの設定電流値よりも小さくなる。
故に、エラーアンプ22は、電流の指示値と、出力電圧電流検出部12により検出された出力電流の値との差を増幅してPWM制御部24に出力することとなる。PWM制御部24は、DC/DCコンバータ26を制御して電流ディレーティングを行うこととなる。よって、高温時における発熱を抑えることができる。
さらに、本実施形態ではエラーアンプ22において、除算器18からの電流の指示値と、電流設定部20からの設定電流値とのうち小さい方と、出力電圧電流検出部12により検出された出力電流の値との差を増幅してPWM制御部24に出力する。このため、例えば半導体発光素子の順方向降下電圧Vfが低く、そもそも電流ディレーティングを行う必要が無い場合には、出力電圧電流検出部12により検出される出力電力が小さくなっており、負荷10を点灯させるために設定された電流設定値が、除算器18により算出された電流の指示値よりも小さくなる。よって、そもそも電流ディレーティングを行う必要が無い場合には、予め負荷10を点灯させるために設定された電流設定値による駆動が行われ、電流ディレーティングが行われないこととなる。
このようにして、本実施形態に係る車両用灯具駆動回路1によれば、予め負荷10を点灯させるために設定された電流設定値と、算出された電流の指示値との小さい方の値に応じてPWM信号を生成し、電源からの電力を変換する。このため、例えば半導体発光素子の順方向降下電圧Vfが低く、そもそも電流ディレーティングを行う必要が無い場合には、出力電圧電流検出部12により検出される出力電力が小さくなっており、負荷10を点灯させるために設定された電流設定値が、算出された電流の指示値よりも小さくなる。よって、そもそも電流ディレーティングを行う必要が無い場合には、予め負荷10を点灯させるために設定された電流設定値による駆動が行われる。一方、例えば半導体発光素子への出力電力が大きく電流ディレーティングを行う必要がある場合には、出力電圧電流検出部12により検出される出力電力が大きくなっており、算出された電流の指示値の方が小さくなる。このため、半導体発光素子への出力電力が大きく電流ディレーティングを行う必要がある場合には、算出された電流の指示値による駆動が行われる。よって、電流ディレーティングを適切に行うことができる。
また、検出される温度が高くなるに応じて電力の指令値を小さく設定するため、電流の指示値は高温となるほど小さくなり、算出された電流の指示値による駆動を行い易くすることができ、電流ディレーティングを適切に行うことができる。
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る車両用灯具駆動回路は、第1実施形態のものと同様であるが、一部構成及び動作が異なっている。以下、第1実施形態との相違点のみを説明する。
図3は、第2実施形態に係る車両用灯具駆動回路の概略構成図である。図3に示すように、第2実施形態に係る車両用灯具駆動回路2は、第1実施形態に示した温度検出部14を備えず、代わりに入力電圧検出部(入力電圧検出手段)28を備えている。
入力電圧検出部28は、DC/DCコンバータ26に入力される電圧を検出するものである。また、入力電圧検出部28は、検出した入力電圧の情報を電力設定部16に出力する。
また、第2実施形態において電力設定部16は、入力電圧検出部28により検出される入力電圧が低くなるに応じて、電力の指令値を小さく設定する。図4は、入力電圧と電力の指示値との相関を示す図である。図4に示すように、電力設定部16は、入力電圧検出部28により検出される電圧が所定電圧V1以上である場合、電力の指示値をW2と設定する。また、電力設定部16は、入力電圧検出部28により検出される電圧が所定電圧V1未満であると、検出した電圧に応じて電力の指示値を比例的に増加させて設定する。
次に、第2実施形態に係る車両用灯具駆動回路2の動作について説明する。まず、電源Pからの電力がDC/DCコンバータ26により変換され、負荷10が発光する。この際、出力電圧電流検出部12は、負荷10に供給される出力電圧と出力電流とを検出する。
そして、出力電圧電流検出部12は、出力電流の情報をエラーアンプ22の反転入力端子に出力し、出力電圧の情報を除算器18に出力する。一方、入力電圧検出部28は、DC/DCコンバータ26に入力される電圧を検出し、その情報を電力設定部16に出力する。電力設定部16は、図4に示したように、電力の指示値を設定する。このとき、電力設定部16は、入力電圧検出部28により検出される入力電圧が低くなるに応じて、電力の指令値を小さく設定する。そして、電力設定部16は、設定した電力の指示値の情報を除算器18に出力する。
除算器18は、電力設定部16により設定された電力の指示値を、出力電圧電流検出部12により検出された出力電圧で除算し、電流の指示値を算出する。そして、除算器18は、電流の指示値をエラーアンプ22の非反転入力端子に出力する。
また、電流設定部20は予め定められる設定電流値の情報をエラーアンプ22のもう1つの非反転入力端子に出力する。エラーアンプ22は、除算器18からの電流の指示値と、電流設定部20からの設定電流値とのうち小さい方と、出力電圧電流検出部12により検出された出力電流の値との差を増幅してPWM制御部24に出力する。そして、PWM制御部24は、エラーアンプ22により出力された信号に基づいて、PWM信号を生成し、DC/DCコンバータ26を制御する。
ここで、本実施形態では入力電圧検出部28により検出される入力電圧が低くなるに応じて、電力の指令値を小さくしている。より詳細に入力電圧検出部28により検出される入力電圧が所定電圧V1未満の領域では、電力の指示値をW1まで比例的に増加させる。このため、入力電圧が低い場合には、除算器18にて算出される電流の指示値も小さくなり、電流の指示値は、電流設定部20からの設定電流値よりも小さくなる。
故に、エラーアンプ22は、電流の指示値と、出力電圧電流検出部12により検出された出力電流の値との差を増幅してPWM制御部24に出力することとなる。PWM制御部24は、DC/DCコンバータ26を制御して電流ディレーティングを行うこととなる。よって、入力電圧低下時における発熱を抑えることができる。
さらに、本実施形態ではエラーアンプ22において、除算器18からの電流の指示値と、電流設定部20からの設定電流値とのうち小さい方と、出力電圧電流検出部12により検出された出力電流の値との差を増幅してPWM制御部24に出力する。このため、例えば半導体発光素子の順方向降下電圧Vfが低く、そもそも電流ディレーティングを行う必要が無い場合には、出力電圧電流検出部12により検出される出力電力が小さくなっており、負荷10を点灯させるために設定された電流設定値が、除算器18により算出された電流の指示値よりも小さくなる。よって、そもそも電流ディレーティングを行う必要が無い場合には、予め負荷10を点灯させるために設定された電流設定値による駆動が行われ、電流ディレーティングが行われないこととなる。
このようにして、第2実施形態に係る車両用灯具駆動回路2によれば、第1実施形態と同様に、電流ディレーティングを適切に行うことができる。
また、DC/DCコンバータ26に入力される入力電圧が低くなるに応じて電力の指令値を小さく設定するため、入力電圧が低く入力電流が大きくなるような状況において、算出された電流の指示値による駆動を行い易くすることができ、電流ディレーティングを適切に行うことができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものでは無く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、各実施形態を組み合わせてもよい。
例えば本実施形態において、負荷10は、半導体発光素子を複数個直列接続してなるものに限らず、1つの半導体発光素子のみであってもよい。また、半導体発光素子とツェナーダイオードとは並列接続されていなくともよい。
また、電力設定部16は、温度及び入力電圧に応じて、電力の指示値を比例的に増加及び減少させているが、特にこれに限られるものではなく、反比例的に増加及び減少させてもよいし、他の増加及び減少をさせてもよい。さらに、電力設定部16は、温度及び入力電圧に限らず、他の要因に応じて電力の指示値を設定するようになっていてもよい。
1,2…車両用灯具駆動回路
10…負荷
12…出力電圧電流検出部(検出手段)
14…温度検出部
16…電力設定部(電力指示値設定手段)
18…除算器(除算手段)
20…電流設定部
22…エラーアンプ
24…PWM制御部(PWM制御手段)
26…DC/DCコンバータ
28…入力電圧検出部(入力電圧検出手段)

Claims (3)

  1. 半導体発光素子を1又は複数直列接続してなる負荷と、
    前記負荷に供給している出力電圧及び出力電流を検出する検出手段と、
    前記負荷に供給する電力の指示値を設定する電力指示値設定手段と、
    前記電力指示値設定手段により設定された電力の指示値を、前記検出手段により検出された出力電圧で除算して電流の指示値を算出する除算手段と、
    予め前記負荷を点灯させるために設定された電流設定値と前記除算手段により算出された電流の指示値との小さい方の値に応じてPWM信号を生成するPWM制御手段と、
    前記PWM制御手段により生成されたPWM信号に応じて、電源からの電力を変換する電力変換手段と、
    を備えることを特徴とする車両用灯具駆動回路。
  2. 前記負荷又は前記各手段の周辺温度を検出する温度検出手段をさらに備え、
    前記電力指示値設定手段は、前記温度検出手段により検出される温度が高くなるに応じて、前記電力の指令値を小さく設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具駆動回路。
  3. 前記電力変換手段に入力される電圧を検出する入力電圧検出手段をさらに備え、
    前記電力指示値設定手段は、前記入力電圧検出手段により検出される入力電圧が低くなるに応じて、前記電力の指令値を小さく設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具駆動回路。
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