JP2014149068A - 電磁弁 - Google Patents

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Tetsuo Sasaki
哲夫 佐々木
Yoshiyuki Takamatsu
好行 高松
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Abstract

【課題】磁束集中による磁束飽和が生じるこを抑制し得るようにしたソレノイドを提供する。
【解決手段】ボビンならびにボビンに巻装されるコイルを有するコイル組立体と、コイル組立体の外周の少なくとも一部を側方から覆うヨークケース28ならびにコイル組立体の他端部に対向、当接するようにしてヨークケース28の他端部に結合されるヨークトップ29から成るヨークとを備えた電磁弁において、ヨークトップ29が、ヨークケース28の他端部に圧入される。
【選択図】図2

Description

本発明は、基体に固定される弁ハウジングを有する弁部と、前記弁ハウジングに連なる磁性金属製のガイド筒を貫通させる合成樹脂製のボビンならびに該ボビンに巻装されるコイルを有するコイル組立体と、該コイル組立体の一端部に一端部が対向、当接するとともに前記コイル組立体の外周の少なくとも一部を側方から覆うヨークケースならびに前記コイル組立体の他端部に対向、当接するようにして前記ヨークケースの他端部に結合されるヨークトップから成るヨークとを備え、前記コイル組立体の軸方向両端部で前記ヨークケースおよび前記ヨークトップが前記ガイド筒に磁気的に結合される電磁弁に関する。
ヨークケースが、コイル組立体の一端部に対向、当接する端板部と、その端板部の外端部に一端部が連なる側壁部とを一体に有し、周方向で2つに分かれるように形成された前記側壁部が、コイル組立体の外周の一部を側方から覆うように配置され、その側壁部にヨークトップがかしめ結合されるようにしたものが、特許文献1で知られており、また円筒状に形成されるヨークケースにヨークトップがかしめ結合されるようにしたものが、特許文献2で知られている。
特開2011−79376号公報 特開平9ー310780号公報
ところが上記特許文献1,2で開示されるものでは、ヨークケースおよびヨークトップのかしめ部以外の箇所でヨークケースおよびヨークトップ間に空隙が生じたり、周方向に不均等な形状が生じたりすることで磁束集中による磁束飽和が生じ、高電流時の電磁力が低下する可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、磁束集中による磁束飽和が生じるこを抑制し得るようにしたソレノイドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、基体に固定される弁ハウジングを有する弁部と、前記弁ハウジングに連なる磁性金属製のガイド筒を貫通させる合成樹脂製のボビンならびに該ボビンに巻装されるコイルを有するコイル組立体と、該コイル組立体の一端部に一端部が対向、当接するとともに前記コイル組立体の外周の少なくとも一部を側方から覆うヨークケースならびに前記コイル組立体の他端部に対向、当接するようにして前記ヨークケースの他端部に結合されるヨークトップから成るヨークとを備え、前記コイル組立体の軸方向両端部で前記ヨークケースおよび前記ヨークトップが前記ガイド筒に磁気的に結合される電磁弁において、前記ヨークトップが、前記ヨークケースの前記他端部に圧入されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記ヨークケースが、前記コイル組立体の一端部に対向、当接する端板部と、その端板部の外端部に一端部が連なって前記コイル組立体の外周の少なくとも一部を側方から覆う側壁部とを一体に有し、前記側壁部の横断面形状が仮想円形もしくは仮想多角形の少なくとも一部に沿うように形成されることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記側壁部が、前記コイル組立体の軸線に沿う方向に延びるスリットを相互間に形成しつつ周方向に複数に分割されることを第3の特徴とする。
さらに本発明は、第3の特徴の構成に加えて、前記ヨークケースが曲げ加工により形成されることを第4の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、ヨークケースにヨークトップが圧入されるので、かしめによってヨークトップをヨークケースに結合する場合に比べて、ヨークケースおよびヨークトップ間の空隙が減少するとともに周方向に不均等な形状が生じることもなくなり、磁束集中による磁束飽和を抑制し、高電流時の電磁力低下を回避することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、ヨークケースの側壁部が、仮想円形もしくは仮想多角形の少なくとも一部に沿う横断面形状を有するように形成されるので、コイル組立体を覆う表面積を確保しつつ、ヨークケースの小型化を図ることができる。
本発明の第3の特徴によれば、コイル組立体の軸線に沿う方向に延びるスリットを相互間に形成するようにして側壁部が周方向に複数に分割されることで、ヨークケースを形成する材料の使用量を減らしてコストダウンを図ることができる。
さらに本発明の第4の特徴によれば、曲げ加工でヨークケースを形成することで、絞り加工に比べて、材料ロスが小さく、コストダウンを図ることができるとともに、格子欠陥を生じ難くし、格子欠陥によって磁束密度が低下するのを抑制することができる。
第1の実施の形態の車両用ブレーキ液圧制御装置の一部の縦断面図である。 コイル組立体およびヨークの斜視図である。 第2の実施の形態のコイル組立体およびヨークの斜視図である。 ヨークケースの平面図である。 ヨークケースを形成する過程を簡略化して示す図である。 第3の実施の形態のコイル組立体およびヨークの斜視図である。 ヨークケースの平面図である。
本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態について図1および図2を参照しながら説明すると、先ず図1において、四輪車両が備える左右前輪および左右後輪の液圧式車輪ブレーキに作用する液圧を制御する車両用ブレーキ液圧制御装置は、たとえばアルミニウム合金等の軽合金によって矩形のブロック状に形成される基体11を備えるものであり、この基体11に、左右前輪および左右後輪の液圧式車輪ブレーキに個別に対応した常開型電磁弁12…、左右前輪および左右後輪の液圧式車輪ブレーキに個別に対応した常閉型電磁弁13…等が配設される。
常開型電磁弁12は、前記基体11の一面11aに開口するようにして前記基体11に設けられる装着孔15に収容、固定される弁ハウジング16を有する弁部17と、該弁部17を駆動する電磁力を発揮するようにして前記基体11の前記一面11aから突出するソレノイド18とで構成される。
前記ソレノイド18は、前記弁部17の弁体に連動、連結される可動コア(図示せず)の移動をガイドするようにして前記弁ハウジング16に連設される有底円筒状のガイド筒19と、そのガイド筒19を貫通させるコイル組立体20と、該コイル組立体20の軸方向両端部で前記ガイド筒19に磁気的に結合されるようにしてコイル組立体20に装着されるヨーク21とを備える。
コイル組立体20は、ガイド筒19を貫通させる中心孔22を中心部に有して合成樹脂により円筒状に形成されるボビン23と、該ボビン23に巻装されるコイル24と、ボビン23およびコイル24を被覆して円筒状に形成される合成樹脂製の被覆部25とから成る。
前記ガイド筒19は、弁ハウジング16の装着孔15への嵌合、固定状態で、前記基体11の前記一面11aから突出しており、ガイド筒19を前記中心孔22に挿通することで、コイル組立体20が前記基体11の前記一面11a側に位置決め配置されることになる。
前記ボビン23には、前記基体11とは反対側に突出する突部23aが一体に形成されており、前記コイル24の両端部に電気的に連なる一対の接続板26…が前記突部23a内に埋設される。それらの接続板26…に一端を当接させるとともにその他端側を前記突部23aから突出させるようにした一対のコイルばねから成る接続端子27,27の前記一端部が前記突部23aに挿入、保持される。
図2を併せて参照して、前記ヨーク21は、前記コイル組立体20の一端部に一端部が対向、当接するとともに前記コイル組立体20の外周の少なくとも一部を側方から覆うヨークケース28と、前記コイル組立体20の他端部に対向、当接するようにして前記ヨークケース28の他端部に圧入、結合されるヨークトップ29とから成り、前記コイル組立体20の軸方向両端部で前記ヨークケース28および前記ヨークトップ29が前記ガイド筒19に磁気的に結合される。
前記ヨークケース28は、前記コイル組立体20の一端部に対向、当接する端板部28aと、前記コイル組立体20の外周の少なくとも一部を側方から覆うようにして一端部が前記端板部28aの外端部に直角に連なる側壁部28bとを一体に有し、前記ヨークトップ29は前記ヨークケース28における前記側壁部28bの前記他端部に圧入される。
しかも前記側壁部28bは、その横断面形状が仮想円形もしくは仮想多角形の少なくとも一部に沿うように形成されるものであり、この第1の実施の形態で前記側壁部28bは、仮想円形の全周に沿う横断面形状を有するようにして円筒状に形成される。
常閉型電磁弁13は、前記基体11の前記一面11aに開口するようにして前記基体11に設けられる装着孔31に収容、固定される弁ハウジング32を有する弁部33と、該弁部33を駆動する電磁力を発揮するようにして前記基体11の前記一面11aから突出するソレノイド34とで構成される。
前記ソレノイド34は、前記弁部33の弁体に連動、連結される可動コア(図示せず)の移動をガイドするようにして前記弁ハウジング32に連設される有底円筒状のガイド筒35と、このガイド筒35を貫通させるコイル組立体36と、該コイル組立体36の軸方向両端部で前記ガイド筒35に磁気的に結合されるようにしてコイル組立体36に装着されるヨーク37とを備える。
前記コイル組立体36は、前記ガイド筒35を貫通させる中心孔38を中心部に有して合成樹脂により円筒状に形成されるボビン39と、ボビン39に巻装されるコイル40と、ボビン39およびコイル40を被覆して円筒状に形成される合成樹脂製の被覆部41とを備える。
前記ガイド筒35は、前記弁ハウジング32の前記装着孔31への嵌合、固定状態で、前記基体11の前記一面11aから突出しており、ガイド筒35を中心孔38に挿通することで、コイル組立体36が前記基体11の前記一面11a側に位置決め配置されることになる。
前記ボビン39には、前記基体11とは反対側に突出する突部39aが一体に形成されており、前記コイル40の両端部に電気的に連なる一対の接続板42…が前記突部39a内に埋設される。それらの接続板42…に一端を当接させるとともにその他端側を前記突部39aから突出させるようにした一対のコイルばねから成る接続端子43,43の前記一端部が前記突部39aに挿入、保持される。
前記ヨーク37は、前記コイル組立体36の一端部に一端部が対向、当接するとともに前記コイル組立体36の外周の少なくとも一部を側方から覆うヨークケース44と、前記コイル組立体36の他端部に対向、当接するようにして前記ヨークケース41の他端部に圧入、結合されるヨークトップ45とから成り、前記コイル組立体36の軸方向両端部で前記ヨークケース44および前記ヨークトップ45が前記ガイド筒35に磁気的に結合される。
前記ヨークケース44は、前記常開型電磁弁12のヨークケース28と同一形状を有しており、前記コイル組立体36の一端部に対向、当接する端板部44aと、前記コイル組立体36の外周の少なくとも一部(この実施の形態では全周)を側方から覆うようにして一端部が前記端板部44aの外端部に直角に連なる円筒状の側壁部44bとを一体に有し、前記ヨークトップ45は前記ヨークケース44における前記側壁部44bの前記他端部に圧入される。
常開型電磁弁12…の前記ソレノイド18…および前記常閉型電磁弁13…の前記ソレノイド34…は、前記基体11の前記一面11aに取付けられる収容ケース46で覆われるものであり、この収容ケース46内には、前記ソレノイド18…,34…への通電を制御するIC49が搭載される基板50と、該基板50に関して前記基体11の前記一面11aとは反対側に配置されるとともに前記IC49に熱的に接続される放熱板51とが収容される。
前記収容ケース46は、合成樹脂により横断面長方形状の筒形に形成されるケース主体47と、該ケース主体47に溶着される合成樹脂製のカバー48とから成るものであり、前記ケース主体47の一端部が前記基体11の前記一面11aに締結され、前記カバー48が、前記ケース主体47の他端開口部を塞ぐようにして該ケース主体47の他端部に溶着される。
前記収容ケース46における前記ケース主体47内の中間部には、平面状の中間壁部52が、基体11の一面11aに対向するようにして一体に形成され、この中間壁部52には、常開型電磁弁12…のソレノイド18…を挿通させるガイド壁58…ならびに常閉型電磁弁13…のソレノイド34…を挿通させるガイド壁59…が、前記中間壁部52から前記基体11の一面11a側に延びるとともに前記基体11とは反対側にわずかに突出するようにして一体に連設される。
前記中間壁部52には、各常開型電磁弁12…におけるソレノイド18…のコイル組立体20…ならびに各常閉型電磁弁13…におけるソレノイド34…のコイル組立体36…等を、前記基体11の前記一面11a側に弾発的に押しつけて前記基体11の前記一面11aに取付けるようにした一対のコイルプレート60,60が装着される。
一方のコイルプレート60は、常開型電磁弁12のコイル組立体20にガイド筒19の両側で弾発的に当接する一対ずつ複数組の押圧板部60a…を有するように形成され、他方のコイルプレート60は、常閉型電磁弁13のコイル組立体36にガイド筒35の両側で弾発的に当接する一対ずつ複数組の押圧板部60b…等を有するように形成される。
前記基板50には、前記ソレノイド18…,34…等に電気的に接続するための複数の導電金属製のバスバー62…が埋設されており、それらのバスバー62…の一部は、前記ソレノイド18…,34…がそれぞれ備える接続端子26,26…;43,43…を弾発的に接触させる接続部62a…を形成するようにして、前記基板50の前記基体11側の表面に露出するように配置される。
前記放熱板51は金属製の薄板から成り、前記基体11の前記一面11aとは反対側で前記基板50に搭載される前記IC49と、前記放熱板51との間に熱伝達ジェル等の熱伝達材63が介装される。
また前記放熱板51には、前記基体11の前記一面11aとは反対側から前記基板50に当接する複数の当接支持部51a,51a…が一体に設けられるものであり、それらの当接支持部51a,51a…は、前記基体11の前記一面11a側に臨んで前記基板50に設けられる複数の前記接続部62a…に対応する位置で前記基板50に当接するように配置される。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、常開型電磁弁12および常閉型電磁弁13は、基体11に固定される弁ハウジング16,32を有する弁部17,33と、前記弁ハウジング16,32に連なる磁性金属製のガイド筒19,35を貫通させる合成樹脂製のボビン23,39ならびに該ボビン23,39に巻装されるコイル24,40を有するコイル組立体20,36と、該コイル組立体20,36の一端部に一端部が対向、当接するとともに前記コイル組立体20,36の外周の少なくとも一部を側方から覆うヨークケース28,44ならびに前記コイル組立体20,36の他端部に対向、当接するようにして前記ヨークケース28,44の他端部に結合されるヨークトップ29,45から成るヨーク21,37とを備えており、ヨークトップ29,45が、前記ヨークケース28,44の前記他端部に圧入されるので、かしめによってヨークトップ29,45をヨークケース28,44に結合する場合に比べて、ヨークケース28,44およびヨークトップ29,45間の空隙が減少するとともに周方向に不均等な形状が生じることもなくなり、磁束集中による磁束飽和を抑制し、高電流時の電磁力低下を回避することができる。
また前記ヨークケース28,44が、前記コイル組立体20,36の一端部に対向、当接する端板部28a,44aと、その端板部28a,44aの外端部に一端部が連なって前記コイル組立体20,36の外周の少なくとも一部(この実施の形態では全周)を側方から覆う側壁部28b,44bとを一体に有し、前記側壁部28b,44bの横断面形状が仮想円形の少なくとも一部(この実施の形態では全部)に沿うように形成されるので、コイル組立体20,36を覆う表面積を確保しつつ、ヨークケース28,44の小型化を図ることができる。
本発明の第2の実施の形態について図3〜図5を参照しながら説明すると、先ず図3および図4において、ヨーク65は、コイル組立体20の一端部に一端部が対向、当接するとともに前記コイル組立体20の外周の少なくとも一部を側方から覆うヨークケース66と、前記コイル組立体20の他端部に対向、当接するようにして前記ヨークケース66の他端部に圧入、結合されるヨークトップ67とから成る。
前記ヨークケース66は、前記コイル組立体20の一端部に対向、当接する端板部66aの外端部に、前記コイル組立体20の外周の少なくとも一部を側方から覆う側壁部66bが、前記端板部66aの一直径線上に配置される一対の連結首部66c,66cを介して連結されて成り、前記ヨークトップ67は前記ヨークケース66における前記側壁部66bの前記他端部に圧入される。
しかも前記側壁部66bは、その横断面形状が仮想円形もしくは仮想多角形の少なくとも一部に沿うように形成されるものであり、この第2の実施の形態で前記側壁部66bは、図4で示すように、仮想円形69の一部に沿う横断面形状を有する。
また前記側壁部66bは、前記コイル組立体20の軸線に沿う方向に延びるスリット68,68を相互間に形成しつつ、周方向に複数(この実施の形態では2つ)に分割される。
しかも前記ヨークケース66が曲げ加工により形成されるものであり、図5(a)で示すように、前記端板部66aに対応した形状のリング板部70aと、前記連結首部66c,66cに対応して前記リング板部70aの一直径線上に連設される連結部70c,70cと、それらの連結部70c,70cに連設される矩形板部70b,70bとを一体に有する被加工板70を、素材板の切断によって準備し、その被加工板70の前記連結連結部70c…および前記矩形板部70b…に曲げ力を加えることで前記ヨークケース66を形成することができる。
この第2の実施の形態によれば、ヨークケース66を形成する材料の使用量を減らしてコストダウンを図ることができるだけでなく、曲げ加工でヨークケース66を形成することで、絞り加工に比べて、材料ロスを小さくしてコストダウンを図ることができるとともに、格子欠陥を生じ難くし、格子欠陥によって磁束密度が低下するのを抑制することができる。
本発明の第3の実施の形態について図6および図7を参照しながら説明すると、先ず図6において、ヨーク71は、コイル組立体20の一端部に一端部が対向、当接するとともに前記コイル組立体20の外周の少なくとも一部を側方から覆うヨークケース72と、前記コイル組立体20の他端部に対向、当接するようにして前記ヨークケース72の他端部に圧入、結合されるヨークトップ73とから成る。
前記ヨークケース72は、前記コイル組立体20の一端部に対向、当接する端板部72aの外端部に、前記コイル組立体20の外周の少なくとも一部を側方から覆う側壁部72bが、前記端板部72aの一直径線上に配置される一対の連結首部72c,72cを介して連結されて成り、前記ヨークトップ73は前記ヨークケース72における前記側壁部72bの前記他端部に圧入される。
しかも前記側壁部72bは、その横断面形状が仮想円形もしくは仮想多角形の少なくとも一部に沿うように形成されるものであり、この第3の実施の形態において、前記側壁部72bは、図7で示すように、仮想多角形74たとえば仮想12角形の一部に沿う横断面形状を有する。
また前記側壁部72bは、前記コイル組立体20の軸線に沿う方向に延びるスリット75,75を相互間に形成しつつ、周方向に複数(この実施の形態では2つ)に分割される。しかも前記ヨークケース72は曲げ加工により形成される。
この第3の実施の形態によれば、上記第2の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえばスリットの数は2つに限定されるものではなく、また仮想多角形も12角形に限定されない。
11・・・基体
12・・・常開型電磁弁
13・・・常閉型電磁弁
16,32・・・弁ハウジング
17,33・・・弁部
19,35・・・ガイド筒
20,36・・・コイル組立体
21,37,65,71・・・ヨーク
23,39・・・ボビン
24,40・・・コイル
28,44,66,72・・・ヨークケース
28a,44a,66a,72a・・・端板部
28b,44b,66b,72b・・・側壁部
29,45,67,73・・・ヨークトップ
68,75・・・スリット
69・・・仮想円形
74・・・仮想多角形

Claims (4)

  1. 基体(11)に固定される弁ハウジング(16,32)を有する弁部(17,33)と、前記弁ハウジング(16,32)に連なる磁性金属製のガイド筒(19,35)を貫通させる合成樹脂製のボビン(23,39)ならびに該ボビン(23,39)に巻装されるコイル(24,40)を有するコイル組立体(20,36)と、該コイル組立体(20,36)の一端部に一端部が対向、当接するとともに前記コイル組立体(20,36)の外周の少なくとも一部を側方から覆うヨークケース(28,44,66,72)ならびに前記コイル組立体(20,36)の他端部に対向、当接するようにして前記ヨークケース(28,44,66,72)の他端部に結合されるヨークトップ(29,45,67,73)から成るヨーク(21,37,65,71)とを備え、前記コイル組立体(20,36)の軸方向両端部で前記ヨークケース(28,44,66,72)および前記ヨークトップ(29,45,67,73)が前記ガイド筒(19,35)に磁気的に結合される電磁弁において、前記ヨークトップ(29,45,67,73)が、前記ヨークケース(28,44,66,72)の前記他端部に圧入されることを特徴とする電磁弁。
  2. 前記ヨークケース(28,44,66,72)が、前記コイル組立体(20,36)の一端部に対向、当接する端板部(28a,44a,66a,72a)と、その端板部(28a,44a,66a,72a)の外端部に一端部が連なって前記コイル組立体(20,36)の外周の少なくとも一部を側方から覆う側壁部(28b,44b,66b,72b)とを一体に有し、前記側壁部(28b,44b,66b,72b)の横断面形状が仮想円形(69)もしくは仮想多角形(74)の少なくとも一部に沿うように形成されることを特徴とする請求項1記載の電磁弁。
  3. 前記側壁部(66b,72b)が、前記コイル組立体(20,36)の軸線に沿う方向に延びるスリット(68,75)を相互間に形成しつつ周方向に複数に分割されることを特徴とする請求項2記載の電磁弁。
  4. 前記ヨークケース(66,72)が曲げ加工により形成されることを特徴とする請求項3記載の電磁弁。
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CN109155179A (zh) * 2016-05-16 2019-01-04 三菱电机株式会社 电磁致动器及其制造方法

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CN109155179A (zh) * 2016-05-16 2019-01-04 三菱电机株式会社 电磁致动器及其制造方法

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