JP2014147590A - 手持ち式のクリーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】手持ち式のクリーナにおいて、取回しの良さが損なわれるのを抑えつつ、電圧を高く設定したり供給容量を大きく設定したりする要請に応じる。
【解決手段】バッテリ装着部60(60a,60b)は2つ設けられているので、充電式バッテリ80(80a,80b)を2つ装着できる。このため、汎用される電圧が18Vとなる充電式バッテリ80を2つ使って、供給される電力の容量を2倍とすることができる。第1および第2のバッテリ装着部60a,60bは、ループ形状をなすことによりハンドル部13を形成するグリップハウジング12の下側連接部16に対して設けられている。これによって、第1および第2のバッテリ装着部60a,60bに装着される充電式バッテリ80a,80bの重量が、この装着位置上側に設けられるハンドル部13に対してかかる。
【選択図】図6

Description

この発明は、車室内や居室などの清掃に使用される手持ち式のクリーナに関する。
従来、車室内や居室などの清掃に使用される手持ち式のクリーナとして、いわゆるハンディクリーナが知られている(例えば、特許文献1参照)。このハンディクリーナは、クリーナ本体に電動モータが内装される。このハンディクリーナは、電動モータを回転駆動させることにより吸引風を生じさせる。吸引風は、ノズルから粉塵を吸引し、集塵ハウジングに粉塵を溜める。このようにして、ハンディクリーナは、掃除機として機能する。
一方、この種のハンディクリーナにあっては、供給電源として一般にバッテリパックと称される充電式バッテリが装着されている。この充電式バッテリは、専用の充電器にて充電されてクリーナ本体に装着されるようになっている。このようなハンディクリーナにあっては、一般にクリーナ本体の最後部に充電式バッテリが装着される。
特開2010−220632号公報
他方、上記したハンディクリーナにあっては、充電式バッテリを電源として用いるため、稼動時間に制限がある。このため、この種のクリーナにあっても、この稼動時間が長くなって欲しいとの要請がある。つまり、充電式バッテリから供給される電力について、供給容量を大きく設定したいとの要請がある。このような要請に応じて、電力の供給容量が大きく設定される充電式バッテリを用いることも考えられる。しかしながら、このような電力の供給容量が大きく設定される充電式バッテリは、充電式バッテリ自体の大きさが大型化するために汎用性が乏しく、製品レベルでは使い勝手の悪いものとなってしまう。
そこで、広く使用されている汎用性の高い充電式バッテリを、2つ装着できるようにした構成等が創案される。しかしながら、単純にクリーナ本体に充電式バッテリを2つ装着しようとすると、ハンディクリーナの重量バランスが崩れてしまって工具使用の取回しの良さを損なわせてしまいかねない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、手持ち式のクリーナにおいて、クリーナとしての取回しの良さが損なわれるのを抑えつつ、クリーナとして利用するにあたって汎用性の高い充電式バッテリを用いて供給容量を大きく設定できるようにすることにある。
上記した課題を解決するために、本発明に係る手持ち式のクリーナは次の手段をとる。
本発明の第1の発明は、充電式バッテリがスライドさせて装着されるバッテリ装着部と、該充電式バッテリから供給される電力によりモータ軸を回転駆動させる電動モータと、該モータ軸の回転駆動により回転して送風する送風ファンと、該送風ファンの送風によりノズルから吸引された粉塵を集めておく集塵ハウジングと、を有する手持ち式のクリーナであって、前記バッテリ装着部は、外装をなすハウジングに対して前記モータ軸の延在方向を中心にした対称位置にそれぞれ1つずつ配置されるように、設けられている、ことを特徴とする。
この第1の発明によれば、バッテリ装着部は2つ設けられているので、充電式バッテリを2つ装着できるようになる。これによって、クリーナとして利用するにあたって電力の供給容量を大きく設定する要請に応じることができる。また、この第1の発明によれば、2つのバッテリ装着部は、外装をなすハウジングに対してモータ軸の軸線で対称となる位置にそれぞれ1つずつ配置されるので、充電式バッテリが装着されることによって増加する重量をバランスさせることができる。これによって、手で持ちながら掃除するにあたっての、クリーナとしての取回しの良さが損なわれるのを抑えることができる。
本発明の第2の発明は、充電式バッテリがスライドさせて装着されるバッテリ装着部と、該充電式バッテリから供給される電力によりモータ軸を回転駆動させる電動モータと、該モータ軸の回転駆動により回転して送風する送風ファンと、該送風ファンの送風によりノズルから吸引された粉塵を集めておく集塵ハウジングと、を有する手持ち式のクリーナであって、前記バッテリ装着部は、前記充電式バッテリのスライド装着させる方向の軸線が互いに平行となるように、外装をなすハウジングに対して2つ設けられている、ことを特徴とする。
本発明の第3の発明は、充電式バッテリがスライドさせて装着されるバッテリ装着部と、該充電式バッテリから供給される電力によりモータ軸を回転駆動させる電動モータと、該モータ軸の回転駆動により回転して送風する送風ファンと、該送風ファンの送風によりノズルから吸引された粉塵を集めておく集塵ハウジングと、を有する手持ち式のクリーナであって、前記バッテリ装着部は、スライドさせて装着された充電式バッテリ同士が短手方向が並べられるように、外装をなすハウジングに対して2つ設けられている、ことを特徴とする。
本発明の第4の発明は、充電式バッテリがスライドさせて装着されるバッテリ装着部と、該充電式バッテリから供給される電力によりモータ軸を回転駆動させる電動モータと、該モータ軸の回転駆動により回転して送風する送風ファンと、該送風ファンの送風によりノズルから吸引された粉塵を集めておく集塵ハウジングと、を有する手持ち式のクリーナであって、前記バッテリ装着部は、前記ノズルが延びる方向に沿って並べられるように、外装をなすハウジングに対して2つ設けられている、ことを特徴とする。
第1の実施の形態のハンディクリーナの外観全体を示す斜視図である。 図1に示すハンディクリーナを側面で視た側面図である。 図1に示すハンディクリーナを上側から視た平面図である。 図1に示すハンディクリーナを下側から視た平面図である。 図1に示すハンディクリーナの半割り内部構造を示す内部構造図である。 図5の(VI)-(VI)断面矢視を示す内部構造図である。 バッテリ装着部にスライドさせて装着される充電式バッテリの斜視図である。 図4の(VIII)部分となるバッテリ端子接続部を拡大して示す平面図である。 電動モータの回路構造を模式化して概念的に示す概念回路図である。 第2の実施の形態のハンディクリーナの外観全体を示す斜視図である。 図10に示すハンディクリーナを側面で視た側面図である。 図10に示すハンディクリーナを上側から視た平面図である。 図10に示すハンディクリーナを下側から視た平面図である。 第3の実施の形態のハンディクリーナの外観全体を示す斜視図である。 図14に示すハンディクリーナを側面で視た側面図である。 図14に示すハンディクリーナを上側から視た平面図である。 図14に示すハンディクリーナを下側から視た平面図である。 第3の実施の形態の変形例であり、ハンディクリーナの外観全体を示す斜視図である。 図18に示すハンディクリーナを側面で視た側面図である。 図18に示すハンディクリーナを上側から視た平面図である。 図18に示すハンディクリーナを下側から視た平面図である。
[第1の実施の形態]
次に、本発明に係る第1の実施の形態を図1〜図9を参照しながら説明する。図1に示す符号10は、本発明に係る手持ち式のクリーナに相当するハンディクリーナである。すなわち、図1の斜視図では、第1の実施の形態のハンディクリーナ10の外観全体を示している。図2の側面図では、図1に示すハンディクリーナ10を側面で視ている。図3の平面図では、図1に示すハンディクリーナ10を上側から視ている。図4の平面図では、図1に示すハンディクリーナ10を下側から視ている。なお、図4の平面図では、充電式バッテリ80(80a,80b)が取り外されている。図5の内部構造図では、図1に示すハンディクリーナ10の半割り内部構造を示している。図6の内部構造図では、図5の(VI)-(VI)断面矢視を示している。図7の斜視図では、バッテリ装着部にスライドさせて装着される充電式バッテリを示している。図8の平面図では、図4の(VIII)部分となるバッテリ端子接続部を拡大して示す平面図である。図9に示す概念回路図では、電動モータの回路構造を模式化して概念的に示している。なお、以下の説明では、図中に記載される方向を用いてハンディクリーナ10を説明する。
このハンディクリーナ10は、ユーザが手で持ちながら掃除をするための手持ち式のクリーナである。このハンディクリーナ10の供給電力の電圧は通常のハンディクリーナと同じく18Vに設定されている。これに対して、このハンディクリーナ10の稼動時間は、通常の2倍の時間で稼動できるように設定されている。すなわち、このハンディクリーナ10は、電源としての2つの充電式バッテリ80がスライドさせて装着されて駆動するようになっている。
このハンディクリーナ10は、概略、クリーナ本体11と、フィルタ具41と、集塵ハウジング51とを備える。クリーナ本体11は、概略、グリップハウジング12と、送風動力機構30とを備える。グリップハウジング12は、次に説明する送風動力機構30を内装する。このグリップハウジング12は、前側に集塵ハウジング51が取り付けられるようになっており、ハンディクリーナ10の外装の一部をなす。このグリップハウジング12は、樹脂製の半割り成形部品として形成されている。このグリップハウジング12は、図示するようにループ形状をなして形成されている。すなわち、このグリップハウジング12には、このループ形状をなすことにより形成されるハンドル部13が設けられている。
具体的には、図2に示すように、グリップハウジング12は前後に延びる輪状(ループ形状)をなしている。このグリップハウジング12の上部は、ハンドル部13として形成されている。このハンドル部13の外周面には、適宜のエラストマが取り付けられている。このエラストマは、ハンドル部13を手握りした際の滑り止め等の機能を確保する。このハンドル部13の後側には、下側に突き出される後側連接部14が形成されている。また、ハンドル部13の前側にも、下側に突き出される前側連接部15が形成されている。これら後側連接部14の下部と前側連接部15の下部とは、下側連接部16として連接されている。この下側連接部16は、ループ形状をなすグリップハウジング12の下部をなす。この下側連接部16は、アーチ形状をなして形成されている。この下側連接部16には、後に詳述する2つのバッテリ装着部60(60a,60b)が設けられる。
グリップハウジング12の内部は、駆動コントローラ17が設けられている。この駆動コントローラ17は、シャント抵抗やFET(field-effect transistor)回路(駆動コントローラ17の一部)等の各種の電材部品を装備して構成される。この駆動コントローラ17は、このハンディクリーナ10の主たる制御を行う基板である。また、下側連接部16の前側には、電力コントローラ18が設けられている。この電力コントローラ18は、バッテリ装着部60(60a,60b)に装着される充電式バッテリ80(80a,80b)から供給される電力の電圧等の制御を行う基板である。なお、電力コントローラ18の位置については、電動モータ32の下側スペースとなる図示符号181の位置に変更するものであってもよい。また、電力コントローラ18の位置については、バッテリ装着部60の上側スペースとなる図示符号182の位置に変更するものであってもよい。
上記したハンドル部13には、操作スイッチ20が設けられている。この操作スイッチ20は、スイッチ本体21と、操作ボタン部22とを備える。スイッチ本体21は、グリップハウジング12に内装されグリップハウジング12に支持されている。このスイッチ本体21は、広く利用される接点スイッチにて構成される。操作ボタン部22は、上下方向に移動可能にグリップハウジング12に支持されている。操作ボタン部22は、ハンドル部13の握り方向に沿った押込み操作によりスイッチ本体21の接点をオンとする。接点がオンとされたスイッチ本体21は、スイッチオンとする旨の信号を駆動コントローラ17に入力する。なお、操作ボタン部22が押込み操作されていない場合には、不図示の付勢ばねにより押込みが解除され、接点がオフとされたスイッチオフとする状態となる。
このグリップハウジング12の内部には、送風動力機構30が設けられている。この送風動力機構30は、電動モータ32と送風ファン35とを備える。電動モータ32は、後に詳述するバッテリ装着部60に装着された充電式バッテリ80から供給される電力によりモータ軸33を回転駆動させる。この電動モータ32は、グリップハウジング12にて支持されるブラケット部31により支持されている。この電動モータ32は、通常のハンディクリーナに内装される電動モータと同様、いわゆるブラシモータにて構成される。この電動モータ32は、回転駆動するモータ軸33を前側に突き出させている。このモータ軸33には、送風ファン35のファン本体36が取り付けられている。送風ファン35は、回転することにより送風するファン本体36と、このファン本体36の周囲に設けられる気流ガイド部37とを備える。ファン本体36は、上記した回転軸としてのモータ軸33に取り付けられている。このファン本体36はモータ軸33の回転駆動により送風する気流を生ずる。気流ガイド部37は、このファン本体36により生じる気流の流し方向をガイドする壁構造をなしている。このように構成される送風動力機構30は、電動モータ32にて発生させた回転駆動力によりファン本体36にて送風する。この送風は、送風ファン35の前側から吸気し、送風ファン35の後側へと排気するように機能する。なお、この送風ファン35の前側には、次に説明するフィルタ具41が取り付けられる。すなわち、送風動力機構30は、フィルタ具41を介してクリーナ本体11の前側から吸気し、このクリーナ本体11に設けられる排気口19(図1および図2参照)から排気する。この排気口19は、上記した下側連接部16より前側のグリップハウジング12に設けられており、このグリップハウジング12の内外を通じさせる連通構造を有している。なお、図示符号X1にて示す仮想線は、モータ軸33の回転軸線を示している。
このクリーナ本体11の前側には、フィルタ具41が設けられている。このフィルタ具41は、概略、支持具42と、フィルタ本体43とを備える。フィルタ本体43は、通常の掃除用のフィルタと同様、気流に混入される塵埃等の粉塵を濾過する。このフィルタ本体43は、図示するようにカップ形状をなして形成される。支持具42は、クリーナ本体11に対して支持具42の弾性力を利用して圧入される。このように支持される支持具42は、フィルタ本体43が次に説明する集塵ハウジング51の内部の適切位置に配置されるように、フィルタ本体43を支持する。
また、集塵ハウジング51は、このフィルタ具41の外周側を覆うように、クリーナ本体11に対して取り付けられる。集塵ハウジング51も、前後面が開口されるカップ形状を有して形成される。この集塵ハウジング51は、ノズル部55と一体に成形することにより形成される。この集塵ハウジング51は、クリーナ本体11に対して取り付けられる取付開口端部53が設けられる。この取付開口端部53の反対側には、この集塵ハウジング51の内部と連通されるノズル部55が設けられる。このノズル部55は、本発明に係るノズルに相当する。このノズル部55は、クリーナ本体11が延在する前後方向に沿って延びている。つまり、このノズル部55も、このハンディクリーナ10が延びる前後方向に沿って延びて形成されるようになっている。また、上記した送風ファン35による吸引風は、ノズル部55の前端に設けられる吸気口56から外気を吸気するように作用する。
次に、上記したグリップハウジング12の下側連接部16に設けられる2つのバッテリ装着部60(60a,60b)について説明する。すなわち、グリップハウジング12の下側連接部16には、2つのバッテリ装着部60a,60bが設けられている。つまり、2つのバッテリ装着部60a,60bは、ハンドル部13が設けられるグリップハウジング12のループ形状の一部に対して設けられている。また、このループ形状の一部は、グリップハウジング12の下側連接部16に設定されている。
このバッテリ装着部60a,60bのそれぞれには、スライドさせることにより装着される充電式バッテリ80a,80bが取り付けられる。この充電式バッテリ80a,80bは、図7に示すように、広く汎用される供給電力の電圧が18Vに設定される充電式バッテリ80である。この充電式バッテリ80は、スライドさせることによってバッテリ装着部60に装着されるいわゆるスライド式装着型の充電式バッテリとなっている。このため、この充電式バッテリ80の図示上面(接続端子配置面)側には、スライド装着させるための構造および電気的接続がなされる構造が設けられている。すなわち、図7に示すように、充電式バッテリ80の図示上面側には、スライド装着させるための構造として、対をなすスライドガイド部81,82が設けられている。また、この充電式バッテリ80の図示上面側には、電気的接続がなされる構造として、正極側端子83と負極側端子84と信号側端子85とが設けられている。また、この充電式バッテリ80の図示上面側には、充電式バッテリ80をスライド装着させて電気的接続がなされた際に、この状態にて充電式バッテリ80をバッテリ装着部60に対して係合させた状態とする雄フック87が設けられている。また、この充電式バッテリ80の取り外し方向側には、上記した雄フック87を操作するための押しボタン88が設けられている(図1および図3等参照)。この押しボタン88は雄フック87と連結している。この押しボタン88を押し操作することで、雄フック87が動作して充電式バッテリ80の内部に収納される。これにより、充電式バッテリ80がバッテリ装着部60に対して係合しない状態となり、充電式バッテリ80をバッテリ装着部60から取り外せるようになる。なお、図7に記載される符号Lは、この充電式バッテリ80の長手方向の長さを示している。また、図7に記載される符号Wは、この充電式バッテリ80の幅方向の長さを示している。また、図7に記載される符号Hは、この充電式バッテリ80の高さ方向の長さを示している。つまり、この充電式バッテリ80の外形寸法は、長手方向の長さL>幅方向の長さW>高さ方向の長さH、という大小関係にある略直方体形状を有して形成されている。
次に、上記した充電式バッテリ80をスライドさせて装着させるバッテリ装着部60について説明する。図4および図8に示すように、このバッテリ装着部60は、上記した充電式バッテリ80をスライドさせて装着される構造を有する。このため、上記した充電式バッテリ80に対応する装着構造を有して構成される。すなわち、バッテリ装着部60は、図4および図8に示すように、上記した充電式バッテリ80をスライド装着させるための構造、および上記した充電式バッテリ80を電気的接続をする構造が設けられている。図4に示すように、このバッテリ装着部60には、スライド装着させるための構造として、対をなすスライドガイド受部61,62が設けられている。また、図8に示すように、このバッテリ装着部60には、電気的接続がなされる構造として、正極側端子63と負極側端子64と信号側端子65とを備えるバッテリ端子接続部600が設けられている。また、図4および図5に示すように、このバッテリ装着部60には、充電式バッテリ80をスライド装着させて電気的接続がなされた際に、この状態の充電式バッテリ80がバッテリ装着部60にロックされる。つまり、バッテリ装着部60には、この状態の充電式バッテリ80の雄フック87が係合する雌部(凹み)66が設けられている。
このように第1および第2のバッテリ装着部60a,60bに装着された充電式バッテリ80a,80bは、コントローラ17,18により制御される。すなわち、ハンディクリーナ10の電動モータ32の回転駆動は、図9に示す概念回路図のように駆動コントローラ17および電力コントローラ18により制御されている。すなわち、駆動コントローラ17および電力コントローラ18は、操作スイッチ20およびシャント抵抗171(駆動コントローラ17の一部)からの入力信号を受けて、FET回路172(駆動コントローラ17の一部)に出力信号を送る。これにより、駆動コントローラ17および電力コントローラ18は、電動モータ32の回転駆動を制御している。この際、第1および第2のバッテリ装着部60a,60bに装着される充電式バッテリ80a,80bは、並列方向の接続となるように回路設計されている。このため、充電式バッテリ80a,80bから供給される電力は、第1および第2のバッテリ装着部60a,60bを介して電圧が『18Vとなる』の並列接続構造となるように設定されている。
図示するように、第1バッテリ装着部60aと第2バッテリ装着部60bとは、下側連接部16に対して左右にずらされた並列配置関係で設けられている。これら第1および第2のバッテリ装着部60a,60bに対しての充電式バッテリ80a,80bのスライド装着方向は、両方とも後から前に向けてスライドさせることにより取り付けられるように設定されている。つまり、これら第1および第2のバッテリ装着部60a,60bに対しての充電式バッテリ80a,80bのスライド装着は、互いに同一の平行となる方向に設定されている。なお、これら第1および第2のバッテリ装着部60a,60bは、グリップハウジング12に対してモータ軸33の延在方向を中心にした軸線X1に対して、互いに左右対称位置にそれぞれ1つずつ配置されるように設けられている。
また、図3の符号X3にて示す仮想線は、第1バッテリ装着部60aに対して充電式バッテリ80aがスライド装着される軸線を示している。また、図3の符号X4にて示す仮想線は、第2バッテリ装着部60bに対して充電式バッテリ80bがスライド装着される軸線を示している。なお、これら第1および第2のバッテリ装着部60a,60bは、上記したバッテリ装着部60の構造にて構成されている。これら軸線X3と軸線X4とは、互いに平行となるように設定されている。つまり、第1の実施の形態のバッテリ装着部60a,60bは、2つの充電式バッテリ80a,80bが並列にスライドさせて装着できるように、グリップハウジング12の下側連接部16に対して設けられている。
この第1の実施の形態のハンディクリーナ10によれば、次の作用効果を奏することができる。すなわち、このハンディクリーナ10によれば、バッテリ装着部60(60a,60b)は2つ設けられているので、充電式バッテリ80(80a,80b)を2つ装着できるようになる。これによって、ハンディクリーナ10として利用するにあたって供給容量を大きく設定する要請に応じることができる。つまり、汎用される電圧が18Vとなる充電式バッテリ80を2つ使って、供給される電力の容量を2倍とすることができる。したがって、広く汎用される充電式バッテリ80を用いながらも、稼働時間を長く欲しい現場において稼動時間が2倍となるハンディクリーナ10として機能させることができる。また、この第1の実施の形態のハンディクリーナ10によれば、第1および第2のバッテリ装着部60a,60bは、ループ形状をなすことによりハンドル部13を形成するグリップハウジング12の下側連接部16に対して設けられている。これによって、第1および第2のバッテリ装着部60a,60bに装着される充電式バッテリ80a,80bの重量が、この装着位置上側に設けられるハンドル部13に対してかかることとなる。したがって、ハンディクリーナ10を手で持って加工作業を行うにあたって、充電式バッテリ80a,80bの重量をハンドル部13に直接的に掛けることができて、取回しの良さが損なわれるのを抑えることができる。
さらに、この第1の実施の形態のハンディクリーナ10によれば、2つのバッテリ装着部60a,60bは、グリップハウジング12に対してモータ軸33の軸線X1で対称となる位置にそれぞれ1つずつ配置されるので、充電式バッテリ80a,80bが装着されることによって増加する重量をバランスさせることができる。これによって、手で持って加工作業を行うにあたっての、ハンディクリーナ10としての取回しの良さが損なわれるのを抑えることができる。また、バッテリ装着部60a,60bは、充電式バッテリ80a,80bのスライド装着させる方向の軸線X3,X4が互いに平行となるように設定されている。これによって、並べられた充電式バッテリ80a,80bの並び方向の長さは、この充電式バッテリ80の幅方向の長さWを2つ合わせた長さとすることができる。つまり、この充電式バッテリ80の外形寸法の中でも短手方向となる長さを合わせることとなる。これによって、2つ並列された充電式バッテリ80a,80bの嵩張りも抑えることができて、ハンディクリーナ10を手で持って加工作業を行うにあたって取回しの良さが損なわれるのを抑えることができる。
なお、この第1の実施の形態にあっては、第1および第2のバッテリ装着部60a,60bに対して充電式バッテリ80a,80bを取り付けるためのスライド装着方向は、互いに同一となる後から前に設定されるものであった。しかしながら、この第1および第2のバッテリ装着部60a,60bにあっては、スライド装着される軸線X3,X4が互いに平行となるように設定されていればよいものであり、この取り付け方向は適宜に組み合わせるようにしてもよい。つまり、第1および第2のバッテリ装着部60a,60bに対しての充電式バッテリ80a,80bの取り付け方向は、互いに同一となる前から後に設定されるものであってもよい。また、第1バッテリ装着部60aに対しての充電式バッテリ80aの取り付け方向が後から前に設定され、かつ第2バッテリ装着部60bに対しての充電式バッテリ80bの取り付け方向が前から後に設定されるものであってもよい。また逆に、第1バッテリ装着部60aに対しての充電式バッテリ80aの取り付け方向が前から後に設定され、かつ第2バッテリ装着部60bに対しての充電式バッテリ80bの取り付け方向が後から前に設定されるものであってもよい。
[第2の実施の形態]
次に、上記した第1の実施の形態の変形例となる第2〜第4の実施の形態について図10〜図21を参照しながら説明する。なお、これら第2〜第4の実施の形態にあっては、上記した第1の実施の形態のハンディクリーナ10のうちバッテリ装着部60の配設構成のみが相違するものとなっている。このため、上記した第1の実施の形態と略同様に構成される箇所については、上記した第1の実施の形態にて付した符号と同一の符号を図面に付し、その説明については省略するものとする。
まず、第2の実施の形態のハンディクリーナ10Aについて説明する。図10の斜視図では、第2の実施の形態のハンディクリーナ10Aの外観全体を示している。図11の側面図では、図10に示すハンディクリーナ10Aを側面で視ている。図12の平面図では、図10に示すハンディクリーナ10Aを上側から視ている。図13の平面図では、図10に示すハンディクリーナ10Aを下側から視ている。
図10〜図13に示すように、第2の実施の形態のバッテリ装着部60Aにあっても、上記した第1の実施の形態のバッテリ装着部60と同様に、グリップハウジング12の下側連接部16に配設されている。具体的には、第1バッテリ装着部60Aaと第2バッテリ装着部60Abとは、下側連接部16に対して左右にずらされた並列配置関係で設けられている。ただ、これら第1バッテリ装着部60Aaと第2バッテリ装着部60Abとは、充電式バッテリ80a,80bの接続端子配置面同士を互いに向き合わせるように設けられている。詳しく言えば、第1バッテリ装着部60Aaと第2バッテリ装着部60Abとは、不図示のモータ軸の延在方向を中心にした軸線X1に対して、互いに左右対称位置にそれぞれ1つずつ配置されるように設けられている。つまり、これら第1バッテリ装着部60Aaと第2バッテリ装着部60Abとは、充電式バッテリ80a,80bの接続端子配置面同士で、グリップハウジング12の下側連接部16を挟み込むように設けられている。これら第1および第2のバッテリ装着部60Aa,60Abは、互いに反対側となる両側面に面して設けられる。このため、これら第1および第2のバッテリ装着部60Aa,60Ab装着された充電式バッテリ80a,80bは横置きにされている。なお、これら第1および第2のバッテリ装着部60Aa,60Abに対しての充電式バッテリ80a,80bのスライド装着方向は、両方とも後から前に向けてスライドさせることにより取り付けられるように設定されている。
この第2の実施の形態のハンディクリーナ10Aによれば、上記した第1の実施の形態のハンディクリーナ10と略同一の作用効果を奏することができる。なお、この第2の実施の形態のハンディクリーナ10Aでは、並べられた充電式バッテリ80a,80bの並び方向の長さは、この充電式バッテリ80の高さ方向の長さHを2つ合わせた長さとなっている。このため、この充電式バッテリ80の外形寸法の中でも最も短手方向となる長さを合わせることとなる。これによって、2つ並列された充電式バッテリ80a,80bの嵩張りをさらに抑えることができる。また、この第2の実施の形態のハンディクリーナ10Aによれば、充電式バッテリ80a、80bは、グリップハウジング12の下側連接部16を挟み込むようにスライドさせて取り付けられる。これによって、充電式バッテリ80をスライドさせて着脱する際の動作時に、充電式バッテリ80を把持させ易くして、この着脱動作が行い易くなる。また、この第2の実施の形態にあっても、第1および第2のバッテリ装着部60Aa,60Abに対して充電式バッテリ80a,80bを取り付けるためのスライド装着方向としては、図示されている方向とは逆方向の構成としてもよく、互いに同一となる方向あるいは互いに逆になる方向の、いずれの方向の組合せで設定されるものであってもよい。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態のハンディクリーナ10Bについて説明する。図14の斜視図では、第3の実施の形態のハンディクリーナ10Bの外観全体を示している。図15の側面図では、図14に示すハンディクリーナ10Bを側面で視ている。図16の平面図では、図14に示すハンディクリーナ10Bを上側から視ている。図17の平面図では、図14に示すハンディクリーナ10Bを下側から視ている。
図14〜図17に示すように、第3の実施の形態のバッテリ装着部60Bにあっても、上記した第1の実施の形態のバッテリ装着部60と同様に、グリップハウジング12の下側連接部16に配設されている。具体的には、第1バッテリ装着部60Baと第2バッテリ装着部60Bbとは、下側連接部16に対して前後にずらされた並列配置関係で設けられている。これら第1および第2のバッテリ装着部60Ba,60Bbに対しての充電式バッテリ80a,80bのスライド装着方向は、互いに向き合う対向方向に設定されている。すなわち、第1バッテリ装着部60Baに対する充電式バッテリ80aのスライド装着方向は、左から右に向けてスライドさせることにより取り付けられるように設定されている。これに対して、第2バッテリ装着部60Bbに対する充電式バッテリ80bのスライド装着方向は、右から左に向けてスライドさせることにより取り付けられるように設定されている。このため、この第1バッテリ装着部60Baに対して充電式バッテリ80aがスライド装着される軸線X3と、第2バッテリ装着部60Bbに対して充電式バッテリ80bがスライド装着される軸線X4とは、互いに平行となるように設定されている。つまり、第3の実施の形態のバッテリ装着部60Ba,60Bbにあっても、2つの充電式バッテリ80a,80bが並列にスライドさせて装着できるように、グリップハウジング12の下側連接部16に対して設けられている。なお、これら2つのバッテリ装着部60Ba,60Bbの配設位置の中間部分に、上記したハンドル部13の後側の後側連接部14が配置されるようになっている。
この第3の実施の形態のハンディクリーナ10Bによれば、上記した第1の実施の形態のハンディクリーナ10と略同一の作用効果を奏することができる。なお、充電式バッテリ80aがスライド装着される軸線X3と、充電式バッテリ80bがスライド装着される軸線X4とは、互いに平行となるように設定されている。これによって、並べられた充電式バッテリ80a,80bの並び方向の長さは、この充電式バッテリ80の幅方向の長さWを2つ合わせた長さとなっている。このため、この充電式バッテリ80の外形寸法の中でも短手方向となる長さを合わせることとなる。これによって、2つ並列された充電式バッテリ80a,80bの嵩張りを抑えることができる。また、第1バッテリ装着部60Baと第2バッテリ装着部60Bbとは前後にずらされた並列配置関係で設けられている。これによって、この第3の実施の形態のハンディクリーナ10Bは、第1および第2の実施の形態のハンディクリーナ10,10Aと比較して幅方向の嵩張りを抑えることができる。したがって、この第3の実施の形態のハンディクリーナ10Bによれば、狭い空間においても使用することができる利点がある。また、第1および第2のバッテリ装着部60Ba,60Bbに対しての充電式バッテリ80a,80bのスライド装着方向は、互いに向き合う対向方向に設定されているので、充電式バッテリ80(80a,80b)自体で生ずる互いの重量バランスも解消することができる。これによって、スライド装着された充電式バッテリ80a,80b同士が左右方向でバランスされているので、ハンディクリーナ10B自体の左右方向の重量バランスもバランスされることとなる。したがって、充電式バッテリ80により重量が増加しても、クリーナとしての取回しの良さが損なわれるのを抑えることができる。また、ハンドル部13の後側の後側連接部14は、2つのバッテリ装着部60Ba,60Bbの配設位置の中間部分に配置されるので、後側連接部14を介してハンドル部13で支持する場合に、このハンドル部13で前後方向でバランス良く荷重を受けることができる。
なお、上記した第3の実施の形態のハンディクリーナ10Bの第1および第2のバッテリ装着部60Ba,60Bbにあっても、軸線X3,X4が互いに平行となるようにスライド装着方向が設定されるものであればよい。つまり、第1および第2のバッテリ装着部60Ba,60Bbに対して充電式バッテリ80a,80bを取り付けるためのスライド装着方向としては、図示されている方向とは逆方向の構成とされるものであってもよい。さらに、第1および第2のバッテリ装着部60Ba,60Bbに対して取り付けられる充電式バッテリ80a,80bのスライド装着方向としては、互いに同方向となるものであってもよい。すなわち、図18〜図21に示すバッテリ装着部60Cの充電式バッテリ80a,80bのスライド装着方向は、両者互いに右から左となるように同方向にて設定されている。すなわち、図18の符号10Cは、第3の実施の形態のハンディクリーナ10Bの変形例となるハンディクリーナ10Cを示している。この図18の斜視図では、ハンディクリーナ10Cの外観全体を示している。図19の側面図では、図18に示すハンディクリーナ10Cを側面で視ている。図20の平面図では、図18に示すハンディクリーナ10Cを上側から視ている。図21の平面図では、図18に示すハンディクリーナ10Cを下側から視ている。すなわち、図14〜図17に示すバッテリ装着部60Bは充電式バッテリ80a,80bのスライド装着方向が互いに向き合う対向方向に設定されるのに対して、図18〜図21に示すバッテリ装着部60Cは、充電式バッテリ80a,80bのスライド装着方向が互いに同方向に設定される。この点で、図18〜図21に示すバッテリ装着部60Cは、図14〜図17に示すバッテリ装着部60Bと相違する。
具体的には、図18〜図21に示すように、この第1バッテリ装着部60Caと第2バッテリ装着部60Cbとも、下側連接部16に対して前後にずらされた並列配置関係で設けられている。これら第1および第2のバッテリ装着部60Ca,60Cbに対しての充電式バッテリ80a,80bのスライド装着方向は、互いに同方向となる右から左に向けたものとなっている。つまり、充電式バッテリ80a,80bは、ともに右から左に向けてスライドさせることにより、第1および第2のバッテリ装着部60Ca,60Cbに対して取り付けられる。このため、第1バッテリ装着部60Caに対して充電式バッテリ80aがスライド装着される軸線X3と、第2バッテリ装着部60Cbに対して充電式バッテリ80bがスライド装着される軸線X4とは、互いに平行となっている。
このハンディクリーナ10Cによれば、上記した第3の実施の形態のハンディクリーナ10Bと略同一の作用効果を奏することができるが、次の点で奏する作用効果が相違する。すなわち、第1および第2のバッテリ装着部60Ca,60Cbに対しての充電式バッテリ80a,80bのスライド装着方向は、互いに同方向に設定されている。これによって、これら第1および第2のバッテリ装着部60Ca,60Cbに対して充電式バッテリ80a,80bの2つをスライド装着させるにあたって一つの方向で2つの充電式バッテリ80a,80bをスライド装着させることができる。
つまり、上記した第3の実施の形態のハンディクリーナ10Bにあっては、互いに向き合う対向方向で充電式バッテリ80a,80bをスライド装着させるので、左右方向の重量バランスをバランスさせることができて操作性に優れたハンディクリーナとすることができる。これに対し、ハンディクリーナ10Cにあっては、互いに同方向で充電式バッテリ80a,80bをスライド装着させるので、連続して2つの充電式バッテリ80a,80bを取り付けるにあたって、一方向で纏めてスライド装着させ易くして充電式バッテリ交換時の作業性に優れたハンディクリーナとすることができる。なお、この変形例のとおり、第1および第2のバッテリ装着部60Ca,60Cbに対して充電式バッテリ80a,80bを取り付けるためのスライド装着方向としては、図示されている方向とは逆方向の構成とされるものであってもよい。
なお、本発明に係るクリーナとしては、上記したハンディクリーナの例に限定されるものではなく、手で持って使用する手持ち式のクリーナで構成されるものであればいよい。
また、上記した実施の形態における充電式バッテリ80a,80bは、電圧18Vに設定されるものとなっていた。しかしながら、本発明に係る充電式バッテリの電圧としては、これに限定されることなく、10Vや14V等の適宜の電圧にて設計される充電式バッテリ(二次電池)を利用することができる。また、これら2つの充電式バッテリ80a,80bから供給される電力は、供給容量(全ての充電量)を高めることのみならず、電圧を上げるものであってもよい。つまり、充電式バッテリ80から供給される電力の供給容量を上げるための構成に限定されることなく、充電式バッテリ80から供給される電力の電圧を上げるための適宜の構成としてもよい。
10,10A,10B,10C ハンディクリーナ(手持ち式のクリーナ)
11 クリーナ本体
12 グリップハウジング
13 ハンドル部
14 後側連接部
15 前側連接部
16 下側連接部
17 駆動コントローラ
171 シャント抵抗
172 FET回路
18 電力コントローラ
19 排気口
20 操作スイッチ
21 スイッチ本体
22 操作ボタン部
30 送風動力機構
31 ブラケット部
32 電動モータ
33 モータ軸
35 送風ファン
36 ファン本体
37 気流ガイド部
41 フィルタ具
42 支持具
43 フィルタ本体
51 集塵ハウジング
53 取付開口端部
55 ノズル部
56 吸気口
60(60a,60b) バッテリ装着部
600 バッテリ端子接続部
61,62 スライドガイド受部
63 正極側端子
64 負極側端子
65 信号側端子
66 雌部(凹み)
80(80a,80b) 充電式バッテリ
81,82 スライドガイド部
83 正極側端子
84 負極側端子
85 信号側端子
87 雄フック
88 押しボタン
L 長手方向の長さ
W 幅方向の長さ
H 高さ方向の長さ
X1 モータ軸の回転軸線
X3 第1バッテリ装着部に充電式バッテリがスライド装着される軸線
X4 第2バッテリ装着部に充電式バッテリがスライド装着される軸線

Claims (4)

  1. 充電式バッテリがスライドさせて装着されるバッテリ装着部と、該充電式バッテリから供給される電力によりモータ軸を回転駆動させる電動モータと、該モータ軸の回転駆動により回転して送風する送風ファンと、該送風ファンの送風によりノズルから吸引された粉塵を集めておく集塵ハウジングと、を有する手持ち式のクリーナであって、
    前記バッテリ装着部は、外装をなすハウジングに対して前記モータ軸の延在方向を中心にした対称位置にそれぞれ1つずつ配置されるように、設けられている、ことを特徴とする手持ち式のクリーナ。
  2. 充電式バッテリがスライドさせて装着されるバッテリ装着部と、該充電式バッテリから供給される電力によりモータ軸を回転駆動させる電動モータと、該モータ軸の回転駆動により回転して送風する送風ファンと、該送風ファンの送風によりノズルから吸引された粉塵を集めておく集塵ハウジングと、を有する手持ち式のクリーナであって、
    前記バッテリ装着部は、前記充電式バッテリのスライド装着させる方向の軸線が互いに平行となるように、外装をなすハウジングに対して2つ設けられている、ことを特徴とする手持ち式のクリーナ。
  3. 充電式バッテリがスライドさせて装着されるバッテリ装着部と、該充電式バッテリから供給される電力によりモータ軸を回転駆動させる電動モータと、該モータ軸の回転駆動により回転して送風する送風ファンと、該送風ファンの送風によりノズルから吸引された粉塵を集めておく集塵ハウジングと、を有する手持ち式のクリーナであって、
    前記バッテリ装着部は、スライドさせて装着された充電式バッテリ同士が短手方向が並べられるように、外装をなすハウジングに対して2つ設けられている、ことを特徴とする手持ち式のクリーナ。
  4. 充電式バッテリがスライドさせて装着されるバッテリ装着部と、該充電式バッテリから供給される電力によりモータ軸を回転駆動させる電動モータと、該モータ軸の回転駆動により回転して送風する送風ファンと、該送風ファンの送風によりノズルから吸引された粉塵を集めておく集塵ハウジングと、を有する手持ち式のクリーナであって、
    前記バッテリ装着部は、前記ノズルが延びる方向に沿って並べられるように、外装をなすハウジングに対して2つ設けられている、ことを特徴とする手持ち式のクリーナ。
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