JP2014146442A - コネクタ用ホルダ、コネクタの保持構造 - Google Patents

コネクタ用ホルダ、コネクタの保持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 使用時以外には確実にコネクタを保持することが可能なコネクタ用ホルダ等を提供する。
【解決手段】 コネクタ1をコネクタホルダ10に挿入すると、凹部13がプランジャ21の位置に移動する。プランジャ21は、本体部9の内部方向に押し付けられているため、ばね19によって、プランジャ21の先端が、凹部13に嵌りこむ。また、ラッチ7によって、マイクロスイッチ15が完全には押し込まれ、マイクロスイッチ15によってラッチ7を検知することができる。この状態では、プランジャ21がコネクタ部5の凹部13に嵌りこむため、コネクタ1をコネクタホルダ10から抜き取ることができない。すなわち、プランジャ21は、コネクタ1を本体部9に保持してロックするための係止部材として機能する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気自動車等に用いられ、給電・受電用のコネクタを保持するためのコネクタ用ホルダ等に関するものである。
近年、地球環境問題の観点から、化石燃料を用いない電気自動車が注目されている。電気自動車は、駆動用のバッテリーを搭載し、バッテリーに充電された電気によって走行することができる。
電気自動車に対して充電を行うためには、車載側の受電コネクタと、これに適合する電源側の給電コネクタが必要となる。また、停電時には、自動車に受電された電気を用いて家庭用の電源とすることも可能である。この場合にも、自動車側から受電する受電コネクタが必要となる。これらのコネクタは、電気自動車向けに、使い易さや安全性等を考慮した設計がなされており、従来から電力線に用いられているコネクタとは異なる形態を有しているのが一般的である。
このような電気自動車用の給電コネクタとしては、たとえば、ケースと、このケースに摺動可能に装着されて複数の端子を収容したコネクタ本体と、コネクタ本体と同軸方向に摺動可能に装着するパイプ状のハンドルと、レバーとを備え、レバーの回動によりハンドルが前進してコネクタ本体を前記受電側コネクタのコネクタ本体と嵌合する給電コネクタがある(特許文献1)。
特開平06−188044号公報
一方、このような電気自動車の充電用コネクタには、充電中において、通電している状態の給電コネクタを受電コネクタから抜き取ることを防止する、ロック機構が設けられている。このロック機構がないと、通電している状態で、給電コネクタが受電コネクタから抜き取られ、抜き取った瞬間にアークが発生する危険がある。
このようなロック機構としては、例えば、給電コネクタ側に設けられたラッチ(ピン形状を含む)を、受電コネクタ側の係止部に係止させる方法がある。通電中は、このロック機構が解除されないようにすることで、通電中に給電コネクタが受電コネクタから抜き取られることを防止することができる。
しかし、このような給電コネクタは、使用時以外には、充電装置等に載置されたり、フック等に引っかけられて保持されている。このため、ケーブルを足に引っかけるなどした場合に、コネクタが落下してケースや前述したラッチや端子部などが破損する恐れがある。また、使用者以外の者が、容易にコネクタを手に取ることができるため、いたずらなどによって、破損の恐れもある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、使用時以外には確実にコネクタを保持することが可能なコネクタ用ホルダ等を提供することを目的とする。
前述した目的を達するために第1の発明は、自動車の充電または自動車からの受電に用いられるコネクタ用のホルダであって、前記コネクタを保持する本体部と、前記本体部に設けられ、前記コネクタを保持するロック機構と、を具備し、前記ロック機構は、前記コネクタの挿抜方向に対して略垂直な方向に移動可能な係止部材を有し、前記係止部材が前記コネクタの凹部に嵌ることで、前記コネクタが前記本体部にロックされ、前記コネクタが前記本体部から抜けることが防止され、前記係止部材が前記凹部から抜けると、ロックが解除されることを特徴とするコネクタ用ホルダである。
前記コネクタは、接続対象との接続を保持するためのラッチを有し、前記本体部には、前記ラッチを検知する検知部が設けられ、前記本体部に前記コネクタを挿入した際に、前記検知部で前記ラッチを検知すると、前記ロック機構が解除可能な状態となり、前記検知部で前記ラッチを検知しないと、前記ロック機構を解除不能とすることが望ましい。
前記本体部は、充電器から着脱可能であってもよい。
前記本体部の内面には、前記コネクタを清掃する清掃機構が設けられてもよい。前記本体部の内面には、前記コネクタを加熱するためのヒータが設けられてもよい。前記本体部には、前記コネクタを照らす照明が設けられてもよい。前記本体部には、前記コネクタが挿入された際に、前記本体部と前記コネクタの隙間からの水の浸入を防ぐための防水部が設けられてもよい。
本発明によれば、コネクタをコネクタ用ホルダに挿入した際に、コネクタの凹部に係止部材が嵌ることで、コネクタ用ホルダからコネクタを抜き取ることができないようにロックすることが可能である。このため、ケーブルが引っ張られた際にも、コネクタがコネクタホルダから抜け落ちることがない。また、使用者以外の者が、コネクタをコネクタ用ホルダから抜き取ることを防止することができる。
また、コネクタが、接続対象との接続を保持するためのラッチを有する場合において、本体部にラッチを検知する検知部を設けることで、検知部でラッチを検知した場合にのみ、ロック機構が解除可能な状態とすることができる。したがって、ラッチが破損している場合には、コネクタをコネクタ用ホルダから抜き取ることができなくなるため、誤ってラッチの破損したコネクタを使用してしまうことを防止することができる。
また、コネクタ用ホルダは、充電器から着脱可能であるため、コネクタ用ホルダのメンテナンスや清掃が容易である。
また、本体部の内面に、コネクタの電極部や外周面等を清掃する清掃機構を設けることで、コネクタをコネクタ用ホルダに挿入するたびに、コネクタに付着した汚れやごみを除去することができる。このため、使用期間が長くなることによる、ごみや汚れの堆積を防ぐことができる。
また、本体部の内面に、コネクタを加熱するためのヒータを設けることで、寒冷地などにおいて、コネクタ内部の動作不良等を防止することができる。例えば、コネクタ内部に設けられる、ラッチや電磁ソレノイドなどの機器が凍結することで、動作不良を起こすことを防止することができる。
また、本体部に、コネクタを照らす照明を設けることで、夜間などの暗い状況においても、コネクタを視認することができる。
また、本体部に、コネクタが挿入された際に、本体部とコネクタの隙間からの水の浸入を防ぐための防水部を設けることで、コネクタやコネクタホルダ内部の電子部品等の劣化を防止することができる。
第2の発明は、自動車の充電または自動車からの受電に用いられるコネクタの保持構造であって、前記コネクタは、コネクタホルダに保持され、前記コネクタホルダは、前記コネクタを保持する本体部と、前記本体部に設けられ、前記コネクタを保持するロック機構と、を具備し、前記ロック機構は、前記コネクタの挿抜方向に対して略垂直な方向に移動可能な係止部材を有し、前記係止部材が前記コネクタの凹部に嵌ることで、前記コネクタが前記本体部にロックされ、前記コネクタが前記本体部から抜けることが防止され、前記本体部に前記コネクタを挿入した状態で、前記本体部の内面と前記コネクタの外面との間に、水の浸入を防ぐための防水部が設けられることを特徴とするコネクタの保持構造である。
第2の発明によれば、コネクタ用ホルダからコネクタを抜き取ることができないようにロックすることが可能であるとともに、コネクタホルダ内部に水が浸入することを防止することができる。
本発明によれば、使用時以外には確実にコネクタを保持することが可能なコネクタ用ホルダ等を提供することができる。
コネクタ1とコネクタホルダ10を示す側面図。 コネクタ1とコネクタホルダ10を示す部分断面図。 コネクタ1とコネクタホルダ10を示す部分断面図。 コネクタ1とコネクタホルダ10を示す部分断面図。 コネクタ1とコネクタホルダ10を示す部分断面図。 コネクタ1とコネクタホルダ10aを示す部分断面図。 コネクタ1とコネクタホルダ10bを示す部分断面図。 コネクタ1とコネクタホルダ10cを示す部分断面図。 コネクタ1とコネクタホルダ10dを示す部分断面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、コネクタ1およびコネクタホルダ10を示す概略側面図であり、図2はコネクタホルダ10およびコネクタ1の部分断面図である。なお、以下の図においては、ケーブル等の図示を省略する。コネクタ1は、主にケース3、コネクタ部5を備える。
ケース3の内部には、各種の機械構造や、図示を省略するケーブル等が収容される。コネクタ部5は、ケース3の前方に設けられる。コネクタ部5は、接続対象である受電コネクタ等に接続される部位である。なお、コネクタ1は、電気自動車等に設けられた受電コネクタに給電を行う給電コネクタであっても良く、または、自動車などに充電された電気を受電して、家庭用の電源等に用いるための受電コネクタのいずれであっても良い。
コネクタ部5の外周面の一部には、凹部13が設けられる。また、コネクタ部5の上部には、ラッチ7が露出する。ラッチ7は、接続対象となる受電コネクタ等に係合するロック部である。すなわち、通電中は、コネクタ部5のラッチ7と受電コネクタ等とが係合した状態でロックされることで、コネクタ1が、充電中等に抜き取られることがない。
コネクタホルダ10は、主に、コネクタ1のコネクタ部5が嵌りこむ本体部9、マイクロスイッチ15および電磁ソレノイド17等からなる。図1に示すように、コネクタホルダ10は、充電器11の一部に着脱可能に固定される。したがって、コネクタホルダ10は、充電器11から取り外すことができる。このため、コネクタホルダ10内部のメンテナンスや清掃が容易である。なお、以下の図においては、充電器11は省略する。
図2に示すように、本体部9の内部には、電磁ソレノイド17とマイクロスイッチ15が設けられる。マイクロスイッチ15は、コネクタ1を本体部9に挿入する際に、ラッチ7に対応する位置に設けられる。マイクロスイッチ15は、ラッチ7を検知するための検知部である。
電磁ソレノイド17には、ばね19およびプランジャ21が設けられる。プランジャ21は、電磁ソレノイド17を貫通する。また、プランジャ21は、コネクタ1を本体部9に挿入する際に、コネクタ部5の凹部13に対応する位置に設けられる。プランジャ21の先端部は、本体部9の内面から突出する。
プランジャ21は、コネクタ1の挿抜方向に対して垂直な方向に移動可能である。電磁ソレノイド17を作動することで、プランジャ21を動作させることができる。また、プランジャ21は、ばね19によって、本体部9の内部に向けて突出する方向に押し付けられる。したがって、プランジャ21は、本体部9内部に突出した状態で保持される。電磁ソレノイド17、ばね19およびプランジャ21は、コネクタ1を保持するロック機構として機能する。
なお、マイクロスイッチ15および電磁ソレノイド17は、充電器11の回路に接続される。したがって、マイクロスイッチ15からの信号や、電磁ソレノイド17の作動は、充電器11によって制御される。
次に、コネクタ1をコネクタホルダ10に固定する方法について説明する。コネクタ1の使用(例えば充電作業)を終えると、作業者は、コネクタ1をコネクタホルダ10に挿入する(図2の矢印A方向)。
図3に示すように、コネクタ1のコネクタ部5の先端が本体部9に挿入されると、コネクタ部5の先端とプランジャ21とが接触する。コネクタ部5の端縁部はテーパ形状であるため、プランジャ21は、コネクタ部5との接触によって、下方(本体部9の外部方向)に押し戻される(図中矢印B方向)。
さらにコネクタ1をコネクタホルダ10に挿入すると(図中矢印A)、図4に示すように、ラッチ7がマイクロスイッチ15と接触する。マイクロスイッチ15は、ラッチ7との接触によって、上方(本体部9の外部方向)に押し込まれる(図中矢印C方向)。
さらにコネクタ1をコネクタホルダ10に挿入すると(図中矢印A)、図5に示すように、凹部13がプランジャ21の位置に移動する。プランジャ21は、本体部9の内部方向に押し付けられているため、ばね19によって、プランジャ21の先端が、凹部13に嵌りこむ(図中矢印D方向)。また、ラッチ7によって、マイクロスイッチ15が完全に押し込まれ、マイクロスイッチ15によってラッチ7を検知することができる。
この状態では、プランジャ21がコネクタ部5の凹部13に嵌りこむため、コネクタ1をコネクタホルダ10から抜き取ることができない。すなわち、プランジャ21は、コネクタ1を本体部9に保持してロックするための係止部材として機能する。コネクタ1を使用する際には、充電器11を操作することで、電磁ソレノイド17に通電し、プランジャ21をばね19に対抗して引き戻すことで、プランジャ21を凹部13から抜き取ることができる。プランジャ21が凹部13から抜き取られることで、コネクタ1をコネクタホルダ10から取り外すことができる。
このように、コネクタホルダ10は、コネクタ1が不用意に抜き取られることを防止するロック機構が設けられることで、不意にケーブルが引っ張られてコネクタ1が落下することがなく、また、いたずらを防止することができる。
また、本体部9には、ラッチ7を検知するマイクロスイッチ15が設けられる。前述したように、ラッチ7は、受電コネクタ等にコネクタ1を接続した状態で保持するものでる。したがって、通電中には、コネクタ1が受電コネクタ等から抜き取られることを防止することができる。この結果、通電している状態で、コネクタ1が受電コネクタ等から抜き取られ、抜き取った瞬間にアークが発生することを防止することができる。
しかし、ラッチ7の先端部が変形や折損している場合には、このロック機構が働かない場合がある。したがって、通電中であっても、コネクタ1を受電コネクタ等から抜き取ることが可能となる。このため、前述したように、アークの発生などの恐れがある。
本発明では、コネクタホルダ10にラッチ7を検知するマイクロスイッチ15が設けられる。したがって、コネクタ1をコネクタホルダ10に挿入し、プランジャ21が凹部13に嵌りこんだ状態において、ラッチ7が正規の位置にあるかどうかをマイクロスイッチ15によって検知することができる。
このように、マイクロスイッチ15によってラッチ7を検知した場合には、ラッチ7が健全であると判断される。したがって、充電器11は、マイクロスイッチ15がONの状態である場合にのみ、使用者の操作によって、電磁ソレノイド17に通電し、プランジャ21を動作させる。したがって、ラッチ7が健全であるコネクタ1のロックが解除されて使用可能状態となる。
一方、コネクタ1がコネクタホルダ10に挿入され、プランジャ21が凹部13に嵌りこんだ状態で、マイクロスイッチ15がラッチ7を検知しない場合(マイクロスイッチ15がONにならない場合)には、電磁ソレノイド17への通電が行われない。すなわち、充電器11は、マイクロスイッチ15がOFFの状態である場合には、使用者が操作しても、電磁ソレノイド17に通電せず、プランジャ21が動作することがない。したがって、ラッチ7に異常がある場合には、コネクタ1のロックが解除不能状態となる。このため、ラッチ7に異常のあるコネクタ1を誤って使用することがない。
このように、本実施の形態によれば、コネクタ1を保持するためのコネクタホルダ10に、コネクタ1の挿抜をロックするためのロック機構が設けられるため、コネクタ1が不用意にコネクタホルダ10から抜け落ちることがない。
また、コネクタホルダ10に、コネクタ1のラッチ7を検出する検知部を設けることで、ラッチ7に異常のあるコネクタ1が使用されることを防止することができる。
また、コネクタホルダ10は、充電器11から着脱可能であるため、コネクタホルダ10のメンテナンス作業や清掃作業が容易である。
次に、第2の実施の形態について説明する。図6は、第2の実施の形態にかかるコネクタホルダ10aを示す図である。なお、以下の実施形態において、コネクタホルダ10等と同様の機能を奏する構成ついては、図1〜図5と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
コネクタホルダ10aは、コネクタホルダ10とほぼ同様の構成であるが、シール部材23が設けられる点で異なる。コネクタホルダ10aの本体部9aの開口部側の縁部近傍内周面には、シール部材23が設けられる。シール部材23は、例えば、ゴム製である。シール部材23は、コネクタ1をコネクタホルダ10に挿入した状態で、例えば、ケース3の外周面に接触する。シール部材23の内径をケース3の外径よりもわずかに小さくしておくことで、ケース3によってシール部材23が弾性変形してつぶされる。このため、シール部材23は、ケース3と本体部9aとの間から、本体部9a内部に水が浸入することを防止する防水部として機能させることができる。
なお、シール部材23の配置は、図示した例には限られない。コネクタ1をコネクタホルダ10aに挿入した状態で、コネクタホルダ10a内部に水が浸入することを防止可能であれば、その態様は問わない。また、シール部材23をコネクタ1のケース3の外周面に設けることもできる。この場合には、本体部9aの内面に、シール部材23との接触面を形成すればよい。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、コネクタホルダ10a内部へ水が侵入することが防止されるため、内部の電子機器等の腐食や故障を防止することができる。
次に、第3の実施の形態について説明する。図7は、第3の実施の形態にかかるコネクタホルダ10bを示す図である。コネクタホルダ10bは、コネクタホルダ10とほぼ同様の構成であるが、エアノズル25が設けられる点で異なる。
コネクタホルダ10bの本体部9bの内部には、例えばコネクタ部5の外周面や端面等に対してエアを吹き付けることが可能なエアノズル25が設けられる。エアノズル25は、コネクタ1が挿入される際に、コネクタ部5の外周面や端面に付着した汚れやごみを吹き飛ばすことができる。したがって、コネクタ1をコネクタホルダ10bに挿入するたびに、コネクタ部5の電極部や外周面等を清掃することができる。すなわち、エアノズル25は、コネクタ部5の清掃機構として機能する。
なお、エアノズル25の位置や個数は図示した例に限られない。また、清掃機構としては、エアノズル25に代えて、ブラシなどを配置してもよい。この場合、ブラシを動作させてもよい。また、清掃機構は、充電器11の操作によって作動させてもよく、コネクタ1の挿入を検知して動作させてもよい。
第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、コネクタ部5を清掃する清掃機構が設けられることで、コネクタ1をコネクタホルダ10bに挿入するたびに、コネクタ部5に付着した汚れやごみを除去することができる。このため、使用期間が長くなることによる、ごみや汚れの堆積を防ぐことができる。
次に、第4の実施の形態について説明する。図8は、第4の実施の形態にかかるコネクタホルダ10cを示す図である。コネクタホルダ10cは、コネクタホルダ10とほぼ同様の構成であるが、ヒータ27が設けられる点で異なる。
コネクタホルダ10cの本体部9cの開口部側の縁部近傍内周面には、ヒータ27が設けられる。ヒータ27は、コネクタ1を加熱することができる。通常、コネクタ1の内部には、機械的な動作機構等が内蔵される。しかし、寒冷地などにおいて、これらの機構が凍結すると、各機構が動作不良となる。例えば、ラッチ7を動作させる動作機構が凍結すると、ラッチ7が動作せず、充電コネクタ等と接続された際に、ロックされず、通電中にコネクタ1が充電コネクタから外れてしまう恐れもある。
ヒータ27は、コネクタ1を加熱することで、このような動作機構の凍結を防止することができる。なお、ヒータ27の配置は、図示した例に限られず、コネクタ1の内部構造を効率よく加熱することができれば、その態様は問わない。
第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、コネクタ1を加熱するヒータ27を設けることで、コネクタ1内部の凍結等を防止することができる。このため、コネクタ1内部の動作不良等を防止することができる。
次に、第5の実施の形態について説明する。図9は、第5の実施の形態にかかるコネクタホルダ10dを示す図である。コネクタホルダ10dは、コネクタホルダ10とほぼ同様の構成であるが、照明29が設けられる点で異なる。
コネクタホルダ10dの本体部9dの外面には、照明29が設けられる。照明29は、コネクタ1に光を照射する。このため、暗所であっても、コネクタ1の取り扱いが容易である。なお、照明29の位置や個数は図示した例に限られない。
第5実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、照明29が設けられることで、暗い場所でも容易にコネクタ1を取り扱うことができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、ロック機構として、電磁ソレノイド17によりプランジャ21を動作させたが、本発明はこれに限られない。コネクタ1を確実にロックできれば、アクチュエータなど、他の構成を適用することもできる。また、ラッチ7を検知可能であれば、マイクロスイッチ15に代えて、他のスイッチ等を適用することもできる。
またなお、各実施例における構成は、互いに組み合わせることも可能である。
1………コネクタ
3………ケース
5………コネクタ部
7………ラッチ
9、9a、9b、9c、9d………本体部
10、10a、10b、10c、10d………コネクタホルダ
11………充電器
13………凹部
15………マイクロスイッチ
17………電磁ソレノイド
19………ばね
21………プランジャ
23………シール部材
25………エアノズル
27………ヒータ
29………照明

Claims (8)

  1. 自動車の充電または自動車からの受電に用いられるコネクタ用のホルダであって、
    前記コネクタを保持する本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記コネクタを保持するロック機構と、
    を具備し、
    前記ロック機構は、前記コネクタの挿抜方向に対して略垂直な方向に移動可能な係止部材を有し、
    前記係止部材が前記コネクタの凹部に嵌ることで、前記コネクタが前記本体部にロックされ、前記コネクタが前記本体部から抜けることが防止され、
    前記係止部材が前記凹部から抜けると、ロックが解除されることを特徴とするコネクタ用ホルダ。
  2. 前記コネクタは、接続対象との接続を保持するためのラッチを有し、
    前記本体部には、前記ラッチを検知する検知部が設けられ、
    前記本体部に前記コネクタを挿入した際に、前記検知部で前記ラッチを検知すると、前記ロック機構が解除可能な状態となり、前記検知部で前記ラッチを検知しないと、前記ロック機構が解除不能となることを特徴とする請求項1記載のコネクタ用ホルダ。
  3. 前記本体部は、充電器から着脱可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ用ホルダ。
  4. 前記本体部の内面には、前記コネクタを清掃する清掃機構が設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のコネクタ用ホルダ。
  5. 前記本体部の内面には、前記コネクタを加熱するためのヒータが設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のコネクタ用ホルダ。
  6. 前記本体部には、前記コネクタを照らす照明が設けられることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のコネクタ用ホルダ。
  7. 前記本体部には、前記コネクタが挿入された際に、前記本体部と前記コネクタの隙間からの水の浸入を防ぐための防水部が設けられることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のコネクタ用ホルダ。
  8. 自動車の充電または自動車からの受電に用いられるコネクタの保持構造であって、
    前記コネクタは、コネクタホルダに保持され、
    前記コネクタホルダは、
    前記コネクタを保持する本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記コネクタを保持するロック機構と、
    を具備し、
    前記ロック機構は、前記コネクタの挿抜方向に対して略垂直な方向に移動可能な係止部材を有し、
    前記係止部材が前記コネクタの凹部に嵌ることで、前記コネクタが前記本体部にロックされ、前記コネクタが前記本体部から抜けることが防止され、
    前記本体部に前記コネクタを挿入した状態で、前記本体部の内面と前記コネクタの外面との間に、水の浸入を防ぐための防水部が設けられることを特徴とするコネクタの保持構造。
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