JP2014145350A - Flow passage connecting structure of internal combustion engine - Google Patents
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Abstract
Description
本願発明は、流体が流れる流路を備えた2つの部材を重ね固定している内燃機関において、それら2つの部材の流路接続構造に関するものである。 The present invention relates to a flow path connection structure of two members in an internal combustion engine in which two members having flow paths through which a fluid flows are fixed.
内燃機関では、冷却水やオイルなどの流体が使用されており、従って、流体通路が形成れている部材は多くある。例えば特許文献1には、吸気マニホールドの入口部(集合部)に冷却ユニットを設けることが記載されており、この特許文献1では、吸気マニホールドの入口部に、冷却ユニットの入口パイプと出口パイプとを一体に設けて、これらパイプに冷却水ホースを接続することが記載されている。
In an internal combustion engine, a fluid such as cooling water or oil is used. Therefore, there are many members in which a fluid passage is formed. For example,
この特許文献1において、吸気マニホールドの入口にはスロットルボデーが固定されるが、スロットルボデーは正確に位置決めする必要があるものの、特許文献1では位置決め手段がないため組み立てが面倒であり、そこで本願出願人は、特許文献2において、吸気マニホールドの入口部にスロットルボデーに貫通する継手パイプを突設して、スロットルボデーに設けた冷却水通路を継手パイプに嵌め込むことで、冷却水通路を形成すると共にスロットルボデーの位置決めを行う構造を開示した。
In this
さて、流体通路を有する部材を重ね固定して両者の流体通路を接続する構造は内燃機関の各所に存在しており、その場合、2つの部材の合わせ面はフラットに形成されており、2つの部材の間のシール性を確保するために、両部材の間にOリングやガスケットなどのシール材を介在させている。そして、このシール材は、一方の部材に設けた環状溝に嵌め入れているのが一般的である。 Now, there is a structure in which members having fluid passages are overlapped and connected to each other and the fluid passages are connected to each other in the internal combustion engine. In this case, the mating surfaces of the two members are formed flat, In order to ensure the sealing performance between the members, a sealing material such as an O-ring or a gasket is interposed between the two members. The sealing material is generally fitted in an annular groove provided in one member.
しかし、場合によっては部材に環状溝を形成するのが厄介な場合がある。すなわち、後加工せねばならない場合は当然ながら手間がかかり、また、樹脂製品やダイキャスト品のような成形品の場合であっても、スライド型が必要になって金型の構造が複雑化するなどの問題が生じることも多い。更に、2つの部材の合わせ面はフラットであるため、シール材が環状溝から脱落しやすくて、部材の固定作業が面倒になることもある。 However, in some cases, it may be troublesome to form the annular groove in the member. In other words, when post-processing must be performed, it takes time and effort, and even in the case of molded products such as resin products and die-cast products, a slide mold is required and the structure of the mold becomes complicated. Such problems often occur. Furthermore, since the mating surfaces of the two members are flat, the sealing material can easily fall off the annular groove, and the fixing operation of the members can be troublesome.
本願発明はこのような現状を改善すべく成されたものであり、一方の部材から継手パイプを突設する点は特許文献2の思想を踏襲しつつ、簡単な構造でシール性を確保すると共に組立能率も向上せんとするものである。
The present invention has been made to improve such a current situation, and the point of projecting a joint pipe from one member follows the idea of
本願発明は、互いに重なり合う2つの部材のうち一方の部材に外向き突出部を有する継手パイプが設けられており、他方の部材を前記継手パイプの外向き突出部に嵌め込んで両部材を固定することにより、前記他方の部材の流体通路と前記継手パイプとを接続している内燃機関において、前記継手パイプは前記一方の部材とは別部材であり、前記継手パイプの外向き突出部に前記一方の部材の表面に重なるフランジを形成しており、前記フランジに前記他方の部材に向いて開口した環状溝を形成し、前記環状溝に、前記他方の部材で押圧されるシール材を嵌め入れている。 In the present invention, a joint pipe having an outward projecting portion is provided on one of two members overlapping each other, and the other member is fitted into the outward projecting portion of the joint pipe to fix both members. Thus, in the internal combustion engine in which the fluid passage of the other member is connected to the joint pipe, the joint pipe is a member different from the one member, and the one of the joint pipes protrudes outward from the joint pipe. A flange that overlaps the surface of the member is formed, an annular groove that opens toward the other member is formed in the flange, and a sealing material that is pressed by the other member is fitted into the annular groove. Yes.
本願発明は、内燃機関の各部位に適用できる。例えば特許文献2のように、吸気マニホールドとスロットルボデーとの冷却水通路接続に適用できる。或いは、吸気通路の接続、オイルの接続などにも適用できる。また、継手パイプを一方の部材に固定する手段としては、打ち込みによる強制嵌合や熱収縮を利用した締まり嵌め、振動溶着(継手パイプと一方の部材が樹脂製の場合)、接着剤による接着など、様々の態様がある。
The present invention can be applied to each part of an internal combustion engine. For example, as in
本願発明によると、Oリング等のシール材が嵌る環状溝は継手パイプのフランジに形成されているため、一方の部材及び他方の部材には特段の加工を施す必要はなく、それら部材の製造コストを抑制できる。また、継手パイプの長さの変化(違い)にも簡単に対応できる。更に、部材に流体通路の穴しか空いていない場合でも対応可能であり、既存の部材への適合性にも優れている。 According to the present invention, since the annular groove into which a sealing material such as an O-ring is fitted is formed in the flange of the joint pipe, there is no need to perform special processing on one member and the other member, and the manufacturing cost of these members Can be suppressed. In addition, it can easily cope with a change (difference) in the length of the joint pipe. Furthermore, even when the member has only a hole for the fluid passage, it is possible to cope with it, and the compatibility with existing members is excellent.
また、Oリング等のシール材は継手パイプの外向き突出部に嵌まっていて脱落不能に保持されているため、部材同士を固定するに際して一々シール材の脱落に注意する必要はない。このため、部材同士の固定作業を能率良く行うことができる。この点も本願発明の利点の一つである。更に、環状溝はフランジに形成しているため、Oリング等のシール材をできるだけ小径にできる利点もある(フランジの外側にシール材を配置すると、シール材は大径になるためコストが嵩む。)。 Further, since the sealing material such as the O-ring is fitted to the outward projecting portion of the joint pipe and is held so as not to fall off, it is not necessary to pay attention to the dropping of the sealing material one by one when fixing the members. For this reason, the fixing operation | work of members can be performed efficiently. This is also one of the advantages of the present invention. Further, since the annular groove is formed in the flange, there is an advantage that the sealing material such as an O-ring can be made as small as possible (if the sealing material is disposed outside the flange, the sealing material becomes large in diameter, which increases costs. ).
(1).構造の説明
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、吸気マニホールドとスロットルボデーとに設けた冷却水通路の接続構造に適用している。実施形態の内燃機関は3気筒であり、従って、図1に示すように、吸気マニホールド1は3本の枝管2を備えており、3本の枝管2は1つのサージタンク3に集合している。従って、サージタンク3が集合部になっており、サージタンク3の前面に樹脂製のスロットルボデー5がビス6で固定されている。
(1) Description of Structure Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The present embodiment is applied to a cooling water passage connection structure provided in the intake manifold and the throttle body. The internal combustion engine of the embodiment has three cylinders. Therefore, as shown in FIG. 1, the
請求項との関係では、本実施形態では、吸気マニホールド1が一方の部材でスロットルボデー5が他方の部材になっている。吸気マニホールド1における枝管2の終端にはフランジ2aを設けており、フランジ2aがシリンダヘッド7に固定されている。
In relation to the claims, in this embodiment, the
スロットルボデー5には前後に開口した吸気通路7が形成されており、吸気通路8に弁体(図示せず)を配置している。弁体は電動モータ(図示せず)で開度が制御される。また、スロットルボデー5の前面には、吸気用ホース9を接続する筒部5aが突設されている。スロットルボデー5の後端にはフランジ5bを設けており、フランジ5bが複数のビス6でサージタンク3に固定(締結)されている。
The
吸気マニホールド1は樹脂製であり、2つのパーツを重ねて溶着することで一体化している。そして、図2に模式的に示すように、サージタンク3の内部には、冷却水通路の一例として、EGRガスを冷却するための水冷式の冷却ユニット10を配置している。
The
冷却ユニット10は、ジグザグに曲がった細管を備えた構造や多数のフィンを備えた構造など様々な構造のものを採用できる。いずれにしても、冷却水の入口と出口とを備えており、実施形態では入口は後ろ向きに開口しており、サージタンク3に一体に設けた後ろ向きの流入パイプ10が入口に連通している。敢えて述べるまでもないが、流入パイプ11には冷却水ホース12が接続される。なお、流入パイプ11をサージタンク3とは別部材に製造して、強制嵌合や溶着等でサージタンク3に固定してもよい。
The
冷却ユニット10の出口13は手前に向けて開口しており、この出口13に継手パイプ14が差し込みにて接続されている。従って、継手パイプ14は冷却ユニット10の冷却水が流れ出る流出パイプとして機能している。
An
継手パイプ14はサージタンク3の前面から手前に突出した突出部14aを有しており、露出部14aがスロットルボデー5に設けた冷却水通路15にきっちり嵌まっている。これにより、スロットルボデー5の位置決めが成されている。スロットルボデー5には、冷却水ホース16を接続するための前向き筒部17を一体に設けている。なお、継手パイプ14の突出部14aをスロットルボデー5の手前まで露出するように長く形成して、冷却水ホース16を継手パイプ14の突出部14aに接続することも可能である。
The
継手パイプ14における突出部14aの付け根には、吸気マニホールド1のサージタンク3に振動等で溶着するための円形のフランジ18を一体に形成している。そして、フランジ18の前面に環状溝19を形成している。環状溝19は、フランジ18を振動にて溶着するに際して治具20の先端を差し込んで掴持する機能と、シール材の一例としてのOリング21を嵌め込む機能とを有している。
A
すなわち、継手パイプ14をサージタンク3に溶着固定するに際しては、治具20の先端を環状溝19に挿入することでフランジ18を的確に加振することができる一方、継手パイプ14を固定した後は、図4(A)のようにOリング21が嵌め込まれるのであり、Oリング21の存在により、スロットルボデー5とフランジ18との間は漏水がない状態に確実にシールされる。
That is, when the
環状溝19の内周面は突出部14aの外周面と一致している。このため、Oリング21が手前にずれていても、スロットルボデー5を重ね合わせて固定するとOリング21は環状溝19に押し込まれる。この点、本実施形態の利点の一つである。なお、フランジ18を高周波や超音波で加振してサージタンク3に溶着する場合、フランジ18とサージタンク3との合わせ面のうちいずれか一方又は両方に、同心状のリブの群又は環状溝の群を設けるのが好ましい。
The inner peripheral surface of the
本実施形態では継手パイプ14はサージタンク3に溶着しているが、継手パイプ14は強制嵌合や接着、或いはねじ込みなどで固定することも可能である。或いは、継手パイプ14を独立してサージタンク3に固定せずに、スロットルボデー5による押えによって固定することも可能である(従って、継手パイプ14は、サージタンク3に軽く差し込まれているだけでもよい。)。
In this embodiment, the
また、継手パイプ14はサージタンク3の内部に深く入り込んでいる必要はないのであり、サージタンク3の内部への内向き侵入寸法は、冷却ユニット10の構造によって任意に設定できる。流体が排気ガスの場合は、シール材としては無機材からなるガスケットを使用したらよい。
Further, the
また、サージタンク3の内部に設けられる冷却水通路としては、冷却ユニット10には限らず、サージタンク3の内部で凝縮した水分の凍結を防止するための加温ユニットを設けてもよい。
Further, the cooling water passage provided in the
本願発明は更に様々に具体化できる。例えば適用対象としては、オイルフィルターとチェーンカバー(又はシリンダブロック)とのオイル通路接続個所、排気マニホールドと触媒コンバータとの接続個所、排気管と排気ターボ過給機との接続個所など、Oリングやガスケットを介在させて接続している個所に広く適用できる。敢えて述べるまでもないが、継手パイプは金属製であってもよい。一方の部材に対するフランジの固定が溶着や接着でない場合、フランジの裏面に環状溝を形成してこれにシール材を嵌め込むことでフランジと一方の部材との間のシールを確保することも可能である。 The present invention can be embodied in various ways. For example, the application target is an oil passage connection point between the oil filter and the chain cover (or cylinder block), a connection point between the exhaust manifold and the catalytic converter, a connection point between the exhaust pipe and the exhaust turbocharger, etc. It can be widely applied to locations where gaskets are interposed. Needless to say, the joint pipe may be made of metal. If the fixing of the flange to one member is not welding or adhesion, it is possible to secure a seal between the flange and one member by forming an annular groove on the back of the flange and fitting a sealing material into this is there.
本願発明は、内燃機関における各所の流路接続に実際に適用できる。従って、産業上利用できる。 The present invention is actually applicable to connection of flow paths at various locations in an internal combustion engine. Therefore, it can be used industrially.
1 吸気マニホールド(一方の部材)
3 サージタンク
5 スロットルボデー(他方の部材)
6 ファスナの一例としてのビス
10 冷却ユニット
13 冷却水通路の出口
14 継手パイプ
14a 継手パイプの突出部
15 スロットルボデーの冷却水通路
18 フランジ
19 環状溝
20 溶着のための治具
21 シール材の一例としてのOリング
1 Intake manifold (one member)
3
6 Screw as an example of
Claims (1)
前記継手パイプは前記一方の部材とは別部材であり、前記継手パイプの外向き突出部に前記一方の部材の表面に重なるフランジを形成しており、前記フランジに前記他方の部材に向いて開口した環状溝を形成し、前記環状溝に、前記他方の部材で押圧されるシール材を嵌め入れている、
内燃機関の流路接続構造。 A joint pipe having an outward projecting portion is provided on one of two members that overlap each other, and the other member is fitted into the outward projecting portion of the joint pipe to fix both members, thereby In the internal combustion engine connecting the fluid passage of the other member and the joint pipe,
The joint pipe is a member different from the one member, and a flange that overlaps the surface of the one member is formed on the outward projecting portion of the joint pipe, and the flange is opened toward the other member. An annular groove is formed, and a sealing material pressed by the other member is fitted into the annular groove.
Flow path connection structure for an internal combustion engine.
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