JP2014144673A - Rear suspension tower perimeter structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、リヤサスペンションタワー周辺構造に関する。 The present invention relates to a structure around a rear suspension tower.
リヤサスペンションタワーの変形を抑制するために、ホイールハウスインナパネルにより該リヤサスペンションタワーを補強した構造が開示されている(特許文献1参照)。また、第1ブレース及び第2ブレースとリヤホイールハウスとで閉断面を構成すると共に、ルーフサイドレールと外面側補強材とで閉断面を構成して、リヤサスペンションタワーを補強した構造が開示されている(特許文献2参照)。 In order to suppress deformation of the rear suspension tower, a structure in which the rear suspension tower is reinforced by a wheel house inner panel is disclosed (see Patent Document 1). Further, a structure is disclosed in which the first brace and the second brace and the rear wheel house constitute a closed cross section, and the roof side rail and the outer surface side reinforcing material constitute a closed cross section to reinforce the rear suspension tower. (See Patent Document 2).
しかしながら、上記した従来例では、車両側部(ホイールハウスアウタパネル、ホイールハウスインナパネル、ルーフサイドアウタパネル等)と、リヤサスペンションタワー周辺部材の上端部との結合部が、断面二次モーメントの変化点となっている。このため、該結合部において、車両前後方向軸回りの曲げ変形が生じ易いと考えられる。 However, in the conventional example described above, the connecting portion between the vehicle side portion (wheel house outer panel, wheel house inner panel, roof side outer panel, etc.) and the upper end portion of the rear suspension tower peripheral member It has become. For this reason, it is considered that bending deformation around the vehicle longitudinal axis is likely to occur at the coupling portion.
本発明は、上記事実を考慮して、車両側部におけるリヤサスペンションタワーの車両上方部位の曲げ変形を抑制して、NV(ノイズ、バイブレーション)性能及び操縦安定性能を向上させることを目的とする。 An object of the present invention is to improve NV (noise, vibration) performance and steering stability performance by suppressing the bending deformation of the vehicle upper portion of the rear suspension tower on the side of the vehicle in consideration of the above facts.
請求項1の発明は、車両側部の車室外側に設けられ、リヤホイールハウスから車両上方へ延在するアウタパネルと、前記車両側部の車室内側に設けられ、前記リヤホイールハウスにおけるリヤサスペンションタワーの設置部位から車両上方へ延在し、断面形状が車室内側に凸に形成され、前記アウタパネルとで閉断面を構成するインナパネルと、を有している。 According to a first aspect of the present invention, there is provided an outer panel provided on the vehicle side of the vehicle side and extending from the rear wheel house to the vehicle upper side, and provided on the vehicle side of the vehicle side and the rear suspension in the rear wheel house. And an inner panel that extends upward from the installation site of the tower, has a cross-sectional shape projecting toward the vehicle interior side, and forms a closed cross-section with the outer panel.
請求項1に記載のリヤサスペンションタワー周辺構造では、インナパネルの断面形状が車室内側に凸に形成され、該インナパネルとアウタパネルとで閉断面を構成しているので、リヤサスペンションタワーの車両上方部位で断面二次モーメントの変化が抑制される。従って、リヤサスペンションタワーからの入力による、車両側部におけるリヤサスペンションタワーの車両上方部位の曲げ変形が抑制される。このため、NV(ノイズ、バイブレーション)性能及び操縦安定性能を向上させることができる。 In the peripheral structure of the rear suspension tower according to claim 1, the inner panel has a cross-sectional shape that protrudes toward the vehicle interior, and the inner panel and the outer panel form a closed cross section. The change in the cross-sectional secondary moment is suppressed at the site. Therefore, bending deformation of the vehicle upper portion of the rear suspension tower at the side of the vehicle due to input from the rear suspension tower is suppressed. For this reason, NV (noise, vibration) performance and steering stability performance can be improved.
請求項2の発明は、請求項1に記載のリヤサスペンションタワー周辺構造において、前記インナパネルは、前記リヤサスペンションタワーの設置部位から車両上方へ延在するホイールハウスインナガセットと、ルーフサイドレールから車両下方に延在するルーフサイドインナパネルとを結合して構成されている。 According to a second aspect of the present invention, in the rear suspension tower peripheral structure according to the first aspect, the inner panel includes a wheel house inner gusset that extends upward from the installation site of the rear suspension tower and a roof side rail. A roof side inner panel extending below the vehicle is combined.
請求項2に記載のリヤサスペンションタワー周辺構造では、インナパネルを構成するホイールハウスインナガセット及びルーフサイドインナパネルの断面形状が、夫々車室内側に凸に形成されている。このため、ホイールハウスインナガセットからルーフサイドインナパネルにかけての部位において、断面二次モーメントの変化が抑制される。 In the peripheral structure of the rear suspension tower according to the second aspect, the cross-sectional shapes of the wheel house inner gusset and the roof side inner panel constituting the inner panel are respectively formed convexly toward the vehicle interior side. For this reason, the change of a cross-sectional secondary moment is suppressed in the site | part from a wheel house inner gusset to a roof side inner panel.
請求項3の発明は、請求項2に記載のリヤサスペンションタワー周辺構造において、前記ホイールハウスインナガセットの上端と前記ルーフサイドインナパネルの下端とは、互いに重ねた状態でレーザ溶接により結合されている。 According to a third aspect of the present invention, in the peripheral structure of the rear suspension tower according to the second aspect, the upper end of the wheel house inner gusset and the lower end of the roof side inner panel are coupled to each other by laser welding in a state where they overlap each other. Yes.
請求項3に記載のリヤサスペンションタワー周辺構造では、ホイールハウスインナガセットの上端とルーフサイドインナパネルの下端の結合剛性を向上させることができる。 In the rear suspension tower peripheral structure according to the third aspect, it is possible to improve the coupling rigidity between the upper end of the wheel house inner gusset and the lower end of the roof side inner panel.
以上説明したように、請求項1に記載のリヤサスペンションタワー周辺構造によれば、車両側部におけるリヤサスペンションタワーの車両上方部位の曲げ変形を抑制して、NV(ノイズ、バイブレーション)性能及び操縦安定性能を向上させることができる、という優れた効果が得られる。 As described above, according to the peripheral structure of the rear suspension tower according to the first aspect, the bending deformation of the vehicle upper portion of the rear suspension tower on the side of the vehicle is suppressed, so that the NV (noise, vibration) performance and the steering stability are suppressed. An excellent effect that the performance can be improved is obtained.
請求項2に記載のリヤサスペンションタワー周辺構造によれば、ホイールハウスインナガセットからルーフサイドインナパネルにかけての部位において、断面二次モーメントの変化が抑制される、という優れた効果が得られる。 According to the peripheral structure of the rear suspension tower according to the second aspect, it is possible to obtain an excellent effect that the change in the secondary moment of the cross section is suppressed in the portion from the wheel house inner gusset to the roof side inner panel.
請求項3に記載のリヤサスペンションタワー周辺構造によれば、ホイールハウスインナガセットの上端とルーフサイドインナパネルの下端の結合剛性を向上させることができる、という優れた効果が得られる。 According to the peripheral structure of the rear suspension tower according to the third aspect, it is possible to obtain an excellent effect that the coupling rigidity between the upper end of the wheel house inner gusset and the lower end of the roof side inner panel can be improved.
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。図1から図3において、本実施形態に係るリヤサスペンションタワー周辺構造Sは、アウタパネル10と、インナパネル12と、を有している。
Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 3, the rear suspension tower peripheral structure S according to the present embodiment includes an
図2において、アウタパネル10は、車両側部14(図1)の車室外側に設けられ、リヤホイールハウス16から車両上方へ延在している。アウタパネル10は、車室外側に凸となる略断面ハット形に形成されている。
In FIG. 2, the
リヤホイールハウス16は、車幅方向外側に位置するリヤホイールハウスアウタパネル26と、車幅方向内側に位置するリヤホイールハウスインナパネル28とを例えばフランジ結合して形成されている。リヤホイールハウスアウタパネル26のフランジ26Fは、リヤホイールハウスインナパネル28のフランジ28Fよりも車両上方まで延在している。アウタパネル10のフランジ10Fは、リヤホイールハウスアウタパネル26に結合されると共に、そのフランジ26Fにも結合されている。アウタパネル10の上端10Uは、ルーフサイドレール22に結合されている。
The
インナパネル12は、車両側部14の車室内側に設けられ、リヤホイールハウス16におけるリヤサスペンションタワー18の設置部位から車両上方へ延在している。リヤサスペンションタワー18は、リヤホイールハウスインナパネル28の車室内側の面に結合された台座状の部位であり、図示しないリヤサスペンションの上端部がマウントされるようになっている。
The
インナパネル12の断面形状は、車室内側に凸に形成され、例えば略断面ハット形とされている。図4に示されるように、インナパネル12は、アウタパネル10とで閉断面を構成している。具体的には、インナパネル12は、リヤサスペンションタワー18の設置部位から車両上方へ延在するホイールハウスインナガセット20と、ルーフサイドレール22から車両下方に延在するルーフサイドインナパネル24とを結合して構成されている。ホイールハウスインナガセット20と、ルーフサイドインナパネル24とは、夫々略断面ハット形とされている。ホイールハウスインナガセット20には、リヤサスペンションタワー18に向けて工具を通すための工具孔20Bが形成されている。ホイールハウスインナガセット20におけるフランジ20Fの下部は、リヤホイールハウスインナパネル28に結合されている。
The cross-sectional shape of the
ホイールハウスインナガセット20の上端20Uとルーフサイドインナパネル24の下端24Lとは、互いに重ねた状態で、例えばレーザ溶接により結合されている。図1、図3,図4に示される例では、ルーフサイドインナパネル24の下端24Lの上に、ホイールハウスインナガセット20の上端20Uが重ねられると共に、その凸状頂部20A,24A同士が重ねられている。この凸状頂部20A,24A同士が、レーザ溶接により互いに結合されている(図1及び図4の溶接点30を参照)。溶接点30は例えば3箇所であるが、溶接点30の数はこれに限られない。また、凸状頂部20A,24Aは平面に限られず、曲面であってもよい。
The
ホイールハウスインナガセット20の凸状頂部20Aは、その車両前後方向両側に設けられたフランジ20Fよりも車室内側に位置する部位であり、該フランジ20Fよりも幅広に構成されている。同様に、ルーフサイドインナパネル24の凸状頂部20Aは、その車両前後方向両側に設けられたフランジ24Fよりも車室内側に位置する部位であり、該フランジ24Fよりも幅広に構成されている。
The convex
図3に示されるように、ルーフサイドインナパネル24のフランジ24Fは、アウタパネル10のフランジ10Fに結合されている。また、ホイールハウスインナガセット20のフランジ20Fは、その上部において、ルーフサイドインナパネル24のフランジ24Fに結合されている。またホイールハウスインナガセット20のフランジ20Fは、その下部において、アウタパネル10のフランジ10Fに結合されている。図3,図4に示されるように、このフランジ10F,20Fの間には、リヤホイールハウスアウタパネル26のフランジ26Fが挟まれている。このように、ホイールハウスインナガセット20(インナパネル12)とアウタパネル10との間に、他の部材を挟んでもよい。
As shown in FIG. 3, the
なお、ルーフサイドインナパネル24とホイールハウスインナガセット20との重ね方を、上記の重ね方と逆にしてもよい。具体的にはホイールハウスインナガセット20の上に、ルーフサイドインナパネル24の下端24Lの上端20Uが重ねられていてもよい。
Note that the method of overlapping the roof side
図3に示されるように、リヤサスペンションタワー18の車室内側と、フロアパネル34とは、車両正面視でL字形の補強部材32により補強されている。フロアパネル34の下面には、サイドメンバ36が結合されている。
As shown in FIG. 3, the vehicle interior side of the
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1,図3,図4において、本実施形態に係るリヤサスペンションタワー周辺構造Sでは、インナパネル12の断面形状が車室内側に凸に形成され、該インナパネル12とアウタパネル10とで閉断面を構成している。そして、インナパネル12を構成するホイールハウスインナガセット20及びルーフサイドインナパネル24の断面形状が、夫々車室内側に凸に形成されている。このため、ホイールハウスインナガセット20からルーフサイドインナパネル24にかけての部位、即ちリヤサスペンションタワー18の車両上方部位において、断面二次モーメントの変化が抑制される。従って、リヤサスペンションタワー18からの入力による、車両側部14におけるリヤサスペンションタワー18の車両上方部位の曲げ変形が抑制される。このため、NV(ノイズ、バイブレーション)性能及び操縦安定性能を向上させることができる。
(Function)
This embodiment is configured as described above, and the operation thereof will be described below. 1, 3, and 4, in the rear suspension tower peripheral structure S according to the present embodiment, the cross-sectional shape of the
また、ホイールハウスインナガセット20の上端20Uとルーフサイドインナパネル24の下端24Lとを、互いに重ねた状態でレーザ溶接しているので、該上端20Uと下端24Lの結合剛性を向上させることができる。
Further, since the
[他の実施形態]
アウタパネル10は、単一のパネルに限られるものではなく、複数のパネルを車両上下方向に結合する構成であってもよい。
[Other Embodiments]
The
10 アウタパネル
12 インナパネル
14 車両側部
16 リヤホイールハウス
18 リヤサスペンションタワー
20 ホイールハウスインナガセット(インナパネル)
20U 上端
22 ルーフサイドレール
24 ルーフサイドインナパネル(インナパネル)
24L 下端
S リヤサスペンションタワー周辺構造
10
20U
24L Lower end S Rear suspension tower peripheral structure
Claims (3)
前記車両側部の車室内側に設けられ、前記リヤホイールハウスにおけるリヤサスペンションタワーの設置部位から車両上方へ延在し、断面形状が車室内側に凸に形成され、前記アウタパネルとで閉断面を構成するインナパネルと、
を有するリヤサスペンションタワー周辺構造。 An outer panel provided outside the passenger compartment on the side of the vehicle and extending upward from the rear wheel house;
The vehicle is provided on the vehicle interior side of the vehicle side portion, extends from the rear suspension tower installation site in the rear wheel house to the vehicle upper side, has a cross-sectional shape that protrudes toward the vehicle interior side, and has a closed cross section with the outer panel. An inner panel to configure;
A structure around the rear suspension tower.
Priority Applications (1)
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JP2013013205A JP2014144673A (en) | 2013-01-28 | 2013-01-28 | Rear suspension tower perimeter structure |
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Cited By (1)
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CN105416404A (en) * | 2015-11-12 | 2016-03-23 | 奇瑞汽车股份有限公司 | Car body rear portion structure |
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- 2013-01-28 JP JP2013013205A patent/JP2014144673A/en not_active Withdrawn
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