JP2014143167A - 磁気検出装置 - Google Patents

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Ritsuo Mihira
律雄 三平
Hideo Nakamura
英夫 中村
Keiji Ushikubo
啓詞 牛窪
Takeshi Mihira
健 三平
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Abstract

【課題】扉等の開閉を検知する磁気検出装置において、不正操作や接点溶着などの原因による誤作動の発生を防止する。
【解決手段】所定の間隔を設けて配置されたN極とS極を持った一対の被検知磁石と、前記一対の前記被検知磁石の間隔に対応するように配置され、前記被検知磁石を検知する一対の主リードスイッチと、前記一対の主リードスイッチの夫々に対応し、前記一対の前記被検知磁石の間隔に対応するように所定の間隔を設けて配置され、前記被検知磁石を検知する一対の不正防止用リードスイッチとを備え、前記主リードスイッチは開接点を有し、前記不正防止用リードスイッチは開接点と閉接点の両方を有し、前記主リードスイッチの開接点と前記不正防止用リードスイッチの閉接点とが直接接続され、前記不正防止用リードスイッチには前記不正防止用リードスイッチを作動可能な弱い前記被検知磁石と対極する磁石であらかじめ動作させ閉接点を開にさせる。
【選択図】図1

Description

この発明は、磁気検出装置に関し、人を危険から守るために産業機械などに取り付けられる防護柵・扉の開閉、若しくは防災・防犯のための窓や扉等の開閉を検知する磁気検出装置に関する。
従来、特許文献1(特開2005−259612)に示される磁気近接スイッチ100が有る。この磁気近接スイッチ100について図12に基づいて説明する。
磁気近接スイッチ100は、ケース101と、前記ケース101に固定されるリードスイッチ103と、前記ケース101外に別に備えられる被検知磁石104とを有する。
この磁気近接スイッチ100においては、被検知磁石104の位置により変化する前記リードスイッチ103の接点105に生じる磁力に応じて、前記リードスイッチ103の前記接点105を互いに接触または離隔する(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された前記磁気近接スイッチ100にあっては、外部に強力な磁気を持った磁石の接近によって前記リードスイッチ103の接点を閉にさせることがある。
例えば、扉の枠に前記リードスイッチ103を設置し、扉に前記被検知磁石104設置し、前記リードスイッチ103に強力な磁気を持った磁石を接近させて前記接点105を閉にさせてしまえば、扉を開き前記被検知磁石104が前記リードスイッチ103から離隔しても前記接点105を閉のままにさせることがあり、扉の開閉を検出できないことがある(特許文献1参照)。
また、特許文献2(特開2012−238585)に示される磁気近接スイッチ110が有る。この磁気近接スイッチ110について図13に基づいて説明する。
図13に示す磁気近接スイッチ110(リードスイッチと被検知磁石とを用いて扉等の開閉を検知する磁気検出装置)において、被検知磁石113a、113bを検知する主リードスイッチ111a、111bは、開接点だけを持つリードスイッチであり、前記被検知磁石113a、113bまたは他の磁石を検知する不正防止用リードスイッチ112a、112bは、開接点と閉接点を持つリードスイッチである。前記主リードスイッチ111a、111bの開接点と、前記不正防止用リードスイッチ112a、112bの閉接点とは直列接続されている。
前記被検知磁石113a、113bが検知部114に接近した場合、前記主リードスイッチ111a、111bが作動して開から閉になり、前記不正防止用リードスイッチ112a、112bは作動せず閉のままに保持される。
また、一対の前記被検知磁石113a、113bの間にある前記被検知磁石113a、113b以外の磁石が接近した場合は、前記主リードスイッチ111a、111bは作動し開から閉になり、かつ不正防止用リードスイッチ112a、112bも作動し閉から開になる(特許文献2参照)。
特許文献2に記載されたスイッチ110にあっては、外部に強力な磁気を持った磁石が前記不正防止用リードスイッチ112a、112bの接点付近等の特定な場所へ接近すると、前記不正防止用リードスイッチ112a、112bの接点を閉のままにさせることがある。
例えば、扉の枠に検知部114を設置し、扉に操作部115設置し、前記不正防止用リードスイッチ112a、112bの接点付近等の特定な場所へ強力な磁気を持った磁石を接近させて、前記主リードスイッチ111a、111bと前記不正防止用リードスイッチ112a、112bを双方の接点を閉に作動させ、扉を開き操作部115が検知部114を離隔しても接点を閉のままにさせることがあり、扉の開閉を検出できないことがある(特許文献2参照)。
特開2005−259612 特開2012−238585
特許文献1に記載された磁気近接スイッチ100にあっては、外部で可動する部分が無い密閉構造のリードスイッチ103と被検知磁石104で作動させる方法である。しかしながら、被検知磁石104以外の数万ガウス以上のネオジム磁石等による誤作動や、不正操作による誤作動を発生することがあり、被検知磁石104以外の外部の磁力に影響されない構造の磁気検出装置が要求されていた。
また、特許文献2に記載された構造の磁気近接スイッチ110にあっては、不正防止用リードスイッチ112a、112bの接点の溶着が発生した場合、被検知磁石113a、113bの正常位置に依る毎回の接近動作で不正防止用リードスイッチ112a、112bの接点の溶着を検出する事ができず、対の不正防止用リードスイッチ112a、112bの接点の溶着も溶着した場合で、被検知磁石113a、113b以外の磁石が接近した場合、不正防止用リードスイッチ112a、112bは動作せず不正を検出できない誤動作が発生する可能性があり、これらを防ぐ機能や機構を持った磁気検出装置が要求されていた。
また、特許文献2に記載された構造の磁気近接スイッチ110にあっては、外部に強力な磁気を持った磁石が前記不正防止用リードスイッチ112a、112bの接点付近等の特定な場所への接近によって前記不正防止用リードスイッチ112a、112bの接点を閉のままにさせることがあり、これらを防ぐ機能、若しくは機構を持った磁気検出装置が要求されていた。
さらに、前記磁気近接スイッチ110の構造にあっては、一対の主リードスイッチの111aと111bとを重ね合わせるには制限があり、そのために被検知磁石113a、113bもその間隔を狭くすることができない。そのため、磁極の連続した磁気の山をもつ磁気ドグ(磁気の被検出体)のS極とN極との間隔も大きくなり、小型の食品機械の安全柵への取り付けが難しく、小型の食品機械の安全柵にも取り付け可能なS極とN極間の間隔の狭い磁気ドグの構造を持った磁気検出装置が要求されていた。
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、リードスイッチと被検知磁石とを用いて扉等の開閉を検知する磁気検出装置であって、不正操作や接点溶着などの様々な原因による誤作動の発生を防止することのできる磁気検出装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため、本発明にかかる磁気検出装置は、所定の間隔を設けて配置されたN極とS極を持った一対の被検知磁石と、前記一対の前記被検知磁石の間隔に対応するように配置され、前記被検知磁石を検知する一対の主リードスイッチと、前記一対の主リードスイッチの夫々に対応し、前記一対の前記被検知磁石の間隔に対応するように所定の間隔を設けて配置され、前記被検知磁石を検知する一対の不正防止用リードスイッチとを備え、前記主リードスイッチは開接点を有し、前記不正防止用リードスイッチは開接点と閉接点の両方を有し、前記主リードスイッチの開接点と前記不正防止用リードスイッチの閉接点とが直接接続され、前記不正防止用リードスイッチには前記不正防止用リードスイッチを作動可能な弱い前記被検知磁石と対極する磁石であらかじめ動作させ閉接点を開にさせた磁気検出装置であって、前記被検知磁石が前記一対の前記主リードスイッチ及び前記不正防止リードスイッチに接近した際、前記主リードスイッチの接点が開から閉になされ、閉の状態が保持され、一方、前記不正防止リードスイッチは前記被検知磁石の接近で前記の弱い対極する磁石で閉接点が開になっていたのが双方の磁気が打ち消し合うことで閉にされ、更に前記被検知磁石の接近で、前記被検知磁石が前記弱い前記被検知磁石と対極する磁石の磁気より強くなり、その磁気により再び前記不正防止リードスイッチの閉接点は開となり、前記被検知磁石の接近で前記一対の前記主リードスイッチの開接点が閉となる位置及び前記一対の前記不正防止リードスイッチの閉接点が閉になっている位置の双方の接点が閉となっている間の前記被検知磁石の位置を正常な磁気検出位置とされ、一方、単極の前記被検知磁石以外の磁石が接近した場合、前記一対の主リードスイッチの開接点が開から閉になったとしても、どちらかの同極の前記弱い磁石が取り付けられた不正防止用リードスイッチの閉接点は開のままで、前記一対の被検知磁石以外の磁気が検出されないことを特徴としている(請求項1)。
このように構成することにより、一対の被検知磁石が、一対の主リードスイッチ及び一対の不正防止用リードスイッチに接近した際、一対の被検知磁石の位置が所定の領域にある状態でのみ、直列接続された主リードスイッチ及び不正防止用リードスイッチ回路が閉となり、正常に磁気検出を行うことができる。
一方、誤操作や不正操作にあたる被検知磁石以外の単極の磁石が接近した場合には、前記主リードスイッチ双方の開接点が閉になったとしても、前記不正防止用リードスイッチのいずれかの閉接点を閉にすることはできないため、誤検出を防止することができる。
また、正常な磁気検出が可能となる一対の被検知磁石の位置が、所定の領域とされるため、前記所定の領域を一対の被検知磁石が占有する場合にはその状態で、或いは、その領域が広く、一対の被検知磁石が占有できずに空いた部分が生じる場合には、その部分をプラスチックなどの非磁性体で覆う構成とすることにより、その部分に対し物理的に他の擬似の被検知磁石などが近づけないため、それらを検知しないようにすることができ、誤作動を防止することができる。
尚、このようにリードスイッチで構成された発明では、リードスイッチの接点部はガラス菅の中に封入された密閉構造で、外部からの接点の汚れが無いことと、ガラス管の中に不活性ガスを封入することで、リードスイッチの周囲のガスなどによる腐食や酸化することが無いことが望ましい。
また、このようにリードスイッチで構成された発明では、リードスイッチは接点部の寿命が一般的に1000万回から1億回と長寿命であり、一般機械の10年から20年の稼働期間中での機械に使われている接点での作動回数は100万回から200万回であり、リードスイッチの接点の寿命の作動回数は機械の稼働期間中の接点の作動回数より長いことで、磁気近接装置を交換することなく使用できる。
また、前記主リードスイッチおよび前記不正防止用リードスイッチはステンレス等の金属材料または樹脂等の非磁性体の材料で形成された函体内に収められていることが望ましい(請求項2)。
このように函体に収容されたリードスイッチで構成された発明では、非磁性体のステンレススチール等の金属やポリカーボネート等のプラスチックを使用することにより、腐食性のガスや液体などまたゴミや粉などの周囲環境条件の悪い場所での使用が可能となる。
また、一対の前記主リードスイッチ乃至一対の前記不正防止用リードスイッチの開閉許容電流を超える電流による接点の溶着を防止できるいずれか低い電流値のヒューズを1つ乃至複数個、前記主リードスイッチの開接点と前記不正防止用リードスイッチの閉接点が直列接続されたところに、更に直列に接続することが望ましい(請求項3)。
このようにリードスイッチの開閉許容電流を超える電流を防止する電流値のヒューズを入れることにより、リードスイッチの開閉許容電流を超える電流による接点の溶着を回避できる。
尚、一対の前記主リードスイッチ乃至一対の前記不正防止用リードスイッチの接点の閉時の溶着は、扉などの開閉の検出で扉が開いていても閉じていることを示してしまい、災害の発生する可能性が有るが、前記のように構成することにより、本発明にかかる磁気検出装置は過電流による接点の溶着を防ぐことができる。
また、接点の溶着を検出する構成としてもよく、その場合、前記主リードスイッチと前記不正防止用リードスイッチとは、それぞれ開接点と閉接点とを有し、一対の前記主リードスイッチにおいて前記閉接点を監視し、前記被検知磁石が前記主リードスイッチに接近した際、前記閉接点が開にならないことにより前記開接点の溶着を検知し、一対の前記不正防止用リードスイッチにおいて前記開接点を監視し、前記被検知磁石以外の磁石が前記不正防止用リードスイッチに接近し前記開接点が閉から開になり離隔した際、前記開接点が閉にならないことにより前記間接点の溶着を検知することが望ましい(請求項4)。
また、一対の前記主リードスイッチと直交する方向に複数並べられた一対の被検知磁石とを備え、前記一対の被検知磁石間を一対の前記主リードスイッチを移動可能に構成し、一対の前記主リードスイッチが被検知磁石間にあるときは作動状態となし、被検知磁石外にあるときは非作動状態となすように構成してもよい(請求項5)。
このように一対の被検知磁石が一対の前記主リードスイッチと直交する方向に複数並べられていることにより、任意に複数並べられている一対の被検知磁石を扉や安全柵取り付けることで、任意の範囲まで扉や安全柵の開くことを正常とすることができる。
更に、前記した本発明に係る磁気検出装置によれば、一対の前記主リードスイッチを重ね合わせることが可能となり、一対の被検知磁石のS極とN極の間隔を狭くすることができる。
本発明に係る磁気検出装置によれば、不正操作や接点溶着などの様々な原因による誤作動の発生を防止することができる。
また、本発明の磁気検出装置は長寿命であることから防護柵・防護扉の開閉やスイッチとして産業機械や食品機械の稼働期間を超える寿命に対応でき、寿命による交換も最小回数でできる。
さらに、本発明の磁気検出装置と磁気のドグを採用することにより、食品産業で小型から大型までのミキサーや混練のタンクの安全柵・扉で磁気ドグの配設されたところまで開けた状態でタンク内の生産物を直接見ながら各種食品材料の追加や食品添加物の投入が機械を止めずに可能になる。
図1は、本発明に係る磁気検出装置の第一実施形態を示す概略構成図である。 図2は、図1の磁気検出装置において、磁石の作用による主リードスイッチの検知曲線と解放曲線およびその曲線に対する作動を示す模式図である。 図1の磁気検出装置において、予め弱い磁石で作動させられている不正防止用リードスイッチに対する被検知磁石の作動による検知距離と接点の作動を説明するための模式図である。 図1の磁気検出装置において、予め弱い磁石で作動させられている不正防止用リードスイッチに対する被検知磁石の作動による検知距離と接点の作動を説明するための模式図である。 図1の磁気検出装置において、予め弱い磁石で作動させられている不正防止用リードスイッチに対する被検知磁石の作動による検知距離と接点の作動を説明するための模式図である。 図6は、図1の磁気検出装置において、主リードスイッチと不正防止用リードスイッチの組合せた基本検知部と被検知磁石との検知距離による接点の作動を説明するための模式図である。 図7は、図1の磁気検出装置において、被検知磁石の検知距離による作動を説明するための模式図である。 図8は、図1の磁気検出装置において、被検知磁石以外の磁石の検知距離による作動を説明するための模式図である。 図9は、本発明にかかる磁気検出装置の第1実施形態の説明をするための概略構成図である。 図10は、図1の磁気検出装置において、接点溶着を検出できる第一実施形態の変形例を示す概略構成図である。 図11は、本発明に係る第二実施形態を示す概略構成図であって、任意の範囲の開口を可能とする構成を示す図である。 図12は、従来の磁気近接スイッチを上方から見た部分断面図である(特許文献1)。 図13は、他の従来の磁気近接スイッチの概略構成図である(特許文献2)。
以下、本発明に係る磁気検出装置の実施形態を、図面を参照しながら説明する。先ず、第一実施形態について図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る磁気検出装置Aの構成図であり、本発明の基本形態である。
この磁気検出装置Aは、操作部9に組み込まれた一対の被検知磁石4a、4bと、磁気を接続する磁性体7の接近を検知する検知部8の主リードスイッチ1a、1bと、誤操作や不正操作に対するその他の磁石の接近を検知する不正防止用リードスイッチ2a、2bと、不正防止用リードスイッチ2a、2bを予め作動させておくための不正防止用リードスイッチ強制作動用磁石3a、3bと、リードスイッチの過電流溶着防止用ヒューズ5a、5bとにより構成される(なお、図9に示す構成も同様)。
また、検知部8において、主リードスイッチ1aの開接点と不正防止用リードスイッチ2aの閉接点とヒューズ5aとが直列接続されて一方の磁気検知回路を構成し、この磁気検知回路に対し左右対称に配置される形で、主リードスイッチ1bの開接点と不正防止用リードスイッチ2bの閉接点とヒューズ5bとが直列接続されて他方の磁気検知回路を構成している。
尚、検知部8において、前記一対の主リードスイッチ1a,1bおよび前記一対の不正防止用リードスイッチ2a,2bは、ステンレス等の金属材料または樹脂等の非磁性体の材料で形成された函体内に収められている。
次に、図2から図9に基づき磁気検出装置Aにおける磁気検出の原理について説明する。
まず、図2を用い、被検知磁石4a、4bと、主リードスイッチ1bとにおける検知曲線と解放曲線および作動の関係について説明する。
主リードスイッチ1bは開接点を持ち、図2には、被検知磁石4a、4bが主リードスイッチ1bに接近することで開接点が閉になる検知曲線10a、10bと、被検知磁石4a、4bが検知曲線内から離隔していき、閉であった開接点が開になる解放曲線11a、11bとを表している。一般に、この検知曲線10a、10bと解放曲線11a、11bとの関係は接点の閉と開の切替る位置が実線と破線のように異なり、その間13a、13bは磁気ヒステリシスと呼ばれており、設計上考慮する必要がある。
本発明ではリードスイッチ1a、1bの開接点を使用し、検知曲線10a、10b内付近をそれぞれ正常検知領域12a、12bと呼ぶ。
図3、図4、図5は、被検知磁石4bの作用による不正防止用リードスイッチ2bの作動の距離を表した模式図である(被検知磁石4a、不正防止用リードスイッチ2aはN極とS極が逆になるだけで説明を省略する)。
不正防止用リードスイッチ2bは開接点と閉接点を持ち、本発明では不正防止用リードスイッチ2bの閉接点( b contact)を使用する。不正防止用リードスイッチ2bにおいて、予め不正防止用リードスイッチ2bを作動させておくためには、不正防止用リードスイッチ強制作動用磁石3b’を開接点側( a contact)または閉接点側( b contact)に接着すればよい。しかしながら、全体の構成上、不正防止用リードスイッチ強制作動用磁石は、主リードスイッチから離したほうが好ましいため、以下の説明においては、不正防止用リードスイッチ強制作動用磁石3bを、そのN極とS極を反転して共通接点側(c contact)に接着した構成とする。
図3では被検知磁石4bのN極より不正防止用リードスイッチ強制作動用磁石3bのN極(磁石3b ’のS極)の影響が強く不正防止用リードスイッチ2bの閉接点は開のままである。
図4に示すように、被検知磁石4bが不正防止用リードスイッチ2bに接近すると、被検知磁石4bのN極と不正防止用リードスイッチ強制作動用磁石3bのN極(擬似3b’S極)の磁気が打ち消し合い、磁気が弱くなり、不正防止用リードスイッチ2bの閉接点は開から閉になる。
また、図5に示すように、被検知磁石4bがさらに不正防止用リードスイッチ2bに接近すると、不正防止用リードスイッチ強制作動用磁石3bのN極(擬似3b’S極)より被検知磁石4bのN極の磁気が強くなり、不正防止用リードスイッチ2bの閉接点は閉から開になる。
被検知磁石4bが不正防止用リードスイッチ2bから離隔する場合は上記の逆を辿る。
なお、被検知磁石4bのN極でなくS極が不正防止用リードスイッチ2bに接近した場合は、不正防止用リードスイッチ2bには不正防止用リードスイッチ強制作動用磁石3bのN極(擬似3b’S極)が接着して閉接点を開にしているため、S極の磁気が強くなるだけであり、不正防止用リードスイッチ2bの閉接点は閉にならない。
図6は、主リードスイッチ1bと不正防止用リードスイッチ2bとを組み合わせて接続した模式図であり、操作部の磁石4a、7、4bが接近する時の接点の作動を表している。
図6に示すように、操作部の磁石4a、7、4bが、直列接続された主リードスイッチ1bと不正防止用リードスイッチ2bにある程度接近すると、主リードスイッチ1bは作動し開接点は閉になるが、不正防止用リードスイッチ2bはまだ作動せず閉接点は開のままである。即ち、直列接続の回路は導通状態にならない。
操作部の磁石4a、7、4bがさらに接近すると、不正防止用リードスイッチ2bの閉接点は閉になり、主リードスイッチの閉接点も閉であるため、直列接続の回路が導通状態になる。
そして、操作部の磁石4a、7、4bがさらに接近すると、不正防止用リードスイッチ2bの閉接点は開になり、直列接続の回路が断状態になる。
図7は一対の主リードスイッチ1a、1bと一対の不正防止用リードスイッチ2a、2bを組み合わせ、接続した模式図である。
図示するように、不正防止用リードスイッチ2a、2bに対し、それらを予め作動させる不正防止用リードスイッチ強制作動用磁石3a、3bが接着される。
操作部9が検知部8の遠隔にいる場合は、双方のすべてのリードスイッチは開状態になっている。
操作部9が検知部8に接近すると、図6を用いて説明したように双方の直列回路は閉になる。更に操作部9が検知部8に接近すると、双方の直列回路は開になってしまう。
一方、操作部9が検知部8から離隔していくと作動が逆を辿る。
尚、図7において、操作部9が検知部8に接近し、検知部8における双方の直列回路が閉になる領域に達した際、その領域を操作部9が占有する状態にあるときには、物理的に操作部9以外の他の擬似の被検知磁石や磁石6などが前記領域に近づけないため、その擬似の被検知磁石等を検知しないようにすることができる。
また、操作部9が検知部8に接近し、検知部8における双方の直列回路が閉になる領域に達した際、前記領域が広すぎて、前記操作部9が前記領域を占有することができない場合(前記領域において前記操作部9の周囲に空いた部分が生じる場合)もある。その場合には、その空いた部分を例えばプラスチックなどの非磁性体で覆う構成とすることにより、物理的に操作部9以外の他の擬似の被検知磁石や磁石6などが前記領域に近づけないため、その擬似の被検知磁石等を検知しないようにすることができる。
図8は、第一実施形態の構成において、図7の操作部9に代えて、被検知磁石以外の磁石6を検知部8に接近させる場合の動作を説明するための図である。
誤操作や不正操作にあたる被検知磁石以外の磁石6は、N極若しくはS極の単極の場合が多く、その単極(図8ではS極)が検知部8に接近すると主リードスイッチ1a、1bは双方とも作動し双方の開接点が閉になる場合もある。しかしながら、不正防止用リードスイッチ2a、2bの不正防止用リードスイッチ強制作動用磁石3a、3bによって作動している同極の不正防止用リードスイッチ2a、2bのどちらかの閉接点(図8では2b)を閉にすることはできない。即ち、どちらかの直列接続の回路を導通にする事ができない(図8では1b−2b側)。
図9は、本発明の第一実施形態に係る磁気検出装置Aの構成図であり、図8の構成に、接点の溶着を防止できる電流値のヒューズ5a、5bを入れた概略構成図である。
このように主リードスイッチ1a、1b乃至不正防止用リードスイッチ2a、2bの開閉許容電流による接点の溶着を防止できるいずれか低い電流値のヒューズ5a、5bを、主リードスイッチ1a、1bの開接点と不正防止用リードスイッチ2a、2bの閉接点が直列接続された磁気検知回路に、更に直列に接続することにより、最大の接点寿命を得ることができる。
一般にリードスイッチの機械的疲労は数億回以上であり、機械的寿命は無視できる。一般的機械が製造されてから破棄までのライフサイクルでの接点等の動作回数は最大で200万回位であり、電気的寿命を検討すれば良い。最大の許容電流より10分の1以下などの少ない容量の電流であれば接点の電気的寿命も長くなり、そのための電流値に適した容量のヒューズを使用することにより接点の溶着を防ぐ事ができる。また、複数個のヒューズを使うことで製品の品質のばらつきも抑えることができる。特に大電流によるリードスイッチの接点の溶着を無くすことができる。
続いて、第一実施形態の変形例について図10に基づいて説明する。
図10は接点溶着を検出できる第一実施形態の変形例を示す概略構成図である。
図9で接点の溶着の回避を目指しているが100%の保証が無いため、接点の溶着の検出を行うことで、誤動作などによる危険や災害を未然に防ぐため接点の溶着の監視も重要になる。
図10に示すように、主リードスイッチ1a、1bに開接点と閉接点を持ったリードスイッチを使用し、磁気検知回路には開接点を使用し、この片方の開接点が溶着した場合、この溶着を主リードスイッチ1a、1bの閉接点が同時に閉にならないことで溶着が発生したことを検出する。
また、不正防止用リードスイッチ2a、2bは開接点と閉接点を持っており、磁気検知回路には閉接点を使用し、この片方の閉接点が溶着した場合、不正防止用リードスイッチ2a、2bの開接点が同時に閉にならないことで溶着が発生したことを検出できる磁気近接スイッチである。
なお、各リードスイッチは同時に接点の溶着を起こすことがほとんど無いことの条件と、一対の不正防止用リードスイッチ2a、2bは双方とも磁気検出装置の中心線の対称軸上に並設されていることが望ましい。
以上のように本発明に係る第一実施形態によれば、操作部9が検知部8に接近した際、検知部8に対する操作部9の位置が所定の領域にある状態でのみ、検知部8内の直列回路が閉となり、正常に磁気検出を行うことができる。
一方、誤操作や不正操作にあたる被検知磁石以外の単極の磁石6が検知部8に接近した場合には、主リードスイッチ1a、1b双方の開接点が閉になったとしても、不正防止用リードスイッチ2a、2bのいずれかの閉接点を閉にすることはできないため、誤検出を防止することができる。
また、前記のように正常な磁気検出が可能となる操作部9の位置が、所定の領域とされるため、前記所定の領域を操作部9が占有する場合にはその状態で、或いは、その領域が広く、操作部9が占有できずに空いた部分が生じる場合には、その部分をプラスチックなどの非磁性体で覆う構成とすることにより、その部分に対し物理的に操作部9以外の他の擬似の被検知磁石などが近づけないため、それらを検知しないようにすることができ、誤作動を防止することができる。
また、主リードスイッチ1a、1bの開接点と不正防止用リードスイッチ2a、2bの閉接点が直列接続された磁気検知回路に、ヒューズ5a,5bを更に直列に接続することにより、閉接点の溶着を回避することができる。
或いは、主リードスイッチ1a,1b及び不正防止用リードスイッチ2a,2bの開閉状態を常に監視する構成としてもよく、その場合には、接点の溶着を検出することができる。
尚、前記第一実施形態においては、検知部8において、主リードスイッチ1aと不正防止用リードスイッチ2aとヒューズ5aとが直列接続されて一方の磁気検知回路を構成し、この磁気検知回路に対し左右対称に配置される形で、主リードスイッチ1bと不正防止用リードスイッチ2bとヒューズ5bが直列接続されて他方の磁気検知回路を構成するものとした。
しかしながら、本発明に係る磁気検出装置にあっては、その配置構成に限定されるものではない。
例えば、前記左右対称に配置された一対の磁気検知回路(主リードスイッチ1a,1b)を重ねて配置してもよく、その場合には、一対の不正防止用リードスイッチ2a、2b間の距離が短くなり、それに伴い、操作部9における一対の被検知磁石4a、4b(S極とN極)間の間隔を狭く構成することができる。
続いて、本発明に係る第二実施形態について図11に基づいて説明する。
図11は、任意の範囲の開口を可能にする本発明に係る第二実施形態を示す概略構成図である。
防護扉や安全柵などで、ある任意の隙間を開けることを許可する必要がある場合がある。
そういう場合には、例えば図11に示すように、検知部8における一対の主リードスイッチに直交する方向に、一対の被検知磁石4a、4bの操作部7を任意の必要数量を並べ、磁極の連続した磁気の山を持つ磁気ドグ(磁気の被検出体)70を構成する。
そして、前記磁気ドグ70の列に沿って検知部8を移動させれば、被検知磁石4a-n、4b-nの存在する間、作動させることができる。被検知磁石が無ければ運転できない構造である。
例えば、食品の攪拌機であればタンクに食材を入れて攪拌し、その攪拌が作動しているときに添加物や追加食材を入れる必要性があり、その場合、安全柵をある角度まで開けてその隙間より添加物や追加食材を入れることができる。なおそれ以上開けるとミキサーを停止させる。
以上の本発明に係る第二実施形態によれば、図1に示した本発明に係る第一実施形態の構成を図11に示した構成に組込むことにより、機械及び装置に最適な磁気検出装置の対応が可能になる。
A 磁気検出装置
1a、1b 主リードスイッチ
2a、2b 不正防止用リードスイッチ
3a、3b 不正防止用リードスイッチ強制作動用磁石
3a ’、3b ’ 不正防止用リードスイッチ強制作動用磁石
4a、4b 被検知磁石
5a、5b ヒューズ
6 磁石(被検知磁石以外の磁石)
7 磁性体
8 検知部
10a 主リードスイッチの検知曲線(正常領域)
10b 主リードスイッチの検知曲線(正常領域)
11a 主リードスイッチの検知曲線(非正常領域)
11b 主リードスイッチの検知曲線(非正常領域)
12a 主リードスイッチの保持領域(正常領域)
12b 主リードスイッチの保持領域(正常領域)
13a 主リードスイッチの保持領域(非正常領域)
13b 主リードスイッチの保持領域(非正常領域)
70 磁極の連続した磁気の山を持つ磁気ドグ
100 磁気近接スイッチ
101 スイッチ部
102 操作部
103 リードスイッチ
104 被検知磁石
105 接点
110 磁気検出装置
111a、111b 主リードスイッチ
112a、112b 不正防止用リードスイッチ
114a、114b 被検知磁石
116 検知部
117 操作部

Claims (5)

  1. 所定の間隔を設けて配置されたN極とS極を持った一対の被検知磁石と、前記一対の前記被検知磁石の間隔に対応するように配置され、前記被検知磁石を検知する一対の主リードスイッチと、前記一対の主リードスイッチの夫々に対応し、前記一対の前記被検知磁石の間隔に対応するように所定の間隔を設けて配置され、前記被検知磁石を検知する一対の不正防止用リードスイッチとを備え、前記主リードスイッチは開接点を有し、前記不正防止用リードスイッチは開接点と閉接点の両方を有し、前記主リードスイッチの開接点と前記不正防止用リードスイッチの閉接点とが直接接続され、前記不正防止用リードスイッチには前記不正防止用リードスイッチを作動可能な弱い前記被検知磁石と対極する磁石であらかじめ動作させ閉接点を開にさせた磁気検出装置であって、
    前記被検知磁石が前記一対の前記主リードスイッチ及び前記不正防止リードスイッチに接近した際、前記主リードスイッチの接点が開から閉になされ、閉の状態が保持され、一方、前記不正防止リードスイッチは前記被検知磁石の接近で前記の弱い対極する磁石で閉接点が開になっていたのが双方の磁気が打ち消し合うことで閉にされ、更に前記被検知磁石の接近で、前記被検知磁石が前記弱い前記被検知磁石と対極する磁石の磁気より強くなり、その磁気により再び前記不正防止リードスイッチの閉接点は開となり、
    前記被検知磁石の接近で前記一対の前記主リードスイッチの開接点が閉となる位置及び前記一対の前記不正防止リードスイッチの閉接点が閉になっている位置の双方の接点が閉となっている間の前記被検知磁石の位置を正常な磁気検出位置とされ、
    一方、単極の前記被検知磁石以外の磁石が接近した場合、前記一対の主リードスイッチの開接点が開から閉になったとしても、どちらかの同極の前記弱い磁石が取り付けられた不正防止用リードスイッチの閉接点は開のままで、前記一対の被検知磁石以外の磁気が検出されないことを特徴とする磁気検出装置。
  2. 前記主リードスイッチおよび前記不正防止用リードスイッチはステンレス等の金属材料または樹脂等の非磁性体の材料で形成された函体内に収められていることを特徴とする請求項1に記載された磁気検出装置。
  3. 一対の前記主リードスイッチ乃至一対の前記不正防止用リードスイッチの開閉許容電流を超える電流による接点の溶着を防止できるいずれか低い電流値のヒューズを1つ乃至複数個、前記主リードスイッチの開接点と前記不正防止用リードスイッチの閉接点が直列接続されたところに、更に直列に接続することを特徴とする請求項1に記載された磁気検出装置。
  4. 前記主リードスイッチと前記不正防止用リードスイッチとは、それぞれ開接点と閉接点とを有し、一対の前記主リードスイッチにおいて前記閉接点を監視し、前記被検知磁石が前記主リードスイッチに接近した際、前記閉接点が開にならないことにより前記開接点の溶着を検知し、一対の前記不正防止用リードスイッチにおいて前記開接点を監視し、前記被検知磁石以外の磁石が前記不正防止用リードスイッチに接近し前記開接点が閉から開になり離隔した際、前記開接点が閉にならないことにより前記間接点の溶着を検知することを特徴とする請求項1に記載された磁気検出装置。
  5. 一対の前記主リードスイッチと直交する方向に複数並べられた一対の被検知磁石とを備え、前記一対の被検知磁石間を一対の前記主リードスイッチを移動可能に構成し、一対の前記主リードスイッチが被検知磁石間にあるときは作動状態となし、被検知磁石外にあるときは非作動状態となすことを特徴とする請求項1に記載された磁気検出装置。
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