JP2003223683A - 検出装置、検出システム、および出力電圧値登録方法 - Google Patents

検出装置、検出システム、および出力電圧値登録方法

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JP2003223683A
JP2003223683A JP2002019814A JP2002019814A JP2003223683A JP 2003223683 A JP2003223683 A JP 2003223683A JP 2002019814 A JP2002019814 A JP 2002019814A JP 2002019814 A JP2002019814 A JP 2002019814A JP 2003223683 A JP2003223683 A JP 2003223683A
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magnetic field
unit
opening
detection
sensor
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JP2002019814A
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Hiroshi Tanaka
弘 田中
Seiichi Kimura
誠一 木村
Hideki Kawai
秀規 河合
Hideo Isomi
英生 礒見
Yasunobu Sueyasu
泰信 末安
Atsushi Sakamoto
敦 坂元
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Nittan Co Ltd
Sohgo Security Services Co Ltd
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Nittan Co Ltd
Sohgo Security Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁界を利用した検出装置において、取付作業
をより簡便化し、また、確実に検出できるようにする。 【解決手段】 マグネット式ドアセンサMは、センサユ
ニットM1とマグネットユニットM2を備えて構成され
ている。マグネットユニットM2は、磁界を発生する。
センサユニットM1には、少なくとも、磁界を検出し、
かつ、検出した磁界の強度に基づいて電圧を出力するホ
ール素子からなるホールIC23a〜23cが取り付け
られている。マグネットユニットM2はサッシW2に取
り付けられ、センサユニットM1は窓W1に取り付けら
れている。マグネット式ドアセンサMは、窓W1の開閉
に伴う磁界の変化に基づいて、窓W1の開閉を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁界の検出に基づ
いて、ドアと壁、窓とサッシなどの組合せからなる開閉
構造の開閉を検出する検出装置、この検出装置を備える
検出システム、および、前記検出装置に検出基準となる
出力電圧値を登録する出力電圧値登録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、窓やドア等の開閉を監視する
端末器として、磁石から発生する磁界を検出するリード
スイッチ、磁気抵抗素子、ホール素子などの磁電変換素
子を用いたセンサが知られている。磁電変換素子による
窓やドア等の開閉信号は、防犯警備システムの制御装置
へ送出され、制御装置側で各ドアや窓等の開閉状態が一
括監視されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の磁電
変換素子は、検出可能な磁界の向きが決まっているた
め、磁電変換素子を備えるセンサや磁石の取付向き及び
取付位置を正確に決定する必要がある。このため、取付
時には、熟練者の技術を要したり、正確に位置測定を行
うための器具を用いたりする必要があり、簡便に取付作
業を行えない、という問題が生じていた。また、仮に、
センサや磁石が正確な向きや位置に取り付けられなかっ
た場合には、窓やドアの開閉状態を確実に検出できない
おそれがあった。
【0004】本発明の課題は、磁界を利用した検出装置
において、取付作業をより簡便化し、また、確実に検出
できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図4〜図6に示す
ように、複数の構造体(窓W1、サッシW2)が組にな
って開閉自在に構成される開閉構造に設けられるもの
で、磁界を発生する磁界発生ユニット(マグネットユニ
ットM2)と、少なくとも、磁界を検出し、かつ、検出
した前記磁界の強度に基づいて電圧を出力するホール素
子からなるセンサ(ホールIC23a〜23c)を有す
る磁界検出ユニット(センサユニットM1)と、を備え
て構成され、前記開閉構造を構成する一つの構造体(窓
W1)に前記磁界発生ユニットが取り付けられ、他の構
造体(サッシW2)に前記磁界検出ユニットが取り付け
られ、前記開閉構造の開閉に伴う磁界の変化に基づい
て、前記開閉構造の開閉を検出する検出装置(マグネッ
ト式ドアセンサM)であって、前記磁界検出ユニット
に、複数の前記センサが取り付けられていることを特徴
とする。
【0006】ここで、開閉構造を構成する構造体として
は、具体的には、例えば、ドアと壁、窓とサッシ、金庫
の扉と箱本体、観音開きの二つの扉などが挙げられる。
磁界発生ユニットが取り付けられる一つの構造体と、磁
界検出ユニットが取り付けられる他の構造体は、一方が
固定され、かつ、他方が移動可能な構成であっても良い
し、両方が移動可能な構成であってもよい。
【0007】請求項1記載の発明によれば、複数のセン
サが磁界検出ユニットに取り付けられているので、複数
のセンサによって、異なる向きの磁界を検出したり、異
なる位置において磁界を検出したりすることができる。
したがって、前記センサが磁界検出ユニットに一つしか
設けられていない場合には、磁界検出ユニットと磁界発
生ユニットとの相対的な取付向きや取付位置を正確に決
定する必要が生じるのに対し、請求項1記載の発明で
は、磁界検出ユニットと磁界発生ユニットとの相対的な
取付向きや取付位置に自由度を持たせることができる。
よって、より簡便に検出装置の取付作業を行うことがで
きる。
【0008】また、磁界検出ユニットと磁界発生ユニッ
トとの相対的な取付向きや取付位置が多少ずれていたと
しても、複数のセンサのうちのいずれかのセンサによっ
て、磁界発生ユニットが発生する磁界を検出できる。し
たがって、確実に開閉構造の開閉を検出することができ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の検
出装置において、少なくとも二つのセンサは、検出可能
な磁界の向きが互いに異なるよう磁界検出ユニットに取
り付けられていることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、検出可能な
磁界の向きが互いに異なるよう取り付けられた少なくと
も二つのセンサによって、複数種類の向きの磁界を検出
できる。したがって、磁界検出ユニットと磁界発生ユニ
ットとの相対的な取付向きに自由度を持たせることがで
き、より簡便に検出装置の取付作業を行うことができ
る。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の検
出装置において、少なくとも二つのセンサは、検出可能
な磁界の向きが互いに逆になる、または、交わる向きに
なるよう、磁界検出ユニットに取り付けられていること
を特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、少なくとも
二つのセンサが、検出可能な磁界の向きが互いに逆にな
るよう、磁界検出ユニットに取り付けられている場合に
は、この少なくとも二つのセンサによって、正逆両方の
向きの磁界を検出できる。したがって、磁界発生ユニッ
トが発生する磁界の正逆方向を気にすることなく、検出
装置の取付作業を行うことができる。また、少なくとも
二つのセンサが、検出可能な磁界の向きが互いに交わる
向きになるよう、磁界検出ユニットに取り付けられてい
る場合には、この少なくとも二つのセンサによって、互
いに交わる向きの磁界を検出できる。このため、磁界検
出ユニットに対する磁界発生ユニットの相対的な取付向
きが傾いていたとしても、二つのセンサのいずれかによ
って磁界が検出される。したがって、磁界発生ユニット
が発生する磁界の方向の傾き具合を気にすることなく、
検出装置の取付作業を行うことができる。以上のよう
に、請求項3記載の発明によれば、検出装置の取付作業
をより簡便化することができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の検
出装置において、磁界検出ユニットに、少なくとも二つ
のセンサが、並んで取り付けられていることを特徴とす
る。
【0014】請求項4記載の発明によれば、並んで取り
付けられた少なくとも二つのセンサによって、複数の位
置で磁界を検出できる。したがって、磁界検出ユニット
と磁界発生ユニットとの相対的な取付位置に自由度を持
たせることができ、より簡便に検出装置の取付作業を行
うことができる。
【0015】なお、「並んで取り付けられている」と
は、具体的には、例えば、一方向に並んで取り付けられ
ている場合や、ほぼ平面上に並んで取り付けられている
場合、一曲線に沿って並んで取り付けられている場合な
どが挙げられるが、上述したように、磁界検出ユニット
と磁界発生ユニットとの相対的な取付位置に自由度を持
たせることが可能となるように取り付けられていれば、
どのように並んで取り付けられているかは特に限定され
るものではない。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の検出装置において、例えば、図2に示す
ように、磁界検出ユニットの磁界検出動作を試験する動
作試験手段(信号処理部兼制御部21)と、この動作試
験手段による試験の結果、前記検出ユニットが正常に動
作しないことが判明した場合に、その旨の信号を出力す
る動作異常出力手段(伝送部22)と、を備えることを
特徴とする。
【0017】請求項5記載の発明によれば、検出装置
は、前記動作試験手段と前記動作異常出力手段とを備え
るので、磁界検出ユニットが正常に動作しない場合に
は、その旨を動作異常出力手段の信号出力により確認す
ることができる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載の検出装置において、開閉構造が閉じた状
態においてホール素子が出力する電圧の値を、閉状態出
力電圧値とし、前記開閉構造がわずかに開いた状態にお
いて前記ホール素子が出力する電圧の値を、開状態出力
電圧値とし、前記開閉構造が完全に開いた状態で前記ホ
ール素子が出力する電圧の値から、前記開状態出力電圧
値までの間の開状態出力電圧範囲内ではなく、かつ、前
記開状態出力電圧値から前記閉状態出力電圧値までの間
の閉状態出力電圧範囲内ではない値の電圧が、ホール素
子により出力された場合に、異常が生じた旨の信号を出
力する異常警報出力手段(伝送部22)と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明によれば、検出装置
は、前記異常警報出力手段を備えるので、開状態出力電
圧範囲内ではなく、かつ、閉状態出力電圧範囲内ではな
い値の電圧が、ホール素子により出力された場合には、
異常が生じた旨の信号が異常警報出力手段によって出力
される。
【0020】したがって、異常警報出力手段の信号出力
によって、磁界発生ユニットが発生する磁界以外の磁界
を磁界検出ユニットが検出したこと(例えば、磁界発生
ユニット以外のものが発生した磁界を磁界検出ユニット
が検出した場合など)を確認することができる。これに
より、通常検出装置が検出しうる状態とは異なる状況が
生じたことを確認できるので、本当に開閉構造が閉じて
いるか否か、の検出を確実に行うことができる。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれかに記載の検出装置において、センサの検出結果に
基づく開閉構造の開閉検出結果情報を、外部装置(制御
装置10)に対して出力する伝送手段(伝送部22)
と、自己のアドレス情報を記憶する記憶手段(記憶部2
4)と、前記外部装置からアドレス情報を受信した場合
に、このアドレス情報と、前記記憶手段に記憶されてい
るアドレス情報とが一致するか否かを判断するアドレス
情報一致判断手段(信号処理部兼制御部21)と、を備
え、前記伝送手段は、前記アドレス情報一致判断手段
が、前記外部装置から送信されたアドレス情報と、前記
記憶手段に記憶されているアドレス情報とが一致する、
と判断した場合に、前記開閉検出結果情報を前記外部装
置に出力することを特徴とする。
【0022】請求項7記載の発明によれば、検出装置
は、前記伝送手段と前記記憶手段と前記アドレス情報一
致判断手段とを備えるので、外部装置から送信されたア
ドレス情報が記憶手段に記憶されているアドレス情報と
一致すると、伝送手段により、外部装置に対して開閉構
造の開閉検出結果情報が送出される。これにより、外部
装置は、送信したアドレス情報が記憶手段に記憶されて
いる検出装置の開閉検出結果情報を、受信することにな
る。したがって、外部装置側において、開閉構造の開閉
検出結果を、各検出装置に対応づけて個別に管理するこ
とができる。
【0023】請求項8記載の発明は、例えば、図1に示
すように、請求項1〜7のいずれかに記載の検出装置
と、この検出装置から、センサの検出結果に基づく開閉
構造の開閉検出結果情報を受信する主装置(制御装置1
0)と、を備えることを特徴とする検出システム(警備
システム1)である。
【0024】請求項8記載の発明によれば、検出システ
ムは前記検出装置を備えるので、検出システムの設置の
際に、より簡便に検出装置の取付作業を行うことができ
る。また、検出システムは前記主装置を備えるので、主
装置において、検出装置による開閉構造の開閉検出結果
を管理することができる。
【0025】請求項9記載の発明は、例えば、図2およ
び図8に示すように、複数の構造体が組になって開閉自
在に構成される開閉構造に設けられるもので、磁界を発
生する磁界発生ユニットと、少なくとも、磁界を検出
し、かつ、検出した前記磁界の強度に基づいて電圧を出
力するホール素子からなるセンサを有する磁界検出ユニ
ットと、を備えて構成され、前記開閉構造を構成する一
つの構造体に前記磁界発生ユニットが取り付けられ、他
の構造体に前記磁界検出ユニットが取り付けられ、前記
開閉構造の開閉に伴う磁界の変化に基づいて、前記開閉
構造の開閉を検出する検出装置に、検出基準となる前記
ホール素子の出力電圧値を登録する出力電圧値登録方法
であって、前記検出装置は出力電圧値を記憶する記憶手
段を備え、前記開閉構造を閉じた状態にし、この状態に
おいて、前記ホール素子により出力される電圧の値を閉
状態出力電圧値として記憶手段に記憶させる工程(ステ
ップS11〜S17)と、前記開閉構造をわずかに開い
た状態にし、この状態において、前記ホール素子により
出力される電圧の値を開状態出力電圧値として記憶手段
に記憶させる工程(ステップS18〜S24)と、を含
むことを特徴とする。
【0026】請求項9記載の発明によれば、検出装置の
記憶手段に、前記閉状態出力電圧値と前記開状態出力電
圧値が記憶される。したがって、検出装置は、記憶手段
に記憶された閉状態出力電圧値や開状態出力電圧値に基
づいて、請求項6記載の開状態出力電圧範囲内ではな
く、かつ、閉状態出力電圧範囲内ではない値の電圧が、
ホール素子により出力されたか否か、の判断を行える。
これにより、磁界発生ユニットが発生する磁界以外の磁
界を、磁界検出ユニットが検出したか否かを判断できる
ので、通常検出装置が検出しうる状態とは異なる状況が
生じたことを確認できる。よって、本当に開閉構造が閉
じているか否か、の検出を確実に行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。本発明の検出装置の
一実施の形態例であるマグネット式ドアセンサは、例え
ば、建築物等の警備監視区域にある窓やドア等の開閉を
検出するものであり、監視区域内へ侵入者が侵入したか
否かの監視を行う警備システム(本発明の検出システム
に相当)に適用されるものである。
【0028】例えば、図1に示すように、警備システム
1は、警備監視区域全体の監視を行う制御装置10と、
窓やドア等にそれぞれ取り付けられて、窓やドアの開閉
状態を検出する複数のマグネット式ドアセンサ(以下、
ドアセンサと略称する)M、窓ガラス等に取り付けられ
て、ガラスが破壊されたか否かを検出するガラスセンサ
(図示略)、赤外線により人体の感知を行うセンサ(図
示略)等の各種端末器と、を備えて構成されている。図
1においては、便宜上、ドアセンサMを一つのみ図示し
ている。制御装置10と、各種端末器は、伝送路Lによ
りそれぞれ接続されている。
【0029】警備システム1においては、ポーリング方
式により、制御装置10と各種端末器との間で情報の送
受信が行われる。制御装置10がアドレス信号を送出す
ることにより各端末器を呼び出し、制御装置10が送出
したアドレス信号と同じアドレスデータを記憶している
端末器が、ドアや窓の開閉情報である検出結果データ
や、ガラスの破壊、人体の感知等の検出信号を制御装置
10に返送するようになっている。
【0030】制御装置10は、制御部11と、伝送部1
2とを備えて構成されている。制御部11は、伝送部1
2を駆動制御して、各端末器へアドレス信号(アドレス
情報)を伝送路Lを介して送出させる処理を行う。ま
た、伝送部12が、窓やドアの開閉や、ガラスの破壊、
人体の感知等の検出信号を、伝送路Lを介して端末器か
ら受信し、監視区域内に侵入者が侵入したこと等を検知
した場合には、制御部11は、侵入者が侵入した旨等
を、図示しない遠隔地にある監視センタ等へ通信回線な
どを介して通報する処理を行う。
【0031】図2に示すように、ドアセンサMは、磁界
を検出するセンサユニット(磁界検出ユニット)M1
と、磁界を発生するマグネットユニット(磁界発生ユニ
ット)M2とを備えて構成されている。センサユニット
M1、マグネットユニットM2は、例えば、図3に示す
ように、略直方体形状の箱体である。
【0032】窓の開閉の検出にドアセンサMを適用する
場合には、例えば、図3(a)、(b)に示すように、
マグネットユニットM2が窓(一つの構造体)W1に取
り付けられ、センサユニットM1がサッシ(他の構造
体)W2に取り付けられる。また、ドアの開閉の検出に
ドアセンサMを適用する場合には、例えば、図3
(c)、(d)に示すように、マグネットユニットM2
がドア(一つの構造体)D1に取り付けられ、センサユ
ニットM1が壁(他の構造体)D2に取り付けられる。
ここで、窓W1とサッシW2、ドアD1と壁D2は、組
となって本発明の開閉構造を構成するものである。な
お、図3に示す取付例に限らず、例えば、マグネットユ
ニットM2がサッシW2や壁D2に取り付けられ、セン
サユニットM1が窓W1やドアD1に取り付けられる構
成としても良い。
【0033】図2に示すように、センサユニットM1
は、信号処理部兼制御部(以下、制御部と略称する)2
1、伝送部22、磁気センサ23、記憶部24、表示部
25を備えて構成されている。記憶部(記憶手段)24
は、例えば、記憶内容の消去や書き込みが可能なEEP
ROM(Electrically Erasable and Programmable Rea
d Only Memory)や、一時的にデータを格納するRAM
(Ramdom Access Memory)等から構成されており、セン
サユニットM1の動作に必要な各種データを記憶するも
のである。
【0034】具体的には、記憶部24には、ドアセンサ
Mそのもののアドレスデータ(アドレス情報)が記憶さ
れている。また、記憶部24には、制御装置10から送
信されたアドレス信号が、記憶部24に記憶されている
アドレスデータと一致するか否かを判断する処理や、磁
気センサ23の検出に基づく検出結果データを制御装置
10へ送出させる処理、センサユニットM1の磁界検出
動作を試験する動作試験処理、等の各種処理を行うため
の制御プログラムや制御データが記憶されている。
【0035】制御部21は、例えば、CPU(Central
Processing Unit)などにより構成されており、記憶部
24に記憶されている制御プログラムに基づいて、各種
処理を行う。具体的には、制御部21は、例えば、制御
装置10から送信されたアドレス信号と、記憶部24に
記憶されているアドレスデータとが一致しているか否か
を判断する処理を行う。すなわち、制御部21は、制御
装置10から送信されたアドレス信号と、記憶部24に
記憶されているアドレスデータと、が一致するか否かを
判断するアドレス情報一致判断手段である。また、制御
部21は、制御装置10から送信されたアドレス信号と
記憶部24に記憶されているアドレスデータとが一致し
ている、と判断した場合に、伝送部22に、磁気センサ
23の検出に基づく検出結果データを、制御装置10へ
送出させる処理を行う。また、制御部21は、センサユ
ニットM1の動作試験処理を行う。すなわち、制御部2
1は、センサユニットM1の動作試験を行う動作試験手
段である。また、制御部21は、動作試験処理の結果、
センサユニットM1が正常に動作していないと判断した
場合には、センサユニットM1が故障している旨の信号
を制御装置10へ出力する。すなわち、制御部21は、
センサユニットM1が正常に動作しない旨の信号を出力
する動作異常出力手段である。
【0036】磁気センサ(センサ)23は、ホール素子
を備える従来より周知のホールIC(Integrated Circu
it)である。ホールICは、図4に示すように、センサ
ユニットM1の基板27に三つ取り付けられている(2
3a〜23c)。なお、図2においては、便宜上、磁気
センサ23を一つのみ図示している。
【0037】ホールICの電源がONである状態におい
て、ホールIC内のホール素子が磁界を検出した場合に
は、ホールICは比較的低い電圧(Low)を出力する
ようになっている。その他の場合には、ホールICは、
磁界を検出した場合に比べてより高い電圧(High)
を出力するようになっている。
【0038】表示部25は、例えば、発光ダイオード
(以下、LEDと略称する)等で構成される作動表示灯
である。例えば、磁気センサ23が磁界を検出したとき
や、制御部21によるセンサユニットM1の動作試験の
結果、センサユニットM1が正常に動作しないと判断さ
れたときなどに、表示部25は、制御部21の制御に従
い、点灯したり点滅したりするようになっている。ま
た、表示部25は、アドレスデータ等の登録データが記
憶部24に記録されたとき等にも、点灯したりするよう
になっている。
【0039】伝送部(伝送手段)22は、制御部21の
制御に従って、伝送路Lを介して、制御装置10との間
で各種信号やデータ等の情報の送受信を行うものであ
る。伝送部22は、三つのホールIC23a〜23cの
うちの少なくとも一つが低い電圧(Low)を出力した
場合に、制御部21の制御に基づき、ドアD1や窓W1
が閉じている旨の信号を制御装置(外部装置)10へ送
出する。また、三つのホールIC23a〜23cがいず
れも低い電圧(Low)を出力していない場合に、ドア
D1や窓W1が開いている旨の信号を制御装置10へ送
出する。すなわち、制御装置10は、ドアD1や窓W1
の開閉検出結果情報を受信する主装置である。
【0040】制御部21、伝送部22、磁気センサ2
3、記憶部24、表示部25は、センサユニットM1内
に取り付けられる略長方形の基板27(図4に図示)に
それぞれ固定されている。なお、図4においては、磁気
センサ23を構成するホールIC23a〜23cと、表
示部25であるLED25aのみを図示している。
【0041】図4(a)、(c)に示すように、基板2
7の長手方向における略中央において、基板27の一方
の面27aには、一端部27c側(図4中において、上
端側)にLED25aが取り付けられ、LED25aに
ほぼ隣接して、ホールIC23aが表面部fを外側にし
て取り付けられている。また、図4(b)、(c)に示
すように、基板27の長手方向における略中央におい
て、基板27の他方の面27bには、一端部27c側と
他端部27d側に、ホールIC23b・23cがそれぞ
れ表面部fを外側にして取り付けられている。つまり、
各ホールIC23a〜23cは、基板27の長手方向に
ほぼ直交する方向に沿って互いに並んで取り付けられて
いる。
【0042】各ホールIC23a〜23c内部において
は、ホール素子(図示略)が、ホールICの裏面部b
(図4(c)に図示)側から表面部fの面に交わる向き
の磁界を検出できるように取り付けられている。このた
め、ホールIC23aの検出可能な磁界の向きは、ホー
ルIC23b・23cが検出可能な磁界の向きと逆にな
っている。また、図2に示すマグネットユニットM2
は、略直方体形状の磁石26を備えて構成されている。
【0043】次に、上述の構成のドアセンサMの取付構
造、および、磁界検出動作について、図5および図6を
参照して詳細に説明する。なお、図5、図6において
は、基板27に対するホールIC23a〜23cの取付
位置は概略的に図示されているに過ぎず、必ずしも、ホ
ールIC23aのちょうど裏側にホールIC23bが固
定されているわけではない。
【0044】図5(a)〜(c)は、センサユニットM
1がサッシW2に、マグネットユニットM2が窓W1に
取り付けられた場合の取付構造例を示しており、窓W1
が閉じた状態を図示している。窓W1は、矢印Y方向に
沿って移動可能である。図5(d)〜(f)は、センサ
ユニットM1が壁D2に、マグネットユニットM2がド
アD1に取り付けられた場合の取付構造例を示してお
り、ドアD1が閉じた状態を図示している。ドアD1
は、矢印Y方向に沿って移動可能である。図5(f)の
取付構造例においては、センサユニットM1・マグネッ
トユニットM2が、壁D2・ドアD1それぞれに設けら
れた凹部D21・D11にそれぞれ埋め込まれるように
固定されている。
【0045】図5(a)、(b)、(d)に示す状態に
おいては、センサユニットM1内のホールIC23c
に、マグネットユニットM2内の磁石26のS極が近接
するよう、センサユニットM1、マグネットユニットM
2がそれぞれ取り付けられている。この場合のホールI
C23a〜23cと、磁石26との配置関係を、図6
(c)に示す。図6(c)に示す配置関係では、ホール
IC23cに対して、磁石26が、ホールIC23cの
裏面部b側から表面部fの面に交わる向きに磁界を発生
している。したがって、ホールIC23c内部のホール
素子によって磁界が検出されて、窓W1やドアD1が閉
じていることが検出されることになる。
【0046】図5(b)、(d)に示す状態において、
もし、マグネットユニットM2が窓W1やドアD1に対
してより右側に取り付けられた場合には、マグネットユ
ニットM2内の磁石26のS極が、ホールIC23bに
近接することになる。この場合のホールIC23a〜2
3cと、磁石26との配置関係を、図6(a)に示す。
図6(a)に示す配置関係では、ホールIC23bに対
して、磁石26が、ホールIC23bの裏面部b側から
表面部fの面に交わる向きに磁界を発生している。した
がって、ホールIC23b内部のホール素子によって磁
界が検出されて、窓W1やドアD1が閉じていることが
検出されることになる。
【0047】また、図5(b)、(d)に示す状態にお
いて、もし、マグネットユニットM2が窓W1やドアD
1に対してより右側に取り付けられるとともに上下逆に
取り付けられた場合には、マグネットユニットM2内の
磁石のN極が、ホールIC23bに近接することにな
る。この場合のホールIC23a〜23cと、磁石26
との配置関係を、図6(b)に示す。図6(b)に示す
配置関係では、ホールIC23aに対して、磁石26
が、ホールIC23aの裏面部b側から表面部fの面に
交わる向きに磁界を発生している。したがって、ホール
IC23a内部のホール素子によって磁界が検出され
て、窓W1やドアD1が閉じていることが検出されるこ
とになる。
【0048】また、図5(b)、(d)に示す状態にお
いて、もし、マグネットユニットM2が窓W1やドアD
1に対してより右側に取り付けられるとともに、センサ
ユニットM1が上下逆に取り付けられた場合には、マグ
ネットユニットM2内の磁石26のS極が、ホールIC
23aに近接することになる。この配置関係では、ホー
ルIC23aに対して、磁石26が、ホールIC23a
の裏面部b側から表面部fの面に交わる向きに磁界を発
生している。したがって、ホールIC23a内部のホー
ル素子によって磁界が検出されて、窓W1やドアD1が
閉じていることが検出されることになる。
【0049】また、図5(c)、(e)に示す状態にお
いては、センサユニットM1内の基板27の一端部27
c側に隣接して、マグネットユニットM2内の磁石26
のS極が基板27の一方の面27a側に、N極が基板2
7の他方の面27b側に向くよう、センサユニットM
1、マグネットユニットM2がそれぞれ取り付けられて
いる。この場合のホールIC23a〜23cと、磁石2
6との配置関係を、図6(e)に示す。図6(e)に示
す配置関係では、ホールIC23aに対して、磁石26
が、ホールIC23aの裏面部b側から表面部fの面に
交わる向きに磁界を発生している。したがって、ホール
IC23a内部のホール素子によって磁界が検出され
て、窓W1やドアD1が閉じていることが検出されるこ
とになる。
【0050】図5(c)、(e)に示す状態において、
もし、センサユニットM1またはマグネットユニットM
2が上下逆に取り付けられた場合には、図5(f)に示
す取付構造例と同様に、センサユニットM1内の基板2
7の一端部27c側に隣接して、マグネットユニットM
2内の磁石26のN極が基板27の一方の面27a側
に、S極が基板27の他方の面27b側に向くことにな
る。この場合のホールIC23a〜23cと、磁石26
との配置関係を、図6(d)に示す。図6(d)に示す
配置関係では、ホールIC23bに対して、磁石26
が、ホールIC23bの裏面部b側から表面部fの面に
交わる向きに磁界を発生している。したがって、ホール
IC23b内部のホール素子によって磁界が検出され
て、窓W1やドアD1が閉じていることが検出されるこ
とになる。
【0051】次に、上述のドアセンサMの制御部21に
よるセンサユニットM1の動作試験処理について、図7
のフローチャートを参照して説明する。
【0052】まず、ステップS1で、通常の監視状態で
磁気センサ23による磁界の検出を行う。監視状態にお
いては、制御部21の制御に従い、各ホールIC23a
〜23cの電源をON状態にして、窓W1やドアD1の
開閉状態を監視する。ドアセンサMに電源が投入されて
から所定時間経過した場合や、後述するステップS4〜
S6の処理を前回実行してから所定時間経過した場合に
は、ステップS2へ移行し、動作試験を行う試験モード
に移行する。
【0053】次に、ステップS3で、制御部21は、扉
(ドアD1)や窓W1が閉じているか否かを判断する。
具体的には、三つのホールIC23a〜23cのうちの
少なくとも一つが低い電圧(Low)を出力しているか
否か、を判断する。ホールIC23a〜23cが低い電
圧(Low)を出力していない場合には、ドアD1や窓
W1は開いている状態であるので、動作試験を行わず
に、ステップS1へ戻って通常の監視を行う。ホールI
C23a〜23cのうちの少なくとも一つが低い電圧
(Low)を出力している場合には、ドアD1や窓W1
は閉まっている状態であるので、ステップS4へ移行し
て動作試験を開始する。
【0054】次に、ステップS4で、制御部21は、各
ホールIC23a〜23cの電源をOFFにして、セン
サユニットM1によるドアD1や窓W1の開閉検出結果
を記憶部24に記憶させる。次に、ステップS5で、各
ホールIC23a〜23cの電源をONにして、センサ
ユニットM1によるドアD1や窓W1の開閉検出結果を
記憶部24に記憶させる。ここで、センサユニットM1
が正常に動作しているのであれば、ステップS4では、
全てのホールIC23a〜23cが全て低い電圧(Lo
w)を出力し、また、ステップS5では、ホールIC2
3a〜23cのうちの少なくとも一つが低い電圧(Lo
w)を出力する。
【0055】次に、ステップS6で、制御部21は、セ
ンサユニットM1の状態評価を行う。具体的には、記憶
部24から、ステップS4・S5におけるドアD1や窓
W1の開閉検出結果を読み出し、各ホールIC23a〜
23cの出力結果を調べる。
【0056】次に、ステップS7で、センサユニットM
1が正常に動作しているか否かを判断する。ステップS
6におけるセンサユニットM1の状態評価の結果、ステ
ップS4において、全てのホールIC23a〜23cが
低い電圧(Low)を出力し、かつ、ステップS5にお
いて、ホールIC23a〜23cのうちの少なくとも一
つが低い電圧(Low)を出力した場合には、センサユ
ニットM1は正常に動作すると判断して、ステップS1
へ移行し、通常監視状態に戻る。これ以外の場合には、
センサユニットM1が正常に動作しないと判断して、ス
テップS8へ移行し、制御部21の制御に基づいて、セ
ンサユニットM1が故障している旨を伝える信号を伝送
部22が制御装置10へ送出する。また、制御部21の
制御に従い、表示部25が点灯したり点滅したりして、
故障の旨を出力する。
【0057】以上のように、本発明の一実施の形態のド
アセンサMによれば、センサユニットM1に複数のホー
ルICが取り付けられており、ホールIC23aと、ホ
ールIC23b・23cと、の検出可能な磁界の向きが
互いに異なっている。よって、二種類の向き(基板27
の一方の面27a側から他方の面27b側へ向く方向
と、他方の面27b側から一方の面27a側へ向く方
向)の磁界を検出できる。
【0058】したがって、センサユニットにホールIC
が一つしか設けられていない場合には、センサユニット
とマグネットユニットとの相対的な取付向きを正確に決
定する必要が生じるのに対し、上述のドアセンサMで
は、例えば、図5(e)に示す状態においてセンサユニ
ットM1やマグネットユニットM2を上下逆にして取り
付けるものとしても、ホール素子による磁界の検出を行
える。よって、各ユニットM1・M2の相対的な取付向
きに自由度を持たせることができ、より簡便にドアセン
サMの取付作業を行うことができる。
【0059】また、各ホールIC23a〜23cは、基
板27の長手方向にほぼ直交する方向に沿って互いに並
んで取り付けられているので、三つのホールIC23a
〜23cにより、三つの位置で磁界を検出できる。した
がって、センサユニットにホールICが一つしか設けら
れていない場合には、センサユニットとマグネットユニ
ットとの相対的な取付位置を正確に決定する必要が生じ
るのに対し、上述のドアセンサMでは、例えば、図5
(b)に示す状態において、マグネットユニットM2の
左右方向における取付位置に自由度を持たせることがで
きる。よって、より簡便にドアセンサMの取付作業を行
える。
【0060】上述したことを言い換えれば、センサユニ
ットM1やマグネットユニットM2との相対的な取付向
きが逆であったり、取付位置が多少ずれていたとして
も、三つのホールIC23a〜23cの少なくとも一つ
によって、磁石26が発生する磁界を検出できる。した
がって、ドアD1や窓W1が閉じているか否かを、より
確実に検出することができる。
【0061】また、ドアセンサMの制御部21による動
作試験処理の結果、上述のステップS7で、センサユニ
ットM1が正常に動作していない、と判断した場合に
は、ステップS8で、伝送部22が、センサユニットM
1が故障している旨を伝える信号を制御装置10へ送出
したり、表示部25が点灯したり点滅したりする。これ
により、センサユニットM1が正常に動作しないことを
確認することができる。
【0062】また、本発明の検出システムの一実施の形
態例としての警備システム1においては、制御装置10
から送信されたアドレス信号が、記憶部24に記憶され
ているアドレスデータと一致した場合には、ドアD1や
窓W1の開閉検出結果データが、伝送部22によりドア
センサMから制御装置10へ送出される。これにより、
制御装置10は、送信したアドレス信号と同じアドレス
データが記憶部24に記憶されているドアセンサMの開
閉検出結果データを、受信することになる。したがっ
て、制御装置10側において、ドアセンサMによるドア
D1や窓W1の開閉情報を、各ドアセンサMに対応づけ
て個別に管理することができる。
【0063】さらに、上記構成に加えて、制御装置10
からドアセンサMに送出されたアドレス信号が、記憶部
24に記憶されているアドレスデータと一致した場合
に、ドアセンサMから動作試験処理の結果データを制御
装置10へ送出させる構成とすれば、どのドアセンサM
が故障しているのかを、制御装置10側で特定すること
ができる。
【0064】また、従来では、ドアや窓の開閉状態を検
出するドアセンサの磁気センサとして、リードスイッチ
が多く採用されている。リードスイッチをセンサユニッ
トに設ける構成とした場合には、制御装置とセンサユニ
ットは、二本の信号線(開閉信号線)により接続され、
この二本の信号線は、窓枠等に沿って配線される。この
場合には、二本の信号線が雷などの誘導雷を拾いやすく
なるため、リードスイッチの接点が融着してしまう可能
性がある。リードスイッチが融着してしまうと、リード
スイッチの動作試験を自動的に行うことができず、各セ
ンサの動作試験を手動で行わなければならない、という
問題が生じていた。これに対し、本実施の形態例のドア
センサMは、ホール素子の電子的接点により検出の出力
切替を行う構成であるので、検出の出力切替を機械的接
点により行うリードスイッチを用いていた従来に比べ
て、自動制御によるセンサの動作試験をより確実に行う
ことができる。よって、動作試験を確実かつ容易に、定
期的に行うことができる。
【0065】なお、上述のセンサユニットM1は、ホー
ルICを三つ備えるものとしたが、ホールICの数は三
つに限定されるものではなく、二つであっても、四つ以
上であっても良い。また、図4に示すホールICの取付
例に限らず、基板27に対するホールICの取付位置を
適宜変更するものとしても良い。
【0066】例えば、複数のホールICを、検出可能な
磁界の向きが互いに交わる向きになるよう、基板27に
取り付ける構成としても良い。この場合には、センサユ
ニットM1に対するマグネットユニットM2の取付向き
が傾いていたとしても、複数のホールICのいずれかに
よって磁界が検出されることになる。よって、マグネッ
トユニットM2の取付向きの傾き具合を気にすることな
く、ドアセンサMの取付作業を行うことができる。
【0067】また、センサユニットM1の動作試験処理
は、制御部21により行われるものとしたが、これに限
らず、例えば、制御装置10側から試験コマンドをアド
レス信号とともに各端末器へ送出することによって、各
ドアセンサMに動作試験処理を行わせるように制御する
構成としても良い。具体的には、ドアセンサMが取り付
けられた窓W1やドアD1を全て閉じた状態とし、制御
装置10側から各ドアセンサMに対して、試験コマンド
をアドレス信号とともに送出する。ある所定のドアセン
サMの動作試験を行った結果、正常動作であることが判
明した場合には、次のドアセンサMの動作試験を行い、
これを順次繰り返す。制御装置10に伝送路Lを介して
接続されているドアセンサMが全て正常であることを確
認した場合には、警備システム1全体は通常監視状態に
戻る。いずれかのドアセンサMが故障していて、異常を
検出した場合には、制御装置10の制御部11は、通信
回線等を介して監視センタに故障信号を送信する。
【0068】また、上述の磁気センサ23は、ホールI
Cを備えて構成されるものとしたが、これに限らず、磁
気センサ23として、検出する磁界の強度に従い電圧を
アナログ信号として出力するホール素子を、そのまま適
用する構成としても良い。
【0069】また、磁気センサ23としてホール素子を
そのまま適用する場合に、ドアセンサMが取り付けられ
た窓W1やドアD1が確実に、またはほぼ閉じた状態で
通常ホール素子が出力する電圧範囲(本発明の閉状態出
力電圧範囲に相当:例えば、Vb〜Va)内ではなく、
かつ、窓W1やドアD1が開いた状態で通常ホール素子
が出力する電圧範囲(本発明の開状態出力電圧範囲に相
当:例えば、0〜Vb)内ではない値の電圧が、ホール
素子により出力された場合に、伝送部22により制御装
置10へ異常信号を送出したり、表示部25を点灯させ
たりする処理を行う構成としてもよい。この場合、伝送
部22は、異常が生じた旨の信号を出力する異常警報出
力手段である。さらに、制御装置10が、前記異常信号
をドアセンサMから受信した場合には、異常を検出した
旨を監視センタ等へ送出するものとしてもよい。
【0070】ここで、Vb以上Va以下の電圧値を、ホ
ール素子が出力した場合には、制御部21は、ドアD1
や窓W1が閉じていると判断する。また、Vbより小さ
い電圧値を、ホール素子が出力した場合には、ドアD1
や窓W1が開いていると判断する。
【0071】上述の電圧範囲の境界値となる感動値Va
・Vbは、後述する感動値登録処理によって、各ドアセ
ンサMの記憶部24に予め記憶されるようになってい
る。ここで、図8を参照して、感動値登録処理について
説明する。なお、感動値登録処理は、制御装置10の図
示しない記憶部に記憶される制御プログラムに基づい
て、制御部11が実行するものである。まず、ステップ
S10で、例えば、制御装置10の図示しない入力装置
による入力等に基づいて、通常監視状態から登録モード
へ移行する。
【0072】次に、ステップS11で、上述の感動値の
登録を行う所定のドアD1や窓W1を閉じた状態にす
る。次に、ステップS12で、制御装置10の入力装置
により、前記所定のドアD1や窓W1について、感動値
の登録を行う旨の入力操作を行う。次に、ステップS1
3で、センサユニットM1の磁気センサ23であるホー
ル素子により磁界を検出し、出力電圧(アナログ値)を
検出する。
【0073】次に、ステップS14で、ステップS13
で検出したアナログ値が、ある一定値(例えば、ドアD
1や窓W1が開いた状態で、センサユニットM1のホー
ル素子が出力すると予測される値など)よりも大きいか
否かを判断する。
【0074】ステップS13で検出したアナログ値が前
記一定値以下である場合には、ドアセンサMが故障して
いたり、取付不良等の不備があることが考えられる。こ
の場合には、ステップS15へ移行し、登録エラーとす
る。次に、ステップS16で、感動値の登録の設定を再
び行うか否かを判断し、再設定する場合には、ステップ
S11へ戻る。再設定しない場合には、ステップS25
へ移行して、登録モードを終了する。
【0075】ステップS13で検出したアナログ値が前
記一定値よりも大きい場合には、ステップS17へ移行
し、ステップS13で検出したアナログ値を、ドアD1
や窓W1が閉じた状態における感動値Va(閉状態出力
電圧値に相当)として、記憶部24のEEPROMに記
憶させる。
【0076】次に、ステップS18で、感動値の登録を
行う所定のドアや窓を、所定距離(極短い距離)だけ開
いた状態にする。次に、ステップS19で、制御装置1
0の入力装置により、感動値の登録を行う旨の入力操作
を行う。次に、ステップS20で、センサユニットM1
の磁気センサ23であるホール素子により磁界を検出
し、出力電圧(アナログ値)を検出する。次に、ステッ
プS21で、ステップS20で検出したアナログ値が、
前記一定値よりも大きいか否かを判断する。
【0077】ステップS20で検出したアナログ値が前
記一定値以下である場合には、ステップS22へ移行
し、登録エラーとする。次に、ステップS23で、感動
値の登録の設定を再び行うか否かを判断し、再設定する
場合には、ステップS18へ戻る。再設定しない場合に
は、ステップS25へ移行して登録モードを終了する。
【0078】ステップS20で検出したアナログ値が前
記一定値よりも大きい場合には、ステップS24へ移行
し、ステップS20で検出したアナログ値を、ドアD1
や窓W1が極短い距離だけ開いた状態における感動値V
b(開状態出力電圧値に相当)として、記憶部24のE
EPROMに記憶させる。その後、ステップS25へ移
行し、登録モードを終了する。
【0079】以上の登録処理により登録された感動値V
a、Vbに基づいて、制御部21によって、窓W1やド
アD1が閉じた状態で通常ホール素子が出力する電圧範
囲(Vb〜Va)内ではなく、かつ、窓W1やドアD1
が開いた状態で通常ホール素子が出力する電圧範囲(0
〜Vb)内ではない値が、ホール素子により出力された
か否か、が判断される。そして、ホール素子により出力
された出力電圧が上述の各電圧範囲内でない場合には、
異常が生じたと判断されて、異常信号が出力されたり、
表示部25が点灯したりする。したがって、異常信号の
出力や表示部25の点灯等によって、通常ホール素子が
検出しうる状態とは異なる状況が生じたことを確認でき
る。よって、本当にドアD1や窓W1が閉じているか否
か、の検出を確実に行うことができる。
【0080】具体的には、例えば、侵入者が故意にドア
D1や窓W1を開けて侵入する際に、マグネットユニッ
トM2内の磁石26とは異なる別の磁石をセンサユニッ
トM1に貼り付けて、あたかもドアD1や窓W1が閉じ
ているように見せる場合が考えられる。この場合には、
センサユニットM1のホール素子の出力電圧が、Va以
上になることがありうるので、ドアD1や窓W1が開い
たことを検出することができる。
【0081】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数のセ
ンサが磁界検出ユニットに取り付けられているので、複
数のセンサによって、異なる向きの磁界を検出したり、
異なる位置において磁界を検出したりすることができ
る。したがって、磁界検出ユニットと磁界発生ユニット
との相対的な取付向きや取付位置に自由度を持たせるこ
とができるので、より簡便に検出装置の取付作業を行う
ことができる。また、磁界検出ユニットと磁界発生ユニ
ットとの相対的な取付向きや取付位置が多少ずれていた
としても、複数のセンサのうちのいずれかのセンサによ
って、磁界発生ユニットが発生する磁界を検出できる。
したがって、確実に開閉構造の開閉を検出することがで
きる。
【0082】請求項2記載の発明によれば、少なくとも
二つのセンサによって、複数種類の向きの磁界を検出で
きる。したがって、磁界検出ユニットと磁界発生ユニッ
トとの相対的な取付向きに自由度を持たせることがで
き、より簡便に検出装置の取付作業を行える。
【0083】請求項3記載の発明によれば、少なくとも
二つのセンサが、検出可能な磁界の向きが互いに逆にな
るよう、磁界検出ユニットに取り付けられている場合に
は、磁界発生ユニットが発生する磁界の正逆方向を気に
することなく、検出装置の取付作業を行える。また、少
なくとも二つのセンサが、検出可能な磁界の向きが互い
に交わる向きになるよう、磁界検出ユニットに取り付け
られている場合には、磁界発生ユニットが発生する磁界
の方向の傾き具合を気にすることなく、検出装置の取付
作業を行える。したがって、請求項3記載の発明によれ
ば、検出装置の取付作業をより簡便化することができ
る。
【0084】請求項4記載の発明によれば、少なくとも
二つのセンサによって、複数の位置で磁界を検出でき
る。したがって、磁界検出ユニットと磁界発生ユニット
との相対的な取付位置に自由度を持たせることができ、
より簡便に検出装置の取付作業を行える。
【0085】請求項5記載の発明によれば、検出装置が
正常に動作していない場合には、その旨を動作異常出力
手段の信号出力により確認することができる。請求項6
記載の発明によれば、磁界発生ユニットが発生する磁界
以外の磁界を磁界検出ユニットが検出した場合には、異
常警報出力手段による出力によって、通常検出しうる状
態とは異なる状況が生じたことを確認できる。よって、
本当に開閉構造が閉じているか否か、の検出を確実に行
える。請求項7記載の発明によれば、外部装置は、送信
したアドレス情報が記憶手段に記憶されている検出装置
の開閉検出結果情報を受信することになるので、開閉構
造の開閉検出結果を、各検出装置に対応づけて個別に管
理することができる。
【0086】請求項8記載の発明によれば、検出システ
ムは請求項1〜7のいずれかに記載の検出装置を備える
ので、検出システムの設置時に、検出装置の取付作業を
簡便に行うことができる。主装置において、検出装置に
よる開閉構造の開閉検出結果を管理することができる。
【0087】請求項9記載の発明によれば、検出装置の
記憶手段に、閉状態出力電圧値と開状態出力電圧値とが
記憶されるので、検出装置は、開状態出力電圧範囲内の
値ではなく、かつ、閉状態出力電圧範囲内ではない値の
電圧が、ホール素子により出力されたか否か、の判断を
行える。これにより、通常検出装置が検出しうる状態と
は異なる状況が生じたことを確認できるので、本当に開
閉構造が閉じているか否かの検出を、確実に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態例の警備システムを示す概略ブロ
ック図である。
【図2】図1中のマグネット式ドアセンサを示す概略ブ
ロック図である。
【図3】(a)、(b)は、図1中のマグネット式ドア
センサを窓に適用した例を示す図面であり、(c)、
(d)は、マグネット式ドアセンサをドアに適用した例
を示す図面である。
【図4】図2中のセンサユニットの基板を示す概略図で
あり、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は側面
図である。
【図5】(a)〜(c)は、図1中のマグネット式ドア
センサを窓に適用した例を示す部分概略断面図であり、
(d)〜(f)は、図1中のマグネット式ドアセンサを
ドアに適用した例を示す部分概略断面図である。
【図6】図1中のマグネット式ドアセンサの動作を説明
するための概念図である。
【図7】図1中のマグネット式ドアセンサによる動作試
験処理のフローチャートである。
【図8】図1中の警備システムによる感動値登録処理の
フローチャートである。
【符号の説明】
M マグネット式ドアセンサ(検出装置) M1 センサユニット(磁界検出ユニット) M2 マグネットユニット(磁界発生ユニット) W1 窓(一つの構造体) W2 サッシ(他の構造体) 1 警備システム(検出システム) 10 制御装置(外部装置、主装置) 21 信号処理部兼制御部(動作試験手段、アドレス情
報一致判断手段) 22 伝送部(動作異常出力手段、異常警報出力手段、
伝送手段) 23a〜23c ホールIC(センサ) 24 記憶部(記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 誠一 東京都渋谷区幡ケ谷1丁目11番7号 ニッ タン電子株式会社内 (72)発明者 河合 秀規 東京都渋谷区幡ケ谷1丁目11番7号 ニッ タン電子株式会社内 (72)発明者 礒見 英生 東京都渋谷区幡ケ谷1丁目11番7号 ニッ タン電子株式会社内 (72)発明者 末安 泰信 東京都港区元赤坂1丁目6番6号 綜合警 備保障株式会社内 (72)発明者 坂元 敦 東京都港区元赤坂1丁目6番6号 綜合警 備保障株式会社内 Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 BB01 BB13 CC01 DD23 EE01 GG55

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の構造体が組になって開閉自在に構
    成される開閉構造に設けられるもので、 磁界を発生する磁界発生ユニットと、少なくとも、磁界
    を検出し、かつ、検出した前記磁界の強度に基づいて電
    圧を出力するホール素子からなるセンサを有する磁界検
    出ユニットと、を備えて構成され、 前記開閉構造を構成する一つの構造体に前記磁界発生ユ
    ニットが取り付けられ、他の構造体に前記磁界検出ユニ
    ットが取り付けられ、前記開閉構造の開閉に伴う磁界の
    変化に基づいて、前記開閉構造の開閉を検出する検出装
    置であって、 前記磁界検出ユニットに、複数の前記センサが取り付け
    られていることを特徴とする検出装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも二つのセンサは、検出可能な
    磁界の向きが互いに異なるよう磁界検出ユニットに取り
    付けられていることを特徴とする請求項1記載の検出装
    置。
  3. 【請求項3】 少なくとも二つのセンサは、検出可能な
    磁界の向きが互いに逆になる、または、交わる向きにな
    るよう、磁界検出ユニットに取り付けられていることを
    特徴とする請求項2記載の検出装置。
  4. 【請求項4】 磁界検出ユニットに、少なくとも二つの
    センサが、並んで取り付けられていることを特徴とする
    請求項1記載の検出装置。
  5. 【請求項5】 磁界検出ユニットの磁界検出動作を試験
    する動作試験手段と、 この動作試験手段による試験の結果、前記検出ユニット
    が正常に動作しないことが判明した場合に、その旨の信
    号を出力する動作異常出力手段と、を備えることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の検出装置。
  6. 【請求項6】 開閉構造が閉じた状態においてホール素
    子が出力する電圧の値を、閉状態出力電圧値とし、前記
    開閉構造がわずかに開いた状態において前記ホール素子
    が出力する電圧の値を、開状態出力電圧値とし、 前記開閉構造が完全に開いた状態で前記ホール素子が出
    力する電圧の値から、前記開状態出力電圧値までの間の
    開状態出力電圧範囲内ではなく、かつ、前記開状態出力
    電圧値から前記閉状態出力電圧値までの間の閉状態出力
    電圧範囲内ではない値の電圧が、ホール素子により出力
    された場合に、異常が生じた旨を出力する異常警報出力
    手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載の検出装置。
  7. 【請求項7】 センサの検出結果に基づく開閉構造の開
    閉検出結果情報を、外部装置に対して出力する伝送手段
    と、 自己のアドレス情報を記憶する記憶手段と、 前記外部装置からアドレス情報を受信した場合に、この
    アドレス情報と、前記記憶手段に記憶されているアドレ
    ス情報とが一致するか否かを判断するアドレス情報一致
    判断手段と、を備え、 前記伝送手段は、前記アドレス情報一致判断手段が、前
    記外部装置から送信されたアドレス情報と、前記記憶手
    段に記憶されているアドレス情報とが一致する、と判断
    した場合に、前記開閉検出結果情報を前記外部装置に出
    力することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    の検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の検出装
    置と、 この検出装置から、センサの検出結果に基づく開閉構造
    の開閉検出結果情報を受信する主装置と、を備えること
    を特徴とする検出システム。
  9. 【請求項9】 複数の構造体が組になって開閉自在に構
    成される開閉構造に設けられるもので、磁界を発生する
    磁界発生ユニットと、少なくとも、磁界を検出し、か
    つ、検出した前記磁界の強度に基づいて電圧を出力する
    ホール素子からなるセンサを有する磁界検出ユニット
    と、を備えて構成され、前記開閉構造を構成する一つの
    構造体に前記磁界発生ユニットが取り付けられ、他の構
    造体に前記磁界検出ユニットが取り付けられ、前記開閉
    構造の開閉に伴う磁界の変化に基づいて、前記開閉構造
    の開閉を検出する検出装置に、検出基準となる前記ホー
    ル素子の出力電圧値を登録する出力電圧値登録方法であ
    って、 前記検出装置は出力電圧値を記憶する記憶手段を備え、 前記開閉構造を閉じた状態にし、この状態において、前
    記ホール素子により出力される電圧の値を閉状態出力電
    圧値として記憶手段に記憶させる工程と、 前記開閉構造をわずかに開いた状態にし、この状態にお
    いて、前記ホール素子により出力される電圧の値を開状
    態出力電圧値として記憶手段に記憶させる工程と、を含
    むことを特徴とする出力電圧値登録方法。
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