JP2014143104A - 差動信号伝送用ケーブルおよびその回路基板への接続方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】グラウンド用導体15に、絶縁体12と外部導体13との間に配置される外部導体接続部15aと、外部導体13の外部に露出される露出部15bと、絶縁体12がある側とは反対側に突出されてグラウンドパッド23に接続されるグラウンドパッド接続部15cとを設けた。これにより、絶縁体12を熱源から遠ざけて絶縁体12の熱による変形や溶融を抑制できる。また、外部導体接続部15aを絶縁体12と外部導体13との間に配置することによりグラウンド用導体15を外部導体13に接続できるので、従前のような加締め加工を省略し、外部導体13や絶縁体12が変形されるのを抑制できる。したがって、上記により製品毎に安定した電気的特性を得ることが可能となる。
【選択図】図1
Description
図5に示すように、まず、別の製造工程で製造されたケーブルアッシーCAを準備する。ここで、ケーブルアッシーCAとは、一対の信号線導体11と、信号線導体11の周囲に設けられる絶縁体12と、絶縁体12の周囲に設けられる外部導体13と、外部導体13の周囲に設けられるシース14とを備え、グラウンド用導体15を装着していないサブアッセンブリの状態を指している。
次に、別の製造工程で製造された回路基板20、つまり、各シグナルパッド22,各グラウンドパッド23が設けられた回路基板20を準備する。
さらに、略円錐台形状の金属管をプレス加工することにより別の製造工程において製造されたグラウンド用導体15を準備する。つまり、絶縁体12と外部導体13との間に配置される外部導体接続部15a、外部導体13の外部に露出される露出部15b、および絶縁体12がある側とは反対側に突出されてグラウンドパッド23に接続されるグラウンドパッド接続部15cが設けられたグラウンド用導体15を準備する。ここで、外部導体接続部15aと露出部15bとを明確化するために、これらの境界部分には一点鎖線を施している。
ケーブルアッシーCA,回路基板20およびグラウンド用導体15を準備した後は、ケーブルアッシーCAの長手方向端部を順次段剥きする処理を施す。具体的には、ケーブルアッシーCAの長手方向端部から所定長さの分、絶縁体12および外部導体13を取り除いて各信号線導体11の長手方向端部を露出させる。これにより回路基板20の各シグナルパッド22に電気的に接続される各シグナルパッド接続部11aを形成する。
次に、絶縁体12の周囲に巻かれた外部導体13を、図中矢印(1)に示すように一旦剥いて、その内側にある絶縁体12を外部に露出させる。具体的には、外部導体13の重ね合わせ部Gの段差に、図示しない治具等を差し込むことにより、外部導体13をケーブルアッシーCAの短手方向両側に開くようにする。
次に、図中矢印(4)に示すように、完成した差動信号伝送用ケーブル10の各シグナルパッド接続部11aを、回路基板20の各シグナルパッド22上に配置するとともに、各グラウンドパッド接続部15cを、回路基板20の各グラウンドパッド23上に配置する。ここで、外部導体13の重ね合わせ部Gが回路基板20側とは反対側に向けられるようにしつつ、各シグナルパッド22の先端部が差動信号伝送用ケーブル10の絶縁体12に突き当てられるようにする。これにより、差動信号伝送用ケーブル10が回路基板20の正規位置に、安定的に位置決めされる(図4参照)。
11 信号線導体
12 絶縁体
13 外部導体
15 グラウンド用導体
15a 外部導体接続部
15b 露出部
15c グラウンドパッド接続部
20 回路基板
22 シグナルパッド
23 グラウンドパッド
CA ケーブルアッシー
40c グラウンドパッド接続部
C 切り込み
CF 切り込み片
50c グラウンドパッド接続部
Claims (11)
- 一対の信号線導体と、
前記信号線導体の周囲に設けられる絶縁体と、
前記絶縁体の周囲に設けられる外部導体と、
前記外部導体を回路基板のグラウンドパッドに接続するグラウンド用導体と、
を有し、
前記グラウンド用導体は、
前記絶縁体と前記外部導体との間に配置される外部導体接続部と、
前記外部導体の外部に露出される露出部と、
前記絶縁体がある側とは反対側に突出されて前記グラウンドパッドに接続されるグラウンドパッド接続部と、
を備える、差動信号伝送用ケーブル。 - 請求項1記載の差動信号伝送用ケーブルにおいて、
前記グラウンド用導体は、前記絶縁体に被せられる金属管により形成される、差動信号伝送用ケーブル。 - 請求項2記載の差動信号伝送用ケーブルにおいて、
前記露出部は前記外部導体接続部よりも太く形成され、前記グラウンドパッド接続部は前記露出部の一部を押し潰して形成される、差動信号伝送用ケーブル。 - 請求項1または2記載の差動信号伝送用ケーブルにおいて、
前記グラウンドパッド接続部は、前記露出部に切り込みを入れて形成される切り込み片を折り曲げて形成される、差動信号伝送用ケーブル。 - 請求項1または2記載の差動信号伝送用ケーブルにおいて、
前記グラウンドパッド接続部は、前記露出部とは別体に形成されて前記露出部に固定して設けられる、差動信号伝送用ケーブル。 - 一対の信号線導体と、前記信号線導体の周囲に設けられる絶縁体と、前記絶縁体の周囲に設けられる外部導体とを備えたケーブルアッシーを準備するケーブルアッシー準備工程と、
シグナルパッドおよびグラウンドパッドが設けられる回路基板を準備する回路基板準備工程と、
前記絶縁体と前記外部導体との間に配置される外部導体接続部、前記外部導体の外部に露出される露出部、および前記絶縁体がある側とは反対側に突出されて前記グラウンドパッドに接続されるグラウンドパッド接続部が設けられ、前記外部導体を前記グラウンドパッドに接続するグラウンド用導体を準備するグラウンド用導体準備工程と、
前記絶縁体と前記外部導体との間に前記外部導体接続部を配置し、前記グラウンド用導体を前記ケーブルアッシーに固定して差動信号伝送用ケーブルを組み立てるケーブル組み立て工程と、
前記信号線導体を前記シグナルパッドに、前記グラウンドパッド接続部を前記グラウンドパッドにそれぞれ臨ませて電気的に接続する接続工程と、
を備える、差動信号伝送用ケーブルの回路基板への接続方法。 - 請求項6記載の差動信号伝送用ケーブルの回路基板への接続方法において、
前記外部導体はシート状に形成され、前記外部導体を一旦剥いて前記グラウンド用導体を前記絶縁体に装着し、剥かれた前記外部導体を前記外部導体接続部に巻いて前記絶縁体と前記外部導体との間に前記外部導体接続部が配置される、差動信号伝送用ケーブルの回路基板への接続方法。 - 請求項6または7記載の差動信号伝送用ケーブルの回路基板への接続方法において、
前記グラウンド用導体は、前記絶縁体に被せられる金属管により形成される、差動信号伝送用ケーブルの回路基板への接続方法。 - 請求項8記載の差動信号伝送用ケーブルの回路基板への接続方法において、
前記露出部は前記外部導体接続部よりも太く形成され、前記グラウンドパッド接続部は前記露出部の一部を押し潰して形成される、差動信号伝送用ケーブルの回路基板への接続方法。 - 請求項6〜8のいずれか1項に記載の差動信号伝送用ケーブルの回路基板への接続方法において、
前記グラウンドパッド接続部は、前記露出部に切り込みを入れて形成される切り込み片を折り曲げて形成される、差動信号伝送用ケーブルの回路基板への接続方法。 - 請求項6〜8のいずれか1項に記載の差動信号伝送用ケーブルの回路基板への接続方法において、
前記グラウンドパッド接続部は、前記露出部とは別体に形成されて前記露出部に固定して設けられる、差動信号伝送用ケーブルの回路基板への接続方法。
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