JP2014142927A - 情報処理装置、及びその制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、及びその制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 効率的に電子メールをユーザに確認させることができる仕組みを提供すること。
【解決手段】 同一スレッドの複数の電子メールを記憶し、当該記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれるかを判定し、スレッド分割情報が含まれると判定されたことを条件に、当該記憶されている複数の電子メールのスレッドを分割することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、及びその制御方法、プログラムに関し、特に、効率的に電子メールをユーザに確認させるための技術に関する。
従来、各電子メールを閲覧して、ある話題について経緯を確認したい場合、各電子メールをスレッド表示して確認することが行われている。
例えば、特許文献1には、電子メールを送信者別にスレッド表示することが提案されている。
特開2010−198143号公報
このように、電子メールを確認することで、ある話題についての経緯を効率的に確認したい場合、1つのスレッドの各電子メールに1つの話題についてのみ記載されていることが望ましい。
しかしながら、従来、同一スレッドの各電子メールの途中で話題が変更になっていることがあり、1つのスレッドの各電子メールを確認しても、ある1つの話題についての経緯を効率的に確認することが難しかった。
そのため、ある1つの話題についての経緯を効率的に確認するために、1つのスレッド内の途中で、話題が変わった場合、話題毎にスレッドを分離して管理することが考えられる。
しかしながら、例えば、あるスレッド内のメールの途中で話題Aから話題Bに変わっている場合、スレッド内のちょうど話題が切り替わる電子メールのデータ(本文や添付ファイル)内に話題Aと話題Bが含まれている場合がある(例えば図16のメール本文)。
このような場合に、同一スレッド内の電子メールを単に分離すると、切り離し元のスレッド内にそのメールがなくなるため、切り離し元のスレッドに内容の欠落が起こってしまうおそれがある。
さらに、一連のスレッドの電子メールの本文や添付ファイル(データ)内の文中の途中から、例えば、図16に示すように、話題Aから話題Bに変わった後に、更にその後の電子メールで話題が話題Aに戻った場合、当該電子メールを元の話題Aのスレッドとして管理することについては、従来開示されておらず、効率的に電子メールを確認することが出来なかった。
本発明の目的は、同一スレッドの各電子メールに含まれるデータに応じて、同一スレッドの電子メールを、複数のスレッドの電子メールに分けることで、効率的に電子メールをユーザに確認させることができる仕組みを提供することである。
本発明は、同一スレッドの複数の電子メールを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれるかを判定する分割判定手段と、前記分割判定手段で、前記記憶手段に記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれると判定されたことを条件に、前記記憶手段に記憶されている複数の電子メールのスレッドを分割する分割手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、同一スレッドの複数の電子メールを記憶する記憶手段を備えた情報処理装置の制御方法であって、分割判定手段が、前記記憶手段に記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれるかを判定する分割判定工程と、分割手段が、前記分割判定工程で、前記記憶手段に記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれると判定されたことを条件に、前記記憶手段に記憶されている複数の電子メールのスレッドを分割する分割工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、同一スレッドの複数の電子メールを記憶する記憶手段を備えた情報処理装置で読み取り実行可能なプログラムであって、前記情報処理装置を、前記記憶手段に記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれるかを判定する分割判定手段と、前記分割判定手段で、前記記憶手段に記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれると判定されたことを条件に、前記記憶手段に記憶されている複数の電子メールのスレッドを分割する分割手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、同一スレッドの各電子メールに含まれるデータに応じて、同一スレッドの電子メールを、複数のスレッドの電子メールに分けることで、効率的に電子メールをユーザに確認させることができる。
本発明の実施形態に係る情報処理システムのシステム構成図の一例を示す図である。 図1に示した電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 サーバ100、電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103における制御処理を行うフローチャートの一例を示す図である。 スレッド分離キーワード501の一例を示す図である。 除外キーワード511の一例を示す図である。 クライアント端末101のメモリに記憶されている電子メールのスレッドを管理するためのスレッド管理テーブルの一例を示す図である。 メール一覧画面の一例を示す図である。 メール一覧画面の一例を示す図である。 メール一覧画面の一例を示す図である。 メール一覧画面の一例を示す図である。 サーバ100、電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103における制御処理を行うフローチャートの一例を示す図である。 サーバ100、電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103における制御処理を行うフローチャートの一例を示す図である。 スレッド結合キーワード502の一例を示す図である。 ステップS1404の処理を実行することで生成されるスレッド管理情報の一例を示す図である。 図14に示すスレッド管理情報(D)に従って表示されるメール一覧画面の一例を示す図である。 電子メール412、電子メール413の本文の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理システムについて説明する。
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムのシステム構成図の一例を示す図である。
図1に示すように、電子メールサーバ100と、クライアント端末101と、クライアント端末103とがネットワーク102を介して相互に通信可能に接続されている。
クライアント端末101から送信されたクライアント端末103宛の電子メール(電子メールのことを単にメールとも言う)は、電子メールサーバ100を中継して送信先であるクライアント端末103に送信される。
また、同様に、クライアント端末103から送信されたクライアント端末101宛の電子メールは、電子メールサーバ100を中継して送信先であるクライアント端末101に送信される。
このように、クライアント端末101は、クライアント端末103と電子メールを送受信することが可能であり、クライアント端末103から受信した電子メールに対する返信の電子メール(返信メール)をクライアント端末103に送信することが可能である。
また、同様に、クライアント端末103は、クライアント端末101と電子メールを送受信することが可能であり、クライアント端末101から受信した電子メールに対する返信の電子メール(返信メール)をクライアント端末101に送信することが可能である。
送受信される電子メールは、クライアント端末101、クライアント端末103のメモリに記憶される。また、電子メールサーバ100においても、電子メールを中継する際に、送受信される電子メールをメモリに記憶することが可能である。
電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103は、本発明の情報処理装置の適用例である。
以下、図2を用いて、図1に示した電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、図1に示した電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等の入力装置からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、液晶ディスプレイ等のディスプレイ210への表示を制御する。なお、210のディスプレイは、タッチパネルになっており、ディスプレイ上の画面を押下されることにより操作することが可能な入力装置としても機能する。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3を用いて、本実施形態の電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103における制御処理を行うフローチャートについて説明する。
図3は、サーバ100、電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103における制御処理を行うフローチャートの一例を示す図である。
図3に示す各ステップの処理は、電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103で実行することが可能であるが、ここでは、例として、クライアント端末101で実行することとして説明する。
図3に示す各ステップの処理は、クライアント端末101のCPU201により実行され実現される。
クライアント端末101は、クライアント端末の外部メモリ211等のメモリに、クライアント端末103などの他の装置と送受信した電子メールを記憶している。
すなわち、クライアント端末101は、同一スレッドの複数の電子メールをメモリ(記憶手段)に記憶している。
クライアント端末101は、メモリに記憶されている各電子メールのヘッダ情報に含まれる、Message−IDの値、及びIn−Reply−Toの値を、図6の(A)に示す。
図6の(A)には、クライアント端末101のメモリに記憶されている同一スレッドの電子メールを管理するためのMessage−IDの値、及びIn−Reply−Toの値のテーブルを示している。
すなわち、図6の(A)は、クライアント端末101のメモリに記憶されている電子メールのスレッドを管理するためのスレッド管理テーブルの一例を示す図である。
図6の(A)に示すスレッド管理テーブルは、「No.」、「Message−ID」、「In−Reply−To」の項目から構成されている。
「No.」の項目は、スレッド管理テーブルで管理する電子メールを特定するレコードの番号を示す値が記憶されている。
また、「Message−ID」の項目は、電子メールを一意に識別するための一般的に知られているMessage−IDの値が記憶されている。
また、「In−Reply−To」の項目は、返信メールに対して記憶される値であり、返信メールに対する返信元の電子メール(親メール)のMessage−IDの値が記憶されている。
そのため、スレッド管理テーブルの各レコードの「Message−ID」の値と「In−Reply−To」の値とを確認することで、どの電子メールがどの親メールに対する返信メールであるのかを判定することが可能となる。
例えば、電子メール521と電子メール522と電子メール523は親子孫の関係になっている。
すなわち、電子メール522の「In−Reply−To」に、電子メール521の「Message−ID」が設定されている。
また、電子メール523の「In−Reply−To」に、電子メール522の「Message−ID」が設定されている。
そのため、電子メール521が親メールであり、その親メールに対する返信メールが電子メール522(子メール)であり、その子メールに対する返信メールが電子メール523であることを示している。このように、「Message−ID」、「In−Reply−To」から各電子メールのスレッドの親子関係を判定することが出来る。
図3に示す処理を実行する前は、図6の(A)に示すスレッド管理テーブルが、クライアント端末101のメモリに記憶されている。
また、クライアント端末101のメモリには、予め、図4に示すスレッド分離キーワード501が記憶されている。
スレッド分離キーワード501は、本発明の、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報の適用例である。
図4は、スレッド分離キーワード501の一例を示す図である。
図4に示すスレッド分離キーワード501は、図3に示す処理を実行する前に、ユーザの操作により予め登録されている。
図4の例では、スレッド分離キーワード501として、「ところで」と、「さて」とが記憶されている。
このスレッド分離キーワード501は、スレッドの分離処理を実行する対象の電子メールに対して、スレッドの分離処理を実行するか、それとも、当該対象の電子メールをコピーして電子メールを生成してスレッドの分離処理を実行するかを判定するために用いられる。
このスレッド分離キーワード501が、電子メールの本文中、又は添付ファイル中に存在する場合には、電子メールの本文、又は添付ファイル(データ)内の、スレッド分離キーワード501より前の内容と、電子メールの本文、又は添付ファイル(データ)内の、スレッド分離キーワード501より後の内容とが異なると判定する。
また、クライアント端末101のメモリには、予め、図5に示す除外キーワード511が記憶されている。
除外キーワード511は本発明の除外情報の適用例である。
図5は、除外キーワード511の一例を示す図である。
図5に示す除外キーワード511は、図3に示す処理を実行する前に、ユーザの操作により予め登録されている。
図5の例では、除外キーワード511として、「お疲れ様です」と、「お世話になります」とが記憶されている。
電子メールの本文、又は添付ファイル(データ)内の、スレッド分離キーワード501よりも前の内容に除外キーワード511が存在し、その除外キーワード511とスレッド分離キーワード501との間に文言が存在する場合、より高い精度でその文言の内容が、電子メールの本文、又は添付ファイル(データ)内の、スレッド分離キーワード501よりも後の内容と、相違がある(関連性が低い)と判定することが可能である。
電子メールの本文、又は添付ファイル(データ)内の文頭には、挨拶文などが存在しているケースが多いため、そのような文言を除外キーワード511として予め登録し、その除外キーワード511を除いた文章が、電子メールの本文、又は添付ファイル(データ)内の、スレッド分離キーワード501よりも前に存在すれば、その電子メールをコピーして電子メールを生成してスレッドの分離処理を実行すると判断する。また、その除外キーワード511を除いた文章が、電子メールの本文、又は添付ファイル(データ)内の、スレッド分離キーワード501よりも前に存在しなければ、その電子メールをコピーしないでスレッドの分離処理を実行すると判断する。
図6の(B)には、図6の(A)の電子メール522をコピーしないでスレッドの分離処理を実行した場合に得られるスレッド管理情報の一例を示している。
すなわち、図6の(B)の電子メール531は、図6の(A)の521と同一のレコードであり、また、図6の(B)の電子メール533は、図6の(A)の523と同一のレコードであるが、図6の(B)の電子メール532は、図6の(A)の電子メール522と同一のレコードではない。
つまり、図6の(B)の電子メール532は、図6の(A)の電子メール522の「In−Reply−To」が削除されていることを示している。このように、電子メールをコピーしないでスレッドの分離処理を実行しているため、図6の(B)の電子メール531と、図6の(B)の電子メール532、図6の(B)の電子メール533とは異なるスレッドの電子メールとして記憶されている。
また、この場合、電子メール533の「In−Reply−To」の内容に変更はないため、電子メール532と電子メール533の親子関係(スレッド関係)は保たれる。
図6の(C)には、図6の(A)の電子メール522をコピーして電子メールを生成してスレッドの分離処理を実行した場合に得られるスレッド管理情報の一例を示している。
すなわち、図6の(C)の電子メール541は、図6の(A)の521と同一のレコードであり、また、図6の(C)の電子メール542は、図6の(A)の522と同一のレコードであるが、図6の(C)の電子メール544は、図6の(A)の電子メール523と同一のレコードではない。
つまり、図6の(C)の電子メール544は、図6の(A)の電子メール523の「In−Reply−To」に「_Copy」が追加されている。
また、図6の(A)の電子メール522をコピーして生成された電子メール543の「Message−ID」、「In−Reply−To」が追加されている。
このとき、電子メール522をコピーして生成された電子メール543の「Message−ID」には、電子メール522の「Message−ID」に「_Copy」が追加され、電子メール543の「In−Reply−To」は削除されている。
すなわち、コピーして生成された電子メール543の「Message−ID」がコピー元の電子メール522と重複するため、電子メール522の「Message−ID」に「_Copy」が追加し、電子メール543の「Message−ID」としている。
また、もともと親子関係にあった電子メール522と電子メール523の関係を維持するため、電子メール544の「In−Reply−To」の内容を、コピーして生成された電子メール543の「Message−ID」に変更している。
まず、図3に示す処理を開始すると、クライアント端末101は、メモリに記憶されている各電子メールのスレッド管理情報(図6の(A))を用いて、図7に示すメール一覧画面をディスプレイ210等の表示部に表示する。
図7は、メール一覧画面の一例を示す図である。
メール一覧画面(図7)は、各電子メールの一覧と、各電子メールをスレッド表示する表示方法(スレッド表示)、又はスレッド表示を行わず各電子メールを表示する表示方法の表示方法(通常表示)の切り替えの選択を受け付けるラジオボタン101と、電子メールのスレッドの分割処理を行う指示を受け付けるスレッド分離ボタン102とを表示している。
そして、ユーザによるラジオボタン101の選択を受け付け、各電子メールをスレッド表示する表示方法で各電子メールを表示するのか、スレッド表示を行わず各電子メールを表示する表示方法で各電子メールを表示するのかの指定を受け付ける。
例えば、図7に示すスレッド表示のラジオボタン101がユーザにより押下された場合には、図8に示すメール一覧画面を表示する。
図8に示すように、電子メール201の返信の電子メール202があり、さらに電子メール202の返信メールとしての電子メール203がスレッドにて表示されている。
図8に示すメール一覧画面は、図6の(A)に示すスレッド管理情報を用いて、各電子メールのスレッドの関係を特定して、表示される。
そして、クライアント端末101は、図7、又は図8のメール一覧画面において、表示されている各電子メールのうち、いずれか1つの電子メールがユーザにより選択され、スレッド分離ボタン102、204がユーザにより押下されると、ステップS301以降の処理を実行する。
まず、クライアント端末101は、メモリに記憶されているスレッド分離キーワード501を取得する(ステップS301)。
そして、クライアント端末101は、ユーザにより、選択された電子メールのデータ(本文、又は添付ファイル)の中に、ステップS301で取得したスレッド分離キーワード501が、含まれるかを判定する(分割判定手段)(ステップS302)。
そして、電子メールのデータ(本文、又は添付ファイル)の中に、ステップS301で取得したスレッド分離キーワード501が、含まれると判定された場合には(YES)、処理をステップS303に移行して、含まれないと判定された場合には(NO)、処理をステップS312に移行する。
次に、クライアント端末101は、ステップS312において、スレッドの分離処理を行う、ユーザにより選択された電子メールと、その電子メールの親メールとのスレッドの分離処理を行う。すなわち、スレッド分離キーワード501がユーザにより選択されたスレッド分離対象の電子メール内に存在しないため、当該ユーザにより選択された電子メールをコピーしないでスレッドの分離処理を実行する。
具体的には、当該ユーザにより選択された電子メールのメールヘッダーに含まれる「In−Reply−To」を削除することにより行う。
ステップS312は、本発明の分割手段の適用例である。
そして、クライアント端末101は、ステップS312の処理を実行すると、処理をステップS313に移行する。
また、クライアント端末101は、ステップS302において、電子メールのデータ(本文、又は添付ファイル)の中に、ステップS301で取得したスレッド分離キーワード501が、含まれると判定された場合には(YES)、ステップS303において、電子メールの本文、又は添付ファイル(データ)内の、スレッド分離キーワード501より前に文言が存在するか否かを判定する(文字判定手段)。
そして、クライアント端末101は、スレッド分離キーワード501より前に文言が存在しないと判定された場合には(NO)、現在処理対象のスレッド分離を行う電子メールの本文又は添付ファイル(データ)の冒頭から、当該電子メールは親メールとの関係性が低い内容の電子メールであると判断し、処理をステップS312に移行して、当該スレッド分離を行う電子メールと、その電子メールの親メールとのスレッドを分離する。
一方、クライアント端末101は、スレッド分離キーワード501より前に文言が存在すると判定された場合には(YES)、メモリに記憶されている除外キーワード511を取得する(ステップS304)。
そして、クライアント端末101は、ステップS305において、電子メールの本文、又は添付ファイル(データ)内のスレッド分離キーワード501より前に存在する文言に、ステップS304で取得した除外キーワードが存在するか判定する(除外判定手段)。
そして、クライアント端末101は、スレッド分離キーワード501より前に存在する文言に、ステップS304で取得した除外キーワードが存在しないと判定された場合には(ステップS305:NO)、電子メールの本文、又は添付ファイル(データ)内のスレッド分離キーワード501より前の文言が、当該電子メールの親メールの内容との関係性が高いが、スレッド分離キーワード501より後の文言と、当該電子メールの親メールの内容との関係性は低いと判定して、処理をステップS307に移行して、当該電子メールをコピーして電子メールを生成してスレッドの分離処理を実行する。
また、クライアント端末101は、スレッド分離キーワード501より前に存在する文言に、ステップS304で取得した除外キーワードが存在すると判定された場合には(ステップS305:YES)、スレッド分離キーワードより前の文言が除外キーワードのみである可能性が高いと判定し、処理をステップS306に移行する。
そして、クライアント端末101は、ステップS306において、ステップS305で存在すると判定された除外キーワードと、ステップS302で存在すると判定されたスレッド分離キーワードとの間に、他の文言が存在するか否かを判定する(判定手段)。
そして、クライアント端末101は、ステップS306で、除外キーワードとスレッド分離キーワードとの間に文言が存在すると判定された場合(YES)、その文言は、親メール本文等の内容との関係性が高いと判定できるため、処理をステップS307に移行して、現在処理対象の電子メールをコピーして電子メールを生成してスレッドの分離処理を実行する。
一方、クライアント端末101は、ステップS306で、除外キーワードとスレッド分離キーワードとの間に文言が存在しないと判定された場合(NO)、除外キーワードとスレッド分離キーワードとの間に文言が存在しない場合、スレッド分離キーワードの前の文言は、除外キーワードのみと判定できるため、処理をステップS312に移行して、電子メールをコピーしないでスレッドの分離処理を実行する。すなわち、スレッド分離を行う現在処理対象の選択された電子メールとその親メールの分離処理(ステップS312)を実行する。
クライアント端末101は、ステップS307において、スレッド分離を行う現在処理対象の選択された電子メールをコピー(複製)して、新たに電子メールを生成する(生成手段)。
そして、クライアント端末101は、他の電子メールと重複しない新たな「Message−ID」を採番する(ステップS308)。
ステップS308では、コピー元の電子メールとコピーして生成された電子メールの「Message−ID」が重複してしまうため、コピーして生成された電子メール用に新たな「Message−ID」を採番する。
具体的には、ステップS308で採番される「Message−ID」は、スレッド分離を行う電子メールの「Message−ID」に「_Copy」の文言の付与することにより行う。
そして、クライアント端末101は、ステップS308で採番された「Message−ID」を、ステップS307で生成された電子メール(コピーメール)のヘッダの「Message−ID」に更新して設定する(ステップS309)。
そして、クライアント端末101は、現在処理対象のスレッド分離を行う電子メールの「Message−ID」が「In−Reply−To」に設定されている同一スレッドの他の電子メール(現在処理対象のスレッド分離を行う電子メールの子メール)を検索して特定する(特定手段)(ステップS310)。
ここでは、スレッド分離を行う電子メールに子メールがある場合、その子メールはコピーメールの子メールとして紐づけ直す必要があるため、子メールの検索を行う。
次に、クライアント端末101は、ステップS311において、ステップS310で検索された子メールの「In−Reply−TO」を、ステップS308で採番された「Message−ID」に書き換えて(更新して)設定する。
このように、子メールの「In−Reply−To」をコピーメールの「Message−ID」に書き換えることで、検索した子メールをコピーメールに紐付け直し、過去のスレッドを継承することが可能となる。
ステップS309、ステップS311は、本発明の分割手段の適用例である。
そして、クライアント端末101は、ステップS311の処理を実行すると、処理をステップS313に移行する。
クライアント端末101は、ステップS313において、図7、又は図8のメール一覧画面のラジオボタン101で、各電子メールをスレッド表示する表示方法(スレッド表示)が選択されたか、スレッド表示を行わず各電子メールを表示する表示方法の表示方法(通常表示)が選択されたかを判定する。
そして、各電子メールをスレッド表示する表示方法(スレッド表示)が選択されと判定された場合には、ステップS317に移行して、図6に示すスレッド管理情報に従って、各電子メールのスレッドの関係を判定し、各電子メールをスレッド表示するメール一覧画面(図9、図10)を表示する(ステップS317)。
図9、図10は、各電子メールをスレッド表示するメール一覧画面の一例を示す図である。
図9は、図8の電子メール202が選択され、スレッド分離ボタン204が押下された後に、ステップS317で表示されるメール一覧画面であって、ステップS312で、電子メールをコピーしないでスレッドの分離処理が実行され生成された図6の(B)のスレッド管理情報に従って生成されるメール一覧画面(親メールと子メールとの内容に関連性が低い場合)を示す図である。
また、図10は、図8の電子メール202が選択され、スレッド分離ボタン204が押下された後に、ステップS317で表示されるメール一覧画面であって、ステップS307からステップS311で、電子メールをコピーして電子メールを生成してスレッドの分離処理が実行され生成された図6の(C)のスレッド管理情報に従って生成されるメール一覧画面(親メールと子メールとの内容に関連性が高い場合)を示す図である。
クライアント端末101は、各電子メールをスレッド表示しないで表示する表示方法(通常表示)が選択されたと判定された場合には、ステップS314に移行する。
クライアント端末101は、ステップS314で、ステップS307からステップS311までの処理、又はステップS312での処理で生成された図6のスレッド管理情報の中から、メールヘッダーの「Message−ID」に「_Copy」が含まれている電子メールを検索する。すなわち、コピーした電子メールを検索する。
ここでは、表示方法が、各電子メールをスレッド表示しないで表示する表示方法(通常表示)が選択されている場合、コピーメールを表示しないようにするため、メールヘッダーの「Message−ID」に「_Copy」が付与されたコピーメールを検索する。
そして、クライアント端末101は、ステップS314で検索されたコピーメールを表示対象から除外する設定を行い(ステップS315)、各電子メールをスレッド表示しない、例えば図7に示すメール一覧画面を表示する(ステップS316)。
例えば、ステップS307からステップS311で生成された図6の(C)のスレッド管理情報にコピーメールが含まれているが、ステップS314からステップS316の処理を実行することで、例えば、図7に示すメール一覧画面を表示することが可能となる。
このように、図7のメール一覧画面を介して、ユーザにより、各電子メールをスレッド表示する表示方法(スレッド表示)、各電子メールをスレッド表示しないで表示する表示方法(通常表示)の選択を受け付け、その選択に応じて、表示方法を切替えることが出来るようになる。
ステップS634、ステップS635は、本発明の出力手段の適用例である。
以上、本発明によれば、同一スレッドの各電子メールに含まれるデータに応じて、同一スレッドの電子メールを、複数のスレッドの電子メールに分けることで、効率的に電子メールをユーザに確認させることができる。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
第1の実施形態では、一連のスレッドの電子メールの本文や添付ファイル内の文中の途中から、話題が変更されている場合、すなわち、例えば、図16に示す電子メール本文412のように、メール本文中で話題Aから話題Bに話題が変更されている場合、当該電子メールのコピーを作成して、当該作成されたコピーの電子メールと、当該コピー元の電子メール以降のスレッドメールとを別のスレッドの電子メールとして切り離して管理することで、切り離し元のスレッドに、途中から話題が変更されている電子メールの内容が欠落することを防止することができ、効率的に電子メールをユーザに確認させることができる仕組みについて説明した。
第2の実施形態では、第1の実施形態のように、一連のスレッドの電子メールの本文や添付ファイル(データ)内の文中の途中から、例えば、図16に示すように、話題Aから話題Bに変わった後に、更にその後の電子メールで話題Aに戻った場合でも、効率的に電子メールをユーザに確認させることができる仕組みについて説明する。
第2の実施形態では、第1の実施形態で説明した図3のフローチャートに、図11、図12に示すフローチャートが追加されることで、説明することができ、第1の実施形態で説明した図3のフローチャートと同様の処理を行うため、ここでは、第1の実施形態で説明した図3のフローチャートについては、説明を省略する。
図11は、サーバ100、電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103における制御処理を行うフローチャートの一例を示す図である。
図11に示す各ステップの処理は、電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103で実行することが可能であるが、ここでは、例として、クライアント端末101で実行することとして説明する。
図11に示す各ステップの処理は、クライアント端末101のCPU201により実行され実現される。
まず、クライアント端末101は、図3に示すステップS311において、ステップS310で検索された子メールの「In−Reply−TO」を、ステップS308で採番された「Message−ID」に書き換えて(更新して)設定すると、図11に示す処理を実行する。
このとき、例えば、図6の(C)に示すスレッド管理情報が生成(設定)されている状態である。
次に、クライアント端末101は、ステップS1401において、スレッド管理情報(例えば図6の(C))の「In−Reply−TO」に、ステップS308で採番された「Message−ID」が設定されている子メールを検索する。
具体的には、「_Copy」の文言の付与されている「In−Reply−TO」を検索する。
次に、クライアント端末101は、メモリ等の記憶手段に記憶されているスレッド結合キーワード502(図13)を取得する(ステップS1402)。
図13は、スレッド結合キーワード502の一例を示す図である。
このスレッド結合キーワード502は、スレッド分離を行ったメールに後続するメールがスレッドに存在する場合、その後続するメールが分離前のメール内容に戻っているかを判定するために用いられる。
このキーワードが後続するメールに存在する場合は、当該メールを、スレッド分割後のスレッドからスレッド分割前のスレッドに紐付直す対象のメールであると判断する。
次に、クライアント端末101は、ステップS1401で検索された電子メール(子メール)の本文、又は添付ファイル等のデータ内に、ステップS1402で取得したスレッド結合キーワード502が含まれているかを判定する(ステップS1403)。
ステップS1403は、子メールの本文、又は添付ファイルに、当該子メールを、分割元のスレッドの電子メールとするための条件であるスレッド結合情報(スレッド結合キーワード)が含まれるかを判定する結合判定手段の適用例である。
そして、クライアント端末101は、ステップS1401で検索された電子メール(子メール)の本文、又は添付ファイル等のデータ内に、ステップS1402で取得したスレッド結合キーワード502が含まれていると判定された場合には(ステップS1403:YES)、当該含まれていると判定された電子メールの「In−Reply−TO」から、「_Copy」を削除して、スレッド分割前のスレッドの電子メールとして関連付けて(ステップS1404)、処理をステップS313に移行する。
ステップS1404は、子メールの本文、又は添付ファイルに、当該子メールを、分割元のスレッドの電子メールとするための条件であるスレッド結合情報(スレッド結合キーワード)が含まれると判定された場合に(ステップS1403:YES)、当該子メールを、分割元のスレッドの電子メールとして設定する、本発明の分割手段の適用例である。
ステップS1404の処理を実行することで、図6の(C)のスレッド管理情報が、図14の(D)のスレッド管理情報に変更される。
図14の(D)は、ステップS1404の処理を実行することで生成されるスレッド管理情報の一例を示す図である。
図14の(D)は、551、552、553、554においてコピーの電子メールを作成してスレッドを分離した「Message−ID」と「In−Reply−To」のスレッドの関係性を示している。
すなわち、電子メール551と電子メール552のスレッドの変更は行わず、電子メール552のコピーの電子メール553を作成している。
そして、コピーの電子メール553の「Message−ID」がコピー元の電子メール552の「Message−ID」と重複する為、電子メール553の「Message−ID」はコピー元の電子メール552の「Message−ID」文字列に文字列「_Copy」を連結した文字列としている。
そして、もともと親子関係(同一スレッド)にあった電子メール552と電子メール554の関係(スレッド)を維持するため、電子メール554の「In−Reply−To」の内容を、コピー元の電子メール552の「Message−ID」に変更する。このとき、電子メール554の内容が電子メール552の内容に話が戻ったと判断した場合、再度、電子メール554の「In−Reply−To」を、電子メール552の「Message−ID」に変更している。
このように、子メールの電子メールの内容(データ)にスレッド結合キーワードが含まれていることにより、電子メール(子メール)の内容が「スレッド分割前」の内容に戻ったと判断し、スレッド分割前のもともと親子関係(同一スレッド)にあった電子メール(親メール)の子メールとしてスレッドを変更する。
この処理は、ステップS311で書換えた「In−Reply−TO」の値を、スレッド分割前の親メールの「Message−ID」の値に戻すことを意味するが、これは子メールに設定している「In−Reply−TO」から「_Copy」を除外した文字列に書き換えることで実現する。
図11の処理を行うことで、一連のスレッドの電子メールの本文や添付ファイル(データ)内の文中の途中から、例えば、図16に示すように、話題Aから話題Bに変わった後に、更にその後の電子メールで話題Aに戻った場合でも、当該電子メールを元の話題Aのスレッドとして管理することが出来るようになり、効率的に電子メールをユーザが確認できるようになる。
図12は、サーバ100、電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103における制御処理を行うフローチャートの一例を示す図である。
図12に示す各ステップの処理は、電子メールサーバ100、クライアント端末101、クライアント端末103で実行することが可能であるが、ここでは、例として、クライアント端末101で実行することとして説明する。
図12に示す各ステップの処理は、クライアント端末101のCPU201により実行され実現される。
まず、クライアント端末101は、ステップS313において、図7、又は図8のメール一覧画面のラジオボタン101で、各電子メールをスレッド表示する表示方法(スレッド表示)が選択されたか、スレッド表示を行わず各電子メールを表示する表示方法の表示方法(通常表示)が選択されたかを判定する。
そして、各電子メールをスレッド表示する表示方法(スレッド表示)が選択されと判定された場合には(ステップS313:YES)、図12に示す処理を実行して、ステップS317に移行する。
ステップS317では、図14に示すスレッド管理情報(D)に従って、各電子メールのスレッドの関係を判定し、各電子メールをスレッド表示するメール一覧画面(図15)を表示する(ステップS317)。
クライアント端末101は、ステップS1501において、図7等のメール一覧画面の中で、ユーザにより選択されたレコードの電子メールのメールヘッダの「Message−ID」に「_Copy」が含まれているか(選択した電子メールがコピーメールであるか)を判定する。
そして、クライアント端末101は、選択された電子メールのメールヘッダの「Message−ID」に「_Copy」が含まれていると判定された場合には(YES)、選択された電子メールがコピーされた電子メールであると判定し、当該「Message−ID」の値から「_Copy」を削除した「Message−ID」の値に一致する「Message−ID」の電子メール(コピー元のメール)を、スレッド管理情報(図14のD)の中から検索して特定する(ステップS1502)。
そして、クライアント端末101は、当該特定された電子メールのレコードと、ユーザにより選択された電子メールのレコードを反転表示する(例えば、図15の(B))。
また、クライアント端末101は、選択されたレコードの電子メールのメールヘッダの「Message−ID」に「_Copy」が含まれていない(選択した電子メールがコピーメールではない)と判定された場合(ステップS1501:NO)、当該選択された電子メールの「Message−ID」に「_Copy」を付与した「Message−ID」の値に一致する「Message−ID」の電子メール(コピーされたメール)を、スレッド管理情報(図14のD)の中から検索して特定する(ステップS1504)。
そして、クライアント端末101は、ステップS1504で、コピーされたメール(コピーメール)を検索して特定できたか否かを判定する(ステップS1505)。
そして、クライアント端末101は、コピーされたメール(コピーメール)を検索して特定できたと判定された場合には(ステップS1505:YES)、当該特定された電子メール(コピーメール)のレコードと、ユーザにより選択された電子メール(コピー元のメール)のレコードとを反転表示する(例えば、図15の(B))(ステップS1506)。
図15の(B)の例では、図15の(A)の412、又は414のいずれかがユーザにより選択された場合に、412、及び414の電子メールを反転表示していることを示している。
ステップS1503、及びステップS1506、ステップS317は、分割されたスレッドの電子メールのうち、複製して生成された電子メール、及び当該電子メールの複製元の電子メールと、複製されていない電子メールとを識別表示する出力手段の適用例である。
このように、コピーされたメールとコピーされていないメールとを識別表示するため、どの電子メールが、コピーされているメールであるのかを確認することができ、ユーザは、重複して電子メールを確認することを減らすことができ、効率的に、電子メールを確認することが可能となる。
図15の(A)、(B)は、図14に示すスレッド管理情報(D)に従って表示されるメール一覧画面の一例を示す図である。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。このプログラムコードを読み出し実行可能な情報処理装置(コンピュータ)が前述した実施形態の機能を実現する。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
100 サーバ
101 クライアント端末
102 ネットワーク




本発明は、情報処理装置、及びその制御方法、プログラムに関し、特に、ユーザによりスレッドを分割する指示を受け付けた場合に、同一スレッドの電子メールを、複数のスレッドの電子メールに分割することで、効率的に電子メールをユーザに確認させるための技術に関する。
本発明の目的は、ユーザによりスレッドを分割する指示を受け付けた場合に、同一スレッドの電子メールを、複数のスレッドの電子メールに分割することで、効率的に電子メールをユーザに確認させることができる仕組みを提供することである。
本発明は、同一スレッドの複数の電子メールを記憶する記憶手段と、ユーザによりスレッドを分割する指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段によりスレッドを分割する指示を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶されている前記複数の電子メールのスレッドを分割する分割手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、同一スレッドの複数の電子メールを記憶する記憶手段を備えた情報処理装置の制御方法であって、受付手段が、ユーザによりスレッドを分割する指示を受け付ける受付工程と、分割手段が、前記受付工程によりスレッドを分割する指示を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶されている前記複数の電子メールのスレッドを分割する分割工程を備えることを特徴とする。
また、本発明は、同一スレッドの複数の電子メールを記憶する記憶手段を備えた情報処理装置で読み取り実行可能なプログラムであって、前記情報処理装置を、ユーザによりスレッドを分割する指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段によりスレッドを分割する指示を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶されている前記複数の電子メールのスレッドを分割する分割手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザによりスレッドを分割する指示を受け付けた場合に、同一スレッドの電子メールを、複数のスレッドの電子メールに分割することで、効率的に電子メールをユーザに確認させることができる。

Claims (9)

  1. 同一スレッドの複数の電子メールを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれるかを判定する分割判定手段と、
    前記分割判定手段で、前記記憶手段に記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれると判定されたことを条件に、前記記憶手段に記憶されている複数の電子メールのスレッドを分割する分割手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記分割判定手段により、前記スレッド分割情報が含まれると判定された電子メールの本文、又は添付ファイルの当該スレッド分割情報よりも前の本文、又は添付ファイルに文字が含まれているかを判定する文字判定手段と、
    前記文字判定手段により、当該スレッド分割情報よりも前に文字が含まれていると判定された場合に、当該電子メールを複製して生成する生成手段と、
    前記文字判定手段により、当該スレッド分割情報よりも前の本文、又は添付ファイルに文字が含まれていると判定された場合に、当該電子メールの子メールを特定する特定手段と、
    を備え、
    前記分割手段は、前記生成手段により生成された電子メールと、前記特定手段により特定された子メールとが同一スレッドとするように、前記生成手段により生成された電子メールと、前記特定手段により特定された子メールとのヘッダ情報を設定して前記記憶手段に記憶されているスレッドを分割することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特定手段により特定された子メールの本文、又は添付ファイルに、当該子メールを、前記分割手段による分割元のスレッドの電子メールとするための条件であるスレッド結合情報が含まれるかを判定する結合判定手段を更に備え、
    前記分割手段は、前記結合判定手段により、前記特定手段により特定された子メールの本文、又は添付ファイルに、当該子メールを、前記分割手段による分割元のスレッドの電子メールとするための条件であるスレッド結合情報が含まれると判定された場合に、当該子メールを、前記分割手段による分割元のスレッドの電子メールとすることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記文字判定手段により、前記スレッド分割情報よりも前に文字が含まれていると判定される場合に、当該スレッド分割情報よりも前の本文、又は添付ファイルに、除外情報が含まれるかを判定する除外判定手段と、
    前記除外判定手段により、当該スレッド分割情報よりも前の本文、又は添付ファイルに含まれると判定された除外情報と、当該スレッド分割情報との間に文字が含まれているかを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記分割手段は、前記除外判定手段により、当該スレッド分割情報よりも前の本文、又は添付ファイルに、除外情報が含まれると判定され、前記判定手段により、除外情報と、当該スレッド分割情報との間に文字が含まれていると判定された場合に、前記生成手段により生成された電子メールと、前記特定手段により特定された子メールとが同一スレッドとするように、前記生成手段により生成された電子メールと、前記特定手段により特定された子メールとのヘッダ情報を設定して、前記記憶手段に記憶されているスレッドを分割することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記分割手段は、前記除外判定手段により、当該スレッド分割情報よりも前の本文、又は添付ファイルに、除外情報が含まれると判定され、前記文字判定手段により、除外情報と、当該スレッド分割情報との間に文字が含まれていないと判定された場合に、前記記憶手段に記憶されている複数の電子メールのスレッドを分割することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記分割手段により分割されたスレッドの電子メールの一覧を出力する出力手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記出力手段は、前記分割手段により分割されたスレッドの電子メールのうち、前記生成手段により複製して生成された電子メール、及び当該電子メールの複製元の電子メールと、前記生成手段により複製されていない電子メールとを識別表示することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 同一スレッドの複数の電子メールを記憶する記憶手段を備えた情報処理装置の制御方法であって、
    分割判定手段が、前記記憶手段に記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれるかを判定する分割判定工程と、
    分割手段が、前記分割判定工程で、前記記憶手段に記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれると判定されたことを条件に、前記記憶手段に記憶されている複数の電子メールのスレッドを分割する分割工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  9. 同一スレッドの複数の電子メールを記憶する記憶手段を備えた情報処理装置で読み取り実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    前記記憶手段に記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれるかを判定する分割判定手段と、
    前記分割判定手段で、前記記憶手段に記憶されている電子メールの本文、又は添付ファイルに、スレッドを分割するための条件であるスレッド分割情報が含まれると判定されたことを条件に、前記記憶手段に記憶されている複数の電子メールのスレッドを分割する分割手段として機能させることを特徴とするプログラム。






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