JP2014141847A - デッキプレート用インサート及びその取付方法 - Google Patents
デッキプレート用インサート及びその取付方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014141847A JP2014141847A JP2013011712A JP2013011712A JP2014141847A JP 2014141847 A JP2014141847 A JP 2014141847A JP 2013011712 A JP2013011712 A JP 2013011712A JP 2013011712 A JP2013011712 A JP 2013011712A JP 2014141847 A JP2014141847 A JP 2014141847A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insert
- deck plate
- washer member
- outer cylinder
- suspension bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Abstract
【解決手段】外筒部2とインサート本体3とを有し、外筒部2には、外周にデッキプレート上面に当接する鍔部21が設けられ、鍔部21の下方にデッキプレート下側にて外周方向に張出し可能な張出し片部22が設けられ、インサート本体3には、下方に開口する雌螺子部31が形成され、インサート本体3の頭部を打ち込むことで張出し片をデッキプレート下側にて張出させることで固定吊りボルトを吊下げ可能な構成において、デッキプレートと鍔部21との間に止水性弾性材料製のワッシャー部材4を配設し、ワッシャー部材4が、張出し片部22外周に装着され貫通孔に挿通取付される筒状体41と、筒状体41の外周方向に延伸する縁部42とを有し、インサート本体3の外周面であり外筒部2中空部の内周面に接する位置に、逆ネジが形成された構成である。
【選択図】図1
Description
前記外筒部には、その外周に前記デッキプレート挿通取付時に該デッキプレート上面に当接する鍔部が設けられ、該鍔部の下方に前記デッキプレート下側にて外周方向に張出し可能な張出し片部が設けられており、
前記インサート本体には、下方に開口する雌螺子部が形成されており、
前記デッキプレートに挿通した後に前記インサート本体の頭部を打ち込んで前記張出し片をデッキプレート下側にて外周方向に張出させて前記デッキプレートに固定し、吊りボルトを吊下げ可能な構成のデッキプレート用インサートにおいて、
前記デッキプレートと前記外筒部の鍔部との間に、止水性弾性材料で形成されたワッシャー部材を配設する構成であり、
前記ワッシャー部材が、前記鍔部の下方の張出し片部外周に装着されると共に、前記貫通孔に挿通取付される筒状体と、該筒状体の外周面の上端全周に外周方向に延伸する縁部と、を有する構成であり、
且つ前記インサート本体の外周面であって、少なくとも前記外筒部の中空部の内周面に接する位置に、逆ネジが形成された構成であること、
を特徴とするデッキプレート用インサート。
デッキプレートに形成される貫通孔に、前記ワッシャー部材を該ワッシャー部材の筒状体が前記貫通孔に入り込む共に縁部が前記デッキプレート上面に当接するように取り付け、
前記貫通孔に前記ワッシャー部材が介在した状態で外筒部及びインサート本体を挿通取付けし、
インサート本体の頭部をハンマーの如き打込手段を用いて叩くことにより該インサート本体を打ち込み、
この打ち込みによってインサート本体が下方に移動して張出し片部が内側から該インサート本体により外周方向に押し出されて張出させ、
この張出し片部の張出しにより、インサートをデッキプレートにワッシャー部材を介して密に固定し、
インサートの下方から雌螺子部に吊りボルトを螺合して該吊りボルトをインサートに吊下げ固定する構成であり、
且つ前記インサート本体の外周面であって、少なくとも前記外筒部の中空部の内周面に接する位置に、逆ネジが形成され、前記インサートに対する吊りボルトの螺合の際、前記インサート本体の供回りを抑制すること、
を特徴とする電気プレート用インサートの取付方法。
前記ワッシャー部材が、水膨張性ゴムによって形成された構成であることを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載のデッキプレート用インサート。
デッキプレート5に穿かれる貫通孔51に上方から挿通取付する外筒部2と、該外筒部2の中空部に挿入装着されているインサート本体3と、を有して成り、
前記外筒部2には、その外周に前記デッキプレート5挿通取付時に該デッキプレート5上面に当接する鍔部21が設けられ、該鍔部21の下方に前記デッキプレート5下側にて外周方向に張出し可能な張出し片部22が設けられており、
前記インサート本体3には、下方に開口する雌螺子部31が形成されており、
前記デッキプレート5の貫通孔51に挿通した後に前記インサート本体の頭部を打ち込んで前記張出し片をデッキプレート下側にて外周方向に張出させて前記デッキプレート5に固定し、吊りボルト7を吊下げ可能な構成において、
前記鍔部21の下方の外筒部2外周に装着されると共に前記貫通孔51に挿通取付される筒状体41と、該筒状体41の外周面の上端全周に外周方向に延伸する縁部42と、を有する止水性弾性材料で形成されたワッシャー部材4を、前記デッキプレート5と前記外筒体2との間に配設する構成である。
2 外筒部
21 鍔部
22 張出し片部
23 補強リブ
3 インサート本体
31 雌螺子部
32 逆ネジ部
4 ワッシャー部材
41 筒状体
42 縁部
5 デッキプレート
51 貫通孔
6 ハンマー
7 吊りボルト
8 打設コンクリート
デッキプレートに形成される貫通孔に、前記ワッシャー部材を該ワッシャー部材の筒状体が前記貫通孔に入り込む共に縁部が前記デッキプレート上面に当接するように取り付け、
前記貫通孔に前記ワッシャー部材が介在した状態で外筒部及びインサート本体を挿通取付けし、
インサート本体の頭部をハンマーの如き打込手段を用いて叩くことにより該インサート本体を打ち込み、
この打ち込みによってインサート本体が下方に移動して張出し片部が内側から該インサート本体により外周方向に押し出されて張出させ、
この張出し片部の張出しにより、インサートをデッキプレートにワッシャー部材を介して密に固定し、
インサートの下方から雌螺子部に吊りボルトを螺合して該吊りボルトをインサートに吊下げ固定する構成であり、
且つ前記インサート本体の外周面であって、少なくとも前記外筒部の中空部の内周面に接する位置に、逆ネジが形成され、前記インサートに対する吊りボルトの螺合の際、前記インサート本体の供回りを抑制すること、
を特徴とするデッキプレート用インサートの取付方法。
Claims (6)
- デッキプレートに穿かれる貫通孔に上方から挿通取付する外筒部と、該外筒部の中空部に挿入装着されているインサート本体と、を有して成り、
前記外筒部には、その外周に前記デッキプレート挿通取付時に該デッキプレート上面に当接する鍔部が設けられ、該鍔部の下方に前記デッキプレート下側にて外周方向に張出し可能な張出し片部が設けられており、
前記インサート本体には、下方に開口する雌螺子部が形成されており、
前記デッキプレートに挿通した後に前記インサート本体の頭部を打ち込んで前記張出し片をデッキプレート下側にて外周方向に張出させて前記デッキプレートに固定し、吊りボルトを吊下げ可能な構成のデッキプレート用インサートにおいて、
前記デッキプレートと前記外筒部の鍔部との間に、止水性弾性材料で形成されたワッシャー部材を配設する構成であり、
前記ワッシャー部材が、前記鍔部の下方の張出し片部外周に装着されると共に、前記貫通孔に挿通取付される筒状体と、該筒状体の外周面の上端全周に外周方向に延伸する縁部と、を有する構成であり、
且つ前記インサート本体の外周面であって、少なくとも前記外筒部の中空部の内周面に接する位置に、逆ネジが形成された構成であること、
を特徴とするデッキプレート用インサート。 - 前記ワッシャー部材の縁部の外径が、前記外筒部の鍔部の外径よりも大であることを特徴とする請求項1に記載のデッキプレート用インサート。
- 前記ワッシャー部材の筒状体が、デッキプレート挿通取付時に該デッキプレート下面より突出する長さであることを特徴とする請求項1又は2に記載のデッキプレート用インサート。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のデッキプレート用インサートをデッキプレートに取り付ける方法であって、
デッキプレートに形成される貫通孔に、前記ワッシャー部材を該ワッシャー部材の筒状体が前記貫通孔に入り込む共に縁部が前記デッキプレート上面に当接するように取り付け、
前記貫通孔に前記ワッシャー部材が介在した状態で外筒部及びインサート本体を挿通取付けし、
インサート本体の頭部をハンマーの如き打込手段を用いて叩くことにより該インサート本体を打ち込み、
この打ち込みによってインサート本体が下方に移動して張出し片部が内側から該インサート本体により外周方向に押し出されて張出させ、
この張出し片部の張出しにより、インサートをデッキプレートにワッシャー部材を介して密に固定し、
インサートの下方から雌螺子部に吊りボルトを螺合して該吊りボルトをインサートに吊下げ固定する構成であり、
且つ前記インサート本体の外周面であって、少なくとも前記外筒部の中空部の内周面に接する位置に、逆ネジが形成され、前記インサートに対する吊りボルトの螺合の際、前記インサート本体の供回りを抑制すること、
を特徴とする電気プレート用インサートの取付方法。 - 吊りボルトをインサートに螺合した後に、デッキプレート上にコンクリートを打設することを特徴とする請求項4に記載のデッキプレート用インサートの取付方法。
- 吊りボルトをインサートに螺合する前に、デッキプレート上にコンクリートを打設することを特徴とする請求項4に記載のデッキプレート用インサートの取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013011712A JP6189598B2 (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | デッキプレート用インサート及びその取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013011712A JP6189598B2 (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | デッキプレート用インサート及びその取付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014141847A true JP2014141847A (ja) | 2014-08-07 |
JP6189598B2 JP6189598B2 (ja) | 2017-08-30 |
Family
ID=51423347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013011712A Active JP6189598B2 (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | デッキプレート用インサート及びその取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6189598B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102381592B1 (ko) * | 2020-10-21 | 2022-03-31 | 김정래 | 콘크리트 내설용 철근스페이서 일체형 다용도 복합 인서트장치 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60102304U (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-12 | 未来工業株式会社 | デツキプレ−ト用インサ−ト |
JPH10121584A (ja) * | 1996-10-18 | 1998-05-12 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 構造物支承体の取り付け構造 |
JP2000248637A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-09-12 | Kawaguchi Metal Industries Co Ltd | アンカープレート |
JP2010270495A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Shimizu Corp | インサート |
JP3168548U (ja) * | 2011-04-05 | 2011-06-16 | 株式会社三門 | デッキプレート用インサート |
-
2013
- 2013-01-25 JP JP2013011712A patent/JP6189598B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60102304U (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-12 | 未来工業株式会社 | デツキプレ−ト用インサ−ト |
JPH10121584A (ja) * | 1996-10-18 | 1998-05-12 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 構造物支承体の取り付け構造 |
JP2000248637A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-09-12 | Kawaguchi Metal Industries Co Ltd | アンカープレート |
JP2010270495A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Shimizu Corp | インサート |
JP3168548U (ja) * | 2011-04-05 | 2011-06-16 | 株式会社三門 | デッキプレート用インサート |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102381592B1 (ko) * | 2020-10-21 | 2022-03-31 | 김정래 | 콘크리트 내설용 철근스페이서 일체형 다용도 복합 인서트장치 |
WO2022085907A1 (ko) * | 2020-10-21 | 2022-04-28 | 김정래 | 콘크리트 내설용 철근스페이서 일체형 다용도 복합 인서트장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6189598B2 (ja) | 2017-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6093808B2 (ja) | 基礎部の配管構造及び基礎部の配管工法 | |
JP6189598B2 (ja) | デッキプレート用インサート及びその取付方法 | |
CN206449309U (zh) | 复合止水套管 | |
JP3168548U (ja) | デッキプレート用インサート | |
JP2010270495A (ja) | インサート | |
KR200489729Y1 (ko) | 데크플레이트용 인서트기구 | |
US10044179B2 (en) | Method of installing elongate bodies in a building | |
JP2006291594A (ja) | 防水層の改修用ドレーン | |
CN211315365U (zh) | 一种穿墙管道的防水结构 | |
JP4841482B2 (ja) | 配管カバー装置 | |
JP3165913U (ja) | パネル固定材 | |
CN204420338U (zh) | 实验室通用管道穿楼板预埋装置 | |
CN202930888U (zh) | 一种电缆管孔封堵阻水装置 | |
KR200412751Y1 (ko) | 거푸집 간격 유지구 | |
KR101287503B1 (ko) | 혼합수전 체결장치 | |
CN202706135U (zh) | 一种建筑用下水道预埋管接头 | |
CN206830966U (zh) | 一种柔性防水穿墙套管结构 | |
KR100839353B1 (ko) | 맨홀의 흄관연결 구조물 | |
CN206268098U (zh) | 防漏雨除烟雾屋顶风机 | |
CN205534636U (zh) | Hdpe排水管止水环 | |
JP2007170125A (ja) | 跡穴処理栓 | |
CN203837156U (zh) | 空调外机 | |
CN219035815U (zh) | 一种含有穿墙管道的外墙防渗漏结构 | |
CN204435872U (zh) | 模板对拉紧固用套筒螺栓 | |
CN216344653U (zh) | 管道封堵器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151005 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160816 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161011 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170314 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170518 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20170606 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170801 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170803 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6189598 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |