JP2014141150A - 車両組立装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】図(b)に示すように、ドア置き台12及びドア45が下流に置かれている。ドア45を把持したドア支持機構30は、矢印(11)のように上流へ向かい、車体11に遭遇したら矢印(12)のように下流に移動しつつドア取付作業がなされ、作業が終了したら矢印(13)のように待機位置へ戻される。矢印(13)だけが空荷である。特に、矢印(11)中に、作業員はドア45を目視点検することができる。すなわち、矢印(11)と矢印(12)は有効に作業がなされる。
【効果】上流から下流へ移動する車体に対して、下流から上流へドアを移動するため、ドアは必ず車体に到達する。車体とドアとのマッチングは極めて容易である。
【選択図】図10
Description
移動中の車体に、ドアを取付ける車両組立装置は、各種の構造のものが知られている(例えば、特許文献1(第8図)参照。)。
図11は従来の車両組立装置の基本原理を説明する図であり、車体コンベア101により、車体102が矢印(1)のように、連続的に搬送される。
車体102の側方には、矢印(2)のように周回する長円形コンベア103が設けられ、この長円形コンベア103で複数のキャリア104が周回搬送される。
連続的に搬送される車体102に対して、長円形コンベア103を高速で周回させる。すると、車体102に前部ドア106が追いつく。この時点で長円形コンベア103を車体コンベア101と同速にし、同速の間に前部ドア106を車体102に取付ける。次に、長円形コンベア103を高速で周回させる。すると、車体102に後部ドア107が追いつく。この時点で長円形コンベア103を車体コンベア101と同速にし、同速の間に後部ドア107を車体102に取付ける。
すなわち、キャリア104の有効稼働率は約50%である。
車両組立装置の有効活用を図る上で、この稼働率を高めることが求められる。
このように、矢印(1)と矢印(2)が同じ向きであるため、車体102と前部ドア106又は後部ドア107とのマッチング(合わせ作業)が難しい。
車体とドアのマッチングが容易である車両組立装置が求められる。
前記車体の移動中心線に沿って延ばされる固定レールと、
この固定レールに移動自在に吊される移動枠体と、
この移動枠体に設けられ前記移動中心線と直交する方向へ延ばされる移動レールと、
前記移動中心線と直交する方向へ移動可能に、前記移動レールに取付けられる移動板と、
この移動板に吊り下げられ前記ドアを支えるドア支持機構と、
下流位置に且つ前記移動板を前記移動中心線から離れるように移動したときに前記ドア機構で前記ドアを受け取ることができる位置に設けられ前記ドアを載置するドア置き台と、
前記移動板に取付けられ前記移動中心線に向かって延ばされるキック部材と、
前記移動中心線寄りの部位に配置され前記キック部材で操作され前記移動板が前記移動中心線寄りの所定位置に達したことを検出する第1センサと、
前記移動中心線寄りの部位にて前記移動枠体に取付けられ前記第1センサの検出情報に基づいて上昇する昇降部材と、
この昇降部材の軌跡と重なるように且つ前記固定レールの下流位置にて前記固定レールに取付けられ前記昇降部材で操作され前記ドア支持機構が許容作業範囲を逸脱して下流側に到達したことを検出する第2センサと、からなることを特徴とする。
当接部材にドアを当接するだけで、車体にドアをマッチングさせることができるため、作業性が一層高まる。すなわち、車体に当接部材を斜めに取付けておくことで、当接後にドアが車体に連結し易い角度に保たれ、好ましい。
また、左ドア用の設備と右ドア用の設備が移動中心線13に対称に配置されている。以下の説明では左ドア用の設備、すなわち、移動中心線13より図下の設備を説明し、右ドア用の設備の説明は省略する。
移動枠体16は、下流から上流(又は、上流から下流)へ移動可能に固定レール14、15に吊されている。
移動枠体16について詳細を次に説明する。
図3は、図2の3−3矢視図であり、正しくはハンドル35が図手前にあり、ドア45が図奥にあるが、理解を容易にするために、ハンドル35を右、ドア45を左に示した。
ドア支持機構30は、天板31と、この天板31から吊り下げられるパワーアシストシリンダ32と、このパワーアシストシリンダ32から下へ延びるピストンロッドに取付られるアタッチメント33と、このアタッチメント33に付設されるハンドル35と、アタッチメント33に取付けられる水平軸36と、この水平軸36に一端が固定されて延びるアーム37と、このアーム37に取付けられるJ形部材38と、水平軸36の一端に設けられ作業員(図8、符号62)が操作するレバー39と、水平軸36の近傍から上へ延ばされるドア受け部材41と、このドア受け部材41の上部に取付けられる軟質材42と、天板31に縦向きに設けられるストッパピン43と、このストッパピン43を図示せぬスプリングに抗して引き下げる引き部材44とからなる。引き部材44は、綱、紐、ロープ、ワイヤ、ロッドの何れでもよい。
第1穴46又は第2穴47に挿入されているストッパピン43を、図3に示す引き部材44で強制的に抜くことができる。また、引き部材44を弛めると、スプリングで付勢されるストッパピン43が第1穴46又は第2穴47に挿入される。
図4(a)では、J形部材38は待機位置にある。レバー39を上げて水平軸36を約90°回すと、図4(b)に示すように、J形部材38は縦向き姿勢となる。次に、全体(J形部材38、水平軸36、レバー39)を上げると、図3に示すように、爪48をドア45の開口に引っ掛けることができる。
第1センサ57はオフ状態にあると共に、昇降部材52が下位位置にあるため、図面奥に配置される第2センサ53もオフ状態にある。
この状態のままで、移動枠体16が図面奥へ移動すると、昇降部材52により第2センサ53がオン状態になる。
図7(a)にて、ドア置き台12にドア45が載せられている。
このとき、車体11は上流にあり且つこの車体11に、治具としての当接部材61が斜めに取付けられている。そして、ドア支持機構30をドア置き台12の近傍へ移動し、ドア置き台12のドア45を把持させる。
図7(c)の時点で、図6に示すように、キック部材51により第1センサ57がオン状態になる。第1センサ57がオンになることで、ドア45が車体11への取付け位置に達したことが認識される。
取付けが終了すると作業員の手で、図9(b)に示すように、ドア支持機構30がドア置き台12の近傍の待機位置へ戻される。この際に、キック部材51が外側の固定レール15寄りに移動するため、図6から図5に変わる。すなわち、第1センサ57がオフ状態になり、作業終了が認識される。
このときは、図9(c)に示すように、昇降部材52が内側の固定レール14近傍で図6のように上昇した状態にあるため、この昇降部材52で第2センサ53がオン状態になる。このオン信号により、異常を認識し、車体11の移動を停止し、作業を中断するなどの対策を講じる。
一方、本発明のように、上流にある車体に、下流にドアを接近させると、車体にドアが遭遇するタイミングが、中流又は下流であることもあり得る。結果、作業遅延が起こりやすい。その対策として、第2センサ53を設けた。
比較例では、図10(a)で示すように、ドア置き台110及びドア111は上流に置かれている。
ドア支持機構112は、矢印(6)のように、上流で車体113に接近し、矢印(7)のように下流へ移動し、矢印(8)のように車体113から離れ、矢印(9)のように待機位置へ戻る。矢印(8)と矢印(9)が、いわゆる空荷状態となる。
ドア45を把持したドア支持機構30は、矢印(11)のように上流へ向かい、車体11に遭遇したら矢印(12)のように下流に移動しつつドア取付作業がなされ、作業が終了したら矢印(13)のように待機位置へ戻される。矢印(13)だけが空荷である。
特に、矢印(11)中に、作業員はドア45を目視点検することができる。すなわち、矢印(11)と矢印(12)は有効に作業がなされる。
以上のように、図10(a)に比較して、図10(b)は格段に作業効率が高まる。
Claims (3)
- 上流から下流へ移動する車体に、ドアを取付ける車両組立装置であって、
前記車体の移動中心線に沿って延ばされる固定レールと、
この固定レールに移動自在に吊される移動枠体と、
この移動枠体に設けられ前記移動中心線と直交する方向へ延ばされる移動レールと、
前記移動中心線と直交する方向へ移動可能に、前記移動レールに取付けられる移動板と、
この移動板に吊り下げられ前記ドアを支えるドア支持機構と、
下流位置に且つ前記移動板を前記移動中心線から離れるように移動したときに前記ドア機構で前記ドアを受け取ることができる位置に設けられ前記ドアを載置するドア置き台と、
前記移動板に取付けられ前記移動中心線に向かって延ばされるキック部材と、
前記移動中心線寄りの部位に配置され前記キック部材で操作され前記移動板が前記移動中心線寄りの所定位置に達したことを検出する第1センサと、
前記移動中心線寄りの部位にて前記移動枠体に取付けられ前記第1センサの検出情報に基づいて上昇する昇降部材と、
この昇降部材の軌跡と重なるように且つ前記固定レールの下流位置にて前記固定レールに取付けられ前記昇降部材で操作され前記ドア支持機構が許容作業範囲を逸脱して下流側に到達したことを検出する第2センサと、
からなることを特徴とする車両組立装置。 - 前記ドア支持機構は、鉛直軸廻りに回転自在に前記移動板に吊り下げられていることを特徴とする請求項1記載の車両組立装置。
- 上流から下流へ移動する前記車体に、下流から上流へ移動する前記ドアに当接する当接部材が着脱自在に取付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両組立装置。
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JP5694395B2 JP5694395B2 (ja) | 2015-04-01 |
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