JP2014140443A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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秀晃 牛島
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Abstract

【課題】万が一製品の不良により排水機構から水が漏れてきた場合でも、使用者が早期に発見することを可能とし、水漏れによる被害拡大を防止する。
【解決手段】ドラム4を回転させるモータ10と、水槽2の給気口14および排気口15に連通接続した風路16と、冷媒が循環するように圧縮機18と管路22で連結した蒸発器21および凝縮器19を風路内に配設したヒートポンプ装置17と、風路を通して水槽内に乾燥用空気を送風する送風機24とを備え、ヒートポンプ装置17を筐体1内の前面1b側の下部に配設し、ヒートポンプ装置17の前面外壁に溜り水によって開かれて溜まり水を排水させるが外気の吸引を阻止する排水機構37を配設したものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、衣類等の乾燥を行う熱源にヒートポンプ装置を用いる乾燥ユニットあるいは前記乾燥ユニットを組込み、衣類等の被乾燥物を所定空間内へ収納し、その空間の乾燥を行う乾燥装置、さらには衣類等の洗濯機能を備えた洗濯乾燥機に関するものである。
従来、この種の洗濯乾燥機は、乾燥装置をヒートポンプ装置で構成したものが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の洗濯乾燥機を示すものである。図7に示すように、水槽51内にドラム52が回転可能に設けられ、水槽51の外周下部に取り付けられたモータ53によりベルト54を介してドラム52を回転させる。乾燥装置を構成するヒートポンプ装置の圧縮機55、蒸発器56、凝縮器57は、冷媒が循環するように管路で連結されて水槽51の下方に配設されている。蒸発器56と凝縮器57は、風路58内に配設されている。
ドラム52内で衣類と接触した湿った乾燥用空気は、送風ファン59により排気風路60を通って蒸発器56で冷却除湿された後、凝縮器57で加熱される。乾いた高温の乾燥用空気は、給気風路61を通ってドラム52内へ導入されて循環し、ドラム52内の衣類等を乾燥させるようにしたものである。
特開2004−135715号公報
しかしながら、ヒートポンプ装置を設けた洗濯乾燥機は、ヒートポンプ装置に設けられた排水機構が製品の中央付近や後側に配設されているため、万が一ヒートポンプ装置内部や洗濯乾燥機の異常により排水機構から水漏れした場合、その発見が遅れることが懸念される。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、製品の前側下方に配設されたヒートポンプ装置の前面に排水機構を設けることで、万が一製品の不良により排水機構から水が漏れてきた場合でも、水が製品の前側に流れるので使用者が早期に発見することを可能とし、水漏れによる被害の拡大を防止できる洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯乾燥機は、筐体内に弾性支持され乾燥用空気の給気口および排気口を設けた水槽と、前記水槽内で回転軸を中心に回転自在に設けられたドラムと、前記ドラムを回転させるモータと、前記水槽の給気口および排気口に連通接続した風路と、冷媒が循環するように圧縮機と管路で連結した蒸発器および凝縮器を前記風路内に配設したヒートポンプ装置と、前記風路を通して前記水槽内に乾燥用空気を送風する送風機とを備え、前記ヒートポンプ装置を前記筐体内の前側下方に配設し、前記ヒートポンプ装置の前面外壁に、前記ヒートポンプ装置内の溜まり水を排水させる排水機構を配設したものである。
これにより、万が一製品の不良により排水機構から水が漏れてきた場合でも、水が製品の前側に流れるので使用者が早期に発見することを可能とし、水漏れによる被害の拡大を防止できることができる。
本発明の洗濯乾燥機は、万が一製品の不良により排水機構から水が漏れてきた場合でも、使用者が早期に発見することを可能とし、拡大被害を防止できる。
本発明の実施の形態1の洗濯乾燥機の側方から見た要部断面図 (a)同洗濯乾燥機の前方から見た要部断面図(b)排水機構37付近の拡大斜視図 同洗濯乾燥機の後方から見た要部断面図 同洗濯乾燥機の上方から見た要部断面図 同洗濯乾燥機のヒートポンプ装置のシステム概略図 同洗濯乾燥機のヒートポンプ装置の取外し時の作用図 従来の洗濯乾燥機の構成図
第1の発明は、筐体内に弾性支持され乾燥用空気の給気口および排気口を設けた水槽と、前記水槽内で回転軸を中心に回転自在に設けられたドラムと、前記ドラムを回転させるモータと、前記水槽の給気口および排気口に連通接続した風路と、冷媒が循環するように圧縮機と管路で連結した蒸発器および凝縮器を前記風路内に配設したヒートポンプ装置と、前記風路を通して前記水槽内に乾燥用空気を送風する送風機とを備え、前記ヒートポンプ装置を前記筐体内の前側下方に配設し、前記ヒートポンプ装置の前面外壁に、前記ヒートポンプ装置内の溜まり水を排水させる排水機構を配設したことにより、万が一製品の不良により排水機構から水が漏れてきた場合でも、水が製品の前側に流れるので使用者が早期に発見することを可能とし、水漏れによる被害の拡大を防止できることができる。
第2の発明は、前記排水機構は、前記ヒートポンプ装置内の溜まり水によって開かれて溜まり水を排水させ、前記ヒートポンプ装置外の空気の吸引を阻止するようにしたことにより、風路と水槽とを循環する空気に外気が不意に混じる等、すなわち、季節によって温度の低い外気や湿度の高い外気が、風路と水槽とを循環する空気に混じることによるヒートポンプ装置の乾燥性能への悪影響を防止できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯乾燥機の側方から見た要部断面図、図2(a)は、同洗濯乾燥機の前方から見た要部断面図、図2(b)は、排水機構37付近の拡大斜視図、図3は、同洗濯乾燥機の後方から見た要部断面図、図4は、同洗濯乾燥機の上方から見た要部断面図、図5は、同洗濯乾燥機のヒートポンプ装置のシステム概略図、図6(a)〜(c)は、同洗濯乾燥機のヒートポンプ装置の取外し時の作用図である。
図1〜図6において、洗濯乾燥機の外郭を形成する筐体1内に洗濯水を貯める略円筒形状の水槽2を設けている。水槽2内には、前後方向に延びる回転軸RX(図1における一点鎖線で表示)を中心に回転自在に設けられた有底円筒状のドラム4を設けている。水槽2は、左右一対のダンパー5により下方から弾性支持されるとともに、左右一対のばね6により吊下げ、水槽2の前面に設けた開口部7側が上位となるように、回転軸RXを前上
がりに傾斜させている。
水槽2の後部外面には、回転軸RXを回転支持する軸受8とプーリ9を設け、水槽2の外周下部に固着したモータ10の駆動力を、ベルト11を介してドラム4に伝達し回転させる。モータ10は、その回転軸10aがドラム4の回転軸RXと平行に水槽2の後部寄りに取り付けてあり、図3に示すように、前方から見てドラム4の回転軸RXを通る鉛直線イの左側に位置し、水槽2の外周下方に設けて筐体1の後面1a側の内部の下方に配設している。
ドラム4の周側面に多数の透孔12が設けてあり、この透孔12を通して水槽2内と連通している。また、ドラム4の周側面に内方へ突出するバッフル13を複数設けている。水槽2の後面に乾燥用空気を導入する給気口14を設け、水槽2の上方前部に乾燥用空気を排出する排気口15を設けている。給気口14および排気口15に風路16を連通接続している。
ヒートポンプ装置17は、圧縮機18と、この圧縮機18で圧縮された冷媒の熱を放熱する凝縮器19と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り弁や毛細管等からなる絞り手段20と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う蒸発器21とを冷媒が循環するように管路22で連結されており、冷媒は図5の矢印Aの方向に流れて循環し、ヒートポンプサイクルを実現する。風路16内には、ヒートポンプ装置17の蒸発器21および凝縮器19を配設している。
ヒートポンプ装置17の圧縮機18と管路22で連結された凝縮器19と絞り手段20および蒸発器21は、風路16を形成するケース23内に格納されている。ケース23には、上方から乾燥用空気が流入する流入口23aと、蒸発器21および凝縮器19を通過した乾燥用空気が後方へ流出する流出口23bを設けている。
流入口23aは、風路16を構成する排気ダクト16aと連通接続し、排気口15と繋がっている。また、流出口23bは、風路16を構成するダクト16bを介して送風機24と着脱自在に連通接続している。
ヒートポンプ装置17は、図2に示すように、筐体1の前面1bである前方から見てほぼ中央に位置している。
送風機24は、筐体1の右壁1d側に配設するとともに、ヒートポンプ装置17の後方で、かつ、送風ファン24aの回転軸24b方向をヒートポンプ装置17に向けて設置し、送風ファン24aの直径方向の上部24cが水槽2の最下部2aより上方(H)に位置するように構成している。
送風機24は、風路16を構成する給気ダクト16cと連通接続し、給気口14と繋がっている。水槽2の後面でプーリ9の外周縁に沿って円弧状に形成した給気ダクト16cを通して給気口14から水槽2内に乾燥用空気を送風する。
ヒートポンプ装置17は、ダクト16bを介して送風機24と着脱自在に連通接続し、筐体1内に設置したヒートポンプ装置17を筐体1の前面1bから取り出し可能に構成している。
排気口15から排気ダクト16aに流れる乾燥用空気に含まれる糸屑等のリントを捕集する乾燥フィルタ25を設けている。乾燥フィルタ25は、筐体1内の上部に着脱自在に配設され、上面1e側へ取り出し可能に設けている。
水槽2内の洗濯水は、底部に設けた排水口26に連通接続した排水路27を経て機外へ排出される。排水路27の途中には、洗濯水から異物を回収する排水フィルタ28を設けている。排水フィルタ28は、モータ10の前方に位置し、筐体1内の前部に着脱自在に設けて前面1b側へ取り出し可能に設けている。
水槽2の開口部7を開閉する扉29を筐体1の前面1bに設け、扉29の下方にヒートポンプ装置17を前面側から覆うカバー30をねじ31で取外し可能に取着している。
ヒートポンプ装置17のケース23の底部には、蒸発器21で結露した除湿水を排出する排水ポンプ33を設けている。排水ポンプ33に排水路27と繋がった排水管34を連通接続し、排水管34を通して排水路27から機外へ排出される。
また、ヒートポンプ装置17のケース23の前面には排水機構37を設けている。万が一製品の不良により、ケース23内に水が堆積した場合に、この部分からヒートポンプ装置17の外部へ排出するようにしている。
排水機構37はヒートポンプ装置17のケース23の前面に設けているので、排水機構37から排出される水は、筐体1の前方下部から流出するように構成されており、水が製品の前側に流れやすくなるので使用者が水漏れを早期に発見しやすくなり、水漏れによる被害の拡大防止につなげることができる。
また図1および図2のとおり、排水機構37はケース23の下部に設けているので、万が一製品の不良により、ケース23内に水が堆積した場合でもヒートポンプ装置17の上方まで水が溜まることはないので、ヒートポンプ装置17内の各構成への水浸漬による悪影響を避けることができる。
また排水機構37は、図2(b)のとおり、逆止弁37a、排水穴37b、逆止弁取り付けフック37c、逆止弁取り付け穴37dにて構成されており、ヒートポンプ装置17内の溜まり水によって開かれて溜まり水を排水させ、ヒートポンプ装置17外の空気の吸引を阻止する逆止弁構造としたことにより、風路16と水槽2とを循環する空気に外気が不意に混じる等、すなわち、季節によって温度の低い外気や湿度の高い外気が、風路と水槽とを循環する空気に混じることによるヒートポンプ装置17の乾燥性能への悪影響を防止できる。
さらにいえば図2のとおり、排水機構37は、蒸発器21側ではなく、凝縮器19側に設けているので、この位置で前記のとおり逆止弁構造としたことにより、温度の低い外気や湿度の高い外気が、蒸発器21から凝縮器19を経由して水槽2へ送られる空気、すなわち温められかつ除湿された空気に混じることによるヒートポンプ装置17の乾燥性能への悪影響を防止できる。
筐体1の下部を台枠35で支持し、水槽2を下方から弾性支持するダンパー5の下端を台枠35で支持している。また、ヒートポンプ装置17のケース23と、このケース23とダクト16bを介して接続した送風機24も台枠35上に設置している。
制御手段36は、ヒートポンプ装置17の圧縮機18、ドラム4を回転駆動するモータ10、乾燥用空気を送風する送風機24等を制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を逐次制御する。
以上のように構成された洗濯乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。まず、
洗い工程の手順を示す。最初に扉29を開放し、開口部7からドラム4内に衣類等の洗濯物を投入した後、扉29を閉じ、操作ボタン(図示せず)を押して所望の運転プログラムを選択して運転を開始させる。
制御手段36は、扉29が閉じられていることを確認した後、モータ10を駆動させ、回転数などの負荷情報から投入された衣類の量を判定する。その後、給水弁(図示せず)を開放して水槽2に水を貯め始める。衣類の量に応じてあらかじめ設定された水量が給水されると給水を停止し、モータ10を正転、反転を繰り返すなど、所定のプログラムにしたがってドラム4を回転させる。
ドラム4内の衣類ロは、バッフル13によって回転方向へ持ち上げられて、ドラム4内の上方から落下し、叩き洗いの作用で汚れを落とし、所定の時間が経過すると洗い工程を終了する。
洗い工程に続いて、次に、すすぎ工程を実行する。すすぎ工程では、排水、給水、モータ10駆動というすすぎ作業を行う。水槽2に水を貯めた状態でモータ10を駆動させ、衣類に付着している洗剤成分や汚れ成分を汚れていない水の中へと移動させて汚れを落とすすすぎを実行し、所定の時間が経過すると1回のすすぎ作業を終了し、これを2回繰り返した後、水槽2内の水を排出してすすぎ工程を終了する。
すすぎ工程に続いて、次に、脱水工程を実行する。脱水工程では、モータ10を駆動させてドラム4を高速回転(例えば1100rpm)させる。このとき、回転数が増加していくにつれて、衣類に付加される遠心力が強まっていくため、衣類はドラム4の内周面に張り付いていく。衣類に含まれる水分は遠心力によりドラム4の透孔12から水槽2内へ移動し、脱水された水分は、排水路27を経て機外へ排出される。
次に、乾燥工程について説明する。洗い、すすぎ、脱水の各工程を実行した後、衣類の乾燥を実行する。乾燥運転を開始すると、モータ10が回転し、ドラム4および送風機24が回転して乾燥用空気の流れ(矢印B)が生じる。乾燥用空気は、ドラム4内の衣類ロから水分を奪って多湿となった後、乾燥フィルタ25を通過し、排気ダクト16aを通ってヒートポンプ装置17の蒸発器21へ導かれる。ドラム4は、モータ10によりベルト11を介して回転駆動され、衣類ロはドラム4内で撹拌される。
ヒートポンプ装置17の圧縮機18を作動させると、冷媒が圧縮され、この圧力により凝縮器19、絞り手段20、蒸発器21を循環する。凝縮器19では高圧状態で冷媒の熱が放出され、蒸発器21では、絞り手段20で減圧されて低圧状態となり冷媒へ熱が吸収される。このとき送風機24によって風路16を流れる乾燥用空気を凝縮器19の放熱によって加熱する。
送風機24により、給気ダクト16cを通り、給気口14からドラム4内に送風された温風は、衣類ロの間を通るときに水分を奪って多湿となった後、排気口15から乾燥フィルタ25を通過してリント等の異物が除去され、排気ダクト16aを通ってヒートポンプ装置17の蒸発器21へ導かれる。この多湿の乾燥用空気は、蒸発器21を通過する際に顕熱と潜熱が奪われて除湿され、乾いた空気と除湿水に分離される。
この乾いた空気は、凝縮器19で再び加熱され、温風となって送風機24により再びドラム4内へ送風される。一方、蒸発器21で結露した除湿水は、排水ポンプ33により排水管34から排水路27を通して機外へ排出する。
衣類ロから水分を奪って排気口15から排気される湿った空気は、水槽2の前方に位置
し筐体1の右壁1cに沿って水槽2の上部から下方に向かって延びる排気ダクト16aを通り、筐体1内の前面1b近傍に位置する流入口23aからケース23内に流入する。
ケース23内に流入した乾燥用空気は、筐体1内の前面1b側から後面1a側に向かって流れ、蒸発器21および凝縮器19を通過する。筐体1内の後面1a近傍に設けた送風機24に到達した乾燥用空気は、水槽2の後方を上方へ延びる給気ダクト16cを通り、給気口14から水槽2内に導入される。
すなわち、排気口15から排気された乾燥用空気は、ドラム4内と、水槽2の下方に設けたヒートポンプ装置17を、筐体1内の右壁1c側で循環する。
一方、ドラム4を回転駆動するモータ10は、筐体1内の左壁1d側で水槽2の下部に位置している。したがって、ドラム4の回転軸RXを通る鉛直線イの左側にモータ10を配設し、送風機24を鉛直線イの右側に隔てて配設し、なおかつヒートポンプ装置17をモータ10および送風機24と重ならない位置(前側下部)に配設することにより、水槽2の位置を筐体1内で上方へ上げる必要なく、水槽2の下部の空間を有効に活用することができる。
したがって、ドラム4を高速で回転させる脱水運転を実行する洗濯乾燥機においては、ドラム4内で洗濯物に偏りが生じた場合に発生する大きな振動を低減することができるとともに、水槽2の位置を下方へ下げることで、筐体1の高さを低くすることができ、小型化が可能になる。
また、重量の重いモータ10と送風機24、ヒートポンプ装置17の圧縮機18の位置が、筐体1内の下部で前後対称位置となることで、重量バランスをよくすることができ、設置時と運転時の安定性を高めることができる。
また、送風機24をヒートポンプ装置17の後方に配設し、送風ファン24aの回転軸24b方向をヒートポンプ装置17に向けて設置している。これにより、前上がりに傾斜した水槽2の後部と、筐体1の後面1aとの間に形成される下方空間に、送風ファン24aの直径方向の上部が水槽2の最下部2aより上方に位置するようにすることで、筐体1内の限られた空間に、大径の送風機24をコンパクトに設置することができ、送風能力を高めることができる。
また、図6に示すように、ヒートポンプ装置17は、筐体1の前面側から取り外すことができる。筐体1の前面1bにカバー30が取り付けられている。
次に、(c)のように、台枠35上に設置されているケース23を上方へ持ち上げた状態で、前方へ引き出すと、ダクト16b、ダクト16cに挿入されていたケース23が離脱し、ダクト16bは、送風機24に保持された状態、ダクト16cは台枠35に保持された状態でヒートポンプ装置17のケース23を取り出すことができる。これにより、筐体1を設置場所から移動させることなく、ヒートポンプ装置17を取り出すことができ、狭い場所でのメンテナンス作業を容易に行うことができる。
以上のように、本実施の形態においては、筐体1内に弾性支持され乾燥用空気の給気口14および排気口15を設けた水槽2と、水槽2内で前後方向に延びる回転軸RXを中心に回転自在に設けられた有底円筒状のドラム4と、水槽2の外周下部に固着されベルト11を介してドラム4を回転させるモータ10と、水槽2の給気口14および排気口15に連通接続した風路16と、冷媒が循環するように圧縮機18と管路22で連結した蒸発器21および凝縮器19を風路16内に配設したヒートポンプ装置17と、風路16を通し
て水槽2内に乾燥用空気を送風する送風機24を備え、モータ10および送風機24は、ドラム4の回転軸RXを通る鉛直線の右側と左側に隔て、かつ、モータ10、送風機24を筐体1内の後面側の下部に配設するとともに、ヒートポンプ装置17を筐体1内の前面側の下部に配設し、ヒートポンプ装置17の前面外壁に溜り水によって開かれて溜まり水を排水させるが外気の吸引を阻止する排水機構37を配設したたものであり、万が一製品の不良により排水機構から水が漏れてきた場合、早期に発見し、拡大被害を防止することができるものである。
以上のように、本発明にかかる洗濯乾燥機は、万が一製品の不良により排水機構から水が漏れてきた場合でも、使用者が早期に発見することを可能とし、水漏れの被害拡大を防止することができるので、洗濯乾燥機として有用である。
1 筐体
2 水槽
4 ドラム
9 プーリ
10 モータ
11 ベルト
14 給気口
15 排気口
16 風路
16a 排気ダクト(風路)
16b ダクト(風路)
16c 給気ダクト(風路)
17 ヒートポンプ装置
18 圧縮機
19 凝縮器
21 蒸発器
22 管路
24 送風機
28 排水フィルタ
37 排水機構

Claims (2)

  1. 筐体内に弾性支持され乾燥用空気の給気口および排気口を設けた水槽と、
    前記水槽内で回転軸を中心に回転自在に設けられたドラムと、
    前記ドラムを回転させるモータと、
    前記水槽の給気口および排気口に連通接続した風路と、
    冷媒が循環するように圧縮機と管路で連結した蒸発器および凝縮器を前記風路内に配設したヒートポンプ装置と、
    前記風路を通して前記水槽内に乾燥用空気を送風する送風機とを備え、
    前記ヒートポンプ装置を前記筐体内の前側下方に配設し、前記ヒートポンプ装置の前面外壁に、前記ヒートポンプ装置内の溜まり水を排水させる排水機構を配設した洗濯乾燥機。
  2. 前記排水機構は、前記ヒートポンプ装置内の溜まり水によって開かれて溜まり水を排水させ、前記ヒートポンプ装置外の空気の吸引を阻止するようにした請求項1記載の洗濯乾燥機。
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