JP2014137896A - 車両用灯具 - Google Patents
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- F21W2102/18—Arrangement or contour of the emitted light for regions other than high beam or low beam for overhead signs
Abstract
【課題】車両用灯具のサイズ拡大を抑制しつつ、上空光配光パターンを形成する。
【解決手段】車両用灯具10は、発光面を下向きにして配置される半導体発光素子12と、半導体発光素子12またはその近傍を焦点とする回転放物面を基調とした形状の第1リフレクタ14と、車体前方側で半導体発光素子12に隣接して配置される第2リフレクタ16と、を備える。第2リフレクタ16の反射面は、半導体発光素子12からの光を第1リフレクタ14に向けて反射するように構成される。第1リフレクタ14の反射面は、半導体発光素子からの直接光を反射して、水平線よりも下側を照射する拡散配光パターンを形成するとともに、第2リフレクタ16からの反射光を反射して、水平線よりも上側を照射する上空光配光パターンを形成するように構成される。
【選択図】図4
【解決手段】車両用灯具10は、発光面を下向きにして配置される半導体発光素子12と、半導体発光素子12またはその近傍を焦点とする回転放物面を基調とした形状の第1リフレクタ14と、車体前方側で半導体発光素子12に隣接して配置される第2リフレクタ16と、を備える。第2リフレクタ16の反射面は、半導体発光素子12からの光を第1リフレクタ14に向けて反射するように構成される。第1リフレクタ14の反射面は、半導体発光素子からの直接光を反射して、水平線よりも下側を照射する拡散配光パターンを形成するとともに、第2リフレクタ16からの反射光を反射して、水平線よりも上側を照射する上空光配光パターンを形成するように構成される。
【選択図】図4
Description
本発明は、拡散配光パターンと上空光配光パターンの両方を形成する車両用灯具に関する。
車両用灯具の中には、光源から発せられた光を拡散させて照射する主配光パターンに加えて、主配光パターンの上方を照射する上空光パターンを形成するものが存在する。例えば、特許文献1には、放物柱状曲面からなる第1反射面の一部に第2反射面を追加して設け、半導体型光源からの光を第1反射面で反射させることにより、拡散タイプの配光パターンを得るとともに、半導体型光源からの光を第2反射面で反射させることにより、オーバーヘッドサイン用の配光パターンを得る車両用灯具が記載されている。
特許文献1に記載の車両用灯具では、オーバーヘッドサイン用の配光パターンを得るための第2反射面を第1反射面の車両前方側に追加して設置しているので、車両用灯具全体のサイズが大きくなり小型化に適さないという問題がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両用灯具のサイズ拡大を抑制しつつ、上空光配光パターンを形成する技術を提供することにある。
本発明のある態様は、発光面を下向きにして配置される半導体発光素子と、半導体発光素子またはその近傍を焦点とする回転放物面を基調とした形状の第1リフレクタと、車体前方側で半導体発光素子に隣接して配置される第2リフレクタと、を備える車両用灯具である。第2リフレクタの反射面は、半導体発光素子からの光を第1リフレクタに向けて反射するように構成され、第1リフレクタの反射面は、半導体発光素子からの直接光を反射して、水平線よりも下側を照射する拡散配光パターンを形成するとともに、第2リフレクタからの反射光を反射して、水平線よりも上側を照射する上空光配光パターンを形成するように構成される。
この態様によると、第2リフレクタと第1リフレクタによる二回の反射を利用して、上空光配光パターンが形成される。このため、従来技術の車両用灯具と比較して、第1リフレクタの反射面の面積が減少しないので、拡散配光パターンの光度を維持することができる。また、上空光配光パターン形成用の第2リフレクタを、拡散配光パターン形成用の第1リフレクタの車両前方側に配置するのではなく第1リフレクタの上方に配置しているので、車両用灯具の車両前後方向長さが大きくならず、小型化に適している。
上記車両用灯具はコーナリングランプであってもよい。これによると、上空光配光パターンによって車体側方にいる歩行者の上半身も照射されるようになるため、ドライバーからの歩行者の視認性を高めることができる。
本発明によれば、車両用灯具のサイズ拡大を抑制しつつ、上空光配光パターンを形成することができる。
図1(a)は、拡散配光パターンと上空光配光パターンの両方を形成する従来技術に係る車両用灯具30を、光軸を含む垂直面で切断した概略断面図である。車両用灯具30は、例えばLED(Light Emitting Diode)である半導体発光素子32と、回転放物面を基調とした形状の反射面を有する第1リフレクタ34と、第1リフレクタ34よりも車両前方側に配置される第2リフレクタ36と、を備える。第1リフレクタ34は、図中に実線の軌跡で示すように、半導体発光素子32から発せられた光を水平よりもやや下方に反射して、拡散配光パターンを形成する。第2リフレクタ36は、図中に点線の軌跡で示すように、半導体発光素子32から発せられた光を上向きに反射して、上空光配光パターンを形成する。
図2は、車体前部右側に設置された車両用灯具30により、車両前方に位置する仮想鉛直スクリーン上に形成される各配光パターンの一例を示す。図示のように、第1リフレクタ34により形成される拡散配光パターン50は水平線Hの下側に広がり、第2リフレクタ36により形成される上空光配光パターン52は、水平線Hの上側に拡散配光パターンよりも狭い範囲に広がる。拡散配光パターンの光度は例えば2000カンデラであり、上空光配光パターンの光度は例えば150カンデラである。
図1(b)は、拡散配光パターンと上空光配光パターンの両方を形成する別の従来技術に係る車両用灯具40を、光軸を含む垂直面で切断した概略断面図である。車両用灯具40は、半導体発光素子42と、回転放物面を基調とした形状の反射面を有する一つのリフレクタ44と、を備える。リフレクタ44は、反射面の形状が相異なる第1部分44aと第2部分44bとを有している。リフレクタの第1部分44aは、図中に実線の軌跡で示すように、半導体発光素子42から発せられた光を水平よりもやや下方に反射して、拡散配光パターンを形成する。リフレクタの第2部分44bは、図中に点線の軌跡で示すように、半導体発光素子42から発せられた光を上向きに反射して、上空光配光パターンを形成する。
上記の車両用灯具30のように、上空光配光パターンを得るための第2リフレクタを第1リフレクタよりも車両前方側に別に設置すると、車両用灯具の車両前後方向長さが大きくなり小型化に適さない。これを回避すべく、上記の車両用灯具40のように、拡散配光パターンを形成するリフレクタの一部を上空光配光パターンの形成に利用すると、その分拡散配光パターンの光度が低下してしまうという問題がある。
図3は、本発明の一実施形態に係る車両用灯具10の概略平面図であり、図4は、車両用灯具10をA−A線を含む鉛直面で切断した概略断面図である。車両用灯具10は車両の車幅方向の左右に1灯ずつ配置され、その構造は実質的に左右対称なので、代表して車両右側に配置される車両用灯具10について以下で説明する。
車両用灯具10は、発光面を下向きにして配置される例えばLEDである半導体発光素子12と、回転放物面を基調とした形状の反射面を有する第1リフレクタ14と、第1リフレクタ14と相対するとともに、車両前方側で半導体発光素子12に隣接して配置される第2リフレクタ16と、を備える。発光素子12は、第1リフレクタ14の放物面の焦点またはその近傍に位置するように配置される。図3から分かるように、第2リフレクタ16は第1リフレクタ14よりもサイズがかなり小さく、光軸を法線とする平面で切断したとき略円形の断面となる反射面を有している。
第2リフレクタ16の反射面は、半導体発光素子12からの光を第1リフレクタ14に向けて反射するように構成される。第1リフレクタ14の反射面は、半導体発光素子12からの直接光を反射して、水平線よりも下側を照射する拡散配光パターンを形成するとともに、第2リフレクタ16からの反射光を反射して、水平線よりも上側を照射する上空光配光パターンを形成するように構成される。
この構成により、本実施形態に係る車両用灯具10では、第2リフレクタ16と第1リフレクタ14による二回の反射を利用して、上空光配光パターンが形成される。こうすると、従来技術の車両用灯具と比較して、第1リフレクタの反射面の面積が減少しないので、拡散配光パターンの光度を維持することができる。また、上空光配光パターン形成用の第2リフレクタを、拡散配光パターン形成用の第1リフレクタの車両前方側ではなく第1リフレクタの上方に配置しているので、車両用灯具の車両前後方向長さが大きくならず、小型化に適している。
本実施形態に係る車両用灯具は、コーナリングランプとして用いると特に有利である。一般に、コーナリングランプは車体への取り付け位置が低い(例えば、路面から400mm程度)ため、車体の側方に歩行者が存在する場合、歩行者の膝下程度しか拡散光で照射することができない。本実施形態に係る車両用灯具のように、上空光配光パターンを形成することで、車体側方にいる歩行者の上半身も照射されるようになるため、ドライバーからの歩行者の視認性を高めることができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、各実施形態を組み合わせたり、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような組み合わせられ、もしくは変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれる。上述の各実施形態同士、および上述の各実施形態と以下の変形例との組み合わせによって生じる新たな実施形態は、組み合わせされる実施形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
10 車両用灯具、 12 半導体発光素子、 14 第1リフレクタ、 16 第2リフレクタ。
Claims (2)
- 発光面を下向きにして配置される半導体発光素子と、
前記半導体発光素子またはその近傍を焦点とする回転放物面を基調とした形状の第1リフレクタと、
車体前方側で前記半導体発光素子に隣接して配置される第2リフレクタと、を備え、
前記第2リフレクタの反射面は、前記半導体発光素子からの光を前記第1リフレクタに向けて反射するように構成され、
前記第1リフレクタの反射面は、前記半導体発光素子からの直接光を反射して、水平線よりも下側を照射する拡散配光パターンを形成するとともに、前記第2リフレクタからの反射光を反射して、水平線よりも上側を照射する上空光配光パターンを形成するように構成されることを特徴とする車両用灯具。 - コーナリングランプであることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013005659A JP2014137896A (ja) | 2013-01-16 | 2013-01-16 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013005659A JP2014137896A (ja) | 2013-01-16 | 2013-01-16 | 車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014137896A true JP2014137896A (ja) | 2014-07-28 |
Family
ID=51415303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013005659A Pending JP2014137896A (ja) | 2013-01-16 | 2013-01-16 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014137896A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106574763A (zh) * | 2014-08-11 | 2017-04-19 | 株式会社小糸制作所 | 车辆用前照灯 |
KR101928751B1 (ko) | 2015-12-11 | 2018-12-13 | 에스엘 주식회사 | 차량용 램프 |
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2013
- 2013-01-16 JP JP2013005659A patent/JP2014137896A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106574763A (zh) * | 2014-08-11 | 2017-04-19 | 株式会社小糸制作所 | 车辆用前照灯 |
US10415779B2 (en) | 2014-08-11 | 2019-09-17 | Koito Manufacturing Co. Ltd. | Vehicle headlight |
CN106574763B (zh) * | 2014-08-11 | 2020-04-07 | 株式会社小糸制作所 | 车辆用前照灯 |
KR101928751B1 (ko) | 2015-12-11 | 2018-12-13 | 에스엘 주식회사 | 차량용 램프 |
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